JP3282802B2 - 中継コネクタ組立体及びそれに使用されるケーブル側コネクタ - Google Patents

中継コネクタ組立体及びそれに使用されるケーブル側コネクタ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブル回路
基板(FPC)等のフレキシブルケーブルと回路基板とを相
互接続するための中継コネクタ組立体及びそれに使用さ
れるケーブル側コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の中継コネクタ組立体とし
て、例えば、図15に示すものが知られている(特開平
10−284201号公報参照)。
【0003】この中継コネクタ組立体100は、FPC1
30に接続されるケーブル側コネクタ110と、回路基
板(図示せず)に接続されると共にケーブル側コネクタ
110と嵌合する基板側コネクタ120とを具備してい
る。
【0004】ケーブル側コネクタ110は、絶縁性のケ
ーブル側ハウジング111と、ケーブル側ハウジング1
11に1列状に取付けられた複数のケーブル側コンタク
ト112と、スライダ部材113と、スライダ部材11
3に取付けられ、ケーブル側ハウジング111の上下面
を摺動可能に挟持する金属製のケーブル側シェル114
とを具備している。各ケーブル側コンタクト112は、
一端側に基板側コネクタ120の基板側コンタクト12
2と嵌合接触する接触部112aを有し、他端側にFPC1
30の表面に形成された信号パターンに弾性的に接触す
る弾性接触片112b及びスライダ部材113の裏側を
支持する支持片112cを有している。そして、ケーブ
ル側シェル114は、スライダ部材113の表側に折り
曲げ配置され、FPC130の裏面に形成された接地面に
接触する接地接触部114aを有している。この接地接
触部114aは、スライダ部材113の横断方向に沿っ
てスライダ部材113の表面上に固定される金属平板部
で、ケーブル側コンタクト112の弾性接触片112b
の下方位置にまで延びて弾性接触片112bと対向し、
弾性接触片112bと接地接触部114aとでFPC130
を挟むようになっている。従って、FPC130の信号パ
ターンに接触する弾性接触片112bの弾性力によって
接地接触部114aと接地面との間の接触が保証されて
いる。
【0005】一方、基板側コネクタ120は、絶縁性の
基板側ハウジング121と、基板側ハウジング121に
1列状に取付けられ、ケーブル側コンタクト112の接
触部112aに嵌合接触すると共に回路基板上に半田接
続される複数の基板側コンタクト122と、基板側ハウ
ジング121を覆い、ケーブル側コネクタ110のケー
ブル側シェル114と接触する基板側シェル123とを
具備している。基板側シェル123は、回路基板上の接
地面に電気的に接触している。
【0006】ケーブル側コネクタ110と基板側コネク
タ120とを接続すると、ケーブル側コンタクト112
と基板側コンタクト122とが電気的に接触してFPC1
30の信号パターンと回路基板の信号パターンとが電気
的に接続され、更に、ケーブル側シェル114と基板側
シェル123とが接触してFPC130の接地面と回路基
板の接地面とが電気的に接触され、ケーブル側シェル1
14と基板側シェル123とによりシールド効果が生じ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の中継コネクタ組立体100にあっては、前述したよ
うに、FPC130の接地面とケーブル側シェル114の
接地接触部114aとの間の接触を保証するために、接
地接触部114aがケーブル側コンタクト112の弾性
接触片112bの下方位置にまで延びて弾性接触片11
2bと対向し、弾性接触片112bと接地接触部114
aとでFPC130を挟むようにしている。このため、弾性
接触片112bと接地接触部114aとがケーブル側ハウ
ジング111の上下方向において重なっているので、ケ
ーブル側コネクタ110及び中継コネクタ組立体100
の全体の高さが高くなり、それらのサイズが大きくなっ
てしまうという問題点があった。
【0008】一方、従来の中継コネクタ組立体100に
おいてその高さを低くするため、弾性接触片112bと
接地接触部114aとをケーブル側ハウジング111の
上下方向において重ならないように配置すると、弾性接
触片112bの弾性力を接地接触部114aが受けること
ができないので、FPC130の接地面とケーブル側シェ
ル114の接地接触部114aとの間の接触が確実にな
されない虞れが生じる。
【0009】従って、本発明の目的は、FPC等のフレキ
シブルケーブルの接地面とケーブル側シェルとの間の接
触を確実にすることができる全高の低い中継コネクタ組
立体及びそれに使用されるケーブル側コネクタを提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る中継コネク
タ組立体は、フレキシブルケーブルに接続されるケーブ
ル側コネクタと、該ケーブル側コネクタと嵌合すると共
に回路基板に接続される基板側コネクタとからなり、前
記ケーブル側コネクタが、絶縁性のケーブル側ハウジン
グと、該ケーブル側ハウジングに取付けられ、前記フレ
キシブルケーブルの信号パターンに接触するケーブル側
コンタクトと、前記フレキシブルケーブルを前記ケーブ
ル側コンタクトに対して押圧するスライダ部材と、前記
ケーブル側ハウジング及び前記スライダ部材を覆うと共
に前記フレキシブルケーブルの接地面に接触する金属製
のケーブル側シェルとを具備し、前記基板側コネクタ
が、絶縁性の基板側ハウジングと、該基板側ハウジング
に取付けられ、前記ケーブル側コンタクトに接触すると
共に前記回路基板の信号パターンに接続される基板側コ
ンタクトと、前記基板側ハウジングに取付けられ、前記
ケーブル側シェルに接触すると共に前記回路基板の接地
面に接続される金属製の基板側シェルとを具備した中継
コネクタ組立体において、前記ケーブル側シェルが、前
記フレキシブルケーブルの前記接地面に弾性的に接触す
る弾性接触片を有し、該弾性接触片は、前記ケーブル側
ハウジングの上下方向と直交する前記スライダ部材の前
記ケーブル側ハウジングへの挿入方向に沿って、前記ケ
ーブル側コンタクトと位置ずれして配置され、前記スラ
イダ部材のフレキシブルケーブル挿通用貫通孔の内壁
が、前記フレキシブルケーブルの前記接地面とは反対側
の面を支持することを特徴としている。
【0011】又、本発明に係るケーブル側コネクタは、
フレキシブルケーブルに接続されるケーブル側コネクタ
であって、絶縁性のケーブル側ハウジングと、該ケーブ
ル側ハウジングに取付けられ、前記フレキシブルケーブ
ルの信号パターンに接触するケーブル側コンタクトと、
前記フレキシブルケーブルを前記ケーブル側コンタクト
に対して押圧するスライダ部材と、前記ケーブル側ハウ
ジング及び前記スライダ部材を覆うと共に前記フレキシ
ブルケーブルの接地面に接触する金属製のケーブル側シ
ェルとを具備したケーブル側コネクタにおいて、前記ケ
ーブル側シェルが、前記フレキシブルケーブルの前記接
地面に弾性的に接触する弾性接触片を有し、該弾性接触
片は、前記ケーブル側ハウジングの上下方向と直交する
前記スライダ部材の前記ケーブル側ハウジングへの挿入
方向に沿って、前記ケーブル側コンタクトと位置ずれし
て配置され、前記スライダ部材のフレキシブルケーブル
挿通用貫通孔の内壁が、前記フレキシブルケーブルの前
記接地面とは反対側の面を支持することを特徴としてい
る。
【0012】前記弾性接触片が、前記ケーブル側シェル
に形成された前記フレキシブルケーブルを挿入するため
のフレキシブルケーブル挿入開口の両端近傍に配置され
た1対の弾性接触片で構成されていると効果的である。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は、本発明の中継コネクタ組立体の
信号ラインの接続状態を示す断面図、図2は、図1の中
継コネクタ組立体の接地ラインの接続状態を示す断面図
である。
【0014】図1及び図2において、中継コネクタ組立
体1は、フレキシブル回路基板(FPC)等のフレキシブル
ケーブルAに接続されるケーブル側コネクタ10と、ケ
ーブル側コネクタ10と嵌合すると共に回路基板Bに接
続される基板側コネクタ60とからなっている。
【0015】図3は、ケーブル側コネクタを構成するケ
ーブル側ハウジングにケーブル側コンタクトを組み込ん
だケーブル側コネクタ副組立体を示し、(A)は平面図、
(B)は正面図、(C)は底面図である。図4は、図3と同様
にケーブル側コネクタ副組立体を示し、(A)は右側面
図、(B)は図3(B)の4B−4B線に沿った断面図である。
図5は、ケーブル側コネクタを構成するスライダ部材を
示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)
は(B)の5D−5D線に沿った断面図である。図6は、ケ
ーブル側シェルを構成する下方ケーブル側シェルを示
し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)は
(A)の6D−6D線に沿った断面図である。図7は、ケー
ブル側シェルを構成する上方ケーブル側シェルを示し、
(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は右側面図である。
【0016】ケーブル側コネクタ10は、絶縁性のケー
ブル側ハウジング20と、ケーブル側ハウジング20に
1列状に取付けられ、フレキシブルケーブルAの上面に
形成された複数の信号パターン(図示せず)にそれぞれ
接触する複数のケーブル側コンタクト30と、フレキシ
ブルケーブルAをケーブル側コンタクト30に対して押
圧するスライダ部材40と、ケーブル側ハウジング20
及びスライダ部材40を覆うと共にフレキシブルケーブ
ルAの下面に形成された接地面(図示せず)に接触する
金属製のケーブル側シェル50とを具備している。
【0017】ケーブル側ハウジング20は、図1乃至図
4に示すように、絶縁性の樹脂を成形することによって
形成される長手方向(図3(A)における左右方向)に延
びる略直方体の部材であり、長手方向に連続して延びる
フレキシブルケーブル受容凹部21と、フレキシブルケ
ーブル受容凹部21の反対側に形成された長手方向に連
続して延びる基板側コネクタ受容凹部22と、長手方向
に沿って所定ピッチで配置され、フレキシブルケーブル
受容凹部21と基板側コネクタ受容凹部22とを連通さ
せるように延びる複数のコンタクト受容キャビティ23
とを具備している。ケーブル側ハウジング20の両側壁
には、後述する下方ケーブル側シェル50aに形成され
た複数の第2係止突起55aが係止されて下方ケーブル
側シェル50aの下方向の移動が規制される複数の係止
用突起26が突出形成されている。又、ケーブル側ハウ
ジング20の下壁25の長手方向両端側には、下方ケー
ブル側シェル50aに形成された1対の第1係止突起5
4aが入り込んで下方ケーブル側シェル50aのケーブル
側ハウジング20に対する前方側(図2における左方
側)の移動を規制する1対の係止用開口27が形成さ
れ、ケーブル側ハウジング20の下壁25の後端部に
は、下方ケーブル側シェル50aの後端に当接して下方
ケーブル側シェル50aの後方側への移動を規制するフ
ランジ部28aが形成されている。又、ケーブル側ハウ
ジング20の上壁24の後端部には、上方ケーブル側シ
ェル50bの後端に当接して上方ケーブル側シェル50b
のケーブル側ハウジング20に対する後方側への移動を
規制するフランジ部28bが形成されている。又、ケー
ブル側ハウジング20の上壁24の長手方向両端側に
は、フレキシブルケーブルAに形成された開口A1に入り
込んでフレキシブルケーブルAの引抜きを防止する突起
29が形成されている。
【0018】ケーブル側コンタクト30の各々は、ケー
ブル側ハウジング20のコンタクト受容キャビティ23
の各々に圧入固定されるものであり、金属板を打抜き加
工することによって形成される。そして、各ケーブル側
コンタクト30は、図1及び図4に示すように、ケーブ
ル側ハウジング20の上下壁24,25に圧入固定され
る圧入固定部31と、圧入固定部31の前側から前方に
延びてフレキシブルケーブル受容凹部21内に突出する
フレキシブルケーブル接触部32と、圧入固定部31の
後側から後方に延びて基板側コネクタ受容凹部22内に
突出する基板側コネクタ接触部33とを有している。フ
レキシブルケーブル接触部32は、図1に示すように、
圧入固定部31の前側から前方上方に延びてフレキシブ
ルケーブルAの上面に形成された信号パターンに弾性的
に接触するフレキシブルケーブル弾性接触片32a及び
圧入固定部31の前側から前方下方に延びてスライダ部
材40のフレキシブルケーブル押圧部43の下面を支持
する支持片32bを有している。一方、基板側コネクタ
接触部33は、図1に示すように、圧入固定部31の後
側から後方に延びて基板側コネクタ60の基板側コンタ
クト80の上下剪断縁面に弾性的に接触する1対の基板
側コンタクト弾性接触片33a,33bを有している。
【0019】スライダ部材40は、図1、図2及び図5
に示すように、絶縁性の樹脂を成形することによって形
成される長手方向(図5(A)における左右方向)に延び
る略直方体の部材である。そして、スライダ部材40
は、長手方向に延びるフレキシブルケーブル挿通用貫通
孔42を有する本体部41と、この本体部41からフレ
キシブルケーブル挿通用貫通孔42と略平行に突出して
いるフレキシブルケーブル押圧部43とを具備してい
る。フレキシブルケーブル押圧部43は、スライダ部材
40の長手方向に延び、図1及び図2に示すように、ケ
ーブル側ハウジング20のフレキシブルケーブル受容凹
部21内に入り込むと共にフレキシブルケーブルAの下
側に位置してケーブル側コンタクト30のフレキシブル
ケーブル弾性接触片32aに対してフレキシブルケーブ
ルAを押圧する。フレキシブルケーブル挿通用貫通孔4
2には、その底面で下方に凹み、フレキシブルケーブル
押圧部43と反対側に開口する拡大開口部42aが形成
されている。スライダ部材40の両側壁には、後述する
下方ケーブル側シェル50aに形成された複数の第2係
止突起55aの一部が係止されて下方ケーブル側シェル
50aの下方への移動が規制される係止段部44が形成
されている。又、スライダ部材40の上壁には、上方ケ
ーブル側シェル50bの前端に当接して上方ケーブル側
シェル50bのケーブル側ハウジング20に対する前方
側への移動を規制する凸部45が形成されている。
【0020】ケーブル側シェル50は、ケーブル側ハウ
ジング20の下側に取付けられ、ケーブル側ハウジング
20及びスライダ部材40の下側を覆う下方ケーブル側
シェル50aと、下方ケーブル側シェル50aの上側に取
付けられ、ケーブル側ハウジング20及びスライダ部材
40の上側を覆う上方ケーブル側シェル50bとからな
っている。
【0021】下方ケーブル側シェル50aは、金属板を
打抜き及び曲げ加工することによって形成されるもので
あり、図1、図2及び図6に示すように、長手方向(図
6(A)における左右方向)に延びてケーブル側ハウジン
グ20及びスライダ部材40の下面を覆う平板部51a
と、平板部51aの長手方向両側から立ち上げられた1
対の側壁52aと、平板部52aの前方側端部から立ち上
げられた前壁53aとを具備している。平板部51aの長
手方向両端側には、ケーブル側ハウジング20の1対の
係止用開口27内に入り込む1対の第1係止突起54a
が形成され、側壁52aには、ケーブル側ハウジング2
0の係止用突起26及びスライダ部材40の係止段部4
4に係止される複数の第2係止突起55aが形成されて
いる。又、側壁52a及び前壁53aの両端部側には、上
方ケーブル側シェル50bに形成された係止突起54b、
55bが入り込んで上方ケーブル側シェル50bの下方ケ
ーブル側シェル50aに対しての抜け止めを行う複数の
係止用開口56aが形成されている。そして、前壁53a
の略中央部には、フレキシブルケーブルAが挿入される
フレキシブルケーブル挿入開口57aが形成され、フレ
キシブルケーブル挿入開口57aの両端近傍には、前壁
53aから後方に向けて折り曲げ形成された1対の弾性
接触片58aが設けられている。これら弾性接触片58a
は、図1及び図2に示すように、フレキシブルケーブル
Aの下面に形成された接地面に弾性的に接触すると共に
ケーブル側ハウジング20の上下方向と直交するスライ
ダ部材40のケーブル側ハウジング20への挿入方向に
おいてケーブル側コンタクト30と位置ずれして配置さ
れている。このため、ケーブル側コネクタ10、ひいて
は中継コネクタ組立体1の全高を低くすることができる
と共にフレキシブルケーブルAの接地面とケーブル側シ
ェル50の接地接触部との間の接触を確実にすることが
できる。そして、弾性接触片58aは、スライダ部材4
0の拡大開口42aの上方に位置するので、フレキシブ
ルケーブルAの接地面に接触して下方に撓んでもスライ
ダ部材40と接触しない。又、弾性接触片58aは、下
方ケーブル側シェル50aに形成されたフレキシブルケ
ーブルAを挿入するためのフレキシブルケーブル挿入開
口57aの両端近傍に配置された1対の弾性接触片58a
で構成されているので、フレキシブルケーブルAの接地
面と弾性的に接触する際に確実に接触する。即ち、下方
ケーブル側シェル50aと上方ケーブル側シェル50bと
は、フレキシブルケーブル挿入開口57aの両端の外側
に位置する下方ケーブル側シェル50aの係止用開口5
6aと上方ケーブル側シェル50bの係止突起54b、5
5bとが係合することによって互いに結合されるので、
フレキシブルケーブル挿入開口57aの両端近傍に配置
された弾性接触片58aはフレキシブルケーブル挿入開
口57aの中央付近に配置される場合よりも相対的な位
置が上下方向に変位しずらくフレキシブルケーブルAの
接地面に対する接触が確実に行えることになる。又、平
板部51aの後端両側には、後述する基板側コネクタ6
0の基板側シェル90に弾性的に接触する1対の接地用
弾性接触片59aが上方に向けて突出形成されている。
【0022】上方ケーブル側シェル50bは、金属板を
打抜き及び曲げ加工することによって形成されるもので
あり、図1、図2及び図7に示すように、長手方向(図
7(A)における左右方向)に延びてケーブル側ハウジン
グ20及びスライダ部材40の上面を覆う平板部51b
と、平板部51bの長手方向両側から下方に折り曲げら
れた1対の側壁52bとを具備している。側壁52bに
は、下方ケーブル側シェル50aの側壁52aに形成され
た複数の係止用開口56aに係止される複数の係止突起
54bが形成されている。又、平板部51bの前端部の長
手両端側には、1対の前壁53bが下方に折り曲げ形成
され、それぞれの前壁53bには下方ケーブル側シェル
50aの前壁53aに形成された係止用開口56aに係止
される係止突起55bが形成されている。
【0023】次に、図8乃至図12を参照してケーブル
側コネクタ10の組立方法について説明する。図8はス
ライダ部材にフレキシブルケーブルを挿通した状態の側
面図、図9はケーブル側ハウジングのフレキシブルケー
ブル受容凹部内に図8のフレキシブルケーブルを入れ込
んだ状態の概略説明図、図10は図9の状態からスライ
ダ部材をケーブル側ハウジングのフレキシブルケーブル
受容開口内に挿入する方法の概略説明図、図11は図1
0の状態において下方ケーブル側シェルをケーブル側ハ
ウジングに取付ける方法の概略説明図、図12は図11
の状態において上方ケーブル側シェルを取付ける方法の
概略説明図である。
【0024】ケーブル側コネクタ10を組立てるには、
先ず、図8に示すように、フレキシブルケーブルAをス
ライダ部材40のフレキシブルケーブル挿通用貫通孔4
2内にフレキシブルケーブルAがフレキシブルケーブル
押圧部43上に位置するように貫通させる。次いで、図
9に示すように、フレキシブルケーブルAの端部をケー
ブル側ハウジング20のフレキシブルケーブル受容凹部
21内に挿入すると共に、図10に示すように、スライ
ダ部材40を矢印Aの方向に動かしてスライダ部材40
のフレキシブルケーブル押圧部43をケーブル側ハウジ
ング20のフレキシブルケーブル受容凹部21内に挿入
する。この際に、フレキシブルケーブルAの開口A1内に
ケーブル側ハウジング20の突起29が入り込み、フレ
キシブルケーブルAの抜け止めがなされる。その後、図
11に示すように、ケーブル側ハウジング20に対して
下方ケーブル側シェル50aを矢印B方向、即ち下方から
上方へ移動させると共に矢印C方向、即ち前方から後方
へスライドさせて下方ケーブル側シェル50aをケーブ
ル側ハウジング20に取付ける。この際に、下方ケーブ
ル側シェル50aの側壁52aに形成された複数の第2係
止突起55aはケーブル側ハウジング20の両側壁に形
成された係止用突起26及びスライダ部材40の係止段
部44上に係止されて下方ケーブル側シェル50aの下
方への移動が規制され、下方ケーブル側シェル50aの
平板部51aに形成された第1係止突起54aがケーブル
側ハウジング20の下壁25に形成された係止用開口2
7内に入り込んで下方ケーブル側シェル50aの前方側
への移動が規制され、下方ケーブル側シェル50aがケ
ーブル側ハウジング20の後端部に形成されたフランジ
部28aによって下方ケーブル側シェル50aの後方側へ
の移動が規制される。最後に、図12に示すように、ケ
ーブル側ハウジング20に対して上方ケーブル側シェル
50bを矢印D方向、即ち上方から下方へ移動させて上方
ケーブル側シェル50bをケーブル側ハウジング20に
取付ける。この際に、上方ケーブル側シェル50bの側
壁52bに形成された係止突起54b及び前壁53bに形
成された係止突起55bが下方ケーブル側シェル50aの
側壁52aに形成された係止用開口56a及び前壁53a
に形成された係止用開口56aに入り込んで上方ケーブ
ル側シェル50bの上下方向の移動が規制されると共
に、上方ケーブル側シェル50bの前後方向の移動がス
ライド部材40の凸部45及びケーブル側ハウジング2
0のフランジ部28bによって規制される。これら下方
及び上方ケーブル側シェル50a、50bによってスライ
ド部材40が支持される。そして、図1に示すように、
ケーブル側コンタクト30のフレキシブルケーブル接触
片32aがフレキシブルケーブルAの上面に形成された信
号パターンに弾性的に接触すると共に、ケーブル側コン
タクト30の支持片32bがスライダ部材40のフレキ
シブルケーブル押圧部43の下側を支持してフレキシブ
ルケーブル接触片32aの弾性力を受ける。又、図2に
示すように、下方ケーブル側シェル50aの弾性接触片
58aがフレキシブルケーブルAの下面に形成された接地
面に弾性的に接触する。本発明のケーブル側コネクタ1
0においては、前述のように、フレキシブルケーブルA
及びスライダ部材40をケーブル側ハウジング20に挿
入してから最後に上方及び下方ケーブル側シェル50
a、50bをケーブル側ハウジング20に取付けるように
しているので、フレキシブルケーブルAの接地面に接触
するケーブル側シェル50に設けられた接地接触部を弾
性のある弾性接触片58aで構成しても、弾性接触片5
8aの弾性舌片が何ら損傷することなく簡単にフレキシ
ブルケーブルAの接地面に接触させることができる。ケ
ーブル側シェル50をケーブル側ハウジング20に取付
けた後にフレキシブルケーブルAをスライダ部材40を
介してケーブル側ハウジング20内に挿入するようにす
ると、フレキシブルケーブルAが弾性接触片58aに接触
してフレキシブルケーブルAを円滑にケーブル側ハウジ
ング20内に挿入することができず、又、フレキシブル
ケーブルAによって弾性接触片58aが変形してしまうこ
とがある。
【0025】次に、基板側コネクタ60を図1、図2、
図13及び図14を参照して説明する。図13は、基板
側コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は
底面図である。図14は、基板側コネクタを示し、(A)
は右側面図、(B)は図13(A)の14B−14B線に沿った
断面図である。
【0026】基板側コネクタ60は、絶縁性の基板側ハ
ウジング70と、基板側ハウジング70に1列状に取付
けられ、ケーブル側コンタクト30に接触すると共に回
路基板Bの信号パターンに接続される複数の基板側コン
タクト80と、基板側ハウジング70に取付けられ、ケ
ーブル側シェル50に接触すると共に回路基板Bの接地
面に電気的に接続される金属製の基板側シェル90とを
具備している。
【0027】基板側ハウジング70は、図13に示すよ
うに、絶縁性の樹脂を成形することによって形成される
ものであり、長手方向(図13(A)における左右方向)
に延びる略直方体の本体部71と、本体部71から前方
(図13(A)における下方)に延びるプラットフォーム
部72とを具備している。本体部71には、長手方向に
沿ってケーブル側ハウジング20に形成されたコンタク
ト受容キャビティ23と同一ピッチで配置された複数の
コンタクト受容キャビティ73が形成されている。各コ
ンタクト受容キャビティ73は、プラットフォーム部7
2の先端近傍に至るまで延びている。本体部71の長手
方向両端には、回路基板Bへの1対の表面実装部74が
設けられている。各表面実装部74には、金属板を打抜
き及び曲げ加工することによって形成されたソルダペグ
75を圧入固定するための圧入用凹部76がコンタクト
受容キャビティ73と同一方向に沿って形成されてい
る。圧入用凹部76は、表面実装部74の前面に開口し
ている。各表面実装部74には、基板側コネクタ60を
回路基板B上に実装する際に基板側コネクタ60を位置
決めするための位置決めポスト79が下方に向けて突出
形成されている。又、本体部71の上下面の後端部に
は、基板側シェル90を基板側ハウジング70へ係止す
るための複数の係止突起77が設けられ、プラットフォ
ーム部72の上面には、ケーブル側ハウジング20に形
成された開口29aに入り込んで基板側ハウジング70
をケーブル側ハウジング20にラッチする1対の突起7
8が設けられている。
【0028】各基板側コンタクト80は、金属板を打抜
き加工することによって形成され、コンタクト受容キャ
ビティ73の上下壁に圧入固定される圧入固定部81
と、圧入固定部81から前方に延び、上下剪断面でケー
ブル側コンタクト30の基板側コネクタ接触部33に挟
まれて接触する接触部82と、圧入固定部81から後方
に延び、回路基板Bの信号パターンに半田接続される半
田接続部83とを具備している。各基板側コンタクト8
0は、コンタクト受容キャビティ73に基板側ハウジン
グ20の後側から圧入固定される。
【0029】基板側シェル90は、金属板を打抜き及び
曲げ加工することによって形成されるものであり、長手
方向(図13(A)における左右方向)に延びて基板側ハ
ウジング70の本体部71の上面を覆う第1平板部91
と、長手方向に延びて本体部71の下面を覆う第2平板
部92と、第1平板部91及び第2平板部92の長手方
向両端の後端部を連結する1対の連結部93とを具備し
ている。第1平板部91及び第2平板部92の後端部に
は、基板側ハウジング20の係止突起77が入り込んで
係止される複数の開口94が形成されている。基板側シ
ェル90は、基板側ハウジング70の後方から基板側コ
ンタクト80の圧入方向と同一方向で基板側ハウジング
70に係止される。又、第2平板部92の長手方向両端
の前端部からは、基板側ハウジング70のプラットフォ
ーム部72の下面に沿って配置され、下方ケーブル側シ
ェル50bに形成された1対の接地用弾性接触片59aに
接触する1対の接地接触部95が前方に向けて突出形成
されている。そして、各連結部93の外側縁には、後方
に向けてやや外側に開きつつ延びるソルダペグ用弾性接
触片96が設けられている。ソルダペグ75は、基板側
コンタクト80の圧入方向と反対方向において表面実装
部74の前方から圧入用凹部76内に圧入固定され、こ
の際にソルダペグ75の内側剪断縁がソルダペグ用弾性
接触片96の側部に弾性的に接触する。ソルダペグ75
は、回路基板B上に形成された接地面に半田接続されて
基板側コネクタ60を回路基板B上に固定されるので、
基板側シェル90は、ソルダペグ75を介して回路基板
Bの接地面に電気的に接触することになる。そして、ソ
ルダペグ75は、基板側シェル90の係止方向及び基板
側コンタクト80の圧入方向と直交する方向ではなく対
向する反対方向において圧入固定されるので、基板側ハ
ウジング70に対する基板側コンタクト80、基板側シ
ェル90及びソルダペグ75の組付けが簡単に行える。
そして、ソルダペグ75の基板実装部74への圧入固定
及び基板側シェル90の基板側ハウジング70への係止
の順序は問わない。
【0030】図1及び図2に示すように、ケーブル側コ
ネクタ10と基板側コネクタ60とを接続すると、ケー
ブル側コンタクト30と基板側コンタクト80とが電気
的に接触してフレキシブルケーブルAの信号パターンと
回路基板Bの信号パターンとが電気的に接続され、更
に、ケーブル側シェル50と基板側シェル90とが接触
してフレキシブルケーブルAの接地面と回路基板Bの接地
面とが電気的に接触され、ケーブル側シェル50と基板
側シェル90とによりシールド効果が生じる。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る中継コネクタ組立体によ
れば、ケーブル側コネクタのケーブル側シェルが、フレ
キシブルケーブルの接地面に弾性的に接触する弾性接触
片を有し、該弾性接触片は、ケーブル側ハウジングの上
下方向と直交するスライダ部材の前記ケーブル側ハウジ
ングへの挿入方向においてケーブル側コンタクトと位置
ずれして配置されているので、ケーブル側コネクタ、ひ
いてはケーブル側コネクタ及びケーブル側コネクタと嵌
合する基板側コネクタからなる中継コネクタ組立体の全
高を低くすることができると共にフレキシブルケーブル
の接地面とケーブル側シェルの接地接触部との間の接触
を確実にすることができる。
【0032】請求項2に係るケーブル側コネクタによれ
ば、ケーブル側シェルが、フレキシブルケーブルの接地
面に弾性的に接触する弾性接触片を有し、該弾性接触片
は、ケーブル側ハウジングの上下方向と直交するスライ
ダ部材の前記ケーブル側ハウジングへの挿入方向におい
てケーブル側コンタクトと位置ずれして配置されている
ので、ケーブル側コネクタの全高を低くすることができ
ると共にフレキシブルケーブルの接地面とケーブル側シ
ェルの接地接触部との間の接触を確実にすることができ
る。
【0033】請求項3に係るケーブル側コネクタによれ
ば、前記弾性接触片が、前記ケーブル側シェルに形成さ
れた前記フレキシブルケーブルを挿入するためのフレキ
シブルケーブル挿入開口の両端近傍に配置された1対の
弾性接触片で構成されているので、弾性接触片は、フレ
キシブルケーブルの接地面と弾性的に接触する際に確実
に接触することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中継コネクタ組立体の信号ラインの接
続状態を示す断面図である。
【図2】図1の中継コネクタ組立体の接地ラインの接続
状態を示す断面図である。
【図3】ケーブル側コネクタを構成するケーブル側ハウ
ジングにケーブル側コンタクトを組み込んだケーブル側
コネクタ副組立体を示し、(A)は平面図、(B)は正面図、
(C)は底面図である。
【図4】図3と同様にケーブル側コネクタ副組立体を示
し、(A)は右側面図、(B)は図3(B)の4B−4B線に沿っ
た断面図である。
【図5】ケーブル側コネクタを構成するスライダ部材を
示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面図、(D)
は(B)の5D−5D線に沿った断面図である。
【図6】ケーブル側シェルを構成する下方ケーブル側シ
ェルを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は右側面
図、(D)は(A)の6D−6D線に沿った断面図である。
【図7】ケーブル側シェルを構成する上方ケーブル側シ
ェルを示し、(A)は正面図、(B)は底面図、(C)は右側面
図である。
【図8】スライダ部材にフレキシブルケーブルを挿通し
た状態の側面図である。
【図9】ケーブル側ハウジングのフレキシブルケーブル
受容凹部内に図8のフレキシブルケーブルを入れ込んだ
状態の概略説明図である。
【図10】図9の状態からスライダ部材をケーブル側ハ
ウジングのフレキシブルケーブル受容開口内に挿入する
方法の概略説明図である。
【図11】図10の状態において下方ケーブル側シェル
をケーブル側ハウジングに取付ける方法の概略説明図で
ある。
【図12】図11の状態において上方ケーブル側シェル
を取付ける方法の概略説明図である。
【図13】基板側コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は
正面図、(C)は底面図である。
【図14】基板側コネクタを示し、(A)は右側面図、(B)
は図13(A)の14B−14B線に沿った断面図である。
【図15】従来例の中継コネクタ組立体の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 中継コネクタ組立体 10 ケーブル側コネクタ 20 ケーブル側ハウジング 30 ケーブル側コンタクト 40 スライダ部材 50 ケーブル側シェル 57a フレキシブルケーブル挿入開口 58a 弾性接触片 60 基板側コネクタ 70 基板側ハウジング 80 基板側コンタクト 90 基板側シェル A フレキシブルケーブル B 回路基板

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレキシブルケーブルに接続されるケーブ
    ル側コネクタと、該ケーブル側コネクタと嵌合すると共
    に回路基板に接続される基板側コネクタとからなり、前
    記ケーブル側コネクタが、絶縁性のケーブル側ハウジン
    グと、該ケーブル側ハウジングに取付けられ、前記フレ
    キシブルケーブルの信号パターンに接触するケーブル側
    コンタクトと、前記フレキシブルケーブルを前記ケーブ
    ル側コンタクトに対して押圧するスライダ部材と、前記
    ケーブル側ハウジング及び前記スライダ部材を覆うと共
    に前記フレキシブルケーブルの接地面に接触する金属製
    のケーブル側シェルとを具備し、前記基板側コネクタ
    が、絶縁性の基板側ハウジングと、該基板側ハウジング
    に取付けられ、前記ケーブル側コンタクトに接触すると
    共に前記回路基板の信号パターンに接続される基板側コ
    ンタクトと、前記基板側ハウジングに取付けられ、前記
    ケーブル側シェルに接触すると共に前記回路基板の接地
    面に接続される金属製の基板側シェルとを具備した中継
    コネクタ組立体において、 前記ケーブル側シェルが、前記フレキシブルケーブルの
    前記接地面に弾性的に接触する弾性接触片を有し、 該弾性接触片は、前記ケーブル側ハウジングの上下方向
    と直交する前記スライダ部材の前記ケーブル側ハウジン
    グへの挿入方向に沿って、前記ケーブル側コンタクトと
    位置ずれして配置され 前記スライダ部材のフレキシブルケーブル挿通用貫通孔
    の内壁が、前記フレキシブルケーブルの前記接地面とは
    反対側の面を支持する ことを特徴とする基板取付型コネ
    クタ。
  2. 【請求項2】フレキシブルケーブルに接続されるケーブ
    ル側コネクタであって、絶縁性のケーブル側ハウジング
    と、該ケーブル側ハウジングに取付けられ、前記フレキ
    シブルケーブルの信号パターンに接触するケーブル側コ
    ンタクトと、前記フレキシブルケーブルを前記ケーブル
    側コンタクトに対して押圧するスライダ部材と、前記ケ
    ーブル側ハウジング及び前記スライダ部材を覆うと共に
    前記フレキシブルケーブルの接地面に接触する金属製の
    ケーブル側シェルとを具備したケーブル側コネクタにお
    いて、 前記ケーブル側シェルが、前記フレキシブルケーブルの
    前記接地面に弾性的に接触する弾性接触片を有し、 該弾性接触片は、前記ケーブル側ハウジングの上下方向
    と直交する前記スライダ部材の前記ケーブル側ハウジン
    グへの挿入方向に沿って、前記ケーブル側コンタクトと
    位置ずれして配置され 前記スライダ部材のフレキシブルケーブル挿通用貫通孔
    の内壁が、前記フレキシブルケーブルの前記接地面とは
    反対側の面を支持する ことを特徴とするケーブル側コネ
    クタ。
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