JP3281888B2 - フレキシブルコンテナからの粉流体搬送方法及びその装置、並びにフレキシブルコンテナ用排出ユニット - Google Patents
フレキシブルコンテナからの粉流体搬送方法及びその装置、並びにフレキシブルコンテナ用排出ユニットInfo
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Description
送に使用されるフレキシブルコンテナから粉粒体を取り
出し、所要の搬送先に搬送するフレキシブルコンテナか
らの粉粒体搬送方法、その方法を実施するためのフレキ
シブルコンテナからの粉粒体搬送装置及びこの装置に用
いられるフレキシブルコンテナ用排出ユニットに関し、
特に粉粒体を周囲に放散させずに、長距離あるいは高所
への搬送が可能になり、しかも、荷受設備費用が安価
で、フレキシブルコンテナの体積及び重量を増大させる
ことがないようにしたフレキシブルコンテナからの粉粒
体搬送方法及びその装置、並びにフレキシブルコンテナ
用排出ユニットに関する。
は、原料粉を入れた袋を開封し、荷受ホッパーあるいは
第1段の処理装置のホッパーに落下させていたが、これ
らのホッパーへの投入作業は、有害な原料粉の粉塵が周
囲に飛散するので、きつい、汚い、危険、のいわゆる3
Kの作業となり、作業者に敬遠されている。
散を無くすために、原料粉を輸送する容器として例えば
図8に示すようなフレキシブルコンテナ100が用いら
れる。このフレキシブルコンテナ100は上部に密封可
能な投入口102を有する本体101と、本体101の
下端に連続させた排出部103とを備え、この排出部1
03の中間部を紐104等により縛って密封し、更にこ
の排出部103を折り返して別の紐105で結束した状
態で投入口102から粉粒体を充填し、充填完了後に投
入口102を密封して保管或いは輸送される。
束する紐105を解いて、図9に示すように、排出部1
03の下端部を粉粒体搬送装置106の荷受ホッパー1
07の投入口に差し込んだり、図10に示すように、排
出部103の下端部を荷受ホッパー107の投入口の外
周囲にかぶせ、密封状に締め付けたりした後、排出部1
03の中間部を閉じている紐104を解いてフレキシブ
ルコンテナ100内の原料粉を荷受ホッパー107に落
下させ、荷受ホッパー107の下端部に連通させた排出
ユニット108から搬送管110で所要の搬送先に搬送
する方法が採られている。
ー107と、荷受ホッパー107の下端部に接続された
排出ユニット108と、この排出ユニット108を介し
て荷受ホッパー107内の粉粒体に流体を圧入する加圧
流体供給源109と、この加圧流体の圧入により流動性
を高められた粉粒体が排出ユニット108を介して圧入
される搬送管110とを備え、必要に応じて搬送先に粉
粒体を加圧流体から分離して回収する回収手段111が
設けられている。
体は第2段の粉粒体搬送装置106の荷受ホッパー10
7に投下され、この荷受ホッパー107からその段の粉
粒体搬送装置106の回収手段111に搬送され、更に
次の段の粉粒体搬送装置106の中継ホッパー或いは第
1段の処理装置に投下される。
りフレキシブルコンテナ100から排出しているこれら
の方法では、まず、フレキシブルコンテナ100から原
料粉を受け取るための荷受ホッパー107が必要になる
ので、荷受先の設備費用が高価になるという問題があ
る。
圧を高くすると荷受ホッパー107からフレキシブルコ
ンテナ100の排出部103が簡単に外れるので、搬送
圧を一定以上高めることができず、その結果、搬送距離
はせいぜい10m、搬送揚程はせいぜい2〜3mにしか
設定できず、通常、水平距離にして15〜30m、高低
差にして数mないし十数m離れている荷受ホッパー10
7と第1段の処理装置との間には2〜3段の粉粒体搬送
装置106を設置する必要があり、荷受側の設備費用は
一層高価になるという問題がある。
下端部を荷受ホッパー107の投入口に差し込む場合に
は、フレキシブルコンテナ100から粉粒体を投下する
時に排出部103と荷受ホッパー107の投入口の間か
ら粉塵が舞上がり、周囲に放散されるという問題があ
る。
100の排出部103の下端部を荷受ホッパー107の
投入口の外周面に縛り付ける場合には、フレキシブルコ
ンテナ100の下端部と荷受ホッパー107の投入口と
の間に粉粒体が溜まり、投下後にフレキシブルコンテナ
100を荷受ホッパー107から外す時にこの粉粒体が
周囲に飛散するという問題がある。
100の下端開口周縁部を荷受ホッパー107に縛りつ
けているだけであるので、粉粒体搬送装置106の搬送
圧を高くするとフレキシブルコンテナ100が荷受ホッ
パー107から外れて、フレキシブルコンテナ100内
の原料粉が周囲に散乱するという問題がある。
キシブルコンテナの本体の下端に排出部の代わりに合成
樹脂からなるたらい状のパレットを連結し、このパレッ
トを介して本体の内部に加圧流体を圧入して粉粒体の流
動性を高め、本体内の粉粒体をパレットの横周面に設け
た排出ゲートに落下させたり、本体の上端に設けた排気
口に吹き上げたりして取り出すようにした特別なフレキ
シブルコンテナが市販されるようになった(米国、ミズ
リー州、セミバルクシステムス社、商品名:エアパレッ
トシステム)。
ば、荷受側では荷受ホッパー及び粉粒体搬送装置の排出
ユニットを設けずに済むので、荷受側の設備費用が安価
になる上、排出ゲート及び/又は排気口は例えば自閉式
継手を用いることにより密封できるようにしているの
で、周囲にほとんど粉塵を放散することなく搬送管を接
続したり、解離したりすることができる。
レキシブルコンテナは、下部に合成樹脂製のパレットを
連結しているため、粉粒体を充填した状態でも、風袋状
態でもその占有スペースが大きく、保管コストや輸送コ
ストが割高になるという問題がある。
トを設けているのでフレキシブルコンテナ自体の価格が
かなり高価になり、このフレキシブルコンテナ自体のコ
スト、保管コスト及び輸送コストなどのコスト上昇を考
慮すると、実用性に問題が生じることがある。
鑑みて、粉粒体の周囲への放散の防止と荷受設備の簡略
化とを図れる上、保管コスト、輸送コスト、及びフレキ
シブルコンテナ自体のコストをほとんど増加させること
がなく、しかも、搬送距離や搬送揚程を増大することが
できるフレキシブルコンテナを提案した。
能な投入口を有する本体と、この本体の下部から連出さ
れたスリーブと、このスリーブの先端部に連設され、か
つ粉粒体搬送装置の排出ユニットが密封状に接続される
接続部とを備える、という技術手段を採用するフレキシ
ブルコンテナを開発したのである。
その上面が前記本体の底面と互いに全面的に、かつ、密
封状に連通され、又、前記接続部の方向に向かって先細
りの形状に、かつ、その軸線を本体の軸線に対して先下
がりに傾斜させた形状に形成され、しかも、前記スリー
ブの先端から所定の長さにわたる部分が、粉粒体を充填
せずに本体の一横側面に沿って折り上げられ、前記本体
に、又は、前記本体とスリーブとにわたって設けた保持
手段により本体の一横側面に沿って折り上げた状態で保
持される、という技術的手段を採用するものである。
な粉粒体の保管や輸送に使用される前記フレキシブルコ
ンテナを一層有益なものとすべく、このフレキシブルコ
ンテナからの粉粒体搬送方法、粉粒体搬送装置、及びこ
のフレキシブルコンテナ用排出ユニットについて開発し
たのである。
下、本発明方法という。)は、粉粒体が充填される本体
と、これの下部から連出されたスリーブとを備え、該ス
リーブの少なくとも先端から所定の長さにわたる部分を
前記本体の一横側面に沿って折り上げた後、該本体内に
粉粒体を充填したフレキシブルコンテナと、後述する本
発明に係る粉粒体搬送装置とを用い、粉粒体が充填され
ずに前記本体の一横側面に沿って折り上げられたスリー
ブの先端部に粉粒体搬送装置の排出ユニットを密封状に
接続し、この後、スリーブ及び排出ユニットを本体の下
方に垂れ下げてから、粉粒体搬送装置の流体供給源より
流体を前記排出ユニットの供給管を介してフレキシブル
コンテナ内に供給し、この流体の供給により前記フレキ
シブルコンテナ内で流動性を高めた粉粒体を前記排出ユ
ニットの排出管を介して粉粒体搬送装置の搬送管に排出
して所定の搬送先に搬送することにより、粉粒体の周囲
への放散の防止と、荷受設備の簡略化及び荷受設備の低
減を図ることができる上、保管コスト、輸送コスト、及
びフレキシブルコンテナ自体のコストを廉価にし、しか
も、搬送距離や搬送揚程を増大できるフレキシブルコン
テナからの粉粒体搬送方法を提供することを目的とす
る。
らの粉粒体搬送装置(以下、本発明装置という。)は、
前記本発明方法を実施でき、もって、粉粒体の周囲への
放散の防止と、荷受設備の簡略化及び荷受設備の低減を
図ることができる上、保管コスト、輸送コスト、及びフ
レキシブルコンテナ自体のコストを廉価にし、しかも、
搬送距離や搬送揚程を増大できるフレキシブルコンテナ
からの粉粒体搬送装置を提供することを目的とする。
用排出ユニット(以下、本発明ユニットという。)は、
特に前記本発明方法及び本発明装置に用いる上で、当該
排出ユニとが密封状に接続されるスリーブを備えるフレ
キシブルコンテナとの接続が容易に、かつ、簡単に行え
る上、構成が簡単で安価なフレキシブルコンテナ用排出
ユニットを提供することを目的とする。
キシブルコンテナは、まず、上部に密封可能な投入口を
有する本体と、この本体の下部から連出されたスリーブ
と、このスリーブの先端部に連設され、かつ、粉粒体搬
送装置の排出ユニットが密封状に接続される接続部とを
備える、という技術的手段を採用する。
における、前記スリーブは、その上面が前記本体の底面
と互いに全面的に、かつ、密封状に連通され、又、前記
接続部の方向に向かって先細りの形状に、かつ、その軸
線を本体の軸線に対して先下がりに傾斜させた形状に形
成され、しかも、前記スリーブの先端から所定の長さに
わたる部分が、粉粒体を充填せずに本体の一横側面に沿
って折り上げられ、前記本体に、又は、前記本体とスリ
ーブとにわたって設けた保持手段により本体の一横側面
に沿って折り上げた状態で保持される得ることを特徴と
するものである。
スリーブを、排出部を有する従来のフレキシブルコンテ
ナと同様の手順で、或いは、後述するように継手を用い
て直接に粉粒体搬送装置の排出ユニットに密封状に接続
することができ、フレキシブルコンテナと粉粒体搬送装
置との接続時に周囲に粉粒体が放散されることを防止で
きたのである。
比べると排出ユニットの周縁の長さは短いので、搬送中
にスリーブと排出ユニットとの間や排出ユニットの端縁
部に残留する粉粒体の量が少なくなり、スリーブと排出
ユニットとを解離する時の周囲への粉粒体の放散をほと
んど無くすことができ、実施の態様によってはスリーブ
と排出ユニットとを解離する時の周囲への粉粒体の放散
を完全に無くすことができたのである。
して簡略化することができ、これにより、荷受側の設備
コストを削減できたのである。
リーブを有する従来のフレキシブルコンテナのスリーブ
の先端部に接続部を付加するだけであるので、内部に粉
粒体を充填した実袋時及び風袋時の体積及び重量をスリ
ーブを有する従来のフレキシブルコンテナに比べてほと
んど増加させずに済み、保管コスト及び輸送コストを低
価格に押さえることができると共に、フレキシブルコン
テナ自体、構成が簡単であり、容易に実施できるといっ
た利点も有するものである。
コンテナからの粉粒体搬送方法、粉粒体搬送装置、及び
このフレキシブルコンテナ用排出ユニットに係るもので
あり、以下、粉粒体搬送方法、粉粒体搬送装置、及びこ
のフレキシブルコンテナ用排出ユニットについて、順に
詳細に説明する。
流体を、排出ユニットを介して当該排出ユニットが密封
状に接続されたスリーブを備えるフレキシブルコンテナ
内に導入し、この流体の供給によりフレキシブルコンテ
ナ内で流動性を高めた粉粒体を、当該フレキシブルコン
テナに接続された搬送管に排出して所定の搬送先に搬送
するフレキシブルコンテナからの粉粒体搬送方法におい
て、前記の目的を達成するため、以下のような技術的手
段を講じている。
下部から連出されたスリーブとを備え、該スリーブの少
なくとも先端から所定の長さにわたる部分を前記本体の
一横側面に沿って折り上げた後、該本体内に粉粒体を充
填した前記のフレキシブルコンテナと後述する粉粒体搬
送装置とを、粉粒体が充填されずに前記本体の一横側面
に沿って折り上げられたスリーブの先端部に粉粒体搬送
装置の排出ユニットを密封状に接続し、この後、スリー
ブ及び排出ユニットを本体の下方に垂れ下げてから、粉
粒体搬送装置の流体供給源より流体を前記排出ユニット
の供給管を介してフレキシブルコンテナ内に供給し、こ
の流体の供給により前記フレキシブルコンテナ内で流動
性を高めた粉粒体を前記排出ユニットの排出管を介して
粉粒体搬送装置の排出管に排出して所定の搬送先に搬送
することを特徴とする。
体の搬送終了後にフレキシブルコンテナの接続部が粉粒
体搬送装置の排出ユニットから解離される。
されるスリーブを備えるフレキシブルコンテナにおいて
そのスリーブを、排出部を有する従来のフレキシブルコ
ンテナと同様にして、或いは、継手を用いて直接に粉粒
体搬送装置の排出ユニットに密封状に接続することがで
き、フレキシブルコンテナと粉粒体搬送装置との接続時
周囲に粉粒体が放散されることを防止できる。
て、特に、流体供給源から流体をフレキシブルコンテナ
内に供給する排出ユニットの供給管と、流動性を高めら
れた粉粒体をフレキシブルコンテナから搬送管に排出す
る排出ユニットの排出管とが同軸状に内外二重に配置さ
れ、前記スリーブに排出ユニットを接続したときに、前
記供給管を該スリーブの先端部よりも本体側で開口さ
せ、前記排出管と前記スリーブの先端部とを密封状に、
かつ互いに連通させるので、スリーブと排出ユニットと
の接続が容易になる上、供給管から噴出する加圧流体が
粉粒体の流動性を高めた状態で排出管に流入させること
ができ、確実に粉粒体の流動性が高められるのである。
比べると排出ユニットの周縁の長さは短いので、搬送中
にスリーブと排出ユニットとの間や排出ユニットの端縁
部に残留する粉粒体の量が少なくなり、スリーブと排出
ユニットとを解離する時の周囲への粉粒体の放散をほと
んど無くすことができ、実施の態様によってはスリーブ
と排出ユニットとを解離する時の周囲への粉粒体の放散
を完全に無くすことができる。
して簡略化することができ、荷受側の設備コストを著し
く削減できる。
らの粉粒体搬送方法において用いられるフレキシブルコ
ンテナは、スリーブの先端部に接続部を付加するだけで
あるので、内部に粉粒体を充填した実袋時及び風袋時の
体積及び重量を排出部を有する従来のフレキシブルコン
テナに比べてほとんど増加させずに済み、保管コスト及
び輸送コストを低価格に押さえることができると共に、
フレキシブルコンテナ自体、構成が簡単であり、容易に
実施できる。
が、本発明方法に用いられるフレキシブルコンテナにつ
いては、粉粒体が充填される本体と、これの下部から連
出されたスリーブとを備え、該スリーブの少なくとも先
端から所定の長さにわたる部分を前記本体の一横側面に
沿って折り上げることができ、しかもこのスリーブの先
端部に排出ユニットが密封状に接続されるものであれば
よい。
テナと排出ユニットとの接続時及び解離時の周囲への粉
粒体の放散を一層減少させるために、少なくともその先
端部及び前記接続部をこの接続部の先端開口が上向きに
開口するように、本体の横側面に折り畳める形状に形成
されたスリーブを有するフレキシブルコンテナを用い、
少なくとも前記スリーブの先端部及び前記接続部をこの
接続部の先端開口が上向きに開口するように本体の横側
面に折り畳んだ状態で接続部に排出ユニットを接続し、
次いで、このスリーブにおける先端部及び前記接続部の
折り畳みを解いて展開し、粉粒体を搬送する。
前記スリーブの先端部及び前記接続部をこの接続部の先
端開口が上向きに開口するように本体の横側面に折り畳
んでから排出ユニットを接続部から解離することが推奨
される。
と排出ユニットとの接続時及び解離時の周囲への粉粒体
の放散を確実に減少させるために、本体とスリーブとに
わたって当該スリーブの少なくとも先端部及び接続部を
この接続部の先端開口が上向きに開口するように本体の
横側面に折り畳んだ状態に保持する保持手段を設けて、
フレキシブルコンテナと排出ユニットとの接続時及び解
離時に先端開口が上向きに開口するように保持させるこ
とが好ましい。
完了させることができるので、排出ユニットを離脱させ
ると、離脱部より外気を吸引する方向に働くため粉粒体
の放散を一層減少させることができる。
接続する方法としては、排出ユニットのフレキシブルコ
ンテナへの開口部の周縁外側に接続部を被せて押さえる
方法を採用することができるが、この他に、スリーブの
先端部に連設された継手を介してスリーブの先端部に粉
粒体搬送装置の排出ユニットを密封状に接続させる方法
があり、接続作業の作業性及び操作性を高める上では後
者が優れている。従って、本発明方法においては、前記
接続部と前記排出ユニットとを継手を介して接続するこ
とが推奨される。
ユニオン継手、フランジ継手などを用いることも可能で
あるが、接続作業の作業性及び操作性を一層高めるため
に、例えば町野式急速継手、自閉式急速継手などの急速
継手や、後述するレバー式カップリング継手など、ワン
タッチ操作で連結及び解離ができるものを用いることが
好ましい。
ブルコンテナに圧入される加圧流体は、粉粒体の流動性
を高める作用及び粉粒体を搬送管に排出、流入する作用
を有しているが、例えば搬送される粉粒体が微粉末のよ
うに緻密化し易い場合には、搬送特性によっては粉粒体
の流動性を高める作用が特に必要になる。又、ペレット
状の粉粒体のように流動性が良い場合には粉粒体の搬送
管への流入を制御する作用が特に必要になる。
る粉粒体の嵩比重や流動性が大きい場合に、排出ユニッ
トからフレキシブルコンテナ内に供給される流体を排出
ユニット内で分流させて、その一つの流れを排出管の先
端からフレキシブルコンテナ内に供給し、他の流れをこ
れよりも排出管の基端部でフレキシブルコンテナから搬
送管に排出される粉粒体の流れに合流させることによ
り、粉粒体を搬送管に排出、流入の制御をし易くするこ
とにより、粉粒体を最適の条件で搬送できるようにな
る。
れ、フレキシブルコンテナ内で流動性が高められて搬送
管に排出される粉粒体の流れに合流させる流体の分流量
が調整可能であるようにすれば、嵩比重の異なる複数種
類の粉粒体のそれぞれの搬送特性に対応してこの分流量
を調整することにより、それぞれの粉粒体を最適の条件
で搬送できるようになる。
或いは搬送管においてキャリア流体を追加的に供給する
ことにより搬送距離や搬送揚程を高めることは自由であ
り、この追加的に供給されるキャリア流体は、粉粒体と
混合される物質そのもの、あるいは粉粒体と混合される
物質を含む流体であってもよい。この粉粒体と混合され
る物質は、搬送される粉粒体と接触して化学反応を発生
するものと、そうでないものとが含まれるが、粉粒体の
流れに混合されることにより搬送先に到達するまでに、
化学反応を発生する物質の場合は効率よく反応させるこ
とができ、そうでない物質の場合には効率良く混合する
ことができる。
るキャリア流体供給源は、排出ユニットに流体を供給す
る流体供給源を兼用しても、この流体供給源とは別に設
けてもよい。
ャリア流体の追加的供給に際しては、キャリア流体を粉
粒体の搬送先方向に噴出させ、この追加されるキャリア
流体のエジェクト作用を利用して搬送量を増大させた
り、流体供給源の供給圧を低下させたりすることが可能
である。そして、流体供給源の供給圧を低下させる場合
には、流体供給源を小型に、かつ、安価にできると共
に、フレキシブルコンテナと排出ユニットとの連結をよ
り確実にできる。
体を、一旦、回収手段でキャリア流体から分離して回収
し、この後、第1段の処理装置に供給するようにしても
よく、キャリア流体から分離する必要のない場合、或い
は、第1段の処理装置がキャリア流体から粉粒体を分離
して回収する手段を備える場合には、直接に第1段の処
理装置に搬送すればよい。
収手段によってキャリア流体から分離して回収する場
合、回収手段で粉粒体をキャリア流体から分離する方法
は特に限定されない。例えば、粉粒体の自重を利用する
沈降又は沈澱法、フィルタの濾過作用を利用する濾過
法、粉粒体の慣性を利用する慣性分離法、粉粒体を帯電
させて電極に吸着する帯電吸着法、凝集剤を用いる凝集
法、これらのうちの2つ以上を併用する方法など公知の
気固分離又は液固分離方法を採用すればよい。
ャリア流体から分離でき、又、分離した粉粒体の取出が
容易な方法を採用することが好ましく、この観点から、
例えばバッグフィルターによるろ過、沈降又は沈澱法、
サイクロンを用いる慣性分離法などが好ましい。
第1の処理工程の進行状態や、緊急事態などに対応して
搬送管を任意の時点で開閉するようにしてもよい。
時にフレキシブルコンテナ内に粉粒体が残留しないこと
が好ましいことは当然のことであり、このため、搬送終
了前にフレキシブルコンテナを傾けたり、揺すったり、
外部から叩いたりすることがあるが、これらの作業は結
構面倒である。排出ユニットの接続方法によっては、こ
れらの方法を実施すると、フレキシブルコンテナが排出
ユニットから外れる恐れがある。
搬送終了直前に、フレキシブルコンテナの内圧を増減さ
せてフレキシブルコンテナを強制的に、好ましくは2〜
3回繰り返して、膨張・収縮させ、フレキシブルコンテ
ナの内面に付着した粉粒体を剥落させるという方法を採
ることにより、自動的にフレキシブルコンテナ内への粉
粒体の残留を防止できるようにすることが望ましい。
の内面のしわがのばされ、このしわの間に溜まった内容
物が落下する、いわゆる、風船効果によってフレコンバ
ッグに内容物が残留することを防止できる。又、膨張・
収縮の繰り返しによるフレキシブルコンテナの振動によ
り、内面から粉粒体を振り落とすことによりフレコンバ
ッグに内容物が残留することを防止できる。
減させる具体的な方法としては、流体供給源からフレキ
シブルコンテナに流入される供給圧及び/又は供給量を
増減させる方法、搬送管の流路断面積を増減させる方
法、キャリア流体として排出ユニット及び/又は搬送管
内に追加的に供給する場合に、このキャリア流体の供給
圧及び/又は供給量を増減させる方法、搬送先でキャリ
ア流体を大気中に放出する大気連通路を開閉又はその流
路断面積を増減させる方法、搬送先でキャリア流体を吸
引する場合にこのキャリア流体の吸引圧及び/又は吸引
量を増減させる方法、これらのうちの2方法以上を併用
する方法等をその例として挙げることができる。
入される流体の供給圧及び/又は供給量を増減させる方
法としては、流体供給源の供給圧及び/又は供給量自体
を増減させる方法と、流体供給源の供給圧及び/又は供
給量は一定に保持し、流体の一部を排出管、搬送管、大
気中などに放出する方法がある。
せる方法は、搬送路にゲート或いはバルブを設けてこの
ゲート或いはバルブを開閉したり、開度を変更したりす
ることにより実現できる。このバルブ又はゲートとして
全閉可能なバルブ又はゲートを用いる場合には、このバ
ルブ又はゲートは搬送を断続させるシャッタに兼用する
ことができる。
は搬送管内に追加的に供給する流体の供給圧及び/又は
供給量を増減させる方法は、キャリア流体を供給するキ
ャリア流体供給源の供給圧及び/又は供給量自体を増減
させる方法と、キャリア流体供給源の供給圧及び/又は
供給量自体は一定とし、追加するキャリア流体の一部を
搬送管や大気中に放出させる方法とがある。
大気連通路を開閉又はその流路断面積を増減させる方法
は、大気連通路にゲート或いはバルブを設けてこのゲー
ト或いはバルブを開閉したり、開度変更したりすること
により実現できる。
のキャリア流体の吸引圧及び/又は吸引量を増減させる
方法としては、キャリア流体を吸引する吸引手段の吸引
圧及び/又は吸引量自体を増減させる方法と、吸引手段
の吸引圧及び/又は吸引量自体は一定とし、吸引手段に
例えば大気を吸入させることにより吸引手段に吸引され
るキャリア流体の割合を減少させる方法とがある。
よっては搬送終了間際に自然にフレコンバッグが1回だ
け膨張・収縮することがあるが、このような膨張収縮が
生じないこともある。従って、内容物の残留を減少させ
るためには、強制的にフレコンバッグを膨張させ、ある
いは膨張と収縮とを、好ましくは2〜3回繰り返して行
わせることが好ましい。
め、流体を供給する流体供給源と、フレキシブルコンテ
ナに設けられた接続部に密封状に接続される排出ユニッ
トと、この排出ユニットから所定の搬送先まで延設され
た搬送管とを備え、前記排出ユニットには流体供給源か
ら供給される流体をフレキシブルコンテナに導入する供
給管と、前記フレキシブルコンテナ内で流体の供給によ
り流動性を高めた粉粒体を搬送管に導出する搬送管とが
設けられ、これら供給管と排出管とが同軸状に内外二重
に配置され、かつ、前記供給管を排出管の先方で開口さ
せる、フレキシブルコンテナからの粉体搬送装置におい
て、前記排出管の先端部には、前記接続部が密封状に、
かつ、互いに連通するように接続される被接続部が設け
られ、又、前記供給管の先端を排出管の先端よりも突出
させて供給管を排出管よりも前記フレキシブルコンテナ
の奥側で開口させることを特徴とするものである。
いられる排出ユニットにおける供給管と排出管とが同軸
状に内外二重に配置され、この排出管の先端に被接続部
が連設され、この被接続部より供給管の先端部を突出さ
せ、この排出管と搬送管とを密封状に接続する接続部を
備え、前記供給管の先端部には流体をフレキシブルコン
テナ内に噴出させる噴気孔を有するので、スリーブと排
出ユニットとの接続が容易になる上、供給管から噴出す
る加圧流体が粉粒体の流動性を高めた状態で排出管に流
入させることができ、確実に粉粒体の流動性が高められ
るのである。
の接続部を粉粒体搬送装置の排出ユニットに密封状に接
続した後、流体供給源からの流体を前記排出ユニットを
介してフレキシブルコンテナ内に供給し、この流体の供
給によりフレキシブルコンテナ内の粉粒体の流動性を高
め、流動性を高められた粉粒体を排出ユニットで導出
し、搬送管によって所定の搬送先に搬送できるのであ
る。
及びその先端に連出された接続部をこの接続部の横側面
に折り畳める形状に形成されたフレキシブルコンテナを
用いることにより、前記本発明方法を実施できるように
なり、もって、搬送に際しての粉粒体の周囲への放散の
防止、荷受設備の簡略化、荷受設備の低減化、保管及び
輸送の低価格化及びフレキシブルコンテナ自体の低価格
性を調和的に実現できる。
が、本発明装置に適用されるフレキシブルコンテナにつ
いては、粉粒体が充填される本体と、これの下部から連
出されたスリーブとを備え、該スリーブの少なくとも先
端から所定の長さにわたる部分を前記本体の一横側面に
沿って折り上げたることができ、かつ、排出ユニットが
密封状に接続されるスリーブを備えるフレキシブルコン
テナであればよい。
が、フレキシブルコンテナのスリーブの接続部と排出ユ
ニットとを確実に密封状に連結するために、フレキシブ
ルコンテナの接続部に雄型継手又は雌型継手が設け、被
接続部にこの雄型継手又は雌型継手に対応する雌型継手
又は雄型継手が設け、これらの継手を介して接続するこ
とが好ましい。
る必要がなく、接続の際の手間が著しく簡略化されるの
である。又、前記接続部としては金属や合成樹脂更に繊
維強化合成樹脂で製造されたノズル等が挙げられる。
に対応する雌又は雄形継手を前記被接続部に設けること
が好ましく、特に、操作性を一層高めるために、前記接
続部に設けた雄又は雌形継手と被接続部に設けた雌又は
雄形継手とがワンタッチ操作で連結・解離できるように
構成されることが好ましい。
ユニットの被接続部とを接続する継手のその他の詳細な
説明は重複を避けるために、ここでは省略する。
ニットの供給管との接続及び排出ユニットの排出管と搬
送管との接続は従来のこれらと同様に構成すればよく、
例えば供給管の基端部に流体供給源の端末配管を内嵌ま
たは外嵌し、例えば金属バンドなどの結束手段で供給管
の基端部と流体供給源の端末配管との一方を他方に締め
括るように構成してもよい。又、スリーブと排出ユニッ
トとの接続と同様に、接続の確実性を高めることにより
搬送距離及び/又は搬送揚程を増大させるために、継手
を用いてもよいのであって、この継手としては、例えば
フランジ、ソケット、ユニオン、いんろう継手などの直
管を結合する継手、エルボ、ベンドなどの配管を屈曲さ
せる継手、チー、十字、ワイなどの分岐管を出す継手な
どをその例として挙げることができる。
他の詳細な説明は、後述する本発明ユニットの詳細な説
明に譲って、ここでは省略することにする。
ニットの供給管に流体を供給するように構成してあれば
よく、例えば、気体を供給する流体供給源としては、種
々の公知のレシプロ型エアポンプ、ロータリー型エアポ
ンプ、エジェクタ型エアポンプ(ジェットポンプ)など
のエアポンプ、軸流型ブロア、遠心型ブロア、斜流型ブ
ロアなどのブロア、エアコンプレッサ、種々の加圧気体
を収容した圧力容器、種々の液化ガスを収容した液化ガ
ス容器などを用いることができ、これらの中では構成が
簡単で、しかも、多量の加圧空気を長時間にわたって安
定して供給できるブロアを用いることが推奨される。
いては本発明方法の説明において既に詳細に説明してい
るので、重複を避けるために省略する。
出ユニットの排出管に一端が連通されておればその素材
は特に限定されず、例えば金属、合成樹脂、繊維強化合
成樹脂などで構成すればよいのであるが、被搬送物の搬
送に伴う内面の摩耗ができるだけ少ない素材を用いるこ
とが好ましく、又、排出ユニットのフレキシブルコンテ
ナへの着脱を容易にするために少なくともその一部を可
撓性を有するホースで構成したり、旋回継手を介在させ
たりすることが好ましい。
うに、流体供給源から供給管を介してフレキシブルコン
テナに圧入された流体の圧力で被搬送物がキャリア流体
としての流体と共に排出管に圧入され、この排出管から
搬送管内を搬送されるが、必要に応じて、排出ユニット
及び/又は搬送経路にキャリア流体を追加的に供給する
キャリア追加手段を設けて、搬送距離及び/又は搬送揚
程を増大させてもよい。
流体を粉粒体の流れの下流方向に噴出するエジェクタノ
ズルを備えるものを挙げることができ、このエジェクタ
ノズルを備えるキャリア追加手段によれば、このエジェ
クタノズルよりも始端側の粉粒体及びキャリア流体を吸
引すると共に、このエジェクタノズルよりも終端側の搬
送速度及び搬送圧を高めることができる結果、更に遠距
離及び/又は高所に粉粒体を搬送できるようになる。
流体は、キャリア流体として用いることができる流体で
あればよく、又、ある物質と粉粒体とを混合する工程が
設定される場合には、このエジェクタから粉粒体に混合
される物質をキャリア流体として、或いは、この物質を
含有させた流体をキャリア流体として噴出させることが
でき、これにより、粉粒体を遠距離及び/又は高所に粉
粒体を搬送すると共に、搬送中に前記物質と粉粒体とを
急速に、かつ、均一に混合させることができ、工程数を
削減することができ、又、この物質が粉粒体に対して反
応性を有する場合には、粉粒体とこの物質を急速に、か
つ、均一に反応させることができる。
じて、搬送管にこれを開閉するシャッタを設け、このシ
ャッタで搬送管を閉じることにより、粉粒体の搬送を例
えば搬送先の状態や緊急事態発生などに対応して任意の
時点で中断ないし中止できるようにしてもよい。
じて、搬送先に粉粒体をキャリア流体から分離して回収
する回収手段を設けることができ、この回収手段として
は、例えば流体の流れからバッグ状その他種々の形状の
濾材を有する濾過装置、粉粒体を自重で分離させる沈降
室又は沈澱室、屈曲或いは湾曲した流路を通過させ、流
れの方向転換点で粉粒体の慣性により分離させる慣性分
離装置、内部で螺旋流を形成し、粉粒体の慣性により分
離させるサイクロン、粉粒体を濾過により分離する分離
シート、あるいは、これらのうちの2種以上のものを併
用するものなどがその例として挙げられる。
体の取出が容易であり、しかも、構成が簡単で安価な、
バッグフィルター、沈降又は沈澱室、或いは、サイクロ
ンを用いることが推奨される。
体を単純に大気中に放散するために、回収手段を大気中
に連通させる大気連通路を設けることができるが、これ
に代えて、流体供給源の供給圧を一定以下に抑えてフレ
キシブルコンテナが排出ユニットから離脱することを確
実に防止すると共に、搬送距離や搬送揚程を著しく増大
し、例えば従来は複数段の粉粒体搬送装置を用いていた
荷受場から第1段の処理装置に1段の粉粒体搬送装置で
粉粒体を搬送できるようにするために、回収手段で分離
されたキャリア流体を吸引する吸引手段を設けてもよ
い。又、前記大気連通路にこれを開閉する大気連通バル
ブを介在させる場合には、大気連通路と吸引手段とを併
設してもよい。
に応じて、フレキシブルコンテナの内圧を増減させて、
フレキシブルコンテナを膨脹・収縮させる手段を設け、
このフレキシブルコンテナの膨張・収縮によりフレキシ
ブルコンテナ内への粉粒体の残留を減少させることがで
きる。
せる手段としては、フレキシブルコンテナ内への供給圧
を増減させる手段と、搬送管の流路断面積を増減させる
手段と、キャリア流体追加手段を設けた場合に追加的に
供給されるキャリア流体の量ないし供給圧を増減させる
手段と、回収手段を設けた場合にこの回収手段を大気に
連通させる大気連通路の流路断面積を増減させる手段
と、回収手段及びこの回収手段で分離されたキャリア流
体を吸引する吸引手段を設けた場合にこの吸引手段の吸
引圧を増減する手段とを挙げることができる。
よっては搬送終了間際に自然にフレコンバッグが1回だ
け膨張・収縮することがあるが、このような膨張収縮が
生じないこともある。従って、内容物の残留を減少させ
るためには、上述したフレキシブルコンテナの内圧を増
減させる手段を設け、搬送終了直前にこの手段を差動さ
せて強制的に、好ましくは2〜3回繰り返して、フレコ
ンバッグを膨張・収縮させることが好ましい。
置において、気流に用いられる気体としては、空気、窒
素ガス、ヘリウムガス、炭酸ガス又はこれらの中から任
意に選ばれた複数種の混合ガスが挙げられるが、一般に
空気が用いられる。
の酸化を防止する目的で、窒素、炭酸ガス、ヘリウムガ
ス又はこれらの中から選ばれた複数種の混合ガスを用い
ることもできる。
おいて、回収手段から気体を吸引して大気中に放出する
吸引手段の排気管を粉粒体の送風管に接続し、気体を循
環させることができるように、閉回路としての使用を可
能にしても良いのである。この場合には、窒素ガス等の
不活性ガスによる粉粒体の送風が可能となり、これによ
って、粉塵爆発等の危険や粉粒体の酸化等による品質劣
化を回避し、安全に搬送することができる。
ため、粉粒体が充填される本体と、この下部から連出さ
れ且つ少なくとも先端から所定の長さにわたる部分を前
記本体の一横側面に沿って折り上げることができるスリ
ーブを備えてなるフレキシブルコンテナの本体下部から
連出したスリーブの先端部に設けた接続部が密封状に接
続される被接続部と、流体供給源から供給される流体を
前記フレキシブルコンテナ内に供給する供給管と、流体
の供給により前記フレキシブルコンテナ内で流動性を高
めた粉粒体を搬送管に導入する排出管とを備え、これら
供給管と排出管とが同軸状に内外二重に配置され、か
つ、前記供給管を排出管の先方で開口させるフレキシブ
ルコンテナ用排出ユニットにおいて、前記のフレキシブ
ルコンテナの接続部と排出管の被接続部との接続により
前記のスリーブと排出管とが密封状に、かつ、互いに連
通するように接続されることを特徴とする。
供給管と排出管とが同軸状に内外二重に配置され、この
排出管の先端に被接続部が連設され、かつ、前記供給管
を排出管の先方で開口させるので、スリーブと排出ユニ
ットとの接続が容易になる上、供給管から噴出する加圧
流体が粉粒体の流動性を高めた状態で排出管に流入させ
ることができ、確実に粉粒体の流動性が高められるので
ある。
給源を接続すると共に、排出管に搬送管を接続すること
により上述した本発明装置を構成することができ、又、
このようにして本発明装置を構成した後、本発明ユニッ
トの被接続部を、フレキシブルコンテナの本体の横側面
に先端開口が上向きになるように折り畳んだスリーブの
接続部に気密状に連通連結し、更に、この本発明ユニッ
トを接続したスリーブを展開して開いた後に、流体供給
源より流体を供給管に供給してフレキシブルコンテナ内
の粉粒体を搬送管に流入して搬送し、本発明方法を実施
できることになる。
排出した後、流体の供給を停止してから本発明ユニット
を接続したスリーブを本体の横側面に先端開口が上向き
になるように折り畳み、最後に本発明ユニットを前記ス
リーブから解離することにより、粉粒体を周囲に飛散さ
せることなく搬送できる。
了させることができるので、本発明ユニットを離脱させ
ると、離脱部より外気を吸引する方向に働くため粉粒体
の放散の可能性は一層減少できる。
ンテナを接続する被接続部を設けるので、フレキシブル
コンテナとの接続が容易に、かつ、簡単に行える上、本
発明ユニットは、被接続部、供給管及び排出管とからな
る簡単な構成であり、容易に、かつ、安価に実施でき
る。
する。本発明ユニットにおいては、供給管と排出管とが
同軸状に内外二重に配置され、この排出管の先端に被接
続部が連設され、かつ、前記供給管を排出管の先方で開
口させることにより、フレキシブルコンテナとの着脱作
業の作業性を高めると共に、フレキシブルコンテナ内へ
の粉粒体の残留を減少させることができる。
内外二重に配置し、この排出管の先端に被接続部が連設
され、かつ、前記供給管を排出管の先方で開口させるこ
とにより、流体の圧入により粉粒体の流動性が高められ
る範囲を広くすることができるのであり、特に、噴気孔
が当該供給管の先端に形成されると共に、排出管よりも
突出させた供給管の部分の周面に、供給管の軸心方向の
所定の範囲内に分散して形成されることが好ましい。
に内外二重に配置し、この排出管の先端に被接続部が連
設され、この被接続部より供給管の先端部を突出させ、
この突出させた供給管の部分の周面に噴気孔が形成され
る場合には、この噴気孔からの加圧流体の噴出量を多く
すると共に、供給管をスリーブに挿入する時にフレキシ
ブルコンテナ内の粉粒体が供給管に詰まってその挿入が
困難になることを防止するために、供給管の先端が閉塞
され、供給管からフレキシブルコンテナ内に流体を噴出
させる噴気孔が排出管よりも突出させた供給管の部分の
周面に供給管の軸心方向の所定の範囲内に分散して形成
することが好ましく、特に先細りの円錐状の先端部材で
形成するのが好ましい。
ないが、フレキシブルコンテナのスリーブの接続部と排
出ユニットとを確実に密封状に連結するために、フレキ
シブルコンテナの接続部に雄型継手又は雌型継手が設
け、被接続部にこの雄型継手又は雌型継手に対応する雌
型継手又は雄型継手が設け、これらの継手を介して接続
することが好ましい。
る必要がなく、接続の際の手間が著しく簡略化されるの
である。又、前記接続部としては金属や合成樹脂更に繊
維強化合成樹脂で製造されたノズル等が挙げられる。
に対応する雌又は雄形継手を前記被接続部に設けること
が好ましく、特に、操作性を一層高めるために、前記接
続部に設けた雄又は雌形継手と被接続部に設けた雌又は
雄形継手とがワンタッチ操作で連結・解離できるように
構成されることが好ましい。
ユニットの被接続部とを接続する継手のその他の詳細な
説明は重複を避けるために、ここでは省略する。
法及び本発明装置の詳細な説明で述べたように、供給管
を直接に排出管に連通させるバイパス通路を設けて、こ
のバイパス通路を経て排出管に流体を供給することによ
り、流動性が高く、嵩比重の大きい粉粒体を搬送できる
ようになる。又、この場合にこのバイパス通路を開閉、
又は、全閉と全開との間で開度調整するバイパスバルブ
を設け、このバイパスバルブでバイパス通路を開閉、又
は、開度調整することにより、流動性及び嵩比重が異な
る複数種類の粉粒体をそれぞれの搬送特性に対応して選
択された最適条件で搬送することができる。
において、前記の供給管と排出管とを同軸状に内外二重
に配置し、前記の供給管と排出管とを同軸状に内外二重
に配置し、この排出管の先端に被接続部が連設され、こ
の被接続部より供給管の先端部を突出させ、この突出し
た供給管の部分に供給管からフレキシブルコンテナに流
体を噴出する噴気孔を形成する場合、排出管の内部に形
成される粉粒体の流れに淀みが生じ、スリーブから本発
明ユニットを解離する際に、この淀みに溜まった粉粒体
がスリーブの外側にこぼれて周囲に放散されるおそれが
あるという問題があることが分かった。
管内に螺旋気流を形成する手段を設けることにより、排
出管内に粉粒体が残留するような淀みが発生することを
防止することが推奨される。
しては、具体的には、排出管に流入する流れを螺旋方向
に案内する案内板、排出管内に排出管の接線方向に流体
を噴出するノズルを用いるなどをその例として挙げるこ
とができるが、この他に、搬送管を排出管に排出管の接
線方向に接続することによっても排出管内に螺旋気流を
形成することも可能であり、もちろん、これらの中の2
種以上の手段を併用してもよい。これらの中では、構成
が簡単であることから、案内板を設けることが推奨され
る。この案内板は供給管の外周面又はスリーブの内周面
の一方、特に、供給管の外周面に支持するのが望まし
い。
排出管の素材は特に限定されないが、種々の粉粒体に対
して化学的に不活性であることが好ましく、又、耐摩耗
性に優れていることが好ましいことから、例えばステン
レス鋼などの金属あるいは合成樹脂で形成することがで
きる他、これら化学的に不活性で耐摩耗性にすぐれた素
材で表面をクラッドされ、或いは、コーティングないし
ライニングされたその他の任意の素材を用いてもよい。
並びに本発明ユニットの実施例を図面に基づいて具体的
に説明するが、本発明方法及び本発明装置並びに本発明
ユニットは以下の実施例によって限定されるものではな
い。
明方法及び本発明装置並びに本発明ユニットの実施例に
用いたフレキシブルコンテナ1を示す。このフレキシブ
ルコンテナ1は上部に密封可能な投入口2を有する本体
3と、本体3の下部から連出されたスリーブ4と、この
スリーブ4の先端部に連設され、かつ、図4の構成図に
示す粉粒体搬送装置10の排出ユニット11が密封上に
接続される接続部4cとを備え、前記スリーブ4の上面
が前記本体3の底面と互いに全面的に、かつ、密封状に
連通され、又、前記接続部4cの方向に向かって先細り
の形状に、しかも、その軸線を先下がりに傾斜させた形
状に形成され、しかも、前記スリーブ4の先端から所定
の長さにわたる部分が粉粒体を充填せずに本体3の一横
側面に沿って折り上げられ、前記本体3とスリーブ4と
にわたって設けた保持手段6により本体3の一横側面に
沿って折り上げた状態に保持するための保持手段6とを
備える。
レキシブルコンテナ1の本体3は無底の四角筒状に形成
され、前記スリーブ4は、本体3の四方の下縁のうちの
1つの下縁3aに連続する略三角形の片側面4aと、本
体3に折り畳まれ、本体の残りの3つの下縁3b〜3d
に連続する四辺形に折り畳んだ状態で前記片側面4aに
重なる略三角形を連続させた反対側面4bとからなる。
先端部とが重なったスリーブ4の先端部はその先端開口
が上向きになるように、本体3の一横側面に折り畳ま
れ、この折り畳みによって、本体3の底面が閉じられ
る。
保持手段6の保持作用を解除して開いた状態で先細りの
漏斗状になり、かつ、その軸心が先下がりに傾斜するよ
うに形成されている。
接続部4cが連設され、この接続部4cには、図4の構
成図に示す粉粒体搬送装置10の排出ユニット11を接
続するために、後述するように、いわば、ワンタッチ操
作で連結・解離できるレバー式カップリング継手5の雄
形継手51(雌形継手でもよい。)が設けられる。
続部4cの先端開口にこの雄形継手51の基端部が挿入
され、外周囲から金属バンドBで接続部4cを雄形継手
51の基端部の外周面に締め付けることにより、この雄
形継手51がスリーブ4に密封状に連通連結されると共
に、この雄形継手51のスリーブ4から滑り抜けるのが
確実に防止される。
示すように、このレバー式カップリング継手5によりス
リーブ4を前記排出ユニット11に接続する時以外に
は、この雄形継手51からスリーブ4内に異物や不純物
が侵入しないように、雄形継手51にはこの開口を閉塞
する嵌脱可能なキャップ57が嵌着されている。
部を本体3の一横側面に折り畳んだ状態に保持できるよ
うに構成してあれば特に限定されず、この実施例では、
前記反対側面4bに横方向に適当な間隔を置いて、それ
ぞれバンド61を介して保持された1対のバックル62
と、本体3の一横側面にこれらバックル62に対応して
設けられ、それぞれ対応するバックル62を吊持する1
対の止めバンド63とを備えている。
上半部63bと、これに折り返して重ねられる下半部6
3aとを有し、これら上半部63bと下半部63aとの
互いに折り合わされる面の一方に面ファスナ64の雄
形、即ち、鉤付面64aが、その反対側に雌形、即ち、
ループ面64bがそれぞれ固定される。
横側面に折り畳んだ後、前記バックル62に各止めバン
ド63の下半部63aを通し、この下半部63aを引っ
張り上げながら上半部63bに折り返して重ねて面ファ
スナ64の鉤付面64aとループ面64bとを係合させ
ることにより、スリーブ4の先端部が本体3の一横側面
に折り畳まれた状態に保持される。
ーブ4の先端部を本体3の一横側面に折り畳んだ状態で
保持できるものであれば特に限定されるものではなく、
ホック、ペッチン、ボタン、面ファスナー、クリップ等
が挙げられる。
上部には4つのフック掛け7が周方向に適当な間隔を置
いて設けられ、スリーブ4の先端部を本体3の一横側面
に折り畳んだ後、保持手段6でスリーブ4の先端部を本
体3の一横側面に折り畳んだ状態に保持してから、これ
らフック掛け7に玉掛けし、例えばホイストで適当な高
さに吊り上げた後、前記投入口2を開き、この投入口2
からフレキシブルコンテナ1内に粉粒体が投入される。
を本体3の一横側面に折り畳んだ状態では、本体3の底
面が前記反対側面4bによって閉じられ、又、前記片側
面4aと反対側面4bの先端部とが重ねられて本体3の
下縁3aで折り曲げられることにより、これら片側面4
aと反対側面4bの先端部との間も閉じられることにな
るので、フレキシブルコンテナ1内からスリーブ4を通
って粉粒体が排出されることが確実に防止される。従っ
て、粉粒体をフレキシブルコンテナ1内に充填する時
に、スリーブ4を通ってフレキシブルコンテナ1内の粉
粒体が周囲に放散される恐れはない。
を密封してからフレキシブルコンテナ1は所定の保管場
所に搬送されて保管され、或いは輸送されるが、この保
管時及び輸送時にもスリーブ4の先端部は保持手段6に
よって本体3の一横側面に折り畳まれた状態に保持さ
れ、従って、保管中や輸送中にフレキシブルコンテナ1
内の粉粒体がスリーブ4を通って周囲に放散される恐れ
はない。
ナ1の保管時や輸送時には、フレキシブルコンテナ1の
底面にはパレットが連結されておらず、しかも、スリー
ブ4の先端部が本体3の一横側面に折り畳まれているの
で、スリーブを有する従来のフレキシブルコンテナと比
べて、内部に粉粒体が充填されている実袋時の占有体積
及び重量(風袋重量+内容物重量)がほとんど増加せ
ず、その結果、実袋時の保管コストや輸送コストが実質
的に増大することがない。
で、スリーブを有する従来のフレキシブルコンテナに比
べてほとんど風袋重量及び風袋体積が増大せず、風袋時
の保管コストや輸送コストも増大させずに済むのであ
る。
ルコンテナ1によれば、本発明装置及び本発明方法を実
施することにより、荷受先で周囲に粉粒体を放散させる
ことなく、遠距離及び/又は高所に粉粒体を搬送でき
る。
コンテナからの粉粒体搬送方法では、例えば図4に示す
ように、荷受先に輸送されたフレキシブルコンテナ1が
そのスリーブ4の先端部を本体3の一横側面に折り畳ん
だ状態のままで、前記フック掛け7に玉掛けして、例え
ばホイストHで適当な高さに吊り上げられ、所定の位置
に運び込まれる。そして、この所定の位置で、そのスリ
ーブ4の先端部を本体3の一横側面に折り畳んだ状態の
ままで、キャップ57を取り外してからそのスリーブ4
の先端に本発明装置の一実施例に係る粉粒体搬送装置1
0の排出ユニット11、即ち、本発明ユニットの一実施
例に係る排出ユニット11が後述する前記レバー式カッ
プリング継手5を介して密封状に連結される。
先端部を保持手段6によって本体3の一横側面に折り畳
んだ状態に保持して、スリーブ4に粉粒体搬送装置10
の排出ユニット11を接続されるので、排出ユニット1
1の接続時にフレキシブルコンテナ1内の粉粒体がスリ
ーブ4を通って周囲に放散される恐れがなくなるのであ
る。
機能を解除することにより、スリーブ4が開かれる。即
ち、スリーブ4を本体3の一横側面に折り畳まれた状態
で保持する保持手段6の下半部63aの先端を手で引っ
張って面ファスナ64を開くことにより、保持手段6の
保持機能が解除され、スリーブ4は本体3内の粉粒体の
重量によって、図3に示すように、軸線が本体3の軸線
に対して先下がりになる漏斗状に自然に開かれる。な
お、図3においては、保持手段6及びフック掛け8は省
略している。
3内の粉粒体がスリーブ4内に落下し、後述する排出ユ
ニット11の供給管18の周囲及び後述する排出ユニッ
ト11の排出管19内に充満するが、このスリーブ4内
に落下した粉粒体はこのままでは流動性が低いので、こ
の方法では、スリーブ4を開いた後に、前記粉粒体搬送
装置10の流体供給源12から流体、この例では空気流
が前記排出ユニット11の供給管18を介してフレキシ
ブルコンテナ1内に送り込まれる。
体の流動性が高められると共に、流動性が高められた粉
粒体が、フレキシブルコンテナ1に圧入された空気流を
キャリア流体として、フレキシブルコンテナ1の内圧に
よって、前記排出ユニット11の排出管19を介して前
記粉粒体搬送装置10の搬送管13に流入されて回収手
段14に搬送される。
を介して搬送管13に排出されると、その排出された量
に見合う粉粒体が本体3内からスリーブ4内に補充さ
れ、その結果、フレキシブルコンテナ1内の粉粒体が次
から次へと排出ユニット11を介して搬送管13に排出
される。
は、回収手段14が設けられ、フレキシブルコンテナ1
から粉粒体搬送装置10の搬送管13により搬送された
粉粒体が、搬送先でこの回収手段14によりキャリア流
体から分離して回収され、更に、この回収手段14の本
体14aの下部に設けた排出弁14bから第1段の処理
装置30に落下供給される。
は、本体14a内で分離されたキャリア流体から微粉塵
を確実に除去するための除塵部14cと、この除塵部1
4cで除塵されたキャリア流体を大気中に放出する大気
連通路16と、この大気連通路16を開閉する大気連通
バルブ17と、この大気連通バルブ17よりも上流側の
大気連通路16の部分を介して除塵部14cに連通され
る吸引手段15とが設けられ、搬送時には、前記大気連
通バルブ17を閉弁すると共に、吸引手段15を作動さ
せて回収手段14からキャリア流体を吸引するようにし
ている。
く抑えることができ、流体供給源12の小型化及び低価
格化を図ることができると共に、排出ユニット11とス
リーブ4、流体供給源12の端末配管12a及び搬送管
13との解離を一層確実に防止できるようになる。
により、粉粒体搬送装置10の搬送能力、即ち、搬送距
離や搬送揚程を一層高めることができる。その結果、荷
受場から例えば15〜30m程度離れて設置されていた
第1段の処理装置との間に、従来では複数段の複数段の
粉粒体搬送装置を設ける必要があったのに対して、この
粉粒体搬出装置10を1段設けるだけで済むようにな
り、これにより、設備費用を格段に安価にすることがで
きる。
によっては、搬送終了の間際に自然にフレキシブルコン
テナ1が1回だけ膨張、収縮することが有るが、この様
な膨張、収縮は粉粒体の流動特性と装置のセッティング
条件によって変化する不安定なものである。
・収縮に伴って、フレキシブルコンテナ1の内面に付着
して残留していた粉粒体が、いわゆる、風船効果によっ
てフレキシブルコンテナ1の内面から剥離し、スリーブ
4内に落下し、更に、排出ユニット11から搬送管13
に排出され、フレキシブルコンテナ1内への粉粒体の残
留量が少なくなる。
1の膨張・収縮が起こらない場合もあるので、この実施
例に係るフレキシブルコンテナからの粉粒体搬送方法及
びその装置においては、搬送の終了間際に大気連通バル
ブ17の開閉を2〜3回繰り返すことにより、フレキシ
ブルコンテナ1の内圧を増減させ、これにより、フレキ
シブルコンテナ1の膨張・収縮を強制的に2〜3回繰り
返させる。
面に付着した粉粒体が、このフレキシブルコンテナ1の
膨張時の、いわゆる、風船効果によって剥落すると共
に、膨張・収縮の繰り返しに伴うフレキシブルコンテナ
1の本体3の振動により剥落してスリーブ4内に落下
し、更に、粉粒体搬送装置10によって搬出されること
になる。その結果、フレキシブルコンテナ1内への粉粒
体の残留をほとんど無くすことができた。
本体3の片側面4aが連続する一横側面と反対側の横側
面の下部には、1対のフック掛け8が設けられ、例えば
本体3の上部の一横側面側のフック掛け7とこのフック
掛け8とに玉掛けして、開かれたスリーブ4の軸心がほ
ぼ鉛直になるようにフレキシブルコンテナ1を傾けて吊
持することができ、この場合には、粉粒体が残留し易い
前記一横側面と反対側のフレキシブルコンテナ1の部分
に粉粒体が残留し難くなる。又、図4において符号24
は吸引手段15を駆動するモータである。
な時に流体供給源12が停止され、排出ユニット11を
接続したままスリーブ4が、その先端開口が上向きにな
るように本体3の一横側面に折り畳まれ、保持手段6に
よってその先端開口が上向きになるように本体3の一横
側面に折り畳まれた状態に保持される。
手順のワンタッチ操作によりスリーブ4から解離される
が、搬送中にスリーブ4と排出ユニット11との間には
ほとんど粉粒体が滞留しないので、又、排出ユニット1
1に残留している粉粒体はスリーブ4を本体3の一横側
面に折り畳む時にスリーブ4内に落下するので、この排
出ユニット11の解離に際しての周囲への粉粒体の放散
はほぼ完全に無くすことができる。
記排出ユニット11は、供給管18と排出管19とから
なる内外二重管状に形成され、この供給管18の基端部
には前記流体供給源12の端末配管12aが密封状に連
通連結される。又、排出管19の基端部には直接又はエ
ルボ管20を介して搬送管13の始端部が密封状に連通
連結され、その先端開口にレバー式カップリング継手5
の雌形継手52からなる被接続部が設けられている。
ーブ4の接続部4cに設けた雄形継手51と、排出管1
9の先端に支持させた雌形継手52と、この雌形継手5
2に排出管19の接線方向に平行な軸心回りに所定の範
囲内で回転可能に支持されたレバー53と、このレバー
53の支点近傍に連設したカム54と、雄形継手51の
周面に全周にわたって形成した周溝55とを備え、この
雄形継手51を雌形継手52に差し込んだ状態で前記レ
バー53を回転させることにより、このレバー53の前
端に連設したカム54を雄形継手51の周溝55に噛み
込ませ、雄形継手51を雌形継手52に呼び込むように
している。
54は、1つずつだけ設けてもよいが、接続の確実性を
高めるために、雌形継手52の周方向に等間隔を置いた
2箇所に設けても良いのである。もちろん、接続の確実
性を更に高めるためには、雌形継手52の周方向に等間
隔を置いた4箇所以上に設けることも可能であるが、こ
れらの数が多くなると着脱の操作性を高める上で不利に
なるので、これらの数は2つ又は3つとすることが好ま
しく、ここでは、操作性を重視して2つとしているので
ある。
は、レバー53を拡げてそれぞれ片手に持ち、雌形継手
52を雄形継手51に上から被せるようにして差込んで
から両レバー53を同時に閉じる方向に回転させること
により、いわば、ワンタッチ操作で簡単に結合できるよ
うにしているのである。
転させることは順次に行ってもよいが、作業性を高める
ためには、上述のように同時に行うことが好ましい。
て、雄形継手51の先端面に対向させてシール部材56
が設けられ、前記レバー53の操作により雌形継手52
に呼び込まれた雄形継手51の先端面をこのシール部材
56に押圧することにより、雄形継手51と雌形継手5
2とが密封状に連通連結される。
は、供給管18の始端部に被せられ、金属バンドB1で
締め付けることにより供給管18に密封状に連通連結さ
れ、これにより、この端末配管12aが供給管18の始
端部から滑り抜けることを確実に防止している。又、搬
送管13の先端部は、これと同様に排出管19に連通連
結したエルボ管20に被せられ、金属バンドB2で締め
付けることにより排出管19に密封状に連通連結され、
これにより、搬送管13がエルボ管20から滑り抜ける
ことを確実に防止している。
管18と流体供給源12の端末配管12aとの接続、排
出ユニット11の排出管19と搬送管13との接続、及
び排出ユニット11とフレキシブルコンテナ1のスリー
ブ4との接続を確実にしたり、吸引手段15で流体、こ
の場合、空気流を吸引することにより、粉粒体搬送装置
10の搬送能力、即ち、搬送距離や搬送揚程を著しく高
めることができる。その結果、荷受場から例えば15〜
30m程度離れて設置されていた第1段の処理装置30
との間に、従来では複数段の複数段の粉粒体搬送装置を
設ける必要があったのに対して、この粉粒体搬出装置1
0を1段設けるだけで済むようになり、これにより、設
備費用を格段に安価にすることができる。
ット11の供給管18は、その先端部を排出管19の先
端よりも突出させてあり、又、その排出管19の先端よ
りも一定以上突出した供給管18の部分の周壁はパンチ
ングメタル18aで形成され、更に、その先端部は先細
りの円錐形の先端部材18bで形成されている。
先端部に接続した後、流体供給源12から所定の圧力の
空気流を排出ユニット11の供給管18に供給すると、
供給管18のパンチングメタル18aの部分からその全
周囲にわたってスリーブ4内に空気流が流入され、スリ
ーブ4内の粉粒体の流動性が高められる。
19の先端よりも突出させ、排出管19の先端よりも一
定以上突出した供給管18の部分、即ち、パンチングメ
タル18aの部分で供給管18をスリーブ4内に連通さ
せているので、供給管18から噴出された空気流が粉粒
体の中に圧入されずに直接に排出管19に流れることが
防止され、スリーブ4内で粉粒体の流動性を高められる
範囲が広範囲に拡げられることになる。
部材18bで閉塞してあるので、供給管18に供給され
た空気流ををパンチングメタル18aからスリーブ4内
に噴出させることができ、スリーブ4内で粉粒体の流動
性が高められる範囲が一層広範囲に拡げられることにな
る。
りの円錐形に形成されているので、排出ユニット11を
接続するためにスリーブ4に供給管18を差し込む時
に、重ね合わされたスリーブ4の片側面4aと反対側面
4bの先端部とが円滑に拡げられ、スリーブ4内への供
給管18の挿入が容易になる。
の先端が閉塞されているので、この供給管18の挿入に
際してスリーブ4内に粉粒体が漏れ出ても、この粉粒体
が供給管18の先端に詰まることを防止でき、供給管1
8を容易にスリーブ4に挿入できるようになる。
をスリーブ4の先端部に接続した後、流体供給源12か
ら所定の圧力の空気流を排出ユニット11の供給管18
に供給すると、空気流がスリーブ4内に流入され、スリ
ーブ4内の粉粒体の流動性が高められ、この粉粒体が、
排出管19に円滑に流入され、更に、この排出管19か
らエルボ管20を介して接続された搬送管13に流入さ
れて、回収手段14に搬送されることになる。
搬送される粉粒体の種類や粒径更に密度等の種々の特
性、即ち、搬送特性によって搬送条件を異ならせる必要
がある。
供給管18からフレキシブルコンテナ1をバイパスして
直接に排出管19に空気流を分流するバイパス通路21
と、このバイパス通路21の流路断面積を全開と全閉と
の間で調整する調整バルブ22とが設けられている。
は、流体の流入により容易に流動性が高められ、遠距離
や高所への搬送が容易になるが、搬送圧を低くして、い
わばブレーキを掛けながら搬送することが好ましい。
とにより、供給管18に供給された空気流の全量をフレ
キシブルコンテナ1のスリーブ4内に噴出させて、フレ
キシブルコンテナ1への流入により減圧された搬送圧で
搬送し、嵩比重の小さい粉粒体の回収率を高めるように
するのである。即ち、例えば図6の性能曲線図に示すよ
うに、調整バルブ22を全閉にして毎時1550kgの
炭酸カルシウム粉末、いわゆる炭カルを30mの遠距離
に搬送できるようにしているのである。
は、排出管19への流入量が多くなるため搬送圧や吸引
力を高くしなければ遠距離や高所への搬送が困難になる
が、粉粒体の流動性の大きさに対応してこの調整バルブ
22を適宜開くことにより、フレキシブルコンテナ1へ
の流入による圧力低下の無い高圧の空気をこのバイパス
通路21を介して排出路19に供給して搬送圧を高めた
り、吸引手段15の吸引力を上げて、嵩比重の大きい粉
粒体の遠距離や高所への搬送できるようにしているので
ある。即ち、図6に示すように、毎時1700kgのペ
レットを30mの遠距離に搬送できるようにしているの
である。
ット11を解離する時には、粉粒体が周囲に放散される
恐れはなくなるのであるが、排出ユニット11によれ
ば、エルボ管20が排出管19の奥端面の近傍でその周
面にその法線方向に連結させてあるので、搬送中にこの
奥端面の近傍に淀みが発生してこの淀みに粉粒体が溜ま
り、スリーブ4からこの排出ユニット11を解離する際
に、この粉粒体がスリーブ4の外側に落下する虞れがあ
る。
すように、排出管19内に螺旋気流を形成する案内板2
3を設けることにより、排出管19内に粉粒体が残留す
るような淀みが生じることを防止し、排出ユニット11
のスリーブ4からの解離時に排出ユニット11から周囲
に粉粒体が放散されることを確実に防止しているのであ
る。
例に係るフレキシブルコンテナ1は、本体4の下縁に、
縦軸の角漏斗部4dとその下端部に円筒部4eを連続さ
せた形状に開かれるスリーブ4を連設してあり、このス
リーブ4は、粉粒体を投入する前に、円筒部4eの中間
高さ部を例えば紐で結束することにより密封され、更
に、この円筒部4eをその結束位置で折り返して結束さ
れる。
コンテナのスリーブを荷受ホッパーに装着するのと同じ
要領で、スリーブ4の先端部4cを図9に示す本発明の
他の実施例に係る排出ユニット11に設けた円筒状の被
接続部58に被せて、その外周囲から金属バンドBで締
め付けることによりスリーブ4と排出ユニット11が気
密状に連結され、この後、スリーブ4を密封する紐を解
くことにより、供給管18及び排出管19がスリーブ4
内に連通される。
の先端部は先細りに縮径され、その片側半分を開口させ
て噴気孔18cとしている。
シブルコンテナ1からの粉粒体搬送方法及びその装置1
0、並びにフレキシブルコンテナ用排出ユニット11の
その他の構成、作用ないし効果は重複を避けるために省
略する。
充填される本体と、これの下部から連出されたスリーブ
とを備え、該スリーブの少なくとも先端から所定の長さ
にわたる部分を前記本体の一横側面に沿って折り上げた
後、該本体内に粉粒体を充填したフレキシブルコンテナ
と粉粒体搬送装置とを、粉粒体が充填されずに前記本体
の一横側面に沿って折り上げられたスリーブの先端部に
粉粒体搬送装置の排出ユニットを密封状に接続し、この
後、スリーブ及び排出ユニットを本体の下方に垂れ下げ
てから、粉粒体搬送装置の流体供給源より流体を前記排
出ユニットの供給管を介してフレキシブルコンテナ内に
供給し、この流体の供給により前記フレキシブルコンテ
ナ内で流動性を高めた粉粒体を前記排出ユニットの排出
管を介して粉粒体搬送装置の搬送管に排出して所定の搬
送先に搬送し、搬送終了後にフレキシブルコンテナの接
続部を粉粒体搬送装置の排出ユニットから解離するの
で、前述したように、フレキシブルコンテナと粉粒体搬
送装置との接続時に周囲に粉粒体が放散されることを防
止できる効果、フレキシブルコンテナと粉粒体搬送装置
との解離時に粉粒体が周囲への放散を減少させることが
できる効果、荷受設備の簡略化及びこれに伴う設備費用
の削減を図れる効果、実袋時でも風袋時でも、排出部を
有する従来のフレキシブルコンテナに比べて、ほとんど
占有体積及び重量を増加させずに済み、保管コストや輸
送コストを増大させずに済む効果、フレキシブルコンテ
ナの低価格化を図れる効果などの効果を得ることができ
る。
ら流体をフレキシブルコンテナ内に供給する排出ユニッ
トの供給管と、流動性を高められた粉粒体をフレキシブ
ルコンテナから搬送管に排出する排出ユニットの排出管
とを同軸状に内外二重に配置し、前記スリーブに排出ユ
ニットを接続したときに、前記供給管を該スリーブの先
端部よりも本体側で開口させ、前記排出管と前記スリー
ブの先端部とを密封状に、かつ互いに連通させるので、
スリーブと排出ユニットとの接続が容易になる上、供給
管から噴出する加圧流体が粉粒体の流動性を高めた状態
で排出管に流入させることができ、確実に粉粒体の流動
性が高められる効果が得られるのである。
引する構成にすると、前記効果に加えて、搬送距離や搬
送揚程を著しく増大させることができる結果、例えば従
来は複数段の粉粒体搬送装置を用いていた荷受場から第
1段の処理装置に1段の粉粒体搬送装置で粉粒体を搬送
できるようになる。
が少なくともその先端部及び接続部をこの接続部の先端
開口が上向きに開口するように本体の横側面に折り畳め
る形状に形成され、前記本体とスリーブとにわたってス
リーブの少なくとも先端部及び接続部をこの接続部の先
端開口が上向きに開口するように本体の横側面に折り畳
んだ状態に保持する保持手段が設けられていると、以下
に述べる格別顕著な効果を奏する。
下部から連出されたスリーブとを備え、該スリーブの少
なくとも先端から所定の長さにわたる部分を前記本体の
一横側面に沿って折り上げた後、該本体内に粉粒体を充
填することができるフレキシブルコンテナを用い、少な
くとも前記のスリーブの先端部及び接続部をこの接続部
の先端開口が上向きに開口するように本体の横側面に折
り畳んだ状態で接続部に排出ユニットを接続し、搬送終
了後に少なくとも前記のスリーブの先端部及び接続部を
この接続部の先端開口が上向きに開口するように本体の
横側面に折り畳んでから排出ユニットを接続部から解離
する場合には、フレキシブルコンテナと粉粒体搬送装置
との接続時に周囲に粉粒体が放散されることを完全に防
止できる効果、フレキシブルコンテナと粉粒体搬送装置
との解離時に周囲に粉粒体が放散されることをほぼ完全
に防止できるなどの効果が得られる。
続部と排出ユニットとを継手を介して接続する場合に
は、フレキシブルコンテナと排出ユニットとの接続作業
及び解離作業の作業性を及び操作性を高めることができ
る効果が得られる。
作により接続及び解離される場合には、フレキシブルコ
ンテナと排出ユニットとの接続作業及び解離作業の作業
性を及び操作性を一層高めることができる効果が得られ
る。
内で、フレキシブルコンテナ内に供給される流体の一部
を分流させて、フレキシブルコンテナ内で流動性を高め
て搬送管に排出される粉粒体の流れに合流させることに
より粉粒体を搬送管にり流入する圧力を高める場合に
は、嵩比重が大きく、流動性が高い粉粒体、例えばペレ
ット状の粉粒体を搬送できるようになる効果が得られ
る。
フレキシブルコンテナ内で流動性を高められて搬送管に
排出される粉粒体の流れに合流させる流体の分流量が調
整可能にすれば、嵩比重や流動性の異なる複数種類の粉
粒体をそれぞれの搬送特性に最適の搬送条件で搬送する
ことができる効果を得ることができる。
又は搬送管にキャリア流体を追加的に供給する場合に
は、粉粒体を一層遠距離及び/又は高所に搬送すること
ができる。
粒体をキャリア流体から分離すると共に、分離されたキ
ャリア流体を吸引する場合には、流体供給源の供給圧を
低く抑えて排出ユニットとフレキシブルコンテナとの接
続部に作用する力を小さくし、排出ユニットとフレキシ
ブルコンテナとの解離を確実に防止できる効果、流体供
給源の供給圧に対する搬送距離及び/又は搬送揚程を増
大できる効果などの効果を得ることができる。
成にすると、粉粒体を吸引し、搬送距離や搬送揚程を著
しく増大させることができ、例えば従来は複数段の粉粒
体搬送装置を用いていた荷受場から第1段の処理装置に
1段の粉粒体搬送装置で粉粒体を搬送できるようにな
る。
了前に、フレキシブルコンテナの内圧を増減させてフレ
キシブルコンテナを強制的に膨張・収縮させ、フレキシ
ブルコンテナの内面に付着した粉粒体を剥落させる場合
には、フレキシブルコンテナ内への粉粒体の残留量を減
少させ、ほとんどフレキシブルコンテナ内に粉粒体を残
留させることなく搬送できる効果が得られる。
給源と、粉粒体が充填される本体と、この下部から連出
され且つ少なくとも先端から所定の長さにわたる部分を
前記本体の一横側面に沿って折り上げることができるス
リーブを備えてなるフレキシブルコンテナに設けられた
接続部に密封状に接続される排出ユニットと、この排出
ユニットから所定の搬送先まで延設された搬送管とを備
え、前記排出ユニットには流体供給源から供給される流
体をフレキシブルコンテナに導入する供給管と、前記フ
レキシブルコンテナ内で流体の供給により流動性を高め
た粉粒体を搬送管に導出する搬送管とが設けられ、これ
ら供給管と排出管とが同軸状に内外二重に配置され、か
つ、前記供給管を排出管の先方で開口させる、フレキシ
ブルコンテナからの粉体搬送装置において、前記排出管
の先端部には、前記接続部が密封状に、かつ、互いに連
通するように接続される被接続部が設けられ、又、前記
供給管の先端を排出管の先端よりも突出させて供給管を
排出管よりも前記フレキシブルコンテナの奥側で開口さ
せることを特徴とするものであり、前記排出ユニットが
フレキシブルコンテナの接続部に当該排出ユニットを密
封状に接続させる被接続部を備えるので、排出ユニット
にフレキシブルコンテナを直結して前記本発明方法を実
施することができ、これにより、フレキシブルコンテナ
と粉粒体搬送装置との接続時に周囲に粉粒体が放散され
ることを防止できる効果、フレキシブルコンテナと粉粒
体搬送装置との解離時に粉粒体が周囲への放散をなくす
ことができる効果、荷受設備の簡略化及びこれに伴う設
備費用の削減を図れる効果、実袋時でも風袋時でもスリ
ーブを有する従来のフレキシブルコンテナに比べてほと
んど占有体積及び重量を増加させずに済み、保管コスト
や輸送コストを増大させずに済む効果、フレキシブルコ
ンテナの低価格化を図れる効果などの効果を得ることが
できる。
排出ユニットにおける供給管と排出管とが同軸状に内外
二重に配置され、この排出管の先端に被接続部が連設さ
れ、この被接続部より供給管の先端部を突出させ、この
排出管と搬送管とを密封状に接続する接続部を備え、前
記供給管の先端部には流体をフレキシブルコンテナ内に
噴出する噴気孔を有するので、スリーブと排出ユニット
との接続が容易になる上、供給管から噴出する加圧流体
が粉粒体の流動性を高めた状態で排出管に流入させるこ
とができ、確実に粉粒体の流動性が高められる効果が得
られるのである。
すると、前記効果に加えて、搬送距離や搬送揚程を著し
く増大させることができる結果、例えば従来は複数段の
粉粒体搬送装置を用いていた荷受場から第1段の処理装
置に1段の粉粒体搬送装置で粉粒体を搬送できるように
なる。
ブルコンテナの接続部に設けた雄又は雌形継手に対応す
る雌又は雄形継手を前記被接続部に設けた場合には、フ
レキシブルコンテナのスリーブと排出ユニットとを継手
を介して接続・解離できることになり、このフレキシブ
ルコンテナのスリーブと排出ユニットとの接続作業及び
解離の作業性を高めることができると共に、操作性を高
めることができる効果が得られる。
形継手と前記の被接続部に設けた雌又は雄形継手とがワ
ンタッチ操作により接続及び解離されるものである場合
にはフレキシブルコンテナと排出ユニットとの接続作業
及び解離作業の作業性を一層高めることができると共
に、操作性を一層高めることができる効果を得ることが
できる。
フレキシブルコンテナの接続部に当該排出ユニットを密
封状に接続させる被接続部を備えるので、排出ユニット
にフレキシブルコンテナを直結して前記の本発明方法を
実施することができる結果、フレキシブルコンテナと粉
粒体搬送装置との接続時に周囲に粉粒体が放散されるこ
とを防止できる効果、フレキシブルコンテナと粉粒体搬
送装置との解離時に粉粒体が周囲への放散をなくすこと
ができる効果、荷受設備の簡略化及びこれに伴う設備費
用の削減を図れる効果、搬送距離及び/又は搬送揚程を
増大できる効果、実袋時でも風袋時でもスリーブを有す
る従来のフレキシブルコンテナに比べてほとんど占有体
積及び重量を増加させずに済み、保管コストや輸送コス
トを増大させずに済む効果、フレキシブルコンテナの低
価格化を図れる効果などの効果を得ることができる。
び/又は搬送管にキャリア流体を追加的に供給する手段
を設けた場合には、排出ユニット及び/又は搬送管にお
いてキャリア流体の追加によって搬送圧を増加でき、搬
送距離及び/又は搬送揚程を一層大きくできる効果が得
られる。
に接続されたフレキシブルコンテナの内圧を増減させて
フレキシブルコンテナを膨張・収縮させる手段を備える
場合には、搬送の終了間際にこの手段を作動させて、フ
レキシブルコンテナを膨張・収縮させ、これにより、フ
レキシブルコンテナの内面に付着した粉粒体を剥落させ
て粉粒体搬送装置でフレキシブルコンテナから排出でき
るので、フレキシブルコンテナへの粉粒体の残留を少な
くすることができる。
れる本体と、この下部から連出され且つ少なくとも先端
から所定の長さにわたる部分を前記本体の一横側面に沿
って折り上げることができるスリーブを備えてなるフレ
キシブルコンテナの本体下部から連出したスリーブの先
端部に設けた接続部が密封状に接続される被接続部と、
流体供給源から供給される流体を前記フレキシブルコン
テナ内に供給する供給管と、流体の供給により前記フレ
キシブルコンテナ内で流動性を高めた粉粒体を搬送管に
導入する排出管とを備え、これら供給管と排出管とが同
軸状に内外二重に配置され、かつ、前記供給管を排出管
の先方で開口させるフレキシブルコンテナ用排出ユニッ
トにおいて、前記のフレキシブルコンテナの接続部と排
出管の被接続部との接続により前記のスリーブと排出管
とが密封状に、かつ、互いに連通するように接続される
ので、供給管に加圧流体供給源を接続し、排出管に搬送
管を接続するだけで簡単に本発明装置を構成することが
でき、又、フレキシブルコンテナの本体の横側面に折り
畳まれたスリーブの先端に連設され、上向きに開口させ
た接続部にこの被接続部を直接に接続してフレキシブル
コンテナから粉粒体を搬送する上記本発明方法を実施す
ることができる。
搬送装置との接続時に周囲に粉粒体が放散されることを
防止できる効果、フレキシブルコンテナと粉粒体搬送装
置との解離時に粉粒体が周囲への放散を減少させること
ができる効果、荷受設備の簡略化及びこれに伴う設備費
用の削減を図れる効果、搬送距離及び/又は搬送揚程を
増大できる効果、実袋時でも風袋時でもスリーブを有す
る従来のフレキシブルコンテナに比べてほとんど占有体
積及び重量を増加させずに済み、保管コストや輸送コス
トを増大させずに済む効果、フレキシブルコンテナの低
価格化を図れる効果などの効果を得ることができる。
前記供給管と排出管とが同軸状に内外二重に配置され、
この排出管の先端に被接続部が連設され、この被接続部
より供給管の先端部を突出させ、この供給管の先端部に
は流体をフレキシブルコンテナ内に噴出させる噴気孔を
有するので、スリーブと排出ユニットとの接続が容易に
なる上、供給管から噴出する加圧流体が粉粒体の流動性
を高めることなく排出管に流れることを防止でき、確実
に粉粒体の流動性が高められる効果が得られる。
周面に供給管の軸心方向の所定の範囲内に分散して形成
されると、加圧流体の圧入により粉粒体の流動性が高め
られる範囲を拡大できる効果が得られる。
より閉塞されると、供給管に供給されれた加圧流体の全
量を噴気孔から噴出させることができるので、加圧流体
の圧入により粉粒体の流動性が高められる範囲を一層拡
大できる効果が得られる。
その基端部で排出管に連通させるバイパス通路を設ける
場合には、加圧空気を供給管から直接排出管に供給して
混相比を低くすることができ、これによりペレットなど
の嵩比重が大きい粉粒体の搬送ができるようになる効果
が得られる。
は、全閉と全開との間で開度調整されるバイパスバルブ
を設けると、嵩比重の異なる複数種類の粉粒体をそれぞ
れの搬送特性に最適の搬送条件で搬送することができる
効果を得ることができる。
排出管内に旋回流を形成する手段を設けた場合には、排
出管内に搬送流の淀み生じることが防止され、搬送中に
この淀み滞留した粉粒体が排出ユニットをフレキシブル
コンテナから解離する時に周囲に放散することを防止で
きる。
キシブルコンテナの斜視図である。
る部分を本体の一横側面に沿って折り上げ、保持手段で
保持した状態の本発明の一実施例において用いたフレキ
シブルコンテナの斜視図である。
がらせた状態の本発明の一実施例において用いたフレキ
シブルコンテナの斜視図である。
ンテナから所定の搬送先に粉粒体を搬送する粉粒体搬送
装置の構成図である。
ニットの断面図である。
能を示す搬送特性図である。
出ユニットの断面図である。
コンテナの側面図である。
コンテナから粉粒体搬送装置に粉粒体を取り出す方法の
説明図である。
ブルコンテナから粉粒体搬送装置に粉粒体を取り出す別
の方法の説明図である。
Claims (24)
- 【請求項1】 粉粒体が充填される本体と、これの下部
から連出されたスリーブとを備え、該スリーブの少なく
とも先端から所定の長さにわたる部分を前記本体の一横
側面に沿って折り上げた後、該本体内に粉粒体を充填
し、粉粒体が充填されずに前記本体の一横側面に沿って
折り上げられた当該スリーブの先端部に粉粒体搬送装置
の排出ユニットを密封状に接続し、この後、スリーブ及
び排出ユニットを本体の下方に垂れ下げてから、粉粒体
搬送装置の流体供給源より流体を前記排出ユニットの供
給管を介してフレキシブルコンテナ内に供給し、この流
体の供給により前記フレキシブルコンテナ内で流動性を
高めた粉粒体を前記排出ユニットの排出管を介して粉粒
体搬送装置の搬送管に排出して所定の搬送先に搬送する
ことを特徴とするフレキシブルコンテナからの粉粒体搬
送方法。 - 【請求項2】 流体供給源から流体をフレキシブルコン
テナ内に供給する排出ユニットの供給管と、流動性を高
められた粉粒体をフレキシブルコンテナから搬送管に排
出する排出ユニットの排出管とを同軸状に内外二重に配
置し、前記スリーブに排出ユニットを接続したときに、
前記供給管を該スリーブの先端部よりも本体側で開口さ
せ、前記排出管と前記スリーブの先端部とを密封状に、
かつ互いに連通させる請求項1に記載のフレキシブルコ
ンテナからの粉粒体搬送方法。 - 【請求項3】 スリーブの先端部に連設された継手を介
してスリーブの先端部に粉粒体搬送装置の排出ユニット
を密封状に接続する請求項1又は2に記載のフレキシブ
ルコンテナからの粉粒体搬送方法。 - 【請求項4】 継手をワンタッチ操作で接続及び解離す
る請求項3に記載のフレキシブルコンテナからの粉粒体
搬送方法。 - 【請求項5】 排出ユニットからフレキシブルコンテナ
内に供給する流体を排出ユニット内で分流させて、その
一つの流れを排出管の先端からフレキシブルコンテナ内
に供給し、他の流れをこれよりも排出管の基端側でフレ
キシブルコンテナから搬送管に排出される粉粒体の流れ
に合流させる請求項2ないし4のいずれか1項に記載の
フレキシブルコンテナからの粉粒体搬送方法。 - 【請求項6】 排出ユニット内で排出管の先端からフレ
キシブルコンテナ内に供給する流体の流れに対する他の
流れの流量を粉粒体の搬送特性に対応して調整する請求
項5に記載のフレキシブルコンテナからの粉粒体搬送方
法。 - 【請求項7】 排出ユニット及び/又は搬送管にキャリ
ア流体を追加的に供給する請求項1ないし6のいずれか
1項に記載のフレキシブルコンテナからの粉粒体搬送方
法。 - 【請求項8】 搬送先で粉粒体をキャリア流体から分離
すると共に、分離されたキャリア流体を吸引する請求項
1ないし7のいずれか1項に記載のフレキシブルコンテ
ナからの粉粒体搬送方法。 - 【請求項9】 粉粒体の搬送の終了間際に、フレキシブ
ルコンテナの内圧を増減させてフレキシブルコンテナを
強制的に膨張・収縮させ、フレキシブルコンテナの内面
に付着した粉粒体を剥落させる請求項1ないし8のいず
れか1項に記載のフレキシブルコンテナからの粉粒体搬
送方法。 - 【請求項10】 流体を供給する流体供給源と、粉粒体
が充填される本体と、この下部から連出され且つ少なく
とも先端から所定の長さにわたる部分を前記本体の一横
側面に沿って折り上げることができるスリーブを備えて
なるフレキシブルコンテナに設けた接続部に密封状に接
続される排出ユニットと、この排出ユニットから所定の
搬送先まで延設された搬送管とを備え、前記排出ユニッ
トには流体供給源から供給される流体をフレキシブルコ
ンテナに導入する供給管と、前記フレキシブルコンテナ
内で流体の供給により流動性を高めた粉粒体を搬送管に
導出する搬送管とが設けられ、これら供給管と排出管と
が同軸状に内外二重に配置され、かつ、前記供給管を排
出管の先方で開口させる、フレキシブルコンテナからの
粉体搬送装置において、 前記排出管の先端部には、前記接続部が密封状に、か
つ、互いに連通するように接続される被接続部が設けら
れ、又、前記供給管の先端を排出管の先端よりも突出さ
せて供給管を排出管よりも前記フレキシブルコンテナの
奥側で開口させることを特徴とするフレキシブルコンテ
ナからの粉粒体搬送装置。 - 【請求項11】 フレキシブルコンテナの接続部に雄型
継手又は雌型継手が設けられ、被接続部にこの雄型継手
又は雌型継手に対応する雌型継手又は雄型継手が設けら
れている請求項10に記載のフレキシブルコンテナから
の粉粒体搬送装置。 - 【請求項12】 接続部に設けた雄型継手又は雌形継手
と被接続部に設けた雌型継手又は雄形継手とがワンタッ
チ操作により接続及び解離される継手を構成する請求項
11に記載のフレキシブルコンテナからの粉粒体搬送装
置。 - 【請求項13】 排出ユニット及び/又は搬送管にキャ
リア流体を追加的に供給する手段を設けた請求項10な
いし12のいずれか1項に記載のフレキシブルコンテナ
からの粉粒体搬送装置。 - 【請求項14】 搬送終了に際してフレキシブルコンテ
ナの内圧を増減させることによりフレキシブルコンテナ
を強制的に膨張・収縮させる手段を設けた請求項10な
いし13のいずれか1項に記載のフレキシブルコンテナ
からの粉粒体搬送装置。 - 【請求項15】 搬送先に粉粒体をキャリア流体から分
離して回収する回収手段と、回収手段で分離されたキャ
リア流体を吸引する吸引手段と、この吸引手段と並列に
回収手段に接続され、回収手段を大気中に連通させる大
気連通路と、この大気連通路を開閉する大気連通バルブ
とがを設けられ、搬送終了に際してこの大気連通バルブ
を開閉することによりフレキシブルコンテナの内圧を増
減させることによりフレキシブルコンテナを強制的に膨
張・収縮させる請求項10ないし14のいずれか1項に
記載のフレキシブルコンテナからの粉粒体搬送装置。 - 【請求項16】 粉粒体が充填される本体と、この下部
から連出され且つ少なくとも先端から所定の長さにわた
る部分を前記本体の一横側面に沿って折り上げることが
できるスリーブを備えてなるフレキシブルコンテナの本
体下部から連出したスリーブの先端部に設けた接続部が
密封状に接続される被接続部と、流体供給源から供給さ
れる流体を前記フレキシブルコンテナ内に供給する供給
管と、流体の供給により前記フレキシブルコンテナ内で
流動性を高めた粉粒体を搬送管に導入する排出管とを備
え、これら供給管と排出管とが同軸状に内外二重に配置
され、かつ、前記供給管を排出管の先方で開口させるフ
レキシブルコンテナ用排出ユニットにおいて、 前記のフレキシブルコンテナの接続部と排出管の被接続
部との接続により前記のスリーブと排出管とが密封状
に、かつ、互いに連通するように接続されることを特徴
とするフレキシブルコンテナ用排出ユニット。 - 【請求項17】 供給管からフレキシブルコンテナ内に
流体を噴出させる噴気孔を供給管の先端に開口させた請
求項16に記載のフレキシブルコンテナ用排出ユニッ
ト。 - 【請求項18】 供給管からフレキシブルコンテナ内に
流体を噴出させる噴気孔が、当該供給管の先端に形成さ
れると共に、排出管よりも突出させた供給管の部分の周
面に供給管の軸心方向の所定の範囲内に分散して形成さ
れている請求項17に記載のフレキシブルコンテナ用排
出ユニット。 - 【請求項19】 供給管の先端が閉塞され、供給管から
フレキシブルコンテナ内に流体を噴出させる噴気孔が排
出管よりも突出させた供給管の部分の周面に供給管の軸
心方向の所定の範囲内に分散して形成されている請求項
17又は18に記載のフレキシブルコンテナ用排出ユニ
ット。 - 【請求項20】 接続部には雄型継手又は雌型継手が設
けられ、被接続部には、この雄型継手又は雌型継手に対
応する雌型継手又は雄型継手が設けられている請求項1
6ないし19のいずれか1項に記載のフレキシブルコン
テナ用排出ユニット。 - 【請求項21】 接続部の雄型継手又は雌形継手と被接
続部の雌型継手又は雄形継手がワンタッチ操作により接
続及び解離される継手を構成する請求項20に記載のフ
レキシブルコンテナ用排出ユニット。 - 【請求項22】 供給管をその基端部で排出管に連通さ
せるバイパス通路を設けた請求項16ないし21のいず
れか1項に記載のフレキシブルコンテナ用排出ユニッ
ト。 - 【請求項23】 バイパス通路を開閉、又は、開度調整
するバイパスバルブが設けられている請求項22に記載
のフレキシブルコンテナ用排出ユニット。 - 【請求項24】 排出管の周囲に旋回流を形成する手段
を設けた請求項16ないし23のいずれか1項に記載の
フレキシブルコンテナ用排出ユニット。
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JP2000100425A JP3281888B2 (ja) | 1996-07-01 | 2000-04-03 | フレキシブルコンテナからの粉流体搬送方法及びその装置、並びにフレキシブルコンテナ用排出ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2000100425A JP3281888B2 (ja) | 1996-07-01 | 2000-04-03 | フレキシブルコンテナからの粉流体搬送方法及びその装置、並びにフレキシブルコンテナ用排出ユニット |
Publications (2)
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---|---|
JP2000318839A JP2000318839A (ja) | 2000-11-21 |
JP3281888B2 true JP3281888B2 (ja) | 2002-05-13 |
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ID=18614632
Family Applications (1)
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JP2000100425A Expired - Lifetime JP3281888B2 (ja) | 1996-07-01 | 2000-04-03 | フレキシブルコンテナからの粉流体搬送方法及びその装置、並びにフレキシブルコンテナ用排出ユニット |
Country Status (1)
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