JP3281227B2 - 微動位置決め制御装置 - Google Patents

微動位置決め制御装置

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JP3281227B2 JP25583195A JP25583195A JP3281227B2 JP 3281227 B2 JP3281227 B2 JP 3281227B2 JP 25583195 A JP25583195 A JP 25583195A JP 25583195 A JP25583195 A JP 25583195A JP 3281227 B2 JP3281227 B2 JP 3281227B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置決め対象物を
所定の位置に所定の姿勢で位置決めする微動位置決め制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の鉛直方向1自由度と水平面内の傾
きの2自由度を位置決め制御する微動位置決め制御装置
の構成を図3に示す。同図において、1は位置決めされ
る平板状の基板、2M,2Rおよび2Lは鉛直方向に基
板1の変位を発生するアクチュエータであり、各アクチ
ュエータは圧電素子を駆動素子としており、変位拡大機
構も含む。3M,3Rおよび3Lはアクチュエータ2
M,2Rおよび2Lの近傍にあり、基板1の鉛直方向の
変位を計測する位置センサである。これらの基板、アク
チュエータおよび位置センサによる機構を微動位置決め
機構と呼ぶことにする。
【0003】4M,4Rおよび4Lは位置センサ3M,
3Rおよび3Lによって計測される基板1の鉛直方向の
変位を電気信号に変換する変位増幅器、5M,5Rおよ
び5Lは指令入力、eM ,eR およびeL は変位増幅器
4M,4Rおよび4Lの出力と指令入力5M,5Rおよ
び5Lとを比較して出力される位置偏差信号、6M,6
Rおよび6Lは位置偏差信号eM ,eR およびeL を増
幅する偏差増幅器、7M,7Rおよび7Lは制御ループ
の安定化と位置偏差信号をゼロにするために偏差増幅器
6M,6Rおよび6Lの出力を入力とする補償器、8
M,8Rおよび8Lは補償器7M,7Rおよび7Lの出
力を入力とし、アクチュエータ2M,2Rおよび2Lを
上下動させることにより、基板1を上下方向に並進移動
させたり、鉛直方向に対して傾かせる駆動を行なう電力
増幅器である。これら変位増幅器4M,4R,4L〜電
力増幅器8M,8R,8Lで構成される閉ループをフィ
ードバック装置と呼ぶことにする。
【0004】上述の微動位置決め機構とフィードバック
装置を含めて微動位置決め制御装置と呼ぶことにする。
【0005】図3の微動位置決め制御装置の制御特性を
改善した装置の構成を図4に示す。この装置は、特願平
6−132405号をもって出願されたものである。
【0006】この装置は、図3の微動位置決め制御装置
の構成に対し、新たに運動モード抽出回路9と運動モー
ド分配回路10を追加したものである。位置センサ3
M,3Rおよび3Lによって計測される基板1の鉛直Z
軸方向の変位は、変位増幅器4M,4Rおよび4Lによ
って変位信号zM ,zR およびzL に変換される。この
信号は運動モード抽出回路9に入力され、運動モード別
変位信号zg ,zθx およびzθy となる。ここで、運
動モード抽出回路9の演算は数1式に従う。
【0007】
【数1】 一般的な位置決め制御装置において、位置決め対象物の
運動モードを抽出する場合、フィードバックループ内に
運動モード抽出回路を配置するのが一般的になってい
る。
【0008】運動モード別変位信号zg ,zθx および
zθy は運動モード別指令入力5M´,5R´および5
L´と比較され、これにより、運動モード別偏差信号e
g ,eθx およびeθy が得られる。この運動モード別
偏差信号eg ,eθx およびeθy は、所定の感度を得
るために偏差増幅器6M,6Rおよび6Lに入力され
る。さらに偏差増幅器6M,6Rおよび6Lの出力は、
運動モード別に制御ループの調整を行なう補償器7M,
7Rおよび7Lに入力され、これにより、位置に関する
運動モード別補償信号cg ,cθx およびcθy を得
る。運動モード別補償信号cg ,cθx およびcθy
は、運動モード分配回路10に入力される。運動モード
分配回路10は各軸の駆動信号dM ,dR およびdL
出力し、これにより電力増幅器8M,8Rおよび8Lを
駆動する。ここで、運動モード分配回路10の演算は数
2式に従う。
【0009】
【数2】 上述のように、図3の微動位置決め制御装置のフィード
バック装置の中に運動モード抽出回路9と運動モード分
配回路10を新たに挿入したものを非干渉化フィードバ
ック装置と呼び、微動位置決め機構とこの非干渉化フィ
ードバック装置を含めて微動位置決め非干渉化装置と呼
ぶことにする。
【0010】数1および2式は、アクチュエータ2M,
2Rおよび2Lと位置センサ3M,3Rおよび3Lの配
置を示す座標系において、この座標の原点に対して基板
1の並進運動と平面内の回転運動を定義したものであ
る。よって、アクチュエータ2M,2Rおよび2Lと位
置センサ3M,3Rおよび3Lの配置が変わると、運動
モード抽出回路9と運動モード分配回路10の演算は変
わる。図5は、アクチュエータ2M,2Rおよび2Lと
位置センサ3M,3Rおよび3Lの配置を示す座標系を
示す。数1および2式は、この座標系での運動モード抽
出回路9と運動モード分配回路10の演算式を表してい
る。
【0011】この微動位置決め非干渉化装置によれば、
基板1の運動モードごとのループゲインの調整が可能に
なる。図3の微動位置決め制御装置は、Z軸方向の並進
運動に対するループゲインの調整しかできなかったが、
図4の微動位置決め非干渉化装置は、調整の自由度が増
えた分だけ制御特性を極限に近いところまで追求でき、
指令入力に対する応答性が改善できるのみならず、外乱
抑圧性能も向上するという特徴がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の微動位置決め制御装置によれば、位置決め時間や外
乱抑圧性能を極限まで追求しようとして、制御ループゲ
インを順次増加すると、機構の機械共振を刺激すること
になり、性能向上に限界がある。また、ゲイン調整時
に、並進1自由度と2つの回転運動の内、並進運動モー
ドは意識的に操作していることになるが、2つの回転運
動モードについては、並進運動モードの特性調整に対し
て従属的な決め方となる。すなわち、3軸微動機構が有
する運動モードのそれぞれの制御性能をきめ細かく調整
できないという問題がある。
【0013】また、従来の微動位置決め非干渉化装置に
よれば、変位増幅器4M,4Rおよび4Lの出力信号を
運動モード抽出回路9に入力しているので、運動モード
抽出回路9をハードウエアで構成した場合、その抵抗器
の温度変化によるドリフトや抵抗値誤差によるゲインエ
ラーの影響により、微動位置決め機構の位置を正確に検
出できなくなる。そこで、精度の高い抵抗器や部品を使
用して温度ドリフトや抵抗値誤差の影響を小さくする必
要があり、その結果、装置のコストアップになってしま
うという問題がある。
【0014】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、微動位置決め装置において、コストを増大
させることなく、微動位置決め機構が有する各運動モー
ドの制御性能をきめ細かく調整できるようにすることに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、Z軸方向の並進1自由度とX軸及びY軸回
りの回転2自由度において位置決めされる位置決め対象
物と、対象物を位置決めのためにZ軸方向に移動する3
個のアクチュエータと、位置決め対象物の各アクチュエ
ータ近傍におけるZ軸方向の変位を計測する3個の位置
センサと、各位置センサの出力に基づく変位信号と各指
令入力信号から求められる各位置センサごとの位置偏差
信号を増幅する偏差増幅器と偏差増幅器からの各偏差
増幅信号に所定の演算を施して位置決め対象物のZ軸方
向の並進1自由度とX軸及びY軸回りの回転2自由度
関する運動モード別偏差増幅信号を抽出する運動モード
抽出回路と、運動モード抽出回路から各運動モード別
偏差増幅信号に対してそれぞれ独立に補償を行なう補償
器と、これらの補償器から各運動モード別偏差増幅信
に所定の演算を施して各アクチュエータに対する駆動
信号を生成する運動モード分配回路と、駆動信号に応
じてアクチュエータのそれぞれを駆動する電力増幅器と
を備えることを特徴とする。
【0016】また、補償器がゲイン調整を行なう回路で
あり、電力増幅器が電流出力型の電力増幅器であること
を特徴とする。
【0017】さらに、運動モード分配回路の出力に対し
て比例積分補償を行なうPI補償器を備え、電力増幅器
が電圧出力型の電力増幅器であることを特徴とする。
【0018】
【作用】この構成において、各位置センサからの信号と
指令電圧との偏差信号は偏差増幅器により増幅され、そ
の信号から、運動モード抽出回路において各運動モード
別の偏差信号が抽出される。そして、抽出された各運動
モード別の偏差信号は、独立して補償が行われ、その
後、運動モード分配回路により分配されて各アクチュエ
ータに対する駆動信号となる。その際、運動モード抽出
回路に入力される偏差信号は、位置決め完了間近では0
ボルトに近づくため、運動モード抽出回路をハードウエ
アで構成している場合であっても、その抵抗器の温度変
化によるドリフトや抵抗値の誤差によるゲインエラーの
影響は無視し得るほど小さい。したがって、かかるゲイ
ンエラーに対処するための精度の高い抵抗器や部品を使
用する必要がなく、各アクチュエータによる3軸微動機
構が有する運動モードそれぞれの制御性能に対し、きめ
細かな補償が行われる。
【0019】
【実施例】
[実施例1]図1は、本発明の第1の実施例に係る微動
位置決め制御装置の構成を示す図であり、本発明の特徴
を最もよく表している。同図において、bM ,bR およ
びbL は偏差増幅信号であり、bg ,bθx およびbθ
y は、運動モード別偏差増幅信号である。その他の図3
および図4と同一の符号は、それらの図のものと同一の
要素を示す。
【0020】以下、図1の装置の動作を説明する。
【0021】位置センサ3M,3Rおよび3Lによって
計測される基板1の鉛直Z軸方向の変位は、変位増幅器
4M,4Rおよび4Lによって変位信号zM ,zR およ
びzL に変換される。変位信号zM ,zR およびzL
指令入力信号5M,5Rおよび5Lとを比較して位置偏
差信号eM ,eR およびeL を得る。この位置偏差信号
は所定の感度を得るために、偏差増幅器6M,6Rおよ
び6Lに入力され、偏差増幅信号bM ,bR およびbL
となる。この偏差増幅信号bM ,bR およびbL は運動
モード抽出回路9に入力され、運動モード別偏差増幅信
号bg ,bθxおよびbθy が抽出され。ここで、運動
モード抽出回路9の演算は数3式で表すことができる。
【0022】
【数3】 次に、運動モード別偏差信号bg ,bθx およびbθy
は、制御ループの調整を運動モード別に行なう補償器7
M,7Rおよび7Lに入力されて、位置に関する運動モ
ード別補償信号cg ,cθx およびcθy となる。この
運動モード別補償信号cg ,cθx およびcθy は、運
動モード分配回路10に入力され、各軸への駆動信号d
M ,dR およびdL となり、アクチュエータ2M,2R
および2Lを駆動する電流出力型の電力増幅器8M,8
Rおよび8Lを駆動する。運動モード分配回路10の演
算式は数2式と同じである。
【0023】これにより、従来の微動位置決め制御装置
と比較すると、基板1の運動モードごとのループゲイン
の調整が可能となり、装置の制御特性を極限に近いとこ
ろまで追求でき、指令入力に対する応答性が改善できる
のみならず、外乱抑圧性能も向上する。
【0024】また、従来の微動位置決め非干渉化装置と
比較すると、運動モード抽出回路9や運動モード分配回
路10をハードウエアによって実現する場合、位置決め
開始時は位置偏差信号eM ,eR およびeL が大きい
が、位置決め完了近くになると位置偏差信号eM ,eR
およびeL の電圧が0[V]付近になり、その結果運動
モード抽出回路9への入力信号電圧も0[V]付近にな
り、運動モード抽出回路9内の抵抗器の温度変化による
ドリフトや抵抗値の誤差によるゲインエラーの影響を無
視することができる。
【0025】本実施例では、電流出力型の電力増幅器8
M,8R,8Lを使用しており、制御系全体の目標値に
対する応答が1次遅れになるので、ループゲインの調整
によって、オーバーシュートが発生しないような応答に
調整することが可能となり、微動位置決め機構に負担を
かけないという特徴がある。
【0026】[実施例2]第1の実施例では、電力増幅
器として電流出力型を使用している。しかし、圧電素子
などのアクチュエータ2M,2Rおよび2Lに対して電
流出力型の電力増幅器を使用することは稀であり、一般
には電圧出力型の電力増幅器を使用することが多い。こ
れは、制御系のループを開いて電流出力型の電力増幅器
に一定の入力電圧を印加すると、圧電素子の両端電圧が
時間の経過に伴って増大するからである。
【0027】そこで、電力増幅器を電圧出力型にした第
2の実施例を図2に示す。同図において、17M,17
Rおよび17LはPI補償器であり、18M,18Rお
よび18Lは電圧出力型の電力増幅器である。ここで、
Pは比例動作、Iは積分動作を意味する。その他の符号
が示す要素は、図1と同様である。
【0028】これにより、従来の微動位置決め制御装置
と比較すると、基板1の運動モードごとのループゲイン
の調整が可能となり、装置の制御特性を極限に近いとこ
ろまで追求でき、指令入力に対する応答性が改善できる
のみならず、外乱抑圧性能も向上できる。
【0029】また、従来の微動位置決め非干渉化装置と
比較すると、運動モード抽出回路9や運動モード分配回
路10をハードウエアによって実現する場合、位置決め
開始時は位置偏差信号eM ,eR およびeL が大きい
が、位置決め完了近くになると位置偏差信号eM ,eR
およびeL の電圧が0[V]付近になり、その結果運動
モード抽出回路9への入力信号電圧も0[V]付近にな
り、運動モード抽出回路9内の抵抗器の温度変化による
ドリフトや抵抗値の誤差によるゲインエラーの影響が無
視できる。
【0030】本実施例では、電圧出力型の電力増幅器を
使用しており、PI補償器17M,17Rおよび17L
のゼロ点と電圧出力型の電力増幅器18M,18Rおよ
び18Lの極がキャンセルするように調整することによ
り、PI補償器17M,17Rおよび17Lからアクチ
ュエータ2M,2Rおよび2Lまでの伝達関数が1次遅
れ特性になるように調整することができるので、制御系
のループを開いて、圧電素子自身の特性を測定すること
が可能になる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、偏
差信号に対して運動モードの抽出を行い、補償を行うよ
うにしたため、3軸微動機構が有する運動モードのそれ
ぞれの制御性能をきめ細かく調整して位置決め制御特性
を改善できるとともに、精度の高い抵抗器や部品を使用
する必要がなく、コストアップを回避することができ
る。また、図4の微動位置決め非干渉化装置への指令入
力は運動モード別変位信号に対する指令であるため、そ
のためのソフトウエアを新たに開発する必要があるが、
本発明の微動位置決め制御装置への指令入力は従来の図
3装置と同様に変位信号に対する指令であるので、本発
明の微動位置決め制御装置を駆動するソフトウエアは、
従来の図3の装置を駆動するソフトウエアを流用するこ
とができ、ソフトウエア開発の時間を省くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る微動位置決め制
御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第2の実施例に係る微動位置決め制
御装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 従来の微動位置決め制御装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 従来の微動位置決め非干渉化装置の構成を示
すブロック図である。
【図5】 微動位置決め装置におけるアクチュエータと
位置センサの配置を示す座標系を示す図である。
【符号の説明】
1:基板、2M,2R,2L:圧電素子などのアクチュ
エータ、3M,3R,3L:位置センサ、4M,4R,
4L:変位増幅器、5M,5R,5L:指令入力、5M
´,5R´,5L´:運動モード別指令入力、6M,6
R,6L:偏差増幅器、7M,7R,7L:補償器、8
M,8R,8L:電流出力型の電力増幅器、9:運動モ
ード抽出回路、10:運動モード分配回路、17M,1
7R,17L:PI補償器、18M,18R,18L:
電圧出力型の電力増幅器、eM ,eR ,eL :位置偏差
信号、eg ,eθx ,eθy :運動モード別偏差信号、
M ,zR ,zL :変位信号、zg ,zθx ,zθy
運動モード別変位信号、bM ,bR ,bL :偏差増幅信
号、bg ,bθx ,bθy :運動モード別偏差増幅信
号、cg ,cθx ,cθy :運動モード別補償信号、d
M,dR ,dL :各軸への駆動信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−151272(JP,A) 特開 平6−69096(JP,A) 特開 平3−185502(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05D 3/00 - 3/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Z軸方向の並進1自由度とX軸及びY軸
    回りの回転2自由度において位置決めされる対象物と、 前記対象物を前記位置決めのためにZ軸方向に移動する
    3個のアクチュエータと、 前記対象物の前記各アクチュエータ近傍におけるZ軸方
    向の変位を計測する3個の位置センサと、 前記各位置センサの出力に基づく変位信号と各指令入力
    信号から求められる前記各位置センサごとの位置偏差信
    号を増幅する偏差増幅器と前記偏差増幅器からの各偏差増幅信号 に所定の演算を施
    して前記対象物のZ軸方向の並進1自由度とX軸及びY
    軸回りの回転2自由度に関する運動モード別偏差増幅信
    号を抽出する運動モード抽出回路と、 前記運動モード抽出回路から各運動モード別偏差増幅
    信号に対してそれぞれ独立に補償を行なう補償器と、前記 補償器から各運動モード別偏差増幅信号に所定の
    演算を施して前記各アクチュエータに対する駆動信号を
    生成する運動モード分配回路と、 前記駆動信号に応じて前記アクチュエータのそれぞれ
    を駆動する電力増幅器とを備えることを特徴とする微動
    位置決め制御装置。
  2. 【請求項2】 前記補償器がゲイン調整を行なう回路で
    あり、前記電力増幅器が電流出力型の電力増幅器である
    ことを特徴とする請求項1記載の微動位置決め制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記運動モード分配回路の出力に対して
    比例積分補償を行なうPI補償器を備え、前記電力増幅
    器が電圧出力型の電力増幅器であることを特徴とする請
    求項1記載の微動位置決め制御装置。
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