JP3277687B2 - シート積載トレイ - Google Patents

シート積載トレイ

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JP3277687B2
JP3277687B2 JP10010594A JP10010594A JP3277687B2 JP 3277687 B2 JP3277687 B2 JP 3277687B2 JP 10010594 A JP10010594 A JP 10010594A JP 10010594 A JP10010594 A JP 10010594A JP 3277687 B2 JP3277687 B2 JP 3277687B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やプリンタ等の
画像形成装置で画像記録されたシートが順次排出され、
積載されるシート積載トレイに関する。本発明のシート
積載トレイは、順次排出されるシートを積載状態で収容
する種々のトレイに適用することができるが、シートを
揃えた状態で積載する必要のあるトレイ、例えば、複数
重ねて配置されるとともに分配収容されたシート束にス
テープリング等の後処理を行うシート処理装置用のビン
トレイ、コンパイルトレイ等に特に好適に使用すること
ができる。
【0002】
【従来の技術】前記種類のシート積載トレイにおいて
は、排出されたシートを位置ずれなく積載できれば、シ
ート積載トレイから取り出したシートの束を手作業によ
って揃える手間を省くことができるので便利である。ま
た、シート積載トレイにシート束を積載した状態で、そ
のシート束にステープリング等の後処理する場合、積載
されたシートの位置ずれが少ないと、ステープリングし
たシート束のシートが揃って見た目に美しい仕上がりと
なる。前記シート積載トレイに排出されるシートの幅方
向の位置揃えは、位置揃え用の平板状のタンパを往復移
動させて、シートを幅方向の一側に配置された位置決め
側壁に押圧することによって行っている。
【0003】シート積載トレイに排出されるシートの排
出方向の位置揃えを行う技術としては、従来、下記(J
01)の技術が知られている。 (J01)(特開平4−277165号公報記載の技術) この公報には、ステイプルソータのビントレイにおい
て、シート積載面にシート排出方向の後端が低くなるよ
うに角度を持たせ、シートをその自重により、シート排
出方向の後端のシート後端位置決め壁に揃えるようにし
た技術が記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記シート積載トレイ
のシート載置面をシート排出方向の後方に行くに従って
下方に傾斜させただけでは、シート排出方向のシートの
位置決めを正確に行うことができない。次にその理由を
図9および図10により説明する。図9において、シー
ト積載トレイTはシート載置面01およびシート後端位
置決め壁02を有し、シート載置面01はシート排出方
向の後方(図9で右方)に行くに従って下方に傾斜して
いる。
【0005】このシート積載トレイTにダウンカールし
たシートSiを順次積載して行くと、搬送されてきたシ
ートは、シート排出時に一旦、シート後端位置決め壁0
2より前方の離れた位置まで飛び出し、その後、図9A
に示すように、傾斜したシート載置面01上に既に載置
された排出シート上面に沿って自重によりシート後端位
置決め壁02に向かって滑り落ちてくる。このとき、滑
り落ちてきたシートは既に積載されているシートとシー
ト後端位置決め壁02との間に入り込もうとして、結果
的に既に積載されているシートをシート後端位置決め壁
02から離す方向に押し出してしまう(図9B参照)。
【0006】また、シート排出ロールに対しビントレイ
群が順次移動して排出シートの仕分けを行い、仕分け終
了後、ビントレイ群が順次移動してステイプルを行うス
テイプルソータでは、ビントレイ移動時にビントレイが
振動する。この振動がシートを振動させ、前記押し出す
量が多くなる。
【0007】また、図10Aに示すように、シート積載
トレイTにダウンカールしたシートSiが積載されてい
る状態で、その上に新たな排出シートが落下したり、シ
ート積載トレイが振動したりすると、前記積載されたシ
ートSiは図10Bに示すように一瞬カールが押し潰さ
れて曲率が小さくなる。このとき、シート後端位置決め
壁02側のシート端部はシート後端位置決め壁02に接
したまま潰されるとになる。そしてシートSiが元の曲
率に復帰したとき、シート後端位置決め壁02からシー
ト端部が離れてしまう。ここで、シート載置面01の傾
斜角度によりシート後端位置決め壁02に向かって滑り
落ちてくれればよいのだが、シート端がシート載置面0
1と接しているため、抵抗が大きく、シートが滑り落ち
難い。このずれたシートSiの上にシートが積載されて
いると、それらのシートはシート後端位置決め壁02か
ら離れたままになってしまう。これが何回か繰り返され
ると当然ずれ量が多くなり、図10Cに示すようにな
る。
【0008】前記シートSiがシート後端位置決め壁0
2から離れるのを防ぐためには前記シート後端位置決め
壁02に対向する位置に、シートSiの搬出方向前方へ
の移動を防止する移動防止フェンスを設けることが考え
られるが、シートSiのサイズに応じて、移動防止フェ
ンスの位置を調整する必要があるので、高価なものとな
る。
【0009】本発明は、前述の事情に鑑み、下記の記載
内容を課題とする。 (O01)シート積載トレイに積載されるシートの搬送方
向の位置ずれ量を少なくすること。
【0010】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0011】前記課題を解決するために、本出願の第1
発明のシート積載トレイ(Bi)は、画像形成済みのシ
ート(Si)を重ねた状態で収納するシート積載トレイ
(Bi)において、下記の要件を備えたことを特徴とす
る、 (Y01)排出されるシート(Si)の排出方向の前側が
後側よりも高くなるように傾斜して配置されたシート載
置面(22)、 (Y02)排出されたシート(Si)後端の位置決めを行
うシート後端位置決め壁(25)、 (Y03)前記シート載置面(22)には排出方向に沿っ
て延びるほぼ一定の高さを有し且つ上端にシートが載置
される複数のリブ(24)が設けられたこと、 (Y04)前記リブ(24)の後端は前記シート後端位置
決め壁(25)から所定距離(L)離れて配置されたこ
と、 (Y05)前記リブ(24)の後端の高さ(H)および前
記シート後端位置決め壁(25)からの距離(L)は、
ダウンカールしたシート(Si)の後端部下面が前記リ
ブ(24)後端の上端縁(24a)に支持され且つシー
ト(Si)後端縁がシート載置面(22)から浮き上が
った状態でシート後端位置決め壁(25)に当接するよ
うに設定されたこと。
【0012】
【0013】
【作用】次に、前述の特徴を備えた本発明の作用を説明
する。 (第1発明の作用)前述の特徴を備えた本出願の第1発
明のシート積載トレイ(Bi)は、そのシート載置面
(22)が、排出されるシート(Si)の排出方向の前
側が後側よりも高くなるように傾斜して配置されてい
る。また、前記シート載置面(22)には排出方向に沿
って延びる複数のリブ(24)が設けられており、前記
リブ(24)の後端は前記シート後端位置決め壁(2
5)から所定距離(L)離れて配置されている。したが
って、傾斜したシート載置面(22)に排出されたシー
ト(Si)は後方に滑り、その後端は、シート後端位置
決め壁(25)に当接して位置決めされる。その際、ダ
ウンカールしたシート(Si)は、その後端部下面が前
記リブ(24)の後端の上端縁(24a)に当接して支
持されるとともにシート(Si)後端縁がシート載置面
(22)から浮き上がった状態でシート後端位置決め壁
(25)に当接する。このようなダウンカールしたシー
ト(Si)の上に次のダウンカールしたシート(Si)が
載った場合、下のシート(Si)の後端と前記シート後
端位置決め壁(25)との間に上のシート(Si)の後
端が入り込もうとする。この場合、下のシート(Si)
の後端は前方に押されるのではなく、下方に押されるこ
とになる。そして、下方のシート(Si)の後端部分
は、前記リブ(24)後端の上端縁(24a)を中心に
折れ曲がって、下方にたわむので、前方に移動するのが
防止される。
【0014】
【0015】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施例を
説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもので
はない。なお、以後の説明の理解を容易にするために、
図面において互いに直交する矢印X,Y,Zの方向に直
交座標軸X軸、Y軸、Z軸を定義し、矢印X方向を前
方、矢印Y方向を左方、 矢印Z方向を上方とする。こ
の場合、X方向(前方)と逆向き(−X方向すなわち、
反X方向)は後方、Y方向(左方)と逆向き(−Y方向
すなわち、反Y方向)は右方、Z方向(上方)と逆向き
(−Z方向すなわち、反Z方向)は下方となる。また、
前方(X方向)及び後方(−X方向)を含めて前後方向
又はX軸方向といい、左方(Y方向)及び右方(−Y方
向)を含めて左右方向又はY軸方向といい、上方(Z方
向)及び下方(−Z方向)を含めて上下方向又はZ軸方
向ということにする。さらに図中、「○」の中に「・」
が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味
し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表か
ら裏に向かう矢印を意味するものとする。
【0016】(実施例1)図1は本発明の実施例1のシ
ート積載トレイとしてのビントレイBiを備えたシート
処理装置(ソータ)およびそれに接続される画像形成装
置(複写機)の全体斜視図である。図2は前記図1のII
−II線断面図である。図3は同実施例の平断面図であ
る。図4はビントレイ駆動装置の側面図である。図5は
前記図3のV−V線断面図である。図6は前記図3のV
I−VI線断面図である。
【0017】図1において、シート処理装置U1が画像
形成装置としての複写機U2に連結されている。このシ
ート処理装置U1のハウジング1は、複写機(画像形成
装置)U2と連結されている側面(図2で右側面)にハ
ウジング1内部に通じる開口2(図1〜3参照)を有
し、反対側(図2,4で左側)には開放部3が上下方向
に設けられている。この開放部3の前後の側端面(X軸
方向の端面)は、前側のシート揃え壁4及び後側壁5に
より形成されている。前記シート揃え壁(シートの幅方
向の側端縁を揃える際にシートの側端縁が当接する壁)
4には、図3において、垂直方向(Z軸方向)に長い1
本のスリット7が開口し、また後側壁5には同様に垂直
方向に長い2本のスリット8,9(図3参照)が開口し
ている。前記開放部3には、複写機(画像記録装置)U
2で複写された記録シートを分配収納するビントレイBi
が上下動可能に配設されている。
【0018】図2において、複写機U2とシート処理装
置U1とが接続している部分上部では、複写機U2側には
シート搬出口11が、シート処理装置U1側にはシート
搬入口12が開口している。複写機U2で複写されたシ
ートSiは、前記シート搬出口11からシート搬入口1
2を介して、ハウジング1内部に搬入される。この搬入
されたシートSiの搬送路を切換える切換えゲート13
は、ゲートソレノイド(図示せず)によって回動するよ
うに構成されている。そして、前記搬入されたシートS
iは、切換えゲート13の回動位置により、下方にある
ソータ用シート搬送路14または上方にあるノンソータ
用シート搬送路15のいずれかに搬入される。図2に示
された切換えゲート13の回動位置では、シートSiは
ソータ用シート搬送路14に搬入される。ソータ用シー
ト搬送路14の外端部には、シート分配ステージS1に
あるビントレイBiにシートSiを排出する排出ローラ1
6が設けられている。ノンソータ用シート搬送路15の
外端部には、ハウジング1頂部に設けられたノンソート
用トレイToにシートSiを排出する排出ローラ17が設
けられている。
【0019】(ビントレイ(シート積載トレイ)Biの
形状)次に図3〜6により、シート積載トレイの一例で
あるビントレイの形状を説明する。平面形状ほぼ長方形
のビントレイBiは、シート載置板21を有しており、
このシート載置板21の上面はシート載置面22を形成
している。シート載置面22は、平坦面23とこの平坦
面23よりも上方に突出して左右方向(シート排出方
向)に延びる複数のリブ24により構成されている。前
記シート載置板21の右側端縁にはビントレイBiに排
出されるシートの排出方向の後端(−Y方向の端)の位
置決めを行うシート後端位置決め壁25が立設されてい
る。前記リブ24の右端は前記シート後端位置決め壁2
5から離れた位置に配置されている。図5,6から分か
るように、前記リブ24のシート排出方向の後端の上端
縁24aの高さHおよび前記シート後端位置決め壁25
からの距離Lは、リブ24の後端の上端縁がダウンカー
ルしたシートSiの後端部下面に当接するように設定さ
れている。この実施例1の場合は、H=2mm、 L=
1.5mmに設定されている。このような構成を採用す
ると、図5,6から分かるようにダウンカールしたシー
トSiの後端部は前記リブ24aの後端の上縁によって支
持されており、平坦面23から浮き上がっている。
【0020】このシート載置板21には、前方(X方
向)側辺のほぼ中央にシートの取り出しを容易にするた
めのシート把持用切欠き26が形成され、その後方側
(−X方向側)部分にタンパ用開孔27が形成されてい
る。前記シート載置板21の右側側辺の前側にはコーナ
部にコーナステープリング用切り欠き31が設けられて
いる。またシート載置板21の右側部分には、前後方向
の中央部を挟んで各1箇所ずつ第1デュアルステープリ
ング用切り欠き32および第2デュアルステープリング
用切り欠き33が形成されている。
【0021】ビントレイBiのシート載置板21の前側
側辺には係合ピン36が、後側側辺の右側には係合ピン
37が外側に突出するように取り付けられている。ま
た、シート載置板21の後側側辺の左側の下面には下方
に突出する支持アーム38(図4参照)が設けられその
下端には係合ピン39(図3,4参照)が同様に外側に
突出するように取り付けられている。そして、平板状の
シート載置板21は、右側に向かって斜め下方に傾斜さ
れるとともに、前側にも僅かに斜め下方に傾斜して配置
され、排出されたシートの位置が右側かつ前側に移動し
易くなっている。前記符号21〜38で示された要素か
らビントレイBiが構成されている。
【0022】(ビントレイBiの上下動機構)前記側面
4,5に開口する前記スリット7,8,9(図3参照)
の内側には、図4に示すカムスクリュウ46,47,4
8が回転自在に垂直に配置されている。前記スリット
7,8,9を貫通して、ビントレイBiに連結された各
係合ピン36,37,39は、ハウジング1内部に突出
し、前記カムスクリュウ46,47,48の溝46a,
47a,48aに係合している。図3に示す正逆回転可
能なステッピングモータにより構成されたビントレイ駆
動用モータ51は、ハウジング1下部に固定されてい
る。このビントレイ駆動用のモータの回転出力は、タイ
ミングベルト52を介してカムスクリュー48に伝達さ
れ、さらにタイミングベルト53を介してカムスクリュ
ー46,47に伝達されている。
【0023】したがって、ビントレイ駆動用モータ51
が駆動され、タイミングベルト52,53が回転する
と、カムスクリュウ46,47,48が同期して回転す
る。そしてビントレイ駆動用モータ51に800パルス
の信号が入力されると、カムスクリュウ46,47,4
8がそれぞれ1回転し、ビントレイBiは1ピッチ上昇
または下降する。
【0024】図1,3において、前記複数段設けられた
ビントレイBiの前記タンパ用開孔27(図1,3参
照)全てを貫通する平板状タンパTaが垂直に設けられ
ている。図1においてタンパTaは前後方向に延びるス
クリューシャフト56に螺合するナット57に連結され
ている。そして、前記スクリューシャフト56が回転駆
動された時にスクリューシャフト56に沿って前後方向
(X軸方向)に往復動してビントレイBiに分配収納さ
れたシートSi(図2,3,5参照)をハウジング1の
シート揃え壁4に押圧し(図3参照)幅方向(前後方
向)に揃える機能を有している。
【0025】(ステープラ装置U11)図2において、シ
ート分配ステージS1の下方には後処理ステージS2が配
置され、後処理ステージS2に存在するビントレイBi上
のシートSiをステープリングするステープラ装置(後
処理装置)U11がこのビントレイBiの右端に隣接して
配設されている。図3において、ビントレイBiの右側
縁に沿ってステープラガイド板61がハウジング1に固
定されている。このステープラガイド板61上を移動す
る移動台車62によってステープラ63が支持されてい
る。この移動台車62およびステープラ63は、前記ビ
ントレイBiの前記各切り欠き31,32,33にそれ
ぞれ対応するステープリング位置P0,P1,P2に移動
して停止する。そして、その位置でステープラ装置U11
は左右方向(Y軸方向)に進退移動してステープル作業
を行うように構成されている。
【0026】(実施例1の作用)次に前述の構成を備え
た実施例の作用を説明する。前記複写機U2で複写され
たシートSiが前記シート搬出口11およびシート搬入
口12を通ってハウジング1内部に搬入される。この搬
入されたシートSiは搬送路を切換える切換えゲート1
3の回動位置により、下方にあるソータ用シート搬送路
14または上方にあるノンソータ用シート搬送路15の
いずれかに搬入される。ソータ用シート搬送路14を通
ったシートSiは排出ローラ16から、シート分配ステ
ージS1にあるビントレイBiに排出される。ビントレイ
Biに排出されたシートSiは、シート載置面22が後方
に行くに従って下方に傾斜しているため、シート載置面
22に沿って後方へ移動し、その後端が前記シート後端
位置決め壁25に当接して前後方向の位置決めが行われ
る。
【0027】その際、シートSiがダウンカールしてい
る場合、図5,6に示すような状態、すなわち、シート
Siの後端部下面が前記リブ24の後端の上端縁24aに
当接して支持されるとともにシート後端縁がシート載置
面22から浮き上がった状態でシート後端位置決め壁2
5に当接した状態でビントレイBi上に載置されること
になる。図5,6に示す状態のシートSiの上に次のダ
ウンカールしたシートが排出された場合、下のシートの
後端と前記シート後端位置決め壁25との間に上のシー
トの後端が入り込もうとする。この場合、下のシートの
後端は前方に押されるのではなく、下方に押されること
になる。そして、下方のシートの後端部分は、前記リブ
24後端の上端縁24aを中心に折れ曲がって、下方に
たわむので、前方に移動するのが防止される。
【0028】前述のように、本実施例ではシートSiの
搬送方向の位置決めは、前記位置決め用後端壁25によ
り行われ、且つ前記リブ24の後端の上端縁24aによ
ってシートSiの後部下面が支持されているので、先に
排出されたシートが後から排出されるシートによって下
方に押されることとなり、前方に押されることが防止さ
れるので、シートSiの前後方向の位置ずれが少なくな
る。また、ビントレイBi上のシートSiの幅方向(X軸
方向)のシート揃えは、タンパTaを往復動させること
により行われる。このようにして位置決めされたシート
は、必要に応じて前記ステープラ装置U11によりステー
プル作業が行われる。
【0029】(実施例2)次に、図7,8により本発明
のシート載置トレイの実施例2について説明する。図7
は本発明のシート積載トレイの実施例2のビントレイの
説明図である。図8は前記図7のVIII−VIII線断面図
である。なお、この実施例2の説明において、前記実施
例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。この実施例2は、下
記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前
記実施例1と同様に構成されている。 (S01)前記シート載置面22が前記リブ24の無い平
坦面によって形成されたこと、(S02)前記シート載置
面22の後端には、前記シート後端位置決め壁25との
接続部にシート後端位置決め壁に沿って凹溝66が形成
されたこと、(S03)前記凹溝66の深さDおよび前記
シート排出方向の幅Lは、ダウンカールしたシートSi
の後端部下面が凹溝66の前側上端縁66aに支持され
且つシートSi後端縁がシート載置面22から浮き上が
った状態でシート後端位置決め壁25に当接するように
設定されたこと。
【0030】(実施例2の作用)前述の構成を備えた実
施例2は、ビントレイBiに載置されたシートSiがダウ
ンカールしている場合、図8に示すような状態、すなわ
ち、シートSiの後端部下面が前記リブ凹溝66の前端
の上端縁66aに当接して支持されるとともにシート後
端縁がシート載置面22から浮き上がった状態でシート
後端位置決め壁25に当接した状態でビントレイBi上
に載置されることになる。この実施例2は、図8に示す
状態のシートSiの上に次のダウンカールしたシートが
排出された場合、前記実施例1と同様に下のシートの後
端と前記シート後端位置決め壁25との間に上のシート
の後端が入り込もうとする。この場合、下のシートの後
端は前方に押されるのではなく、下方に押されることに
なる。そして、下方のシートの後端部分は、前記凹溝6
6前端の上端縁66aを中心に折れ曲がって、下方にた
わむので、前方に移動するのが防止される。
【0031】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。
【0032】(H01)本発明はビントレイ以外のシート
積載トレイに使用することが可能である。
【0033】
【発明の効果】前述の本発明のシート処理装置は、下記
の効果(E01)を奏することができる。 (E01)シート積載トレイに積載されるシートの搬送方
向の位置ずれ量を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明のシート積載トレイの実施例1
を備えたシート処理装置が複写機に連結された状態の全
体斜視図である。
【図2】 図2は図1のII−II線断面図である。
【図3】 図3は同実施例1のビントレイの説明図であ
る。
【図4】 図4は同実施例1のビントレイおよびその上
下動機構の説明図である。
【図5】 図5は前記図3のV−V線断面図である。
【図6】 図6は前記図3のVI−VI線断面図である。
【図7】 図7は本発明のシート積載トレイの実施例2
のビントレイの説明図である。
【図8】 図8は前記図7のVIII−VIII線断面図であ
る。
【図9】 図9は従来のシート積載トレイの作用説明図
である。
【図10】 図10は従来のシート積載トレイの他の作
用説明図である。
【符号の説明】
Bi…シート積載トレイ(ビントレイ)、D…深さ、H
…高さ、L…距離、Si…シート、22…シート載置
面、24…リブ、24a…上端縁、25…シート後端位
置決め壁、66…凹溝、66a…上端縁

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次排出される画像形成済みのシートを
    重ねた状態で収納するシート積載トレイにおいて、下記
    の要件を備えたことを特徴とするシート積載トレイ、 (Y01)排出されるシートの排出方向の前側が後側より
    も高くなるように傾斜して配置されたシート載置面、 (Y02)排出されたシート後端の位置決めを行うシート
    後端位置決め壁、 (Y03)前記シート載置面には排出方向に沿って延びる
    ほぼ一定の高さを有し且つ上端にシートが載置される
    数のリブが設けられたこと、 (Y04)前記リブの後端は前記シート後端位置決め壁か
    ら所定距離離れて配置されたこと、 (Y05)前記リブの後端の高さおよび前記シート後端位
    置決め壁からの距離は、ダウンカールしたシートの後端
    部下面が前記リブ後端の上端縁に支持され且つシート後
    端縁がシート載置面から浮き上がった状態でシート後端
    位置決め壁に当接するように設定されたこと。
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