JP3277238B2 - 電気錠ラインモニタ - Google Patents

電気錠ラインモニタ

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JP3277238B2
JP3277238B2 JP01114593A JP1114593A JP3277238B2 JP 3277238 B2 JP3277238 B2 JP 3277238B2 JP 01114593 A JP01114593 A JP 01114593A JP 1114593 A JP1114593 A JP 1114593A JP 3277238 B2 JP3277238 B2 JP 3277238B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2線式電気錠システム
の2線式ラインに接続して、電気錠システムの動作をチ
ェックする電気錠ラインモニタに関する。
【0002】
【従来技術】2線式電気錠システムは、図10に示すよ
うに、室外に設置されたシークレットスイッチ50と、
室内に設置された操作ユニット51と、扉に取付られた
電気錠52を2線式ライン53で結んで、シークレット
スイッチ50または操作ユニット51を操作することに
より、電気錠52を施錠/解錠させるようになってお
り、2線式ライン53では、多重伝送信号と電気錠の待
機時電圧と駆動電圧とが重畳されて送られるようになっ
ている。
【0003】このような、2線式電気錠システムの動作
を、施工時や保守点検時にチェックする時は、図10に
示すようにテスター55やオシロスコープ54等の測定
器を接続して、多重伝送信号をオシロスコープ54で確
認したり、電気錠の待機時電圧と駆動電圧をテスター5
5で測定したりしていた。ところが、このようなチェッ
ク方法では、オシロスコープ54が高価である上、使用
方法が複雑であり、また、信号の確認作業に高度の知識
が要求される、等の問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、高価な測定器を使用せず
に、2線式電気錠システムの動作をチェック出来る電気
錠ラインモニタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
による電気錠ラインモニタは、室内に設置された操作ユ
ニットと、室外に設置されたシークレットスイッチと、
扉に取付られた電気錠を2線式ラインで結んで、上記操
作ユニットまたは上記シークレットスイッチを操作する
ことにより、上記電気錠を施錠/解錠させる2線式電気
錠システムの2線式ラインに接続して、その電気錠シス
テムの動作をチェックする電気錠ラインモニタであっ
て、上記電気錠の施錠命令信号や解錠命令信号等を出力
する多重伝送信号出力部と、施解錠状態信号や開閉扉状
態信号を受信したことを検知して表示する信号受信検知
表示部と、電気錠の待機時電圧を検知して表示する待機
時電圧検知表示部と、電気錠の駆動信号電圧を検知した
時に表示する錠駆動電圧通電表示部と、同じく電気錠の
駆動信号電圧を検知した時にブザー音を発するブザー
と、解錠していることを示す解錠表示部と、開扉してい
ることを示す開扉表示部とを具備し、上記各部と接続さ
れて、信号の送受及び処理を行うモニタ信号処理部とを
備えた構成となっている。
【0006】請求項2に記載の本発明による電気錠ライ
ンモニタは、請求項1に記載の電気錠ラインモニタに加
えて、電気錠の解錠状態信号と施錠状態信号、扉の開扉
状態信号と閉扉状態信号を出力する多重伝送信号出力部
と、この多重伝送信号出力部と電気錠システムの2線式
ラインとの接続/切り離しを行う信号発生部スイッチと
を具備し、上記各信号のいずれかが上記多重伝送信号出
力部から出力されると、上記信号発生部スイッチが、上
記電気錠システムの2線式ラインとの切り離しを行う構
成となっている。
【0007】請求項3に記載の本発明による電気錠ライ
ンモニタは、請求項1または2に記載の電気錠ラインモ
ニタに加えて施解錠状態信号、開閉扉状態信号及び暗
証番号信号を受信する多重伝送信号入力部と、上記電気
錠の待機時電圧と駆動信号電圧を出力する錠駆動信号出
力部と、電気錠システムの2線式ラインの異常電流を検
知して表示するショート検知表示部と、上記電気錠を解
錠する為の暗証番号を設定する為の暗証番号設定部と、
解錠していることを示す解錠表示部と、開扉しているこ
とを示す開扉表示部とを具備しAC100Vコンセン
トと接続されて、バッテリーの充電を行うと共に、上記
各部へ電源を供給する解錠ツール部電源部と、上記各部
から成る解錠ツール部とモニタ部の切り替えを行うモー
ド切替スイッチとを備えた構成となっている。
【0008】
【作用】請求項1に記載の本発明による電気錠ラインモ
ニタでは、施錠命令信号や解錠命令信号等を出力する、
施解錠状態信号や開閉扉状態信号を受信する、施解錠状
態信号や開閉扉状態信号を受信したことを検知して表示
する、電気錠の待機時電圧を検知して表示する、電気錠
の駆動信号電圧を検知して表示すると共にブザー音を発
する、解錠していることを示す、開扉していることを示
す、等の動作を行うので、高価な測定器を使用せずに、
2線式電気錠システムの動作チェックを行うことが出来
る。
【0009】また、2線式電気錠システムの基礎的な知
識があれば、誰にでも簡単に2線式電気錠システムの動
作チェックを行うことが出来る。また、施錠命令信号と
解錠命令信号を出力することが出来るので、2線式電気
錠システムが正常であれば、操作ユニットを操作せず
に、2線式電気錠システムの動作チェックを行うことが
出来る。
【0010】請求項2に記載の本発明による電気錠ライ
ンモニタでは、請求項1に記載の電気錠ラインモニタの
動作に加えて、電気錠の解錠状態信号と施錠状態信号を
出力する、扉の開扉状態信号と閉扉状態信号を出力す
る、等の動作を行うので、電気錠本体が故障して、錠や
扉の状態信号を送出出来ない場合でも、操作ユニットや
シークレットスイッチの信号受信動作をチェック出来
る。
【0011】また、上記各信号のいずれかが出力される
と、上記各信号を出力した多重伝送信号出力部と電気錠
システムの2線式ラインとの切り離しを自動的に行うの
で、誤動作を起こす虞れがない。請求項3に記載の本発
明による電気錠ラインモニタでは、請求項1または2に
記載の電気錠ラインモニタの動作に加えて、電気錠の待
機時電圧を出力する、暗証番号信号の受信または施解錠
釦の操作によって電気錠の駆動信号電圧を出力する、電
気錠システムの2線式ラインの異常電流を検知して表示
する、電気錠を解錠する為の暗証番号を入力する、解錠
していることを示す、開扉していることを示す、AC1
00Vコンセントと接続されて、バッテリーの充電を行
うと共に、各部へ電源を供給する、解錠ツール部とモニ
タ部の切り替えを行う、等の動作を行う。従って、操作
ユニットが故障している時でも、シークレットスイッチ
と電気錠本体の動作チェックを、各々単独で行うことが
出来る。
【0012】また、操作ユニットが故障して、シークレ
ットスイッチから解錠出来なくなった時でも、強制的に
解錠することが出来る。
【0013】
【実施例】図1は、請求項1に記載の本発明による電気
錠ラインモニタの一実施例の構成例を示したブロック図
である。図において、10は電気錠を施錠/解錠する為
の施解錠釦、11は施錠命令信号や解錠命令信号等を出
力する多重伝送信号出力部、12は施解錠状態信号や開
閉扉状態信号を受信する多重伝送信号入力部、13は施
解錠状態信号や開閉扉状態信号を受信したことを検知し
て表示する信号受信検知表示部、14は電気錠の待機時
電圧(12V以上)を検知して表示する12V検知表示
部、15は電気錠の駆動信号電圧(24V以上)を検知
する24V検知部、16は24V検知部15が検知した
時に表示する24V通電表示部、17は24V検知部1
5が検知した時にブザー音を発するブザー、18はブザ
ー音発生回路、19は解錠していることを示す解錠表示
部、20は開扉していることを示す開扉表示部、21は
上記各部と接続されて、信号の送受及び処理を行うモニ
タ信号処理部である。また、22はROM、RAM等か
らなるメモリー、23は2線式ラインとの接続の為のワ
ニ口クリップ、24は2線式ラインからの待機時電圧を
受けて、上記各部の電源電圧を供給するモニタ電源部で
ある。図2はこのような電気錠ラインモニタ1の外観例
を示した図である。
【0014】このような電気錠ラインモニタ1は、2線
式電気錠システムに対して図3に示すように、2線式ラ
インの任意の位置に接続される。ところで、施解錠状態
信号、開閉扉状態信号、施錠命令信号及び解錠命令信号
等の多重伝送信号は、図4(a)に示すような搬送波
が、図4(b)に示すようなパルスコードに変調された
もので、13.4Vの待機時電圧に重畳されて送受信さ
れる。また、電気錠の駆動信号電圧は、26Vであり図
4(c)に示すようになっている。
【0015】電気錠ラインモニタ1の2線式電気錠シス
テムの動作チェックをする時の動作を以下に説明する。
ワニ口クリップ23を2線式ライン53と接続すると、
待機時電圧が12V以上ある時は、12V検知表示部が
点灯して表示する。そうして、モニタ電源部24に待機
時電圧が供給されて、モニタ電源部24では、これをも
とに各部に必要な電圧に変換して、各部に供給する。
【0016】施解錠釦10を操作することにより、モニ
タ信号処理部21が解錠命令信号を多重伝送信号出力を
介して出力する。この解錠命令信号は、操作ユニット5
1で受信解読されて、操作ユニット51は26Vの電気
錠の駆動信号を出力する。この電気錠の駆動信号は電気
錠52を解錠する。この時、24V検知部15が、26
Vの電気錠の駆動信号を検知すると、モニタ信号処理部
21は、24V通電表示部16を点灯させる(1秒間)
と共に、ブザー音生成回路18を介してブザー17を鳴
動させる。
【0017】一方、解錠された電気錠52は解錠状態信
号を出力する。この解錠状態信号は多重伝送信号入力部
12を介してモニタ信号処理部21で受信解読され、モ
ニタ信号処理部21は解錠表示部19を点灯させる。ま
た、解錠状態信号等の多重伝送信号を受信したときに
は、信号受信検知表示部13がその多重伝送信号のパル
スコードに応じて点滅する。
【0018】電気錠52が解錠されて扉が開かれると、
電気錠52は開扉状態信号を出力する。この開扉状態信
号は多重伝送信号入力部12を介してモニタ信号処理部
21で受信解読され、モニタ信号処理部21は開扉表示
部20を点灯させる。また、多重伝送信号入力部12が
開扉状態信号を受信した時、信号受信検知表示部13が
開扉状態信号のパルスコードに応じて点滅する。
【0019】扉が閉められると、電気錠52は閉扉状態
信号を出力する。この閉扉状態信号は多重伝送信号入力
部12を介してモニタ信号処理部21で受信解読され、
モニタ信号処理部21は開扉表示部20を消灯させる。
また、多重伝送信号入力部12が閉扉状態信号を受信し
た時、信号受信検知表示部13が開扉状態信号のパルス
コードに応じて点滅する。
【0020】モニタ信号処理部21は閉扉状態信号を受
信すると、施錠命令信号を多重伝送信号出力を介して出
力する。この施錠命令信号は、操作ユニット51で受信
解読されて、操作ユニット51は26Vの電気錠の駆動
信号を出力する。この電気錠の駆動信号は電気錠52を
施錠する。この時、24V検知部15が、26Vの電気
錠の駆動信号を検知すると、モニタ信号処理部21は、
24V通電表示部16を点灯させる(1秒間)と共に、
ブザー音生成回路18を介してブザー17を鳴動させ
る。
【0021】一方、施錠された電気錠52は施錠状態信
号を出力する。この施錠状態信号は多重伝送信号入力部
12を介してモニタ信号処理部21で受信解読され、モ
ニタ信号処理部21は解錠表示部19を消灯させる。ま
た、多重伝送信号入力部12が閉扉状態信号を受信した
時、信号受信検知表示部13が閉扉状態信号のパルスコ
ードに応じて点滅する。
【0022】図5は、請求項2に記載の本発明による電
気錠ラインモニタの一実施例の構成例を示したブロック
図である。図において、6は請求項1に記載の電気錠ラ
インモニタから成るモニタ部、23はワニ口クリップ、
25は電気錠の解錠状態信号と施錠状態信号を出力する
為の錠状態信号発生SW(スイッチ)、26は扉の開扉
状態信号と閉扉状態信号を出力する為の扉状態信号発生
SW(スイッチ)、27は上記の各信号を出力する多重
伝送信号出力部、28はこの多重伝送信号出力部と電気
錠システムの2線式ラインとの接続/切り離しを行う信
号発生部SW(スイッチ)、29は上記各部と接続され
て、信号の送受及び処理を行う信号発生部信号処理部、
30はRAM、ROM等から成るメモリー、31は2線
式ラインからの待機時電圧を受けて、上記各部の電源電
圧を供給する信号発生部電源部である。図6はこのよう
な電気錠ラインモニタ3の外観例を示した図である。
【0023】このような構成の電気錠ラインモニタ3
は、モニタ部6にて2線式電気錠システムの動作チェッ
クを行う時に、電気錠52が故障していて、解錠状態信
号、施錠状態信号、開扉状態信号及び閉扉状態信号を出
力出来ない場合に、これらの信号を操作ユニット51と
シークレットスイッチ50へ出力出来る信号発生部2を
有して、操作ユニット51とシークレットスイッチ50
のこれらの信号の受信動作をチェック出来ることを特徴
としている。
【0024】モニタ部6にて2線式電気錠システムの動
作チェックを行う時の動作は、上記の請求項1に記載の
電気錠ラインモニタの動作と同様であり、また、信号類
の構成(図4)も同様である。電気錠ラインモニタ3の
解錠状態信号を出力する時の動作を以下に説明する。ま
ず、信号発生部SW(スイッチ)28を操作すると、信
号発生部電源部31に待機時電圧が供給され、信号発生
部電源部31では、これをもとに各部に必要な電圧に変
換して、各部に供給する。
【0025】次に、錠状態信号発生SW(スイッチ)2
5を操作すると、信号発生部信号処理部29は解錠状態
信号を多重伝送信号出力部27を介して出力する。この
時、信号発生部信号処理部29は解錠状態信号を出力し
た直後に信号発生部SW(スイッチ)28を開く。次
に、施錠状態信号を出力させても良いが、それでは、開
扉状態信号及び閉扉状態信号を出力出来ないようになっ
ている。その為、次に開扉状態信号を出力する。
【0026】開扉状態信号を出力する時の動作を以下に
説明する。まず、信号発生部SW(スイッチ)28を操
作すると、信号発生部電源部31に待機時電圧が供給さ
れ、信号発生部電源部31では、これをもとに各部に必
要な電圧に変換して、各部に供給する。次に扉状態信号
発生SW(スイッチ)26を操作すると、信号発生部信
号処理部29は開扉状態信号を多重伝送信号出力部27
を介して出力する。この時、信号発生部信号処理部29
は開扉状態信号を出力した直後に信号発生部SW(スイ
ッチ)28を開く。
【0027】開扉状態信号が出力された状態では、閉扉
状態信号のみを出力出来る。閉扉状態信号を出力する時
の動作を以下に説明する。まず、信号発生部SW(スイ
ッチ)28を操作すると、信号発生部電源部31に待機
時電圧が供給され、信号発生部電源部31では、これを
もとに各部に必要な電圧に変換して、各部に供給する。
【0028】次に、再度、扉状態信号発生SW(スイッ
チ)26を操作すると、信号発生部信号処理部29は閉
扉状態信号を多重伝送信号出力部27を介して出力す
る。この時、信号発生部信号処理部29は閉扉状態信号
を出力した直後に信号発生部SW(スイッチ)28を開
く。この状態で出力出来るのは、開扉状態信号と施錠状
態信号である。
【0029】施錠状態信号を出力する時の動作を以下に
説明する。まず、信号発生部SW(スイッチ)28を操
作すると、信号発生部電源部31に待機時電圧が供給さ
れ、信号発生部電源部31では、これをもとに各部に必
要な電圧に変換して、各部に供給する。次に錠状態信号
発生SW(スイッチ)25を操作すると、信号発生部信
号処理部29は施錠状態信号を多重伝送信号出力部27
を介して出力する。この時、信号発生部信号処理部29
は開扉状態信号を出力した直後に信号発生部SW(スイ
ッチ)28を開く。
【0030】以上の4信号を出力した時は、操作ユニッ
ト51とシークレットスイッチ50の、これらの信号の
受信動作をチェックするのは上記で述べた通りである。
図7は、請求項3に記載の本発明による電気錠ラインモ
ニタの一実施例の構成例を示したブロック図である。図
において、2は上記の請求項2に記載の電気錠ラインモ
ニタ3で説明した信号発生部、6は上記の請求項1に記
載の電気錠ラインモニタ1で説明したモニタ部、10は
電気錠を施錠/解錠する為の施解錠釦、19は解錠して
いることを示す解錠表示部、20は開扉していることを
示す開扉表示部、23はワニ口クリップであり、施解錠
釦10、解錠表示部19及び開扉表示部20は、モニタ
部6と共用している。32は施解錠状態信号や開閉扉状
態信号及び暗証番号信号を受信する多重伝送信号入力
部、33は電気錠の待機時電圧と駆動信号電圧を出力す
る錠駆動信号出力部、34は電気錠システムの2線式ラ
インの異常電流を検知して表示するショート検知表示
部、35は上記電気錠を解錠する為の暗証番号を設定す
る為の暗証番号設定部、36は上記各部と接続されて信
号の送受及び処理を行う解錠ツール部信号処理部、37
はRAM、ROM等から成るメモリー、39はAC10
0Vコンセントと接続されて、バッテリー38の充電を
行うと共に、上記各部へ電源を供給する解錠ツール部電
源部、40は上記各部から成る解錠ツール部4とモニタ
部6の切り替えを行うモード切替スイッチである。図8
はこのような構成の電気錠ラインモニタ5の外観例を示
した図である。このような電気錠ラインモニタ5は、2
線式電気錠システムに対して図9に示すように、操作ユ
ニット51と切り離された位置に接続される。また、電
気錠52とのみ接続して使用することも出来る。
【0031】このような構成の電気錠ラインモニタ5
は、操作ユニット51の動作を行う解錠ツール部4を備
えたことを特徴としており、操作ユニット51が故障し
ている時には、モード切替SW(スイッチ)40によっ
て、モニタ部6から解錠ツール部4に切り替えられて使
用される。モニタ部6及び信号発生部2にて2線式電気
錠システムの動作チェックを行う時の動作は、上記の請
求項2に記載の電気錠ラインモニタの動作と同様であ
り、また、信号類の構成(図4)も同様である。
【0032】解錠ツール部4の動作を以下に説明する。
解錠ツール部4の電源は、操作ユニット51が故障して
いる時には、待機時電圧が期待出来ないので、AC10
0V電源から解錠ツール部電源部39を介して供給され
ており、AC100V電源が供給されている時は100
V通電表示部41(図8)が点灯する。また、バッテリ
ーチェック灯42(図8)が点灯している時は、モード
切替SW(スイッチ)40が解錠ツール部4に切り替え
られていることを示す。
【0033】ワニ口クリップ23を2線式ライン53と
接続すると、待機時電圧13.4Vが錠駆動信号出力部
33から2線式ライン53を介して、シークレットスイ
ッチ50と電気錠52に供給される。この時、2線式ラ
イン53等のどこかでショートして異常電流が流れる
と、ショート検知表示部34が検知して点灯する。施解
錠釦10を操作することにより、解錠ツール部信号処理
部36が錠駆動信号出力部33を介して26Vの電気錠
の駆動信号を出力する。この電気錠の駆動信号は電気錠
52を解錠する。
【0034】解錠された電気錠52は解錠状態信号を出
力する。この解錠状態信号は多重伝送信号入力部32を
介して解錠ツール部信号処理部36で受信解読され、解
錠ツール部信号処理部36は解錠表示部19を点灯させ
る。電気錠52が解錠されて扉が開かれると、電気錠5
2は開扉状態信号を出力する。この開扉状態信号は多重
伝送信号入力部32を介して解錠ツール部信号処理部3
6で受信解読され、解錠ツール部信号処理部36は開扉
表示部20を点灯させる。
【0035】扉が閉められると、電気錠52は閉扉状態
信号を出力する。この閉扉状態信号は多重伝送信号入力
部32を介して解錠ツール部信号処理部36で受信解読
され、解錠ツール部信号処理部36は開扉表示部20を
消灯させると共に、錠駆動信号出力部33を介して26
Vの電気錠の駆動信号を出力する。この電気錠の駆動信
号は電気錠52を施錠する。
【0036】施錠された電気錠52は施錠状態信号を出
力する。この施錠状態信号は多重伝送信号入力部32を
介して解錠ツール部信号処理部36で受信解読され、解
錠ツール部信号処理部36は解錠表示部19を消灯させ
る。次に、シークレットスイッチ50の動作チェックを
行う場合の動作を説明する。
【0037】予め、シークレットスイッチ50の暗証番
号を暗証番号設定部35で設定しておく。シークレット
スイッチ50から暗証番号を入力すると、この暗証番号
信号は多重伝送信号入力部32を介して解錠ツール部信
号処理部36で受信解読され、暗証番号が一致すると、
解錠ツール部信号処理部36は錠駆動信号出力部33を
介して26Vの電気錠の駆動信号を出力する。この電気
錠の駆動信号は電気錠52を解錠する。
【0038】解錠された電気錠52は解錠状態信号を出
力する。この解錠状態信号は多重伝送信号入力部32を
介して解錠ツール部信号処理部36で受信解読され、解
錠ツール部信号処理部36は解錠表示部19を点灯させ
る。電気錠52が解錠されて扉が開かれると、電気錠5
2は開扉状態信号を出力する。この開扉状態信号は多重
伝送信号入力部32を介して解錠ツール部信号処理部3
6で受信解読され、解錠ツール部信号処理部36は開扉
表示部20を点灯させる。
【0039】扉が閉められると、電気錠52は閉扉状態
信号を出力する。この閉扉状態信号は多重伝送信号入力
部32を介して解錠ツール部信号処理部36で受信解読
され、解錠ツール部信号処理部36は開扉表示部20を
消灯させると共に、錠駆動信号出力部33を介して26
Vの電気錠の駆動信号を出力する。この電気錠の駆動信
号は電気錠52を施錠する。
【0040】施錠された電気錠52は施錠状態信号を出
力する。この施錠状態信号は多重伝送信号入力部32を
介して解錠ツール部信号処理部36で受信解読され、解
錠ツール部信号処理部36は解錠表示部19を消灯させ
る。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明による電気錠ラ
インモニタによれば、高価な測定器を使用せずに、2線
式電気錠システムの動作チェックを行うことが出来る。
また、2線式電気錠システムの基礎的な知識があれば、
誰にでも簡単に2線式電気錠システムの動作チェックを
行うことが出来る。
【0042】また、施錠命令信号と解錠命令信号を出力
することが出来るので、2線式電気錠システムが正常で
あれば、操作ユニットを操作せずに、2線式電気錠シス
テムの動作チェックを行うことが出来る。請求項2に記
載の本発明による電気錠ラインモニタによれば、請求項
1に記載の電気錠ラインモニタの効果に加えて、電気錠
本体が故障して、錠や扉の状態信号を送出出来ない場合
でも、操作ユニットやシークレットスイッチの信号受信
動作をチェック出来る。
【0043】また、上記各信号を出力した後、多重伝送
信号出力部と電気錠システムの2線式ラインとの切り離
しを自動的に行うので、誤動作を起こす虞れがない。請
求項3に記載の本発明による電気錠ラインモニタによれ
ば、請求項1または2に記載の電気錠ラインモニタの効
果に加えて、操作ユニットが故障している時でも、シー
クレットスイッチと電気錠本体の動作チェックを、各々
単独で行うことが出来る。
【0044】また、操作ユニットが故障して、シークレ
ットスイッチから解錠出来なくなった時でも、強制的に
解錠することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の本発明による電気錠ラインモ
ニタのハード構成の一例を示すブロック図である。
【図2】請求項1に記載の本発明による電気錠ラインモ
ニタの外観の例を示した図である。
【図3】請求項1に記載の本発明による電気錠ラインモ
ニタの使用時の接続方法を示した図である。
【図4】(a)は2線式電気錠システムの多重伝送信号
の搬送波の例を示した図である。(b)は2線式電気錠
システムの多重伝送信号のパルスコードの例を示した図
である。(c)は2線式電気錠システムの電気錠の駆動
信号の例を示した図である。
【図5】請求項2に記載の本発明による電気錠ラインモ
ニタのハード構成の一例を示すブロック図である。
【図6】請求項2に記載の本発明による電気錠ラインモ
ニタの外観の例を示した図である。
【図7】請求項3に記載の本発明による電気錠ラインモ
ニタのハード構成の一例を示すブロック図である。
【図8】請求項3に記載の本発明による電気錠ラインモ
ニタの外観の例を示した図である。
【図9】請求項3に記載の本発明による電気錠ラインモ
ニタの使用時の接続方法を示した図である。
【図10】2線式電気錠システムの従来の動作チェック
の方法を示した図である。
【符号の説明】
1,3,5・・・電気錠ラインモニタ 2・・・信号発生部 4・・・解錠ツール部 6・・・モニタ部 10・・・施解錠釦 11・・・多重伝送信号出力部 12・・・多重伝送信号入力部 13・・・信号受信検知表示部 14・・・12V検知表示部(待機時電圧検知表示部) 15・・・24V検知部(錠駆動電圧検知部) 16・・・24V通電表示部(錠駆動電圧通電表示部) 17・・・ブザー 19・・・解錠表示部 20・・・開扉表示部 21・・・モニタ信号処理部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内に設置された操作ユニットと、室外に
    設置されたシークレットスイッチと、扉に取付られた電
    気錠を2線式ラインで結んで、上記操作ユニットまたは
    上記シークレットスイッチを操作することにより、上記
    電気錠を施錠/解錠させる2線式電気錠システムの2線
    式ラインに接続して、その電気錠システムの動作をチェ
    ックする電気錠ラインモニタであって、上記電気錠の施錠命令信号や解錠命令信号等を出力する
    多重伝送信号出力部と、施解錠状態信号や開閉扉状態信
    号を受信したことを検知して表示する信号受信検知表示
    部と、 電気錠の待機時電圧を検知して表示する待機時電圧検知
    表示部と、電気錠の駆動信号電圧を検知した時に表示す
    る錠駆動電圧通電表示部と、同じく電気錠の駆動信号電
    圧を検知した時にブザー音を発するブザーと、 解錠していることを示す解錠表示部と、開扉しているこ
    とを示す開扉表示部とを具備し、 上記各部と接続されて、信号の送受及び処理を行うモニ
    タ信号処理部とを備えたことを特徴とする電気錠ライン
    モニタ。
  2. 【請求項2】電気錠の解錠状態信号と施錠状態信号、扉
    の開扉状態信号と閉扉状態信号を出力する多重伝送信号
    出力部と、この多重伝送信号出力部と電気錠システムの
    2線式ラインとの接続/切り離しを行う信号発生部スイ
    ッチとを具備し、 上記各信号のいずれかが上記多重伝送信号出力部から出
    力されると、上記信号発生部スイッチが、上記電気錠シ
    ステムの2線式ラインとの切り離しを行うことを特徴と
    する、請求項1に記載の電気錠ラインモニタ。
  3. 【請求項3】 施解錠状態信号、開閉扉状態信号及び暗証
    番号信号を受信する多重伝送信号入力部と、上記電気錠
    の待機時電圧と駆動信号電圧を出力する錠駆動信号出力
    部と、電気錠システムの2線式ラインの異常電流を検知
    して表示するショート検知表示部と、上記電気錠を解錠
    する為の暗証番号を設定する為の暗証番号設定部と、解
    錠していることを示す解錠表示部と、開扉していること
    を示す開扉表示部とを具備し、 AC100Vコンセントと接続されて、バッテリーの充
    電を行うと共に、上記各部へ電源を供給する解錠ツール
    部電源部と、 上記各部から成る解錠ツール部とモニタ部の切り替えを
    行うモード切替スイッチとを備えたことを特徴とする、
    請求項1または2に記載の電気錠ラインモニタ。
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