JP3276645B2 - ガス栓の耐久試験装置 - Google Patents

ガス栓の耐久試験装置

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猛雄 仁科
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株式会社藤井合金製作所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス栓の耐久試験装
置、特に、スライド式のガス栓開閉操作を繰り返して連
続的に行えるようにした耐久試験装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術及び課題】ガス栓の耐久試験では、ガス栓の
開閉動作を繰り返して行い、この開閉操作が一定回数に
達した時点での漏れの度合を検査する。通常のスライド
式のガス栓は、図1に示すように、ワンタッチカップリ
ング式の接続具の雄具となるホースエンド(10)とこれに
続く本体部(1) に内蔵されており、このホースエンド(1
0)の下流端に前記接続具の雌具となるソケット(5) を接
続すると、このソケット(5) の保持機構(51)がホースエ
ンド(10)の先端部を接続状態に保持し、ソケット(5) の
軸部がホースエンド(10)内の弁体(2) の下流端部を押込
んで開弁状態とし、逆に、前記ソケット(5) を取外す
と、前記弁体(2) に作用させたバネ(21)の閉弁付勢力に
よって復帰閉弁する。
【0003】そこで、従来の耐久試験装置では、この形
式のスライド栓の前記弁体(2) の開閉操作を繰り返す装
置として、図2に示す形式のものが採用されている。こ
のものでは、取付け台(6) に複数個のガス栓を取付け、
各本体部(1) のホースエンド(10)に対向するように進退
軸(31)(31)を配設し、各進退軸(31)(31)を進退自在に支
持してこれら複数の進退軸(31)(31)を、一体的に往復移
動させるようにしたものである。このため、共通の駆動
軸(30)を一定角度範囲で往復回転させて、この駆動軸(3
0)と進退軸(31)(31)とをラックとピニオン機構によって
電動させている。
【0004】この形式の駆動装置は大掛りな装置となる
と共に、本体部(1)の取付け位置と進退軸(31)の進退位
置の関係を正確にセットする必要がある。言い換えれ
ば、進退軸(31)の位置を正確にセットしない場合には、
弁体(2) に無理な荷重がかかったり、弁体(2) の移動距
離が不足したりして、適正な耐久試験が行えないと言う
問題がある。
【0005】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、『ソケット(5) とホースエンド(10)との接続・
取外しによりソケット(5)の軸部がガス栓内の弁体(2)
を開閉する形式のスライド式ガス栓の耐久試験装置であ
って、前記弁体(2) を進退軸(31)の進退動作によって繰
り返し開閉操作させる耐久試験装置』において、ホース
エンド(10)との関係位置のセットが簡単に行えるように
すると共に、装置全体が小型化できるようにすることを
その課題とする。
【0006】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『一方にのみ開放する接続筒(4) の開放端部
にホースエンド(10)の先端部を同軸に内挿保持する保持
機構(40)を設け、前記接続筒(4) の閉塞端部に進退駆動
装置(3) を設けると共に、この進退駆動装置(3) の進退
軸(31)を接続筒(4) の開放端に向って突出させ、接続筒
(4) をホースエンド(10)の先端部に保持させた状態にお
ける進退軸(31)の進退位置及びストロークを所定の値に
設定して、弁体(2) を開閉できるようにした』ことであ
る。
【0007】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。保持機
構(40)によってホースエンド(10)の先端部を保持させた
状態に接続筒(4) を装着すると、この接続筒(4) の開放
端部にホースエンド(10)の先端部が内挿される態様とな
るから、接続筒(4) とホースエンド(10)とが同軸とな
る。そして、接続筒(4) の閉塞端部の中央に設けた進退
駆動装置(3) の進退軸(31)もホースエンド(10)の上流端
開口部と対向することとなる。
【0008】接続筒(4) をホースエンド(10)の先端部に
保持させた状態における進退軸(31)の進退位置及びスト
ロークを所定の値に設定して、弁体(2) を開閉できるよ
うにしたから、進退駆動装置(3)を動作状態とすること
で確実に弁体(2) が開閉される。
【0009】
【効果】保持機構(40)を用いて接続筒(4) をホースエン
ド(10)の先端部に装着するだけで進退軸(31)を適正位置
にセットできるから、耐久試験装置のセットが簡単であ
る。又、接続筒(4) に進退駆動装置(3) を装備させただ
けのものであるから全体が小型化できる。
【0010】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。図3以下に示す実施例では、接続筒(4) と
して、ワンタッチカップリング式のガス管接続具の雌具
となるソケット(5) と同様の構成のものをそのまま採用
している。
【0011】このワンタッチカップリング機構は、同図
のように、外筒(41)と中筒(43)との間に進退筒(42)を介
在させたものである。前記外筒(41)と中筒(43)とが接続
筒(4) の閉塞端部側において一体的に結合され、接続筒
(4) の開放端側では、外筒(41)と中筒(43)との間に環状
の間隙があり、この環状の間隙内に進退筒(42)が挿入さ
れ、その先端部が外筒(41)の先端から突出する。
【0012】この進退筒(42)は外筒(41)内において一定
範囲進退自在に保持されており、外筒(41)と中筒(43)と
の結合部と進退筒(42)の端面との間に介装したバネ(45)
により常時進出方向に付勢されている。又、先端から一
定範囲入り込んだ位置より内側の内径は小さくなってお
り、この小径部が中筒(43)の外径に略一致している。そ
して、前記大径部と小径部との境界部はテーパ面(46)と
なっている。
【0013】中筒(43)の先端部近傍には、多数のボール
(44)(44)を貫通状態に各別に保持する孔部が、中筒(43)
の半径方向に貫通しており、中筒(43)の肉厚は前記ボー
ル(44)の直径よりも薄く設定されている。前記中筒(43)
の内径はホースエンド(10)に丁度外嵌する直径に設定さ
れており、中筒(43)の内周にはゴム筒(47)が設けられて
その先端部はホースエンド(10)の端面に対向する。尚、
このゴム筒(47)の先端部外周に形成した環状凸部(48)
は、ホースエンド(10)に接続しない状態では、中筒(43)
のボール(44)(44)の保持部に内接しており、この環状凸
部(48)とゴム筒(47)の基端部との間に介在させたバネ(4
9)によってゴム筒(47)は伸長方向に付勢されている。
【0014】以上の構成は、ガス管接続具のソケット
(5) とホースエンド(10)のワンタッチカップリング機構
として公知であるが、この機構部の動作を以下に説明す
る。接続筒(4) をホースエンド(10)に接続しない状態で
は、図3のように、進退筒(42)は外筒(41)内に入り込ん
でおり、ゴム筒(47)は伸長状態にあって環状凸部(48)は
中筒(43)のボール保持部の内周に位置している。ボール
(44)の直径が中筒(43)の肉厚よりも大きいことから、こ
れらのボール(44)(44)は中筒(43)の外周側に部分的に突
出した状態にあり、この突出部が進退筒(42)のテーパ面
(46)と係合し、進退筒(42)は外筒(41)内に押込まれた状
態に維持される。
【0015】この状態から、中筒(43)をホースエンド(1
0)の先端部に外嵌させて押込むと、ホースエンド(10)の
端面(口部の外周)がゴム筒(47)を圧縮する。これによ
り、環状凸部(48)が内方に押込まれてボール保持部から
外れ、ボール(44)(44)が中筒(43)の内面側に突出可能と
なる。そして、ボール(44)(44)がホースエンド(10)の先
端近傍に形成した環状溝部(11)に一致すると、進退筒(4
2)のテーパ面(46)がボール(44)の一部と対接しているこ
とから、ボール(44)(44)が内側に押込まれると同時に進
退筒(42)がバネ(45)によって突出される。これにより、
ボール(44)が環状溝部(11)内に一部嵌り込み、外筒(41)
の内周の小径部によって外側への移動が阻止された状態
に維持されて、図4のように、中筒(43)とホースエンド
(10)とが抜止め状態に接続される。
【0016】そして、この状態から、進退筒(42)を押込
んで、テーパ面(46)がボール(44)(44)の位置よりも奥に
入ると、ゴム筒(47)に作用する伸長付勢力によって接続
筒(4) の全体が(10)から外れる方向に付勢される。この
付勢力と、環状溝部(11)とボール(44)との対偶作用によ
ってボール(44)が中筒(43)の半径方向外側に移動され、
ボール(44)と環状溝部(11)との係合が外れ、最終的に
は、各部が図3の状態に復元する。
【0017】以上のワンタッチカップリング機構を具備
する接続筒(4) では、接続筒(4) の閉塞端部側に位置す
る中筒(43)の端部中央には小型のエアーシリンダ(30)が
貫通状態に配設され、このエアーシリンダ(30)の出力軸
が進退軸(31)となる。この進退軸(31)の進退ストローク
は所定の値に設定されると共に、その先端部は接続筒
(4) の開放端の中央に位置し、接続筒(4) をホースエン
ド(10)に接続した状態においては、進退軸(31)の先端部
がホースエンド(10)の口部と対向する。
【0018】従って、ゴム筒(47)に空気圧回路を接続す
るとともに、その出力軸を一定ストローク進退動作させ
る空気圧制御装置(C) を介装し、この接続筒(4) の開放
端部を上記のようにしてホースエンド(10)に接続すれ
ば、進退軸(31)の先端部がホースエンド(10)の口部に対
向した状態に装着固定される。この状態で空気圧供給状
態とすると空気圧制御装置(C) の作用により進退軸(31)
が繰り返し進退動作し、この進退軸(31)によってホース
エンド(10)内の弁体(2)が開閉される。
【0019】尚、この弁体(2) は、バネ(21)により常時
閉弁方向に付勢されており、進退軸(31)の進出によって
一定ストローク押込まれて開弁し、この押込み力が解放
されると弁体(2) は自動的に閉弁するものである。以上
のように、この実施例では、ワンタッチカップリング式
に接続筒(4) を接続して、エアーシリンダ(30)に空気圧
を供給することで、空気圧制御装置(C) の作用によって
進退軸(31)が弁体(2) を繰り返し開閉できることとな
る。
【0020】従って、進退軸(31)の位置合せが簡単且確
実であると共に、弁体(2) の連続開閉のための装置が小
型化できる。上記実施例では、一つのガス栓に対して一
つの耐久試験装置を対応させた場合を説明したが、多数
のガス栓を同時に試験する場合には、上記実施例の装置
をガス栓の数に相当する数だけ用いればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライド式ガス栓の説明図
【図2】従来例の説明図
【図3】本発明の実施例の未使用状態の説明図
【図4】接続筒(4) 接続した使用状態の説明図
【符合の説明】
(5) ・・・ソケット (10)・・・ホースエンド (2) ・・・弁体 (31)・・・進退軸 (4) ・・・接続筒 (40)・・・保持機構 (3) ・・・進退駆動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 51/00 F16K 27/00 F16L 37/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット(5) とホースエンド(10)との接
    続・取外しによりソケット(5) の軸部がガス栓内の弁体
    (2) を開閉する形式のスライド式ガス栓の耐久試験装置
    であって、前記弁体(2) を進退軸(31)の進退動作によっ
    て繰り返し開閉操作させる耐久試験装置において、一方
    にのみ開放する接続筒(4) の開放端部にホースエンド(1
    0)の先端部を同軸に内挿保持する保持機構(40)を設け、
    前記接続筒(4) の閉塞端部に進退駆動装置(3) を設ける
    と共に、この進退駆動装置(3)の進退軸(31)を接続筒(4)
    の開放端に向って突出させ、接続筒(4) をホースエン
    ド(10)の先端部に保持させた状態における進退軸(31)の
    進退位置及びストロークを所定の値に設定して弁体(2)
    を開閉できるようにしたガス栓の耐久試験装置。
  2. 【請求項2】 保持機構(40)をガス管接続具のソケット
    (5) に採用される保持機構とした請求項1に記載のガス
    栓の耐久試験装置。
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