JP3275963B2 - スイッチシステム - Google Patents
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- JP3275963B2 JP3275963B2 JP28134798A JP28134798A JP3275963B2 JP 3275963 B2 JP3275963 B2 JP 3275963B2 JP 28134798 A JP28134798 A JP 28134798A JP 28134798 A JP28134798 A JP 28134798A JP 3275963 B2 JP3275963 B2 JP 3275963B2
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレームの転送経
路となる入出力ポートを備えたチャネルモジュールを複
数個実装するスイッチ装置が多段接続されたスイッチシ
ステムおよびその管理方法に関し、特に、スイッチ装置
からチャネルモジュールを活線挿抜するとき、接続され
ていないスイッチ装置の入出力ポートの指定によるフレ
ームのリジェクトあるいはビジーエラーの発生を防止す
るスイッチシステムおよびその管理方法に関する。
路となる入出力ポートを備えたチャネルモジュールを複
数個実装するスイッチ装置が多段接続されたスイッチシ
ステムおよびその管理方法に関し、特に、スイッチ装置
からチャネルモジュールを活線挿抜するとき、接続され
ていないスイッチ装置の入出力ポートの指定によるフレ
ームのリジェクトあるいはビジーエラーの発生を防止す
るスイッチシステムおよびその管理方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】スイッチ装置とは、ネットワーク上を転
送されるフレームのルーティング（転送経路）を切換え
る装置であり、通信ネットワークにおいて広く用いられ
ている。１台のスイッチ装置には、フレームの転送経路
となる入出力ポートを備えたチャネルモジュールが複数
個実装され、それらは電源が入った状態で活線挿抜可能
である。また、スイッチ装置を複数台設置し、その間を
互いにネットワークで接続することができる。
送されるフレームのルーティング（転送経路）を切換え
る装置であり、通信ネットワークにおいて広く用いられ
ている。１台のスイッチ装置には、フレームの転送経路
となる入出力ポートを備えたチャネルモジュールが複数
個実装され、それらは電源が入った状態で活線挿抜可能
である。また、スイッチ装置を複数台設置し、その間を
互いにネットワークで接続することができる。
【０００３】従来、スイッチ装置は実装されている複数
のチャネルモジュールの活線挿抜に伴う入出力ポートの
状態変化を自分自身では特に管理していない、この状況
はスイッチ装置を多段接続してスイッチシステムを構成
した場合においても同様である。従って、スイッチ装置
が多段接続されたスイッチシステムにおいて、あるスイ
ッチ装置のチャネルモジュールが活線挿抜されたとき、
他のスイッチ装置は、どのスイッチ装置のどのチャネル
モジュールが活線挿抜されたかを全く知ることができな
かった。
のチャネルモジュールの活線挿抜に伴う入出力ポートの
状態変化を自分自身では特に管理していない、この状況
はスイッチ装置を多段接続してスイッチシステムを構成
した場合においても同様である。従って、スイッチ装置
が多段接続されたスイッチシステムにおいて、あるスイ
ッチ装置のチャネルモジュールが活線挿抜されたとき、
他のスイッチ装置は、どのスイッチ装置のどのチャネル
モジュールが活線挿抜されたかを全く知ることができな
かった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスイッ
チ装置は、スイッチ装置を多段接続してスイッチシステ
ムを構成した場合、チャネルモジュールの活線挿抜を行
おうとすると、各スイッチ装置のチャネルモジュールの
活線挿抜状態を管理する何の手段も備えていない。この
ため、フレームを抜去されたチャネルモジュールの入出
力ポートを経由して転送しようとすると、接続されてい
ない入出力ポートの指定によるフレームのリジェクトあ
るいはビジーエラーが発生し、スイッチシステムの性能
低下を引き起こすという問題点があった。
チ装置は、スイッチ装置を多段接続してスイッチシステ
ムを構成した場合、チャネルモジュールの活線挿抜を行
おうとすると、各スイッチ装置のチャネルモジュールの
活線挿抜状態を管理する何の手段も備えていない。この
ため、フレームを抜去されたチャネルモジュールの入出
力ポートを経由して転送しようとすると、接続されてい
ない入出力ポートの指定によるフレームのリジェクトあ
るいはビジーエラーが発生し、スイッチシステムの性能
低下を引き起こすという問題点があった。
【０００５】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みなされたものであって、チャネルモジ
ュールの活線挿抜による入出力ポートの状態を管理する
手段を設け、スイッチ装置からチャネルモジュールが活
線挿抜された場合、入出力ポートの状態を管理する手段
により、活線挿抜されていない他のスイッチ装置に通知
しフレームの転送時にリジェクトあるいはビジーエラー
が発生しないようにすることを目的とする。
する問題点に鑑みなされたものであって、チャネルモジ
ュールの活線挿抜による入出力ポートの状態を管理する
手段を設け、スイッチ装置からチャネルモジュールが活
線挿抜された場合、入出力ポートの状態を管理する手段
により、活線挿抜されていない他のスイッチ装置に通知
しフレームの転送時にリジェクトあるいはビジーエラー
が発生しないようにすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、多段接続された複数のスイッチ装置と複数のス
イッチ装置の装置情報を管理する管理ステーションとか
ら構成されるスイッチシステムであって、複数のスイッ
チ装置のそれぞれは、スイッチ装置の動作を制御する制
御部と、スイッチ装置に実装され、複数の入出力ポート
を備えた複数のチャネルモジュールと、制御部に接続さ
れ、スイッチ装置に関する装置情報を多段接続された他
の複数のスイッチ装置に通知する通信手段と、を有し、
制御部には、自己の複数のチャネルモジュールの入出力
ポートの状態および他の複数のスイッチ装置の入出力ポ
ートの状態についての情報を格納するルーティングテー
ブルがそれぞれ設けられていることを特徴とする。
ために、多段接続された複数のスイッチ装置と複数のス
イッチ装置の装置情報を管理する管理ステーションとか
ら構成されるスイッチシステムであって、複数のスイッ
チ装置のそれぞれは、スイッチ装置の動作を制御する制
御部と、スイッチ装置に実装され、複数の入出力ポート
を備えた複数のチャネルモジュールと、制御部に接続さ
れ、スイッチ装置に関する装置情報を多段接続された他
の複数のスイッチ装置に通知する通信手段と、を有し、
制御部には、自己の複数のチャネルモジュールの入出力
ポートの状態および他の複数のスイッチ装置の入出力ポ
ートの状態についての情報を格納するルーティングテー
ブルがそれぞれ設けられていることを特徴とする。
【０００７】また、ルーティングテーブルは、スイッチ
装置からチャネルモジュールが活線挿抜されたとき、制
御部によりその内容が変更されることを特徴とする。
装置からチャネルモジュールが活線挿抜されたとき、制
御部によりその内容が変更されることを特徴とする。
【０００８】また、管理ステーションは、多段接続され
た複数のスイッチ装置と接続された個々のスイッチ装置
の障害情報および統計情報を収集することを特徴とす
る。
た複数のスイッチ装置と接続された個々のスイッチ装置
の障害情報および統計情報を収集することを特徴とす
る。
【０００９】また、他の複数のいずれかのスイッチ装置
のチャネルモジュールが活線挿抜されたとき、送信手段
から管理ステーションを介して他の複数のスイッチ装置
にルーティングテーブルの内容変更が通知され、通知を
受けた他の複数のスイッチ装置が自己のルーティングテ
ーブルの内容を変更することを特徴とする。
のチャネルモジュールが活線挿抜されたとき、送信手段
から管理ステーションを介して他の複数のスイッチ装置
にルーティングテーブルの内容変更が通知され、通知を
受けた他の複数のスイッチ装置が自己のルーティングテ
ーブルの内容を変更することを特徴とする。
【００１０】また、複数のチャネルモジュールは、チャ
ネルモジュールがスイッチ装置から活線挿抜されたこと
を示す表示素子と、チャネルモジュールの活線挿抜を制
御部に通知する組み込みスイッチと、を有し、表示素子
と組み込みスイッチは、チャネルモジュールの抜去時と
装着時において状態が変換することを特徴とする。
ネルモジュールがスイッチ装置から活線挿抜されたこと
を示す表示素子と、チャネルモジュールの活線挿抜を制
御部に通知する組み込みスイッチと、を有し、表示素子
と組み込みスイッチは、チャネルモジュールの抜去時と
装着時において状態が変換することを特徴とする。
【００１１】また、チャネルモジュールの抜去時に組み
込みスイッチをＯＮにすると、表示素子が消灯し、チャ
ネルモジュールの装着時に組み込みスイッチをＯＦＦに
すると、表示素子が点灯することを特徴とする。
込みスイッチをＯＮにすると、表示素子が消灯し、チャ
ネルモジュールの装着時に組み込みスイッチをＯＦＦに
すると、表示素子が点灯することを特徴とする。
【００１２】上記のように構成される本発明において
は、各スイッチ装置のそれぞれにチャネルモジュールの
活線挿抜による自己および他のスイッチ装置の入出力ポ
ートの状態についての情報を格納するルーティングテー
ブルが設けられているので、これを参照することによ
り、フレームの転送経路を確実に確立することができ
る。従って、フレームのリジェクトあるいはビジーエラ
ーの発生を抑え、スイッチ装置の性能の低下を防ぐこと
ができる。
は、各スイッチ装置のそれぞれにチャネルモジュールの
活線挿抜による自己および他のスイッチ装置の入出力ポ
ートの状態についての情報を格納するルーティングテー
ブルが設けられているので、これを参照することによ
り、フレームの転送経路を確実に確立することができ
る。従って、フレームのリジェクトあるいはビジーエラ
ーの発生を抑え、スイッチ装置の性能の低下を防ぐこと
ができる。
【００１３】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を用いて説明する。
面を用いて説明する。
【００１４】図１は、本発明の一実施例の構成を示す図
である。
である。
【００１５】図１に示すように、本実施例のスイッチシ
ステム１は、複数のスイッチ装置２ａ，２ｂ，２ｃ…２
ｉと、これらのスイッチ装置２ａ，２ｂ，２ｃ…２ｉ全
体を管理する管理ステーション１５と、から構成されて
いる。各スイッチ装置２ａ，２ｂ，２ｃ…２ｉと管理ス
テーション１５と各スイッチ装置２ａ，２ｂ，２ｃ…２
ｉの間、および各スイッチ装置２ａ，２ｂ，２ｃ…２ｉ
の間は、図のように、ネットワーク１４により交互に接
続されている。
ステム１は、複数のスイッチ装置２ａ，２ｂ，２ｃ…２
ｉと、これらのスイッチ装置２ａ，２ｂ，２ｃ…２ｉ全
体を管理する管理ステーション１５と、から構成されて
いる。各スイッチ装置２ａ，２ｂ，２ｃ…２ｉと管理ス
テーション１５と各スイッチ装置２ａ，２ｂ，２ｃ…２
ｉの間、および各スイッチ装置２ａ，２ｂ，２ｃ…２ｉ
の間は、図のように、ネットワーク１４により交互に接
続されている。
【００１６】図２は、図１のスイッチ装置２ａを拡大し
た図である。各スイッチ装置２ａ〜２ｉの構成は同じで
あるので、ここでは、スイッチ装置２ａを例にとり説明
する。スイッチ装置２ａは、図１に示すように、スイッ
チ装置２ａの動作を制御する制御部３と、電源が入った
状態でスイッチ装置２ａから活線挿抜可能な複数のチャ
ネルモジュール４ａ〜４ｃと、スイッチ装置２ａの装置
情報をネットワーク１４を介して多段接続された他のス
イッチ装置２ｂ〜２ｉに通知する通信手段５と、複数の
チャネルモジュール４ａ，４ｂ，４ｃそれぞれの入出力
ポート１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ，１０ｅ，１０
ｆから入出力したフレームを切り替えるマトリックスス
イッチ６と、から構成されている。制御部３には、スイ
ッチシステム１におけるチャネルモジュール４ａ〜４ｃ
の活線挿抜による入出力ポート１０ａ〜１０ｃの状態を
管理するルーティングテーブル７が設けられ、チャネル
モジュール４ａ〜４ｃには、チャネルモジュール４ａ〜
４ｃが活線挿抜されたときに作業者がＯＮ／ＯＦＦし
て、他のスイッチ装置２ｂ〜２ｉに活線挿抜されたチャ
ネルモジュールの入出力ポートの状態を通知する組み込
みスイッチ９と、チャネルモジュール４が活線挿抜され
たときに点灯／消灯することにより、作業者にチャネル
モジュール４の活線挿抜の可否を示す表示素子８が設け
られている。
た図である。各スイッチ装置２ａ〜２ｉの構成は同じで
あるので、ここでは、スイッチ装置２ａを例にとり説明
する。スイッチ装置２ａは、図１に示すように、スイッ
チ装置２ａの動作を制御する制御部３と、電源が入った
状態でスイッチ装置２ａから活線挿抜可能な複数のチャ
ネルモジュール４ａ〜４ｃと、スイッチ装置２ａの装置
情報をネットワーク１４を介して多段接続された他のス
イッチ装置２ｂ〜２ｉに通知する通信手段５と、複数の
チャネルモジュール４ａ，４ｂ，４ｃそれぞれの入出力
ポート１０ａ，１０ｂ，１０ｃ，１０ｄ，１０ｅ，１０
ｆから入出力したフレームを切り替えるマトリックスス
イッチ６と、から構成されている。制御部３には、スイ
ッチシステム１におけるチャネルモジュール４ａ〜４ｃ
の活線挿抜による入出力ポート１０ａ〜１０ｃの状態を
管理するルーティングテーブル７が設けられ、チャネル
モジュール４ａ〜４ｃには、チャネルモジュール４ａ〜
４ｃが活線挿抜されたときに作業者がＯＮ／ＯＦＦし
て、他のスイッチ装置２ｂ〜２ｉに活線挿抜されたチャ
ネルモジュールの入出力ポートの状態を通知する組み込
みスイッチ９と、チャネルモジュール４が活線挿抜され
たときに点灯／消灯することにより、作業者にチャネル
モジュール４の活線挿抜の可否を示す表示素子８が設け
られている。
【００１７】ここで、各チャネルモジュール４ａ〜４ｃ
にそれぞれ２つずつ入出力ポート１０ａ，１０ｂ、１０
ｃ，１０ｄ、１０ｅ，１０ｆが設けられているのは、フ
レームの入力と出力を同時に行えるようにするためと、
１つの入出力ポートに障害が発生したときの予備として
である。
にそれぞれ２つずつ入出力ポート１０ａ，１０ｂ、１０
ｃ，１０ｄ、１０ｅ，１０ｆが設けられているのは、フ
レームの入力と出力を同時に行えるようにするためと、
１つの入出力ポートに障害が発生したときの予備として
である。
【００１８】なお、活線挿抜とは、一般に装置に電源が
入っている状態でチャネルモジュールを抜去あるいは実
装することをいう。図１において、組み込み信号１２
は、作業者が組み込みスイッチ９ａ〜９ＣをＯＮ／ＯＦ
Ｆにしてスイッチ装置２から１つまたは複数のチャネル
モジュール４ａ〜４ｃを活線挿抜しようとしていること
を制御装置３に通知する信号である。また、組み込み状
態信号１１は、チャネルモジュール４が活線挿抜された
とき表示素子８ａ〜８ｃをＯＮ／ＯＦＦする信号であ
る。
入っている状態でチャネルモジュールを抜去あるいは実
装することをいう。図１において、組み込み信号１２
は、作業者が組み込みスイッチ９ａ〜９ＣをＯＮ／ＯＦ
Ｆにしてスイッチ装置２から１つまたは複数のチャネル
モジュール４ａ〜４ｃを活線挿抜しようとしていること
を制御装置３に通知する信号である。また、組み込み状
態信号１１は、チャネルモジュール４が活線挿抜された
とき表示素子８ａ〜８ｃをＯＮ／ＯＦＦする信号であ
る。
【００１９】ルーティングテーブル７は、スイッチシス
テム１を構成する各スイッチ装置２の制御部３にそれぞ
れに１つずつ設けられ、受信したフレームの宛先に従っ
てどの入出力ポートにフレームをスイッチングするか決
めるテーブルであり、活線挿抜によるチャネルモジュー
ル４ａ〜４ｃの入出力ポート１０ａ〜１０ｆの状態およ
び他の複数のスイッチ装置２ｂ〜２ｉのチャネルモジュ
ール４ａ〜４ｃの入出力ポート１０ａ〜１０ｆの使用可
否情報が格納されている。
テム１を構成する各スイッチ装置２の制御部３にそれぞ
れに１つずつ設けられ、受信したフレームの宛先に従っ
てどの入出力ポートにフレームをスイッチングするか決
めるテーブルであり、活線挿抜によるチャネルモジュー
ル４ａ〜４ｃの入出力ポート１０ａ〜１０ｆの状態およ
び他の複数のスイッチ装置２ｂ〜２ｉのチャネルモジュ
ール４ａ〜４ｃの入出力ポート１０ａ〜１０ｆの使用可
否情報が格納されている。
【００２０】各スイッチ装置２ａ〜２ｉのルーティング
テーブル７ａ〜７ｉの内容は、各スイッチ装置２ａ〜２
ｉの入出力ポートの使用可否情報部分だけが同一であ
り、それ以外の部分は異なる。たとえ同じ宛先のフレー
ムを受信してもスイッチ装置が接続されている位置によ
って入出力ポートが違ってくる。例えば、宛先となるノ
ードが同じであっても、フレームが出力される入出力ポ
ートが異なればルーティングテーブルの内容も当然異な
ってくる。
テーブル７ａ〜７ｉの内容は、各スイッチ装置２ａ〜２
ｉの入出力ポートの使用可否情報部分だけが同一であ
り、それ以外の部分は異なる。たとえ同じ宛先のフレー
ムを受信してもスイッチ装置が接続されている位置によ
って入出力ポートが違ってくる。例えば、宛先となるノ
ードが同じであっても、フレームが出力される入出力ポ
ートが異なればルーティングテーブルの内容も当然異な
ってくる。
【００２１】ルーティングテーブル７の格納内容は、自
己の入出力ポート１０ａ〜１０ｆの状態だけでなく、他
の複数のスイッチ装置２ｂ〜２ｉの入出力ポートの状態
も管理するものであるため、自己のチャネルモジュール
４ａ〜４ｃが活線挿抜されたときだけでなく、他の複数
のスイッチ装置２ａ〜２ｉのチャネルモジュールが活線
挿抜されたときにも更新されて、常に最新の状態に維持
される。このように、チャネルモジュールの活線挿抜に
より使用不可となる各スイッチ装置２ａ〜２ｉの入出力
ポートを経由するフレームの転送経路をルーティングテ
ーブル７ａ〜７ｉから変更して、多段接続されたスイッ
チ装置２ａ〜２ｉのルーティングテーブル７ａ〜７ｉの
入出力ポートに関する情報を各スイッチ装置２ａ〜２ｉ
間で同一にしておけば、リジェクトやビジーエラーを起
こすことなくフレームを転送することができる。
己の入出力ポート１０ａ〜１０ｆの状態だけでなく、他
の複数のスイッチ装置２ｂ〜２ｉの入出力ポートの状態
も管理するものであるため、自己のチャネルモジュール
４ａ〜４ｃが活線挿抜されたときだけでなく、他の複数
のスイッチ装置２ａ〜２ｉのチャネルモジュールが活線
挿抜されたときにも更新されて、常に最新の状態に維持
される。このように、チャネルモジュールの活線挿抜に
より使用不可となる各スイッチ装置２ａ〜２ｉの入出力
ポートを経由するフレームの転送経路をルーティングテ
ーブル７ａ〜７ｉから変更して、多段接続されたスイッ
チ装置２ａ〜２ｉのルーティングテーブル７ａ〜７ｉの
入出力ポートに関する情報を各スイッチ装置２ａ〜２ｉ
間で同一にしておけば、リジェクトやビジーエラーを起
こすことなくフレームを転送することができる。
【００２２】なお、ルーティングテーブル７ａ〜７ｉの
構成は、必要機能を満足するものであれば、任意の構
成、個数にしてもよい。
構成は、必要機能を満足するものであれば、任意の構
成、個数にしてもよい。
【００２３】図１において、９台のスイッチ装置２およ
びこれらを管理する管理ステーション１５のみが示され
ているが、もちろんこれ以上の台数のスイッチ装置の接
続も可能である。図１に示すように、他の複数のスイッ
チ装置２ｂ〜２ｉがネットワーク１４を介して管理ステ
ーション１５に接続されている。管理ステーション１５
は、システム管理者によって操作され、各装置の障害情
報（エラー検出等）および統計情報（スイッチシステム
１全体の送受信フレーム数等）を収集してシステム管理
者に表示し、システム管理者は、これらの情報に基づい
てスイッチシステム１を管理する。
びこれらを管理する管理ステーション１５のみが示され
ているが、もちろんこれ以上の台数のスイッチ装置の接
続も可能である。図１に示すように、他の複数のスイッ
チ装置２ｂ〜２ｉがネットワーク１４を介して管理ステ
ーション１５に接続されている。管理ステーション１５
は、システム管理者によって操作され、各装置の障害情
報（エラー検出等）および統計情報（スイッチシステム
１全体の送受信フレーム数等）を収集してシステム管理
者に表示し、システム管理者は、これらの情報に基づい
てスイッチシステム１を管理する。
【００２４】各スイッチ装置２ａ〜２ｉの入出力ポート
を経由するフレームの転送経路の選択は、管理ステーシ
ョン１５からではなく、各ルーティングテーブル７ａ〜
７ｉから行っている。ルーティングテーブル１５を個々
のスイッチ装置２ａ〜２ｉに設けずに、管理ステーショ
ン１５に設けるアイデアもあるが、仮に、管理ステーシ
ョン１５にルーティングテーブルを設けたとすると、チ
ャネルモジュールの活線挿抜の度にこれを参照していた
のでは、各スイッチ装置２ａ〜２ｉのスイッチング処理
が追いつかなくなり、処理速度の点で問題がある。
を経由するフレームの転送経路の選択は、管理ステーシ
ョン１５からではなく、各ルーティングテーブル７ａ〜
７ｉから行っている。ルーティングテーブル１５を個々
のスイッチ装置２ａ〜２ｉに設けずに、管理ステーショ
ン１５に設けるアイデアもあるが、仮に、管理ステーシ
ョン１５にルーティングテーブルを設けたとすると、チ
ャネルモジュールの活線挿抜の度にこれを参照していた
のでは、各スイッチ装置２ａ〜２ｉのスイッチング処理
が追いつかなくなり、処理速度の点で問題がある。
【００２５】スイッチシステム１中のフレームの転送経
路の選択方法は、各スイッチ装置２ａ〜２ｉを個別に見
た場合と、スイッチシステム１全体を見た場合の２つの
場合が考えられる。第１は、個々のスイッチ装置２ａ〜
２ｉのある入出力ポートが活線挿抜により使用不可とな
る場合である。この場合は、使用不可となる入出力ポー
トの接続先と同一のスイッチ装置に接続されている別の
入出力ポートがあれば、その別の入出力ポートへフレー
ムの転送経路を変更する。第２は、同一スイッチ装置へ
の接続がない場合である。この場合は、横一列に多段接
続された同じ段のスイッチ装置に接続されている入出力
ポートへフレームの転送経路を変更する。例えば、スイ
ッチ装置２ｄ，２ｇ，２ｂ，２ｈ，２ｃ，２ｆのチャネ
ルモジュールが抜去された場合、スイッチ装置２ａ→２
ｅ→２ｉの入出力ポートを経由してフレームが転送され
る。もし、同じ段のスイッチ装置への接続がない場合
は、転送経路の変更ができず、フレームを目的のノード
にスイッチングすることができなくなり、フレームがリ
ジェクトされる。
路の選択方法は、各スイッチ装置２ａ〜２ｉを個別に見
た場合と、スイッチシステム１全体を見た場合の２つの
場合が考えられる。第１は、個々のスイッチ装置２ａ〜
２ｉのある入出力ポートが活線挿抜により使用不可とな
る場合である。この場合は、使用不可となる入出力ポー
トの接続先と同一のスイッチ装置に接続されている別の
入出力ポートがあれば、その別の入出力ポートへフレー
ムの転送経路を変更する。第２は、同一スイッチ装置へ
の接続がない場合である。この場合は、横一列に多段接
続された同じ段のスイッチ装置に接続されている入出力
ポートへフレームの転送経路を変更する。例えば、スイ
ッチ装置２ｄ，２ｇ，２ｂ，２ｈ，２ｃ，２ｆのチャネ
ルモジュールが抜去された場合、スイッチ装置２ａ→２
ｅ→２ｉの入出力ポートを経由してフレームが転送され
る。もし、同じ段のスイッチ装置への接続がない場合
は、転送経路の変更ができず、フレームを目的のノード
にスイッチングすることができなくなり、フレームがリ
ジェクトされる。
【００２６】このような場合、フレームのリジェクトや
ビジーエラーが発生しないようにするため、同じ段のス
イッチ装置の入出力ポート数を増やす、あるいは、チャ
ネルモジュールがすべて抜去されたときは、それらのス
イッチ装置を迂回して次段に進むネットワーク構成にし
てもよい。または、同一スイッチ装置のチャネルモジュ
ールまたは同じ段のスイッチ装置のチャネルモジュール
の同時抜去を防ぐ機構を設けてもよい。
ビジーエラーが発生しないようにするため、同じ段のス
イッチ装置の入出力ポート数を増やす、あるいは、チャ
ネルモジュールがすべて抜去されたときは、それらのス
イッチ装置を迂回して次段に進むネットワーク構成にし
てもよい。または、同一スイッチ装置のチャネルモジュ
ールまたは同じ段のスイッチ装置のチャネルモジュール
の同時抜去を防ぐ機構を設けてもよい。
【００２７】まず、チャネルモジュール４ａ抜去時の説
明をする。
明をする。
【００２８】図３は、スイッチ装置２から第１のチャネ
ルモジュール４ａの抜去を示す図である。なお、チャネ
ルモジュール４ａを抜去すると、当然ながら入出力ポー
ト１０ａ，１０ｂが使用不可になる。
ルモジュール４ａの抜去を示す図である。なお、チャネ
ルモジュール４ａを抜去すると、当然ながら入出力ポー
ト１０ａ，１０ｂが使用不可になる。
【００２９】図４，図５は、チャネルモジュール４ａ抜
去時のスイッチシステム１の信号の流れを示す図であ
る。
去時のスイッチシステム１の信号の流れを示す図であ
る。
【００３０】以下、チャネルモジュール４ａ抜去時の信
号の流れを説明する。
号の流れを説明する。
【００３１】なお、以下の説明中番号（１）〜（９）
は、図４中の番号（１）〜（９）と対応している。
は、図４中の番号（１）〜（９）と対応している。
【００３２】チャネルモジュール４ａの活線挿抜の抜去
が必要になったとき、作業者はチャネルモジュール４ａ
の組み込みスイッチ９ａを「ＯＦＦ」にすると（１）、
組み込み信号１２により制御部３へチャネルモジュール
４ａが抜去されようとしていることが通知される
（２）。チャネルモジュール４ａからの抜去通知を受け
た制御部３により、チャネルモジュール４ａの抜去に伴
い使用不可になる入出力ポート１０ａ，１０ｂに関する
ルーティングテーブル７ａの内容が自動的に変更される
（３）。そして、使用不可となる入出力ポート１０ａ，
１０ｂの情報が通信手段５に通知される（４）。さら
に、通信手段５から管理ステーション１５および他の複
数の多段接続されているスイッチ装置２ｂ〜２ｉに通知
される（５）。活線挿抜により使用不可となる入出力ポ
ート１０ａ，１０ｂの情報を受け取った他の複数のスイ
ッチ装置２ｂ〜２ｉはその情報に従って自己のルーティ
ングテーブル７ｂ〜７ｉの内容を自動的に変更し
（６）、変更が終了すると、ルーティングテーブル７ｂ
〜７ｉの変更が終了したことを管理ステーション１５お
よび活線挿抜しようとしているスイッチ装置２ａへ通知
される（７）。多段接続された他のすべてのスイッチ装
置２ｂ〜２ｉからルーティングテーブル７ｂ〜７ｉの変
更の終了通知を受け取ったスイッチ装置２ａは、表示素
子８ａを「消灯」する（８）。表示素子８ａが「消灯」
したことを確認して、作業者はスイッチ装置２ａからチ
ャネルモジュール４ａを抜去する（９）。
が必要になったとき、作業者はチャネルモジュール４ａ
の組み込みスイッチ９ａを「ＯＦＦ」にすると（１）、
組み込み信号１２により制御部３へチャネルモジュール
４ａが抜去されようとしていることが通知される
（２）。チャネルモジュール４ａからの抜去通知を受け
た制御部３により、チャネルモジュール４ａの抜去に伴
い使用不可になる入出力ポート１０ａ，１０ｂに関する
ルーティングテーブル７ａの内容が自動的に変更される
（３）。そして、使用不可となる入出力ポート１０ａ，
１０ｂの情報が通信手段５に通知される（４）。さら
に、通信手段５から管理ステーション１５および他の複
数の多段接続されているスイッチ装置２ｂ〜２ｉに通知
される（５）。活線挿抜により使用不可となる入出力ポ
ート１０ａ，１０ｂの情報を受け取った他の複数のスイ
ッチ装置２ｂ〜２ｉはその情報に従って自己のルーティ
ングテーブル７ｂ〜７ｉの内容を自動的に変更し
（６）、変更が終了すると、ルーティングテーブル７ｂ
〜７ｉの変更が終了したことを管理ステーション１５お
よび活線挿抜しようとしているスイッチ装置２ａへ通知
される（７）。多段接続された他のすべてのスイッチ装
置２ｂ〜２ｉからルーティングテーブル７ｂ〜７ｉの変
更の終了通知を受け取ったスイッチ装置２ａは、表示素
子８ａを「消灯」する（８）。表示素子８ａが「消灯」
したことを確認して、作業者はスイッチ装置２ａからチ
ャネルモジュール４ａを抜去する（９）。
【００３３】図６は、チャネルモジュール４ａ抜去時の
スイッチシステム１の動作を示すフローチャートであ
る。
スイッチシステム１の動作を示すフローチャートであ
る。
【００３４】それでは、図１，図２，図６を参照してチ
ャネルモジュール抜去時のスイッチシステム１の動作を
詳細に説明する。
ャネルモジュール抜去時のスイッチシステム１の動作を
詳細に説明する。
【００３５】スイッチ装置２ａに実装されているチャネ
ルモジュール４ａを活線挿抜により抜去するとき、ま
ず、チャネルモジュール４ａの組み込みスイッチ９ａを
「ＯＦＦ」にする（ステップＳ１００）。組み込みスイ
ッチ９ａを「ＯＦＦ」にすると、制御部３へ組み込み信
号１２が送出されチャネルモジュール４ａが抜去されよ
うとしていることが通知される（ステップＳ１０１）。
チャネルモジュール４ａの抜去通知を受けて、制御部３
は使用不可になるチャネルモジュール４ａの入出力ポー
ト１０ａ，１０ｂに関するルーティングテーブル７ａを
自動的に変更する（ステップＳ１０２）。制御部３から
通信手段５に入出力ポート情報が通知される（ステップ
Ｓ１０３）。さらに、通信手段５から管理ステーション
１５と他の複数のスイッチ装置２ｂ〜２ｉに入出力ポー
ト情報が通知される（ステップＳ１０４）。チャネルモ
ジュール４ａを抜去しようとしているスイッチ装置２ａ
からの通知を受けて、多段接続された他の複数のスイッ
チ装置２ａ〜２ｉが自己のルーティングテーブル７ｂ〜
７ｉを自動的に変更する（ステップＳ１０５）。ルーテ
ィングテーブル７ｂ〜７ｉの変更が終了すると、変更の
終了通知が管理ステーション１５を介してチャネルモジ
ュール４ａを抜去しようとしているスイッチ装置２ａに
通知される（ステップＳ１０６）。スイッチ装置２ａで
多段接続された他の複数のすべてのスイッチ装置２ｂ〜
２ｉからルーティングテーブル７ｂ〜７ｉ変更の終了通
知を受け取ったかどうか判断し（ステップＳ１０７）、
終了通知を受け取った場合は、チャネルモジュール４ａ
の表示素子８ａが「消灯」され（ステップＳ１０８）、
終了通知を受け取っていない場合は、ステップＳ１０６
に戻ってルーティングテーブル７ｂ〜７ｉ変更の終了通
知を待つ。作業者は表示素子８ａが「消灯」したことを
確認してから、チャネルモジュール４ａをスイッチ装置
２ａから抜去する（ステップＳ１０９）。
ルモジュール４ａを活線挿抜により抜去するとき、ま
ず、チャネルモジュール４ａの組み込みスイッチ９ａを
「ＯＦＦ」にする（ステップＳ１００）。組み込みスイ
ッチ９ａを「ＯＦＦ」にすると、制御部３へ組み込み信
号１２が送出されチャネルモジュール４ａが抜去されよ
うとしていることが通知される（ステップＳ１０１）。
チャネルモジュール４ａの抜去通知を受けて、制御部３
は使用不可になるチャネルモジュール４ａの入出力ポー
ト１０ａ，１０ｂに関するルーティングテーブル７ａを
自動的に変更する（ステップＳ１０２）。制御部３から
通信手段５に入出力ポート情報が通知される（ステップ
Ｓ１０３）。さらに、通信手段５から管理ステーション
１５と他の複数のスイッチ装置２ｂ〜２ｉに入出力ポー
ト情報が通知される（ステップＳ１０４）。チャネルモ
ジュール４ａを抜去しようとしているスイッチ装置２ａ
からの通知を受けて、多段接続された他の複数のスイッ
チ装置２ａ〜２ｉが自己のルーティングテーブル７ｂ〜
７ｉを自動的に変更する（ステップＳ１０５）。ルーテ
ィングテーブル７ｂ〜７ｉの変更が終了すると、変更の
終了通知が管理ステーション１５を介してチャネルモジ
ュール４ａを抜去しようとしているスイッチ装置２ａに
通知される（ステップＳ１０６）。スイッチ装置２ａで
多段接続された他の複数のすべてのスイッチ装置２ｂ〜
２ｉからルーティングテーブル７ｂ〜７ｉ変更の終了通
知を受け取ったかどうか判断し（ステップＳ１０７）、
終了通知を受け取った場合は、チャネルモジュール４ａ
の表示素子８ａが「消灯」され（ステップＳ１０８）、
終了通知を受け取っていない場合は、ステップＳ１０６
に戻ってルーティングテーブル７ｂ〜７ｉ変更の終了通
知を待つ。作業者は表示素子８ａが「消灯」したことを
確認してから、チャネルモジュール４ａをスイッチ装置
２ａから抜去する（ステップＳ１０９）。
【００３６】次に、例としてチャネルモジュール４ａ実
装時の説明をする。
装時の説明をする。
【００３７】図７は、スイッチ装置２ａへのチャネルモ
ジュール４ａの実装を示す図である。なお、チャネルモ
ジュール４ａを実装すると、入出力ポート１０ａ，１０
ｂが使用可能になる。
ジュール４ａの実装を示す図である。なお、チャネルモ
ジュール４ａを実装すると、入出力ポート１０ａ，１０
ｂが使用可能になる。
【００３８】図８，図９は、チャネルモジュール４実装
時のスイッチシステム１の信号の流れを示す図である。
時のスイッチシステム１の信号の流れを示す図である。
【００３９】以下、チャネルモジュール４ａ抜去時の信
号の流れを説明する。
号の流れを説明する。
【００４０】なお、以下の説明中番号（１）〜（９）
は、図７中の番号（１）〜（９）と対応している。
は、図７中の番号（１）〜（９）と対応している。
【００４１】チャネルモジュール４ａの活線挿抜の実装
が必要になったとき、作業者はチャネルモジュール４ａ
をスイッチ装置２ａに実装し、チャネルモジュール４ａ
の組み込みスイッチ９ａを「ＯＮ」にすると（１）、組
み込み信号１２により制御部３へチャネルモジュール４
ａが実装されようとしていることが通知される（２）。
チャネルモジュール４ａからの実装通知を受けて制御部
３は、チャネルモジュール４ａの実装に伴い使用可能に
なる入出力ポート１０ａ，１０ｂに関するルーティング
テーブル７ａが自動的に変更される（３）。そして、使
用可能となる入出力ポート１０ａ，１０ｂの情報が通信
手段５に通知される（４）。さらに、通信手段５から管
理ステーション１５および他の複数の多段接続されてい
るスイッチ装置２ｂ〜２ｉに通知される（５）。活線挿
抜により使用可能となる入出力ポート１０ａ，１０ｂの
情報を受け取った他の複数のスイッチ装置２ｂ〜２ｉは
その情報に従って自己のルーティングテーブル７ｂ〜７
ｉの内容を変更し（６）、変更が終了すると、ルーティ
ングテーブル７ｂ〜７ｉの変更が終了したことを管理ス
テーション１５および活線挿抜されるスイッチ装置２ｂ
〜２ｉへ通知される（７）。多段接続された他のすべて
のスイッチ装置２ｂ〜２ｉからルーティングテーブル７
ｂ〜７ｉの変更の終了通知を受け取ったスイッチ装置２
ａは、表示素子８ａを「点灯」する（８）。表示素子８
ａが「点灯」したことを確認して、作業者はスイッチ装
置２ａにチャネルモジュール４ａを実装する（９）。
が必要になったとき、作業者はチャネルモジュール４ａ
をスイッチ装置２ａに実装し、チャネルモジュール４ａ
の組み込みスイッチ９ａを「ＯＮ」にすると（１）、組
み込み信号１２により制御部３へチャネルモジュール４
ａが実装されようとしていることが通知される（２）。
チャネルモジュール４ａからの実装通知を受けて制御部
３は、チャネルモジュール４ａの実装に伴い使用可能に
なる入出力ポート１０ａ，１０ｂに関するルーティング
テーブル７ａが自動的に変更される（３）。そして、使
用可能となる入出力ポート１０ａ，１０ｂの情報が通信
手段５に通知される（４）。さらに、通信手段５から管
理ステーション１５および他の複数の多段接続されてい
るスイッチ装置２ｂ〜２ｉに通知される（５）。活線挿
抜により使用可能となる入出力ポート１０ａ，１０ｂの
情報を受け取った他の複数のスイッチ装置２ｂ〜２ｉは
その情報に従って自己のルーティングテーブル７ｂ〜７
ｉの内容を変更し（６）、変更が終了すると、ルーティ
ングテーブル７ｂ〜７ｉの変更が終了したことを管理ス
テーション１５および活線挿抜されるスイッチ装置２ｂ
〜２ｉへ通知される（７）。多段接続された他のすべて
のスイッチ装置２ｂ〜２ｉからルーティングテーブル７
ｂ〜７ｉの変更の終了通知を受け取ったスイッチ装置２
ａは、表示素子８ａを「点灯」する（８）。表示素子８
ａが「点灯」したことを確認して、作業者はスイッチ装
置２ａにチャネルモジュール４ａを実装する（９）。
【００４２】図１０は、チャネルモジュール４ａ実装時
のスイッチシステム１の動作を示すフローチャートであ
る。
のスイッチシステム１の動作を示すフローチャートであ
る。
【００４３】それでは、図８，図９，図１０を参照して
チャネルモジュール実装時のスイッチシステム１の動作
を詳細に説明する。
チャネルモジュール実装時のスイッチシステム１の動作
を詳細に説明する。
【００４４】スイッチ装置２ａに実装されているチャネ
ルモジュール４ａを活線挿抜により実装するとき、ま
ず、作業者がチャネルモジュール４ａをスイッチ装置２
ａに実装する（ステップＳ２００）。チャネルモジュー
ル４ａの組み込みスイッチ９ａを「ＯＮ」にする（ステ
ップＳ２０１）。組み込みスイッチ４ａを「ＯＮ」にす
ると、制御部３へ組み込み信号１２が送出されチャネル
モジュール４ａの実装が通知される（ステップＳ２０
２）。チャネルモジュール４ａの実装通知を受けて、制
御部３は使用可能になるチャネルモジュール４ａの入出
力ポート１０ａ，１０ｂに関するルーティングテーブル
７ａの内容を自動的に変更する（ステップＳ２０３）。
制御部３から通信手段５に入出力ポート情報が通知され
る（ステップＳ２０４）。さらに、通信手段５から管理
ステーション１５と他の複数のスイッチ装置２ｂ〜２ｉ
に入出力ポート情報が通知される（ステップＳ２０
５）。チャネルモジュール４ａが実装されたスイッチ装
置２ａからの通知を受けて、多段接続された他の複数の
スイッチ装置２ｂ〜２ｉが自己のルーティングテーブル
７ｂ〜７ｉの内容を自動的に変更する（ステップＳ２０
６）。ルーティングテーブル７ｂ〜７ｉの変更が終了す
ると、変更の終了通知が管理ステーション１５を介して
チャネルモジュール４ａを実装しようとしているスイッ
チ装置２ａに通知される（ステップＳ２０７）。スイッ
チ装置２ａで多段接続された他の複数のすべてのスイッ
チ装置２ｂ〜２ｉからルーティングテーブル７ｂ〜７ｉ
変更の終了通知を受け取ったかどうか判断し（ステップ
Ｓ２０８）、終了通知を受け取った場合は、チャネルモ
ジュール４ａの表示素子８ａを「点灯」し（ステップＳ
２０９）、終了通知を受け取っていない場合は、ステッ
プＳ２０７に戻ってルーティングテーブル７ｂ〜７ｉ変
更の終了通知を待つ。作業者は表示素子８ａが「点灯」
したことによりチャネルモジュール４ａの実装が完了し
たことを確認する。
ルモジュール４ａを活線挿抜により実装するとき、ま
ず、作業者がチャネルモジュール４ａをスイッチ装置２
ａに実装する（ステップＳ２００）。チャネルモジュー
ル４ａの組み込みスイッチ９ａを「ＯＮ」にする（ステ
ップＳ２０１）。組み込みスイッチ４ａを「ＯＮ」にす
ると、制御部３へ組み込み信号１２が送出されチャネル
モジュール４ａの実装が通知される（ステップＳ２０
２）。チャネルモジュール４ａの実装通知を受けて、制
御部３は使用可能になるチャネルモジュール４ａの入出
力ポート１０ａ，１０ｂに関するルーティングテーブル
７ａの内容を自動的に変更する（ステップＳ２０３）。
制御部３から通信手段５に入出力ポート情報が通知され
る（ステップＳ２０４）。さらに、通信手段５から管理
ステーション１５と他の複数のスイッチ装置２ｂ〜２ｉ
に入出力ポート情報が通知される（ステップＳ２０
５）。チャネルモジュール４ａが実装されたスイッチ装
置２ａからの通知を受けて、多段接続された他の複数の
スイッチ装置２ｂ〜２ｉが自己のルーティングテーブル
７ｂ〜７ｉの内容を自動的に変更する（ステップＳ２０
６）。ルーティングテーブル７ｂ〜７ｉの変更が終了す
ると、変更の終了通知が管理ステーション１５を介して
チャネルモジュール４ａを実装しようとしているスイッ
チ装置２ａに通知される（ステップＳ２０７）。スイッ
チ装置２ａで多段接続された他の複数のすべてのスイッ
チ装置２ｂ〜２ｉからルーティングテーブル７ｂ〜７ｉ
変更の終了通知を受け取ったかどうか判断し（ステップ
Ｓ２０８）、終了通知を受け取った場合は、チャネルモ
ジュール４ａの表示素子８ａを「点灯」し（ステップＳ
２０９）、終了通知を受け取っていない場合は、ステッ
プＳ２０７に戻ってルーティングテーブル７ｂ〜７ｉ変
更の終了通知を待つ。作業者は表示素子８ａが「点灯」
したことによりチャネルモジュール４ａの実装が完了し
たことを確認する。
【００４５】以上のように、本発明において、スイッチ
装置２ａ〜２ｉのチャネルモジュールの抜去時には、管
理ステーション１５よりあらかじめ各スイッチ装置２ａ
〜２ｉのルーティングテーブル７ａ〜７ｉへの入出力ポ
ートに関する内容が変更されているので、チャネルモジ
ュールの抜去により使用不可となる入出力ポートを経由
するフレームに対するリジェクトあるいはビジーエラー
の発生を抑え、多段接続されたスイッチシステム１全体
の性能低下を防ぐことができる。また、チャネルモジュ
ールの実装時には、多段接続された他のスイッチ装置の
電源を落とすことなく、自動的にルーティングテーブル
の内容を変更できるので、スイッチシステム１を停止す
ることなく、チャネルモジュールを実装することができ
る。さらに、管理ステーション１５を設置したので、活
線挿抜による各スイッチ装置の入出力ポートの使用不
可、フレームの転送経路情報をリアルタイムにシステム
管理者に表示して、スイッチシステム１全体を集中的に
管理することができる。
装置２ａ〜２ｉのチャネルモジュールの抜去時には、管
理ステーション１５よりあらかじめ各スイッチ装置２ａ
〜２ｉのルーティングテーブル７ａ〜７ｉへの入出力ポ
ートに関する内容が変更されているので、チャネルモジ
ュールの抜去により使用不可となる入出力ポートを経由
するフレームに対するリジェクトあるいはビジーエラー
の発生を抑え、多段接続されたスイッチシステム１全体
の性能低下を防ぐことができる。また、チャネルモジュ
ールの実装時には、多段接続された他のスイッチ装置の
電源を落とすことなく、自動的にルーティングテーブル
の内容を変更できるので、スイッチシステム１を停止す
ることなく、チャネルモジュールを実装することができ
る。さらに、管理ステーション１５を設置したので、活
線挿抜による各スイッチ装置の入出力ポートの使用不
可、フレームの転送経路情報をリアルタイムにシステム
管理者に表示して、スイッチシステム１全体を集中的に
管理することができる。
【００４６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下のような顕著な効果を奏する。
以下のような顕著な効果を奏する。
【００４７】（１）チャネルモジュールの活線挿抜の抜
去時にあらかじめルーティングテーブルを変更すること
により、チャネルモジュールの抜去により使用不可とな
る入出力ポートを経由するフレーム転送に対するリジェ
クトあるいはビジーエラーの発生を抑え、多段接続され
たスイッチシステム全体の性能低下を防ぐことができ
る。
去時にあらかじめルーティングテーブルを変更すること
により、チャネルモジュールの抜去により使用不可とな
る入出力ポートを経由するフレーム転送に対するリジェ
クトあるいはビジーエラーの発生を抑え、多段接続され
たスイッチシステム全体の性能低下を防ぐことができ
る。
【００４８】（２）チャネルモジュールの活線挿抜時
に、他の多段接続されたスイッチ装置の電源を落とすこ
となく自動的にルーティングテーブルの内容を変更して
チャネルモジュールの実装ができる。
に、他の多段接続されたスイッチ装置の電源を落とすこ
となく自動的にルーティングテーブルの内容を変更して
チャネルモジュールの実装ができる。
【００４９】（３）管理ステーションを設置することに
より、入出力ポートの使用可否、フレームの転送経路情
報をリアルタイムにシステム管理者に表示することがで
きる。
より、入出力ポートの使用可否、フレームの転送経路情
報をリアルタイムにシステム管理者に表示することがで
きる。
【図１】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図２】図１のスイッチ装置を拡大した図である。
【図３】スイッチ装置から第１のチャネルモジュールの
抜去を示す図である。
抜去を示す図である。
【図４】チャネルモジュール抜去時のスイッチシステム
の信号の流れを示す図である。
の信号の流れを示す図である。
【図５】チャネルモジュール抜去時のスイッチシステム
の信号の流れを示す図である。
の信号の流れを示す図である。
【図６】チャネルモジュール抜去時のスイッチシステム
の動作を示すフローチャートである。
の動作を示すフローチャートである。
【図７】スイッチ装置へのチャネルモジュールの実装を
示す図である。
示す図である。
【図８】チャネルモジュール実装時のスイッチシステム
の信号の流れを示す図である。
の信号の流れを示す図である。
【図９】チャネルモジュール実装時のスイッチシステム
の信号の流れを示す図である。
の信号の流れを示す図である。
【図１０】チャネルモジュール実装時のスイッチシステ
ムの動作を示すフローチャートである。
ムの動作を示すフローチャートである。
１ スイッチシステム ２ スイッチ装置 ３ 制御部 ４ チャネルモジュール ５ 通信手段 ６ マトリックススイッチ ７ ルーティングテーブル ８ 表示素子 ９ 組み込みスイッチ １０ 入出力ポート １１ 組み込み状態信号 １２ 組み込み信号 １３ 制御バス １４ ネットワーク １５ 管理ステーション
Claims (6)
- 【請求項１】 多段接続された複数のスイッチ装置と該
複数のスイッチ装置の装置情報を管理する管理ステーシ
ョンとから構成されるスイッチシステムであって、 前記複数のスイッチ装置のそれぞれは、 前記スイッチ装置の動作を制御する制御部と、 前記スイッチ装置に実装され、複数の入出力ポートを備
えた複数のチャネルモジュールと、 前記制御部に接続され、該スイッチ装置に関する装置情
報を該多段接続された他の複数のスイッチ装置に通知す
る通信手段と、 を有し、 前記制御部には、自己の複数のチャネルモジュールの入
出力ポートの状態および前記他の複数のスイッチ装置の
入出力ポートの状態についての情報を格納するルーティ
ングテーブルがそれぞれ設けられていることを特徴とす
るスイッチシステム。 - 【請求項２】 請求項１記載のスイッチシステムにお
いて、 前記ルーティングテーブルは、スイッチ装置からチャネ
ルモジュールが活線挿抜されたとき、前記制御部により
その内容が変更されることを特徴とするスイッチシステ
ム。 - 【請求項３】 請求項１または２項記載のスイッチシ
ステムにおいて、 前記管理ステーションは、前記多段接続された複数のス
イッチ装置と接続された個々のスイッチ装置の障害情報
および統計情報を収集することを特徴とするスイッチシ
ステム。 - 【請求項４】 請求項１ないし３項のいずれか１項に
記載のスイッチシステムにおいて、 前記他の複数のいずれかのスイッチ装置のチャネルモジ
ュールが活線挿抜されたとき、前記通信手段から前記管
理ステーションおよび他の複数のスイッチ装置に前記ル
ーティングテーブルの内容変更が通知され、通知を受け
た他の複数のスイッチ装置が自己のルーティングテーブ
ルの内容を変更することを特徴とするスイッチシステ
ム。 - 【請求項５】 請求項１ないし４項のいずれか１項に
記載のスイッチシステムにおいて、 前記複数のチャネルモジュールは、前記チャネルモジュ
ールが前記スイッチ装置から活線挿抜されたことを示す
表示素子と、 前記チャネルモジュールの活線挿抜を前記制御部に通知
する組み込みスイッチと、 を有し、 前記表示素子と組み込みスイッチは、前記チャネルモジ
ュールの抜去時と装着時において状態が変換することを
特徴とするスイッチシステム。 - 【請求項６】 請求項５に記載のスイッチシステムに
おいて、 前記チャネルモジュールの抜去時に前記組み込みスイッ
チをＯＦＦにすると、前記表示素子が消灯し、前記チャ
ネルモジュールの装着時に前記組み込みスイッチをＯＮ
にすると、前記表示素子が点灯することを特徴とするス
イッチシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28134798A JP3275963B2 (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | スイッチシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28134798A JP3275963B2 (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | スイッチシステム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000115223A JP2000115223A (ja) | 2000-04-21 |
| JP3275963B2 true JP3275963B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=17637853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28134798A Expired - Fee Related JP3275963B2 (ja) | 1998-10-02 | 1998-10-02 | スイッチシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3275963B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8713225B2 (en) | 2005-09-07 | 2014-04-29 | Robert Bosch Gmbh | Control unit including a computing device and a peripheral module which are interconnected via a serial multiwire bus |
-
1998
- 1998-10-02 JP JP28134798A patent/JP3275963B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8713225B2 (en) | 2005-09-07 | 2014-04-29 | Robert Bosch Gmbh | Control unit including a computing device and a peripheral module which are interconnected via a serial multiwire bus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000115223A (ja) | 2000-04-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |