JP3275902B2 - スリッパ乾燥機 - Google Patents

スリッパ乾燥機

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JP3275902B2 JP2000011699A JP2000011699A JP3275902B2 JP 3275902 B2 JP3275902 B2 JP 3275902B2 JP 2000011699 A JP2000011699 A JP 2000011699A JP 2000011699 A JP2000011699 A JP 2000011699A JP 3275902 B2 JP3275902 B2 JP 3275902B2
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明 中尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗濯して濡れてい
るスリッパを乾燥させるためのスリッパ乾燥機に関し、
さらに詳しくは、洗濯済みの大量のスリッパを型くずれ
させることなく効率よく乾燥させることができるスリッ
パ乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般家庭等でスリッパを洗濯した後これ
を乾燥するに際しては、ハンガーなどに吊り下げて、あ
るいはスリッパ立てなどに1個宛差し込んで自然乾燥さ
せている。
【0003】一方、スリッパを大量にクリーニングして
乾燥させる場合には、乾燥室内にハンガーなどで1個宛
吊り下げ、熱風を吹き付けて乾燥する方法が考えられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スリッ
パは特異な形状をもつ繊維製品あるいは成型品であるた
め、湿潤状態で加温して乾燥する場合には変形して型く
ずれしやすく、型くずれしたものは再使用する前に形状
を整える必要が生じるため、特に大量のスリッパを乾燥
させる場合には効率が悪い。
【0005】乾燥するに際してスリッパの型くずれを少
なくするためには、スリッパ1個宛の形を整えながら乾
燥させればよいが、かような作業は煩雑で時間が掛かる
ため、大量のスリッパを乾燥する必要がある場合は適さ
ない。
【0006】そこで本発明は、大量のスリッパでも型く
ずれせずに簡便かつ効率よく乾燥できるスリッパ乾燥機
を提供することを目的としてなされたものである。
【0007】さらにこの発明は、乾燥室へのスリッパの
出し入れに際してスリッパへの振動を少なくし、スリッ
パの型くずれを防止するのに適したスリッパ乾燥機を提
供することを目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明のスリッ
パ乾燥機は、熱媒体送入手段と排出手段とを備えた箱体
の側壁の1つに出入り口扉を設けてなる乾燥室、前記乾
燥室内に挿入・抜き出し可能に立設したスリッパ架台、
および前記スリッパ架台に取り付けた複数のスリッパ掛
け金からなり、前記スリッパ掛け金はスリッパ甲部を差
し込んでスリッパ1個宛を掛けることができかつスリッ
パ甲部の形状を保持できるように弾力性のある針金を曲
折して形成されていることを特徴とするものである。
【0009】本発明においては特に、スリッパ掛け金を
弾力性のある針金を曲折して形成することにより、スリ
ッパ甲部の大小や、種々の形状に拘わらず差し込み、取
り外しが容易にできるだけでなく、スリッパ甲部を幅方
向および高さ方向に拡張した状態で乾燥できるため、乾
燥後のスリッパ甲部の形状が変形されることなくもとの
形状を保持することができるのである。
【0010】本発明のスリッパ乾燥機においては、スリ
ッパ架台を乾燥室に挿入・抜き出しするに際して、作業
を容易にできるようにすると同時に、スリッパ掛け金に
掛けられたスリッパに強い振動を与えて型くずれするこ
とのないようにするための手段を設けることが望まし
い。そこで本発明の好ましい実施例においては、前記ス
リッパ架台の挿入方向先端頂部にハンギングローラーを
回転自在に取り付け、前記乾燥室内部天井面に前記ハン
ギングローラーを支承してスリッパ架台の挿入・抜き出
し方向に導くレールを取り付けるとともに、前記スリッ
パ架台の挿入方向後端底部に架台の乾燥室への出し入れ
に際して回転する車輪を取り付ける。
【0011】さらにまた、前記したハンギングローラー
とレールを取り付けることなく、あるいはこれらを取り
付けることに加えて、前記乾燥室内部床面の乾燥室出入
り口近傍に出入り口を横切る方向に支持ローラーを回転
自在に配設し、前記スリッパ架台の底部を前記支持ロー
ラーで支持することにより、スリッパ架台の乾燥室への
挿入・抜き出しの作業を容易に行うことができ、さらに
はスリッパ架台の挿入・抜き出しに際してスリッパ架台
の揺動を防止し、スリッパに強い振動を与えないように
することができる。
【0012】スリッパ架台の底部を前記した支持ローラ
ーで支持する場合には、スリッパ架台の底部は、スリッ
パ架台を乾燥室内部に挿入したときに、挿入方向先端か
ら挿入方向後端へ向かって乾燥室床面と平行にかつ間隙
をもって伸びる直線部分(A)と、この直線部分(A)
に連続して乾燥室床面へ近づく方向に傾斜しつつ挿入方
向後端まで伸びる傾斜部分(B)とからなる構造とする
ことが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に図面に示す実施例を参照し
て本発明を詳述する。図1は本発明のスリッパ乾燥機の
基本的実施例を示すものであり、箱形の乾燥室1の側壁
の1つに設けた出入り口の扉2を開いて、スリッパ架台
3を挿入あるいは抜き出している状態を示している。ス
リッパ架台3にはスリッパを1個宛掛けることができる
スリッパ掛け金4が多数取り付けられていて、これらの
スリッパ掛け金4にスリッパを差し込んだスリッパ架台
3を立てた状態で乾燥室1内に挿入し、所定時間出入り
口扉2を閉じておくことによりスリッパを乾燥すること
ができる。
【0014】図示の例では、スリッパ架台3は、鋼製パ
イプからなる枠体3aを2個一組として対向させ、各枠
体3aには横方向に伸びる同様の鋼製パイプからなる複
数の桟3bを取り付け、この枠体3aおよび桟3bに多
数のスリッパ掛け金4が取り付けられている。図1には
1個のスリッパ架台3しか図示されていないが、乾燥室
1の大きさに応じて複数のスリッパ架台が乾燥室内に挿
入・抜き出し可能に立設できるようにされている。
【0015】スリッパ架台3に取り付けるスリッパ掛け
金4は、スリッパ甲部を1個宛差し込んで掛けられるも
のであり、弾力性のある針金をスリッパ甲部の形状に合
わせて曲折して形成されている。洗濯後の湿ったスリッ
パを掛けるため、針金はステンレス鋼製のものが好まし
く使用できる。同様にスリッパ架台の枠体3aや桟3b
もステンレス鋼製パイプを用いるのが好ましい。
【0016】図2、図3および図4は、針金を曲折して
形成したスリッパ掛け金4a、4bおよび4cの形状の
実施例をそれぞれ示すものであり、図中の破線は掛け金
4に差し込まれたスリッパを表している。スリッパ掛け
金4の形状は、図示のもの以外にも、スリッパ甲部を1
個宛差し込むことができ、しかもスリッパ甲部5を幅方
向および高さ方向に拡張した状態で保持できるような弾
力性が発現される形状であれば、いかなる曲折形状でも
採用することができる。スリッパ掛け金4を枠体3aあ
るいは桟3bのパイプへ取り付けるに際しては、曲折し
た針金の端部に直線部分4eを形成し、この直線部分4
eを例えば溶接などによりパイプに固着すればよい。針
金の曲折は、図2および図3に示したように一本の針金
を曲折することもでき、あるいは図4に示したように曲
折した二本の針金4f、4gを溶接などで組み合わせて
形成することもできる。
【0017】乾燥室1には熱源である熱媒体の送入手段
と排出手段を設ける必要がある。熱媒体としては熱風、
蒸気あるいはそれらの混合物が使用できる。熱媒体送入
手段と排出手段の効果的な配置例を図5および図6に示
す。図5は、スリッパ架台を乾燥室内に挿入・立設した
状態の垂直断面図を示しており、バーナー6aおよび熱
風送入口6bからなる熱風送入手段6を乾燥室奥の下部
に配設して、熱風を乾燥室奥の床1a近傍から乾燥室1
内部に送入する。熱風は乾燥室1内を破線矢印のように
循環した後、乾燥室奥の上部に設けた排気ファンからな
る排出手段7により乾燥室奥の天井1b近傍から排出さ
れる。
【0018】図6は熱風送入手段6と排出手段7の別な
配置例を示しており、図5と同じ部材は同じ参照番号で
図示してある。図6の例では熱風送入手段6により乾燥
室奥の床1a近傍から乾燥室1内部に送入された熱風
は、破線矢印のように乾燥室上方へ向かい、次いで乾燥
室出入り口の床1a近傍から排出手段7により排出され
る。
【0019】スリッパの乾燥に際しては、スリッパの材
質により乾燥温度を適宜調節する必要があるが、一般的
には40〜70℃で4〜7時間乾燥すればよい。乾燥室
内の温度の制御は熱媒体の温度や送入・排出量を調節す
ることにより行うことができ、乾燥時間はタイマーで設
定することができる。
【0020】スリッパ架台3の乾燥室1内への挿入・抜
き出し作業を容易にし、かつスリッパ掛け金4に掛けら
れたスリッパに強い振動を与えないようにする手段につ
いて詳述する。このための手段としては、図7A〜Dに
示したように、スリッパ架台3の挿入方向先端(以下
“先端”と略記する)の頂部にハンギングローラー10
を回転自在に取り付け、このハンギングローラー10を
支承してスリッパ架台3の挿入・抜き出し方向に導くレ
ール11を乾燥室内部天井面1bに取り付ける。一方、
スリッパ架台3の挿入方向後端(以下“後端”と略記す
る)の底部には、スリッパ架台の乾燥室への出し入れに
際して回転する車輪12を取り付ける。
【0021】図8および図9にハンギングローラー10
とこれを支承するレール11を例示する。ハンギングロ
ーラー10は2個一組のローラー10aを前後二組配置
して構成され、これら4個のローラー10aが、乾燥室
天井面1bに取り付けられた断面L字状の対向する長尺
部材11aからなるレール11に支承され、このレール
11に導かれてスリッパ架台3の挿入・抜き出し方向に
走行可能とされている。ハンギングローラー10からは
先端が二股に分岐した腕10bが懸垂され、腕先端には
ピン10cにより枠体連結杆10dが枢支され、この枠
体連結杆10dにスリッパ架台3の先端頂部の枠体3a
のパイプが揺動自在に取り付けられる。ハンギングロー
ラー10とスリッパ架台3とのかような揺動自在な取り
付けにより、図7Aのようにスリッパ架台の枠体3a頂
部が乾燥室天井面1bと平行となる位置や、図7Bのよ
うにスリッパ架台の枠体3a頂部が乾燥室天井面1bに
対して傾斜する位置が許容されることになる。
【0022】スリッパ架台3の後端底部に取り付ける車
輪12は、一般に台車等に取り付けるキャスターとする
ことができるが、スリッパ掛け金4に差し込まれたスリ
ッパに対する振動を軽減するためには図10に示すよう
なゴムローラーあるいは空気入りタイヤ12aとして衝
撃を吸収できるようにすることが望ましい。
【0023】スリッパ架台3の乾燥室1内への挿入・抜
き出し作業をより一層容易にし、スリッパ掛け金4に掛
けられたスリッパへの振動を軽減させるために、図7A
〜Dに示したように支持ローラー13を乾燥室内部床面
1bの乾燥室出入り口近傍に、出入り口を横切る方向に
回転自在に配設することが望ましい。これにより、スリ
ッパ架台の枠体3a底部を回転自在な支持ローラー13
に接触させながら乾燥室内への挿入・抜き出し作業がな
されるためスリッパ架台の揺動を防止しながら容易にか
つスムーズに作業を行うことができる。図11および図
12は支持ローラー13の構造を例示するものであり、
鋼製の棒状ローラー13aが軸受13bにより乾燥室床
面1aに回転自在に取り付けられている。また、棒状ロ
ーラー13aの両端には径の大きい鍔部13cを設け、
スリッパ架台の枠体3a底部が棒状ローラー13aの幅
から外れないようにすることが望ましい。かような支持
ローラー13は、スリッパ架台を複数個立設する場合に
はスリッパ架台1個につき1個宛、すなわちスリッパ架
台3と同数設けることが望ましい。
【0024】図7A〜Dは、スリッパ架台3の先端頂部
にハンギングローラー10を取り付け、後端底部に車輪
12を取り付け、さらに乾燥室床面1aに支持ローラー
13を設けた実施例について、乾燥室内に挿入されたス
リッパ架台3を抜き出す過程を順を追って図示したもの
である。特にこの実施例では、スリッパ架台3の底部形
状を、支持ローラー13で支持する場合に好ましい形状
としてある。すなわち、スリッパ架台3を乾燥室内部に
挿入した状態の図7Aに示したように、スリッパ架台3
の底部は、先端から後端に向かって乾燥室床面1aと平
行にかつ間隔をもって伸びる直線部分Aと、乾燥室床面
1aへ近づく方向に傾斜しつつ後端まで伸びる傾斜部分
Bとからなり、この傾斜部分Bは直線部分Aに連続して
設けられている。
【0025】図7Aに示した乾燥室内部にスリッパ架台
3を挿入、立設した状態においては、スリッパ架台3の
後端近傍でスリッパ架台底部が傾斜部分Bで支持ローラ
ー13に支持されるため、スリッパ架台後端の車輪12
は乾燥室床面1aから浮き上がり荷重が掛からない状態
とされている。かような状態は、車輪12にゴムローラ
ーあるいは空気入りタイヤ12aを使用した場合に有利
となる。なぜならば、ゴムローラーや空気入りタイヤ1
2aに荷重が掛かった状態で乾燥室内の熱風に曝される
と、変形や損傷を受けやすくなるためである。なお、図
7A中の参照符号GLは、乾燥室が基台1cまたは車輪
(図示せず)などを介して載置固定される面を表してい
る。
【0026】図7Bは、乾燥室出入り口からスリッパ架
台3後端を抜き出し始めた状態を示しており、この状態
ではスリッパ架台底部の傾斜部分Bが支持ローラー13
上に接触しながら抜き出されるため、抜き出し作業も作
業員一人で容易に行うことができる。さらに、スリッパ
架台3の先端頂部がハンギングローラー10で支承さ
れ、スリッパ架台底部は支持ローラー13で支持されな
がらスリッパ架台3が移動するため、移動中もスリッパ
架台3に強い振動を与えることがない。
【0027】図7Cは、スリッパ架台3を乾燥室からさ
らに抜き出した状態を示し、スリッパ架台3は先端頂部
でハンギングローラー10に、底部の直線部分Aで支持
ローラー13にそれぞれ支持されながら、スリッパ架台
後端の車輪12が面GLに接するようになる。これによ
り、乾燥室床面1aと面GLとの間に落差があっても、
車輪12が面GLに接したときにスリッパ架台3に強い
振動を与えることはない。車輪にゴムローラーや空気入
りタイヤ12aを採用することにより、面GLとの接触
時の振動吸収効果をより一層高めることができる。
【0028】図7Dは、スリッパ架台3の大部分を乾燥
室から抜き出した状態を示している。このとき、スリッ
パ架台3はその先端頂部でハンギングローラー10に支
承され、後端底部で車輪12に支持され、スリッパ架台
底部は支持ローラー13から浮き上がり接触していない
状態となる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したところからわかるように、
本発明のスリッパ乾燥機によれば、スリッパ掛け金を弾
力性のある針金を曲折して形成することにより、スリッ
パ甲部の大小や、種々の形状に拘わらず差し込み、取り
外しが容易にできるだけでなく、スリッパ甲部を幅方向
および高さ方向に拡張した状態で乾燥できるため、乾燥
後のスリッパ甲部の形状が変形されることなくもとの形
状を保持することができる。
【0030】さらに、ハンギングローラーとレールによ
りスリッパ架台先端の頂部を支承し、車輪によりスリッ
パ架台後端の底部を支持することにより、スリッパ架台
を乾燥室に挿入・抜き出しするに際して、作業を容易に
できるようにすると同時に、スリッパ掛け金に掛けられ
たスリッパに強い振動を与えて型くずれすることのない
ようにすることができる。
【0031】さらにまた、乾燥室床面に支持ローラーを
設けて、この支持ローラーの上にスリッパ架台の底部を
転がすことにより、作業を一層容易にできるとともに、
スリッパ架台に対する振動防止効果をより高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスリッパ乾燥機の基本的実施例を示す
斜視図である。
【図2】本発明のスリッパ乾燥機に用いるスリッパ掛け
金形状の実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明のスリッパ乾燥機に用いるスリッパ掛け
金形状の別な実施例を示す斜視図である。
【図4】本発明のスリッパ乾燥機に用いるスリッパ掛け
金形状のさらに別な実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明のスリッパ乾燥機における熱媒体送入手
段と排出手段の配置の実施例を示す垂直断面図である。
【図6】本発明のスリッパ乾燥機における熱媒体送入手
段と排出手段の配置の別な実施例を示す垂直断面図であ
る。
【図7】本発明のスリッパ乾燥機の実施例について、乾
燥室からスリッパ架台を抜き出す過程を順次図示した説
明図である。
【図8】本発明のスリッパ乾燥機の実施例で用いるスリ
ッパ架台先端頂部に取り付けるハンギングローラーとこ
れを支承するレールの実施例を示す正面図である。
【図9】図8のハンギングローラーとレールの側面図で
ある。
【図10】本発明のスリッパ乾燥機の実施例で用いるス
リッパ架台後端底部に取り付ける車輪の実施例を示す斜
視図である。
【図11】本発明のスリッパ乾燥機の実施例で用いるス
リッパ架台底部を支持する支持ローラーを示す正面図で
ある。
【図12】図11の支持ローラーの側面図である。
【符号の説明】
1:乾燥室 2:出入り口扉 3:スリッパ架台 4:スリッパ掛け金 6:熱媒体送入手段 7:排出手段 10:ハンギングローラー 11:レール 12:車輪 13:支持ローラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 23/20 F26B 3/06 F26B 9/00 F26B 21/00 F26B 25/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱媒体送入手段と排出手段とを備えた箱
    体の側壁の1つに出入り口扉を設けてなる乾燥室、前記
    乾燥室内に挿入・抜き出し可能に立設したスリッパ架
    台、および前記スリッパ架台に取り付けた複数のスリッ
    パ掛け金からなり、前記スリッパ掛け金はスリッパ甲部
    を差し込んでスリッパ1個宛を掛けることができかつス
    リッパ甲部の形状を保持できるように弾力性のある針金
    を曲折して形成されていることを特徴とするスリッパ乾
    燥機。
  2. 【請求項2】 前記スリッパ架台の挿入方向先端頂部に
    ハンギングローラーを回転自在に取り付け、前記乾燥室
    内部天井面に前記ハンギングローラーを支承してスリッ
    パ架台の挿入・抜き出し方向に導くレールを取り付ける
    とともに、前記スリッパ架台の挿入方向後端底部に架台
    の乾燥室への出し入れに際して回転する車輪を取り付け
    たことを特徴とする請求項1に記載のスリッパ乾燥機。
  3. 【請求項3】 前記乾燥室内部床面の乾燥室出入り口近
    傍に出入り口を横切る方向に支持ローラーを回転自在に
    配設し、前記スリッパ架台の底部を前記支持ローラーで
    支持するようにしたことを特徴とする請求項1または2
    に記載のスリッパ乾燥機。
  4. 【請求項4】 前記支持ローラーで支持する前記スリッ
    パ架台の底部は、スリッパ架台を乾燥室内部に挿入した
    ときに、挿入方向先端から挿入方向後端へ向かって乾燥
    室床面と平行にかつ間隙をもって伸びる直線部分(A)
    と、この直線部分(A)に連続して乾燥室床面へ近づく
    方向に傾斜しつつ挿入方向後端まで伸びる傾斜部分
    (B)とからなる請求項3に記載のスリッパ乾燥機。
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