JP3275403B2 - 減速機付転がり軸受ユニット - Google Patents

減速機付転がり軸受ユニット

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JP3275403B2 JP33125292A JP33125292A JP3275403B2 JP 3275403 B2 JP3275403 B2 JP 3275403B2 JP 33125292 A JP33125292 A JP 33125292A JP 33125292 A JP33125292 A JP 33125292A JP 3275403 B2 JP3275403 B2 JP 3275403B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る減速機付転がり軸
受ユニットは、一般産業機械用の減速機として、或は自
動車、特に電気自動車の駆動輪又はジョイントを支持す
る為に利用する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車の駆動輪やジョイントの回転
支持部分には、この駆動輪やジョイントを回転支持する
機能と、駆動用モータの回転運動を減速しつつ前記駆動
輪やジョイントに伝達する機能とを持たせる必要があ
る。この様に二つの機能を持たせる為の構造として、例
えば特開平4−185939号公報には、図3〜4に示
す様な構造が記載されている。
【0003】円筒状に形成されたハウジング1は、外周
面に固設したフランジ2によって、懸架装置やモータケ
ースに支持固定される。このハウジング1の内周面には
外輪3が内嵌され、止め輪4により抜け止めされてい
る。前記ハウジング1の内側には出力軸5を挿入してお
り、この出力軸5の外周面に出力フランジ6を固定して
いる。この出力フランジ6の内周面と、前記出力軸5の
外周面との間には、スプライン係合部7を設けて、前記
出力軸5と出力フランジ6との相対的回転を阻止してい
る。又、前記出力軸5の外端部(図3の右端部)にはナ
ット8を螺合し、このナット8により前記出力フランジ
6の抜け止めを図っている。
【0004】前記出力フランジ6基部に設けた円筒部
9には内輪10を外嵌固定し、この内輪10外周面の内
輪軌道11、11と、前記外輪3内周面の外輪軌道1
2、12との間に、それぞれ複数個ずつの玉13、13
を設け、前記ハウジング1の内側での、前記出力軸5及
び出力フランジ6の回転を自在としている。又、ハウジ
ング1の外端(図3の右端部)開口部内周面と出力フラ
ンジ6の外周面との間にはシール環14を設けて、前記
玉13、13設置した部分に塵芥や雨水が進入した
り、或は玉13、13設置部分の潤滑油が外部に漏洩す
るのを防止している。
【0005】一方、前記出力軸5の内端部(図3の左端
部)には、直径方向外方に向けて折り曲げ支持部15を
設け、この折り曲げ支持部15に複数本の支持軸16、
16を、円周方向等間隔に設けている。それぞれが前記
ハウジング1及び出力軸5と平行に配置された、各支持
軸16、16の周囲には、それぞれ遊星歯車17、17
を、複数本のころ18、18を介して回転自在に支持し
ている。図3の左端部に示した19は各支持軸16の
先端同士を結合する支持環である。
【0006】前記ハウジング1の内端部(図3の左端
部)内周面で前記外輪3から突出した部分にはリング
歯車20を形成し、このリング歯車20と前記各遊星歯
車17、17とを噛合させている。又、前記各遊星歯車
17、17は、太陽歯車21とも噛合している。この太
陽歯車21は、前記出力軸5と同心に配置された、駆動
軸22の外端部外周面に形成されている。
【0007】上述の様に構成される減速機付転がり軸受
ユニットの使用時には、フランジ2によりハウジング1
を懸架装置やモータケースに支持し、出力フランジ6に
車輪やジョイントの取付部を支持固定する。この状態
で、モータにより駆動軸22を回転させると、太陽歯車
21及びリング歯車20との噛合に基づいて各遊星歯車
17、17が、前記太陽歯車21の周囲を自転しつつ公
転する。この結果出力軸5が、遊星歯車17、17の公
転速度と同じ速度で回転する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の減速機付転が
り軸受ユニットは、内部空間の有効利用を図る事によ
り、軸方向寸法を短縮して小型・軽量化を図るものであ
る。
【0009】図3〜4に示す従来構造の場合、外輪3と
内輪10と複数個の玉13、13とから成る複列玉軸受
ユニットから軸方向に外れた部分に、遊星歯車17とリ
ング歯車20と太陽歯車21とから成る減速機を設置し
ている為、軸方向寸法が嵩む事が避けられない。即ち、
上記複列玉軸受ユニットは、モーメント剛性を確保する
必要上、複列に配置された上記各玉13、13同士の軸
方向に関する間隔を或る程度確保する必要がある。従っ
て、上記複列玉軸受ユニットの軸方向寸法自体、或る程
度長くなる事が避けられない上に、上記減速機をこの複
列玉軸受ユニットからの軸方向に外れた部分に配置して
いる為、減速機付転がり軸受ユニット全体としての軸方
向寸法が嵩む事が避けられない。又、前記ハウジング1
と外輪3とが、前記円筒部9を有する出力フランジ6と
内輪10とが、互いに別体である為、これら各部材1、
3、6、10の強度を確保する為には、これら各部材
1、3、6、10毎の肉厚を十分に大きくする必要があ
る。この様に、構成各部品の強度を保持すべく、各部品
毎の肉厚を大きくすると、軸受ユニット全体としての肉
厚が相当に嵩み、重量が嵩んでしまう。減速機付転がり
軸受ユニットとしてはこの他にも、実公平4−3147
号公報に記載されたものが知られているが、やはり同様
の問題を有する。
【0010】本発明の減速機付転がり軸受ユニットは、
上述の様な事情に鑑みて発明されたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の減速機付転がり
軸受ユニットは、取り付けるべき部分に直接支持固定自
在であり、内周面に複列の外輪軌道を直接形成した外輪
と、一方の外輪軌道と対向する第一の内輪軌道を外周面
に直接形成した第一の内輪と、他方の外輪軌道と対向す
る第二の内輪軌道を外周面に直接形成し、前記第一の内
輪に対する相対的回転を自在とされた第二の内輪と、前
記複列の外輪軌道と第一、第二の内輪軌道との間にそれ
ぞれ複数個ずつ設けられた転動体と、前記外輪の内周面
で、前記複列の外輪軌道の間部分に直接形成されたリン
グ歯車と、前記第一の内輪の外周面で、このリング歯車
と対向する部分に直接形成された太陽歯車と、前記第二
の内輪の端面複数個所にそれぞれの基端部を直接結合し
た状態で、前記外輪及び第一、第二の内輪と平行に配置
された複数本の支持軸と、各支持軸の周囲に回転自在に
支持された状態で、前記リング歯車並びに太陽歯車と噛
合する遊星歯車とを備えている。
【0012】
【作用】上述の様に構成される本発明の減速機付転がり
軸受ユニットにより、車輪等を回転自在に支持し、更に
駆動軸から伝達される回転速度を減速すると共に、トル
クを増大させつつ出力部に伝達する際の作用自体は、前
述した従来構造の場合と同様である。
【0013】特に、本発明の減速機付転がり軸受ユニッ
トの場合、軸方向寸法を短くできるだけでなく、構成各
部品の強度を保持すべく、各部品の肉厚を大きくした場
合でも、軸受ユニット全体としての重量増大を少なく抑
える事が出来る。即ち、遊星歯車式の減速機を構成する
リング歯車を複列の外輪軌道の間部分に設ける事によ
り、これら複列の外輪軌道の間部分に遊星歯車式の減速
機を組み込んで、この間部分に存在する空間の有効利用
を図れる。そして、前述の図3に示した従来構造の様
に、複列転がり軸受ユニットから軸方向に外れた部分に
上記減速機を配置する必要がなくなって、その分、減速
機付転がり軸受ユニット全体としての軸方向寸法の短縮
を図れる。又、内周面に直接複列の外輪軌道を形成した
外輪を、取り付けるべき部分に直接支持固定自在とする
事で、前述の図3に示した従来構造で必要とした、ハウ
ジング1とは別体の外輪3を省略できる為、前記外輪軌
道を設けた部材の強度を確保すべくこの外輪軌道を設け
た部材の肉厚を大きくしても、全体としての重量増大を
抑える事ができる。又、複列の内輪軌道を第一、第二の
内輪に分けて設ける代わりに、前述の図3に示した従来
構造で必要としていた、内輪10と別体の出力軸5、円
筒部9を備えた出力フランジ6が不要になるので、前記
第一、第二の内輪の強度を確保すべくこれら両内輪の肉
厚を大きくしても、全体としての重量増大を抑える事が
できる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の第一実施例を示している。
ハウジングとしての機能を備えた外輪23の外周面に
は、この外輪23を懸架装置やモータケースに直接支持
する為の取付フランジ24を設けている。そして、この
外輪23の内周面に複列の外輪軌道25a、25bを、
十分な間隔をあけて形成している。そして、両外輪軌道
25a、25bの間に、リング歯車26を形成してい
る。
【0015】上記外輪23の内側に設ける第一の内輪2
7は円柱部30を有する。この円柱部30の一端部
(図1の左端部)外周面には、外向きフランジ状の大径
部28を設けている。そして、この大径部28の外周面
に第一の内輪軌道29を形成し、この第一の内輪軌道2
9を、一方の外輪軌道25aと対向させている。これら
第一の内輪軌道29と一方の外輪軌道25aとの間に
は、保持器33により転動自在に保持された複数の玉3
4を設け、前記外輪23の内側での、前記第一の内輪2
7の回転を自在としている。
【0016】又、前記円柱部30の中心部には、この円
柱部30の一端面(図1の左端面)に開口する、有底の
円孔31を形成している。そして、この円孔31の内周
面開口端寄り部分に、スプライン溝32を形成してい
る。一方、前記円柱部30の外周面で、前記大径部28
寄り部分には、太陽歯車49を形成し、この太陽歯車4
9と前記リング歯車26とを対向させている。
【0017】前記第一の内輪27の円柱部30の周囲に
は、第二の内輪35を、この円柱部30に対する回転を
自在として、支持している。即ち、前記円柱部30の他
端部(図1の右端部)外周面には、補助内輪36を外嵌
し、円柱部30の端部に螺合したナット46により、こ
の補助内輪36の抜け止めを図っている。そして、この
補助内輪36外周面に形成した補助内輪軌道37と、
前記第二の内輪35の中間部内周面に形成した補助外輪
軌道38との間に、保持器39により転動自在に保持さ
れた、複数の玉40を設けている。
【0018】又、前記第一の内輪27の中間部外周面
と、前記第二の内輪35の一端部(図1の左端部)外周
面との間には、保持器41により転動自在に保持され
た、複数のニードル42を設けている。これら複数の玉
40とニードル42とにより、前記第二の内輪35が第
一の内輪27の周囲に、相対的回転自在に支持されると
共に、第二の内輪35に加わるスラスト方向並びにラジ
アル方向の荷重が支承される。
【0019】前記第二の内輪35の一端部外周面には、
他方の外輪軌道25bと対向する第二の内輪軌道43を
形成している。そして、これら第二の内輪軌道43と他
方の外輪軌道25bとの間に、保持器44により転動自
在に保持された複数の玉45を設け、前記外輪23の内
側での、前記第二の内輪35の回転を自在としている。
結局この第二の内輪35は、外輪23の内周面と第一の
内輪27を構成する円柱部30の外周面との間に、各部
材23、27に対する相対的回転自在に支持された状態
となる。この様な第二の内輪35の他端部(図1の右端
部)外周面には、伝達軸の端部等を結合する為の、フラ
ンジ47を形成している。
【0020】一方、前記第二の内輪35の一端面(図1
の左端面)複数個所には、支持軸50の基端部を、それ
ぞれ結合している。各支持軸50は、前記外輪23及び
第一、第二の内輪27、35と平行に配置されている。
そして、各支持軸50の周囲に遊星歯車51を、それぞ
れ複数本のニードル52、52を介して、回転自在に支
持している。そして、各遊星歯車51を、前記リング歯
車26並びに太陽歯車49に噛合させている。尚、各支
持軸50の先端部同士は、支持環56により互いに結合
している。
【0021】又、前記外輪23の他端部(図1の右端
部)内周面と第二の内輪35の中間部外周面との間、並
びに、前記補助内輪36の端部外周面と前記第二の内輪
35の他端部内周面との間には、それぞれシール環48
a、48bを設けて、前記各玉34、40、45並びに
ニードル42設置部分に塵芥等の異物が進入したり、或
はこの設置部分に存在する潤滑油が外部に漏洩する事を
防止している。
【0022】更に、前記第一の内輪27の一部には、前
記円孔31の内側と円柱部30の外周面とを連通する、
複数の通孔53、53を形成している。又、前記各支持
軸50の内側、並びに前記第二の内輪35の内側に、互
いに連通する通孔54、55を形成している。各通孔5
3〜55の内側には、減速機付転がり軸受ユニットの運
転に伴なって前記円孔31の内側から潤滑油が送り込ま
れる。そして、各通孔53〜55を通じて流れる潤滑油
により、前記各玉34、40、45並びに各ニードル4
2、52の転動部、及び、各歯車26、49、51の噛
合部の潤滑が図られる。尚、上記通孔54、55の間に
は係止パイプ60を掛け渡して、両通孔54、55同士
の連通を確保している。
【0023】上述の様に構成される本発明の減速機付転
がり軸受ユニットにより、例えば車輪を懸架装置に回転
自在に支持する場合、取付フランジ24により前記ハウ
ジングとしての機能を備えた外輪23を懸架装置に支持
すると共に、前記第二の内輪35に形成したフランジ4
7に車輪を支持固定する。又、ジョイントをモータケー
スに回転自在に支持する場合には、取付フランジ24に
より外輪23をモータケースに支持すると共に、前記フ
ランジ47にジョイントの取付部を支持固定する。そし
て、図示しない駆動軸の端部を前記円孔31のスプライ
ン溝32に、スプライン係合させる。この状態で前記駆
動軸を回転させれば、この駆動軸から第二の内輪35に
回転力を、回転速度を減速し、トルクを増大させつつ伝
達させる事が出来る。
【0024】即ち、前記駆動軸により第一の内輪27を
回転させると、この第一の内輪27の外周面に形成した
太陽歯車49及び外輪23の内周面に形成したリング歯
車26との噛合に基づいて各遊星歯車51が、前記太陽
歯車49の周囲を自転しつつ公転する。この結果前記第
二の内輪35が、遊星歯車51の公転速度と同じ速度で
回転する。
【0025】特に、本発明の減速機付転がり軸受ユニッ
トの場合、前記図3に示した従来構造の場合に比べて、
軸方向寸法を短縮して、小型・軽量化を図れる。即ち、
遊星歯車式の減速機を構成するリング歯車26を、複列
の外輪軌道25a、25bの間部分に設ける事により、
これら複列の外輪軌道25a、25bの間部分に遊星歯
車式の減速機を組み込んで、この間部分に存在する空間
の有効利用を図れる。そして、前述の図3に示した従来
構造の様に、複列転がり軸受ユニットから軸方向に外れ
た部分に上記減速機を配置する必要がなくなって、その
分、減速機付転がり軸受ユニット全体としての軸方向寸
法の短縮を図れる。又、内周面に直接複列の外輪軌道2
5a、25bを形成した、前記ハウジングとしての機能
を備えた外輪23の外周面に取付フランジ24を設けて
この外輪23を、取り付けるべき部分に直接支持固定自
在とする事で、前述の図3に示した従来構造で必要とし
た、ハウジング1とは別体の外輪3や止め輪4を省略で
きる。又、第一、第二の内輪軌道29、43を第一、第
二の内輪27、35に分けて設ける代わりに、前述の図
3に示した従来構造で必要としていた、内輪10と別体
の出力軸5、円筒部9を備えた出力フランジ6が不要に
なる。この為、上記図3に示した従来構造の様に、各部
品の強度を保持すべくこれら各部品の肉厚を大きくし、
更にこの肉厚が足し合わされた場合の様に、減速機付転
がり軸受ユニット全体としての肉厚が徒に大きくなる事
がなくなり、全体としての重量増大を抑える事ができ
る。又、上述の様に軸方向寸法を短縮して小型化を図れ
る結果、前記第一の内輪27又は第二の内輪35と直列
に、別の減速機構を設ける事が可能となる。別の減速機
構を設けた場合、減速比の増大、或は構成各ギヤの小型
化を図れる。尚、図1(次述する図2の場合も同様)に
示した実施例の場合には、前記第一の内輪27を前記第
二の内輪35の内径側に、玉軸受及びニードル軸受を介
して回転自在に支持し、これら各内輪27、35の中心
軸同士を確実に一致させる様にしている。
【0026】次に、図2は本発明の第二実施例を示して
いる。本実施例の場合、一方の外輪軌道25aと第一の
内輪軌道29との間、他方の外輪軌道25bと第二の内
輪軌道43との間、補助内輪軌道37と補助外輪軌道3
8との間に、それぞれ玉34、40、45に代えて、円
錐ころ57、58、59を設けている。その他の構成及
び作用は、上述の第一実施例と同様である為、同等部分
には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
【0027】尚、上述の各実施例は何れも、外輪23を
固定して第二の内輪35を回転させる構造としている
が、例えば一般産業機械用の減速機として利用する場合
には、第二の内輪35を固定し、外輪23を回転させる
状態で使用する事も出来る。
【0028】
【発明の効果】本発明の減速機付転がり軸受ユニット
は、以上に述べた通り構成され作用するので、軸方向寸
法を短縮すると共に、重量の増大を抑えつつ強度確保を
図る事が可能になって、軽量で安価に、且つ小型に製作
出来る為、実用的な電気自動車の実現に果たす役割は大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す半部断面図。
【図2】同第二実施例を示す半部断面図。
【図3】従来構造の1例を示す半部断面図。
【図4】支持環及び駆動軸を省略して、図3の左方から
見た図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 フランジ 3 外輪 4 止め輪 5 出力軸 6 出力フランジ 7 スプライン係合部 8 ナット 9 円筒部 10 内輪 11 内輪軌道 12 外輪軌道 13 玉 14 シール環 15 折り曲げ支持部 16 支持軸 17 遊星歯車 18 ころ 19 支持環 20 リング歯車 21 太陽歯車 22 駆動軸 23 外輪 24 取付フランジ 25a、25b 外輪軌道 26 リング歯車 27 第一の内輪 28 大径部 29 第一の内輪軌道 30 円柱部 31 円孔 32 スプライン溝 33 保持器 34 玉 35 第二の内輪 36 補助内輪 37 補助内輪軌道 38 補助外輪軌道 39 保持器 40 玉 41 保持器 42 ニードル 43 第二の内輪軌道 44 保持器 45 玉 46 ナット 47 フランジ 48a、48b シール環 49 太陽歯車 50 支持軸 51 遊星歯車 52 ニードル 53、54、55 通孔 56 支持環 57、58、59 円錐ころ 60 係止パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭48−4850(JP,A) 特開 昭62−249069(JP,A) 特開 昭64−21219(JP,A) 特開 平1−237249(JP,A) 特開 平3−140618(JP,A) 特開 平3−140619(JP,A) 実開 昭62−75263(JP,U) 実開 昭63−59770(JP,U) 実開 平4−120373(JP,U) 米国特許5131763(US,A) 米国特許5667455(US,A) 仏国特許出願公開2580996(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 1/28,57/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り付けるべき部分に直接支持固定自在
    であり、内周面に複列の外輪軌道を直接形成した外輪
    と、一方の外輪軌道と対向する第一の内輪軌道を外周面
    直接形成した第一の内輪と、他方の外輪軌道と対向す
    る第二の内輪軌道を外周面に直接形成し、前記第一の内
    輪に対する相対的回転を自在とされた第二の内輪と、前
    記複列の外輪軌道と第一、第二の内輪軌道との間にそれ
    ぞれ複数個ずつ設けられた転動体と、前記外輪の内周面
    で、前記複列の外輪軌道の間部分に直接形成されたリン
    グ歯車と、前記第一の内輪の外周面で、このリング歯車
    と対向する部分に直接形成された太陽歯車と、前記第二
    の内輪の端面複数個所にそれぞれの基端部を直接結合し
    た状態で、前記外輪及び第一、第二の内輪と平行に配置
    された複数本の支持軸と、各支持軸の周囲に回転自在に
    支持された状態で、前記リング歯車並びに太陽歯車と噛
    合する遊星歯車とを備えた減速機付転がり軸受ユニッ
    ト。
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