JP3275053B2 - X線管を自動較正するためのシステムおよび方法 - Google Patents

X線管を自動較正するためのシステムおよび方法

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JP3275053B2
JP3275053B2 JP18169091A JP18169091A JP3275053B2 JP 3275053 B2 JP3275053 B2 JP 3275053B2 JP 18169091 A JP18169091 A JP 18169091A JP 18169091 A JP18169091 A JP 18169091A JP 3275053 B2 JP3275053 B2 JP 3275053B2
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/30Controlling
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • X-Ray Techniques (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動較正システムに関
し、特にX線管を自動較正するためのシステムおよび方
法に関する。以下これらに関連させて本発明について説
明する。
【0002】
【従来の技術】各モデルおよびタイプのX線管は、公表
されているフィラメント放出曲線または表を有してい
る。一般に、これらの曲線群または表は、複数の固定さ
れた管電圧(kV)の各々に対するフィラメント電流と
管電流(mA)との関係を示すグラフとして表示され
る。例えば、曲線群は、50kVと150kVとの間の
3種または4種の管電圧の各々に対する曲線とからな
る。
【0003】X線装置では、X線管は一般に所定の管電
流と電圧との組み合わせにて所定の間作動される。これ
により、所定の適当なエネルギーのX線を発生し、患者
または被検体を貫通し写真フィルムを適当に照射する
か、または他のX線検出装置に対し適当なX線フラック
スを発生する。管電流は、陰極フィラメントを流れる電
流を調節することにより制御される。フィラメント電流
を増加すれば、陰極からの電子の放出量が増加し、これ
により陰極と陽極との間の管電流すなわち電子流が増加
する。フィラメント電子放出曲線群を参照すれば、所定
の管電圧で所定の管電流を容易に決定できる。
【0004】このようにこれまでは、X線機器はフィラ
メント放出曲線から得たデータにより較正されていた。
最も一般的には、選択可能なX線管電流と電圧の各組み
合わせに対し、供給されるフィラメント電流をセットす
るのにフィラメント放出曲線が使用されていた。これら
が必ず正確となるようにするために、初期の較正を頻繁
に行っていた。また複数の所定のX線管電流と電圧パラ
メータの各々により手動または自動で露出を行ってい
た。すなわち、発生した実際の管電流を所定の管電流と
比較し、実際の管電流と所定の管電流が異なっていれ
ば、実際の管電流と所定の管電流とが一致するのに必要
なだけ曲線から読み取った値からフィラメント電流を上
下に調節していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の較正法の問
題の一つは、X線管のフィラメントを損傷する恐れがあ
ることである。フィラメントは、インピーダンスが低
く、高電流にて作動する。フィラメント温度は、一般に
これにかかっている電力、すなわちI2R(ここで、I
はフィラメント電流で、Rはフィラメント抵抗である)
に従って変化し、フィラメント電流は一般にV/R(こ
こでVはフィラメントの両端の電圧である)に従って変
化する。このフィラメントの通常の製造許容差でも抵抗
の変化は大きいので、発生する温度およびその結果生じ
る管電流も大きく変化する。例えば、曲線表上のフィラ
メント電流の代表的許容差は、±0.15アンペアであ
る。フィラメント電流が0.15アンペア変動すると、
管電流は±300〜400mAの差が生じる。特に管電
流値が大きな値のとき、フィラメントは予想値よりも大
きい400mAまでの電流を生じる。この過度の管電流
は、陽極の過熱を大きくする。300〜400ミリアン
ペアの範囲で管電流が増加すると、陽極温度は、融点ま
で上昇したり、他の熱的な損傷を生じたりする恐れがあ
る。本発明の目的は、X線管の陽極の損傷を防止する新
規でかつ改良された較正方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、 フィ
ラメントのX線放出点の一次測定に基づいてX線管のフ
ィラメント電流を較正するための方法であって、 X線
管の陰極フィラメントへ小電流を流す工程(a)と、X
線管の陰極と陽極との間に選択された電圧を印加する工
程(b)と、上記選択した電圧を印加しながら、X線放
出点のためのモニタリンする工程(c)と、陰極フィラ
メント電流を調節する工程(d)と、フィラメント放出
点をモニタするまで上記の工程(a)〜(c)とを繰り
返すX線管較正方法が提供される。
【0007】
【実施例】第1図を参照すると、X線管10は、陽極1
2と陰極フィラメント14を有する。フィラメント電流
制御手段16は、陰極フィラメント14を通して選択可
能かつ調節自在な電流を発生し、フィラメントは電子を
放出する。KV即ち管電圧制御手段22により制御され
た電源20は、陰極フィラメント14と陽極12との間
に所定の電圧を印加する。放出された電子は、陰極フィ
ラメント14から陽極12の表面まで引き寄せられる際
にこの電位差により管電流24が生じる。この高エネル
ギー電子ビーム24が陽極に衝突すると、X線26のビ
ームが発生する。しかしながら、この衝突エネルギーは
陽極12の温度が融点近くまで上昇するほど大きい。X
線26は、患者支持領域を横断し、X線感光媒体28、
例えば写真フィルム、固体X線検出器等に入射する。ま
た電子ビーム24の陽極表面上の所定点での滞留期間が
より短くなり、加熱を低減しかつ熱劣化を防止するよう
に陽極12を回転させてもよい。以下添付図面を参照し
て例示して本発明に係わるシステムおよび方法について
説明する。
【0008】電源20は、1次側電圧が管電圧制御装置
22により制御された高圧トランス30を含む。1対の
2次巻線は出力ターミナル36+と36-との間に所定の
管電圧が生じるようにそれぞれ同様な整流ブリッジ3
2、34の両端に接続されている。
【0009】X線管を流れる電流は、本質的には閉ルー
プであるので、陰極と陽極との間を流れる電流と同じ電
流が、整流ブリッジ32、34を接続する抵抗器40を
流れる。従って、X線管電流24は抵抗器40の両端の
電圧を検出することにより検出できる。電圧制御発振器
42は、周波数すなわちパルスレートが抵抗器40の両
端の電圧すなわち管電流24に比例して変化するような
出力信号をこの発振器が発生するように抵抗器40の両
端に接続される。カウンタ手段44は、単位時間の間電
圧制御発振器42の出力パルスをカウントし、実際の管
電流24を表示する数値出力を発生する。
【0010】続いて第1図、更に第2図を参照すると、
マイクロプロセッサ手段50はカウンタ44により測定
された実際の管電流24に従ってフィラメント電流制御
装置16および管電圧制御装置22に指令を与える。所
定の管電圧、一般に最大電圧定格、例えば120KVで
は、フィラメント電流Ifilが低いとき、例えば3.0
アンペアより低いとき、管電流24は流れない。フィラ
メント電流が大きくなる際、放出点52、例えば3.4
アンペアに達するまで管電流は流れない。その後は、フ
ィラメントのアンペアはわずかに増加するごとに、管電
流は、一般に定電圧、mA対Ifil曲線54に沿って変
化する。管電圧が最底管電圧56、例えば40KVに向
かって低下するとき、漸増フィラメント電流は曲線58
によって描かれる放出点まで達する必要がある。このよ
うに管電圧と管電流と、フィラメント電流の関係は、歪
んだ表面によって定められる。
【0011】続いて第2図を参照し、新たに第3図を参
照すると、マイクロプロセッサ手段50は、フィラメン
ト電流制御手段16がフィラメント電流を初期の低い
値、例えば3.0アンペアにセットさせる手段またはこ
のためのステップ60を実行する。ステップまたは手段
62は、X線管電圧制御手段22が陰極14と陽極12
との間に選択可能な最大管電圧を印加して露出を開始す
るようにする。管電流測定手段またはステップ64は、
カウンタ手段44の出力をモニタし、管電流24が流れ
ているかどうか判断する。管電流が流れていなければ、
ステップまたは手段56は、フィラメント電流制御手段
16が所定増分量だけフィラメント電流を増加するよう
にする。管電圧はステップまたは手段62で再び印加さ
れ、管電流24が流れ始めたか否かの判断をするよう管
電流測定手段またはステップ64で再びチェックされ
る。この増加、露出およびチェックルーチンは、管電流
24が検出されるまで周期的に続けられる。
【0012】管電流が一旦流れ始めると、ステップまた
は手段70はフィラメント増分量を2で割り、増分量を
減少させる。ステップまたは手段72は、フィラメント
電流制御手段16がフィラメン電流を半分の増分量だけ
減少させるようにする。ステップまたは手段74は電圧
制御手段22が別の露出を開始させるので、この低フィ
ラメント電流でも管電流24がまだ流れるかどうか管電
流モニタステップまたは手段76でチェックできる。こ
の低電流でも管電流24がまだ流れていれば、フィラメ
ント電流減少手段またはステップ78は現在セットされ
ている増分量だけフィラメント電流を減少させる。この
フィラメント電流で管電流が流れていなければ、フィラ
メント電流増加手段またはステップ80は現在セットさ
れている増分量の半分だけフィラメント電流を増加す
る。増分量減少手段またはステップ82は、またフィラ
メント電流増分量を半分にする。また、ステップまたは
手段74と76との間にステップまたは手段82を設け
てもよい。このようなフィラメント電流を調節し、露出
を開始して管電流が流れているかどうかを見てフィラメ
ント増分量を2で割るプロセスは、ステップまたは手段
84で所定の最小フィラメント増分量に達するまで続け
る。この点でのフィラメント電流は、放出点52におけ
るフィラメント電流とする。
【0013】第4図を参照し、つづいて第2図を参照す
る。一旦放出点52を決定すると、最大管電圧で所定の
第1管電流を流すフィラメント電流が決定される。ステ
ップまたは手段92は、放出電流レベルすなわち所定の
管電流90よりも低い測定可能な最小の管電流を生じる
フィラメント電流レベルにフィラメント電流をセットす
る。管電流増分量手段またはステップ94は、所望の管
電流を複数の所定値の各々に連続してセットし、管電圧
を最大電圧にリセットする。X線露出開始ステップまた
は手段96は、管電圧制御手段22が陽極12と陰極1
4との間に管電圧を印加するようにし、管電流検出手段
またはステップ98は、カウンタ手段44により測定さ
れた管電流が管電流選択ステップまたは手段94で選択
された管電流よりも大きくなったかどうかを判断する。
実際の管電流が選択された管電流ほりも低ければ、フィ
ラメント電流増加ステップまたは手段100は、所定の
フィラメント電流増分量だけフィラメント電流を増加
し、露出および比較ステップを繰り返す。こうして実際
に測定された管電流が選択された管電流よりも大きくな
るまでこの露出、比較および増加ステップを繰り返す。
【0014】一旦管電流が選択された管電流より大きく
なると、ステップまたは手段102はフィラメント電流
増分量を減少させる。ステップまたは手段104は、フ
ィラメント電流制御手段16がフィラメント電流を半分
だけ減少するようにさせる。ステップまたは手段106
は、管電流がこの低フィラメント電流で所定の管電流よ
りも大きくなったかどうかを管電流モニタリングステッ
プまたは手段108がチェックできるよう管制御手段2
2に別の露出を開始させる。管電流がこの低フィラメン
ト電流で所定の管電流よりも大きければ、フィラメント
電流減少手段またはステップ110は現在セットされて
いる増分量だけフィラメント電流を減少させ、このフィ
ラメント電流で管電流が所定値より小さければ、フィラ
メント電流増加手段またはステップ112は現在セット
されている増分量だけフィラメント電流を増加させる。
増分量減少ステップ114はフィラメント電流増分量を
再び半分にする。所定の最小フィラメント電流増分量に
達したとステップまたは手段116が判断するまでこの
フィラメント電流を調節し、露出を開始して管電流が所
定電流に達したかどうかを見て、フィラメント増分量を
半分にするプロセスを続ける。この点でのフィラメント
電流を所定のkVおよびmAにおける較正されたフィラ
メント電流とする。
【0015】最小増分量決定ステップまたは手段116
が可能な最良の較正に達したと判断すれば、記録手段1
18は所定の管電圧と管電流の組み合わせに対するフィ
ラメント電流をフィラメント電流メモリ手段122の適
当なメモリセル120(第1図)に記録する。管電圧減
少手段またはステップ124は、管電圧を所定の管電圧
のうちの一つの低電圧、例えば126に管電圧を減少す
る。次にフィラメント電流は、この所定の低電圧で第1
の選択された管電流を得るように再び増加されて、適当
なフィラメント電流にゼロインされる。このフィラメン
ト電流値は、フィラメント電流メモリ手段122の適当
なメモリセル128に記録される。
【0016】選択可能な最低管電圧に達したと最低管電
圧決定ステップまたは手段130が判断するまでこのプ
ロセスは続けられる。最低管電圧に達すると、ステップ
または手段132は、最大kV点即ち点90でフィラメ
ント電流Ifilを先に較正したフィラメント電流値にリ
セットする。この管電流増加ステップまたは手段94は
モニタされる管電流を増加し、管電圧の値を最大値にリ
セットする。従って、この新しいIfil−kVの組み合
わせにおける第1露出量は、陽極の負荷限界を超えない
ことが保証される。この管電流較正プロセスは、次の選
択された較正点134が得られるよう適当なフィラメン
ト電流が決定され、複数の連続した管電圧と管電流の組
み合わせの各々が得られるまで繰り返される。
【0017】どの選択可能な管電流、管電圧のどの組み
合わせも別々に選択し、較正できるが、管電流、管電圧
の組み合わせの一部のみを実際に較正しておいて、残り
は内挿法により決定することが好ましい。このために、
内挿手段またはステップ140は(第2図中の実線の円
および第1図中のメモリ122内の×で表示された)実
際に較正された管電流を内挿し、選択可能な管電流と管
電圧との組み合わせの各々に対する適当な管電流を決定
する。
【0018】一旦放出電流レベルを決定すれば、所定の
管電流と管電圧の組み合わせは種々の順序で較正できる
と解すべきである。この較正は、最小管電流値から最大
管電流値に向けて実施することが好ましい。
【0019】一旦フィラメント電流メモリ122がオー
バーフローすれば、X線管が較正され、作動の準備が完
了する。オペレータ用キーボード141は適当な入力ボ
タンまたはダイアルを有し、オペレータが選択可能なX
線管電圧と電流の組み合わせの一つを選択できるように
なっている。マイクロプロセッサ手段50は、選択され
た管電圧および電流によってフィラメント電流メモリ1
22をアドレス指定し、対応するフィラメント電流を検
索する。次にマイクロプロセッサは所定の露出時間の
間、検索されたフィラメント電流および選択された管電
圧を発生するようそれぞれフィラメント電流制御手段1
6および管電圧制御手段22を制御する。
【0020】
【発明の効果】本発明の効果の一つは、X線管への熱的
損傷を防止できる事である。本発明の別の効果は、各較
正電流に近似し、管電流のオーバーシュートをそれらよ
り小さくできることである。本発明の別の利点は、2分
以内にX線管の作動パラメータをフルレンジで自動的に
較正できることにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動較正および制御回路と共にX線管を示した
略図である。
【図2】管電流(mA)と、管電圧(kV)と、フィラ
メント電流(Ifil)との関係の一例を示した図であ
る。
【図3】放出点を識別するためステップまたは手段を示
すフローチャートである。
【図4】複数の管電流と電圧のセット点の各々において
フィラメント電流の較正点を決定するための適当なステ
ップまたは手段を示す図である。
【符号の説明】
10‥‥X線管 12‥‥陽極 14‥‥陰極フィラメント 16‥‥フィラメント電流制御手段 20‥‥電源 22‥‥管電圧制御手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−159596(JP,A) 特開 平2−273499(JP,A) 特開 平1−221899(JP,A) 特開 昭54−102995(JP,A) 特開 昭60−138900(JP,A) 特開 昭54−158893(JP,A) 実開 平2−76500(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05G 1/00 - 1/70 H01J 35/00 H01J 9/42 G01R 31/25

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)X線管(10)の陰極(14)と陽
    極(12)との間に選択された電圧を印加する工程と、 b)管電流が流れない陰極フィラメント(14)へ小電
    流を流す工程と、 c)選択された電圧を印加しながら、陰極(14)と陽
    極(12)との間の管電流をモニタする工程と、 d)陰極フィラメント電流を増加し、管電流をモニタす
    るまで上記工程a)〜c)を繰り返す工程と、 e)選択された第1の管電圧を印加する工程と、 f)フィラメント放出点(52)を最初にモニタしたフ
    ィラメント電流値からフィラメント電流(Ifil)を増
    加する工程と、 g)その結果生じる管電流をモニタする工程と、 h)モニタした管電流と選択された第1の管電流とを比
    較する工程とを含み、 選択された第1の管電流が得られるまで上記工程e)〜
    h)を繰り返すことによりX線管フィラメント放出点
    (52)を決定する工程を含むことを特徴とするX線管
    フィラメント電流較正方法。
  2. 【請求項2】 i)前記選択された第1の管電流が、選
    択された管電圧および管電流によりアドレス指定可能な
    メモリセル(120)のフィラメント電流メモリ手段
    (122)に得られたときのフィラメント電流を記憶す
    る工程を更に含む請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 j)前記選択された第1の管電圧を選択
    されたより低い第2の管電圧に低下し、上記工程e)〜
    i)を繰り返す工程を更に含む請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 k)前記選択された第1の管電流が得ら
    れたときの選択された第1の管電圧とフィラメント電流
    とにもどす工程と、 選択された第2の管電流について上記工程e)〜j)を
    繰り返す工程を更に含み、 それによって、陽極の過負荷が、先に較正した値に各管
    電流/管電圧較正値をバイアスすることにより避けられ
    るようにした請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記選択された第1の管電流を増加し、
    上記工程e)〜i)を繰り返す工程を更に含む請求項2
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記フィラメント電流を増加する工程
    は、第1の大きさの増分量でフィラメント電流を増加す
    ることを含む請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記フィラメント放出点を最初にモニタ
    した後に、前記第1の大きさの半分の増分量だけフィラ
    メント電流を減少する工程と上記工程b)およびc)を
    繰り返す工程とを更に含み、管電流が依然として検出さ
    れれば前記第1の大きさの半分の増分量だけフィラメン
    ト電流を減少し続け、管電流がもはや検出されなければ
    前記第1の大きさの半分の増分量だけ管電流を増加し、
    前記第1の大きさの4分の1の増分量だけフィラメント
    電流を減少し、上記工程b)およびc)を繰り返す請求
    項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記管電流が所定の管電流よりも大きく
    なった後に前記第1の大きさの半分の増分量だけフィラ
    メント電流を減少する工程と上記工程e),g)および
    h)を繰り返す工程を更に含み、管電流が依然として所
    定の管電流よりも大きければ前記第1の大きさの4分の
    1の増分量だけフィラメント電流を減少し、管電流が所
    定の管電流よりも低ければ、前記第1の大きさの4分の
    1の増分量だけ管電流を増加し、上記工程e),g)お
    よびh)を繰り返す請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の方法により決定される第
    1の先に較正した一対の値のフィラメント電流および管
    電圧をX線管(10)に印加する工程と、 前記管電圧を選択されたより低い第2の値に減少する工
    程と、 前記選択された第1の管電流が再び得られるまで、フィ
    ラメント電流を漸次増加する工程と、 前記より低い第2の管電圧値で達したフィラメント電流
    を記録する工程と、 前記減少工程と漸次増加工程とを複数のフィラメント電
    流と電圧の対の各々に対して繰り返す工程とからなり、 それによって、陽極の過負荷が、各較正値を先に較正さ
    れた値にバイアスすることにより防止されるようにした
    ことを特徴とするX線管フィラメント電流と管電圧値の
    対を較正するための方法。
  10. 【請求項10】陽極(12)、陰極フィラメント(1
    4)、陽極(12)と陰極フィラメント(14)との間
    に電圧を選択的に印加するための電源手段(20)とを
    有するX線管(10)と、 陽極(12)と陰極フィラメント(14)との間に印加
    される電圧を選択的に制御するためのX線管電圧制御手
    段(22)と、 陰極フィラメントを流れる電流を制御するための陰極フ
    ィラメント電流制御手段(16)と、 陰極フィラメントと陽極との間の管電流(24)をモニ
    タするための管電流モニタリング手段(40、42、4
    4)と、 較正手段(50)とから成り、 前記較正手段は、 X線管電圧制御手段(22)が陰極フィラメントと陽極
    との間に選択された電圧を印加させるように構成した手
    段と、 陰極フィラメント電流制御手段(16)が管電流の流れ
    ていないときのX線管の陰極フィラメントに少しの電流
    を流すように構成した手段と、 管電流モニタリング手段(40、42、44)を使用し
    て、選択された電圧が印加されている間、X線管電流
    (24)が陰極フィラメントと陽極との間に流れている
    かどうかを判別するように構成した手段と、 陰極フィラメントと陽極との間に管電流が流れるまで、
    陰極フィラメント電流制御手段(16)が陰極フィラメ
    ント電流を増加するように構成した手段と、 X線管電圧制御手段(22)が陰極フィラメントと陽極
    との間に選択された第1の管電圧を印加するように構成
    した手段と、 陰極フィラメント電流制御手段(16)がフィラメント
    放出点(52)の最初のモニタのときのフィラメント電
    流値から陰極フィラメント電流を増加するように構成し
    た手段と、 管電流モニタリング手段(40、42、44)を使用し
    て、結果として生じる管電流をモニタするように構成し
    た手段と、 モニタされた管電流を、選択された第1の管電流と比較
    するように構成した手段と、 選択された第1の管電流が得られるまで、フィラメント
    電流を増加するように構成した手段とから成ることを特
    徴とするX線管システム。
  11. 【請求項11】前記選択された第1の管電流をモニタし
    たときのフィラメント電流を記憶するためのメモリセル
    (120)を含むフィラメント電流メモリ手段(12
    2)を更に含み、該フィラメント電流メモリセル(12
    0)は選択された管電圧と管電流によりアドレス指定可
    能である請求項10記載のX線管システム。
  12. 【請求項12】前記陰極フィラメント制御手段(16)
    は所定の電流増分量でフィラメント電流を増加するよう
    に制御され、又、前記較正手段(50)は所定の電流増
    分量でフィラメント電流を減少させるように構成した手
    段と、所定の電流増分量を減少させるように構成した手
    段とを更に含む請求項10又は11記載のX線管システ
    ム。
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