JP3274787B2 - 抜型構造 - Google Patents

抜型構造

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JP3274787B2
JP3274787B2 JP14941995A JP14941995A JP3274787B2 JP 3274787 B2 JP3274787 B2 JP 3274787B2 JP 14941995 A JP14941995 A JP 14941995A JP 14941995 A JP14941995 A JP 14941995A JP 3274787 B2 JP3274787 B2 JP 3274787B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抜型構造に関する。
【0002】
【従来の技術】たばこケース、食品包装箱等の紙ケース
を製造する場合、シート状の素材から、製造しようとす
るケースの展開状態の形状のものを打抜き、その打抜い
たものを組立てることにより製造していた。
【0003】従って、素材から打抜く場合、その打抜い
たものを組立てる際に折曲げ線である罫線を形成する必
要があった。
【0004】そこで、この種の抜型構造としては、図13
に示すように、罫線形成用刃aと切断用刃bとを備えて
いた。
【0005】即ち、ダイボードcに、この2種類の罫線
形成用刃aと切断用刃bとを植設し、このダイボードc
を、素材dの上方から下降させて、切断用刃bにて打抜
くとともに、罫線形成用刃aにて罫線eを形成してい
た。なお、罫線形成用刃aとは、その先端縁がアール状
とされ、図13の(ハ)に示すように、素材dに押付けら
れた際に、小弯曲状凹部からなる罫線eを形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の図13
に示す従来の抜型構造では、切断用刃bが罫線形成用刃
aより微小寸法hだけ突出しており、ダイボードcを素
材dに接近させてゆけば、まず、図13の(ロ)に示すよ
うに、切断用刃bにて、この素材dを所定形状に打抜く
ことになり、その後、図13の(ハ)に示すように、罫線
形成用刃aにて罫線eが形成されることになる。
【0007】従って、所定形状に打抜かれた後、罫線形
成用刃aにより、この打抜き紙が押圧され、その幅寸法
wが矢印f,fの如く縮み、寸法精度が悪くなってい
た。
【0008】そこで、本発明では、高精度に、製造しよ
うとするケース等の展開状態の形状のものを打抜くこと
ができ、かつ、その際、確実に罫線も形成することがで
きる抜型構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る抜型構造は、ダイボードに罫線形成
用刃と切断用刃とを植設した抜型構造に於て、自由状態
で上記罫線形成用刃を上記切断用刃より微小寸法だけ突
出させたものである。
【0010】また、他の抜型構造は、ダイボードに罫線
形成用刃と切断用刃とを植設した抜型構造に於て、上記
罫線形成用刃をダイボードに上下動可能として付設し、
かつ、該罫線形成用刃を弾発付勢して上記切断用刃より
微小寸法だけ突出させると共に該罫線形成用刃の上記ダ
イボード側への押圧により該罫線形成用刃の微小寸法の
後退を許容する弾発部材を、設けたものである。
【0011】弾発部材としては、罫線形成用刃の基端縁
部を押圧するコイルスプリングの場合や、罫線形成用刃
の基端縁部を押圧する弾発性を有する合成樹脂又はゴム
のクッション材の場合や、罫線形成用刃に設けられた孔
部に挿通される板バネの場合等がある。
【0012】
【作用】自由状態では、罫線形成用刃が切断用刃より微
小寸法だけ突出しているので、ダイボードが素材(紙ボ
ード)に接近してゆけば、まず、罫線形成用刃がこの素
材に接近し、これにより、該素材に罫線が形成される。
その後、さらにダイボードが素材に接近すれば、切断用
刃にて、該素材を所定形状に打抜くことができる。
【0013】従って、切断用刃による切断(打抜き)
後、素材が縮むことがなく、打抜かれたものは、所望の
形状寸法のものとなる。
【0014】また、弾発部材にて罫線形成用刃を押圧し
ているものでは、罫線形成用刃が素材を押圧することに
より、該罫線形成用刃は順次ダイボード側へ微小寸法だ
け後退する。従って、この素材を受けている基盤と素材
との間に大きな圧縮力が作用せず、形成される罫線が破
損することがない。
【0015】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0016】図1は本発明に係る抜型構造の要部断面図
を示し、この抜型構造は、図2に示すように、紙、プラ
スチック、ラミネート材、皮革等のシート状の素材1か
ら、製造しようとするケース等の展開状態の形状のもの
(打抜き体A)を打抜くものであり、図1に示すよう
に、罫線形成用刃2と切断用刃3とを備える。
【0017】また、罫線形成用刃2と切断用刃3とは、
ダイボード4に植設されている。即ち、ダイボード4に
は、罫線形成用刃2が植え込まれるスリット5と、切断
用刃3が植え込まれるスリット6とが設けられ、各スリ
ット5,6に罫線形成用刃2と切断用刃3がその先端2
a,3aがダイボード4の下面4aから所定量だけ突出
するように植え込まれている。
【0018】罫線形成用刃2は、金属製帯板片からな
り、その先端2aが、アール形状とされ、この罫線形成
用刃2にて素材1が図1の(ハ)に示すように押圧され
ることにより、この素材1に小凹溝形状の罫線7を形成
する。罫線7とは、図2の1点鎖線に示すように、形成
すべきケース等の打抜き体Aを組立てる際の折り目とな
る。
【0019】また、切断用刃3は、金属製帯板からな
り、その先端3aが刃先とされ、この刃先により図1の
(ハ)に示すように、素材1を切断することができ、図
2に示すように所定形状の打抜き体Aを打ち抜くことが
できる。
【0020】しかして、ダイボード4は定盤Tに固着さ
れ、切断用刃3は、ダイボード4に固定され、罫線形成
用刃2はダイボード4に微小量の上下動が可能として取
付けられている。
【0021】ところで、スリット5の基端部には、所定
ピッチに配設される弾発部材9が内装されている。この
弾発部材9はコイルスプリング8からなり、罫線形成用
刃2の基端縁部2bを押圧してダイボード4から突出す
る方向にこの罫線形成用刃2を弾発付勢している。即
ち、罫線形成用刃2の上端縁には所定ピッチに図1の
(ロ′)(ハ′)に示すような切欠き部28が設けられ、
この切欠き部28に弾発部材9が装着されている。
【0022】そして、自由状態では、図1の(イ)に示
すように、罫線形成用刃2が切断用刃3より微小寸法H
だけ突出している。また、罫線形成用刃2が弾発部材9
の弾発力に抗してダイボード4側へ押圧された際には、
微小寸法Hだけ後退することができる。即ち、罫線形成
用刃2は自由状態では、図1の(ロ′)に示すように、
その上端縁と定盤Tの下面との間に隙間Sが設けられ、
この隙間Sが微小寸法Hと一致している。なお、罫線形
成用刃2は、図示省略の係止機構により、ダイボード4
からの抜けが防止されている。勿論、この係止機構によ
っては、罫線形成用刃2の微小量の上下動は規制されな
い。
【0023】なお、定盤Tには、図示省略のシリンダ機
構等を備えた上下動機構に連結され、この定盤T、延い
てはダイボード4が上下動する。また、素材1は図示省
略の受け板にて受けられている。
【0024】従って、上述の如く構成された抜型構造に
よれば、図1の(イ)に示す自由状態(素材1の上方に
位置する状態)からダイボード4を水平状態に保持した
まま下降させてゆけば、図1の(ロ)に示すように、ま
ず、罫線形成用刃2が素材1に接触する。
【0025】その後、さらにダイボード4が下降すれ
ば、罫線形成用刃2は、素材1からの反力にて、弾発部
材9の弾発力に抗して後退しつつ、図1の(ハ)に示す
ように罫線7を形成する。この際、罫線形成用刃2の後
退量は、微小寸法Hであるので、図1の(ハ)に示すよ
うに、罫線形成用刃2の先端2aと切断用刃3の先端3
aが略同一高さ位置となり、素材1はこの切断用刃3に
て切断される。この場合、図1の(ハ′)に示すよう
に、罫線形成用刃2の上端縁が定盤Tの下面に当接して
該罫線形成用刃2は受けられる。
【0026】このように、罫線7が形成された後、切断
されるので、切断後、切断部間寸法Wが縮まることがな
く、高精度の打抜き体Aを形成することができる。
【0027】また、罫線7を形成する際には、図1の
(ハ)に示すように、罫線形成用刃2は後退するので、
形成される罫線7の底部7aが破損することがない。こ
れに対して、図12に示すように、罫線形成用刃2Aが切
断用刃3Bより微小寸法だけ突出していると共に、この
罫線形成用刃2Aと切断用刃3Bとが固定されていれ
ば、受け板と、罫線形成用刃2Aとの間において、極め
て大きな圧縮力が作用し、罫線7の底部7aが破損する
虞れがある。
【0028】次に、図3は弾発部材9の変形例を示し、
この場合、ウレタン樹脂や合成ゴム等の弾発性を有する
クッション材10からなり、ダイボード4に設けられる孔
部11に嵌合されている。そして、罫線形成用刃2の基端
縁部2bが挿入状とされる。
【0029】従って、この場合も、自由状態では、罫線
形成用刃2は切断用刃3より微小寸法Hだけ突出して、
罫線形成用刃2の上端縁と定盤Tの下面との間には隙間
Sが設けられているので、罫線形成用刃2が押圧されれ
ば、この弾発部材9であるクッション材10の弾発力に抗
して、微小寸法Hだけ後退する。
【0030】また、図4は弾発部材9の他の変形例を示
し、この場合、孔部11に内装される板バネ12からなる。
この場合も、自由状態では、図4の(ロ)に示すよう
に、罫線形成用刃2の上端縁と定盤Tの下面との間に隙
間Sが形成され、該罫線形成用刃2が後退した際に、罫
線形成用刃2の上端縁は図4の(ハ)に示すように定盤
Tの下面に受けられる。
【0031】さらに、図5と図6は別の変形例を示し、
この場合、罫線形成用刃2に長円形の孔部13を形成し、
この孔部13に、一端部14aがダイボード4の下面4aに
ビス等の固着具15にて固定される(弾発部材9として
の)板バネ14を、挿通させる。この場合、板バネ14の他
端部14bはダイボード4の下面4aに当接しているのみ
であってダイボード4に固定されていない。つまり、こ
の板バネ14は、中央部の弯曲部14cが孔部13に挿通され
ている。従って、板バネ14にて罫線形成用刃2の抜けが
有効に防止される。
【0032】また、図7と図8はさらに別の弾発部材9
を示し、この場合、罫線形成用刃2の小孔16にその一端
部17aが挿入される線細工バネ17からなる。即ち、ダイ
ボード4には、スリット5に連通連結される嵌込孔18…
が形成され、この嵌込孔18に、線細工バネ17が嵌込ま
れ、その状態で、その一端部17aが罫線形成用刃2の小
孔16に挿入されると共に、その他端部17bがダイボード
4の孔部19に挿入される。
【0033】従って、図5と図6に示す弾発部材9や、
図7と図8に示す弾発部材9等でも、罫線形成用刃2を
弾発付勢して切断用刃3より微小寸法Hだけ突出させる
と共に、罫線形成用刃2のダイボード4側への押圧によ
り該罫線形成用刃2の微小寸法Hの後退を許容する。
【0034】次に、図9は他の実施例を示し、この場
合、ダイボード4には、罫線形成用刃2の側面20の一部
を横方向から弾発的に押圧する摩擦抵抗付加機構21が所
定ピッチで設けられている。
【0035】摩擦抵抗付加機構21は、例えば、図10に示
すように、筒体23aと該筒体23aの基端開口部を施蓋す
る蓋体23bとからなる本体23と、該本体23に内装される
弾発部材24と、基端円盤部25aが本体23に挿入される押
圧子25と、を備える。
【0036】即ち、本体23の開口端縁部には、内鍔部27
が形成され、自由状態では、この内鍔部27に、弾発部材
24にて図10の(イ)に示す矢印の如く外方へ押圧された
押圧子25の基端円盤部25aが係止しており、この状態か
ら押圧子25のアール状の先端部25bが図10の(ロ)に示
すように矢印の如く内方へ押圧されれば、弾発部材24の
弾発力に抗して押圧子25が本体23内に押込まれる。
【0037】そして、ダイボード4には、スリット5に
連通連結される孔部26が設けられ、この孔部26内にこの
摩擦抵抗付加機構21が嵌入されている。
【0038】また、この嵌入された状態では押圧子25が
罫線形成用刃2の側面20にて図10の(ロ)に示すように
押圧された状態となっている。
【0039】従って、この摩擦抵抗付加機構21により、
罫線形成用刃2には、上下方向の往復動(スライド)の
重さを調整する摩擦抵抗が付加されることになり、これ
により、罫線形成用刃2の抜け落ちが防止されると共
に、上下方向の動きが適度な軽さ(重さ)となる。
【0040】即ち、罫線形成用刃2による素材1への押
圧力は適度な力となり、罫線7の底壁7aを損傷させる
ことなく、確実に罫線7を形成することができる。
【0041】次に、図11は別の実施例の要部断面図を示
し、この場合、ダイボード4には、罫線形成用刃2を下
方向及び横方向へ弾発的に押圧する押圧力付加機構30が
所定ピッチで設けられている。
【0042】押圧力付加機構30は、上述の摩擦抵抗付加
機構21と同一のものが使用され、押圧子25の先端部25b
が、罫線形成用刃2の側面20に設けられた切欠き部31に
嵌合している。切欠き部31はその断面形状が直角三角形
状とされ、自由状態においては、図11の(イ)に示すよ
うに、押圧子25の先端部25bが切欠き部31の基端面31a
に係止し、罫線形成用刃2のダイボード4からの突出量
を所定量に保持している。つまり、罫線形成用刃2が切
断用刃3より微小寸法Hだけ突出している。
【0043】そして、罫線形成用刃2を図11の(ロ)に
示すように、ダイボード4側へ矢印Bの如く押圧すれ
ば、該罫線形成用刃2は切欠き部31の傾斜面31bが押圧
子25に摺接しつつ押上げられる。また、図11の(ロ)に
示す状態から罫線形成用刃2の押上(押圧)げ力を解除
すれば、押圧子25は弾発部材24の弾発力にて矢印Cの如
く押圧されているので、その先端部25bは切欠き部31の
傾斜面31bを押圧し、これにより、罫線形成用刃2は矢
印Dの如く下方へ押圧され、図11の(イ)に示す元の状
態に戻る。
【0044】つまり、この押圧力付加機構30にて、罫線
形成用刃2の抜け止めを行なうと共に、罫線形成用刃2
に摩擦抵抗を付与し、罫線形成用刃2の上下の動きの軽
さを微調整することができる。
【0045】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、例えば、図4や図5に示す弾発部材9と、摩擦抵抗
付加機構21とを組み合わせてもよく、また、弾発部材9
の配設ピッチや、弾発力等としても、罫線形成用刃2を
弾発付勢して切断用刃3より微小寸法Hだけ突出させる
と共に罫線形成用刃2の微小寸法Hの後退を許容するも
のであれば、自由に変更することができる。
【0046】また、微小寸法Hとしても、使用する素材
1の材質や厚さ寸法等により自由に変更することができ
る。
【0047】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0048】 罫線形成用刃2による罫線7の形成後
に、切断用刃3による切断が行なわれるので、打抜かれ
たものは、縮まることなく(又は逆に延伸することな
く)所望の形状・寸法となり、高精度の形状・寸法に製
品を製造することができる。
【0049】 罫線形成用刃2が微小寸法Hだけ後退
が可能なものであれば、罫線7形成時に、罫線7が破損
されることなく確実に形成することができる。
【0050】 弾発部材9がコイルスプリングやクッ
ション材であれば、簡単な構造で、罫線形成用刃2を安
定して弾発付勢することができ、また、弾発部材9が罫
線形成用刃2の孔部13に挿通される板バネからなるもの
では、罫線形成用刃2の抜けを有効に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部簡略断面図であ
る。
【図2】打ち抜いた状態の説明図である。
【図3】弾発部材の変形例を示す要部簡略断面図であ
る。
【図4】弾発部材の他の変形例を示す簡略断面図であ
る。
【図5】弾発部材の別の変形例を示す簡略図である。
【図6】弾発部材の別の変形例の斜視図である。
【図7】弾発部材のさらに別の変形例を示す簡略図であ
る。
【図8】弾発部材のさらに別の変形例の簡略斜視図であ
る。
【図9】他の実施例の要部簡略断面図である。
【図10】摩擦抵抗付加機構の断面図である。
【図11】押圧力付加機構の断面図である。
【図12】比較例を示す要部拡大断面図である。
【図13】従来の要部簡略断面図である。
【符号の説明】
2 罫線形成用刃 3 切断用刃 4 ダイボード 8 コイルスプリング 9 弾発部材 10 クッション材 13 孔部 14 板バネ H 微小寸法

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイボード4に罫線形成用刃2と切断用
    刃3とを植設した抜型構造に於て、自由状態で上記罫線
    形成用刃2を上記切断用刃3より微小寸法Hだけ突出さ
    せたことを特徴とする抜型構造。
  2. 【請求項2】 ダイボード4に罫線形成用刃2と切断用
    刃3とを植設した抜型構造に於て、上記罫線形成用刃2
    をダイボード4に上下動可能として付設し、かつ、該罫
    線形成用刃2を弾発付勢して上記切断用刃3より微小寸
    法Hだけ突出させると共に該罫線形成用刃2の上記ダイ
    ボード4側への押圧により該罫線形成用刃2の微小寸法
    Hの後退を許容する弾発部材9を、設けたことを特徴と
    する抜型構造。
  3. 【請求項3】 弾発部材9が、罫線形成用刃2の基端縁
    部2bを押圧するコイルスプリング8である請求項2記
    載の抜型構造。
  4. 【請求項4】 弾発部材9が、罫線形成用刃2の基端縁
    部2bを押圧する弾発性を有する合成樹脂又はゴムのク
    ッション材10である請求項2記載の抜型構造。
  5. 【請求項5】 弾発部材9が、罫線形成用刃2に設けら
    れた孔部13に挿通される板バネ14である請求項2記載の
    抜型構造。
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