JP3274598B2 - 文字放送受信装置 - Google Patents

文字放送受信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、垂直帰線消去期間
に文字,図形,付加音から成る番組データを重畳する文
字放送を復調する文字放送受信装置において、放送局に
て、局名,日付,放送時刻,番組識別や番組名などのテ
レビ番組表情報を付加して送出し、受信側で受信した前
記テレビ番組表情報を利用してVTR等の録画予約する
機能を有する文字放送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在の文字放送システムにおいて、文字
放送データは、テレビジョン信号の垂直帰線消去期間内
に決められた水平走査期間に重畳されているデータを単
位長として、データ・パケット形式で送出される。この
文字放送データには、文字情報だけではなく図形,付加
音等の情報データも含まれている。なお、この文字放送
システムにおいて、文字放送信号に含まれるこれらのデ
ータを総称して、ここでは、単に番組データと呼ぶ。
【0003】図13及び図14は、このような文字放送
システムにおける文字放送システムの従来例の概要を示
すもので、図13は、放送局側,図1は、受信機側を
示すものである。放送局内で、テレビジョン信号に文字
放送信号を多重化装置21でミキシングして、RF変調
器22で変調しアンテナ23からテレビ電波として送信
される。また、受信側では、アンテナ11より受信した
テレビ電波をチューナ12にて受信し、IF検波回路1
3で映像,音声信号を取り出す。文字放送データは、文
字放送デコーダ14にて復号した映像信号及び音信号を
それぞれ、テレビジョン映像信号と音声信号に混合器1
5,17でミキシングし提示する。図15は、この従来
の文字放送システムを構成するテレビジョン受信機にお
ける文字放送受信部の概要を説明するためのブロック図
である。チューナ(図示せず)により検波された映像信
号を取り込み部1に入力する。この取り込み部1は、映
像信号より番組データを抜き取り誤り訂正を行なう。こ
の番組データをその番組番号と共に、番組単位でメモ
に記憶する。メモリ7に記憶された番組データを再生
するには、操作者が再生したい番組番号をキー操作によ
り入力する。この入力された番組番号は、インタフェー
ス(I/F)8を介して中央処理装置(CPU)2に入
力され、CPU2の動作により、入力番組番号に対応す
る番組データを読み出す。読み出した番組データが文字
情報及び図形情報の場合、表示制御部6を介して、映像
信号(R,G,B,Y)として出力される。また、読み出
した番組データが付加音の場合、音楽シンセサイザ回路
9を介して、音信号として出力する。なお、CGROM
(キャラクタ・メモリ)3は、文字情報に対応する文字
の形状(フォント)を記憶しており、文字情報を映像信
号に変換する時に使用する。
【0004】図16は、文字放送信号の構造を各階層に
分解して表わす図である。この構成方法はISOで基準
化されている開放型システム間相互接続参照モデル(I
SO_DIS_7498_Open_System_Interconn
ection_Basic_Reference_Model)の階層構成にな
っている。また、階層2は、データラインでデータパケ
ットと同期部から構成されることが示され、階層3は、
データパケットで、文字信号を1つのラインに重畳する
ときの伝送単位であり、階層4は、データグループで1
つまたは複数のデータブロックデータで伝送される情報
データのかたまりで、このデータグループが1つまたは
複数集まって番組データを構成するものである。各デー
タグループは、データグループヘッダとそれに続くデー
タヘッダ,データユニット,CRC(Cyclic_Redund
ancy_Check)誤り検出符号および誤り検出符号化区間
の区切りを示す開始、終了符号から構成される。階層5
は番組データで文字や図形の外に付加音を含む1つまた
は複数のページデータで構成された文字放送番組データ
を構成することを示すものである。番組データは、その
先頭に設けられた、番組全体にかかれる番組管理データ
と各ページのデータであるページデータによって構成さ
れ、該ページデータには画像情報データだけでなく、付
加音情報データも含まれる。また、番組管理データは、
またはデータヘッダとデータユニットからなる。
【0005】文字放送を利用したテレビ番組録画予約シ
ステムに関しては、1993年7月には放送技術開発協
議会よりBTA_T−003として規格化されている。
この規格は、文字放送を利用してテレビ番組の録画予約
を行うシステムの文字放送番組及びその表示画面の形
式,番組送出の方法並びに受信装置に適用されている。
また、この規格による当該システムは、特開平4−95
480号公報,特開平4−213983号公報にも開示
されている。
【0006】上述の例にも示されるが、従来のテレビ番
組の録画予約システムでは、実際にテレビ画面を見なが
らテレビ番組の録画予約を行うか、または、ビデオテレ
コントローラと称するもののように、操作者が出先から
トーンにより予約する日時,局,録画時間をVTRに対
し設定するもので、特に、後者のビデオテレコントロー
ラでは、操作者がその録画したい番組の局,時間等がわ
かっていることが条件となるものである。そして、録画
予約したテレビ番組の日付や番組名を自動でVTRやD
VD等へ録画することはできず、録画後、または、録画
以前に、編集機等を利用して日付や番組名を入力しなけ
ればならない。また、放送局の都合(緊急放送や前番組
の延長等)にて、設定した番組の開始時間がずれたとき
に、途中の録画しかできないし、録画予約した番組が放
送されなかった場合、VTRやDVD等のカウンタを見
るか、一度再生をしてみないとわからない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術における問題点に鑑みてなされたもので、外出
先からでもテレビ番組が入手でき、録画予約が可能な装
置を得ること、しかも、番組の日付や番組名を自動的に
VTRやDVDへ録画し得ること、また、録画予約した
番組が放送されなかったことを簡単に知ることができる
当該装置を提供することをその課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、少な
くとも局名,日付,放送時刻,番組識別や番組名を含む
テレビ番組表情報がテレビジョン信号の垂直帰線消去期
間に重畳された文字放送を受信し、録画予約を行う文
放送受信装置において、前記テレビ番組表情報を格納す
るメモリと、電話回線を介して外部装置からのトーン信
号に応じて該外部装置との信号の送受信をするモデム
と、前記メモリに格納された前記テレビ番組表情報を前
記外部装置で出力するデータに変換する変換手段と、前
記モデムで受信された前記外部装置からの前記トーン信
号に応じてテレビ番組の録画予約を行う録画予約手段
と、を具備し、前記モデムで受信された前記外部装置か
らの前記トーン信号に応じて前記変換手段で変換された
前記テレビ番組表情報を前記モデムから前記外部装置に
送出することを特徴とする文字放送受信装置である。こ
れにより、電話回線を通して最新のテレビ番組表が外部
装置にてデータとして入手でき、それに基づいて、録画
予約を行うことを可能とするものである。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記変換手段が、複数ページの前記テレビ番組表情
報を1ページのファクシミリ信号に変換するようにし
ことを特徴とする文字放送受信装置である。これによ
、テレビ番組の録画予約にとって具合の良い1日の番
組表をファクシミリ1ページの画像として提供すること
を可能とするものである。
【0010】請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、前記変換手段が、前記メモリに格納された前記テレ
ビ番組表情報をテキストデータに変換するようにしたこ
とを特徴とする文字放送受信装置である。これにより
電話回線に接続可能で、かつ、ノートパソコン等のテキ
ストデータを表示可能な携帯端末であれば、どんな出先
からでもテレビ番組表を表示した該テキストデータによ
録画予約を可能とするものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかの発明において、前記テレビ番組表情報から、少な
くとも番組の日付,番組名を含む画像データを作成する
画像データ作成手段を具備し、該画像データ作成手段で
作成された画像データを、前記録画予約されたテレビ
の録画開始直前に録画することを特徴とする文字放送
受信装置である。これによりテレビ番組の録画直前に
該テレビ番組に関する情報を録画するために、録画予約
に用いた文字放送のデータを録画データとして用いるこ
とを可能とするものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項1乃至4のいず
れかの発明において、受信しているテレビ番組表情報を
前記録画予約手段で設定されている前記録画予約設定デ
ータにより監視する監視手段と、前記監視手段で録画予
約されたテレビ番組が放送されなかったことを検知した
場合に、それを報知する報知手段と、を具備したことを
特徴とする文字放送受信装置である。これにより、録画
予約された番組が放送されなかった場合に、それを報知
することを可能にするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照して、本発明
の実施例を説明する。図1は、本発明の実施形態におけ
る受信機の要部のブロック図である。また、図2は、前
記受信機に電話回線でつながり、システムを構成する
部装置(要素としての操作者のファクシミリを示す図
である。図15の従来例と同じ参照番号を符号として付
されたブロックは、同じ要素を表わしているので、先の
説明を援用することとして、異なる点についてのみ説明
する。放送局より文字放送信号として送出された少なく
とも局名,日付,放送時刻,番組識別や番組名を含む
レビ番組表情報を取り込み部1より取り込み、メモリ7
へ格納する。ここで、操作者が外出先よりテレビ番組の
録画予約を必要とする場合、操作者がファクシミリ25
のトーン信号切換えボタンを押し、録画予約登録スター
トコード(00#等)をトーン信号として、電話回線5
を介し送信する。本発明の受信機のモデム部4よりその
トーン信号即ちスタートコードを読み取り、該スタート
コードに基づいて録画予約手段が起動されて、例えば、
図3に示されるような録画予約初期画面を復号処理し、
変換手段を構成するCPU2の変換ソフトウェアでファ
クシミリ信号に変換し、電話回線5を介してモデム4
り操作者のファクシミリ25へ送信する。ここにおける
ファクシミリによる送信については、図4に文字放送に
おける表示画面の論理形態図が示され、この図を参照す
ると、表示制御部6にて表示メモリに展開された番組表
のイメージデータのうち、この図におけるテレビ番組表
情報を示すパターン面のデータ(0・1のドットデー
タ)が送信データとなる。このデータをライン毎に読み
出し、ファクシミリ放送のMH符号化(モディファイド
・ハフマン符号化)をして、ファクシミリのフォーマッ
トに前記変換ソフトウェアにて変換をし、モデムを介
して送信する。
【0014】図3に戻ると、操作者は、初期画面で録画
登録したい日を選択し、再度トーン信号で録画登録する
放送日を示すそのコードを電話回線5より送信する。本
発明の受信部では、受信したコードから、例えば、図5
に示されるような、その日の放送局選択ページをCPU
2でテレビ番組表情報が格納されているメモリ7より探
し、表示制御部6で画像データに変換復号し、再度CP
U2の前記変換ソフトウェアにてファクシミリ信号へ変
換してモデム4より送出する。ファクシミリ25にて
信した図5の画像即ち放送局選択ページより、操作者
は、録画したい放送局を選択し、トーン信号で放送局を
示すそのコードを電話回線5より送信する。
【0015】操作者が送信し、受信機側で受信した放送
局を示すコードに従って、例えば、図7に示されるよう
に、メモリ7に格納されているその局の番組表の1日分
数ページ(文字放送では、1ページに表示できる文
字数が少ないため、数ページに分けて送出する)を前記
変換ソフトウェアにて1ページのファクシミリ信号に変
換してモデム4より送出する。この番組表のファクシミ
リによる送信については、文字放送の1画面の表示領域
は248ドット(W)*204ライン(H)であるとこ
ろ、ファクシミリでは、A4で1624ドット(W)*
2134ライン(H)の表示能力があるから、文字放送
の60画面分の表示ができるが、この形態で送信を行う
ことが可能である。これらのことに基づく構成は、図6
にファクシミリの表示能力によるフォーマット例に示す
ように、文字放送デコーダの表示制御部へ、10画面
分PG1〜PG10の番組表を復号(表示展開)し、C
PU2の前記変換ソフトウェアにて各ページの1ライン
分を読み出し、MH符号化を行うようにすることが考え
られる。10画面分の転送が終了後、再度次の10画面
分の番組表を復号し、同じ処理を繰り返す。また、横1
画面、縦6画面表示では、1画面毎にファクシミリデー
タへ変換してもよい。
【0016】録画予約の手順に話を戻すと、操作者は、
ファクシミリ25にて受信した図7の画像即ち選択した
放送局の1日のテレビ番組表情報より録画したい放送番
組を選択し、そのコード(例えば、ドラマならば39)
トーン信号として電話回線5より送出する。受信機側
では、このコードを受信後、または、確認データをファ
クシミリ信号で送出後、録画予約設定データを設定登録
して録画予約を確定し実行する。
【0017】次に、図8に示されるように、携帯情報端
末26を外部装置(要素として前記図1で示す受信機
電話回線でつないでシステムを構成するようにした
本発明の実施の形態を示す。操作者が外出先よりテレビ
番組の録画予約を必要とする場合、操作者は、携帯端末
26を利用し、録画予約登録スタートコード(00#
等)をトーン信号として送信する。本発明の受信機のモ
デム部3よりそのスタートコードを読み取り、図3で例
示される録画予約初期画面を復号処理し、変換手段を構
成するCPU2の変換ソフトウェアでテキストデータ信
号に変換し、モデム4より電話回線5を介して、操作者
の携帯情報端末26へ送信する。操作者は、携帯情報端
末26にて受信した図3のごとき録画予約初期画面によ
り録画登録したい日を選択し、そのコードをトーン信号
として送信する。この実施形態の受信部では、受信した
コードから図9で例示されるその日の放送局選択ページ
テレビ番組表情報番組が格納されているCPU2でメ
モリ7より探し、再度CPU2の前記変換ソフトウェア
にてテキストデータ信号へ変換して、そのページのテキ
ストデータをモデム4より送出する。携帯情報端末26
にて受信した図9のごときデータより操作者は、録画
したい放送局を選択し、トーン信号でそのコードを電話
回線5より送信する。受信機側では、操作者が要求した
放送局のその日の番組表を、メモリ7に格納されている
その局の1日分の複数ページの番組表に基づいて前記変
換ソフトウェアにて1ページのテキストデータ信号に変
換してモデム4より送出する。操作者は、携帯情報端末
26にて受信した図10で示されるテキストデータ即
ち選択した放送局の1日のテレビ放送番組表情報より録
画したい放送番組を選択し、そのコード(例えば、ドラ
マならば39)を電話回線5より送出する。受信機側で
は、このコードを受信後、または、確認データを送出
後、録画予約設定データを設定登録して録画予約を確定
し実行する。
【0018】また、本発明は、録画予約した番組に関す
る情報である番組データを画像データとして録画可能と
している。録画予約の時間の数秒前に、CPU2の画像
データ作成手段にて録画予約されている番組が書かれて
いるページデータ即ちメモリ7に格納されているテレビ
番組表情報をメモリ7より読み出し、少なくともその番
組名や日付をCGROM3からキャラクタフォントデー
タを読み出しながら、表示制御部6で画像データとす
る。画像データが出来上がったら、図11に示すよう
に、VTRマイコン19へ録画指示を出し、デコーダ1
8からの画像データ出力をVTR20へ数秒間録画
後、VTRマイコン19へ録画指示を出すものである。
【0019】さらに、図12は、放送局の都合で番組が
変更,中止された場合の監視システムについてのCPU
2による動作をフローチャートとして例示するものであ
る。図12において、録画予約が有る場合(ステップS
1)、取り込み部1から取り込み(ステップS2)、復
号処理される(ステップS3)文字放送データの内の番
組表情報データが前記録画予約手段により設定されてい
る録画予約設定データ即ち予約番組であるかをCPU2
の監視手段(監視ソフトウェア)にて常に監視し(ステ
ップS4)、録画予約されている番組が放送局の都合
(緊急な事件等の発生など)等で放送中止となった場
合、CPU2の報知手段(報知ソフトウェア)によりI
/F部8へ放送が中止になったことを操作者に報知する
伝わるよう指示を与える。I/F部8では、その指
示に基づいて表示手段(LED等)を点灯させる(ステ
ップS5)。
【0020】
【発明の効果】請求項1の発明によると、外出先からで
も、電話回線を通して最新のテレビ番組表が外部装置に
てデータとして入手でき、それに基づいて、録画予約を
行うことができる。請求項2の発明によると、請求項1
の効果に加えて、テレビ番組の録画予約にとって具合の
良い1日の番組表をファクシミリ1ページの画像として
提供することができる。請求項3の発明によると、請求
項1の効果に加えて、電話回線に接続可能で、かつ、ノ
ートパソコン等のテキストデータを表示可能な端末で
れば、どんな出先からでもテレビ番組表を表示した該テ
キストデータにより録画予約ができる。請求項4の発明
によると、請求項1乃至3のいずれかの効果に加えて、
テレビ番組の録画直前に該テレビ番組に関する情報を録
画するために、録画予約に用いた文字放送の番組の日
付,番組名等のデータを録画データとして記録すること
ができる。請求項5の発明によると、請求項1乃至4の
いずれかの効果に加えて、録画予約された番組が放送さ
れなかったことを報知することができ、しかもそれをC
PUのソフトウェアで実現し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の録画予約機能を有する文字放送受信装
置の実施形態における要部のブロック図である。
【図2】本発明の文字放送受信装置に回線で接続され、
システムを構成するファクシミリを表す図である。
【図3】録画予約のために用いる初期画面を示す図であ
る。
【図4】文字放送における表示画面の論理形態を示す図
である。
【図5】録画予約のために用いる放送局選択ページを説
明する図である。
【図6】文字放送の60画面分の表示領域をファクシミ
リ1ページの表示能力のフォーマットに変換することを
説明する図である。
【図7】特定の局の1日のテレビ番組を表示した選択画
面ページを示す図である。
【図8】本発明の文字放送受信装置に回線で接続され、
携帯情報端末を示す図である。
【図9】番組案内画面で録画予約のための選択画面ペー
ジを示す図である。
【図10】特定の局の1日のテレビ番組を表示した選択
画面ページを示す図である。
【図11】予約番組の録画直前に番組名等をVTRに録
画するシステムの構成の概略図である。
【図12】録画予約した番組の放送を監視するための動
作を示すフローチャートである。
【図13】文字放送システムの従来例における放送局側
の構成の概略を示す図である。
【図14】文字放送システムの従来例における受信機側
の構成の概略を示す図である。
【図15】従来の文字放送システムを構成するテレビジ
ョン受信機における文字放送受信部の概要を説明するた
めのブロック図である。
【図16】文字放送信号の構造を各階層に分解して表わ
す図である。
【符号の説明】
1…取り込み部、2…中央処理装置(CPU)、3…C
GROM(キャラクタ・メモリ)、4…モデム部、5…
電話回線、6…表示制御部、7…メモリ、8…インタフ
ェース(I/F)、9…音楽シンセサイザ回路、11,
23…アンテナ、12…チューナ、13…IF検波回
路、14…文字放送デコーダ、15,17…混合器、1
8…デコーダ、19…VTRマイコン、20…VTR、
21…多重化装置、22…RF変調器、25…ファクシ
ミリ、26…携帯情報端末。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/00 - 7/088 H04N 5/38 - 5/46 H04N 1/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも局名,日付,放送時刻,番組
    識別や番組名を含むテレビ番組表情報がテレビジョン信
    号の垂直帰線消去期間に重畳された文字放送を受信し、
    録画予約を行う文字放送受信装置において、前記テレビ
    番組表情報を格納するメモリと、電話回線を介して外部
    装置からのトーン信号に応じて該外部装置との信号の送
    受信をするモデムと、前記メモリに格納された前記テレ
    ビ番組表情報を前記外部装置で出力するデータに変換す
    る変換手段と、前記モデムで受信された前記外部装置か
    らの前記トーン信号に応じてテレビ番組の録画予約を行
    う録画予約手段と、を具備し、前記モデムで受信された
    前記外部装置からの前記トーン信号に応じて前記変換手
    段で変換された前記テレビ番組表情報を前記モデムから
    前記外部装置に送出することを特徴とする文字放送受信
    装置。
  2. 【請求項2】 前記変換手段が、複数ページの前記テレ
    番組表情報を1ページのファクシミリ信号に変換す
    とを特徴とする請求項1記載の文字放送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記変換手段が、前記メモリに格納され
    た前記テレビ番組表情報をテキストデータに変換するこ
    を特徴とする請求項1記載の文字放送受信装置。
  4. 【請求項4】 前記テレビ番組表情報から、少なくとも
    番組の日付,番組名を含む画像データを作成する画像デ
    ータ作成手段を具備し、前記画像データ作成手段で作成
    された画像データを、前記録画予約されたテレビ番組
    録画開始直前に録画することを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載の文字放送受信装置。
  5. 【請求項5】 受信しているテレビ番組表情報を前記録
    画予約手段で設定されている前記録画予約設定データに
    より監視する監視手段と、前記監視手段で録画予約され
    テレビ番組が放送されなかったことを検知した場合
    に、それを報知する報知手段と、を具備したことを特徴
    とする請求項1乃至4のいずれかに記載の文字放送受信
    装置。
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