JP3274251B2 - 原子炉建屋 - Google Patents
原子炉建屋Info
- Publication number
- JP3274251B2 JP3274251B2 JP24726193A JP24726193A JP3274251B2 JP 3274251 B2 JP3274251 B2 JP 3274251B2 JP 24726193 A JP24726193 A JP 24726193A JP 24726193 A JP24726193 A JP 24726193A JP 3274251 B2 JP3274251 B2 JP 3274251B2
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- Japan
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- steel
- reactor
- building
- exhaust pipe
- reactor building
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、排気筒を改良した原子
炉建屋に関する。
炉建屋に関する。
【０００２】
【従来の技術】以下、図４を参照して、原子炉建屋の従
来例を説明する。図４において、原子炉建屋１内には原
子炉格納容器10が収納されており、この原子炉格納容器
10内には原子炉圧力容器11が格納されている。この原子
炉圧力容器11は下部をペデスタル12によって支持されて
おり、このペデスタル12の外周にはサプレッションプ―
ル13が配設されている。原子炉格納容器10の上方には天
井クレ―ン14が配設されており、この天井クレ―ン14の
側方建屋外には排気筒15が配設されている。この排気筒
15は、原子炉建屋１に形成された基礎16上に鉄塔３を配
設し、この鉄塔３内に筒芯２が支持されて構成されてい
る。なお、図４中符号17は地面を示している。
来例を説明する。図４において、原子炉建屋１内には原
子炉格納容器10が収納されており、この原子炉格納容器
10内には原子炉圧力容器11が格納されている。この原子
炉圧力容器11は下部をペデスタル12によって支持されて
おり、このペデスタル12の外周にはサプレッションプ―
ル13が配設されている。原子炉格納容器10の上方には天
井クレ―ン14が配設されており、この天井クレ―ン14の
側方建屋外には排気筒15が配設されている。この排気筒
15は、原子炉建屋１に形成された基礎16上に鉄塔３を配
設し、この鉄塔３内に筒芯２が支持されて構成されてい
る。なお、図４中符号17は地面を示している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の原子炉建屋１の
屋上に設置された排気筒15では、設置される原子炉建屋
１の地面17からの屋上の高さ及び柱間距離により、排気
筒筒芯２の地上からの高さに制限があった。又、排気筒
筒芯２及び排気筒鉄塔３の基礎部周辺のスペ―スの利用
が、困難であった。
屋上に設置された排気筒15では、設置される原子炉建屋
１の地面17からの屋上の高さ及び柱間距離により、排気
筒筒芯２の地上からの高さに制限があった。又、排気筒
筒芯２及び排気筒鉄塔３の基礎部周辺のスペ―スの利用
が、困難であった。
【０００４】本発明の目的とすることは、排気筒鉄塔３
の根開き寸法を設置される建屋の屋根の地上からの高さ
に制限されず確保できる構造とし、排気筒筒芯２の実現
できる地面17からの高さを延長でき、従来鋼材にて構成
されていた排気筒鉄塔３の構造及び形状に裕度を持たせ
必要とされる鋼材の削減、更に基礎部周辺のスペ―スの
有効利用を行うことが可能な原子炉建屋を提供すること
である。
の根開き寸法を設置される建屋の屋根の地上からの高さ
に制限されず確保できる構造とし、排気筒筒芯２の実現
できる地面17からの高さを延長でき、従来鋼材にて構成
されていた排気筒鉄塔３の構造及び形状に裕度を持たせ
必要とされる鋼材の削減、更に基礎部周辺のスペ―スの
有効利用を行うことが可能な原子炉建屋を提供すること
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、内部に原子炉圧力容器を格納する
原子炉格納容器を有し、上部に内部の気体を外部に放出
する排気筒が立設されて成る原子炉建屋において、この
排気筒は気体を放出する筒芯部と、この筒芯部を支持す
る鉄塔部とから構成され、この鉄塔部は建屋と一体にか
つ前記筒心部の下端より上方に立設して形成された鉄筋
コンクリ―ト構造部と、この鉄筋コンクリ―ト構造部の
上部に配設された鉄骨部とから成り、この鉄骨部は前記
原子炉建屋本体から延設された支持部材に側方部を固定
されて成ることを特徴とする原子炉建屋を提供する。
に本発明においては、内部に原子炉圧力容器を格納する
原子炉格納容器を有し、上部に内部の気体を外部に放出
する排気筒が立設されて成る原子炉建屋において、この
排気筒は気体を放出する筒芯部と、この筒芯部を支持す
る鉄塔部とから構成され、この鉄塔部は建屋と一体にか
つ前記筒心部の下端より上方に立設して形成された鉄筋
コンクリ―ト構造部と、この鉄筋コンクリ―ト構造部の
上部に配設された鉄骨部とから成り、この鉄骨部は前記
原子炉建屋本体から延設された支持部材に側方部を固定
されて成ることを特徴とする原子炉建屋を提供する。
【０００６】
【作用】この様に構成された本発明においては、鉄塔部
の一部を鉄筋コンクリ―ト構造とすることにより、排気
筒鉄塔部の鋼材部分の根開き寸法を建屋の屋根レベルよ
り高いレベルで確保することができる。さらに鉄塔部の
鉄骨部の一部を鉄筋コンクリ―トに代えたので鉄骨鋼材
を削減することができる。
の一部を鉄筋コンクリ―ト構造とすることにより、排気
筒鉄塔部の鋼材部分の根開き寸法を建屋の屋根レベルよ
り高いレベルで確保することができる。さらに鉄塔部の
鉄骨部の一部を鉄筋コンクリ―トに代えたので鉄骨鋼材
を削減することができる。
【０００７】さらに、鉄塔部の側方部を支持部材にて支
持したことにより、鉄塔部の耐震性が向上し、鉄塔部の
強度を設計上下げることができ、よって鋼材をさらに削
減させることができる。
持したことにより、鉄塔部の耐震性が向上し、鉄塔部の
強度を設計上下げることができ、よって鋼材をさらに削
減させることができる。
【０００８】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。尚、上記した従来技術と同じ構成部分については同
一符号を付して詳細な説明を省略する。図１は、筒芯部
を支持する鉄塔部を鋼材と設置される建屋と同一の構造
である鉄筋コンクリ―トにより構成した建屋一体型排気
筒の断面図である。図２は同建屋一体型排気筒の基礎部
周辺の鳥瞰図である。
る。尚、上記した従来技術と同じ構成部分については同
一符号を付して詳細な説明を省略する。図１は、筒芯部
を支持する鉄塔部を鋼材と設置される建屋と同一の構造
である鉄筋コンクリ―トにより構成した建屋一体型排気
筒の断面図である。図２は同建屋一体型排気筒の基礎部
周辺の鳥瞰図である。
【０００９】図１において、排気筒21の筒芯２を支持す
る鉄塔部18を鋼材部分19と原子炉建屋１と同一の構造で
ある鉄筋コンクリ―ト部分20により構成している。上記
構成による作用について説明する。
る鉄塔部18を鋼材部分19と原子炉建屋１と同一の構造で
ある鉄筋コンクリ―ト部分20により構成している。上記
構成による作用について説明する。
【００１０】排気筒筒芯２の地上高さはそれを支持する
鉄塔部18の根開き寸法により制限されているが、原子炉
建屋１と同一の構造である鉄筋コンクリ―ト部分20の上
部に鋼材部分19を設置することにより鉄塔部18の鉄筋コ
ンクリ―ト部分20の根開き寸法を鋼材部分19の下端すな
わち建屋１の天井より高い位置で確保することができ排
気筒筒芯２の地上高さの制限を上げることが可能とな
る。また、従来例と地上高さを同一とした場合鉄筋コン
クリ―トよりコストのかかる鋼材の削減につながる。更
に、図２に示すように、排気筒筒芯２及び鉄塔部鉄筋コ
ンクリ―ト部分20の基礎周辺のスペ―スが従来例と比較
すると広がるため、通路、配管及びダクトスペ―ス等に
使用することが可能となる。
鉄塔部18の根開き寸法により制限されているが、原子炉
建屋１と同一の構造である鉄筋コンクリ―ト部分20の上
部に鋼材部分19を設置することにより鉄塔部18の鉄筋コ
ンクリ―ト部分20の根開き寸法を鋼材部分19の下端すな
わち建屋１の天井より高い位置で確保することができ排
気筒筒芯２の地上高さの制限を上げることが可能とな
る。また、従来例と地上高さを同一とした場合鉄筋コン
クリ―トよりコストのかかる鋼材の削減につながる。更
に、図２に示すように、排気筒筒芯２及び鉄塔部鉄筋コ
ンクリ―ト部分20の基礎周辺のスペ―スが従来例と比較
すると広がるため、通路、配管及びダクトスペ―ス等に
使用することが可能となる。
【００１１】図３は図１及び図２に示す実施例の構成
に、さらに排気筒22に隣接している建築物23と排気筒鉄
塔部18を支持部材４で接続した実施例である。本構成と
することにより、耐震性が向上するので、鉄塔部18の鋼
材を削減してよく、更なる鋼材を削減することができ
る。
に、さらに排気筒22に隣接している建築物23と排気筒鉄
塔部18を支持部材４で接続した実施例である。本構成と
することにより、耐震性が向上するので、鉄塔部18の鋼
材を削減してよく、更なる鋼材を削減することができ
る。
【００１２】また、筒芯基礎周辺部の形状に裕度がで
き、スペ―スの有効利用が可能となり、筒芯部につなが
るダクトスペ―スとした場合は鋼製ダクトの削減を図る
ことができる。
き、スペ―スの有効利用が可能となり、筒芯部につなが
るダクトスペ―スとした場合は鋼製ダクトの削減を図る
ことができる。
【００１３】
【発明の効果】本発明においては、排気筒筒芯部の地上
高さの制限を上げることができ、さらには鉄塔部の鋼材
を削減することができる。
高さの制限を上げることができ、さらには鉄塔部の鋼材
を削減することができる。
【図１】本発明の一実施例に係る原子炉建屋の要部を示
す縦断面図。
す縦断面図。
【図２】図１に示した排気筒基礎部を示す鳥瞰図。
【図３】本発明の他の実施例を示す原子炉建屋の要部縦
断面図。
断面図。
【図４】原子炉建屋の他の従来例を示す縦断面図。
１…原子炉建屋、２…排気筒筒芯、３…排気筒鉄塔、４
…支持部材、10…原子炉格納容器、11…原子炉圧力容
器、15，21，22…排気筒、17…地面、18…鉄塔部、19…
鋼材部分、20…鉄筋コンクリ―ト部、23…建築物。
…支持部材、10…原子炉格納容器、11…原子炉圧力容
器、15，21，22…排気筒、17…地面、18…鉄塔部、19…
鋼材部分、20…鉄筋コンクリ―ト部、23…建築物。
Claims (1)
- 【請求項１】 内部に原子炉圧力容器を格納する原子炉
格納容器を有し、上部に内部の気体を外部に放出する排
気筒が立設されて成る原子炉建屋において、この排気筒
は気体を放出する筒芯部と、この筒芯部を支持する鉄塔
部とから構成され、この鉄塔部は建屋と一体にかつ前記
筒心部の下端より上方に立設して形成された鉄筋コンク
リ―ト構造部と、この鉄筋コンクリ―ト構造部の上部に
配設された鉄骨部とから成り、この鉄骨部は前記原子炉
建屋本体から延設された支持部材に側方部を固定されて
成ることを特徴とする原子炉建屋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24726193A JP3274251B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 原子炉建屋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24726193A JP3274251B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 原子炉建屋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07104088A JPH07104088A (ja) | 1995-04-21 |
| JP3274251B2 true JP3274251B2 (ja) | 2002-04-15 |
Family
ID=17160853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24726193A Expired - Fee Related JP3274251B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | 原子炉建屋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3274251B2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP24726193A patent/JP3274251B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07104088A (ja) | 1995-04-21 |
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Legal Events
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080201 Year of fee payment: 6 |
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