JP3274114B2 - デコーダーおよびフレーム方向付けターボ・コードのデコーディング方法 - Google Patents

デコーダーおよびフレーム方向付けターボ・コードのデコーディング方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フレーム方向付
けターボ・コードの名前で知られ、さらにFOCTC
(Frame Oriented Convolutional Turbo Codes:フレー
ム方向付けターボ・コード)と称する並行連結系統反復
コードのようなエラー修正コードをデコードする方法に
関する。このデコーディング方法はデジタル電気通信、
特に無線電気通信システムに適用される。
【0002】
【従来の技術】エラー修正コードは、無線通信の場合に
おける例えばラジオ・チャネルのような通信チャネルの
悪い質に起因する2進情報の損失に対抗するデジタル通
信に使用される。その原理は送信したい情報に関する冗
長(余分な)情報を導入し、受信側で可能とするだけで
なく、送信側で復帰させことにある。情報ビット当りの
任意のエネルギーが受信側で得ることができる2進エラ
ー率を低くすればするほど、エラー修正コードの効率が
ますます良くなる。
【0003】いわゆるターボ・コードは、筆者がBerrou
C,Glavieux A.とThitimajshima P.による「ターボ・コ
ードの近似シャノン・リミット・エラー修正コーディン
グおよびデコーディング」と題するプロシージャー、1
993IEEE国際通信委員会、ジュネーブ、スイス、
1993年5月の出版物、pp1064−1070から
公知である。これらのコードは多数の反復系統回旋(R
SC:Recursive Systematic Convolutional)コードの
並行通信によって構成された一連のエラー修正コードに
向けられており、各基本コードはインターリーブ処理に
よって先行する一つから分離される。
【0004】この方法でコード化されたシーケンスは、
ターボ・デコーディングと称する重み付き入力と出力に
よる反復方法によってデコード化される。各ターボ・デ
コーディング反復は、各々主コーダーに対応する一連の
主デコーダーに関連して構成される。各主デコーダーに
よって発生された重み付き情報(外因情報という)は、
デインターリーブされ、次の主デコーダーの入力に伝播
(伝送)される。同様にして、反復によって生成された
外因情報が次の反復の開始時点で逆に伝播される。
【0005】ラチス(lattice)によって表わすことの
できる従来の回旋コードにおいて、既知の状態(例えば
ゼロ)がデータ・ブロックの開始および終了(エンド)
時点でラチスに課すことができれば、データのブロック
は、他のデータから独立させる。二つの主コーダーから
なるターボ・コーダーに関して、この制限は一度に両ラ
チスに現れる。
【0006】フレーム方向付けターボ・コード、または
FOCTC(Frame Oriented Convolutional Turbo Cod
es:フレーム方向付けターボ・コード)ともいわれるコ
ードは、パケット通信のためのターボ・コードの改良で
ある。これらはコーダーのそのヌル初期状態(各パケッ
トの終了時点で)規則的な帰還を保証し、デコーディン
グ時において特性が有利に使用される。
【0007】FOCTCコーダーは単一RSC主コーダ
ーのみを使用する利点を有している。加うるに、これら
のコーダーは規則的な時間間隔、すなわち、2Nコード
化ビット毎にそのゼロ初期状態に主コーダーを帰還させ
ることを保証する。ここでNはインターリーバーのサイ
ズであり、また、考慮中の情報ブロックのサイズでもあ
る。
【0008】図4はコード化されるべき2進情報xk
ソース11に接続されたFOCTCタイプのターボ・コ
ーダー10を示す。その入力がソース11の出力に接続
された不均一インターリーバー12と、反復系統回旋タ
イプの単一主コーダー13を含んでいる。スイッチ14
がコーダー13の入力をソース11の出力からインター
リーバー12の出力に切替え、また、この逆の切替えを
する。コード化する前に、サイズNの各ブロックが最初
に2倍にされ、その後でインターリーバー12でインタ
ーリーブされる。従って、各ビットxkがコーダーに2
回、すなわち、最初、瞬時kにおいて、2回目は瞬時f
l(k)で入力される。ここに、fはインターリング・
ロウ(interleaving law)である。コーダー13が、Nコ
ード化値yk(kは1からNまで変化、ここにNはブロ
ックのサイズである)の非インターリーブ化(インター
リーブされていない)ブロックと、コード化値yi(i
は1からNまで変化する)のインターリーブされたブロ
ックを伝送し、これらが連結されて、2N値のブロック
が形成される。
【0009】指数k(またはi)は、Nビットのシーケ
ンス中のkth(k番目)(またはi th)ビットに関係す
る時間指数である。ここにNは考慮中の各ブロックのサ
イズである。
【0010】従って、N値xk(k=1からN)を含む
ブロックはコード化されるべきものであるが、Nコード
化値ykとyiのブロックは一方において、コード化され
るべきブロック自体(N値xk(k=1からN)のRS
Cコーディングにより、他方において、前回インターリ
ーブされたコード化されるべきブロック(N値xi(i
=1からNを含む)のRSCコーディングによってそれ
ぞれ得られる。
【0011】説明の残りの部分において、指数kはイン
ターリーブされない要素に関係し、一方指数iはインタ
ーリーブされる要素に関係する。
【0012】RSCコーダー13が2Nビット毎にその
ヌル初期状態に戻ることを保証するために、インターリ
ービング・ロウfはlとN間のどのkにおいても次なる
条件を立証しなければならない。
【0013】
【数1】
【0014】ここに、LはRSCコーダー13の周期で
ある。この周期は例えば1996年7月18日付けで発
行されたエレクトロニクス・レターズ、Vol 32,No. 15
の「フレーム方向付けターボ・コード」と称する記事で
C. Berrou とM. Jezequel によって記述されたのもがあ
る。この条件はNがLの倍数であることを想定してい
る。
【0015】図5の(a)はFOCTCタイプのターボ
・コード・デコーダーの構造のブロック図を、また図5
の(b)は(a)のデコーダーに使用された反復手段の
詳細をそれぞれ示す。
【0016】図5の(a)に示したデコーダーは、受信
器の要素を構成し、その上流に配置された前記受信器の
復調器から、一方においてN重み付き系統値Xk(kは
1からNの値をとる)を、他方においてNでインターリ
ーブされた重み付きコード化値Yi(i=1からN)で
連結されたNでインターリーブされていない重み付きコ
ード化値Yk(k=1からN)を受信し、2N値(Yk
i)の連結されたコード化ブロックを形成する。値
k,YkおよびYiは、FOCTCタイプのコーディン
グ後、得られたビットxk,ykおよびyiにそれぞれ
対応する。重み付き値は最初に標準化されることに注意
しなければならない。
【0017】説明の残りの部分において、一連の値はイ
ンターリーブされたブロックまたはインターリーブされ
たブロックに基づいてその値の一つにインデックスkま
たはiにカッコを付けて示している。例えば、N重み付
き系統値xkのインターリーブされていないブロックは
(Xk)で、また、対応するインターリーブされたブロ
ックは(Xi)で示される。ブロック(Xk)およびブ
ロック(Xi)の連結から得られたブロックについて言
えば、これは(Xk,Xi)で示される。
【0018】図5の(a)に示したデコーダーは、Ni
反復手段20j(jは1からNiまで変化)と、一方にお
いてN値Xiのインターリーブされたブロック(Xi)を
形成するためにN値Xkのインターリーブを実行し、他
方において連結ブロック(Xk,Xi)を形成するために
ブロック(Xk)でインターリーブされたブロック
(X i)の連結を実行するインターリーバー21とを備
えている。各反復手段20jは、一方において、外因情
報によって与えられた値Zk,jからなるインターリーブ
されていないブロックと外因情報によって与えられた値
i,jからなるインターリーブされたブロックとの連結
によって得られたブロックと、他方において、決定変数
Λk,jからなるインターリーブされていないブロックと
決定変数Λi,jからなるインターリーブされたブロック
との連結によって得られたブロックとを伝送する。
【0019】順序jの反復手段からの外因情報のブロッ
クが、すぐ一つ上位の反復手段の対応する入力に伝送さ
れる。初期ブロック(Zk,0,Zi,0)は、指数がkまた
はiであれば(0、0)に等しい。決定変数(Λk,j
Λi,j)のブロックに関し、最終ブロック(Λk,Ni,Λ
i,Ni)がデコーダーの出力信号を構成している場合以外
は、これは使用されない。
【0020】図5の(b)は(a)のデコーダーに使用
された反復手段を示す。これは主デコーダー22を含
み、その各入力において、外因情報(Zk,j-1
i,j-1)の連結ブロックの各値Zk,j-1とZi,j-1、系
統情報(Xk,Xi)の結合ブロックの各値Xk,Xiおよ
びコード化情報(Yk,Yi)の連結ブロックの各コード
化値YkおよびYiを受信する。主デコーダー22は普通
SOVA(Soft Output ViterbiAlgorithm:ソフト出力
ヴィタビ・アルゴリズム)、MAP(Maximum A Prior
i:最大アプリオリ)またはログMAP(Logarithm Max
imum A Priori:ロガリズム最大アプリオリ)タイプで
ある。
【0021】各時間指数kとiにつき、主デコーダー2
2は、一方において外因情報Wk,jとWi,jの二つの値
を、また、他方において決定変数Λk,jとΛi,jの二つの
値を計算する。これらの値は、ブロック(Wk,j
i,j)と(Λk,j,Λi,j)を形成するために、連結さ
れたインターリーブされないブロックとインターリーブ
されたブロックをそれぞれ形成する。これらのブロック
は入力として同じフォーマット中で長さ2Nである。こ
れらのブロックは、同じ情報であるがインターリーバ2
3のあることにより異なる瞬時で次の反復中に使用され
る。このインターリーバは、次の反復でZi,jとなる外
因情報Wk,jが、瞬時fl(k)で使用され、次の反復
でZk,jとなる外因情報Wi,jが瞬時fl(i)で使用さ
れる。ここでfはインターリーバー23のインターリー
ビング・ロウである。こうして、後者は(Zk,j-1,Z
i,j-1)によって表わされる外因情報の連結ブロックを
伝送する。
【0022】このタイプの主デコーダーによれば、ラチ
スは、最初のビットの到着前で、ブロックの最終ビット
の後でそのゼロ状態にある。この情報が、その目的であ
る限りデコーディング・アルゴリズムのパラメータの初
期化のために使用される。
【0023】コーディングにおいて、単一主コーダーが
丁度使用されたときに、重み付き入力と出力を備えた単
一主デコーダーが反復して使用される。
【0024】注意しなければならないのは、このタイプ
のデコーダーでは各半反復中に発生された外因情報が次
の反復の他の半反復中に使用されることである。半反復
は処理されたブロックの最初のN(または最終N)ビッ
トのデコーディングに当てはまる。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】このような手順による
従来のフレーム方向付けターボ・コードをデコードする
方法においては、上述のように複雑さが顕著であった。
【0026】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、複雑さがそれほど顕著となるこ
となしに上述のデコーディング方法よりももっと効率よ
くデコードすることができるデコーダーおよびフレーム
方向付けターボ・コードのデコーディング方法を得るこ
とを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデコーダ
ーは、インターリーブされていない重み付き系統値(X
k )とインターリーブされた重み付き系統値(X i )の連
結ブロック(X k ,X i )と、インターリーブされていな
い系統値の重み付きコード化値(Y k )とインターリー
ブされた系統値の重み付きコード化値(Y i )の連結ブ
ロック(Y k ,Y i )とを受信、決定値のブロックを伝
送する、フレーム方向付けターボ・コードのデコーダー
であって、前記系統値の連結ブロックのインターリーブ
されていない重み付き系統値と、前記コード化値の連結
ブロックのインターリーブされていない系統値のコード
化値と、前段の反復手段によって伝送されたインターリ
ーブされていない外因値とを受信して、外因値のブロッ
クを発生するとともに、この外因値をインターリーブし
た後伝送する第1主デコーダーと、前記系統値の連結ブ
ロックのインターリーブされた重み付き系統値と、前記
コード化値の連結ブロックのインターリーブされた系統
値のコード化値と、前記第1主デコーダーから伝送され
インターリーブされた外因値とを受信して、外因値と
決定値を発生するとともに、この外因値をデインターリ
ーブした後、次段の反復手段に伝送する第2主デコーダ
ーとを有するとともに、前記第1主デコーダーが、前記
第2主デコーダーのパラメータの初期化のための情報を
前記第2主デコーダーに対して伝送するよう構成された
複数の反復手段を備え、最終反復手段によって伝送され
デインターリーブされた決定値が該デコーダーの出力
を構成する
【0028】また、インターリーブされていない重み付
き系統値(X k )とインターリーブされていない系統
値の重み付きコード化値(Y k )とインターリーブされ
た系統値の重み付きコード化値(Y i 連結ブロック
(Y k ,Y i を受信し、決定値のブロックを伝送す
る、フレーム方向付けターボ・コードのデコーダーであ
って、前記インターリーブされていない重み付き系統値
をインターリーブしてインターリーブされた重み付き系
統値を形成するとともに、このインターリーブされた重
み付き系統値を前記インターリーブされていない重み付
き系統値と連結して系統値の連結ブロックを形成するイ
ンターリーバー/連結装置と、前記系統値の連結ブロッ
クのインターリーブされていない重み付き系統値と、前
コード化値の連結ブロックのインターリーブされてい
ない系統値のコード化値と前段の反復手段によって伝
送されたインターリーブされていない外因値とを受信
、外因値のブロックを発生するとともに、この外因値
をインターリーブした後伝送する第1主デコーダーと、
前記系統値の連結ブロックのインターリーブされた重み
付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックのインタ
ーリーブされた系統値のコード化値と、前記第1主デコ
ーダーから伝送されインターリーブされた外因値とを
受信して、外因値と決定値を発生するとともに、この外
因値をデインターリーブした後、次段の反復手段に伝送
する第2主デコーダーとを有するとともに、前記第1主
デコーダーが、前記第2主デコーダーのパラメータの初
期化のための情報を前記第2主デコーダーに対して伝送
するよう構成された複数の反復手段を備え、最終反復手
段によって伝送されるデインターリーブされた決定値が
該デコーダーの出力を構成する
【0029】また、インターリーブされていない重み付
き系統値とインターリーブされた重み付き系統値の連結
ブロックと、インターリーブされていない系統値の重み
付きコード化値とインターリーブされた系統値の重み付
きコード化値の連結ブロックとを受信、決定値のブロ
ックを伝送する、フレーム方向付けターボ・コードのデ
コーダーであって、前記系統値の連結ブロックと前記
ード化値の連結ブロックをその入力で受信、一方にお
いて前記インターリーブされた系統値の一部と前記イン
ターリーブされていない系統値とで構成したブロック
(X n )を、また、他方において前記インターリーブさ
れた系統値のコード化値の一部と前記インターリーブさ
れていない系統値のコード化値とで構成したブロック
(Y n )を伝送する非連結手段と、前段の反復手段によ
って伝送されたインターリーブされていない外因値と、
前記非連結手段によって伝送された系統値とコード化値
前記ブロックを受信し、外因値のブロックを発生する
とともに、この外因値をインターリーブした後伝送する
第1主デコーダーと、前記系統値の連結ブロックのイン
ターリーブされた重み付き系統値と、前記コード化値の
連結ブロックのインターリーブされた系統値のコード化
値と、前記第1主デコーダーから伝送されインターリ
ーブされた外因値とを受信して、外因値と決定値を発生
するとともに、この外因値をデインターリーブした後、
次段の反復手段に伝送する第2主デコーダーとを有する
とともに、前記第1主デコーダーが、前記第2主デコー
ダーのパラメータの初期化のための情報を前記第2主デ
コーダーに対して伝送するよう構成された複数の反復手
段を備え、最終反復手段によって伝送されるデインター
リーブされた決定値が該デコーダーの出力を構成する
【0030】また、インターリーブされていない重み付
き系統値とインターリーブされていない系統値の重み
付きコード化値とインターリーブされた系統値の重み付
コード化値の連結ブロックを受信し、決定値のブロ
ックを伝送する、フレーム方向付けターボ・コードのデ
コーダーであって、前記インターリーブされていない重
み付き系統値をインターリーブしてインターリーブされ
た重み付き系統値を形成するとともに、このインターリ
ーブされた重み付き系統値を前記インターリーブされて
いない重み付き系統値と連結して系統値の連結ブロック
を形成するインターリーバー/連結装置と、前記系統値
の連結ブロックと前記コード化値の連結ブロックをその
入力で受信、一方において前記インターリーブされた
系統値の一部と前記インターリーブされていない系統値
とで構成したブロックを、また、他方において前記イン
ターリーブされた系統値のコード化値の一部と前記イン
ターリーブされていない系統値のコード化値とで構成し
ブロックを伝送する非連結手段と、前段の反復手段に
よって伝送されたインターリーブされていない外因値
と、前記非連結手段によって伝送された系統値とコード
化値の前記ブロックを受信し、外因値のブロックを発生
するとともに、この外因値をインターリーブした後伝送
する第1主デコーダーと、前記系統値の連結ブロックの
インターリーブされた重み付き系統値と、前記コード化
値の連結ブロックのインターリーブされた系統値のコー
ド化値と、前記第1主デコーダーから伝送されインタ
ーリーブされた外因値とを受信して外因値と決定値を
発生するとともに、この外因値をデインターリーブした
後、次段の反復手段に伝送する第2主デコーダーとを有
するとともに、前記第1主デコーダーが、前記第2主デ
コーダーのパラメータの初期化のための情報を前記第2
主デコーダーに対して伝送するよう構成された複数の反
復手段を備え、最終反復手段によって伝送されるデイン
ターリーブされた決定値が該デコーダーの出力を構成す
【0031】また、インターリーブされていない重み付
き系統値とインターリーブされた重み付き系統値の連結
ブロックと、インターリーブされていない系統値の重み
付きコード化値とインターリーブされた系統値の重み付
きコード化値の連結ブロックとを受信、決定値のブロ
ックを伝送する、フレーム方向付けターボ・コードのデ
コーダーであって、前記系統値の連結ブロックと前記
ード化値の連結ブロックをその入力で受信、一方にお
いて前記インターリーブされた系統値と前記インターリ
ーブされていない系統値の一部とで構成したブロック
(X n また、他方において前記インターリーブさ
れた系統値のコード化値と前記インターリーブされてい
ない系統値のコード化値の一部とで構成したブロック
(Y n )を伝送する非連結手段と、前段の反復手段によ
って伝送されたインターリーブされ外因値と、前記
連結手段によって伝送された系統値とコード化値の前記
ブロックを受信し、インターリーブされた外因値のブロ
ックを発生するとともに、この外因値をデインターリー
ブした後伝送する第1主デコーダーと、前記系統値の連
結ブロックのインターリーブされていない重み付き系統
値と、前記コード化値の連結ブロックのインターリーブ
されていない系統値のコード化値と、前記第1主デコー
ダーから伝送されたデインターリーブされた外因値とを
受信して、外因値と決定値を発生するとともに、この外
因値をインターリーブした後、次段の反復手段に伝送す
第2主デコーダーとを有するとともに、前記第1主デ
コーダーが、前記第2主デコーダーのパラメータの初期
化のための情報を前記第2主デコーダーに対して伝送す
るよう構成された複数の反復手段を備え、最終反復手段
によって伝送される決定値が該デコーダーの出力を構成
する
【0032】また、インターリーブされていない重み付
き系統値と、インターリーブされていない系統値の重み
付きコード化値とインターリーブされた系統値の重み付
コード化値の連結ブロックとを受信、決定値のブロ
ックを伝送する、フレーム方向付けターボ・コードのデ
コーダーであって、前記インターリーブされていない重
み付き系統値をインターリーブしてインターリーブされ
た重み付き系統値を形成するとともに、このインターリ
ーブされた重み付き系統値を前記インターリーブされて
いない重み付き系統値と連結して系統値の連結ブロック
を形成するインターリーバー/連結装置と、前記系統値
の連結ブロックと前記コード化値の連結ブロックをその
入力で受信、一方において前記インターリーブされた
系統値と前記インターリーブされていない系統値の一部
で構成したブロックまた、他方において前記イン
ターリーブされた系統値のコード化値と前記インターリ
ーブされていない系統値のコード化値の一部とで構成し
たブロックを伝送する非連結手段と、前段の反復手段に
よって伝送されたインターリーブされた外因値と、前記
非連結手段によって伝送された系統値とコード化値の
ブロックを受信し、インターリーブされた外因値のブ
ロックを発生するとともに、この外因値をデインターリ
ーブした後伝送する第1主デコーダーと、前記系統値の
連結ブロックのインターリーブされていない重み付き系
統値と、前記コード化値の連結ブロックのインターリー
ブされていない系統値のコード化値と、前記第1主デコ
ーダーから伝送されたデインターリーブされた外因値と
を受信して、外因値と決定値を発生するとともに、この
外因値をインターリーブした後、次段の反復手段に伝送
する第2主デコーダーとを有するとともに、前記第1主
デコーダーが、前記第2主デコーダーのパラメータの初
期化のための情報を前記第2主デコーダーに対して伝送
するよう構成された複数の反復手段を備え、最終反復手
段によって伝送される決定値が該デコーダーの出力を構
成する
【0033】また、前記各反復手段によって伝送された
デインターリーブされた外因値(Z k,j が、前記第1
主デコーダーまたは前記第2主デコーダーから伝送され
たインターリーブされた外因値(Z’ i,j または
Z” i,j と結合される。
【0034】また、前記各反復手段によって伝送された
インターリーブされた外因値(Z i,j が、前記第1主
デコーダーまたは前記第2主デコーダーから伝送された
インターリーブされていない外因値(Z’ k,j または
Z” k,j と結合される。
【0035】また、前記第1および第2主デコーダー
が、系統的回旋コード・デコーダーである。
【0036】また、他の発明に係るフレーム方向付けタ
ーボ・コードのデコーディング方法は、インターリーブ
されていない重み付き系統値とインターリーブされた重
み付き系統値の連結ブロックと、インターリーブされて
いない系統値の重み付きコード化値とインターリーブさ
れた系統値の重み付きコード化値の連結ブロックからな
るフレーム方向付けターボ・コードをデコーディング
し、決定値のブロックを伝送する方法であって、各反復
動作が、前記系統値の連結ブロックのインターリーブさ
れていない重み付き系統値と、前記コード化値の連結ブ
ロックのインターリーブされていない系統値のコード化
値と、前回の反復で決定されたインターリーブされてい
ない外因値とに第1主デコーディングを実行し、外因値
のブロックを決定するとともに、この外因値をインター
リーブする工程と、前記系統値の連結ブロックのインタ
ーリーブされた重み付き系統値と、前記コード化値の連
結ブロックのインターリーブされた系統値のコード化値
と、前記第1主デコーディングにおいて決定され、イン
ターリーブされた外因値とに第2主デコーディングを実
し、外因値と決定値を決定するとともに、次の反復動
作において使用するためにこの外因値をデインターリー
ブする工程と、からなる複数の反復動作を実行する工程
とを含み、前記第2主デコーディングの工程において使
用されるラチスが前記第1主デコーディングの工程で決
定された情報によって初期化されるとともに、最終反復
において決定される決定値がデコーディング値を構成す
【0037】また、インターリーブされていない重み付
き系統値のブロックとインターリーブされていない
統値の重み付きコード化値とインターリーブされた系統
値の重み付きコード化値の連結ブロックからなるフレー
ム方向付けターボ・コードをデコーディングし、決定値
のブロックを伝送する方法であって、前記インターリー
ブされていない重み付き系統値をインターリーブしてイ
ンターリーブされた重み付き系統値を形成するととも
に、このインターリーブされた重み付き系統値を前記イ
ンターリーブされていない重み付き系統値と連結して系
統値の連結ブロックを形成する工程と、各反復動作が
前記系統値の連結ブロックのインターリーブされていな
い重み付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックの
インターリーブされていない系統値のコード化値と、前
回の反復で決定されたインターリーブされていない外因
値とに第1主デコーディングを実行し、外因値のブロッ
クを決定するとともに、この外因値をインターリーブす
工程と、前記系統値の連結ブロックのインターリーブ
された重み付き系統値と、前記コード化値の連結ブロッ
クのインターリーブされた系統値のコード化値と、前記
第1主デコーディングにおいて決定され、インターリー
ブされた外因値とに第2主デコーディングを実行し、外
因値と決定値を決定するとともに、次の反復動作におい
て使用するためにこの外因値をデインターリーブする工
程と、からなる複数の反復動作を実行する工程とを含
み、前記第2主デコーディングの工程において使用され
るラチスが前記第1主デコーディングの工程で決定され
た情報によって初期化されるとともに、最終反復におい
て決定される決定値がデコーディング値を構成する
【0038】また、インターリーブされていない重み付
き系統値とインターリーブされた重み付き系統値の連結
ブロックと、インターリーブされていない系統値の重み
付きコード化値とインターリーブされた系統値の重み付
コード化値の連結ブロックからなるフレーム方向付け
ターボ・コードをデコーディングし、決定値のブロック
を伝送する方法であって、各反復動作が、前記系統値の
連結ブロックと前記コード化値の連結ブロックを非連結
にし、一方において前記インターリーブされた系統値
一部と前記インターリーブされていない系統値とで構成
したブロックを、他方において前記インターリーブされ
系統値のコード化値の一部と前記インターリーブされ
ていない系統値のコード化値とで構成したブロックを伝
送する工程と、前回反復において決定されたインター
リーブされていない外因値と、系統値とコード化値の
記ブロックとに第1主デコーディングを実行して外因値
のブロックを決定するとともに、この外因値をインター
リーブする工程と、前記系統値の連結ブロックのインタ
ーリーブされた重み付き系統値と、前記コード化値の連
結ブロックのインターリーブされた系統値のコード化値
と、前記第1主デコーディングにおいて決定され、イン
ターリーブされた外因値とに第2主コーィングを実
し、外因値と決定値を決定するとともに、次の反復動
作において使用するためにこの外因値をデインターリー
する工程と、からなる複数の反復動作を実行する工程
とを含み、前記第2主デコーディングの工程において使
用されるラチスが前記第1主デコーディングの工程で決
定された情報によって初期化されるとともに、最終反復
において決定される決定値がデコーディング値を構成す
【0039】また、インターリーブされていない重み付
き系統値のブロックとインターリーブされていない
統値の重み付きコード化値とインターリーブされた系統
値の重み付きコード化値の連結ブロックからなるフレー
ム方向付けターボ・コードをデコーディングし、決定値
のブロックを伝送する方法であって、前記インターリー
ブされていない重み付き系統値をインターリーブしてイ
ンターリーブされた重み付き系統値を形成するととも
に、このインターリーブされた重み付き系統値を前記イ
ンターリーブされていない重み付き系統値と連結して系
統値の連結ブロックを形成する工程と、各反復動作が
前記系統値の連結ブロックと前記コード化値の連結ブロ
ックを非連結にし、一方において前記インターリーブさ
れた系統値の一部と前記インターリーブされていない系
統値とで構成したブロックを、他方において前記インタ
ーリーブされた系統値のコード化値の一部と前記インタ
ーリーブされていない系統値のコード化値とで構成した
ブロックを伝送する工程と、前回反復において決定さ
れたインターリーブされていない外因値と、系統値とコ
ード化値の前記ブロックとに第1主デコーディングを実
行して外因値のブロックを決定するとともに、この外因
値をインターリーブする工程と、前記系統値の連結ブロ
ックのインターリーブされた重み付き系統値と、前記
ード化値の連結ブロックのインターリーブされた系統値
コード化値と、前記第1主デコーディングにおいて決
定され、インターリーブされた外因値とに第2主コー
ィングを実行し、外因値と決定値を決定するととも
に、次の反復動作において使用するためにこの外因値を
デインターリーブする工程と、からなる複数の反復動作
を実行する工程とを含み、前記第2主デコーディングの
工程において使用されるラチスが前記第1主デコーディ
ングの工程で決定された情報によって初期化されるとと
もに、最終反復において決定される決定値がデコーディ
ング値を構成する
【0040】また、インターリーブされていない重み付
き系統値とインターリーブされた重み付き系統値連結
ブロックとインターリーブされていない系統値の重み
付きコード化値とインターリーブされた系統値の重み付
コード化値の連結ブロックからなるフレーム方向付け
ターボ・コードをデコーディングし、決定値のブロック
を伝送する方法であって、各反復動作が、前記系統値の
連結ブロックと前記コード化値の連結ブロックを非連結
にし、一方において前記インターリーブされた系統値
前記インターリーブされていない系統値の一部とで構成
したブロックを、他方において前記インターリーブされ
系統値のコード化値と前記インターリーブされていな
系統値のコード化値の一部とで構成したブロックを
する工程と、前回反復において決定されたインター
リーブされた外因値と、系統値とコード化値の前記ブロ
ックとに第1主デコーディングを実行してインターリー
ブされた外因値のブロックを決定するとともに、この外
因値をデインターリーブする工程と、前記系統値の連結
ブロックのインターリーブされていない重み付き系統値
と、前記コード化値の連結ブロックのインターリーブさ
れていない系統値のコード化値と、前記第1主デコーデ
ィングにおいて決定され、デインターリーブされた外因
とに第2主コーィングを実行し、外因値と決定値
を決定するとともに、次の反復動作において使用するた
めにこの外因値をインターリーブする工程と、からなる
複数の反復動作を実行する工程とを含み前記第2主デ
コーディングの工程において使用されるラチスが前記第
1主デコーディングの工程で決定された情報によって初
期化されるとともに、最終反復において決定される決定
値がデコーディング値を構成する
【0041】また、インターリーブされていない重み付
き系統値のブロックとインターリーブされていない
統値の重み付きコード化値とインターリーブされた系統
値の重み付きコード化値の連結ブロックからなるフレー
ム方向付けターボ・コードをデコーディングし、決定値
のブロックを伝送する方法であって、前記インターリー
ブされていない重み付き系統値をインターリーブしてイ
ンターリーブされた重み付き系統値を形成するととも
に、このインターリーブされた重み付き系統値を前記イ
ンターリーブされていない重み付き系統値と連結して系
統値の連結ブロックを形成する工程と、各反復動作が
前記系統値の連結ブロックと前記コード化値の連結ブロ
ックを非連結にし、一方において前記インターリーブさ
れた系統値と前記インターリーブされていない系統値
一部とで構成したブロックを、他方において前記インタ
ーリーブされた系統値のコード化値と前記インターリー
ブされていない系統値のコード化値の一部とで構成した
ブロックを伝送する工程と、前回反復において決定さ
れたインターリーブされた外因値と、系統値とコード化
値の前記ブロックとに第1主デコーディングを実行して
インターリーブされた外因値のブロックを決定するとと
もに、この外因値をデインターリーブする工程と、前記
系統値の連結ブロックのインターリーブされていない重
み付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックのイン
ターリーブされていない系統値のコード化値と、前記
1主デコーディングにおいて決定され、デインターリー
ブされた外因値とに第2主コーィングを実行し、外
因値と決定値を決定するとともに、次の反復動作におい
て使用するためにこの外因値をインターリーブする工程
と、からなる複数の反復動作を実行する工程とを含み
前記第2主デコーディングの工程において使用されるラ
チスが前記第1主デコーディングの工程で決定された情
報によって初期化されるとともに、最終反復において決
定される決定値がデコーディング値を構成する
【0042】また、前記各反復動作において決定された
デインターリーブされた外因値(Z k,j 前記反復動
作の第1主デコーディングまたは第2主デコーディング
で決定されたインターリーブされた外因値(Z’ i,j
たはZ” i,j )と連結する工程と、次の反復動作におい
てこの工程で連結された前記外因値を使用する工程を更
に含む。
【0043】さらに、前記各反復動作において決定され
たインターリーブされた外因値(Z i,j 前記反復動
作の第1主デコーディングまたは第2主デコーディング
で決定されたインターリーブされていない外因値(Z’
k,j またはZ” k,j )と連結する工程と、次の反復動作
おいてこの工程で連結された前記外因値を使用する工程
を更に含む。
【0044】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明に基
づくフレーム方向付けターボ・コード・デコーダーのブ
ロック図および第1の実施の形態のデコーダーを構成す
る反復手段のブロック図を示す図である。
【0045】本発明によるデコーダーは受信器の要素を
備え、一方においてその上流に配備された前記受信器の
復調器からNで重み付き系統値Xk(k=1からN)を
受信し、他方においてNでインターリーブされた重み付
きコード化値Yi(i=1からN)で連結されたNでイ
ンターリーブされていない重み付きコード化値Yk(k
=1からN)を受信して、これによって2N値(Yk
i)の連結されたコード化ブロックを形成することに
注意しなければならない。これらの値Xk、YkおよびY
iはFOCTCタイプ・コーディングの後で得られ、ま
た、前回標準化されたビットxk,ykおよびyiにそ
れぞれ対応する。
【0046】N値xk(k=1からN)を含むブロック
は、コード化されるべきのもであり、またNコード化値
ykおよびyiのブロックは、一方においてそれ自体
(N値xk(k=1からN)コード化されるべきブロッ
クのRSCデコーティングにより、また他方において前
回インターリーブされた(N値xi(i=1からN)を
含む)コード化されるべきブロックのRSCデコーティ
ングによってそれぞれ得られることに注意しなければな
らない。
【0047】図1の(a)に示された本発明によるデコ
ーダーは、Niの反復手段30j(jは1からNiまで変
化)と、一方において、Nの値Xiのインターリーブさ
れたブロックを形成するためにNの値Xkのインターリ
ーブを実行し、他方において、(Xk,Xi)(k,i=
1からNであることが理解できる)によって表わされる
連結ブロックを形成するためにNの値Xkの元のブロッ
クでNの値Xkのインターリーブされたブロックの連結
を実行するインターリーバー31とを備えている。各デ
コーディング反復手段30j(jは1からNiまで変
化)は、それぞれの入力において、インターリーバー3
1からくる連結ブロック(Yk,Yi)と、すぐ下のレベ
ルの反復手段30j-1によって伝送された(Zk,j-1
(k=1からNであることが理解される)によって示さ
れる外因情報を含むブロックを受信する。各反復手段3
0jは外因情報(Zk,j)のブロックと決定変数
(Λk,j)のブロックを伝送する。
【0048】j番目の反復手段30jからの外因情報
(Zk,j)のブロックが、丁度一つ上の反復手段30j+1
の対応する入力に伝送される。最終外因ブロック(Z
k,Ni)は使用されず、縮小サイズで三つ重畳された水平
線で表わされる。初期ブロック(Zk0)は、インデッ
クスがkまたはiであれば0に等しい。各反復手段はま
た決定ブロック(Λk,j)(インターリーブされない)
も伝送する。それがデコードされたブロック(Xk)の
値に対応する決定値を表わしているので、最終ブロック
(Λk,Ni)のみが使用される。ブロック(Λk,Ni)はデ
コーダーの出力信号を形成する。
【0049】反復手段から反復手段に伝播されるべき外
因値Zk,jの数は、図5の(a)に示された一つのよう
な従来技術のデコーター中の数の半分であることに注意
しなければならない。
【0050】図1の(b)は本発明によるデコーダーの
反復手段30jの構造を示す。この手段は、その入力に
おいて連結ブロック(Xk,Xi)と連結ブロック
(Yk,Yi)をそれぞれ受信する同形の第1非連結手段
32と33を含んでいる。これらの非連結手段32と3
3は、入力において2N値の連結ブロック(Xk,Xi
の最初のN値(k=1からNであるXk)を選択し、第
1主デコーダー34の対応する入力にこれらの値を伝送
するために設けられている。
【0051】第1主デコーダー34は第1デコード工程
(ここでは第1半反復という)を実行し、出力において
N(個)の外因値Z’k,jのブロックを発生し、第2主
デコーダー35にこれを伝送する前にZ’i,jとしてイ
ンターリーブする。
【0052】本発明による反復手段30jは、またその
入力において連結ブロック値(Xk,Xi)と連結ブロッ
ク値(Yk,Yi)をそれぞれ受信し、これらの値を第2
主デコーダー35の対応する入力に伝送するために対応
するブロックの最終N値X iとYiを選択する同形の第2
非連結手段36,37を含んでいる。
【0053】第2主デコーダー35は、第2デコーディ
ング工程(ここでは第2半反復という)を実行する。こ
れはNの外因値Z”i,jとNの決定変数Λi,jとを発生す
る。二つの対応するブロック(Z”i,j)と(Λi,j)の
各々が次にデインターリーブされる。この第2デコーダ
ー35が出力においてNのインターリーブされていない
外因値(Zk,j)のブロックとNのインターリーブされ
ていない決定変数(Λi ,j)のブロックを伝送し、これ
がより高いランクの反復手段に伝送される(図1(a)
参照)。
【0054】デコーダー34,35は、MAP(最大ア
プリオリ)タイプのデコーダーのような系統回旋コード
のデコーディングを許容するあらゆるタイプのものとす
ることができる。すなわち、この種のタイプのデコーダ
ーは、A.S. Barbulescu によるユニバーシティ・オブ・
サウス・オーストラリアに提出された「ターボ・コード
の反復デコーディングおよび他の連結コード」と題する
論文に開示されたもの、A.S. Barbulescu による情報理
論のための国際シンポジウムで出版された「系統的回旋
コードのための修正バール・デコーディング・アルゴリ
ズムの簡略化」と題する記事に開示されたようなログM
AP(ロガリズム最大アプリオリ)および1994年1
1月のそのアプリケーションの1073ページから10
77ページ、または、1993年5月ICC’93にお
いて出版されたC.Berrouによる「複雑さの低いソウト
・アウトプット・ヴィタビ・デコーダー・アーキテクチ
ャ」と題する記事の中で開示されたようなSOVA(ソ
フト・アウトプット・ヴィタビ・アルゴリズム)タイプ
のデコーダーである。
【0055】これまでに説明した実施の形態において、
第1半反復において、ラチスは長さNのブロックのスタ
ート時点で0状態にあり、またこのブロックのエンド
(終了)時点で未知の状態にある。第2半反復におい
て、ラチスはブロックのエンド時点で0状態にあり、ま
たブロックのスタート時点で第1半反復から推定された
状態にある。
【0056】従って、本発明によれば、第1半反復によ
って生成された外因情報は同じデコーディング反復内の
第2半反復のために使用される。実際に、前もって考慮
された(ラチスがゼロ状態にあることが分っているエン
ド時点において)2Nビットのブロックは、2ステップ
(または半反復)でデコードされる。すなわち、第1半
反復が第2半反復のために使用される。
【0057】実施の形態2.図1の(c)は本発明の実
施の形態2によるデコーダーの反復手段30jの構造を
示す。この実施の形態によれば、第1非連結手段3
2’,33’が入力において2N値の連結ブロック(X
k,Xi)(Yk,Yi)の第1N+D値を選択するために
それぞれ設けられており、これらを(Xn)および
(Yn)で示されたブロックの形態にある第1主デコー
ダー34’の対応する入力に伝送する。DはN未満の整
数であり、その値は他の事項の内で送信チャネルのタイ
プおよび使用されたコードの効率(効率が大きくなれば
なるほどDの値は大きくなる)に左右される。
【0058】手段36’と37’に関して、これらは図
1の(b)を参照して説明した内容と同様である。最後
に、主デコーダー35’は、前例におけるN値
(Zk,j)のブロックではなく、ネーム(Zn,j)の与え
られたN+D値のブロックを伝送する。これについて、
いかにして値Dが決定されるかを以下に説明する。
【0059】ラチスがブロックのスタート時点でゼロに
あり、またブロックのエンド時点でアプリオリの未知状
態にあることに注意しなければならない。連結ブロック
のN+D値を使用する事実が、2N値の前記ブロックの
中央にあるラチスの状態における不確実性を除去するこ
とを可能にする。従って、実際にデコードされたNビッ
トが一つのエンドにおけるラチスの終了から、および他
のエンドにおけるその状態の信頼できる認識から利益を
得る。
【0060】本発明によるデコーダーの動作を図2に示
す。ここで関係するデコーダーは、使用された非連結手
段32’,33’が連結されたブロック(Xk,Xi)と
(Y k,Yi)のN+D値を選択するのに使用されるタイ
プのものである。この図2は、主デコーダー34’と3
5’の入力に現れるようなブロック(Xk)と(Xi)、
ブロック(Yk)と(Yi)およびブロック(Znj-1
を示す。ブロック(Xi)と(Yi)は図2で見易くする
目的で2倍にしている。
【0061】第1ステップIは、手段32’によって、
前回反復からの連結ブロック(Zn j-1)(Zn,0=
0であることに注意しなければならない)のN+D外因
値だけでなく、連結ブロック系統ブロック(Xk,Xi
の第1N+D値と復調器からそれぞれくる連結ブロック
(Xk,Xi)の第1N+D値とコード化された連結ブロ
ック(Yk,Yi)を選択することによって連結ブロック
(Xk,i)とブロック(Yk,i)の第1N値をデコー
ディングすることを含んでいる(矢印A参照)。Nデコ
ード化値に対応するN外因値Z’k,jは次のステップで
使用されるブロックZ’i,jとするためにインターリー
ブされる(矢印B参照)。
【0062】第2ステップIIは、第1ステップによっ
て生成されたNの外因数Z’i,jと系統的連結ブロック
(Xk,Xi)の最終N値およびこれらのコード化連結ブ
ロック(Yk,Yi)とを一緒に使用することからなる。
ラチスがブロックのエンド時点においてゼロ状態にあ
り、また2N要素のブロックの中央におけるその状態が
第1ステップから知ることができる。この状態にある情
報が第2主デコーダーのパラメータの初期化のために使
用される。
【0063】従って、この第2ステップIIがNの決定
可変値Λ”i,jとNの外因情報事項Z”i,j(矢印C参
照)を発生することを可能にする。次に、ブロック(Λ
k,j)と(Zk,j)の形態で表示するためにこの事項がデ
インターリーブされる(矢印D参照)。
【0064】図2に示す本発明の方法は、Nの外因値Z
k,jのブロックと、第2デコーダー35の入力において
使用されるブロックZ’i,jの第1D外因値またはブロ
ック(Znj)を形成するために第2デコーダー35の
出力に現れる第1D外因値Z”i,jを伴う連結工程(矢
印E)を含んでいる。
【0065】本発明による他のデコーダーの動作を図3
に示す。図2の例に従って、ブロック(Xk)と
(Xi)、ブロック(Yk)と(Yi)およびN+D値Z
j-1のブロックが、これらが主デコーダー34,35
の入力において現れるように示されている。ブロック
(Xi)と(Yi)は、図3を見易くするために2倍にさ
れている。
【0066】図3を参照して、本発明の方法の他の実施
の形態を次に説明する。この実施の形態によれば、第1
ステップIは、前回反復からくるブロック(Z
n,j-1)(Zn,0=0であることに注意しなければ
ならない)の最終N+D外因値だけでなく、復調器から
くる系統ブロック(Xk,i)の最終N+D値と、コー
ド化連結ブロック(Yk,i)の最終N+D値のそれぞ
れを使用することによって連結された系統ブロック(X
k,i)の最終N値と連結されたコード化連結ブロック
(Yk,i)のそれら(最終値)をデコーディングする
工程を含んでいる。ラチスはブロックのエンドにおいて
ゼロ状態にあり、またブロックのスタート時点において
アプリオリ未知状態にある。
【0067】第1主デコーダー34によって実行される
デコーディング(矢印A)はNの値Z’i,jの外因情報
のブロックを決定し、これがブロック(Z’k,j)を得
るために次にデインターリーブされる(矢印B)。
【0068】第2ステップIIは、第1ステップIによ
って生成されたNの外因値Z’k,jを、系統連結ブロッ
ク(Xk,i)のそれら第1N値とコード化されたブロ
ック(Yk,i)のそれら(第1N値)と一緒に使用す
る工程を含んでいる。ラチスがブロックのスタート時点
でゼロ状態にあり、また2N要素のブロックの中央にあ
るその状態が第1ステップから分る。この状態の情報が
第2主デコーダーのパラメータの情報のために使用され
る。
【0069】この第2ステップがブロック(Λk,j)と
(Z”k,j)の形態にあるN決定変数とN外因情報事項
を発生させることができる。N決定変数Λk,jはデイン
ターリーブされず、一方N外因情報事項Z”k,jはブロ
ック(Zi,j)を形成するためにある。
【0070】図3に示した本発明の方法は、Nの外因値
i,jのブロックと、第2主デコーダー35の入力にお
けるブロック(Z’k,j)の最終D外因値または主デコ
ーダー35の出力におけるブロック(Z”k,j)の最終
D外因値で連結する工程を含んでいる。
【0071】主デコーダー34’,35’としてログM
APタイプのデコーダーを使用する本発明による他のデ
コーディング方法の異なる工程を次に説明する。
【0072】図2に示すように、反復手段30jの第1
デコーダー34’の入力においるデータは次の通りであ
る。すなわち、系統ブロックは、Dで重み付けされた値
iで連結されたN重み付き値Xkコード化ブロックは、
Dで重みつ付けされた値Yiで連結されたN重み付き値
k外因情報ブロックは、D外因値Zi,j-1=Znj-1
連結されたN外因値Zk,j-1
【0073】デコーディング(図2の工程A)は次のよ
うに実行される。アプリオリ情報が次の関係式(2)に
よって外因情報の観点によって更新される。
【0074】
【数2】
【0075】デコーディングを適切にするために、変数
i k(m)とBi k(m)が次に反復関係式(3)と
(4)によって定義される。
【0076】
【数3】
【0077】
【数4】
【0078】ここで、 k シーケンスによる時間指数(ここではk=
1,...,N+D) l 2進数0または1 Rx=(X’k,Yk) 瞬時kで受信されたシンボ
ル dk 瞬時kでデコードされた情報ビット(系統
的) Sk 瞬時kにおけるRSCコーダーの状態 m MをRSCコーダーの状態の数としたときのS
k(m=0,...,M−1)の可能な値 Sj b(m) jがこの前回状態中に受信されたビッ
トであれば、状態mより前のコーダーの状態 Si f(m) iがこの状態m中に受信されたビット
であれば、状態mの次の状態 E xEy=min(x,y)−Ln(1+exp
(−|y−x|))で規定されたオペレータ、および
【0079】
【数5】
【0080】 PR(Rk|.)=-Ln((Pr(Rk|.))=P(X'k|.)+P(Yk|.)
【0081】ここにP(X'k|)およびP(Y'k|)は、受
信された重み付き系統ビットX’kのためのラチスの条
件付変移確率と、受信された重み付きコード化ビットY
k から規定される。これらの量は次の関係式(5)から
(8)に基づいて算出される。
【0082】
【数6】
【0083】ここで、xkとykは実際に伝送されたビッ
トである。次いで、ブロックのデコーディング動作は次
のようにして実行される。係数A l k(m)とBl k(m)は、k
=0とk=N+Dに対するコーダーの状態の識別に基づ
いてl=0、1で初期化される。従って、これは次のよ
うになる。すなわち、
【0084】コーダーがk=0において0状態にあるの
で、m=1,...,M−1に対してAl k=0(Sl b(0))
とAl k=0(Sl b(m))=MAX_FLOATであり、また
コーダーがk=N+Dにおいて未知状態にあるので、m
=0,...,M−1に対して、Bl k=N+D(Sl b(m))=Ln
(M)である。MAX_FLOATは、論理的に無限に一
定で、大きい値に設定される。こうして、長さN+Dの
全シーケンスが受信された後、反復計算が、式(3)に
基づいて係数[Al k(m)] k=1,...,N l=0,1 m=0, ..., M
-1に対して実行され、次いで、式(4)に基づいて係数
[Bl k(m)]k=N+D,...,1 l=0,1 m=0,...,M-1に対
して実行される。外因情報[Wk,j]k=1,...,Nは次の
関係式(9)に基づいて次に計算される。
【0085】
【数7】
【0086】N値Wk,jのブロックは次にZ’i,jとして
インターリーブされる。本発明の方法の第2ステップI
Iのために、次の手順が実行される。デコーダー35’
の入力におけるデータは次の通りである。すなわち、 系統ブロック N重み付き値Xi コード化ブロック N重み付き値Yi 外因情報ブロック N外因値Z'i,j アプリオリ情報は外因情報と次の関係式(10)によっ
て更新される。
【0087】
【数8】
【0088】ブロックの厳密な意味でのデコーディング
は、次のようして実行される。係数Al j(m) とBl j(m)
はj=0とj=Nに対するコーダーの状態の識別に基づ
いてl=0、1で初期化される。
【0089】前のステップに基づいてAl j=0(m)=Al k=N
であり、また、コーダーがj=Nにおいて0状態にあるの
で、l=0,1 m=1,..., M−1 に対してBl j=N(Sl b(0))=0
およびBl j=N(Sl b(m))である。
【0090】長さNの全シーケンスを受信した後、反復
計算が、式(3)に基づいて係数[Al j(m)]j=1,...,N
l=0,1 m=0,..., M−1 に対して実行され、また式
(4)に基づいて係数[Bl j(m)]j=1,...,N l=0,1 m=
0,..., M−1 に対して実行される。
【0091】決定変数[Λi,j] i=1,..., Nおよび
外因情報変数[Zi,j] i=1,...,Nはそれぞれ次の関
係式(11)と(12)によって計算される。
【0092】
【数9】
【0093】N値Λi,jのブロックは、次にN決定変数
Λk,jとしてデインターリーブされる。
【0094】N値Zi,jのブロックは、N外因変数Zk,j
としてデインターリーブされる。Z’i,jの第1Dアイ
テムまたはZi,jの第1DアイテムはN値のこのブロッ
クで連結することができる。
【0095】上述のように、この発明のデコーダーは、
インターリーブされていない重み付き系統値とインター
リーブされた重み付き系統値(Xk,Xi)との連結ブロッ
クと、重み付きコード化値とインターリーブされた重み
付きコード化値(Yk,Yi)の連結ブロックとを受信する
ために、また、決定値のブロックを伝送するために設け
られ、フレーム方向付けターボ・コードのようなコード
をエラー修正するデコーダーであって、各反復手段(2
j)が、系統値(Xk,Xi)の連結ブロックのインター
リーブされていない重み付き系統値(Xk)とコード化値
(Yk,Yi)の連結ブロックのインターリーブされていな
いコード化値(Yk)とすぐ下のレベルの反復手段(20
j-1)によって伝送されたインターリーブされていない外
因値(Z k,j-1) とを受信するとともに、外因値(Z’
k,j)のブロックを伝送するために設けられた第1主デ
コーダー(34)と、系統値(Xk,Xi)の連結ブロック
のインターリーブされた重み付き系統値(Xi)とコード
化値(Yk,Yi)の連結ブロックのインターリーブされた
コード化値(Yi)と第1主デコーダー(34)によって
伝送され前回インターリーブされた外因値(Z’i,j
とを受信するとともに、外因値(Zi,j) とすぐ上のレ
ベルにある反復手段(20j+1)自体に伝送させるために
次にデインターリーブされた決定値(Λi,j) とを伝送
するために設けられた第2主デコーダー(35)とを有
する複数の反復手段(201 から20Ni) を備え、決定
値(Λk,Ni) が該デコーダーの出力を構成する最終反復
手段(20Ni) によって伝送される。
【0096】また、インターリーブされていない重み付
き系統値(Xk)とインターリーブされていない重み付き
コード化値とインターリーブされた重み付き系統値(Y
k,Y i)の連結ブロックを受信し、また、決定値のブロッ
クを伝送するために設けられ、フレーム方向付けターボ
・コードのようなコードをエラー修正するデコーダーで
あって、一方においてインターリーブされた系統値を形
成するために系統値をインターリーブし、他方において
系統値(Xk,Xi)の連結ブロックを形成するためにイン
ターリーブされていない系統値をインターリーブされた
系統値と連結するために設けられたインターリーバー/
連結装置(31)と、各反復手段(20 j)が、系統値
(Xk,Xi)の連結ブロックのインターリーブされていな
い重み付き系統値とコード化値(Yk,Yi)の連結ブロッ
クのインターリーブされていないコード化値とすぐ下の
レベルの反復手段(20j-1)によって伝送されたインタ
ーリーブされていない外因値(Zk,j-1) とを受信する
とともに、外因値(Z’k,j)のブロックを伝送するた
めに設けられた第1主デコーダー(34)と、系統値
(Xk,Xi)の連結ブロックのインターリーブされた重み
付き系統値とコード化値(Yk,Yi)の連結ブロックのイ
ンターリーブされたコード化値と第1主デコーダー(3
4)によって伝送され前回インターリーブされた外因値
(Z’k,j)とを受信するとともに、外因値(Zi,j) と
すぐ上のレベルにある反復手段(20j+1)自体に伝送さ
せるために次にデインターリーブされた決定値(Λi,j)
とを伝送するために設けられた第2主デコーダー(3
5)とを有する複数の反復手段(201 から20Ni) と
を備え、決定値(Λk,Ni) が該デコーダーの出力を構成
する最終反復手段(20Ni) によって伝送される。
【0097】また、インターリーブされていない重み付
き系統値とインターリーブされた重み付き系統値(Xk,
i)との連結ブロックと、重み付きコード化値とインタ
ーリーブされた重み付きコード化値(Yk,Yi)の連結ブ
ロックとを受信するために、また、決定値のブロックを
伝送するために設けられ、フレーム方向付けターボ・コ
ードのようなコードをエラー修正するデコーダーであっ
て、各反復手段(20 j )が、系統値(Xk,Xi)の連結
ブロックとコード化値(Yk,Yi)の連結ブロックとをそ
の入力で受信するとともに、一方において第1インター
リーブされた系統値で連結されたインターリーブされて
いない系統値のブロック(Xn)を、また、他方において
第1インターリーブされたコード化値で連結されたイン
ターリーブされていないコード化値のブロック(Yn)を
それぞれ伝送するために設けられた非連結手段(32、
33)と、すぐ下のレベルの反復手段(20j-1)によっ
て伝送されたインターリーブされていない外因値(Z
k,j-1) だけでなく非連結手段(32、33)によって
それぞれ伝送された系統値(Xn)とコード化値(Yn)の
ブロックを受信し、外因値(Z'k,j)のブロックを伝送
するために設けられた第1主デコーダー(34)と、系
統値(Xk,Xi)の連結ブロックのインターリーブされた
重み付き系統値とコード化値(Yk,Yi)の連結ブロック
のインターリーブされたコード化値と第1主デコーダー
(34)によって伝送され前回インターリーブされた外
因値(Z’k,j)とを受信するとともに、外因値とすぐ
上のレベルにある反復手段(20j+1)自体に伝送させる
ために次にデインターリーブされた決定値とを伝送する
ために設けられた第2主デコーダー(35)とを有する
複数の反復手段(201 から20Ni) とを備え、決定値
(Λk,Ni) が該デコーダーの出力を構成する最終反復手
段(20Ni) によって伝送される。
【0098】また、インターリーブされていない重み付
き系統値(Xk)とインターリーブされていない重み付き
コード化値とインターリーブされた重み付き系統値(Y
k,Y i)の連結ブロックを受信し、また、決定値のブロッ
クを伝送するために設けられ、フレーム方向付けターボ
・コードのようなコードをエラー修正するデコーダーで
あって、一方においてインターリーブされた系統値を形
成するために系統値をインターリーブし、他方において
系統値(Xk,Xi)の連結ブロックを形成するためにイン
ターリーブされていない系統値をインターリーブされた
系統値と連結するために設けられたインターリーバー/
連結装置(31)と、各反復手段(20 j )が、系統値
(Xk,Xi)の連結ブロックとコード化値(Yk,Yi)の連
結ブロックとをその入力で受信するとともに、一方にお
いて第1インターリーブされた系統値で連結されたイン
ターリーブされていない系統値のブロック(Xn)を、ま
た、他方において第1インターリーブされたコード化値
で連結されたインターリーブされていないコード化値の
ブロック(Yn)をそれぞれ伝送するために設けられた非
連結手段(32、33)と、すぐ下のレベルの反復手段
(20j-1)によって伝送されたインターリーブされてい
ない外因値(Zk,j-1) だけでなく非連結手段(32、
33)によってそれぞれ伝送された系統値(Xn)とコー
ド化値(Yn)のブロックを受信し、外因値(Z'k,j)の
ブロックを伝送するために設けられた第1主デコーダー
(34)と、系統値(Xk,Xi)の連結ブロックのインタ
ーリーブされた重み付き系統値とコード化値(Yk,Yi)
の連結ブロックのインターリーブされたコード化値と第
1主デコーダー(34)によって伝送され前回インター
リーブされた外因値(Z’k,j)とを受信するととも
に、そのすぐ上のレベルにある反復手段(20j+1)自体
に伝送させるために次にデインターリーブされた決定値
とを伝送するために設けられた第2主デコーダー(3
5)とを有する複数の反復手段(201 から20Ni) と
を備え、決定値(Λk,Ni) が該デコーダーの出力を構成
する最終反復手段(20Ni) によって伝送されることを
特徴とするデコーダー。
【0099】また、インターリーブされていない重み付
き系統値とインターリーブされた重み付き系統値(Xk,
i)との連結ブロックと、重み付きコード化値とインタ
ーリーブされた重み付きコード化値(Yk,Yi)の連結ブ
ロックとを受信するために、また、決定値のブロックを
伝送するために設けられ、フレーム方向付けターボ・コ
ードのようなコードをエラー修正するデコーダーであっ
て、各反復手段(20 j )が、系統値(Xk,Xi)の連結
ブロックとコード化値の連結ブロックをその入力で受信
するとともに、一方においてインターリーブされた系統
値で連結された最終のインターリーブされていない系統
値のブロック(Xn)と、他方においてインターリーブさ
れたコード化値で連結された最終のインターリーブされ
ていないコード化値のブロック(Yn)をそれぞれ伝送す
るために設けられた非連結手段(32、33)と、すぐ
下のレベルの反復手段(20j-1)によって伝送されたイ
ンターリーブされていない外因値(Zi,j-1)だけでなく
非連結手段(32、33)によってそれぞれ伝送された
系統値(Xn)とコード化値(Yn)のブロックを受信し、
外因値(Z'i,j)のブロックを伝送するために設けられ
た第1主デコーダー(34)と、系統値(Xk,Xi)の連
結ブロックのインターリーブされていない重み付き系統
値とコード化値(Yk,Yi)の連結ブロックのインターリ
ーブされていないコード化値と第1主デコーダー(3
4)によって伝送され前回インターリーブされた外因値
(Z’k,j)とを受信するとともに、外因値とすぐ上の
レベルにある反復手段(20j+1)自体に伝送させるため
に次にデインターリーブされた決定値とを伝送するため
に設けられた第2主デコーダー(35)とを有する複数
の反復手段(201 から20Ni) とを備え、決定値が該
デコーダーの出力を構成する最終反復手段(20Ni) に
よって伝送される。
【0100】また、重み付き系統値のブロックと、イン
ターリーブされていない重み付きコード化値とインター
リーブされた重み付き系統値(Yk,Yi)の連結ブロック
とを受信するために、また、決定値のブロックを伝送す
るために設けられ、フレーム方向付けターボ・コードの
ようなコードをエラー修正するデコーダーであって、一
方においてインターリーブされた系統値を形成するため
に系統値をインターリーブし、他方において系統値(X
k,Xi)の連結ブロックを形成するためにインターリーブ
されていない系統値をインターリーブされた系統値と連
結するために設けられたインターリーバー/連結装置
(31)と、各反復手段(20j )が、系統値(Xk,X
i)の連結ブロックとコード化値(Yk,Yi)の連結ブロッ
クをその入力で受信するとともに、一方においてインタ
ーリーブされた系統値で連結された最終のインターリー
ブされていない系統値で構成されたブロック(Xn)を、
また、他方において第1インターリーブされたコード化
値で連結された最終のインターリーブされていないコー
ド化値で構成されたブロック(Yn)をそれぞれ伝送する
ために設けられた非連結手段(32、33)と、すぐ下
のレベルの反復手段(20j-1)によって伝送されたイン
ターリーブされた外因値だけでなく非連結手段(32、
33)によってそれぞれ伝送された系統値(Xn)とコー
ド化値(Yn)のブロックを受信し、外因値のブロックを
伝送するために設けられた第1主デコーダー(34)
と、系統値(Xk,Xi)の連結ブロックのインターリーブ
されていない重み付き系統値とコード化値(Yk,Yi)の
連結ブロックのインターリーブされていないコード化値
と第1主デコーダー(34)によって伝送され前回デイ
ンターリーブされた外因値(Z’k,j)とを受信すると
ともに、外因値とすぐ上のレベルにある反復手段(20
j+1)自体に伝送させるために次にデインターリーブされ
た決定値とを伝送するために設けられた第2主デコーダ
ー(35)とを有する複数の反復手段(201 から20
Ni) とを備え、決定値が該デコーダーの出力を構成する
最終反復手段によって伝送される。
【0101】また、各反復手段によって伝送された外因
値が、第1主デコーダーによって伝送された第1インタ
ーリーブ外因値と結合される。
【0102】また、各反復手段によって伝送された外因
値が、第2主デコーダーによって伝送された第1インタ
ーリーブ外因値と結合される。
【0103】また、第1および第2主デコーダーが系統
的回旋コード・デコーダーである。
【0104】また、この発明のデコーディング方法は、
インターリーブされていない重み付き系統値とインター
リーブされた重み付き系統値(Xk,Xi)の連結ブロック
と、重み付きコード化値とインターリーブされた重み付
きコード化値(Yk, Yi)の連結ブロックからなるフレ
ーム方向付けターボ・コードのようなコードのエラー修
正をデコーディングし、決定値のブロックの伝送を提供
する方法であって、各反復動作が系統値(Xk,Xi)の連
結ブロックのインターリーブされていない重み付き系統
値と、コード化値(Yk,Yi)の連結ブロックのインター
リーブされていないコード化値と、前回の反復で決定さ
れたインターリーブされていない外因値とに第1主デコ
ーディングを実行し、このようにして、外因値のブロッ
クを決定する工程と、系統値(Xk,Xi)の連結ブロック
のインターリーブされた重み付き系統値と、コード化値
(Yk,Yi)の連結ブロックのインターリーブされたコー
ド化値と、第1主デコーディングにおいて決定され、か
つ、前回インターリーブされた外因値とを実行すること
からなる複数の反復動作を実行する工程と、次の反復動
作においてそれ自身で使用するために次にデインターリ
ーブされる外因値と決定値を決定する工程とを含み、決
定値がデコーディング値を構成する最終反復において決
定される。
【0105】また、インターリーブされていない重み付
き系統値のブロックとインターリーブされていない重み
付きコード化値とインターリーブされた重み付き系統値
(Y k,Yi)の連結ブロックとからなるフレーム方向付け
ターボ・コードのようなコードのエラー修正をデコーデ
ィングし、決定値のブロックの伝送を提供する方法であ
って、一方においてインターリーブされた系統値を形成
するために系統値をインターリーブし、他方においてイ
ンターリーブされた系統値でインターリーブされていな
い系統値を連結して系統値(Xk,Xi)の連結ブロックを
形成する工程と、各反復動作が系統値(Xk,Xi)の連結
ブロックのインターリーブされていない重み付き系統値
と、コード化値(Yk,Yi)の連結ブロックのインターリ
ーブされていないコード化値と、前回の反復で決定され
たインターリーブされていない外因値とに第1主デコー
ディングを実行し、このようにして、外因値のブロック
を決定する工程と、系統値(Xk,Xi)の連結ブロックの
インターリーブされた重み付き系統値と、コード化値
(Yk,Yi)の連結ブロックのインターリーブされたコー
ド化値と、第1主デコーディングにおいて決定され、か
つ、前回インターリーブされた外因値とを実行すること
からなる複数の反復動作を実行する工程と、次の反復動
作においてそれ自身で使用するために次にデインターリ
ーブされる外因値と決定値を決定する工程とを含み、決
定値がデコーディング値を構成する最終反復において決
定される。
【0106】また、インターリーブされていない重み付
き系統値とインターリーブされた重み付き系統値(Xk,
i)の連結ブロックと、重み付きコード化値とインター
リーブされた重み付き系統値(Yk,Yi)の連結ブロック
とからなるフレーム方向付けターボ・コードのようなコ
ードのエラー修正をデコーディングし、決定値のブロッ
クの伝送を提供する方法であって、各反復動作が系統値
(Xk,Xi)の連結ブロックとコード化値の連結ブロック
を非連結にし、一方において第1インターリーブされた
系統値で連結されたインターリーブされていない系統値
のブロックを、他方において第1インターリーブされた
コード化値で連結されたインターリーブされていないコ
ード化値をそれぞれ伝送する複数の反復動作を実行する
工程と、前回反復において決定されたインターリーブさ
れていない系統値だけでなく前回得られたブロックの系
統値とコード化値の第1主デコーディングを実行して外
因値のブロックの決定をする工程と、系統値(Xk,Xi)
の連結ブロックのインターリーブされた重み付き系統値
と、コード化値(Yk,Yi)の連結ブロックのインターリ
ーブされたコード化値と、第1主デコーディングにおい
て決定され、かつ、前回インターリーブされた外因値の
第2主コーティングを実行する工程と、次の反復動作に
おいてそれ自体で使用するために次にデインターリーブ
される外因値と決定値を決定する工程とを含み、決定値
がデコーディング値を構成する最終反復において決定さ
れる。
【0107】また、インターリーブされていない重み付
き系統値のブロックとインターリーブされていない重み
付きコード化値とインターリーブされた重み付き系統値
(Y k,Yi)の連結ブロックとからなるフレーム方向付け
ターボ・コードのようなコードのエラー修正をデコーデ
ィングし、決定値のブロックの伝送を提供する方法であ
って、一方においてインターリーブされた系統値を形成
するために系統値をインターリーブし、他方において系
統値(Xk,Xi)の連結ブロックを形成するようにインタ
ーリーブされた系統値でインターリーブされていない系
統値を連結するための工程と、各反復動作が系統値(X
k,Xi)の連結ブロックとコード化値(Y k,Yi)の連結ブ
ロックを非連結にし、一方において第1インターリーブ
された系統値で連結されたインターリーブされていない
系統値のブロックを、他方において第1インターリーブ
されたコード化値で連結されたインターリーブされてい
ないコード化値のブロックをそれぞれ伝送する複数の反
復動作を実行する工程と、前回反復において決定された
インターリーブされていない系統値だけでなく前回得ら
れたブロックの系統値とコード化値の第1主デコーディ
ングを実行して外因値のブロックの決定をする工程と、
系統値(Xk,Xi)の連結ブロックのインターリーブされ
た重み付き系統値と、コード化値(Yk,Yi)の連結ブロ
ックのインターリーブされたコード化値と、第1主デコ
ーディングにおいて決定され、かつ、前回インターリー
ブされた外因値の第2主コーティングを実行する工程
と、次の反復動作においてそれ自体で使用するために次
にデインターリーブされる外因値と決定値を決定する工
程とを含み、決定値がデコーディング値を構成する最終
反復において決定される。
【0108】また、インターリーブされていない重み付
き系統値のブロックとインターリーブされていない重み
付きコード化値とインターリーブされた重み付き系統値
(Y k,Yi)の連結ブロックとからなるフレーム方向付け
ターボ・コードのようなコードのエラー修正をデコーデ
ィングし、決定値のブロックの伝送を提供する方法であ
って、各反復動作が系統値(Xk,Xi)の連結ブロックと
コード化値(Yk,Yi)の連結ブロックを、また、一方に
おいてインターリーブされた系統値で連結された最終の
インターリーブされていない系統値で構成されたブロッ
クを、他方において第1インターリーブされたコード化
値で連結されたインターリーブされていないコード化値
で構成されたブロックを決定するために非連結にするこ
とからなる複数の反復動作を実行する工程と、前回反復
において決定されたインターリーブされた系統値だけで
なく前回決定された系統値とコード化値のブロックの第
1主デコーディングを実行して外因値のブロックを決定
をする工程と、系統値(X k,Xi)の連結ブロックのイン
ターリーブされていない重み付き系統値と、コード化値
(Yk,Yi)の連結ブロックのインターリーブされていな
いコード化値と、第1主デコーディングにおいて決定さ
れ、かつ、前回デインターリーブされた外因値の第2主
コーティングを実行する工程と、次の反復動作において
それ自体で使用するために次にインターリーブされる外
因値と決定値を決定する工程とを含み、決定値がデコー
ディング値を構成する最終反復において決定される。
【0109】また、インターリーブされていない重み付
き系統値のブロックとインターリーブされていない重み
付きコード化値とインターリーブされた重み付き系統値
(Y k,Yi)の連結ブロックとからなるフレーム方向付け
ターボ・コードのようなコードのエラー修正をデコーデ
ィングし、決定値のブロックの伝送を提供する方法であ
って、一方においてインターリーブされた系統値を形成
するために系統値をインターリーブし、他方において系
統値(Xk,Xi)の連結ブロックを形成するようにインタ
ーリーブされた系統値でインターリーブされていない系
統値を連結するための工程と、各反復動作が系統値(X
k,Xi)の連結ブロックとコード化値(Y k,Yi)の連結ブ
ロックを、また、一方においてインターリーブされた系
統値で連結されたインターリーブされていない系統値で
構成されたブロックを、他方において第1インターリー
ブされたコード化値で連結されたインターリーブされて
いないコード化値で構成されたブロックを決定するため
に非連結にすることからなる複数の反復動作を実行する
工程と、前回反復において決定されたインターリーブさ
れた系統値だけでなく前回決定された系統値とコード化
値のブロックの第1主デコーディングを実行して外因値
のブロックを決定をする工程と、系統値(X k,Xi)の連
結ブロックのインターリーブされていない重み付き系統
値と、コード化値(Yk,Yi)の連結ブロックのインター
リーブされていないコード化値と、第1主デコーディン
グにおいて決定され、かつ、前回デインターリーブされ
た外因値の第2主コーティングを実行する工程と、次の
反復動作においてそれ自体で使用するために次にインタ
ーリーブされる外因値と決定値を決定する工程とを含
み、決定値がデコーディング値を構成する最終反復にお
いて決定される。
【0110】また、各反復動作において決定された外因
値を反復動作の第1主デコーディングで決定された第1
インターリーブされた外因値で連結する工程と、次の反
復動作で連結された値を使用する工程を含む。
【0111】さらに、各反復動作において決定された外
因値を反復動作の第2主デコーディングで決定された最
終インターリーブされた外因値で連結する工程と、次の
反復動作で連結された値を使用する工程を含む。
【0112】
【発明の効果】本発明はフレーム方向付けターボ・コー
ド(FOCTC)のためのデコーディング方法であり、
デコードされるべき受信シーケンスが、系統的にインタ
ーリーブされていないソフト・ビット(Xk)のブロッ
クとインターリーブされたコード化ソフト・ビットで連
結されたインターリーブされていないコード化ソフト・
ビットのブロックで形成され、得られたブロックは(Y
k,Yi)表わされる。このデコーダーはインターリーブ
されていないソフト決定値のブロックを伝送する。
【0113】そして、系統的にインターリーブされてい
ないソフト・ビットのブロックは、元のインターリーブ
されていないブロックで2倍にされ、インターリーブさ
れ、かつ、連結され、得られたブロックは(Xk,Xi
で表わされる。本方法は、各反復動作が次の工程によっ
て使用される外因情報を生成するそれ自体二つの主要な
連続コーディング工程からなる複数の反復動作からな
る。第1主要工程は系統ブロック(Xk,Xi)のインタ
ーリーブされていない部分と、前回反復によって生成さ
れたデインターリーブされた外因情報と、さらにこれら
のブロックの第2部分のいくらかの値をデコーディング
・パラメータに初期化するのに使用される。この第1工
程は外因情報を生成する。この情報はインターリーブさ
れ、系統ブロック(Xk,Xi)のインターリーブされた
部分とコード化ブロック(Yk,Yi)のインターリーブ
された部分と一緒に次のデコーディング工程で使用され
る。これはインターリーブされた外因情報とソフト決定
値を生成する。この外因情報はデインターリーブされ、
次の反復と、最終反復によって生成されたソフト決定で
使用され、デインターリーブされた決定値がデコーダの
出力となる。
【0114】そのため、複雑さが顕著となることなしに
従来のデコーディング方法よりももっと効率よくデコー
ドすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に基づくフレーム方向付けターボ・コ
ード・デコーダーのブロック図および第1と第2の実施
の形態の各デコーダーを構成する反復手段のブロック図
をそれぞれ示す図である。
【図2】 本発明のデコーディング方法を実行する二つ
のステップを示す図である。
【図3】 本発明のデコーディング方法の他の例を実行
する二つのステップを示す図である。
【図4】 フレーム方向付けターボ・コードを形成する
ことを意図し、またFOCTC(フレーム方向付け回旋
ターボ・コード)といわれるコーダーのブロック図であ
る。
【図5】 先行技術に基づくフレーム方向付けターボ・
コード・デコーダーのブロック図およびこの種のデコー
ダーを形成する反復手段のブロック図をそれぞれ示す図
である。
【符号の説明】
31 インターリーバー/連結装置、32,33 非連
結手段、34 第1主デコーダー、35 第2主デコー
ダー。
フロントページの続き (56)参考文献 特開2000−269934(JP,A) 特開2001−36416(JP,A) 特開2001−36481(JP,A) 特開2001−53624(JP,A) 特開2001−60879(JP,A) 特開2000−156646(JP,A) 特開2001−244822(JP,A) 日経エレクトロニクス7月13日号、 1998年7月13日発行第721号、第163乃至 177頁 C.Berrou M.Jezequ el,Frame−oriented convolutional turb o codes,ELECTRONIC S LETTERS,1996年 7月18 日,Vol.32 No.15,1362−1364 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターリーブされていない重み付き系
    統値(X k )とインターリーブされた重み付き系統値
    (X i )の連結ブロック(X k ,X i )と、インターリーブ
    されていない系統値の重み付きコード化値(Y k )とイ
    ンターリーブされた系統値の重み付きコード化値
    (Y i )の連結ブロック(Y k ,Y i )とを受信、決定値
    のブロックを伝送する、フレーム方向付けターボ・コー
    ドのデコーダーであって、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされていな
    い重み付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックの
    インターリーブされていない系統値のコード化値と、前
    の反復手段によって伝送されたインターリーブされて
    いない外因値とを受信して、外因値のブロックを発生す
    るとともに、この外因値をインターリーブした後伝送す
    る第1主デコーダーと、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされた重み
    付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックのインタ
    ーリーブされた系統値のコード化値と、前記第1主デコ
    ーダーから伝送されインターリーブされた外因値とを
    受信して、外因値と決定値を発生するとともに、この外
    因値をデインターリーブした後、次段の反復手段に伝送
    する第2主デコーダーとを有するとともに、 前記第1主デコーダーが、前記第2主デコーダーのパラ
    メータの初期化のための情報を前記第2主デコーダーに
    対して伝送するよう構成された複数の反復手段を備え、 最終反復手段によって伝送されるデインターリーブされ
    た決定値が該デコーダーの出力を構成することを特徴と
    するデコーダー。
  2. 【請求項2】 インターリーブされていない重み付き系
    統値(X k )とインターリーブされていない系統値の
    重み付きコード化値(Y k )とインターリーブされた系
    統値の重み付きコード化値(Y i 連結ブロック
    (Y k ,Y i を受信し、決定値のブロックを伝送す
    る、フレーム方向付けターボ・コードのデコーダーであ
    って、前記インターリーブされていない重み付き系統値をイン
    ターリーブしてインターリーブされた重み付き系統値を
    形成するとともに、このインターリーブされた 重み付き
    系統値を前記インターリーブされていない重み付き系統
    値と連結して系統値の連結ブロックを形成するインター
    リーバー/連結装置と、 前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされていな
    い重み付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックの
    インターリーブされていない系統値のコード化値と
    段の反復手段によって伝送されたインターリーブされて
    いない外因値とを受信して、外因値のブロックを発生す
    るとともに、この外因値をインターリーブした後伝送す
    る第1主デコーダーと、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされた重み
    付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックのインタ
    ーリーブされた系統値のコード化値と、前記第1主デコ
    ーダーから伝送されインターリーブされた外因値とを
    受信して、外因値と決定値を発生するとともに、この外
    因値をデインターリーブした後、次段の反復手段に伝送
    する第2主デコーダーとを有するとともに、 前記第1主デコーダーが、前記第2主デコーダーのパラ
    メータの初期化のための情報を前記第2主デコーダーに
    対して伝送するよう構成された複数の反復手段を備え、 最終反復手段によって伝送されるデインターリーブされ
    た決定値が該デコーダーの出力を構成することを特徴と
    するデコーダー。
  3. 【請求項3】 インターリーブされていない重み付き系
    統値とインターリーブされた重み付き系統値の連結ブロ
    ックと、インターリーブされていない系統値の重み付き
    コード化値とインターリーブされた系統値の重み付きコ
    ード化値の連結ブロックとを受信、決定値のブロック
    を伝送する、フレーム方向付けターボ・コードのデコー
    ダーであって、前記 系統値の連結ブロックと前記コード化値の連結ブロ
    ックをその入力で受信、一方において前記インターリ
    ーブされた系統値の一部と前記インターリーブされてい
    ない系統値とで構成したブロック(X n )を、また、他
    方において前記インターリーブされた系統値のコード化
    の一部と前記インターリーブされていない系統値の
    ード化値とで構成したブロック(Y n )を伝送する非連
    結手段と、前段 の反復手段によって伝送されたインターリーブされ
    ていない外因値と、前記非連結手段によって伝送された
    系統値とコード化値の前記ブロックを受信し、外因値の
    ブロックを発生するとともに、この外因値をインターリ
    ーブした後伝送する第1主デコーダーと、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされた重み
    付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックのインタ
    ーリーブされた系統値のコード化値と、前記第1主デコ
    ーダーから伝送されインターリーブされた外因値とを
    受信して、外因値と決定値を発生するとともに、この外
    因値をデインターリーブした後、次段の反復手段に伝送
    する第2主デコーダーとを有するとともに、 前記第1主デコーダーが、前記第2主デコーダーのパラ
    メータの初期化のための情報を前記第2主デコーダーに
    対して伝送するよう構成された複数の反復手段を備え、 最終反復手段によって伝送されるデインターリーブされ
    た決定値が該デコーダーの出力を構成することを特徴と
    するデコーダー。
  4. 【請求項4】 インターリーブされていない重み付き系
    統値とインターリーブされていない系統値の重み付き
    コード化値とインターリーブされた系統値の重み付き
    ード化値の連結ブロックを受信し、決定値のブロック
    を伝送する、フレーム方向付けターボ・コードのデコー
    ダーであって、前記インターリーブされていない重み付き系統値をイン
    ターリーブしてインターリーブされた重み付き系統値を
    形成するとともに、このインターリーブされた重み付き
    系統値を前記インターリーブされていない重み付き系統
    値と連結して系統値の連結ブロックを形成するインター
    リーバー/連結装置と、 前記 系統値の連結ブロックと前記コード化値の連結ブロ
    ックをその入力で受信、一方において前記インターリ
    ーブされた系統値の一部と前記インターリーブされてい
    ない系統値とで構成したブロックを、また、他方におい
    前記インターリーブされた系統値のコード化値の一部
    と前記インターリーブされていない系統値のコード化値
    とで構成したブロックを伝送する非連結手段と、前段 の反復手段によって伝送されたインターリーブされ
    ていない外因値と、前記非連結手段によって伝送された
    系統値とコード化値の前記ブロックを受信し、外因値の
    ブロックを発生するとともに、この外因値をインターリ
    ーブした後伝送する第1主デコーダーと、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされた重み
    付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックのインタ
    ーリーブされた系統値のコード化値と、前記第1主デコ
    ーダーから伝送されインターリーブされた外因値とを
    受信して外因値と決定値を発生するとともに、この外
    因値をデインターリーブした後、次段の反復手段に伝送
    する第2主デコーダーとを有するとともに、 前記第1主デコーダーが、前記第2主デコーダーのパラ
    メータの初期化のための情報を前記第2主デコーダーに
    対して伝送するよう構成された複数の反復手段を備え、 最終反復手段によって伝送されるデインターリーブされ
    た決定値が該デコーダーの出力を構成することを特徴と
    するデコーダー。
  5. 【請求項5】 インターリーブされていない重み付き系
    統値とインターリーブされた重み付き系統値の連結ブロ
    ックと、インターリーブされていない系統値の重み付き
    コード化値とインターリーブされた系統値の重み付きコ
    ード化値の連結ブロックとを受信、決定値のブロック
    を伝送する、フレーム方向付けターボ・コードのデコー
    ダーであって、前記 系統値の連結ブロックと前記コード化値の連結ブロ
    ックをその入力で受信、一方において前記インターリ
    ーブされた系統値と前記インターリーブされていない系
    統値の一部とで構成したブロック(X n また、
    方において前記インターリーブされた系統値のコード化
    と前記インターリーブされていない系統値のコード化
    値の一部とで構成したブロック(Y n )を伝送する非連
    結手段と、前段 の反復手段によって伝送されたインターリーブされ
    外因値と、前記非連結手段によって伝送された系統値
    とコード化値の前記ブロックを受信し、インターリーブ
    された外因値のブロックを発生するとともに、この外因
    値をデインターリーブした後伝送する第1主デコーダー
    と、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされていな
    い重み付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックの
    インターリーブされていない系統値のコード化値と、前
    第1主デコーダーから伝送されたデインターリーブさ
    れた外因値とを受信して、外因値と決定値を発生すると
    ともに、この外因値をインターリーブした後、次段の反
    復手段に伝送する第2主デコーダーとを有するととも
    に、 前記第1主デコーダーが、前記第2主デコーダーのパラ
    メータの初期化のための情報を前記第2主デコーダーに
    対して伝送するよう構成された複数の反復手段を備え、 最終反復手段によって伝送される決定値が該デコーダー
    の出力を構成することを特徴とするデコーダー。
  6. 【請求項6】 インターリーブされていない重み付き系
    統値と、インターリーブされていない系統値の重み付き
    コード化値とインターリーブされた系統値の重み付き
    ード化値の連結ブロックとを受信、決定値のブロック
    を伝送する、フレーム方向付けターボ・コードのデコー
    ダーであって、前記インターリーブされていない重み付き系統値をイン
    ターリーブしてインターリーブされた重み付き系統値を
    形成するとともに、このインターリーブされた重み付き
    系統値を前記インターリーブされていない重み付き系統
    値と連結して系統値の連結ブロックを形成するインター
    リーバー/連結装置と、 前記 系統値の連結ブロックと前記コード化値の連結ブロ
    ックをその入力で受信、一方において前記インターリ
    ーブされた系統値と前記インターリーブされていない系
    統値の一部とで構成したブロックまた、他方におい
    前記インターリーブされた系統値のコード化値と前記
    インターリーブされていない系統値のコード化値の一部
    で構成したブロックを伝送する非連結手段と、前段 の反復手段によって伝送されたインターリーブされ
    た外因値と、前記非連結手段によって伝送された系統値
    とコード化値の前記ブロックを受信し、インターリーブ
    された外因値のブロックを発生するとともに、この外因
    値をデインターリーブした後伝送する第1主デコーダー
    と、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされていな
    い重み付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックの
    インターリーブされていない系統値のコード化値と、前
    第1主デコーダーから伝送されたデインターリーブさ
    れた外因値とを受信して、外因値と決定値を発生すると
    ともに、この外因値をインターリーブした後、次段の反
    復手段に伝送する第2主デコーダーとを有するととも
    に、 前記第1主デコーダーが、前記第2主デコーダーのパラ
    メータの初期化のための情報を前記第2主デコーダーに
    対して伝送するよう構成された複数の反復手段を備え、 最終反復手段によって伝送される決定値が該デコーダー
    の出力を構成することを特徴とするデコーダー。
  7. 【請求項7】 前記各反復手段によって伝送されたデイ
    ンターリーブされた外因値(Z k,j が、前記第1主デ
    コーダーまたは前記第2主デコーダーから伝送されたイ
    ンターリーブされた外因値(Z’ i,j またはZ” i,j
    結合されることを特徴とする請求項3または4に記載の
    デコーダー。
  8. 【請求項8】 前記各反復手段によって伝送されたイン
    ターリーブされた外因値(Z i,j が、前記第1主デコ
    ーダーまたは前記第2主デコーダーから伝送されたイン
    ターリーブされていない外因値(Z’ k,j または
    Z” k,j と結合されることを特徴とする請求項5また
    6に記載のデコーダー。
  9. 【請求項9】 前記第1および第2主デコーダーが、系
    統的回旋コード・デコーダーであることを特徴とする請
    求項1乃至8のいずれか記載のデコーダー。
  10. 【請求項10】 インターリーブされていない重み付き
    系統値とインターリーブされた重み付き系統値の連結ブ
    ロックと、インターリーブされていない系統値の重み付
    きコード化値とインターリーブされた系統値の重み付き
    コード化値の連結ブロックからなるフレーム方向付けタ
    ーボ・コードをデコーディングし、決定値のブロックを
    伝送する方法であって、 各反復動作が 前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされていな
    い重み付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックの
    インターリーブされていない系統値のコード化値と、前
    回の反復で決定されたインターリーブされていない外因
    値とに第1主デコーディングを実行し、外因値のブロッ
    クを決定するとともに、この外因値をインターリーブ
    る工程と、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされた重み
    付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックのインタ
    ーリーブされた系統値のコード化値と、前記第1主デコ
    ーディングにおいて決定され、インターリーブされた外
    因値とに第2主 デコーディングを実行し、外因値と決定
    値を決定するとともに、次の反復動作において使用する
    ためにこの外因値をデインターリーブする工程と、 からなる複数の反復動作を実行する工程とを含み、 前記第2主デコーディングの工程において使用されるラ
    チスが前記第1主デコーディングの工程で決定された情
    報によって初期化されるとともに、 最終反復において決定される決定値がデコーディング値
    を構成することを特徴とするフレーム方向付けターボ・
    コードのデコーディング方法。
  11. 【請求項11】 インターリーブされていない重み付き
    系統値のブロックとインターリーブされていない系統
    値の重み付きコード化値とインターリーブされた系統値
    の重み付きコード化値の連結ブロックからなるフレーム
    方向付けターボ・コードをデコーディングし、決定値の
    ブロックを伝送する方法であって、前記インターリーブされていない重み付き系統値をイン
    ターリーブしてインターリーブされた重み付き系統値を
    形成するとともに、このインターリーブされた重み付き
    系統値を前記インターリーブされていない重み付き系統
    値と連結して系統値の連結ブロックを形成する工程と、 各反復動作が 前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされていな
    い重み付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックの
    インターリーブされていない系統値のコード化値と、前
    回の反復で決定されたインターリーブされていない外因
    値とに第1主デコーディングを実行し、外因値のブロッ
    クを決定するとともに、この外因値をインターリーブす
    工程と、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされた重み
    付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックのインタ
    ーリーブされた系統値のコード化値と、前記第1主デコ
    ーディングにおいて決定され、インターリーブされた外
    因値とに第2主デコーディングを実行し、外因値と決定
    値を決定するとともに、次の反復動作において使用する
    ためにこの外因値をデインターリーブする工程と、 からなる複数の反復動作を実行する工程とを含み、 前記第2主デコーディングの工程において使用されるラ
    チスが前記第1主デコーディングの工程で決定された情
    報によって初期化されるとともに、 最終反復において決定される決定値がデコーディング値
    を構成することを特徴とするフレーム方向付けターボ・
    コードのデコーディング方法。
  12. 【請求項12】 インターリーブされていない重み付き
    系統値とインターリーブされた重み付き系統値の連結ブ
    ロックと、インターリーブされていない系統値の重み付
    きコード化値とインターリーブされた系統値の重み付き
    コード化値の連結ブロックからなるフレーム方向付けタ
    ーボ・コードをデコーディングし、決定値のブロックを
    伝送する方法であって、 各反復動作が 前記 系統値の連結ブロックと前記コード化値の連結ブロ
    ックを非連結にし、一方において前記インターリーブさ
    れた系統値の一部と前記インターリーブされていない系
    統値とで構成したブロックを、他方において前記インタ
    ーリーブされた系統値のコード化値の一部と前記インタ
    ーリーブされていない系統値のコード化値とで構成した
    ブロックを伝送する工程と、 前回反復において決定されたインターリーブされてい
    ない外因値と、系統値とコード化値の前記ブロックとに
    第1主デコーディングを実行して外因値のブロックを決
    定するとともに、この外因値をインターリーブする工程
    と、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされた重み
    付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックのインタ
    ーリーブされた系統値のコード化値と、前記第1主デコ
    ーディングにおいて決定され、インターリーブされた外
    因値とに第2主コーィングを実行し、外因値と決定
    値を決定するとともに、次の反復動作において使用する
    ためにこの外因値をデインターリーブする工程と、からなる複数の反復動作を実行する工程とを含み、 前記第2主デコーディングの工程において使用されるラ
    チスが前記第1主デコーディングの工程で決定された情
    報によって初期化されるとともに、 最終反復において決定される決定値がデコーディング値
    を構成することを特徴とするフレーム方向付けターボ・
    コードのデコーディング方法。
  13. 【請求項13】 インターリーブされていない重み付き
    系統値のブロックとインターリーブされていない系統
    値の重み付きコード化値とインターリーブされた系統値
    の重み付きコード化値の連結ブロックからなるフレーム
    方向付けターボ・コードをデコーディングし、決定値の
    ブロックを伝送する方法であって、前記インターリーブされていない重み付き系統値をイン
    ターリーブしてインターリーブされた重み付き系統値を
    形成するとともに、このインターリーブされた重み付き
    系統値を前記インターリーブされていない重み付き系統
    値と連結して系統値の連結ブロックを形成する工程と、 各反復動作が 前記 系統値の連結ブロックと前記コード化値の連結ブロ
    ックを非連結にし、一方において前記インターリーブさ
    れた系統値の一部と前記インターリーブされていない系
    統値とで構成したブロックを、他方において前記インタ
    ーリーブされた系統値のコード化値の一部と前記インタ
    ーリーブされていない系統値のコード化値とで構成した
    ブロックを伝送する工程と、 前回反復において決定されたインターリーブされてい
    ない外因値と、系統値とコード化値の前記ブロックとに
    第1主デコーディングを実行して外因値のブロックを決
    定するとともに、この外因値をインターリーブする工程
    と、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされた重み
    付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックのインタ
    ーリーブされた系統値のコード化値と、前記第1主デコ
    ーディングにおいて決定され、インターリーブされた外
    因値とに第2主コーィングを実行し、外因値と決定
    値を決定するとともに、次の反復動作において使用する
    ためにこの外因値をデインターリーブする工程と、からなる複数の反復動作を実行する工程とを含み、 前記第2主デコーディングの工程において使用されるラ
    チスが前記第1主デコーディングの工程で決定された情
    報によって初期化されるとともに、 最終反復において決定される決定値がデコーディング値
    を構成することを特徴とするフレーム方向付けターボ・
    コードのデコーディング方法。
  14. 【請求項14】 インターリーブされていない重み付き
    系統値とインターリーブされた重み付き系統値連結
    ロックとインターリーブされていない系統値の重み付
    きコード化値とインターリーブされた系統値の重み付き
    コード化値の連結ブロックからなるフレーム方向付けタ
    ーボ・コードをデコーディングし、決定値のブロックを
    伝送する方法であって、 各反復動作が 前記 系統値の連結ブロックと前記コード化値の連結ブロ
    ックを非連結にし、一方において前記インターリーブさ
    れた系統値と前記インターリーブされていない系統値
    一部とで構成したブロックを、他方において前記インタ
    ーリーブされた系統値のコード化値と前記インターリー
    ブされていない系統値のコード化値の一部とで構成した
    ブロックを伝送する工程と、 前回反復において決定されたインターリーブされた外
    因値と、系統値とコード化値の前記ブロックとに第1主
    デコーディングを実行してインターリーブされた外因値
    のブロックを決定するとともに、この外因値をデインタ
    ーリーブする工程と、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされていな
    い重み付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックの
    インターリーブされていない系統値のコード化値と、
    第1主デコーディングにおいて決定され、デインター
    リーブされた外因値とに第2主コーィングを実行
    し、外因値と決定値を決定するとともに、次の反復動作
    において使用するためにこの外因値をインターリーブ
    る工程と、からなる複数の反復動作を実行する工程とを
    含み前記第2主デコーディングの工程において使用されるラ
    チスが前記第1主デコーディングの工程で決定された情
    報によって初期化されるとともに、 最終反復において決定される決定値がデコーディング値
    を構成することを特徴とするフレーム方向付けターボ・
    コードのデコーディング方法。
  15. 【請求項15】 インターリーブされていない重み付き
    系統値のブロックとインターリーブされていない系統
    値の重み付きコード化値とインターリーブされた系統値
    の重み付きコード化値の連結ブロックからなるフレーム
    方向付けターボ・コードをデコーディングし、決定値の
    ブロックを伝送する方法であって、前記インターリーブされていない重み付き系統値をイン
    ターリーブしてインターリーブされた重み付き系統値を
    形成するとともに、このインターリーブされた重み付き
    系統値を前記インターリーブされていない重み付き系統
    値と連結して系統値の連結ブロックを形成する工程と、 各反復動作が 前記 系統値の連結ブロックと前記コード化値の連結ブロ
    ックを非連結にし、一方において前記インターリーブさ
    れた系統値と前記インターリーブされていない系統値
    一部とで構成したブロックを、他方において前記インタ
    ーリーブされた系統値のコード化値と前記インターリー
    ブされていない系統値のコード化値の一部とで構成した
    ブロックを伝送する工程と、 前回反復において決定されたインターリーブされた外
    因値と、系統値とコード化値の前記ブロックとに第1主
    デコーディングを実行してインターリーブされた外因値
    のブロックを決定するとともに、この外因値をデインタ
    ーリーブする工程と、前記 系統値の連結ブロックのインターリーブされていな
    い重み付き系統値と、前記コード化値の連結ブロックの
    インターリーブされていない系統値のコード化値と、
    第1主デコーディングにおいて決定され、デインター
    リーブされた外因値とに第2主コーィングを実行
    し、外因値と決定値を決定するとともに、次の反復動作
    において使用するためにこの外因値をインターリーブ
    る工程と、からなる複数の反復動作を実行する工程とを含み前記第2主デコーディングの工程において使用されるラ
    チスが前記第1主デコーディングの工程で決定された情
    報によって初期化されるとともに、 最終反復において決定される決定値がデコーディング値
    を構成することを特徴とするフレーム方向付けターボ・
    コードのデコーディング方法。
  16. 【請求項16】 前記各反復動作において決定されたデ
    インターリーブされた外因値(Z k,j を前記反復動作
    の第1主デコーディングまたは第2主デコーディング
    決定されたインターリーブされた外因値(Z’ i,j また
    はZ” i,j )と連結する工程と、 次の反復動作においてこの工程で連結された前記外因
    を使用する工程を更に含む ことを特徴とする請求項12または13に記載のフレー
    ム方向付けターボ・コードのデコーディング方法。
  17. 【請求項17】 前記各反復動作において決定されたイ
    ンターリーブされた外因値(Z i,j を前記反復動作の
    第1主デコーディングまたは第2主デコーディングで決
    定されたインターリーブされていない外因値(Z’ k,j
    またはZ” k,j )と連結する工程と、 次の反復動作においてこの工程で連結された前記外因
    を使用する工程を更に含む ことを特徴とする請求項14または15記載のフレー
    ム方向付けターボ・コードのデコーディング方法。
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C.Berrou M.Jezequel,Frame−oriented convolutional turbo codes,ELECTRONICS LETTERS,1996年 7月18日,Vol.32 No.15,1362−1364
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