JP3273267B2 - 照明装置 - Google Patents
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- JP3273267B2 JP3273267B2 JP34995792A JP34995792A JP3273267B2 JP 3273267 B2 JP3273267 B2 JP 3273267B2 JP 34995792 A JP34995792 A JP 34995792A JP 34995792 A JP34995792 A JP 34995792A JP 3273267 B2 JP3273267 B2 JP 3273267B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井、壁面等に取付け
られ照明角度を自在に変更し得るようにした照明装置に
関するものである。
られ照明角度を自在に変更し得るようにした照明装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、家庭、事務所の室内、病院の
病室等の天井や壁面には、局部的照明を目的とした比較
的小さな照明装置が設置されている。このような照明装
置としては、照明方向の角度調整を行い得るものと、行
えないものの2種類が有り、角度調整できるものは光源
を収納する灯体を軸によって回動自在に軸支したものが
一般的である(例:実開昭62−191113号公
報)。
病室等の天井や壁面には、局部的照明を目的とした比較
的小さな照明装置が設置されている。このような照明装
置としては、照明方向の角度調整を行い得るものと、行
えないものの2種類が有り、角度調整できるものは光源
を収納する灯体を軸によって回動自在に軸支したものが
一般的である(例:実開昭62−191113号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の照明装置にあっては、たとえ角度調整自在なも
のであっても高い天井や壁面に取付けられていると、背
の低い子供や身体の不自由な患者などでは手が届かず、
照明方向を自由に変えることができないという問題があ
った。特に、病室の天井に読書灯を複数の患者用に設置
する場合は、患者に肉体的負担をかけることなく寝たま
まの状態で角度調整を自由に行なうことができるものが
要望されている。また、上記公報に開示された天井用照
明装置は、天井面に直付けされているため外観体裁が悪
く、埃をかぶると見苦しいという問題があった。
た従来の照明装置にあっては、たとえ角度調整自在なも
のであっても高い天井や壁面に取付けられていると、背
の低い子供や身体の不自由な患者などでは手が届かず、
照明方向を自由に変えることができないという問題があ
った。特に、病室の天井に読書灯を複数の患者用に設置
する場合は、患者に肉体的負担をかけることなく寝たま
まの状態で角度調整を自由に行なうことができるものが
要望されている。また、上記公報に開示された天井用照
明装置は、天井面に直付けされているため外観体裁が悪
く、埃をかぶると見苦しいという問題があった。
【0004】したがって、本発明は上記したような従来
の問題点および要望に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、手で直接触ることなく照明角度を自由
に変えることができ、また外観体裁が良好な照明装置を
提供することにある。
の問題点および要望に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、手で直接触ることなく照明角度を自由
に変えることができ、また外観体裁が良好な照明装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、灯体と、この灯体を第1の軸によって回動自
在に保持する第1保持部材と、この第1の保持部材を第
2の軸によって前記灯体の回動方向と直交する方向に回
動自在に保持する第2保持部材と、前記第1保持部材に
取付けられ前記灯体を前記第1の軸回りに回動させる第
1の駆動装置と、前記第2保持部材に取付けられ前記第
1保持部材を前記第2の軸回りに回動させる第2の駆動
装置と、前記灯体のレンズが臨む開口部を有して天井ま
たは壁面内に配設され前記第2保持部材が着脱可能に取
付けられる固定部材とで構成したものである。
するため、灯体と、この灯体を第1の軸によって回動自
在に保持する第1保持部材と、この第1の保持部材を第
2の軸によって前記灯体の回動方向と直交する方向に回
動自在に保持する第2保持部材と、前記第1保持部材に
取付けられ前記灯体を前記第1の軸回りに回動させる第
1の駆動装置と、前記第2保持部材に取付けられ前記第
1保持部材を前記第2の軸回りに回動させる第2の駆動
装置と、前記灯体のレンズが臨む開口部を有して天井ま
たは壁面内に配設され前記第2保持部材が着脱可能に取
付けられる固定部材とで構成したものである。
【0006】
【作用】本発明において、第1保持部材は灯体を回動自
在に保持する。第2保持部材は第1保持部材を灯体の回
動方向と直交する方向に回動自在に保持する。第1,第
2の駆動装置は灯体と第1保持部材をそれぞれ回動させ
る。これにより、灯体の照明角度は自由に変更される。
固定部材は第1,第2保持部材と共に天井または壁面内
に組み込まれ、装置自体の天井または壁面からの突出を
防止する。
在に保持する。第2保持部材は第1保持部材を灯体の回
動方向と直交する方向に回動自在に保持する。第1,第
2の駆動装置は灯体と第1保持部材をそれぞれ回動させ
る。これにより、灯体の照明角度は自由に変更される。
固定部材は第1,第2保持部材と共に天井または壁面内
に組み込まれ、装置自体の天井または壁面からの突出を
防止する。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る照明装置を図面に示す実
施例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明を読書灯
に適用した場合の一実施例を示す一部破断分解斜視図、
図2は同読書灯と送信機の外観斜視図、図3は同読書灯
の側断面図、図4は同読書灯の正面図、図5は同読書灯
の背面図、図6は灯具ユニットの側断面図である。これ
らの図において、全体を符号1で示す読書灯は、灯具ユ
ニット2と、灯具ユニット2と共に天井板3に開設され
た開口部4から天井内に組み込まれる固定部材5とを備
えている。
施例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明を読書灯
に適用した場合の一実施例を示す一部破断分解斜視図、
図2は同読書灯と送信機の外観斜視図、図3は同読書灯
の側断面図、図4は同読書灯の正面図、図5は同読書灯
の背面図、図6は灯具ユニットの側断面図である。これ
らの図において、全体を符号1で示す読書灯は、灯具ユ
ニット2と、灯具ユニット2と共に天井板3に開設され
た開口部4から天井内に組み込まれる固定部材5とを備
えている。
【0008】前記灯具ユニット2は、前面が開放する箱
型で内部に光源6が配設され、前面開口部がレンズ7に
よって気密に閉塞された灯体8を備え、この灯体8は第
1の軸10を一体的に有して第1保持部材9に回動自在
に配設されている。第1保持部材9は、金属板の折曲加
工によりそれぞれ略コ字状に折曲形成され凹部を対向さ
せて灯体8の周囲を取り囲む第1,第2の枠部材9a,
9bと、同じくコ字状に形成されて灯体8の後方に位置
し、両端に前記一対の枠部材9a,9bの端部がスポッ
ト溶接等によって接合されると共に前記第1の軸10の
軸端を軸支する第3の枠部材9cとで箱型に形成され、
前記灯体8を前記第1の軸10回り(図1矢印A,B方
向)に回動自在に収納している。そして、第1保持部材
9は、前記第1の軸10と直交する第2の軸12を有
し、第2保持部材11に回動自在に配設されている。第
2保持部材11は、金属板の折曲加工によって略クラン
ク状に形成されることにより、コ字状の本体部11a
と、本体部11aの両端にそれぞれ設けられた固定部1
1bとで構成され、本体部11a内に前記第1保持部材
9が前記第2の軸12回り(図1矢印C,D方向)に回
動自在に収納されている。本体部11aの背面中央には
適宜な突出寸法を有する嵌合筒部13が絞り加工等によ
って突設されると共に一対の係止片14が固定されてい
る。係止片14は図1に示すように第2保持部材11の
長手方向に長い板部材からなり、本体部11a背面の一
方の対角線上の隅角部に互いに反対方向に向いてそれぞ
れ固定されるもので、外側端部が本体部11aの背面に
スポット溶接等によって固定され、内側端部が本体部1
1a背面から板厚分程度浮き上がるよう後方側に鉤形に
折曲されている。これら一対の係止片14の外側端部間
の間隔Eは、後述する後方板5bの板幅と略等しく設定
されている。固定部11bの中央部には第2の軸12と
直交する方向に長い長孔15が形成されると共に鉤形
(L字型)の係合片16が第2保持部材11の背面側に
切り起こし形成されている。前記第1,第2保持部材
9,11の一側面には前記灯体8と第1保持部材9を第
1,第2の軸10,12回りにそれぞれ独立して回動さ
せる第1,第2の駆動装置としての第1,第2モータ1
7,18がそれぞれ複数個の止めねじ19、20(図
3,図6)によって固定されている。第1,第2モータ
17,18は、出力軸の回転を前記第1,第2の軸1
0,12に減速伝達する減速歯車機構と、手動操作を可
能にするため摩擦クラッチ等の適宜な過負荷保護機構
(何れも図示せず)をそれぞれ内蔵している。そして、
このように構成された灯具ユニット2は、前記固定部材
5内に着脱可能に組み込まれている。
型で内部に光源6が配設され、前面開口部がレンズ7に
よって気密に閉塞された灯体8を備え、この灯体8は第
1の軸10を一体的に有して第1保持部材9に回動自在
に配設されている。第1保持部材9は、金属板の折曲加
工によりそれぞれ略コ字状に折曲形成され凹部を対向さ
せて灯体8の周囲を取り囲む第1,第2の枠部材9a,
9bと、同じくコ字状に形成されて灯体8の後方に位置
し、両端に前記一対の枠部材9a,9bの端部がスポッ
ト溶接等によって接合されると共に前記第1の軸10の
軸端を軸支する第3の枠部材9cとで箱型に形成され、
前記灯体8を前記第1の軸10回り(図1矢印A,B方
向)に回動自在に収納している。そして、第1保持部材
9は、前記第1の軸10と直交する第2の軸12を有
し、第2保持部材11に回動自在に配設されている。第
2保持部材11は、金属板の折曲加工によって略クラン
ク状に形成されることにより、コ字状の本体部11a
と、本体部11aの両端にそれぞれ設けられた固定部1
1bとで構成され、本体部11a内に前記第1保持部材
9が前記第2の軸12回り(図1矢印C,D方向)に回
動自在に収納されている。本体部11aの背面中央には
適宜な突出寸法を有する嵌合筒部13が絞り加工等によ
って突設されると共に一対の係止片14が固定されてい
る。係止片14は図1に示すように第2保持部材11の
長手方向に長い板部材からなり、本体部11a背面の一
方の対角線上の隅角部に互いに反対方向に向いてそれぞ
れ固定されるもので、外側端部が本体部11aの背面に
スポット溶接等によって固定され、内側端部が本体部1
1a背面から板厚分程度浮き上がるよう後方側に鉤形に
折曲されている。これら一対の係止片14の外側端部間
の間隔Eは、後述する後方板5bの板幅と略等しく設定
されている。固定部11bの中央部には第2の軸12と
直交する方向に長い長孔15が形成されると共に鉤形
(L字型)の係合片16が第2保持部材11の背面側に
切り起こし形成されている。前記第1,第2保持部材
9,11の一側面には前記灯体8と第1保持部材9を第
1,第2の軸10,12回りにそれぞれ独立して回動さ
せる第1,第2の駆動装置としての第1,第2モータ1
7,18がそれぞれ複数個の止めねじ19、20(図
3,図6)によって固定されている。第1,第2モータ
17,18は、出力軸の回転を前記第1,第2の軸1
0,12に減速伝達する減速歯車機構と、手動操作を可
能にするため摩擦クラッチ等の適宜な過負荷保護機構
(何れも図示せず)をそれぞれ内蔵している。そして、
このように構成された灯具ユニット2は、前記固定部材
5内に着脱可能に組み込まれている。
【0009】前記固定部材5は、金属板の打ち抜き加工
等によって矩形枠状体に形成され前記天井板3の開口部
4より小さい開口部22を有する枠板5aと、金属板の
折曲加工によってコ字状に形成されて枠板5aの後方に
位置する後方板5bとからなり、この後方板5bの両端
部に一体に設けた接合片23が枠板5aの互いに対向す
る一組の板部24a,24bの中央に形成された切欠部
25から前方側に突出しかつスポット溶接等によって各
板部24a,24bの表面に固定されている。枠板5a
の他の一組の板部24c,24dの中央部には長孔26
が前記第2保持部材11の長孔15に対応して形成され
ており、またこれら各板部24c,24dの内側縁には
ストッパ27が前記第2保持部材11の係合片16に対
応して裏面側に切り起こし形成されている。後方板5b
の背面部5b−1の中央には小孔28が前記第2保持部
材11の嵌合筒部13に対応して形成されている。ま
た、後方板5bの両側板部5b−2には前後方向に延在
するガイド溝29がそれぞれ形成されており、これらの
ガイド溝29には図3に示すように天井板3を前記枠板
5aと共に挟持し、固定部材5を天井内に固定する係止
部材30がスライド自在にかつ着脱自在に取付けられて
いる。
等によって矩形枠状体に形成され前記天井板3の開口部
4より小さい開口部22を有する枠板5aと、金属板の
折曲加工によってコ字状に形成されて枠板5aの後方に
位置する後方板5bとからなり、この後方板5bの両端
部に一体に設けた接合片23が枠板5aの互いに対向す
る一組の板部24a,24bの中央に形成された切欠部
25から前方側に突出しかつスポット溶接等によって各
板部24a,24bの表面に固定されている。枠板5a
の他の一組の板部24c,24dの中央部には長孔26
が前記第2保持部材11の長孔15に対応して形成され
ており、またこれら各板部24c,24dの内側縁には
ストッパ27が前記第2保持部材11の係合片16に対
応して裏面側に切り起こし形成されている。後方板5b
の背面部5b−1の中央には小孔28が前記第2保持部
材11の嵌合筒部13に対応して形成されている。ま
た、後方板5bの両側板部5b−2には前後方向に延在
するガイド溝29がそれぞれ形成されており、これらの
ガイド溝29には図3に示すように天井板3を前記枠板
5aと共に挟持し、固定部材5を天井内に固定する係止
部材30がスライド自在にかつ着脱自在に取付けられて
いる。
【0010】このような構成からなる固定部材5に対す
る灯具ユニット2の取付けに際しては、先ず固定部材5
を天井の開口部4内に挿入して係止部材30と固定部材
5の四隅部で天井板3を挟み込むように取り付ける。次
に、第2保持部材11を図1一点鎖線で示すように保持
部材5に対して水平面内で略45°傾けた状態で灯具ユ
ニット2を固定部材5の開口部22内に前方から挿入し
て、第2保持部材11の固定部11bを枠板5aの前面
に密接する一方、嵌合筒部13を後方板5bの小孔28
に嵌合する。この時、後方板5bの背面部5b−1は一
対の係止片14間に位置して固定部11aの背面に密接
している。この状態で灯具ユニット2を嵌合筒部13を
回動中心として図1反時計方向に略45°回動させる
と、枠体5aの板部24c,24dが第2保持部材11
の固定部11bと係合片16との間に差し込まれて挟持
され(図5,図6)、また後方板5bの背面部5b−1
が第2保持部材11の本体部11a背面と一対の係止片
14との間に差し込まれて挟持され、係合片16の回動
側端縁がストッパ27に当接することで灯具ユニット2
の固定部材5への取り付けを終了する。したがって、止
めねじ等を一切必要とせず、灯具ユニット2をワンタッ
チで組み込むことができる。この組付け状態において、
第2保持部材11の長孔15と固定部材5の長孔26と
は互いに一致する。そして、最後に化粧板34(図2,
図3)を固定部材5の前面に取り付ける。この化粧板3
4は、裏面側に設けた略L字状の係止部材35を前記長
孔15,26に挿入係合させることで固定することがで
きる。なお、係止部材35によって固定部材5と第2保
持部材11の位置ズレが確認でき、第2保持部材11が
固定部材5から外れるのを防止することができる。
る灯具ユニット2の取付けに際しては、先ず固定部材5
を天井の開口部4内に挿入して係止部材30と固定部材
5の四隅部で天井板3を挟み込むように取り付ける。次
に、第2保持部材11を図1一点鎖線で示すように保持
部材5に対して水平面内で略45°傾けた状態で灯具ユ
ニット2を固定部材5の開口部22内に前方から挿入し
て、第2保持部材11の固定部11bを枠板5aの前面
に密接する一方、嵌合筒部13を後方板5bの小孔28
に嵌合する。この時、後方板5bの背面部5b−1は一
対の係止片14間に位置して固定部11aの背面に密接
している。この状態で灯具ユニット2を嵌合筒部13を
回動中心として図1反時計方向に略45°回動させる
と、枠体5aの板部24c,24dが第2保持部材11
の固定部11bと係合片16との間に差し込まれて挟持
され(図5,図6)、また後方板5bの背面部5b−1
が第2保持部材11の本体部11a背面と一対の係止片
14との間に差し込まれて挟持され、係合片16の回動
側端縁がストッパ27に当接することで灯具ユニット2
の固定部材5への取り付けを終了する。したがって、止
めねじ等を一切必要とせず、灯具ユニット2をワンタッ
チで組み込むことができる。この組付け状態において、
第2保持部材11の長孔15と固定部材5の長孔26と
は互いに一致する。そして、最後に化粧板34(図2,
図3)を固定部材5の前面に取り付ける。この化粧板3
4は、裏面側に設けた略L字状の係止部材35を前記長
孔15,26に挿入係合させることで固定することがで
きる。なお、係止部材35によって固定部材5と第2保
持部材11の位置ズレが確認でき、第2保持部材11が
固定部材5から外れるのを防止することができる。
【0011】図1および図2において、40は前記第
1,第2モータ17,18を遠隔操作によって駆動制御
するための送信機40で、この送信機40は赤外線発光
器からなり、内部に発光ダイオード、電源および発信回
路が組み込まれ、操作面には電源スイッチ41と、灯体
8および第1保持部材9の回動方向を指示する複数の操
作釦42が配設されている。一方、前記化粧板34には
前記送信機40から発する赤外線を受光する受信部44
が配設されている。この場合、単純な赤外線(ライター
の火等)による誤動作を防止するため、例えば8ビット
のコードによって送受信を行い、受信側ではこの8ビッ
トのコードを認識した後出力信号を制御部46に送信す
るように構成されている。そして制御部46は受信部4
4からの出力信号に基づいて前記第1,第2モータ1
7,18を駆動制御する。
1,第2モータ17,18を遠隔操作によって駆動制御
するための送信機40で、この送信機40は赤外線発光
器からなり、内部に発光ダイオード、電源および発信回
路が組み込まれ、操作面には電源スイッチ41と、灯体
8および第1保持部材9の回動方向を指示する複数の操
作釦42が配設されている。一方、前記化粧板34には
前記送信機40から発する赤外線を受光する受信部44
が配設されている。この場合、単純な赤外線(ライター
の火等)による誤動作を防止するため、例えば8ビット
のコードによって送受信を行い、受信側ではこの8ビッ
トのコードを認識した後出力信号を制御部46に送信す
るように構成されている。そして制御部46は受信部4
4からの出力信号に基づいて前記第1,第2モータ1
7,18を駆動制御する。
【0012】このような構成からなる読書灯1におい
て、送信機40による遠隔操作によって第1,第2モー
タ17,18を駆動制御すると、灯体8と第1保持部材
9を互いに直交する方向に自由に回動させることができ
る。したがって、読書灯1の照射位置を、直接手で灯体
8および第1保持部材9を回動させることなく自由に変
更することができる。また、読書灯1は、第1,第2モ
ータ17,18が過負荷保護機構を備えているので、手
動操作による灯体8および第1保持部材9の回動を可能
にし、第1,第2モータ17,18等の破損を防止する
ことができる。さらに読書灯1は天井内に組み込まれて
いるので、外観体裁も良好である。
て、送信機40による遠隔操作によって第1,第2モー
タ17,18を駆動制御すると、灯体8と第1保持部材
9を互いに直交する方向に自由に回動させることができ
る。したがって、読書灯1の照射位置を、直接手で灯体
8および第1保持部材9を回動させることなく自由に変
更することができる。また、読書灯1は、第1,第2モ
ータ17,18が過負荷保護機構を備えているので、手
動操作による灯体8および第1保持部材9の回動を可能
にし、第1,第2モータ17,18等の破損を防止する
ことができる。さらに読書灯1は天井内に組み込まれて
いるので、外観体裁も良好である。
【0013】図7および図8は本発明の他の実施例を示
す灯具ユニットの正面図および側面図である。この実施
例は第1,第2モータ17,18を第1,第2保持部材
9,11の背面(上面)に設置固定すると共に、第1,
第2リンク機構50,51により各モータの回転を第
1,第2の軸10,12に伝達するように構成したもの
である。第1リンク機構50は、第1の軸10に固定さ
れた第1回動レバー52と、第1モータ17の出力軸5
3に固定された第2回動レバー54と、第1、第2回動
レバー52,54を連結するリンク55とで構成されて
いる。第2リンク機構51も第1リンク機構50と同
様、第2の軸12に固定された第1回動レバー56と、
第2モータ18の出力軸に固定された第2回動レバー5
7と、両レバー56,57を連結するリンク58とで構
成されている。その他の構成は上記実施例と同様であ
る。このような構成においても、第1、第2のモータ1
7,18の遠隔操作による駆動制御および手動操作によ
り、読書灯の照射方向を自由に変更することができる。
す灯具ユニットの正面図および側面図である。この実施
例は第1,第2モータ17,18を第1,第2保持部材
9,11の背面(上面)に設置固定すると共に、第1,
第2リンク機構50,51により各モータの回転を第
1,第2の軸10,12に伝達するように構成したもの
である。第1リンク機構50は、第1の軸10に固定さ
れた第1回動レバー52と、第1モータ17の出力軸5
3に固定された第2回動レバー54と、第1、第2回動
レバー52,54を連結するリンク55とで構成されて
いる。第2リンク機構51も第1リンク機構50と同
様、第2の軸12に固定された第1回動レバー56と、
第2モータ18の出力軸に固定された第2回動レバー5
7と、両レバー56,57を連結するリンク58とで構
成されている。その他の構成は上記実施例と同様であ
る。このような構成においても、第1、第2のモータ1
7,18の遠隔操作による駆動制御および手動操作によ
り、読書灯の照射方向を自由に変更することができる。
【0014】なお、本発明はいずれも読書灯に適用した
場合について説明したが、これに特定されるものではな
く、各種用途に使用される照明装置に適用実施し得るこ
とは勿論である。また、上記実施例は送信機40による
遠隔操作によって第1,第2モータ17,18を駆動制
御するように構成したが、これに限らずモータの回路に
スイッチを組込み、このスイッチのON、OFF操作に
よってモータを駆動制御するようにしてもよい。
場合について説明したが、これに特定されるものではな
く、各種用途に使用される照明装置に適用実施し得るこ
とは勿論である。また、上記実施例は送信機40による
遠隔操作によって第1,第2モータ17,18を駆動制
御するように構成したが、これに限らずモータの回路に
スイッチを組込み、このスイッチのON、OFF操作に
よってモータを駆動制御するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る照明装
置は、灯体と、この灯体を第1の軸によって回動自在に
保持する第1保持部材と、この第1の保持部材を第2の
軸によって前記灯体の回動方向と直交する方向に回動自
在に保持する第2保持部材と、前記第1保持部材に取付
けられ前記灯体を前記第1の軸回りに回動させる第1の
駆動装置と、前記第2保持部材に取付けられ前記第1保
持部材を前記第2の軸回りに回動させる第2の駆動装置
と、前記灯体のレンズが臨む開口部を有して天井または
壁面内に配設され前記第2保持部材が着脱可能に取付け
られる固定部材とで構成したので、手の届かない天井等
の高い場所に設置されていても、直接手で回動させるこ
となく照射方向を自由にかつ確実に変更することがで
き、病室などの読書灯に用いて好適である。また、本発
明は天井または壁面内に組み込んでいるので、突出物を
形成せず、外観体裁が良好であるなど、その効果は大で
ある。
置は、灯体と、この灯体を第1の軸によって回動自在に
保持する第1保持部材と、この第1の保持部材を第2の
軸によって前記灯体の回動方向と直交する方向に回動自
在に保持する第2保持部材と、前記第1保持部材に取付
けられ前記灯体を前記第1の軸回りに回動させる第1の
駆動装置と、前記第2保持部材に取付けられ前記第1保
持部材を前記第2の軸回りに回動させる第2の駆動装置
と、前記灯体のレンズが臨む開口部を有して天井または
壁面内に配設され前記第2保持部材が着脱可能に取付け
られる固定部材とで構成したので、手の届かない天井等
の高い場所に設置されていても、直接手で回動させるこ
となく照射方向を自由にかつ確実に変更することがで
き、病室などの読書灯に用いて好適である。また、本発
明は天井または壁面内に組み込んでいるので、突出物を
形成せず、外観体裁が良好であるなど、その効果は大で
ある。
【図1】本発明を読書灯に適用した場合の一実施例を示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図2】同読書灯と送信機の外観斜視図である。
【図3】同読書灯の側断面図である。
【図4】同読書灯の正面図である。
【図5】同読書灯の背面図である。
【図6】灯具ユニットの側断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す灯具ユニットの正面
図である。
図である。
【図8】同灯具ユニットの側面図である。
1 読書灯 2 灯具ユニット 3 天井板 4 開口部 5 固定部材 6 光源 7 レンズ 8 灯体 9 第1保持部材 10 第1の軸 11 第2保持部材 12 第2の軸 17 第1モータ 18 第2モータ 22 開口部 40 送信機 44 受信部 46 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/02 F21V 21/30
Claims (1)
- 【請求項1】 灯体と、この灯体を第1の軸によって回
動自在に保持する第1保持部材と、この第1の保持部材
を第2の軸によって前記灯体の回動方向と直交する方向
に回動自在に保持する第2保持部材と、前記第1保持部
材に取付けられ前記灯体を前記第1の軸回りに回動させ
る第1の駆動装置と、前記第2保持部材に取付けられ前
記第1保持部材を前記第2の軸回りに回動させる第2の
駆動装置と、前記灯体のレンズが臨む開口部を有して天
井または壁面内に配設され前記第2保持部材が着脱可能
に取付けられる固定部材とを備えたことを特徴とする照
明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34995792A JP3273267B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34995792A JP3273267B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06176613A JPH06176613A (ja) | 1994-06-24 |
JP3273267B2 true JP3273267B2 (ja) | 2002-04-08 |
Family
ID=18407254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34995792A Expired - Fee Related JP3273267B2 (ja) | 1992-12-03 | 1992-12-03 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3273267B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101191787B1 (ko) | 2012-05-29 | 2012-10-16 | 주식회사 디에스 | Led 조명장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100488885B1 (ko) * | 2002-08-22 | 2005-05-17 | (주)헤드벤처엔지니어링 | 천정 매립형 무대조명장치의 고정장치 |
-
1992
- 1992-12-03 JP JP34995792A patent/JP3273267B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101191787B1 (ko) | 2012-05-29 | 2012-10-16 | 주식회사 디에스 | Led 조명장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06176613A (ja) | 1994-06-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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