JP3270556B2 - 貯蔵安定性の良好なハイブリッド架橋型樹脂組成物及びその成形法 - Google Patents
貯蔵安定性の良好なハイブリッド架橋型樹脂組成物及びその成形法Info
- Publication number
- JP3270556B2 JP3270556B2 JP00396493A JP396493A JP3270556B2 JP 3270556 B2 JP3270556 B2 JP 3270556B2 JP 00396493 A JP00396493 A JP 00396493A JP 396493 A JP396493 A JP 396493A JP 3270556 B2 JP3270556 B2 JP 3270556B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- group
- hydroxy group
- resin
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Description
脂が持つ耐熱性、高剛性とポリウレタン樹脂が持つ高速
反応性、耐衝撃性を同時に持つ樹脂組成物とその反応射
出成形法に関し、2液型樹脂組成物として安定に存在
し、保存上あるいは成形工程上、取り扱いが非常に簡単
な組成物及びその成形法を提供するものである。
優れた剛性と耐熱性とにより、バスタブ、貯水タンクな
どの住宅設備品や船舶分野、工業分野、レジャー分野な
どに広く使用されているが、成形硬化時間が長いことか
ら自動車部品への展開はシートモールディングコンパン
ド(SMC)を除いて比較的少ない。これに対し、ポリ
ウレタン樹脂は、その優れた耐衝撃性と高速反応性とに
より、反応射出成形法(RIM法)によるバンパーなど
の自動車部品に広く採用されているが、強度が不足する
ことから使用される部品の種類が限られていた。
ウレタン樹脂を組合せて、両者の欠点を補い、新しい構
造の樹脂を製造することが試みられている。例えば、低
酸価イソフタル酸系不飽和ポリエステルと液状MDIと
を反応させて強靭性のSMCを製造する技術(特開昭5
5−73718号公報)、エステロールとTDIとから
RIM法を用いて非溶解性で不融性の熱硬化製品を得る
技術(特開昭58−91719号公報)、ヒドロキシア
クリレートとMDIから迅速な金型内重合を行わせる技
術(特開昭57−182312号公報)、末端OH基含
有イソフタル酸系不飽和ポリエステルと液状MDIから
RIM成形法を用いて成形速度と線膨張係数の優れた耐
衝撃性、耐摩耗性を持ったハイブリッド樹脂が得られる
という技術(Composites-No3-May-Juin1987)等が報告さ
れている。
2液成分系であり、レジン成分とイソシアネート成分と
をそれぞれマシンタンクに投入し、一度マシンタンクに
投入された原料成分は、その当日に全量使用するのが前
提であるが、残ってしまう場合もある。更に不都合な場
合として、長期停止により2週間程度マシンタンクに滞
留する場合もあり得る。従って一度配合されたレジン成
分、芳香族ポリイソシアネート成分は少くとも2週間以
上は安定で、品質上の変化があってはならない。更にイ
ソシアナト基は、空気中の水分と反応し品質の劣化を起
こすので、通常は成形工程内で他成分を配合することを
避け、メーカーから予め配合された芳香族ポリイソシア
ネートを受け入れ、そのまま使用するのが一般的であ
る。これに対しレジン成分は空気中の水分には敏感では
ないので、一般的にウレタン業界では、レジン成分への
他成分の配合が行われており、2週間程度以上の貯蔵安
定性があれば、成形品を生産する上で支障はない。従っ
て、予め配合されたレジン成分の供給を受ける場合に
は、2週間以上、望ましくは1ヶ月程度の貯蔵安定性が
あることが望ましい。
ッド架橋型樹脂では、ウレタン化触媒と同時に金型内
(金型温度50〜70℃)でラジカル重合を促進する有
機過酸化物とその分解促進剤の存在が必要である。有機
過酸化物とその分解促進剤の組合せは古くから公知であ
るが、その中で最も有名な組合せとしては、ベンゾイル
パーオキサイドとジメチルアニリン及びメチルエチルケ
トンパーオキサイドとナフテン酸コバルトがある。しか
しながら、ベンゾイルパ−オキサイドはイソシアネート
中で分解し、20〜25℃で2〜3日でイソシアナト基
とOH基とのウレタン化反応を疎外し、ハイブリッド架
橋を行うことができなくなる。またメチルエチルケトン
パーオキサイドは、芳香族ポリイソシアネート中に添加
しただけでイソシアナト基と反応し、ゲル化を引き起こ
す。ジアルキルパーオキサイド系では、芳香族ポリイソ
シアネート中では安定であるが、適当な分解促進剤が発
見されていない。また、非常に熱安定性の良好なクメン
ハイドロパーオキサイドも芳香族ポリイソシアネート中
では反応してしまう欠点を有している。
の実用的な使用方法は、有機過酸化物を使用時にイソシ
アネート中に添加し、マシンタンクに投入した後は、す
べて使用し尽くすという、いわゆる3液型(レジン成
分、芳香族ポリイソシアネート成分及び硬化剤成分)を
取らざるを得ず、原料の取扱いやブレンド作業などが煩
雑で問題となっていた。すなわち2液型で納入された原
料をそのままマシンタンクに投入し使用できる、安定な
原料の開発が望まれていた。
する課題は、貯蔵安定性の良好なハイブリッド架橋型樹
脂組成物を目的として、有機過酸化物としては温度、衝
撃等に安定で、かつ芳香族ポリイソシアネート中におい
て安定に存在していること、有機過酸化物の分解促進剤
としては、温度、湿度等に安定で、かつレジン成分中に
おいて安定に存在していること、更に分解促進剤をレジ
ン成分中に添加した場合に、他成分と反応等起こさない
安定性を有していることなどの条件を満たす、2液ハイ
ブリッド架橋型樹脂組成物、及びその成形法を提供する
ことにある。
ッド架橋型樹脂として、予め有機過酸化物とその分解促
進剤を各々イソシアネート成分及びレシン成分に添加し
た貯蔵安定性の良好な2液ハイブリッド架橋型樹脂を得
ることを目的に鋭意検討した結果、ある特定な有機過酸
化物と分解促進剤の組合せを用いると、1ヶ月以上の貯
蔵安定性を有することを見い出し、本発明を完成するに
至った。
gKOH/gの末端ヒドロキシ基含有不飽和ポリエステ
ルとビニル化合物との混合物を主成分とし、これにナフ
テン酸コバルト0.3〜1.0重量%及びアセチルアセ
トン0.1〜0.3重量%を含有させたレジン成分
(1)と、有機過酸化物であるパーオキシエステル2.
0〜8.0重量%含有させた芳香族ポリイソシアネート
成分(2)とを、ヒドロキシ基とイソシアネ−ト基の当
量比が、OH/NCO=1/0.8〜1/1.5となる
割合で使用することを特徴とする、貯蔵安定性が良く、
ヒドロキシ基とイソシアナト基とのウレタン化反応と不
飽和基によるラジカル架橋反応とを実質的に同時に進行
させることが可能なハイブリッド架橋型樹脂組成物。 2)パーオキシエステルとして、t−ブチルパーオキシ
ラウレートを用いることを特徴とする、1)記載の樹脂
組成物。 3)酸価2mgKOH/g以下、OH価90〜150m
gKOH/gの末端ヒドロキシ基含有不飽和ポリエステ
ルとビニル化合物との混合物を主成分とし、これにナフ
テン酸コバルト0.3〜1.0重量%及びアセチルアセ
トン0.1〜0.3重量%を含有させたレジン成分
(1)と、有機過酸化物であるパーオキシエステル2.
0〜8.0重量%含有させた芳香族ポリイソシアネート
成分(2)とを、ヒドロキシ基とイソシアネ−ト基の当
量比が、OH/NCO=1/0.8〜1/1.5となる
割合で使用し、反応射出成形機を用いて、ヒドロキシ基
とイソシアナト基とのウレタン化反応と不飽和基による
ラジカル架橋反応とを実質的に同時に進行させることを
特徴とするハイブリッド架橋型樹脂の成形法。 4)パーオキシエステルとして、t−ブチルパーオキシ
ラウレートを用いることを特徴とする、3)記載の成形
法。 である。
シ基含有不飽和ポリエステルとは、例えばマレイン酸、
フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸等のα、β不飽和
二塩基酸又はその無水物等と、必要によりフタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸、コハク酸、アジピン酸、セ
バチン酸、アゼライン酸、テトラヒドロフタル酸、クロ
レンディック酸等の二塩基酸との混合物に、エチレング
リコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ネオペンチルグリコール
等のグリコール類を常法により反応させてエステル化し
た縮合反応物である。また、ビニル化合物としては、ス
チレン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、メチルメ
タクリレート、ジアリルフタレート等があり、これらの
ビニル化合物は、通常、希釈剤の形でレジン成分中に約
15〜50重量%希釈混合して使用される。最も好まし
い不飽和二塩基酸は無水マレイン酸であり、必要により
使用される二塩基酸には、イソフタル酸が好ましい。グ
リコール類としては、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール等が好ましい。
酸/グリコール=1/1.2〜1/1.5で常法により
エステル化し、酸価が2mgKOH/g以下、より好ま
しくは、1mgKOH/g以下になった時点で反応終了
とする。この時水酸基価は、100〜150mgKOH
/mgの範囲にある。反応終了後、粘度が1000cp
s/25℃以下となるようビニル化合物によって希釈す
る。最も好ましいビニル化合物はスチレンである。
イブリッド架橋反応時、ウレタン化反応が遅延し良好な
成形品を得ることができない。水酸基価が100mgK
OH/g以下であると、粘度が高くなるためスチレンに
よる希釈率が上って脆い成形品しか得られなくなる。ま
た水酸基価が150mgKOH/g以上であると不飽和
ポリエステルの分子量が小さくなり、軟らかい成形品し
か得られなくなる。
ソシアネートとしては、フェニレンジイソシアネート、
トリレンジイソシアネート(TDI)、4,4’−メチ
レンビス(フェニルイソシアネート)(MDI),カル
ボジイミド変性液状MDI,ポリオール化合物との反応
により生成する末端NCOウレタン変性MDI、ポリメ
チレンポリフェニレンポリイソシアネート(クルードM
DI)などが挙げられる。最も好ましいものはカルボジ
イミド変性液状MDIである。
としては、パーオキシエステル型のものであり、t−ブ
チルパーオキシ2−エチルヘキサノエート,t−ブチル
パーオキシラウレート,t−ブチルパーオキシベンゾエ
ートなどがあげられる。最も好ましいパーオキシエステ
ルは、t−ブチルパーオキシラウレートである。t−ブ
チルパーオキシラウレートの芳香族イソシアネートへの
添加量は、2.0〜8.0重量%の範囲で添加する。そ
の添加量が2.0重量%以下では、ハイブリッド架橋反
応時に、ラジカル架橋が不充分で良好な成形品を得るこ
とができない。また、8.0重量%以上では、もはやラ
ジカル架橋反応の促進効果が飽和し、添加してもより良
い効果が得られなないばかりではなく、かえってラジカ
ル架橋反応を遅延させる要因になる。
ン酸コバルトとアセチルアセトンの併用系である。ナフ
テン酸コバルトの添加量は、レジンに対し0.4〜1.
2重量%であり、より好ましくは0.6〜1.0重量%
である。0.4重量%以下ではハイブリッド架橋反応時
に、ラジカル架橋が不充分で良好な成形品を得ることが
できない。1.2重量%以上では、貯蔵安定性が著しく
低下する。アセチルアセトンの添加量は、レジンに対し
0.1〜0.3重量%であり、より好ましくは0.15
〜0.25重量%である。0.1以下ではハイブリッド
架橋反応時に、ラジカル架橋が不充分で良好な成形品得
ることができない。0.3重量%以上では、ナフテン酸
コバルトと干渉し合い、結晶が析出し変質を起こす。
タン化触媒があり、その例としてはジブチル錫ジラウレ
ート(DBTDL)などの錫触媒やビスマス触媒(シェ
ファ−ドケミカル社、COSCAT#83)等があげら
れる。また、低分子グリコール等も必要により添加する
ことが可能である。低分子グリコールとしては、エチレ
ングリコール,トリメチロールプロパン,グリセリン、
それらのアルキレンオキサイド等があげられる。その他
の助剤として、界面活性剤,界面改質剤,顔料,内部離
型剤,無機フィラ−など不飽和ポリエステル業界、RI
Mウレタン業界等で一般的に使用されているものを使用
することができる。
物は、レジン成分と芳香族ポリイソシアネート成分の2
液原料系であり、RIM法により金型内に射出成形す
る。金型内には、必要により強化材を充填させることが
できる。強化材としては、連続ストランドマットが効果
的である。以下に、本発明を実施例により具体的に説明
するが、本発明はこれらの例に限定されるものではな
い。
例及び比較例の結果をまとめて表1〜2に示す。
ポリエステル樹脂とビニル化合物との混合物を製造し
た。攪拌機、温度計、パーシャルコンデンサーを備えた
反応器に無水マレイン酸42.0kg、イソフタル酸3
5.6kg、エチレングリコール21.5kg、ジエチ
レングリコール59.9kgを加えた後、系内を窒素ガ
スで置換した。昇温を開始し210℃で14時間反応さ
せた。この時の酸価は、0.8mgKOH/g,水酸基
価は110mgKOH/gであった。次いで、この不飽
和ポリエステル樹脂143.6kgにスチレン47.9
kg、ハイドロキノン38.3gを加えて製品とした。
リエステル樹脂とビニル化合物との混合物を、芳香族イ
ソシアネート成分としてカルボジイミド変性液状MDI
(三井東圧化学社製,商品名コスモネートLK,全NC
O 28.3%)を表1に記載した割合で配合し、貯蔵
安定性を調べた。貯蔵性の測定条件は、23℃の室内に
保管し、一定期間毎にそれぞれの成分を配合比に従って
混合攪拌し、反応性を調べることにより求めた。結果は
表1の通りで、比較例1のようにアセチルアセトン量を
多くしたもの、比較例2のように最も一般的に使用され
ているベンゾイルパーオキサイド/ジメチルアニリン系
のものでは、反応活性が極端に低下するのに対し、本発
明の実施例1、2については、配合後40日間経過後も
反応活性が低下していないことがわかる。
東邦機械工業(株)製高圧発泡機LMR−228のマシ
ンタンクに仕込み、表2に記載の条件で金型に射出成形
した。金型は、535×200×3mmのシ−ト型であ
り、70℃に保温した。金型内には、連続ストランドマ
ット(日本電気硝子社製ユニフィロU−816,目付量
375g/m2 )を所定の量になるようにセットした。
得られたハイブリッド架橋型樹脂成形品は表2のように
すぐれた物性を示した。
は、2液型として長期間の貯蔵安定性があり、貯蔵,成
形作業上、非常に取扱いが容易である。また、本発明の
ハイブリッド架橋型樹脂組成物を用いてRIM成形した
成形品は、高速成形性を有し、物性も優れている。
Claims (4)
- 【請求項1】 酸価2mgKOH/g以下、OH価90
〜150mgKOH/gの末端ヒドロキシ基含有不飽和
ポリエステルとビニル化合物との混合物を主成分とし、
これにナフテン酸コバルト0.3〜1.0重量%及びア
セチルアセトン0.1〜0.3重量%を含有させたレジ
ン成分(1)と、有機過酸化物であるパーオキシエステ
ル2.0〜8.0重量%含有させた芳香族ポリイソシア
ネート成分(2)とを、ヒドロキシ基とイソシアネ−ト
基の当量比が、OH/NCO=1/0.8〜1/1.5
となる割合で使用することを特徴とする、貯蔵安定性が
良く、ヒドロキシ基とイソシアナト基とのウレタン化反
応と不飽和基によるラジカル架橋反応とを実質的に同時
に進行させることが可能なハイブリッド架橋型樹脂組成
物。 - 【請求項2】 パーオキシエステルとして、t−ブチル
パーオキシラウレートを用いることを特徴とする、請求
項1記載の樹脂組成物。 - 【請求項3】 酸価2mgKOH/g以下、OH価90
〜150mgKOH/gの末端ヒドロキシ基含有不飽和
ポリエステルとビニル化合物との混合物を主成分とし、
これにナフテン酸コバルト0.3〜1.0重量%及びア
セチルアセトン0.1〜0.3重量%を含有させたレジ
ン成分(1)と、有機過酸化物であるパーオキシエステ
ル2.0〜8.0重量%含有させた芳香族ポリイソシア
ネート成分(2)とを、ヒドロキシ基とイソシアネ−ト
基の当量比が、OH/NCO=1/0.8〜1/1.5
となる割合で使用し、反応射出成形機を用いて、ヒドロ
キシ基とイソシアナト基とのウレタン化反応と不飽和基
によるラジカル架橋反応とを実質的に同時に進行させる
ことを特徴とするハイブリッド架橋型樹脂の成形法。 - 【請求項4】 パーオキシエステルとして、t−ブチル
パーオキシラウレートを用いることを特徴とする、請求
項3記載の成形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00396493A JP3270556B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 貯蔵安定性の良好なハイブリッド架橋型樹脂組成物及びその成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00396493A JP3270556B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 貯蔵安定性の良好なハイブリッド架橋型樹脂組成物及びその成形法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06206977A JPH06206977A (ja) | 1994-07-26 |
JP3270556B2 true JP3270556B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=11571771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00396493A Expired - Lifetime JP3270556B2 (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 貯蔵安定性の良好なハイブリッド架橋型樹脂組成物及びその成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3270556B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010060152A (ko) * | 1999-12-21 | 2001-07-06 | 서관호 | 가교화된 폴리에스테르 성형물의 제조방법 |
US8742054B2 (en) * | 2005-08-23 | 2014-06-03 | Ccp Composites Us | Polyester-polyurethane hybrid resin molding compositions comprising polyurethane with units derived from aliphatic isocyanates |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP00396493A patent/JP3270556B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06206977A (ja) | 1994-07-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0222977B1 (en) | Phase stabilized polyester molding material | |
CN109983047B (zh) | 生物可再生的高性能聚酯多元醇 | |
EP0348491B1 (en) | Aminated hydroxylated polyester polyol resin and molding compositions comprised thereof | |
US4559370A (en) | Copolyester polyol resins, polyol blends comprising the same, and resultant polyisocyanurate foams | |
US4874837A (en) | Aminated hydroxylated polyester polyol resin and molding compositions comprised thereof | |
EP0020041B1 (en) | Polyester urethane-containing resin blends, moulding compositions and products thereof | |
EP0074746B1 (en) | Polyurethane oligomer impact and shrinkage modifiers for thermoset polyesters | |
JP3270556B2 (ja) | 貯蔵安定性の良好なハイブリッド架橋型樹脂組成物及びその成形法 | |
US3164568A (en) | Polyurethanes from esterified or amidated polyethers | |
EP0132295B1 (en) | Carboxy modified vinyl ester urethane resins, their application and use | |
JP3279730B2 (ja) | 貯蔵安定性の良好なハイブリッド架橋型樹脂組成物及びその成形法 | |
JPS6253005B2 (ja) | ||
EP0718336A2 (en) | Polyurethane low profile additives for polyester-based molding compositions | |
JPS6129614B2 (ja) | ||
JP3347763B2 (ja) | ポリウレタン系硬化性組成物 | |
EP1431322A1 (de) | Stabile Polyoldispersionen und daraus hergestellte Polyurethanformkörper und ihre Verwendung | |
JPH08295714A (ja) | 低圧成形用コンパウンド | |
US3154521A (en) | Polyurethanes from polyesters of polycarboxylic acid, tertiary-amino-diol and tertiary-amino-polyol | |
JP3008669B2 (ja) | ポリオール組成物 | |
JPS6024810B2 (ja) | シ−ト・モ−ルデイング・コンパウンドの製造方法 | |
NL8403883A (nl) | Kristallijne onverzadigde polyester en de bereiding daarvan. | |
CA2188237A1 (en) | Liquid 1,3-phenylene diisocyanate, 1,1'-biphenyl diisocyanate and 1,1'-oxy-bis-(isocyanato-benzene) | |
WO1995009201A1 (en) | Polyeurea modified unsaturated polyester compositions | |
US5374676A (en) | Polyurethane prepared from hydroxyl-terminated prepolymer and anhydride with thermosetting polyester | |
CN116333285A (zh) | 一种低反应活性聚酯多元醇及其制备方法和应用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |