JP3269415B2 - Crc演算回路 - Google Patents

Crc演算回路

Info

Publication number
JP3269415B2
JP3269415B2 JP00941397A JP941397A JP3269415B2 JP 3269415 B2 JP3269415 B2 JP 3269415B2 JP 00941397 A JP00941397 A JP 00941397A JP 941397 A JP941397 A JP 941397A JP 3269415 B2 JP3269415 B2 JP 3269415B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crc
bit
output
bits
gate circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00941397A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10209880A (ja
Inventor
三郎 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP00941397A priority Critical patent/JP3269415B2/ja
Publication of JPH10209880A publication Critical patent/JPH10209880A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3269415B2 publication Critical patent/JP3269415B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detection And Correction Of Errors (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ通信装置に
おける転送データ誤り検出機能部に用いられるCRC演
算回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ディジタルデータの誤り検出
用符号としてCRC(Cyclic Redundancy Check :巡回
冗長)符号がデータ通信装置等の分野で広く用いられて
いる。CRC検査剰余の演算(以下、CRC演算とい
う)は、生成多項式が決まれば簡単なシフトレジスタで
実現できるため、従来はシフトレジスタと排他的論理和
回路を用いたハードウェアで実現されていた。図4は従
来のCRC演算回路のブロック図である。ここでは、生
成多項式X16+X12+X5 +1に従ってCRC演算に一
般的に利用されているCRC16の演算等価回路を示し
ている。
【0003】このCRC演算回路では、検査されるべき
入力データD1〜D8を下位ビット(LSB)側からビ
ットシリアルに入力すると、生成多項式X16+X12+X
5 +1に従って1ビットずつ演算が行われ、8ビット全
て入力が行われた後には、シフトレジスタR0〜R15
には、新しいCRC剰余が生成されることになる。な
お、図4において、EGは排他的論理和回路であり、R
MはCRC新剰余の上位側8ビット、RLは同じくCR
C新剰余の下位側8ビットである。8ビットの入力デー
タD1〜D8として$83(以後、先頭に$が付いてい
る値は16進表記による値とする)が入力された場合の
CRC演算出力は、CRC初期値が$FFFFであった
なら、$B914(2進表記で「1011100100
010100」)となる。これを表1の状態ビット表に
示す。
【0004】
【表1】
【0005】ところで、近年のLSI技術の発展に伴っ
てマイクロプロセッサやメモリが充実したが、これらマ
イクロプロセッサ等ではバイト単位の処理が一般的で、
CRC演算をビットシリアルに行う必要がなくなった。
シフトレジスタを用いる図4のCRC演算回路では、入
力データD1〜D8を下位ビット側からビットシリアル
に入力する必要があるため、上記のようなバイト単位の
処理に速度を合わせようとすると、8倍のクロック周波
数でシフトさせざるを得ず、もともとが高速なクロック
で処理されるバイト単位の処理を更に高くしなければな
らず、実現が困難になる。
【0006】そこで、バイト単位でCRC演算を行うこ
とができるCRC演算回路が提案されている(例えば、
特開昭57−25046号公報、特開平4−28454
1号公報)。しかしながら、シフトレジスタを使用する
CRC演算回路も、バイト単位でCRC演算する回路
も、データの先頭位置が予め判別され、この判別により
データの末尾(つまり、CRCビットの位置)も予め予
測されていることを前提にして、CRC値の初期設定等
が行われ、CRC演算が行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のC
RC演算回路では、上記の前提で回路構成されデータの
先頭位置を知る手段を有していないので、CRC部分も
含めてデータが連続し、かつデータの先頭位置が確定で
きないデータ列に対しては、CRC値の初期設定を行う
契機が無く、CRC演算を行うことができないという問
題点があった。本発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、CRC部分を含む連続したデータ列の正
常性を即座に検出することができるCRC演算回路を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のCRC演算回路
は、請求項1に記載のように、CRC検査データ領域に
見合う数だけ直列に接続され更にCRCビット分に見合
う数だけ直列に接続された、任意のビット単位で論理展
開したCRC生成多項式を満足するCRC演算手段を備
え、CRC新剰余パラレル出力と次段のCRC演算手段
のCRC旧剰余パラレル入力とを接続することで同一構
成のCRC演算手段を直列に接続したものである。この
ように、任意のビット単位で論理展開したCRC演算手
段をCRC検査データ領域に見合う数だけ直列に接続
し、さらにCRCビットに見合う数だけ直列に接続する
ことにより、小規模の論理展開でCRC演算回路を実現
することができる。また、請求項2に記載のように、C
RC検査データ領域に見合う数だけ直列に接続され更に
CRCビット分に見合う数だけ直列に接続された、CR
C生成多項式を満足する8ビットパラレルデータ入力、
16ビットCRC旧剰余パラレル入力及び16ビットC
RC新剰余パラレル出力のCRC演算手段と、初段のC
RC演算手段のCRC旧剰余パラレル入力の全てに正論
理値「1」を与える手段と、終段のCRC演算手段のC
RC新剰余パラレル出力が全て正論理値「0」となるか
どうかを判定する論理手段とを備え、16ビットCRC
新剰余パラレル出力と次段のCRC演算手段の16ビッ
トCRC旧剰余パラレル入力とを接続することで同一構
成のCRC演算手段を直列に接続したものである。この
ように、CRC演算手段、初段のCRC演算手段のCR
C旧剰余パラレル入力の全てに正論理値「1」を与える
手段、終段のCRC演算手段のCRC新剰余パラレル出
力が全て正論理値「0」となるかどうかを判定する論理
手段を設けることにより、論理手段により終段のCRC
演算手段のCRC新剰余パラレル出力が全て正論理値
「0」となったと判定されたとき、データ列が正常と判
断できる。
【0009】また、請求項3に記載のように、CRC演
算手段は、8ビットデータ入力の各ビットとCRC旧剰
余入力の下位8ビットとの排他的論理和をとる第1の論
理ゲート回路と、この第1の論理ゲート回路出力の下位
4ビットと上位4ビットとの排他的論理和をとる第2の
論理ゲート回路と、第1の論理ゲート回路出力の下位3
ビットと第2の論理ゲート回路出力の上位3ビットとの
排他的論理和をとる第3の論理ゲート回路と、第2の論
理ゲート回路出力の最下位ビットとCRC旧剰余入力の
最上位ビットとの排他的論理和をとる第4の論理ゲート
回路と、第1の論理ゲート回路出力の下位4ビットとC
RC旧剰余入力の上位より2〜5ビット目の各ビットと
の排他的論理和をとる第5の論理ゲート回路と、第2の
論理ゲート回路出力の下位3ビットとCRC旧剰余入力
の上位より6〜8ビット目の各ビットとの排他的論理和
をとる第6の論理ゲート回路と、第2の論理ゲート回路
出力の最上位ビットと第5の論理ゲート回路出力の最下
位ビットとの排他的論理和をとる第7の論理ゲート回路
とからなり、第6の論理ゲート回路出力の各ビットをC
RC新剰余出力の下位より1〜3ビット目とし、第7の
論理ゲート回路出力をCRC新剰余出力の下位より4ビ
ット目とし、第5の論理ゲート回路出力の下位より2〜
4ビット目をCRC新剰余出力の下位より5〜7ビット
目とし、第4の論理ゲート回路出力をCRC新剰余出力
の下位より8ビット目とし、第3の論理ゲート回路出力
の各ビットをCRC新剰余出力の下位より9〜11ビッ
ト目とし、第1の論理ゲート回路出力の下位より4ビッ
ト目をCRC新剰余出力の下位より12ビット目とし、
第2の論理ゲート回路出力の各ビットをCRC新剰余出
力の下位より13〜16ビット目とするようにしたもの
である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態
を示すCRC演算回路のブロック図である。このCRC
演算回路は、CRC生成多項式X16+X12+X5 +1を
満足する8ビットパラレルデータ入力、16ビットCR
C旧剰余パラレル入力及び16ビットCRC新剰余パラ
レル出力のCRC演算部1−1〜1−(m+2) 、CRCビ
ットを含む多ビットのデータ列を入力とし、これをCR
C演算部1−1〜1−(m+2) に対して8ビットごとにパ
ラレルに出力するシフトレジスタ2、初段のCRC演算
部1−1のCRC旧剰余パラレル入力の全てに正論理値
「1」を与えるインバータ3、終段のCRC演算部1−
(m+2) のCRC新剰余パラレル出力が全て正論理値
「0」となるかどうかを判定する論理和回路4とから構
成されている。
【0011】CRC演算部1−1〜1−(m+2) は、8ビ
ットパラレルデータ入力端子、16ビットCRC旧剰余
パラレル入力端子、上記データ入力端子に入力されるデ
ータとCRC旧剰余入力端子に入力されるCRC旧剰余
とのCRC演算結果であるCRC新剰余を出力するため
の16ビットCRC新剰余パラレル出力端子をそれぞれ
備え、データ入力端子に8ビットのデータ信号列をパラ
レルに入力すると、CRC新剰余パラレル出力端子から
16ビットのCRC演算結果が即座に得られる8ビット
並列入力型のCRC演算手段である。図2にこのCRC
演算部1−1〜1−(m+2) のブロック図を示す。
【0012】なお、図1、図2において、8ビットの入
力データD1〜D8については、D8が最上位ビット、
D1が最下位ビットである。また、CRC旧剰余の下位
側8ビットCL1〜CL8については、CL8が上位ビ
ット、CL1が下位ビット、同じくCRC旧剰余の上位
側8ビットCM1〜CM8については、CM8が上位ビ
ット、CM1が下位ビットである(よって、CRC旧剰
余全体としては、CM8が最上位ビット、CL1が最下
位ビットである)。
【0013】また、CRC新剰余の下位側8ビットRL
1〜RL8については、RL8が上位ビット、RL1が
下位ビット、同じくCRC新剰余の上位側8ビットRM
1〜RM8については、RM8が上位ビット、RM1が
下位ビットである(よって、CRC新剰余全体として
は、RM8が最上位ビット、RL1が最下位ビットであ
る)。
【0014】最初に、第1の論理ゲート回路5a〜5h
は、8ビットの入力データD1〜D8とCRC旧剰余の
下位8ビットCL1〜CL8との排他的論理和をそれぞ
れとる。第2の論理ゲート回路6a〜6dは、論理ゲー
ト回路5a〜5hの出力の下位4ビット(回路5a〜5
dの出力)と上位4ビット(回路5e〜5hの出力)と
の排他的論理和をそれぞれとる。
【0015】そして、第3の論理ゲート回路7a〜7c
は、論理ゲート回路5a〜5hの出力の下位3ビット
(回路5a〜5cの出力)と論理ゲート回路6a〜6d
の出力の上位3ビット(回路6b〜6dの出力)との排
他的論理和をそれぞれとる。第4の論理ゲート回路8
は、論理ゲート回路6a〜6dの出力の最下位ビット
(回路6aの出力)とCRC旧剰余の最上位ビットCM
8との排他的論理和をとる。
【0016】第5の論理ゲート回路9a〜9dは、論理
ゲート回路5a〜5hの出力の下位4ビット(回路5a
〜5dの出力)とCRC旧剰余の上位より5〜2ビット
目の各ビットCM4〜CM7との排他的論理和をそれぞ
れとる。第6の論理ゲート回路10a〜10cは、論理
ゲート回路6a〜6dの出力の下位3ビット(回路6a
〜6cの出力)とCRC旧剰余の上位より8〜6ビット
目の各ビットCM1〜CM3との排他的論理和をそれぞ
れとる。
【0017】そして、第7の論理ゲート回路11は、論
理ゲート回路6a〜6dの出力の最上位ビット(回路6
dの出力)と論理ゲート回路9a〜9dの出力の最下位
ビット(回路9aの出力)との排他的論理和をとる。
【0018】以上のようなCRC演算部に対して、CR
C旧剰余が$FFFFであったときに、8ビットの入力
データD1〜D8として$83を与えると、CRC演算
結果であるCRC新剰余として$B914が出力され
る。このことは、8ビットのパラレル入力データに対し
て即座にCRC演算が行われたことを意味する。
【0019】本実施の形態では、このようなCRC演算
部をCRC検査データ領域(CRCビットを除いたデー
タブロックの長さ)に見合う数mだけ直列に接続し、更
にCRCビットに見合う数だけ直列に接続している。本
実施の形態では、CRC演算部を8ビット入力型として
いるので、CRC検査データ領域が256ビットであれ
ば、上記mは256/8=32となる。また、CRCビ
ットは16ビットなので、CRC検査データ領域に見合
う数mに16/8=2を加えたm+2個だけCRC演算
部を直列に接続していることになる。
【0020】なお、CRC演算部を直列に接続すると
は、CRC新剰余出力端子と次段のCRC演算部のCR
C旧剰余入力端子を接続することを意味する(つまり、
CRC新剰余RL1〜RL8を次段のCRC演算部のC
RC旧剰余CL1〜CL8とし、同じくCRC新剰余R
M1〜RM8を次段のCRC演算部のCRC旧剰余CM
1〜CM8とする)。
【0021】シフトレジスタ2は、データ列がSFIN
端子にビットシリアルに入力されると、このデータ列を
8ビットずつに区切ってパラレルに出力するものであ
る。なお、シフトレジスタ2に入力されるデータ列は、
最終位置にCRCビットが付加された所定長のデータを
1区切りとし、このようなデータブロックが連続してい
るものである。このようなシフトレジスタ2の出力のう
ち、Q1 が最下位ビットであり、Qn+16が最上位ビット
である。
【0022】そして、シフトレジスタ2とCRC演算部
1−1〜1−(m+2) は、シフトレジスタ2の最下位の8
ビットQ1 〜Q8 が初段のCRC演算部1−1のデータ
入力端子に入力され(最下位ビットQ1がD1とな
る)、シフトレジスタ2の最上位の8ビットQn+9 〜Q
n+16が終段のCRC演算部1−(m+2) のデータ入力端子
に入力されるように(最上位ビットQn+16がD8とな
る)接続される。
【0023】一方、CRCの初期値は$FFFFなの
で、インバータ3によって初段のCRC演算部1−1の
CRC旧剰余入力端子の全てに正論理値「1」を入力す
る。また、終段のCRC演算部1−(m+2) のCRC新剰
余出力端子には、16ビットのCRC新剰余のすべてが
正論理値「0」であることを検出するために、16ビッ
ト入力の論理和回路4を接続する。
【0024】このような構成により、終段のCRC演算
部1−(m+2) から出力されるCRC新剰余の全てのビッ
トが正論理値「0」であれば、論理和回路4の出力が正
論理値「0」となり、このときデータ列が正常と判断す
る。本実施の形態のCRC演算回路は、データ列が固定
長であることを前提としたとき、最大の能力を示し、論
理和回路4の出力が正論理値「0」となった時点でのシ
フトレジスタ2の出力データが正常性を保ったデータ列
である。
【0025】したがって、この正論理値「0」の判定情
報を契機として、以後は該当データブロック長ごとにC
RC演算出力の判定を行えば、データブロックが連続し
て到来する状況下においても、データの正常性を同様に
判定しつつ、ビット位置を整えた状態でデータブロック
を順次取り出すことが可能となる。ここで、唯一の初期
設定条件は、データ列がデータブロック長の数以上到来
した後に、判定を行うだけでよく、データとデータの切
れ目を意図的に発生させる必要がなく、データ転送効率
を最大にすることができる。
【0026】つまり、データ転送の効率を上げようとす
れば、CRCを含むデータの中に同期用領域を設け、一
括転送されるデータ転送方式が採用される。しかし、デ
ータ転送効率を上げようとすればするほど、全てを有効
データ領域としなければならず、結果としてCRCを含
むデータ列の先頭位置を検出する方法がない。これに対
して本発明では、同期用領域によってデータとデータの
切れ目を意図的に発生させる必要がなく、同期用領域を
必要としないので、データ転送効率を最大にすることが
できる。
【0027】また、データブロック長の全ビット論理展
開では、膨大な論理構成となるが、本発明のように任意
のビット単位(本実施の形態では、メモリやCPUと親
和性のある8ビット単位)で区切って、それらを直列接
続し、さらに入力及び出力に該当区切りビット分でCR
C演算出力値を得るように構成することで、論理展開を
小規模化させることを可能としたCRC演算回路が提供
できる。
【0028】図3は本発明の参考例を示すCRC演算回
路のブロック図である。本参考例は、図2と同様のCR
C演算部21を用いて、バイト単位のデータ取り出しが
容易な場合のCRC演算回路を構成したものである。こ
のCRC演算回路では、リセット信号RSTに応じて出
力端子バーQより正論理値「1」を送出するフリップフ
ロップ回路22を設ける。この正論理値「1」により、
論理和回路23,24の出力が全て正論理値「1」とな
り、CRC演算部21のCRC初期値として、CRC旧
剰余入力端子の16ビット全てに正論理値「1」が入力
される。
【0029】8ビットの入力データD1〜D8をCRC
演算部21にパラレルに入力し、該当生成多項式に基づ
くCRC新剰余出力がCRC演算部21より得られたと
き、フリップフロップ回路22に保持信号Hを与えるこ
とにより、16ビットのCRC新剰余出力をフリップフ
ロップ回路25,26で保持する。
【0030】そして、保持信号Hがなくなったとき、フ
リップフロップ回路22の出力バーQを正論理値「0」
にすることで、次データ入力D1〜D8と同時に入力さ
れるフリップフロップ回路25,26の出力(CRC新
剰余)を論理和回路23,24を介してCRC演算部2
1のCRC旧剰余入力に入力し、順次同じ動作を繰り返
しながら、CRC演算部21のCRC新剰余出力が全て
正論理値「0」になることを論理和回路27、フリップ
フロップ回路28を通して判定出力することで、CRC
を含むデータ列が正常であることを判定することができ
る。こうして、バイト単位のデータ取り出しが可能な場
合には、図3のようなCRC演算回路を構成することも
できる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、請求項1に記載のよう
に、任意のビット単位で論理展開したCRC演算手段を
CRC検査データ領域に見合う数だけ直列に接続し、さ
らにCRCビットに見合う数だけ直列に接続することに
より、CRC部分も含めてデータが連続し且つデータの
先頭位置が確定できないデータ列に対してCRC演算を
行うことができ、データ列を正確に取り出すことができ
る。また、任意のビット単位で論理展開することによ
り、論理展開が膨大になる欠点を抑えることができる。
【0032】また、請求項2に記載のように、CRC検
査データ領域に見合う数だけ直列に接続され更にCRC
ビット分に見合う数だけ直列に接続された、8ビットパ
ラレルデータ入力、16ビットCRC旧剰余パラレル入
力及び16ビットCRC新剰余パラレル出力のCRC演
算手段と、初段のCRC演算手段のCRC旧剰余パラレ
ル入力の全てに正論理値「1」を与える手段と、終段の
CRC演算手段のCRC新剰余パラレル出力が全て正論
理値「0」となるかどうかを判定する論理手段とを設け
ることにより、CRC部分も含めてデータが連続し且つ
データの先頭位置が確定できないデータ列に対してCR
C演算を行うことができ、データ列を正確に取り出すこ
とができる。
【0033】また、請求項3に記載のように、CRC演
算手段を第1〜第7の論理ゲート回路から構成すること
により、8ビットパラレルデータ入力、16ビットCR
C旧剰余パラレル入力及び16ビットCRC新剰余パラ
レル出力のCRC演算手段を簡単な構成で実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態を示すCRC演算
回路のブロック図である。
【図2】 CRC演算部のブロック図である。
【図3】 本発明の参考例を示すCRC演算回路のブロ
ック図である。
【図4】 従来のCRC演算回路のブロック図である。
【符号の説明】
1−1〜1−(m+2) …CRC演算部、2…シフトレジス
タ、3…インバータ、4…論理和回路、5a〜5h…第
1の論理ゲート回路、6a〜6d…第2の論理ゲート回
路、7a〜7c…第3の論理ゲート回路、8…第4の論
理ゲート回路、9a〜9d…第5の論理ゲート回路、1
0a〜10c…第6の論理ゲート回路、11…第7の論
理ゲート回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 G06F 11/10 330

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CRC検査データ領域に見合う数だけ直
    列に接続され更にCRCビット分に見合う数だけ直列に
    接続された、任意のビット単位で論理展開したCRC生
    成多項式を満足するCRC演算手段を備え、CRC新剰
    余パラレル出力と次段のCRC演算手段のCRC旧剰余
    パラレル入力とを接続することで同一構成のCRC演算
    手段を直列に接続し、CRCビットを含む多ビットのデ
    ータ列の正常性を即座に検査することを特徴とするCR
    C演算回路。
  2. 【請求項2】 CRC検査データ領域に見合う数だけ直
    列に接続され更にCRCビット分に見合う数だけ直列に
    接続された、CRC生成多項式を満足する8ビットパラ
    レルデータ入力、16ビットCRC旧剰余パラレル入力
    及び16ビットCRC新剰余パラレル出力のCRC演算
    手段と、 初段のCRC演算手段のCRC旧剰余パラレル入力の全
    てに正論理値「1」を与える手段と、 終段のCRC演算手段のCRC新剰余パラレル出力が全
    て正論理値「0」となるかどうかを判定する論理手段と
    を備え、16ビットCRC新剰余パラレル出力と次段の
    CRC演算手段の16ビットCRC旧剰余パラレル入力
    とを接続することで同一構成のCRC演算手段を直列に
    接続し、CRCビットを含む多ビットのデータ列の正常
    性を即座に検査することを特徴とするCRC演算回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のCRC演算回路におい
    て、 前記CRC演算手段は、前記8ビットデータ入力の各ビ
    ットとCRC旧剰余入力の下位8ビットとの排他的論理
    和をとる第1の論理ゲート回路と、 この第1の論理ゲート回路出力の下位4ビットと上位4
    ビットとの排他的論理和をとる第2の論理ゲート回路
    と、 第1の論理ゲート回路出力の下位3ビットと第2の論理
    ゲート回路出力の上位3ビットとの排他的論理和をとる
    第3の論理ゲート回路と、 第2の論理ゲート回路出力の最下位ビットとCRC旧剰
    余入力の最上位ビットとの排他的論理和をとる第4の論
    理ゲート回路と、 第1の論理ゲート回路出力の下位4ビットとCRC旧剰
    余入力の上位より2〜5ビット目の各ビットとの排他的
    論理和をとる第5の論理ゲート回路と、 第2の論理ゲート回路出力の下位3ビットとCRC旧剰
    余入力の上位より6〜8ビット目の各ビットとの排他的
    論理和をとる第6の論理ゲート回路と、 第2の論理ゲート回路出力の最上位ビットと第5の論理
    ゲート回路出力の最下位ビットとの排他的論理和をとる
    第7の論理ゲート回路とからなり、 第6の論理ゲート回路出力の各ビットをCRC新剰余出
    力の下位より1〜3ビット目とし、第7の論理ゲート回
    路出力をCRC新剰余出力の下位より4ビット目とし、
    第5の論理ゲート回路出力の下位より2〜4ビット目を
    CRC新剰余出力の下位より5〜7ビット目とし、第4
    の論理ゲート回路出力をCRC新剰余出力の下位より8
    ビット目とし、第3の論理ゲート回路出力の各ビットを
    CRC新剰余出力の下位より9〜11ビット目とし、第
    1の論理ゲート回路出力の下位より4ビット目をCRC
    新剰余出力の下位より12ビット目とし、第2の論理ゲ
    ート回路出力の各ビットをCRC新剰余出力の下位より
    13〜16ビット目とすることを特徴とするCRC演算
    回路。
JP00941397A 1997-01-22 1997-01-22 Crc演算回路 Expired - Fee Related JP3269415B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00941397A JP3269415B2 (ja) 1997-01-22 1997-01-22 Crc演算回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00941397A JP3269415B2 (ja) 1997-01-22 1997-01-22 Crc演算回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10209880A JPH10209880A (ja) 1998-08-07
JP3269415B2 true JP3269415B2 (ja) 2002-03-25

Family

ID=11719713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00941397A Expired - Fee Related JP3269415B2 (ja) 1997-01-22 1997-01-22 Crc演算回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3269415B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3930479B2 (ja) * 2002-04-22 2007-06-13 富士通株式会社 誤り検出符号化及び復号装置並びに除算装置
KR100937031B1 (ko) 2007-10-15 2010-01-15 한국과학기술원 순환잉여검사 시스템 및 방법
JP2010016751A (ja) * 2008-07-07 2010-01-21 Rohm Co Ltd Crc演算回路、シリアルインタフェイス装置、画像形成装置
JP6162429B2 (ja) * 2013-02-28 2017-07-12 株式会社メガチップス 階層構造の演算回路
US9350385B2 (en) * 2013-03-15 2016-05-24 Xilinx, Inc. Modular and scalable cyclic redundancy check computation circuit

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10209880A (ja) 1998-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4723243A (en) CRC calculation machine with variable bit boundary
US6192498B1 (en) System and method for generating error checking data in a communications system
JPS62133825A (ja) Crcビット計算装置およびcrcビット計算方法
US4720831A (en) CRC calculation machine with concurrent preset and CRC calculation function
JP3269415B2 (ja) Crc演算回路
US6370667B1 (en) CRC operating calculating method and CRC operational calculation circuit
US7528748B2 (en) Serial data receiving circuit and serial data receiving method
US11392452B2 (en) Serializing and deserializing stage testing
US5588010A (en) Parallel architecture error correction and conversion system
CN112612638A (zh) 基于usb3.2协议16比特循环冗余校验的硬件实现方法
JP3579039B2 (ja) 巡回符号を用いた誤り訂正回路
CN113919256A (zh) 一种布尔可满足性验证方法、系统、cnf生成方法及存储装置
JP2822928B2 (ja) Crc符号演算方法および回路
US7024618B2 (en) Transmission error checking in result forwarding
JP3052848B2 (ja) フレーム同期保護回路
JP2768287B2 (ja) 一致検出回路
CN117785543A (zh) 一种crc校验系统和校验方法
CN112596944A (zh) 基于usb3.0协议16比特循环冗余校验的硬件实现方法
US6484288B1 (en) Statistics signature generation and analysis
JPH0650478B2 (ja) デ−タ圧縮記憶方式
JPH05327780A (ja) 通信インタフェース回路
JPS6340416A (ja) 巡回2進符号を用いてのデ−タブロツクガ−ド情報の形成による、直列デ−タビツト列伝送におけるデ−タガ−ド方法
JP2001350675A (ja) シリアルインターフェイス回路及びその試験方法
JP2001211083A (ja) Crc出力演算装置
JPS6049441A (ja) デ−タ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080118

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090118

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100118

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120118

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130118

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees