JP3268200B2 - 管穴内径計測プローブ - Google Patents
管穴内径計測プローブInfo
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は管穴内径計測プロー
ブに関し、特に垂直方向や水平方向に延びた管穴内をそ
の長手方向に直進し連続してその内径を計測する場合に
適用して有用なものである。
ブに関し、特に垂直方向や水平方向に延びた管穴内をそ
の長手方向に直進し連続してその内径を計測する場合に
適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のシリンダゲージによる
管穴内径計測の様子を示す説明図である。同図に示すよ
うに、従来は、先端にプローブ部25を有する手動式の
シリンダゲージ24を用い、このシリンダゲージ24の
プローブ部25を計測対象の管穴23内に差し込んで管
穴23の内径計測を行っていた。
管穴内径計測の様子を示す説明図である。同図に示すよ
うに、従来は、先端にプローブ部25を有する手動式の
シリンダゲージ24を用い、このシリンダゲージ24の
プローブ部25を計測対象の管穴23内に差し込んで管
穴23の内径計測を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のシリンダゲージによる管穴内径計測では、
次のような不具合があった。
ような従来のシリンダゲージによる管穴内径計測では、
次のような不具合があった。
【0004】(1)手動式のシリンダゲージによって計
測を行うため、多数の管穴の内径を計測する場合には、
多大な計測時間を要する。 (2)一般のシリンダゲージでは、奥の深い管穴の深部
の内径を計測することが不可能である。 (3)特殊長深用シリンダゲージを製作し、この特殊長
深用シリンダゲージによって奥の深い管穴の内径計測を
行う場合には、計測誤差が発生し易い。
測を行うため、多数の管穴の内径を計測する場合には、
多大な計測時間を要する。 (2)一般のシリンダゲージでは、奥の深い管穴の深部
の内径を計測することが不可能である。 (3)特殊長深用シリンダゲージを製作し、この特殊長
深用シリンダゲージによって奥の深い管穴の内径計測を
行う場合には、計測誤差が発生し易い。
【0005】従って本発明は上記従来技術に鑑み、管穴
の深浅にかかわらず管穴の内径を精度良く計測すること
ができ、また管穴内径の自動計測を可能にする管穴内径
計測プローブを提供することを課題とする。
の深浅にかかわらず管穴の内径を精度良く計測すること
ができ、また管穴内径の自動計測を可能にする管穴内径
計測プローブを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の管穴内径計測プローブの第1の構成は、長手方向の
任意の位置に設けた管穴内径計測手段と、長手方向の複
数箇所に離間して設けると共にそれぞれ周方向に複数の
弾性部を有しこれらの弾性部が管穴内壁面の周方向の複
数箇所に当接してその弾性力によりプローブ本体の軸芯
を管穴の軸芯に一致せしめる軸芯調節手段とを備えてな
るプローブ本体を有する管穴内径計測プローブにおい
て、前記管穴内径計測手段は、両端部が前記管穴の径方
向両側において前記管穴内壁面に当接するコ字状の歪板
と、この歪板に取り付けた歪ゲージとを備えてなるもの
であることを特徴とする。
明の管穴内径計測プローブの第1の構成は、長手方向の
任意の位置に設けた管穴内径計測手段と、長手方向の複
数箇所に離間して設けると共にそれぞれ周方向に複数の
弾性部を有しこれらの弾性部が管穴内壁面の周方向の複
数箇所に当接してその弾性力によりプローブ本体の軸芯
を管穴の軸芯に一致せしめる軸芯調節手段とを備えてな
るプローブ本体を有する管穴内径計測プローブにおい
て、前記管穴内径計測手段は、両端部が前記管穴の径方
向両側において前記管穴内壁面に当接するコ字状の歪板
と、この歪板に取り付けた歪ゲージとを備えてなるもの
であることを特徴とする。
【0007】
【0008】また第2の構成は、第1の構成において、
前記歪板は相互に略直交させた状態で2つ設けると共
に、各々の歪板に歪ゲージを取り付けたことを特徴とす
る。
前記歪板は相互に略直交させた状態で2つ設けると共
に、各々の歪板に歪ゲージを取り付けたことを特徴とす
る。
【0009】また第3の構成は、第1又は2の構成にお
いて、前記歪板の両端部には小形玉軸受を設けたことを
特徴とする。
いて、前記歪板の両端部には小形玉軸受を設けたことを
特徴とする。
【0010】また第4の構成は、第1、第2又は第3の
構成において、前記プローブ本体の基端部では、一方の
結合部を他方の結合部の内側に遊嵌させると共に、前記
一方の結合部の外周に形成した突部を前記他方の結合部
に形成した穴に遊嵌させ、又は前記他方の結合部の内周
に形成した突部を前記一方の結合部に形成した穴に遊嵌
させて、前記一方の結合部と前記他方の結合部とを結合
したことを特徴とする。
構成において、前記プローブ本体の基端部では、一方の
結合部を他方の結合部の内側に遊嵌させると共に、前記
一方の結合部の外周に形成した突部を前記他方の結合部
に形成した穴に遊嵌させ、又は前記他方の結合部の内周
に形成した突部を前記一方の結合部に形成した穴に遊嵌
させて、前記一方の結合部と前記他方の結合部とを結合
したことを特徴とする。
【0011】従って上記第1の構成の管穴内径計測プロ
ーブによれば、プローブ本体を計測対象の管穴に挿入す
ると、軸芯調節手段の弾性力によって当該管穴の軸芯と
プローブ本体の軸芯とが一致する。このため、当該管穴
の深浅にかかわらず、管穴内径計測手段によって当該管
穴の内径を精度良く計測することができる。また、歪板
と歪ゲージとを備えて管穴内径計測手段を構成すること
により、構成が簡易であると共に、管穴の内径に応じた
機械的微少変化を電気信号として検出することができ
る。即ち、プローブ本体を計測対象の管穴に挿入する
と、この管穴の内壁面に両端部が押圧されることによっ
て歪板が歪み、これに伴って歪ゲージも歪む。このため
歪板の歪み量に応じて歪ゲージの電気抵抗が変化する。
従って、この歪ゲージを所定の電気回路に接続すること
により前記歪み量(即ち管穴内径)に応じた電気信号が
得られる。
ーブによれば、プローブ本体を計測対象の管穴に挿入す
ると、軸芯調節手段の弾性力によって当該管穴の軸芯と
プローブ本体の軸芯とが一致する。このため、当該管穴
の深浅にかかわらず、管穴内径計測手段によって当該管
穴の内径を精度良く計測することができる。また、歪板
と歪ゲージとを備えて管穴内径計測手段を構成すること
により、構成が簡易であると共に、管穴の内径に応じた
機械的微少変化を電気信号として検出することができ
る。即ち、プローブ本体を計測対象の管穴に挿入する
と、この管穴の内壁面に両端部が押圧されることによっ
て歪板が歪み、これに伴って歪ゲージも歪む。このため
歪板の歪み量に応じて歪ゲージの電気抵抗が変化する。
従って、この歪ゲージを所定の電気回路に接続すること
により前記歪み量(即ち管穴内径)に応じた電気信号が
得られる。
【0012】
【0013】また、上記第2の構成の管穴内径計測プロ
ーブによれば、2つの歪板を相互に略直交させた状態で
設け、各歪板に歪ゲージを取り付けたことにより、略直
交する2方向の管穴内径を同時に計測することができ
る。
ーブによれば、2つの歪板を相互に略直交させた状態で
設け、各歪板に歪ゲージを取り付けたことにより、略直
交する2方向の管穴内径を同時に計測することができ
る。
【0014】また、上記第3の構成の管穴内径計測プロ
ーブによれば、歪板の両端部に小形玉軸受を設けたこと
により、プローブ本体を管穴内にスムーズに挿入するこ
とができる。
ーブによれば、歪板の両端部に小形玉軸受を設けたこと
により、プローブ本体を管穴内にスムーズに挿入するこ
とができる。
【0015】また、上記第4の構成の管穴内径計測プロ
ーブによれば、プローブ本体の基端部では、一方の結合
部を他方の結合部の内側に遊嵌させると共にそれぞれに
形成した突部と穴とを遊嵌させて一方の結合部と他方の
結合部とを結合しているため、プローブ本体は、任意の
方向に回動可能である。従って、前記結合部を介して結
合されたガイド金物等が振れても、この影響が同結合部
において吸収されるためプローブ本体側へは及ばない。
ーブによれば、プローブ本体の基端部では、一方の結合
部を他方の結合部の内側に遊嵌させると共にそれぞれに
形成した突部と穴とを遊嵌させて一方の結合部と他方の
結合部とを結合しているため、プローブ本体は、任意の
方向に回動可能である。従って、前記結合部を介して結
合されたガイド金物等が振れても、この影響が同結合部
において吸収されるためプローブ本体側へは及ばない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基ずき詳細に説明する。
に基ずき詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の実施の形態に係る管穴内径
計測プローブのプローブ本体を一部破断して示す側面
図、図2(a)は前記プローブ本体のフロントスタビラ
イザ部の構成を示す正面図、図2(b)は前記プローブ
本体のフロントスタビライザ部の構成を示す上半分破断
の側面図、図3(a)は前記プローブ本体のテンショナ
ー部及びスプリングプランジャー部の構成を示す横断面
図、図3(b)は前記プローブ本体のテンショナー部及
びスプリングプランジャー部の構成を示す側面図、図4
は前記プローブ本体の歪板の構成を示す側面図、図5は
前記プローブ本体の歪板部の構成を示す斜視図、図6は
前記プローブ本体の歪板サポート及び歪板ホルダの分解
斜視図、図7(a)は前記プローブ本体のリアサポート
とプラグホルダとの結合部の構成を示す縦断面図、図7
(b)は前記プローブ本体のリアサポートとプラグホル
ダとの結合部の回動時の状態を示す縦断面図、図8は前
記プローブ本体の軸芯がずれたときのイメージを示す説
明図、図9は計測誤差の説明図である。
計測プローブのプローブ本体を一部破断して示す側面
図、図2(a)は前記プローブ本体のフロントスタビラ
イザ部の構成を示す正面図、図2(b)は前記プローブ
本体のフロントスタビライザ部の構成を示す上半分破断
の側面図、図3(a)は前記プローブ本体のテンショナ
ー部及びスプリングプランジャー部の構成を示す横断面
図、図3(b)は前記プローブ本体のテンショナー部及
びスプリングプランジャー部の構成を示す側面図、図4
は前記プローブ本体の歪板の構成を示す側面図、図5は
前記プローブ本体の歪板部の構成を示す斜視図、図6は
前記プローブ本体の歪板サポート及び歪板ホルダの分解
斜視図、図7(a)は前記プローブ本体のリアサポート
とプラグホルダとの結合部の構成を示す縦断面図、図7
(b)は前記プローブ本体のリアサポートとプラグホル
ダとの結合部の回動時の状態を示す縦断面図、図8は前
記プローブ本体の軸芯がずれたときのイメージを示す説
明図、図9は計測誤差の説明図である。
【0018】図1に示すように、管穴内径計測プローブ
30はプローブ本体31を有しており、このプローブ本
体31の長手方向の4箇所には、軸芯調節手段として、
フロントスタビライザ2、フロントスタビライザ4、テ
ンショナー10及びスプリングプランジャー13が各々
離間して設けられている。これらは何れも周方向に複数
の弾性部を有しその弾性力によってプローブ本体31の
軸芯を管穴の軸芯に一致させるものである。
30はプローブ本体31を有しており、このプローブ本
体31の長手方向の4箇所には、軸芯調節手段として、
フロントスタビライザ2、フロントスタビライザ4、テ
ンショナー10及びスプリングプランジャー13が各々
離間して設けられている。これらは何れも周方向に複数
の弾性部を有しその弾性力によってプローブ本体31の
軸芯を管穴の軸芯に一致させるものである。
【0019】詳述すると、図1及び図2に示すように、
フロントスタビライザ2,3は、何れも弾性素材(ナイ
ロン66等)からなる円錐台状の部材であると共に、そ
れぞれ周方向に複数の切れ目2a,4aがあって複数の
弾性部2b,4bに分割されている。一方のフロントス
タビライザ2は、フロントサポート3の断部3aと、こ
のフロントサポート3の一端側に螺合している円錐状の
ナット1の端面1aとに挟持されており、他方のフロン
トスタビライザ4は、フロントサポート3の断部3b
と、このフロントサポート3の他端側に螺合している歪
板ホルダ5の端面5aとに挟持さている。
フロントスタビライザ2,3は、何れも弾性素材(ナイ
ロン66等)からなる円錐台状の部材であると共に、そ
れぞれ周方向に複数の切れ目2a,4aがあって複数の
弾性部2b,4bに分割されている。一方のフロントス
タビライザ2は、フロントサポート3の断部3aと、こ
のフロントサポート3の一端側に螺合している円錐状の
ナット1の端面1aとに挟持されており、他方のフロン
トスタビライザ4は、フロントサポート3の断部3b
と、このフロントサポート3の他端側に螺合している歪
板ホルダ5の端面5aとに挟持さている。
【0020】そして、フロントスタビライザ2,3の断
性部2b,4bは、何れも図2(b)中に矢印で示すよ
うにプローブ本体31の軸芯と直角な方向に弾性力を有
しており、プローブ本体31を管穴内に挿入したとき、
この管穴の内壁面に当接し、前記弾性力によって管穴の
軸芯とプローブ本体31の軸芯とを一致させるよう作用
する。
性部2b,4bは、何れも図2(b)中に矢印で示すよ
うにプローブ本体31の軸芯と直角な方向に弾性力を有
しており、プローブ本体31を管穴内に挿入したとき、
この管穴の内壁面に当接し、前記弾性力によって管穴の
軸芯とプローブ本体31の軸芯とを一致させるよう作用
する。
【0021】図1及び図3に示すように、テンショナー
10は、弾性素材(ナイロン66等)からなるヘ字状の
部材であって、周方向の4箇所に配置され、一端側がね
じ32によって歪板ホルダ11に固定されており、図3
(b)中に矢印で示すようにプローブ本体31の軸芯と
直角な方向に弾性力を有している。また、スプリングプ
ランジャー13は、球状部材13aと、この球状部材1
3aに結合されたばね13bとからなるものであって、
周方向の4箇所に配設されており、図3(b)中に矢印
で示すようにプローブ本体31の軸芯と直角な方向に弾
性力を有している。しかも、図3(a)に示すように、
テンショナー10とスプリングプランジャー13とは、
周方向に交互に配置されている。
10は、弾性素材(ナイロン66等)からなるヘ字状の
部材であって、周方向の4箇所に配置され、一端側がね
じ32によって歪板ホルダ11に固定されており、図3
(b)中に矢印で示すようにプローブ本体31の軸芯と
直角な方向に弾性力を有している。また、スプリングプ
ランジャー13は、球状部材13aと、この球状部材1
3aに結合されたばね13bとからなるものであって、
周方向の4箇所に配設されており、図3(b)中に矢印
で示すようにプローブ本体31の軸芯と直角な方向に弾
性力を有している。しかも、図3(a)に示すように、
テンショナー10とスプリングプランジャー13とは、
周方向に交互に配置されている。
【0022】従って、プローブ本体31を管穴内に挿入
したとき、テンショナー10とスプリングプランジャー
13(球状部材13a)は、周方向の8箇所において管
穴の内壁面に各々当接し、これらの弾性力によって管穴
の軸芯とプローブ本体31の軸芯とを一致させるよう作
用する。
したとき、テンショナー10とスプリングプランジャー
13(球状部材13a)は、周方向の8箇所において管
穴の内壁面に各々当接し、これらの弾性力によって管穴
の軸芯とプローブ本体31の軸芯とを一致させるよう作
用する。
【0023】また、図1に示すように、プローブ本体3
1の中央部には、歪板6A,6Bが互いに向かい合うよ
うにして設けられている。
1の中央部には、歪板6A,6Bが互いに向かい合うよ
うにして設けられている。
【0024】図4(a)、(b)に示すように、歪板6
A,6Bは、何れもコ字状の部材である。そして、歪板
6A,6Bの中央部には、この歪板6A,6Bの歪みを
検出する歪ゲージ19A,19Bが取り付けられると共
にコーティング20A,20Bが施されており、歪板6
A,6Bの両端部には、ピン21A,21Bを介して小
形玉軸受9A,9Bが回転可能に設けられている。な
お、図4中の18A,18Bは、歪ゲージ19A,19
Bに接続された歪信号伝送用ケーブルである。
A,6Bは、何れもコ字状の部材である。そして、歪板
6A,6Bの中央部には、この歪板6A,6Bの歪みを
検出する歪ゲージ19A,19Bが取り付けられると共
にコーティング20A,20Bが施されており、歪板6
A,6Bの両端部には、ピン21A,21Bを介して小
形玉軸受9A,9Bが回転可能に設けられている。な
お、図4中の18A,18Bは、歪ゲージ19A,19
Bに接続された歪信号伝送用ケーブルである。
【0025】図5に示すように、歪板6A,6Bは、歪
板ホルダ5と歪板サポート7A,7Bと歪板サポート8
と歪板ホルダ11とによって、互いに直交するよう支持
されている。
板ホルダ5と歪板サポート7A,7Bと歪板サポート8
と歪板ホルダ11とによって、互いに直交するよう支持
されている。
【0026】即ち、図6に示すように、歪板サポート7
A,7Bと歪板サポート8A,8Bとはねじ34によっ
て結合され、歪板サポート8A,8Bと歪板ホルダ11
とはねじ35によって結合され、また歪板サポート7
A,7Bと歪板ホルダ5とは図示しないねじによって結
合されており、そして、図5に示すように、一方の歪板
6Aは、基端側が歪板ホルダ5の切欠き部5bに保持さ
れ、先端側が歪板サポート7Aと7Bとの間に挟まれて
おり、他方の歪板6Bは、基端側が歪板ホルダ11の切
欠き部11aに保持され、先端側が歪板サポート8Aと
8Bとの間に挟まれている。
A,7Bと歪板サポート8A,8Bとはねじ34によっ
て結合され、歪板サポート8A,8Bと歪板ホルダ11
とはねじ35によって結合され、また歪板サポート7
A,7Bと歪板ホルダ5とは図示しないねじによって結
合されており、そして、図5に示すように、一方の歪板
6Aは、基端側が歪板ホルダ5の切欠き部5bに保持さ
れ、先端側が歪板サポート7Aと7Bとの間に挟まれて
おり、他方の歪板6Bは、基端側が歪板ホルダ11の切
欠き部11aに保持され、先端側が歪板サポート8Aと
8Bとの間に挟まれている。
【0027】従って、プローブ本体31を管穴内に挿入
したとき、一方の歪板6Aに設けた小形玉軸受9Aは、
径方向両側において管穴内壁面に当接し、他方の歪板6
Bに設けた小形玉軸受9Bは、前記径方向と直交する他
の径方向両側において管穴内壁面に当接する。
したとき、一方の歪板6Aに設けた小形玉軸受9Aは、
径方向両側において管穴内壁面に当接し、他方の歪板6
Bに設けた小形玉軸受9Bは、前記径方向と直交する他
の径方向両側において管穴内壁面に当接する。
【0028】また、図5に示すように、ピン21A,2
1Bは、歪板サポート7A,7Bの周方向に形成された
溝7aに各々嵌入されており、このため径方向には摺動
可能である一方、前後方向(図中左右方向)への移動が
規制されている。このことによって、小形玉軸受9A,
9Bの前後方向への移動を規制し、小形玉軸受9A,9
Bが前後方向へ移動することによる計測誤差の発生を抑
えている。
1Bは、歪板サポート7A,7Bの周方向に形成された
溝7aに各々嵌入されており、このため径方向には摺動
可能である一方、前後方向(図中左右方向)への移動が
規制されている。このことによって、小形玉軸受9A,
9Bの前後方向への移動を規制し、小形玉軸受9A,9
Bが前後方向へ移動することによる計測誤差の発生を抑
えている。
【0029】また、図1に示すように、プローブ本体3
1の基端部では、プラグホルダ14に内蔵固定された図
示しないコネクタのオスと、ホルダ16に内蔵固定され
た図示しないコネクタのメスとが着脱可能に接続されて
おり、このことによって、歪ゲージ19A,19Bに接
続さた歪信号伝送用ケーブル18A,18Bと、図示し
ない計測装置(電気回路)に接続された歪信号伝送用ケ
ーブル18とが電気的に接続されている。そして、ホル
ダ16は長尺のガイド金物17の端部にねじ36で固定
されており、このホルダ16とリアナット15とを螺合
させることによって、前記コネクタのオスとメスとが外
れないよう保持すると共に、ガイド金物17をプローブ
本体31の基端部に結合している。
1の基端部では、プラグホルダ14に内蔵固定された図
示しないコネクタのオスと、ホルダ16に内蔵固定され
た図示しないコネクタのメスとが着脱可能に接続されて
おり、このことによって、歪ゲージ19A,19Bに接
続さた歪信号伝送用ケーブル18A,18Bと、図示し
ない計測装置(電気回路)に接続された歪信号伝送用ケ
ーブル18とが電気的に接続されている。そして、ホル
ダ16は長尺のガイド金物17の端部にねじ36で固定
されており、このホルダ16とリアナット15とを螺合
させることによって、前記コネクタのオスとメスとが外
れないよう保持すると共に、ガイド金物17をプローブ
本体31の基端部に結合している。
【0030】また、プローブ本体31の基端部におい
て、リアサポート12とプラグホルダ14とは、図7に
示す如く結合されている。即ち、リアサポート12の端
部12aをプラグホルダ14の端部14aの内側に遊嵌
させると共に、リアサポート12の端部12aの外周の
4箇所に螺合させたねじ22の頭部(即ち突部)を、プ
ラグホルダ14の端部14aの周方向4箇所に形成した
穴14bに各々遊嵌させて、リアサポート12とプラグ
ホルダ14とを結合している。従って、図7(b)に示
すように、プローブ本体31は、角度θの範囲で任意の
方向に回動可能である。なお、リアサポート12と歪板
ホルダ11とは、ねじ33によって結合されている。
て、リアサポート12とプラグホルダ14とは、図7に
示す如く結合されている。即ち、リアサポート12の端
部12aをプラグホルダ14の端部14aの内側に遊嵌
させると共に、リアサポート12の端部12aの外周の
4箇所に螺合させたねじ22の頭部(即ち突部)を、プ
ラグホルダ14の端部14aの周方向4箇所に形成した
穴14bに各々遊嵌させて、リアサポート12とプラグ
ホルダ14とを結合している。従って、図7(b)に示
すように、プローブ本体31は、角度θの範囲で任意の
方向に回動可能である。なお、リアサポート12と歪板
ホルダ11とは、ねじ33によって結合されている。
【0031】従って、上記構成の管穴内径計測プローブ
によれば、プローブ本体31を計測対象の管穴に挿入し
たとき、プローブ本体31に設けたフロントスタビライ
ザ2,4、テンショナー10及びスプリングプランジャ
ー13の作用によって、プローブ本体31の軸芯と当該
管穴の軸芯とが一致する。
によれば、プローブ本体31を計測対象の管穴に挿入し
たとき、プローブ本体31に設けたフロントスタビライ
ザ2,4、テンショナー10及びスプリングプランジャ
ー13の作用によって、プローブ本体31の軸芯と当該
管穴の軸芯とが一致する。
【0032】例えば、図8に示すように、プローブ本体
31が管穴内において上方に傾斜すると、先端側のフロ
ントスタビライザ2,4では、上側の弾性力が大及び中
となり、下側の弾性力が小となる。一方、基端側のテン
ショナー10及びスプリングプランジャー13では、下
側の弾性力が大及び中となり、上側の弾性力が小とな
る。従って、これらの弾性力により、プローブ本体31
の先端側が下がり基端側が上がるため、プローブ本体3
1の軸芯と管穴の軸芯とが一致する。
31が管穴内において上方に傾斜すると、先端側のフロ
ントスタビライザ2,4では、上側の弾性力が大及び中
となり、下側の弾性力が小となる。一方、基端側のテン
ショナー10及びスプリングプランジャー13では、下
側の弾性力が大及び中となり、上側の弾性力が小とな
る。従って、これらの弾性力により、プローブ本体31
の先端側が下がり基端側が上がるため、プローブ本体3
1の軸芯と管穴の軸芯とが一致する。
【0033】そして、このようにプローブ本体31の軸
芯と管穴の軸芯とが一致した状態の下で、歪板6A,6
Bと歪ゲージ19A,19Bとにより、管穴の内径が計
測される。即ち、歪板6A,6Bの小形玉軸受9A,9
Bが管穴の内壁面に当接することにより、この管穴の内
径に応じた量だけ歪板6A、6Bが歪む。これに伴って
歪ゲージ19A,19Bも歪みその電気抵抗が変化す
る。従って、これらの歪ゲージ19A,19Bを、歪信
号伝送用ケーブル18A,18B、18を介して、前記
計測装置(電気回路)に接続することにより、歪板6
A、6Bの歪み量(即ち管穴内径)に応じた電気信号が
得られる。
芯と管穴の軸芯とが一致した状態の下で、歪板6A,6
Bと歪ゲージ19A,19Bとにより、管穴の内径が計
測される。即ち、歪板6A,6Bの小形玉軸受9A,9
Bが管穴の内壁面に当接することにより、この管穴の内
径に応じた量だけ歪板6A、6Bが歪む。これに伴って
歪ゲージ19A,19Bも歪みその電気抵抗が変化す
る。従って、これらの歪ゲージ19A,19Bを、歪信
号伝送用ケーブル18A,18B、18を介して、前記
計測装置(電気回路)に接続することにより、歪板6
A、6Bの歪み量(即ち管穴内径)に応じた電気信号が
得られる。
【0034】以上のことから、プローブ本体31の求心
性を高めてその傾きや偏心をなくし、精度の良い計測を
行うことができる。例えば図9に示すように、プローブ
本体31が傾斜(傾斜角α)していると、実際の管穴内
径を1とした場合、計測される管穴内径は1/cosα
となり、計測誤差を生じるが、プローブ本体31が傾斜
していなければ(α=0)、計測される管穴内径は1と
なり、精度良く計測することができる。しかも、長尺の
ガイド金物17を結合したことによりプローブ本体31
を管穴の奥深くまで挿入して連続的に計測を行うことが
できるが、このときにもフロントスタビライザ2,4等
によってプローブ本体31の傾きや偏心が抑えられ、精
度良く計測を行うことができる。つまり、管穴の深浅に
かかわらず、精度良く管穴の内径を計測することができ
る。
性を高めてその傾きや偏心をなくし、精度の良い計測を
行うことができる。例えば図9に示すように、プローブ
本体31が傾斜(傾斜角α)していると、実際の管穴内
径を1とした場合、計測される管穴内径は1/cosα
となり、計測誤差を生じるが、プローブ本体31が傾斜
していなければ(α=0)、計測される管穴内径は1と
なり、精度良く計測することができる。しかも、長尺の
ガイド金物17を結合したことによりプローブ本体31
を管穴の奥深くまで挿入して連続的に計測を行うことが
できるが、このときにもフロントスタビライザ2,4等
によってプローブ本体31の傾きや偏心が抑えられ、精
度良く計測を行うことができる。つまり、管穴の深浅に
かかわらず、精度良く管穴の内径を計測することができ
る。
【0035】しかも、管穴の内径に応じた電気信号が得
られるため、管穴内径の自動計測が可能となり、計測に
要する時間を大幅に削減することができる。
られるため、管穴内径の自動計測が可能となり、計測に
要する時間を大幅に削減することができる。
【0036】また、2つの歪板6A,6Bを直交させた
状態で設け、各歪板6A,6Bに歪ゲージ19A,19
Bを設けたことにより、直交する2方向(例えば水平方
向と垂直方向)の管穴内径を同時に計測することができ
る。そして、プローブ本体31が何らかの原因によって
傾いている場合や、歪ゲージ等の不具合により一方の計
測信号に異常がある場合には、両計測信号の値に差が生
じる。従って、両計測信号を比較することによって、前
記傾きや前記不具合が生じていると判断することがで
き、管穴内径計測の信頼性をより高めることができる。
状態で設け、各歪板6A,6Bに歪ゲージ19A,19
Bを設けたことにより、直交する2方向(例えば水平方
向と垂直方向)の管穴内径を同時に計測することができ
る。そして、プローブ本体31が何らかの原因によって
傾いている場合や、歪ゲージ等の不具合により一方の計
測信号に異常がある場合には、両計測信号の値に差が生
じる。従って、両計測信号を比較することによって、前
記傾きや前記不具合が生じていると判断することがで
き、管穴内径計測の信頼性をより高めることができる。
【0037】また、プローブ本体31の基端部では、リ
アサポート12の端部12aをプラグホルダ14の端部
14aの内側に遊嵌させると共にそれぞれに形成した突
部(ねじ22の頭部)と穴14bとを遊嵌させることに
よってリアサポート12とプラグホルダ14とを結合し
ており、このことによってプローブ本体31が任意の方
向に回動可能であるため、ガイド金物17側が振れて
も、この影響がリアサポート12とプラグホルダ14の
結合部において吸収されるためプローブ本体31側へは
及ばない。このため、計測の不安定さを抑制し、より精
度良く計測を行うことができ、また、プローブ本体31
にかかる応力を吸収してプローブ本体31の損傷を防ぐ
ことができる。
アサポート12の端部12aをプラグホルダ14の端部
14aの内側に遊嵌させると共にそれぞれに形成した突
部(ねじ22の頭部)と穴14bとを遊嵌させることに
よってリアサポート12とプラグホルダ14とを結合し
ており、このことによってプローブ本体31が任意の方
向に回動可能であるため、ガイド金物17側が振れて
も、この影響がリアサポート12とプラグホルダ14の
結合部において吸収されるためプローブ本体31側へは
及ばない。このため、計測の不安定さを抑制し、より精
度良く計測を行うことができ、また、プローブ本体31
にかかる応力を吸収してプローブ本体31の損傷を防ぐ
ことができる。
【0038】なお、リアサポート12とプラグホルダ1
4との結合部は上記のような構成に限定するものではな
い。即ち、上記とは逆に、プラグホルダ14の端部14
aをリアサポート12の端部12aの内側に遊嵌させて
もよく、また、外側の内周に突部を形成し、内側に穴を
形成して、これらの突部と穴とを遊嵌させるようにして
もよい。
4との結合部は上記のような構成に限定するものではな
い。即ち、上記とは逆に、プラグホルダ14の端部14
aをリアサポート12の端部12aの内側に遊嵌させて
もよく、また、外側の内周に突部を形成し、内側に穴を
形成して、これらの突部と穴とを遊嵌させるようにして
もよい。
【0039】また、歪板6A,6Bの両端部に小形玉軸
受9A,9Bを設けたことにより、プローブ本体31を
管穴内へスムーズに挿入することができ、計測を安定さ
せることができる。
受9A,9Bを設けたことにより、プローブ本体31を
管穴内へスムーズに挿入することができ、計測を安定さ
せることができる。
【0040】また、先端のナット1を円錐状にしたた
め、プローブ本体31を管穴内に容易に挿入することが
できる。
め、プローブ本体31を管穴内に容易に挿入することが
できる。
【0041】
【発明の効果】以上発明の実施の形態と共に具体的に説
明したように、本発明の管穴内径計測プローブによれ
ば、軸芯調節手段を備えたことにより、プローブ本体の
求心性を高めてその傾きや偏心をなくし、精度の良い管
穴内径計測を行うことができる。かかる効果は、管穴の
深浅にかかわらず得られる。
明したように、本発明の管穴内径計測プローブによれ
ば、軸芯調節手段を備えたことにより、プローブ本体の
求心性を高めてその傾きや偏心をなくし、精度の良い管
穴内径計測を行うことができる。かかる効果は、管穴の
深浅にかかわらず得られる。
【0042】また、管穴内径計測手段を歪板と歪ゲージ
とを備えて構成することにより、構成が簡易であると共
に、管穴の内径に応じた電気信号が得られるため、管穴
内径の自動計測が可能となり、計測に要する時間を大幅
に削減することができる。
とを備えて構成することにより、構成が簡易であると共
に、管穴の内径に応じた電気信号が得られるため、管穴
内径の自動計測が可能となり、計測に要する時間を大幅
に削減することができる。
【0043】また、2つの歪板を相互に略直交させた状
態で設け各歪板に歪ゲージを取り付けたことにより、略
直交する2方向の管穴内径を同時に計測することができ
る。従って、両計測信号を比較することにより、管穴内
径計測の信頼性をより高めることができる。
態で設け各歪板に歪ゲージを取り付けたことにより、略
直交する2方向の管穴内径を同時に計測することができ
る。従って、両計測信号を比較することにより、管穴内
径計測の信頼性をより高めることができる。
【0044】また、歪板の両端部に小形玉軸受を設ける
ことにより、プローブ本体を管穴内へスムーズに挿入す
ることができ、管穴内径計測を安定させることができ
る。
ことにより、プローブ本体を管穴内へスムーズに挿入す
ることができ、管穴内径計測を安定させることができ
る。
【0045】また、プローブ本体の基端部において、一
方の結合部を他方の結合部の内側に遊嵌させると共にそ
れぞれに形成した突部と穴とを遊嵌させて一方の結合部
と他方の結合部とを結合したことにより、この結合部を
介して結合されたガイド金物等が振れても、この影響が
同結合部で吸収されるためプローブ本体側へは及ばな
い。このため、計測の不安定さを抑制し、より精度良く
管穴内径計測を行うことができ、また、プローブ本体に
かかる応力を吸収してプローブ本体の損傷を防ぐことが
できる。
方の結合部を他方の結合部の内側に遊嵌させると共にそ
れぞれに形成した突部と穴とを遊嵌させて一方の結合部
と他方の結合部とを結合したことにより、この結合部を
介して結合されたガイド金物等が振れても、この影響が
同結合部で吸収されるためプローブ本体側へは及ばな
い。このため、計測の不安定さを抑制し、より精度良く
管穴内径計測を行うことができ、また、プローブ本体に
かかる応力を吸収してプローブ本体の損傷を防ぐことが
できる。
【図1】本発明の実施の形態に係る管穴内径計測プロー
ブのプローブ本体を一部破断して示す側面図である。
ブのプローブ本体を一部破断して示す側面図である。
【図2】(a)は前記プローブ本体のフロントスタビラ
イザ部の構成を示す正面図、(b)は前記プローブ本体
のフロントスタビライザ部の構成を示す上半分破断の側
面図である。
イザ部の構成を示す正面図、(b)は前記プローブ本体
のフロントスタビライザ部の構成を示す上半分破断の側
面図である。
【図3】(a)は前記プローブ本体のテンショナー部及
びスプリングプランジャー部の構成を示す横断面図、
(b)は前記プローブ本体のテンショナー部及びスプリ
ングプランジャー部の構成を示す側面図である。
びスプリングプランジャー部の構成を示す横断面図、
(b)は前記プローブ本体のテンショナー部及びスプリ
ングプランジャー部の構成を示す側面図である。
【図4】前記プローブ本体の歪板の構成を示す側面図で
ある。
ある。
【図5】前記プローブ本体の歪板部の構成を示す斜視図
である。
である。
【図6】前記プローブ本体の歪板サポート及び歪板ホル
ダの分解斜視図である。
ダの分解斜視図である。
【図7】(a)は前記プローブ本体のリアサポートとプ
ラグホルダとの結合部の構成を示す縦断面図、(b)は
前記プローブ本体のリアサポートとプラグホルダとの結
合部の回動時の状態を示す縦断面図である。
ラグホルダとの結合部の構成を示す縦断面図、(b)は
前記プローブ本体のリアサポートとプラグホルダとの結
合部の回動時の状態を示す縦断面図である。
【図8】前記プローブ本体の軸芯がずれたときのイメー
ジを示す説明図である。
ジを示す説明図である。
【図9】計測誤差の説明図である。
【図10】従来のシリンダゲージによる管穴内径計測の
様子を示す説明図である。
様子を示す説明図である。
1 ナット 1a 端面 2,4 フロントスタビライザ 2a,4a 切れ目 2b,4b 弾性部 3 フロントサポート 3a,3b 断部 5,11 歪板ホルダ 5a 端部 5b,11a 切欠き部 6A,6B 歪板 7A,7B,8A,8B 歪板サポート 7a 溝 9A,9B 小形玉軸受 10 テンショナー 12 リアサポート 12a 端部 13 スプリングプランジャー 13a 球状部材 13b ばね 14 プラグホルダ 14a 端部 14b 穴 15 リアナット 16 ホルダ 17 ガイド金物 18A,18B,18 歪信号伝送用ケーブル 19A,19B 歪ゲージ 20A,20B コーティング 21A,21B ピン 22,32,33,34,35,36 ねじ 30 管穴内径計測プローブ 31 プローブ本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 5/12 G01B 21/14
Claims (4)
- 【請求項1】 長手方向の任意の位置に設けた管穴内径
計測手段と、長手方向の複数箇所に離間して設けると共
にそれぞれ周方向に複数の弾性部を有しこれらの弾性部
が管穴内壁面の周方向の複数箇所に当接してその弾性力
によりプローブ本体の軸芯を管穴の軸芯に一致せしめる
軸芯調節手段とを備えてなるプローブ本体を有する管穴
内径計測プローブにおいて、 前記管穴内径計測手段は、両端部が前記管穴の径方向両
側において前記管穴内壁面に当接するコ字状の歪板と、
この歪板に取り付けた歪ゲージとを備えてなるものであ
ることを特徴とする管穴内径計測プローブ。 - 【請求項2】 請求項1に記載する管穴内径計測プロー
ブにおいて、 前記歪板は相互に略直交させた状態で2つ設けると共
に、各々の歪板に歪ゲージを取り付けたことを特徴とす
る管穴内径計測プローブ。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載する管穴内径計測
プローブにおいて、 前記歪板の両端部には小形玉軸受を設けたことを特徴と
する管穴内径計測プローブ。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3に記載する管穴内径
計測プローブにおいて、 前記プローブ本体の基端部では、一方の結合部を他方の
結合部の内側に遊嵌させると共に、前記一方の結合部の
外周に形成した突部を前記他方の結合部に形成した穴に
遊嵌させ、又は前記他方の結合部の内周に形成した突部
を前記一方の結合部に形成した穴に遊嵌させて、前記一
方の結合部と前記他方の結合部とを結合したことを特徴
とする管穴内径計測プローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15369096A JP3268200B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 管穴内径計測プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15369096A JP3268200B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 管穴内径計測プローブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH102702A JPH102702A (ja) | 1998-01-06 |
JP3268200B2 true JP3268200B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=15568016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15369096A Expired - Fee Related JP3268200B2 (ja) | 1996-06-14 | 1996-06-14 | 管穴内径計測プローブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3268200B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109556552A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-04-02 | 哈尔滨理工大学 | 一种可消除孔位置度误差影响的孔径检测装置 |
CN110595327A (zh) * | 2019-10-16 | 2019-12-20 | 安徽道一智能制造技术有限公司 | 一种变速箱装配线用内腔尺寸检测工具 |
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---|---|---|---|---|
US4842339A (en) * | 1987-12-21 | 1989-06-27 | Ford Motor Company | Vehicle wheel cover and assembly |
JP4641824B2 (ja) * | 2005-02-24 | 2011-03-02 | 株式会社クボタ | 管内調査装置 |
KR101046362B1 (ko) | 2009-05-14 | 2011-07-04 | 주식회사 씨에이텍 | 레이저 트랙커의 타겟 프로브 이송장치 |
CN102706253A (zh) * | 2012-06-15 | 2012-10-03 | 重庆望江工业有限公司 | 一种深小孔内密封槽直径量规 |
CN102706254B (zh) * | 2012-06-20 | 2015-06-03 | 重庆望江工业有限公司 | 一种深小孔内密封槽的测量方法 |
CN103206910B (zh) * | 2013-03-27 | 2016-07-06 | 中信重工机械股份有限公司 | 一种测量大直径深锥孔的装置及其方法 |
CN103335579B (zh) * | 2013-07-08 | 2015-12-02 | 河北华北柴油机有限责任公司 | 精确测量锥孔大端直径误差的锥位量规 |
CN103968735A (zh) * | 2014-05-26 | 2014-08-06 | 苏州博讯仪器有限公司 | 一种用于检测定位锥锥体的检测装置 |
WO2017143147A1 (en) * | 2016-02-19 | 2017-08-24 | Zetec, Inc. | Eddy current inspection probe |
CN107687835B (zh) * | 2017-09-27 | 2020-01-03 | 湖北三环锻造有限公司 | 用于转向节的多列浮动触点式同轴度检测装置 |
CN108489438B (zh) * | 2018-03-20 | 2021-03-30 | 成都飞机工业(集团)有限责任公司 | 一种接触式制孔质量的检测方法 |
JP7230424B2 (ja) * | 2018-10-22 | 2023-03-01 | 株式会社大林組 | 孔径変位計測装置 |
CN111151471B (zh) * | 2020-02-19 | 2020-10-27 | 温州市宇润车业股份有限公司 | 一种轴承内径合格检测设备 |
-
1996
- 1996-06-14 JP JP15369096A patent/JP3268200B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109556552A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-04-02 | 哈尔滨理工大学 | 一种可消除孔位置度误差影响的孔径检测装置 |
CN110595327A (zh) * | 2019-10-16 | 2019-12-20 | 安徽道一智能制造技术有限公司 | 一种变速箱装配线用内腔尺寸检测工具 |
CN110595327B (zh) * | 2019-10-16 | 2021-05-07 | 安徽道一智能制造技术有限公司 | 一种变速箱装配线用内腔尺寸检测工具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH102702A (ja) | 1998-01-06 |
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