JP3266316B2 - 画像診断装置 - Google Patents
画像診断装置Info
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Description
特に、体内循環液をその速度状態まで示して表示する画
像診断装置に関する。
ば、血管をその横方向から観た状態の二次元表示を行な
い、その血管内を流れる血液を所定の速度以下の血流部
分を薄い赤色に、そして所定の速度以上の血流部分を濃
い赤色に表示したものが知られれている。
有する血流の診断画像から、たとえば動脈硬化症などで
狭窄した部分を可視化できる。
うに構成された画像診断装置は、血管の長さ方向におけ
るある部分において血流の速度が大きいかあるいは小さ
いか等の情報しか得られていないことから、それだけ血
流の速度の情報が少なく、充分な診断ができない等の問
題点が残されていた。
たものであり、その目的とするところのものは、血液等
の体内循環液をその速度状態において従来以上に複雑な
面までも表示することのできる画像診断装置を提供する
ことにある。
るために、本発明は、基本的には、体内循環液の走行方
向に沿った複数のそれぞれの断面像データ群から、所定
範囲の速度毎に分割された体内循環液がそれぞれ抽出さ
れた各断面像データ群に分割する分割手段と、この分割
により分割されたそれぞれの断面像データを分割に応じ
て色分け情報もしくは濃度値情報を付加する手段と、該
色分け情報もしくは濃度値情報が付加された各断面像デ
ータからそれぞれ別個に三次元表示画像データを構成す
る演算手段と、該三次元表示画像データをそれぞれ別個
にあるいは合成して表示する手段とを備えたことを特徴
とするものである。
体内循環液の走行方向に沿った複数のそれぞれの断面像
データ群から、所定範囲の速度毎に分割された体内循環
液がそれぞれ抽出された各断面像データ群に分割するよ
うになっている。
速度を有する液流のみが抽出されて分割されることにな
るが、各分割されたそれぞれの速度の情報は、断面にお
いての速度情報をも含んだものとなっている。
分け情報もしくは濃度値情報が付加され、これにより所
定範囲の速度情報を有する液流は色もしくは濃度によっ
て認識が容易になる。
けられた断面像データ群から、各断面像データ毎の演算
によって三次元表示画像データを構成し、これにより、
所定範囲の速度を有する液流部分のみの三次元表示画像
データを得ることができる。
に基づいて、それぞれ別個にあるいは合成して表示装置
に表示するようにして診断を行なう。
なる体内循環液は、その断面における液流の速度分布を
も含んだ三次元表示となることから、液流の速度状態を
三次元的に解析することができる。したがって、体内循
環液をその速度状態において従来以上に複雑な面までも
表示することができるようになる。
断装置の一実施例を示す概略構成図である。
される超音波探触子2がある。この超音波探触子2は送
波器3による駆動で前記被検体1内に超音波パルス波が
照射されるようになっている。
波の反射波は前記超音波探触子2により検知され、RF
増幅器4に入力されるようになっている。このRF増幅
器4からの出力は検波器5によって検波され、ビデオ増
幅器6に入力されるようになっている。
ャンコンバータ7を介してCRT8に入力されるように
なっている。
によって制御されるとともに、画像演算処理装置10に
より種々の形態で画像処理された画像を前記CRT8に
映像させることができるようになっている。
回路9および画像演算処理装置10によって、三次元血
流画像情報が作成され、所望の視点から該三次元血流画
像を観た二次元画像(このような二次元画像を本明細書
では三次元画像と称する)を映像できるとともに、その
三次元画像の所定の部分は情報を意味づけさせた色で着
色されたものになっている。
を図1を用いて説明する。同図では、次に示す4段階の
ステップからなっている。
た複数のそれぞれの断面像データ群101が用意されて
いる。この断面像データ群101は#1から#nまでの
n枚からなっている。
ータは、それぞれたとえば半導体メモリに格納されてい
るものである。また、以下の説明では、各断面像データ
における各画素毎の濃淡度合いを示す濃度値(「濃淡
値」ともいう)を簡略化して、CRT6上に表示させる
時に使用する各画素毎の濃淡度合いを示す輝度値を用い
て説明する。
は、血管内の断面像データであり、血管の外壁内の血液
は血流の速度に応じて輝度を異ならしめて表示されてい
る。
速度が大きいことを示している。そして、その周辺の前
記外壁に隣接する部分においては輝度が低く速度が小さ
いことを示している。
る各断面像データを順次#1から読みだす。この場合の
データ読みだしは、たとえば各断面像データの左上から
右下に到って水平に順次読みだし、その際、流速10〜
20の範囲に相当する輝度値を有するデータのみをコン
パレータを介して取り込み、この取り込まれたデータを
異なる半導体メモリの同一アドレスに書き込む。このよ
うにして、断面像データ群102aのうちの断面像デー
タ#1が得られる。
の範囲に相当する輝度値を有するデータのみをコンパレ
ータを介して取り込み、この取り込まれたデータを異な
る半導体メモリの同一アドレスに書き込む。このように
して、断面像データ群102bのうちの断面像データ#
1が得られる。
に相当する輝度値を有するデータのみをコンパレータを
介して取り込み、この取り込まれたデータを異なる半導
体メモリの同一アドレスに書き込む。このようにして、
断面像データ群102cのうちの断面像データ#1が得
られる。
タの#2以降の読みだしも同様に行なわれ、これによ
り、流速10〜20の範囲にある血流のみが表示される
断面像データ群102a、流速20以上の範囲にある血
流のみが表示される断面像データ群102b、および血
管の外壁のみが表示される断面像データ群102cに分
割されることになる。
102aにおける血流の表示はたとえば薄い赤色でなさ
れるようにし、また断面像データ102bにおける血流
の表示はたとえば濃い赤色でなされるようにする。な
お、断面像データ102cにおける血管の表示はたとえ
ば赤以外の色で半透明の表示がなされるようにする。
断面像データ#1〜#nの各血流データから、演算によ
り三次元画像を構成する。これにより、全体の血流のう
ち、流速が10〜20の範囲にある血流の三次元画像1
03aが構成される。
各断面像データ#1〜#nの各血流データから、演算に
より三次元画像を構成する。これにより、全体の血流の
うち、流速が20以上の範囲にある血流の三次元画像1
03bが構成される。
の各断面像データ#1〜#nの各血流データから、演算
により三次元画像を構成する。これにより、血液を除く
血管のみの三次元画像103cが構成される。
画像103a、103bのうちの一つを選択してCRT
面に表示する。この場合、三次元画像103cを合成し
て表示させることによって、所定範囲の流速を有する血
流の血管に対する位置づけを明確にすることができるよ
うになる。
03b、103cを全て合成して表示するようにしても
よい。この場合、血流の流速の分布は色分けによって明
確に区別できることになる。
像処理装置10に作動する制御回路(CPU)9の動作
フローを図3を用いて説明をする。
報があり、nを1としてメモリ#1から画素を読みだ
す。
(たとえば10から20までの範囲)にあるか否かを判
定する。
情報とする。
0”情報とする。
1”情報をその変換前と同一のアドレスに、また、前
記”0”情報をその変換前の同一のアドレスに格納す
る。
し、いまだ読みだしていないときは、S1.に戻り、次
に読みだされる画素について同様のステップを繰り返
す。
=n+1として、つまり、次のメモリの画素を読みだす
ようにする。
を判定する。
は、前記別個の各メモリに格納された情報に基づいて三
次元像を演算により構成する。
な色が施されるように処理される。
度値変更することによって、他の所定範囲(たとえば2
0以上)にある流速の血液のみを抽出することができる
ようになる。
この超音波診断装置によれば、まず、血液の走行方向に
沿った複数のそれぞれの断面像データ群から、所定範囲
の速度毎に分割された血液がそれぞれ抽出された各断面
像データ群に分割するようになっている。
速度を有する血流のみが抽出されて分割されることにな
るが、各分割されたそれぞれの速度の情報は、断面にお
いての速度情報をも含んだものとなっている。
分けされ、これにより所定範囲の速度を有する血流は色
によって認識が容易になる。
群から、各断面像データ毎の演算によって三次元表示画
像データを構成し、これにより、所定範囲の速度を有す
る血流部分のみの三次元表示画像データを得ることがで
きる。
に基づいて、それぞれ別個にあるいは合成して表示装置
に表示するようにして診断を行なう。
なる血液は、その断面における血流の速度分布をも含ん
だ三次元表示となることから、血流の速度状態を三次元
的に解析することができる。したがって、血液をその速
度状態において従来以上に複雑な面までも表示すること
ができるようになる。
10〜20、20以上の2区分について説明したもので
あるが、さらに細区分するようにしてもよいことはいう
までもない。
液を示したものであるが、これに限定されず、他に、リ
ンパ液等であってもよいことはいうまでもない。
いて示したものであるが、これに限定されず、他に、N
MR装置あるいはX線CT装置にも適用することができ
る。
本発明による画像診断装置によれば、血液等の体内循環
液をその速度状態において従来以上に複雑な面までも表
示することができるようになる。
施例を示す説明図である。
概略ブロック図である。
置へ作動するCPUの動作の一実施例を示すフロー図で
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 体内循環液の走行方向に沿った複数のそ
れぞれの断面像データ群から、所定範囲の速度毎に分割
された体内循環液がそれぞれ抽出された各断面像データ
群に分割する分割手段と、この分割により分割されたそ
れぞれの断面像データを分割に応じて色分け情報もしく
は濃度値情報を付加する手段と、該色分け情報もしくは
濃度値情報が付加された各断面像データからそれぞれ別
個に三次元表示画像データを構成する演算手段と、該三
次元表示画像データをそれぞれ別個にあるいは合成して
表示する手段とを備えたことを特徴とする画像診断装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17239192A JP3266316B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 画像診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17239192A JP3266316B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 画像診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619986A JPH0619986A (ja) | 1994-01-28 |
JP3266316B2 true JP3266316B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=15941066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17239192A Expired - Fee Related JP3266316B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 画像診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3266316B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4298258B2 (ja) * | 2002-10-11 | 2009-07-15 | 株式会社日立メディコ | 医用画像表示装置 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP17239192A patent/JP3266316B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0619986A (ja) | 1994-01-28 |
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