JP3264778B2 - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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JP3264778B2
JP3264778B2 JP21440894A JP21440894A JP3264778B2 JP 3264778 B2 JP3264778 B2 JP 3264778B2 JP 21440894 A JP21440894 A JP 21440894A JP 21440894 A JP21440894 A JP 21440894A JP 3264778 B2 JP3264778 B2 JP 3264778B2
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generating sheet
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brush
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隆博 吉川
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真方式の複写
機等の定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の定着装置は、図1,2に示すこの
発明の実施例と同様な部分があるので、これを参照して
説明する。それは無端状の円筒形発熱シート1と、この
発熱シート1との間にニップが形成される加圧ローラ2
が配置され、発熱シート1の内部には裏当部材3が配置
されている。発熱シート1の表面には、発熱シート1の
円周方向に間隔をおいて配置された複数の発熱素子4が
設けられ、この発熱素子4の両端に形成された導電部5
に給電する給電ブラシ6が設けられている。そしてこの
ような定着装置においては、発熱シート1と、この発熱
シート1との間にニップが形成される加圧ローラ2とが
ともに回転し、給電ブラシ6によって導電部5を介して
発熱素子4に給電して発熱させ、両者1,2間のニップ
に供給される用紙10にトナーを定着するものである。こ
の場合給電ブラシ6には高耐熱性、高摺動性の外に、発
熱素子4に確実に給電するために、発熱シート1に隙間
なく密着しなければならないことから、高柔軟性が要求
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の定
着装置においては、給電ブラシがこのような特性を有す
るものがなかったことから、発熱シートの形状に適合し
た形状又は適当な位置に配置されて、所定位置の発熱素
子部材に確実に給電することができにくいという問題が
ある。
【0004】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来の定着装置のもつ問題を解消し、給電ブラシが発熱シ
ートの形状に適合した形状となり、又は適当な位置に配
置されて、所定位置の発熱素子部材に確実に給電するこ
とができる定着装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、発熱
素子を有する無端状の発熱シートと、この発熱シートの
発熱素子に給電する給電ブラシと、発熱シートに押圧さ
れる加圧ローラとを具えた定着装置において、前記給電
ブラシは発熱シートの形状に適合するような形状に導電
性無機物を細く編んだブラシであると共に、この給電ブ
ラシはばね材で構成されているホルダによって発熱素子
に向けて付勢され、且つ前記ホルダの支持部が発熱シー
トの端面と摺動するように構成されていることを特徴と
するものである。請求項2に記載の発明は、発熱素子を
有する無端状の発熱シートと、この発熱シートの発熱素
子に給電する給電ブラシと、発熱シートに押圧される加
圧ローラとを具えた定着装置において、前記給電ブラシ
は発熱シートの形状に適合するような形状に導電性無機
物を細く編んだブラシであると共に、前記発熱シートの
内周面端部近傍に弾性ガイド部材を貼付し、この弾性ガ
イド部材の両端対向部は同方向に傾斜し、該弾性ガイド
部材と前記発熱シートの裏当部材とを摺動するように構
成されていることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】前記のような請求項1の発明においては、発熱
シートと、この発熱シートとの間にニップが形成される
加圧ローラとがともに回転し、給電ブラシによって発熱
素子に給電して発熱させ、前記ニップに供給される用紙
にトナーを定着し、この際給電ブラシがばね材で構成さ
れているホルダによって発熱素子に向けて付勢され、ま
たホルダの支持部が発熱シートの端面と摺動して、該発
熱シートがずれるのを防止する。
【0007】請求項2の発明においては、発熱シート
と、この発熱シートとの間にニップが形成される加圧ロ
ーラとがともに回転し、給電ブラシによって発熱素子に
給電して発熱させ、前記ニップに供給される用紙にトナ
ーを定着し、この際発熱シートの内周面の両端部近傍に
貼付されて両端対向部が同方向に傾斜している弾性ガイ
ド部材と発熱シートの裏当部材とが摺動して、発熱シー
トが長手方向にずれるのと、弾性ガイド部材の両端対向
部が、裏当部材との摺動によってはがれるのが防止され
る。
【0008】
【実施例】図面に示す各実施例において、前記従来の定
着装置と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略
し、主として異なる部分について説明する。図1,2に
示すこの発明の実施例において、給電ブラシ6は図2に
示すように、発熱シート1と同様に湾曲したホルダ11
と、このホルダ11の両側縁に取付けられた支持部12と、
この支持部12の中間に設けられた給電ブラシ部13とを有
し、この給電ブラシ部13は導電性無機物を細く編んだブ
ラシで構成されている。そして給電ブラシ部13は発熱シ
ート1の円周方向からみて、ニップからその上流適宜の
部分までの図1の発熱領域Aに位置するように配置され
ている。このようなものにおいて、給電ブラシ部13によ
って導電部5を介して発熱素子4に給電し、前記従来の
ものと同様にして用紙10にトナーを定着することとな
る。
【0009】図3に示す実施例は、ホルダ19がばね材で
構成されて給電ブラシ6が発熱シート1に向けて付勢さ
れ、支持部21が発熱シート1の端面22と摺動していて、
該発熱シート1がずれるのを防止する点で前記の実施例
と相違するだけで、他の点については異なるところがな
い。
【0010】図4,5に示す実施例は、発熱シート1の
内周面端部近傍に弾性ガイド部材23を貼付し、この弾性
ガイド部材23の両端対向部24が同方向に傾斜しており、
弾性ガイド部材23と発熱シート1の裏当部材3とが摺動
していて、該発熱シート1が長手方向にずれるのを防止
するとともに、弾性ガイド部材23の対向部24が同方向に
傾斜していることにより、裏当部材3との摺動によって
はがれるのを防止する点で前記の実施例と相違するだけ
で、他の点については異なるところがない。
【0011】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、請求項
1に記載の発明は、発熱素子を有する無端状の発熱シー
トと、この発熱シートの発熱素子に給電する給電ブラシ
と、発熱シートに押圧される加圧ローラとを具えた定着
装置において、前記給電ブラシは発熱シートの形状に適
合するような形状に導電性無機物を細く編んだブラシで
あると共に、この給電ブラシはばね材で構成されている
ホルダによって発熱素子に向けて付勢され、且つ前記ホ
ルダの支持部が発熱シートの端面と摺動するように構成
されているので、給電ブラシが発熱シートの形状に適合
するような形状に変形し、所定位置の発熱素子部材に確
実に給電することができて、ショートすることがないと
いう効果がある。また、前記給電ブラシのホルダの一部
を前記発熱シートの端面と摺動させて該発熱シートのず
れを防止するので、発熱素子と給電ブラシとの接触がず
れることがないという効果がある。
【0012】また、請求項2に記載の発明は発熱素子を
有する無端状の発熱シートと、この発熱シートの発熱素
子に給電する給電ブラシと、発熱シートに押圧される加
圧ローラとを具えた定着装置において、前記給電ブラシ
は発熱シートの形状に適合するような形状に導電性無機
物を細く編んだブラシであると共に、前記発熱シートの
内周面端部近傍に弾性ガイド部材を貼付し、この弾性ガ
イド部材の両端対向部は同方向に傾斜し、該弾性ガイド
部材と前記発熱シートの裏当部材とを摺動するように構
成されているので、給電ブラシが発熱シートの形状に適
合するような形状に変形し、所定位置の発熱素子部材に
確実に給電することができて、ショートすることがない
という効果がある。また、発熱素子と給電ブラシとの接
触がずれることがないのに加えて、弾性ガイド部材の対
向部が裏当部材との摺動によってはがれることがないと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を示す一実施例の斜面図である。
【図2】同上の一部の斜面図である。
【図3】同上の一実施例における一部の斜面図である。
【図4】同上の一実施例における一部の斜面図である。
【図5】同上の一部の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 発熱シート 2 加圧ローラ 4 発熱素子 6 給電ブラシ 10 用紙 11 ホルダ 13 給電ブラシ部 19 ホルダ 21 支持部 22 端面 23 弾性ガイド部材 24 両端対向部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱素子を有する無端状の発熱シート
    と、この発熱シートの発熱素子に給電する給電ブラシ
    と、発熱シートに押圧される加圧ローラとを具えた定着
    装置において、前記給電ブラシは発熱シートの形状に適
    合するような形状に導電性無機物を細く編んだブラシで
    あると共に、この給電ブラシはばね材で構成されている
    ホルダによって発熱素子に向けて付勢され、且つ前記ホ
    ルダの支持部が発熱シートの端面と摺動するように構成
    されていることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 発熱素子を有する無端状の発熱シート
    と、この発熱シートの発熱素子に給電する給電ブラシ
    と、発熱シートに押圧される加圧ローラとを具えた定着
    装置において、前記給電ブラシは発熱シートの形状に適
    合するような形状に導電性無機物を細く編んだブラシで
    あると共に、前記発熱シートの内周面端部近傍に弾性ガ
    イド部材を貼付し、この弾性ガイド部材の両端対向部は
    同方向に傾斜し、該弾性ガイド部材と前記発熱シートの
    裏当部材とを摺動するように構成されていることを特徴
    とする定着装置。
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