JP3264684B2 - 光検出器 - Google Patents

光検出器

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JP3264684B2 JP29007291A JP29007291A JP3264684B2 JP 3264684 B2 JP3264684 B2 JP 3264684B2 JP 29007291 A JP29007291 A JP 29007291A JP 29007291 A JP29007291 A JP 29007291A JP 3264684 B2 JP3264684 B2 JP 3264684B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光検出器としては、PINやアバ
ランシェなどの光ダイオードや光トランジスタが用いら
れてきた。これらは通常適当な負荷抵抗を介して直流電
圧源と直列に接続され、回路に流れる光電流を出力とす
る。このため、検出システム全体としての入射光−出力
特性の線形性や応答速度、増幅率は、素子の入射光−光
電流特性によって決定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】PIN光ダイオード
は、高速性、入出力の線形性に優れ、現在最も広く用い
られている光ダイオードである。しかし、出力が小さく
検出システム全体を見た場合、S/N比の向上には限界
がある。また、アバランシェ光ダイオードは内部増幅作
用を持ち、PIN光ダイオードに比べて高い出力が得ら
れる。しかし、アバランシェ光ダイオードの動作には、
通常百〜数百Vの高い駆動電圧を必要とする他、素子の
電流増幅率の値を大きくしていくと、ショット雑音が増
加し、S/N比が急激に低下するなどの欠点を有する。
また、アバランシェ光ダイオードと同様に内部増幅作用
を持ち、且つアバランシェ光ダイオードよりも低雑音で
ある光検出素子として光トランジスタがある。しかし、
光トランジスタの電流増幅率は入力光強度に対して大き
く依存することから入出力特性の直線性が悪く、線形性
の良い光検出システムを得ることは難しい。本発明は上
記事情に鑑みてなされたものであって、高感度で入出力
の線形性に優れ、且つ低雑音である光検出器を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、光入力の光量に対して出力電流
特性に急峻な閾値を持つPNPN光サイリスタと発光ダ
イオードを集積化した光電子集積回路から成り、前記発
光ダイオードによってPNPN光サイリスタを閾途中に
光でバイアスし、PNPN光サイリスタへの入力光の変
動に対してPNPN光サイリスタが常に一定状態に保た
れるようにPNPN光サイリスタから発光ダイオードへ
負の帰還を設ける零位法を用いて駆動することを特徴と
する。すなわち、請求項1の光検出器は、光入力に対し
て出力電流特性に急峻な閾値を持つPNPN光サイリス
タに対して、側面もしくは縦方向より光バイアスを与え
ることができるように同一基板上に発光ダイオードを横
もしくは縦方向に集積化した光電子集積回路から成り、
発光ダイオードによってPNPN光サイリスタを閾途中
に光でバイアスし、PNPN光サイリスタへの入力光の
変動に対してPNPN光サイリスタが常に一定状態に保
たれるようにPNPN光サイリスタから発光ダイオード
へ負の帰還を設ける零位法を用いて駆動することによ
り、高感度で入出力の線形性に優れ、且つ低雑音な光検
出を行なうことができる。
【0005】次に、請求項2の光検出器は、請求項1の
光検出器において、PNPN光サイリスタが少なくとも
一つの発光ダイオード領域を含むことを特徴とする。す
なわち、請求項2の光検出器は、PNPN光サイリスタ
内に発光ダイオード部を有することにより、PNPN光
サイリスタ内で発光部から受光部への光の正帰還が生ず
るために、請求項1の光検出器に比べて、PNPN光サ
イリスタの入力光−出力電流特性により急峻な閾値特性
が得られる。このことから、上記したような零位法を用
いて光の検出を行なう場合、請求項1の光検出器に比べ
て高い開ループゲインが得られる。
【0006】次に、請求項3の光検出器は、請求項1の
光検出器において、PNPN光サイリスタが少なくとも
一つのレーザーダイオード領域を含むことを特徴とす
る。すなわち、請求項3の光検出器は、PNPN光サイ
リスタ内にレーザーダイオード部を有することにより、
PNPN光サイリスタ内で発光部から受光部への光の正
帰還が生ずる。また、この帰還量は請求項2の光検出器
よりも大きく、請求項1及び請求項2の光検出器に比べ
て、入力光−出力電流特性により急峻な閾値特性を得る
ことができる。このことから、零位法を用いて光の検出
を行なう場合、請求項1及び請求項2の光検出器に比べ
て高い開ループゲインが得られる。
【0007】次に、請求項4の光検出器は、請求項2、
請求項3の光検出器において、PNPN光サイリスタの
光の入力窓と出力窓が同一であることを特徴とする。す
なわち、請求項4の光検出器は、PNPN光サイリスタ
内に発光部を持ち、且つ光の入出力を同一の窓で行なう
ものである。この素子で上記したように零位法を用いて
光の検出を行なった場合、PNPN光サイリスタの光入
出力窓からは常に一定の光が出力されることから、外部
からの入力光を検出するばかりでなく、PNPN光サイ
リスタ自身から発光した光を外部の物体等に照射し、そ
の反射光を検出することもできる。
【0008】
【作用】入力光に対して出力電流が図4のように急峻な
閾値を持つPNPN光サイリスタに対して、隣接して集
積化された発光ダイオードによって図4のA点に光でバ
イアスした場合、入力光に対する出力電流の急峻な立ち
上がりを利用して高感度な光検出器を作製することが可
能である。そこで、入力光によりPNPN光サイリスタ
の出力電流が増加した場合、発光ダイオードの出力光を
減少させPNPN光サイリスタの電流を図4のA点の状
態に戻すようにPNPN光サイリスタから発光ダイオー
ドに負の帰還を設け、PNPNサイリスタは常に図4の
Aの状態に固定されているようにする。この帰還量を出
力とすることにより、高感度で入出力の線形性に優れた
光検出器を作製することができる。また、この動作には
アバランシェ効果を利用していないことから、元来低雑
音である。また、PNPN光サイリスタに発光層を有
し、且つ光の入出射窓が同一である請求項4の光検出器
では、上記したような負帰還回路を用いて駆動した場
合、光の入出射窓から常に一定の光が出力される。この
ことから、この光の入出射窓の上部に物体を置いた場
合、物体からの反射光を検出することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は請求項1記載の発明の一実施例を示
す光検出器の要部斜視図である。図1において、半導体
基板2にはN型GaAs半導体基板が用いられた。この
半導体基板2の裏面にはAu/Ni/Au−Ge共通負
電極3が形成されている。そしてこの半導体基板2上に
は順にN型Al0.4Ga0.6Asカソード層205,P型
GaAsゲート層204,N型GaAsゲート層20
3,P型Al0.5Ga0.5Asアノード層202,P型G
aAsキャップ層201がMO−CVD法によるエピタ
キシャル成長を用いて形成されている。そしてECR−
RIBEを用いたエッチングによって形成された基板2
に達する溝(分離溝)7によって分離された右側半分に
はAu/Au−Zn正電極1がキャップ層201上に形
成され、並びに右側最上部には電極1及びキャップ層2
01が取り除かれた領域からなる光入射窓4が形成さ
れ、PNPN光サイリスタ部501が形成されている。
また、図中の分離溝7より左側の半分には、P型不純物
のドープをN型Al0.4Ga0.6Asカソード層205の
途中まで行なったP型ドープ領域(図中の斜線部分)6
を形成し、さらにAu/Au−Zn正電極5を最上部に
形成して、発光ダイオード(LED)部502を形成し
ており、この発光ダイオード部502からの光が分離溝
7を介してPNPN光サイリスタ部501の対向する側
面に入射できるようになっている。
【0010】上述した構成によって、図5の回路図に示
すPNPN光サイリスタ501と発光ダイオード502
がモノリシックに半導体基板上に形成された。図5に示
す回路構成において、PNPN光サイリスタ501に抵
抗を介して一定電圧で電気的にバイアスしたとき、発光
ダイオード502の電流504、及び外部入力光506
に対するPNPN光サイリスタ501の電流505の特
性は図6(a),(b)に示すように急峻な閾値特性となっ
た。そこで、発光ダイオード502の電流504によっ
て、PNPN光サイリスタの電流505を閾途中までバ
イアス光503を介してバイアスし、外部入力光506
の変化に対してPNPN光サイリスタ501の電流50
5が常に一定となるようにPNPN光サイリスタ501
の電流505から発光ダイオード502の電流504に
負の帰還を設け、この帰還量を出力とすることによっ
て、外部入力光506を高感度、低雑音で線形性良く検
出することができた。このようにして、光バイアス用の
発光ダイオードをモノリシックに集積化したことを特徴
とする光検出器が得られる。以上説明した実施例では、
半導体基板上にモノリシックに微小素子が形成されてい
ることから、小型化、集積化が可能であり、且つ、高感
度、低雑音で線形性に優れた光検出が可能である。
【0011】次に、図2は請求項2記載の発明の一実施
例を示す光検出器の要部斜視図である。図2において、
半導体基板2にはN型GaAs半導体基板が用いられ
た。この半導体基板2の裏面にはAu/Ni/Au−G
e共通負電極3が形成されている。そして、この半導体
基板2上には順に、N型Al0.4Ga0.6Asカソード層
307,I型GaAs発光層306,P型Al0.4Ga
0.6Asゲート層305,N型GaAsゲート層30
4,P型GaAsアノード層303,P型GaAsキャ
ップ層301がMO−CVD法によるエピタキシャル成
長を用いて形成されている。そしてECR−RIBEを
用いたエッチングによって形成された基板2に達する溝
(分離溝)7によって分離された右側半分にはAu/A
u−Zn正電極1並びに光入射窓4が第1の実施例と同
様に形成され、発光ダイオード領域を含むPNPN光サ
イリスタ部501が形成されている。また、図中の分離
溝7より左側半分の部分では、P型GaAsキャップ層
301,P型GaAsコレクタ層303がエッチングに
よって取り除かれている。そして、N型GaAsゲート
層304にP型不純物をドープしこれをオーム性電極の
キャップ層とする。そして、Au/Au−Zn正電極5
をその上に形成し、発光ダイオード部502が形成され
ている。上述した構成によって、図5に示すPNPN光
サイリスタ501と発光ダイオード502がモノリシッ
クに半導体基板上に形成された。そして、この発光ダイ
オード502からの光が分離溝7を介してPNPN光サ
イリスタの対向する側面に入射できるようになってい
る。
【0012】以上説明した実施例では、バイアス用の発
光ダイオードの層構造をダブルヘテロ構造等の発光効率
の高いものとすることができ、これによって、光バイア
スを効率良く行なうことができる。また、PNPN光サ
イリスタ内に発光部を有し、発光部から受光部への光の
正帰還があることから、入力光−出力電流特性により急
峻な閾値特性が得られ、これによって、上述したような
零位法を用いた駆動回路で光の検出を行なった時、より
大きな開ループゲインが得られた。このようにして、P
NPN光サイリスタ内に発光ダイオード領域を含むこと
を特徴とする光検出器が得られる。また、本実施例にお
いても、半導体基板上にモノリシックに微小素子が形成
されていることから、小型化、集積化が可能であり、且
つ、高感度、低雑音で線形性に優れた光検出が可能であ
る。尚、PNPN光サイリスタ内の発光ダイオード領域
の構成を変えてレーザーダイオード領域とすれば、請求
項3の光検出器が得られる。
【0013】次に、図3は請求項4記載の発明の一実施
例を示す光検出器の要部斜視図である。図3において、
半導体基板2にはN型GaAs半導体基板が用いられ
た。この半導体基板2の裏面にはAu/Ni/Au−G
e光サイリスタ負電極411が形成されている。この半
導体基板2上には順に、N型Al0.4Ga0.6Asエミッ
タ層408,I型GaAsキャリアストップ層407,
P型GaAsベース層406,N型GaAsコレクタ層
405,N型Al0.4Ga0.6Asクラッド層404,I
型Al0.2Ga0.8As発光層403,P型Al0.4Ga
0.6Asクラッド層402,P型GaAsキャップ層4
01がMO−CVD法を用いたエピタキシャル成長によ
って形成されている。そして、ECR−RIBEを用い
たエッチングによって形成された基板2に達する溝(分
離溝)7によって分離された右側半分にはAu/Au−
Zn正電極1並びに光入射窓409が第1の実施例と同
様に形成され、発光ダイオード領域を有し且つ光の入出
力窓が同一であるPNPN光サイリスタ部501が形成
されている。また、図中の分離溝7より左側半分の部分
では、P型GaAsキャップ層401,P型Al0.4
0.6Asクラッド層402,I型Al0.2Ga0.8As
発光層403,N型Al0.4Ga0.6Asクラッド層40
4のPNPN光サイリスタ501と対向しない一部分を
エッチングによって取り除き、N型GaAsコレクタ層
405上部にAu/Ni/Au−Ge負電極410、P
型GaAsキャップ層401上部にAu/Au−Zn正
電極5を形成して、発光ダイオード部502を形成して
いる。この発光ダイオード502からの光が分離溝7を
介してPNPN光サイリスタ501の対向する側面に入
射できるようになっている。
【0014】以上説明した実施例では、バイアス用の発
光ダイオード502の層構造をダブルヘテロ構造等の発
光効率の高いものとすることができ、これによって、光
バイアスを効率良く行なうことができる。また、PNP
N光サイリスタ501内に発光部を有し発光部から受光
部への光の正帰還があることから、入力光−出力電流特
性により急峻な閾値特性が得られ、これによって、上述
したような零位法を用いた駆動回路で光の検出を行なっ
た時、より大きな開ループゲインが得られた。このよう
にして、光入出力窓が同一であることを特徴とする光検
出器が得られる。また、本実施例においても、半導体基
板上にモノリシックに微小素子が形成されていることか
ら、小型化、集積化が可能であり、且つ、高感度、低雑
音で線形性に優れた光検出が可能である。またここで、
PNPN光サイリスタは発光層を有し且つ光の入出射窓
が同一であることから、光入出射窓の上部に物体がある
場合、PNPN光サイリスタの出力光の物体からの反射
光を検出することができる。このことから、単なる光検
出ばかりでなく、距離や段差、画像等を外部光源を用い
ることなく検出することができる。
【0015】以上、実施例について説明したが、上記実
施例の導伝型と全く逆の導伝型の構成でも同様の効果が
得られることは明らかである。また、上記実施例におい
て述べられた、各層の厚みや組成は特に限定されるもの
ではないことも明らかである。また、上記実施例におい
ては、GaAs/AlGaAs系半導体が用いられた
が、InP/InGaAs系など他の半導体でも実施可
能である。また、上記実施例においては、素子分離のた
めの溝形成にECR−RIBEを用いたエッチング法を
適用したが、他のエッチング方法でも可能である。ま
た、上記実施例においては、エピタキシャル成長法とし
てMO−CVD法を用いたが、MBE法やLPE法等、
他のエピタキシャル成長法でも可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の光検出
器は、光入力に対して出力電流特性に急峻な閾値を持つ
PNPN光サイリスタに対して、側面もしくは縦方向よ
り光バイアスを与えることができるように同一基板上に
発光ダイオードを横もしくは縦方向に集積化した光電子
集積回路から成り、発光ダイオードによってPNPN光
サイリスタを閾途中に光でバイアスし、PNPN光サイ
リスタへの入力光の変動に対してPNPN光サイリスタ
が常に一定状態に保たれるようにPNPN光サイリスタ
から発光ダイオードへ負の帰還を設ける零位法を用いて
駆動するようにしたことにより、高感度で入出力の線形
性に優れ、且つ低雑音な光検出を行なうことができる。
【0017】また、請求項2、請求項3の光検出器は、
PNPN光サイリスタ内に発光部を有することにより、
PNPN光サイリスタ内で発光部から受光部への光の正
帰還が生ずるために、請求項1の光検出器に比べて、P
NPN光サイリスタの入力光−出力電流特性により急峻
な閾値特性が得られる。このことから、上記したような
零位法を用いて光の検出を行なう場合、請求項1の光検
出器に比べて高い開ループゲインが得られる。また、請
求項4の光検出器では、PNPN光サイリスタに発光層
を有し、且つ光の入出射窓が同一であるため、上記した
ような負帰還回路を用いて駆動した場合、光の入出射窓
から常に一定の光が出力される。このことから、この光
の入出射窓の上部に物体を置いた場合、物体からの反射
光を外部光源を用いることなく検出することができる。
以上のように、本発明の請求項1〜4の光検出器におい
ては、半導体基板上にモノリシックに低雑音な微小素子
(発光素子、受光素子)が形成されていることから、小
型化、集積化が容易に可能であり、且つ高感度で線形性
に優れた光検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例を示す光検出器
の要部斜視図である。
【図2】請求項2記載の発明の一実施例を示す光検出器
の要部斜視図である。
【図3】請求項4記載の発明の一実施例を示す光検出器
の要部斜視図である。
【図4】本発明の光検出器に用いられるPNPN光サイ
リスタの光入力−出力電流特性を示す特性曲線図であ
る。
【図5】本発明による光検出器の回路の要部のみを示す
回路図である。
【図6】本発明による光検出器の特性曲線図であって、
(a)は発光ダイオード電流に対するPNPN光サイリス
タの電流特性を示す図、(b)は外部入力光に対するPN
PN光サイリスタの電流特性を示す図である。
【符号の説明】
1・・・(Au/Au−Zn)正電極 2・・・(N型GaAs)半導体基板 3・・・(Au/Ni/Au−Ge)共通負電極 4・・・光入射窓 5・・・(Au/Au−Zn)正電極 6・・・P型ドープ領域 7・・・分離溝 201・・・(P型GaAs)キャップ層 202・・・(P型Al0.5Ga0.5As)アノード層 203・・・(N型GaAs)ゲート層 204・・・(P型GaAs)ゲート層 205・・・(N型Al0.4Ga0.6As)カソード層 301・・・(P型GaAs)キャップ層 303・・・(P型GaAs)アノード層 304・・・(N型GaAs)ゲート層 305・・・(P型Al0.4Ga0.6As)ゲート層 306・・・(I型GaAs)発光層 307・・・(N型Al0.4Ga0.6As)カソード層 401・・・(P型GaAs)キャップ層 402・・・(P型Al0.4Ga0.6As)クラッド層 403・・・(I型Al0.2Ga0.8As)発光層 404・・・(N型Al0.4Ga0.6As)クラッド層 405・・・(N型GaAs)コレクタ層 406・・・(P型GaAs)ベース層 407・・・(I型GaAs)キャリアストップ層 408・・・(N型Al0.4Ga0.6As)エミッタ層 409・・・光入出射窓 410・・・(Au/Ni/Au−Ge)負電極 411・・・(Au/Ni/Au−Ge)光サイリスタ
負電極 501・・・PNPN光サイリスタ 502・・・発光ダイオード 503・・・バイアス光 504・・・発光ダイオード電流 505・・・PNPN光サイリスタ電流 506・・・外部入力光
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−37774(JP,A) 特開 平3−55885(JP,A) 特開 平2−112096(JP,A) 特開 昭49−31387(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 1/02 H01L 27/15

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光入力の光量に対して出力電流特性に急峻
    な閾値を持つPNPN光サイリスタと発光ダイオードを
    集積化した光電子集積回路から成り、前記発光ダイオー
    によってPNPN光サイリスタを閾途中に光でバイア
    スし、PNPN光サイリスタへの入力光の変動に対して
    PNPN光サイリスタが常に一定状態に保たれるように
    PNPN光サイリスタから発光ダイオードへ負の帰還を
    設ける零位法を用いて駆動することを特徴とする光検出
    器。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光検出器において、PNP
    N光サイリスタが少なくとも一つの発光ダイオード領域
    を含むことを特徴とする光検出器。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光検出器において、PNP
    N光サイリスタが少なくとも一つのレーザーダイオード
    領域を含むことを特徴とする光検出器。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3記載の光検出器に
    おいて、PNPN光サイリスタの光の入力窓と出力窓が
    同一であることを特徴とする光検出器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7666290B2 (en) 2001-07-25 2010-02-23 Siemens Aktiengesellschaft Method and device for producing a textured metal strip

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7666290B2 (en) 2001-07-25 2010-02-23 Siemens Aktiengesellschaft Method and device for producing a textured metal strip

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