JP3264212B2 - リング型ネットワーク - Google Patents

リング型ネットワーク

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JP3264212B2
JP3264212B2 JP12303897A JP12303897A JP3264212B2 JP 3264212 B2 JP3264212 B2 JP 3264212B2 JP 12303897 A JP12303897 A JP 12303897A JP 12303897 A JP12303897 A JP 12303897A JP 3264212 B2 JP3264212 B2 JP 3264212B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリング型ネットワー
クに関し、特に高速光伝送システムにおけるリング型ネ
ットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のリング型ネットワークと
して、例えば文献(Tsong−hoWu著“Fibe
r Network Services Surviv
ability”、出版社Artech House
Boston・London、第59頁)に記載されて
いるようなリング型ネットワークが知られている。
【0003】図6は、従来のリング型ネットワーク(S
ONET;Synchronous OpticalNetwork)における
端末の構成を示す図である。
【0004】図6を参照すると、端末に接続される信号
は、16個のSTS−3(STSはSynchronous Transp
ort Signal);同期トランスポートシグナルの信号が時
分割多重された2.4Gb/s(ギガビット/秒)のS
ONET OC−48(Optical Carrier−Level−
48)の光信号であり、伝送路は2重ループ化されてい
る。
【0005】端末に挿入された光信号は、第1及び第2
の光・電気変換回路(O/E)46、47により電気信
号に変換され、第1及び第2の多重分離回路(DMU
X)48、49により16個のSTS−3信号に分離さ
れる。
【0006】STS−3信号は第1及び第2の多重及び
多重分離回路(MUX/DMUX)54、55によりS
TS−1信号に変換され、第1及び第2の選択回路(S
elector)56、57により必要な信号が選択さ
れ、選択された信号が第1及び第2のインターフェース
(Interface Card)58、59に入力さ
れる。
【0007】また、伝送されている信号中に挿入したい
信号を第1及び第2のインターフェース(Interf
ace Card)58、59に入力し、第1及び第2
の選択回路(Selector)56、57により信号
を2分岐し、第1及び第2の多重及び多重分離回路(M
UX/DMUX)54、55に入力し、STS−3信号
に多重化し、多重化された16個のSTS−3信号を第
1及び第2の多重回路(MUX)52、53に入力し、
2.4Gb/sの電気信号を作り出し、第1及び第2の
電気・光変換回路(E/O)50、51により光信号に
変換し、伝送路に送出する。この時、各STS−3信号
は、SOH(Section OverHead;セクションオーバ
ヘッド)処理を行い、TU(Tributary Unit;トリ
ビュータリ・ユニット)での信号の抽出挿入を行う。な
お、あるパスレイヤを上位のパスレイヤと結合する機構
をTU−n(Tributary Unit)という。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のリング型ネットワークでは、各端末において伝送さ
れた信号全てを分離してその中から必要なデータを取り
出し、また分離したデータとその端末から挿入されるデ
ータとを併せて多重化して伝送するため、各端末におけ
る分離・多重に大規模な回路が必要となり、しかもその
分離・多重を行うために遅延が生じることから、ネット
ワークの高速化・大容量化に関して不向きであるという
問題がある。
【0009】また、全てのSOHを終端するため、大容
量化する際、制御及び管理が複雑になってしまうという
問題もある。
【0010】したがって、本発明は、前記問題点に鑑み
てなされたものであり、高速光伝送システムにおいて、
端末での制御を簡単なものとし、さらに高速処理が可能
な簡易な構成を実現できるリング型ネットワーク及び該
ネットワークを構成するノードを提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、リング型ネットワークにおいて、その伝
送路上には、チャネル信号が少なくとも2つ以上時分割
多重された多重化信号が伝送され、該時分割多重はビッ
トあるいはバイト単位で行われ、前記伝送路上には少な
くとも2つ以上のノード及び1つのセンターが配置さ
れ、前記センターは、該リングネットワーク内の任意の
ノードの間の通信に対して任意の個数のチャネル信号を
割り当て、そのチャネル設定情報を含む制御情報を1つ
以上の任意の個数のチャネル信号中に書き込み、他の各
ノードは複数個のビットあるいはバイト単位での抽出・
挿入回路を持ち、該制御情報を含むチャネル信号を検出
し、それから該チャネル設定情報を取得し、そのチャネ
ル設定情報を元に所望のチャネル信号の抽出・挿入を行
う。
【0012】また、本発明のリング型ネットワークは、
該ノードにおいて、抽出された該制御情報を元に生成さ
れた制御情報を、挿入するチャネル信号中に付加すると
よい。
【0013】本発明は、リング型ネットワークにおい
て、その伝送路上には、チャネル信号が少なくともN個
の時分割多重された多重化信号が伝送され、該時分割多
重はビットあるいはバイト単位で行われ、前記伝送路上
には少なくともM個(M<N)のノード及び1つのセン
ターが配置され、各ノードとセンターの間には最低一つ
のチャネルが割り当てられ、前記センターは、該リング
ネットワーク内の任意のノードの間の通信に対して一つ
以上のチャネル信号を割り当て、そのノード毎のチャネ
ル設定情報を含む制御情報をセンターより送出される各
ノードに割り当てられたチャネル信号に挿入し、他の各
ノードは複数個のビットあるいはバイト単位での抽出・
挿入回路を持ち、該多重化信号中の割り当てられた1つ
のチャネル信号を抽出し、それから該制御情報を取得
し、その中のチャネル設定情報を元に残りの(N−M)
個のチャネルの抽出・挿入を行うことを特徴とする。
【0014】そして、本発明は、リング型ネットワーク
において、その伝送路上には、チャネル信号が少なくと
も2つ以上時分割多重された多重化信号が伝送され、該
時分割多重はビットあるいはバイト単位で行われ、前記
伝送路上には少なくとも2つ以上のノードが配置され、
また、前記伝送路を監視するセンターが前記伝送路とは
別の線で前記伝送路上の前記各ノードと接続されてお
り、前記センターは、該リングネットワーク内の任意の
ノードの間の通信に対して任意の個数のチャネル信号を
割り当て、そのチャネル設定情報を含む制御情報を該リ
ング型ネットワークとは異なる通信方式で各ノードに送
り、他の各ノードは複数個のビットあるいはバイト単位
での抽出・挿入回路を持ち、前記チャネル設定情報を元
に、該多重化信号に対してチャネル信号の抽出・挿入を
行うことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態につ
いて以下に説明する。まず、本発明の原理・作用につい
て図5を参照して以下に説明する。
【0016】本発明において、各チャネル信号はビット
あるいはバイト単位で時分割多重され、多重化信号とし
て伝送される。ノードでは、該多重化信号の中の任意の
ビットあるいはバイト単位のタイムスロットにアクセス
する。この時、チャネル信号はある一定の周期で多重化
信号中のタイムスロットに存在するため、ある一定の周
期でタイムスロットからデータを抽出することで所望の
チャネル信号が得られる。また、ある一定の周期でタイ
ムスロットに情報を書き込むことによって、チャネル信
号を挿入することが可能である。
【0017】例えば、図5において、チャネルはA、
B、C、Dの4つのチャネル信号が多重化され、各チャ
ネル信号の信号速度は2.5Gb/s(ギガビット/
秒)で、伝送路に10Gb/sの多重化信号が伝送され
ているものとする。この時、各チャネルの信号は400
ps(ピコ秒)の周期で、A、B、C、Dの順番で伝送
される。
【0018】あるノードにおいて、この中のAのチャネ
ル信号を得る場合、400ps間隔でデータの抽出を行
えばよい。また、Aを抽出するタイミングに対して、2
00ps遅らせて信号を書き込むことで、Cのチャネル
信号の挿入ができる。
【0019】本願第1発明の好ましい実施の形態は、チ
ャネル信号が複数時分割多重されてなる多重化信号が伝
送される伝送路上には、複数のノードとセンターが配置
される。このセンターは、リングネットワーク内の任意
のノードの間の通信に対して、1つ以上の任意の個数の
チャネル信号を割り当て、チャネル設定情報を含む制御
情報を任意の個数のチャネル信号中に書き込む。他の各
ノードは、複数個のビットあるいはバイト単位での抽出
回路及び挿入回路を備え、制御情報を含むチャネル信号
を検出し、これからチャネル設定情報を取得し、このチ
ャネル設定情報を基に、所望のチャネル信号の抽出及び
挿入を行う。
【0020】本願第2発明の好ましい実施の形態は、ノ
ードでは、抽出された該制御情報を基に生成された制御
情報を、挿入するチャネル信号中に付加する。
【0021】本願第3発明の好ましい実施の形態は、ネ
ットワークの伝送路上には、チャネル信号が少なくとも
N個の時分割多重された多重化信号が伝送され、該時分
割多重はビットあるいはバイト単位で行われ、伝送路上
には少なくともM個(M<N)のノードと1つのセンタ
ーが配置され、各ノードとセンターの間には少なくとも
一つのチャネル信号が割り当てられる。センターは、リ
ングネットワーク内の任意のノードの間の通信に対して
1つ以上のチャネル信号を割り当て、そのノード毎のチ
ャネル設定情報を含む制御情報をセンターより送出され
る各ノードに割り当てられたチャネル信号に挿入する。
他の各ノードは複数個のビットあるいはバイト単位での
抽出回路及び挿入回路を持ち、該多重化信号中の割り当
てられた1つのチャネル信号を抽出し、これから該制御
情報を取得し、前記制御情報中のチャネル設定情報を基
に、残りの(N−M)個のチャネルの抽出及び挿入を行
う。
【0022】本願第4発明の好ましい実施の形態は、ネ
ットワークの伝送路上には、チャネル信号が少なくとも
2つ以上時分割多重された多重化信号が伝送され、該時
分割多重はビットあるいはバイト単位で行われ、伝送路
上には少なくとも複数のノードが配置されている。ま
た、リング型ネットワーク外に設置されて伝送路を監視
するセンターは、リングネットワーク内の任意のノード
の間の通信に対して、任意の個数のチャネル信号を割り
当て、このチャネル設定情報を含む制御情報を該リング
型ネットワークとは異なる通信方式で各ノードに送る。
他の各ノードは複数個のビットあるいはバイト単位での
抽出回路および挿入回路を備え、このチャネル設定情報
を基に、該多重化信号に対してチャネル信号の抽出・挿
入を行う。
【0023】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して以下
に説明する。
【0024】
【実施例1】本願第1発明に係るリング型ネットワーク
の実施例について説明する。図2は、本願第1発明に係
るリング型ネットワークの一実施例の全体構成を示す図
である。
【0025】図2を参照すると、本実施例に係るリング
型ネットワークは、リング状の伝送路60に、第1のノ
ード61乃至第3のノード63、及びセンターノード6
4が接続されている。チャネル信号あたりの伝送速度は
150Mb/sとし、多重化信号65の伝送速度を2.
4Gb/sとした。このとき伝送される多重化信号中に
は16個のタイムスロットがある。ここで、センターノ
ード64は、各ノード間の通信に、それぞれ複数個のチ
ャネル信号を割り当て、それぞれチャネル信号が使用す
るタイムスロットを決定する。
【0026】各ノードにおいては、その指定されたタイ
ムスロットに対して、抽出/挿入信号66の読み出しあ
るいは書き込みを行う。
【0027】図1は、本実施例のリング型ネットワーク
において使用される各ノードの構成の一例を示す。
【0028】図1を参照すると、本実施例に係るリング
型ネットワークにおける各ノードは、第1の抽出回路6
7から第Nの抽出回路68という複数の抽出回路と、第
1の挿入回路69から第Nの挿入回路70という複数の
挿入回路と、制御信号抽出回路71と、チャネル設定情
報抽出回路74と、を含む。
【0029】多重化信号72は、(N+1)分岐され、
このうち、一つ目からN個目までは、それぞれ第1の抽
出回路67から第Nの抽出回路68に入力され、残りの
一つは第1の挿入回路69に入力される。第1の挿入回
路69の出力は、第2の挿入回路へ入力され、第2の挿
入回路の出力は第3の挿入回路へと、順次、第Nの挿入
回路70まで接続される。第Nの挿入回路70の出力は
多重化信号73として出力される。
【0030】ここで、第1の抽出回路67からの出力
は、制御信号抽出回路71へと入力される。この制御信
号抽出回路71は、本願第1発明のリング型ネットワー
クにおける制御信号を含むチャネル信号を選択するよう
に、第1の抽出回路67を制御し、そのチャネル信号か
ら制御信号を抽出する。
【0031】この抽出された制御信号中からチャネル設
定情報抽出回路74は、チャネル設定情報を抽出し、こ
れを第2の抽出回路から第Nの抽出回路69、及び第1
の挿入回路69から第Nの挿入回路70に入力する。こ
れら抽出回路、及び挿入回路は、入力したチャネル設定
情報を基に、指定されたタイムスロットに対して、読み
出し、あるいは書き込みを行う。
【0032】各ノード61〜63に割り当てられるチャ
ネルの容量は、全てセンターノード64が管理を行い、
ネットワークの負荷に応じて変化させる。例えば、オフ
ィス街と住宅街を結ぶリング型ネットワークを考えたと
き、昼間情報量の多いオフィス街には8個のチャネル信
号を割り当て、比較的情報量の少ない住宅街には2個の
チャネル信号を割り当てる。また、情報量が逆転する夜
間には、チャネル信号数の割り当てを変化させる。
【0033】このように、本実施例によれば、動的に帯
域を割り当てることが可能なしかも各ノードの構成を簡
単化したリング型ネットワークを構築することが可能と
なる。
【0034】
【実施例2】本願第2発明に係るリング型ネットワーク
の一実施例について説明する。
【0035】本願第2発明に係るリング型ネットワーク
の全体構成は、前記実施例1と同様のネットワーク構成
をとるものとする。
【0036】図3は、本実施例におけるノード構成を示
す図である。図3を参照すると、本実施例は、前記実施
例1とは相違して、制御情報抽出回路71の出力は、2
分岐され、一方はチャネル設定情報抽出回路75に入力
され、そのチャネル設定情報は各抽出回路に入力され
る。また、制御情報抽出回路71の出力のうち、分岐さ
れた他方の信号は、各々の挿入回路に入力される。
【0037】このとき、各挿入回路69〜70において
は、挿入すべきチャネル信号中に制御情報を付加した後
に、そのチャネル信号の挿入を行う。
【0038】前記実施例1においては、全てのノードに
対して、制御信号が配送しなければならないため、チャ
ネル設定に制限が生じていたが、本実施例のリング型ネ
ットワークではその制限がなくなり、チャネル設定の自
由度が上がった。
【0039】
【実施例3】本願第3発明に係るリング型ネットワーク
の一実施例について説明する。
【0040】本願第3発明に係るリング型ネットワーク
の全体構成は、前記第実施例1と同様のネットワーク構
成をとるものとする。
【0041】また、本願第3発明に係るリング型ネット
ワークの実施例も前記実施例1と同様の構成をとるもの
とする。ここで、第1の抽出回路は、常にセンターノー
ドからの制御信号を含んだチャネル信号を出力する。こ
れにより、前記実施例2において使用された挿入すべき
チャネル信号中に制御情報を付加する機構の省略が可能
となる。また、常にセンターノードと各ノード間の通信
用のチャネルが存在するために、ネットワークの管理運
用が安定して行えるという利点を持つ。
【0042】
【実施例4】本願第4発明に係るリング型ネットワーク
の一実施例について説明する。
【0043】図4は、本願第4発明のリング型ネットワ
ークの一実施例の全体構成を示す図である。
【0044】図4を参照すると、本実施例に係るリング
型ネットワークは、リング状の伝送路71に、第1のノ
ード72ないし第4のノード75が接続されている。ま
た、センターノード76は各ノードと別線で接続されて
いるものとする。チャネル信号あたりの伝送速度は15
0Mb/sとし、多重化信号65の伝送速度を2.4G
b/sとした。このとき伝送される多重化信号中には1
6個のタイムスロットがある。ここで、センターノード
は、各ノード間の通信にそれぞれ複数個のチャネル信号
を割り当て、それぞれチャネル信号が使用するタイムス
ロットを決定する。各ノードにおいては、その指定され
たタイムスロットに対して抽出/挿入信号66の読み出
しあるいは書き込みを行う。
【0045】図3は、本実施例のリング型ネットワーク
において使用される各ノードの構成例を示す。
【0046】ここで、各抽出回路、挿入回路は、前記実
施例1と同様に接続される。センターより別線にて配信
される制御信号は、制御信号受信器によって受信され、
それより得られたチャネル設定情報は各抽出回路、挿入
回路に入力される。
【0047】これにより、第1、第2、第3の実施例と
比べ、ノードの構成が大幅に簡略化が可能となった。
【0048】以上、本発明の実施例をいくつか説明して
きたが、本発明はこれらの実施例に限定されることな
く、本発明の原理に準ずる各種の形態を含む。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
制御及び管理の簡単な高速リング型ネットワークを構築
できるという効果を奏する。この時、新たに設定した光
パス網によるネットワーク制御を行うことができ、伝送
信号の大容量化に伴う新しい網管理レイヤにより大規模
な信号の取り扱いを可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るリング型ネットワ
ークにおけるノードの構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施例に係るリング型ネットワ
ークの全体構成を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施例に係るノードの構成を示
す図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係るリング型ネットワ
ークの全体構成を示す図である。
【図5】本発明の作用を説明する図である。
【図6】従来のリング型ネットワーク(SONET)に
おける端末の構成を示す図である。
【符号の説明】
46 第1の光・電気変換回路 47 第2の光・電気変換回路 48 第1の多重分離回路 49 第2の多重分離回路 50 第1の電気・光変換回路 51 第2の電気・光変換回路 52 第1の多重回路 53 第2の多重回路 54 第1の多重かつ多重分離回路 55 第2の多重かつ多重分離回路 56 第1の選択回路 57 第2の選択回路 58 第1のインターフェース 59 第2のインターフェース 60 伝送路 61 第1のノード 62 第2のノード 63 第3のノード 64 センターノード 65 多重化信号 66 抽出/挿入信号 67 第1の抽出回路 68 第Nの抽出回路 69 第1の挿入回路 70 第Nの挿入回路 71 制御情報抽出回路 72 多重化信号 73 多重化信号 74 チャネル設定情報抽出回路 75 抽出信号 76 挿入信号 77 伝送路 78 第1のノード 79 第2のノード 80 第3のノード 81 第4のノード 82 センター 83 多重化信号 84 抽出/挿入信号
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−290038(JP,A) 特開 昭59−105798(JP,A) 特開 昭63−191441(JP,A) 特開 昭61−137443(JP,A) 特開 昭58−34665(JP,A) 特開 昭58−63264(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/42

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング型ネットワークにおいて、 該ネットワークの伝送路上には、チャネル信号が少なく
    ともN個の時分割多重された多重化信号が伝送され、 該時分割多重はビットあるいはバイト単位で行われ、 前記伝送路上には少なくともM個(M<N)のノードと
    1つのセンターが配置され、前記 各ノードと前記センターの間には少なくともつの
    チャネル信号が割り当てられ、 前記センターは、該リングネットワーク内の任意のノー
    ドの間の通信に対して1つ以上のチャネル信号を割り当
    て、ノード毎のチャネル設定情報を含む制御情報を前記
    センターより送出される各ノードに割り当てられたチャ
    ネル信号に挿入し、 他の各ノードは、複数個のビットあるいはバイト単位で
    の抽出及び挿入回路を備え、該多重化信号中の割り当て
    られた1つのチャネル信号を抽出し、これから該制御情
    報を取得し、前記制御情報中のチャネル設定情報を基
    に、残りの(N−M)個のチャネルの抽出及び挿入を行
    う、 ことを特徴とするリング型ネットワーク。
  2. 【請求項2】リング型ネットワークの伝送路上には、チ
    ャネル信号が少なくとも2つ以上時分割多重された多重
    化信号が伝送され、 該時分割多重はビットあるいはバイト単位で行われ、 前記伝送路上には少なくとも2以上のノードが配置さ
    れ、 前記伝送路を監視するセンターは、前記伝送路とは別の
    線で前記伝送路上の前記各ノードと接続されており、前
    記リングネットワーク内の任意のノードの間の通信に対
    して任意の個数のチャネル信号を割り当て、該チャネル
    設定情報を含む制御情報を該リング型ネットワークとは
    異なる通信方式で各ノードに送り、 他の前記各ノードは、複数個のビットあるいはバイト単
    位での抽出・挿入回路を備え、前記チャネル設定情報を
    基に、該多重化信号に対してチャネル信号の抽出・挿入
    を行うリング型ネットワークにおいて、 前記ノードが、第1の抽出回路から第Nの抽出回路のN
    個の抽出回路と、第1の挿入回路から第Nの挿入回路の
    N個の挿入回路と、制御信号抽出回路と、チャネル設定
    情報抽出回路と、を備え、 前記ノードに入力された多重化信号は、(N+1)分岐
    され、このうち、一つ目からN個目までは、それぞれ前
    記第1の抽出回路から前記第Nの抽出回路に入力され、
    残りの一つは前記第1の挿入回路に入力され、前記第1
    の挿入回路の出力は、第2の挿入回路へ入力され、順
    次、前記第Nの挿入回路まで接続され、前記第Nの挿入
    回路の出力が多重化信号として出力され、 前記第1の抽出回路からの出力は、前記制御信号抽出回
    路へ入力され、 前記制御信号抽出回路は、前記リング型ネットワークに
    おける制御信号を含むチャネル信号を選択するように、
    前記第1の抽出回路を制御し該チャネル信号から制御信
    号を抽出し、 前記制御情報抽出回路の出力は、2分岐され、一方は前
    記チャネル設定情報抽出回路に入力され、前記チャネル
    設定情報抽出回路で抽出されたチャネル設定情報が前記
    各抽出回路に入力され、前記制御情報抽出回路の出力の
    分岐された他方の信号は、前記各挿入回路に入力され、
    前記各挿入回路においては、挿入すべきチャネル信号中
    に制御情報を付加した後に、該チャネル信号の挿入を行
    い、 前記各抽出回路及び前記各挿入回路は、入力したチャネ
    ル設定情報を基に、指定されたタイムスロットに対し
    て、読み出し、書き込みを行う、 ことを特徴とするリン
    グ型ネットワーク。
  3. 【請求項3】前記ノードが、第1の抽出回路から第Nの
    抽出回路のN個の抽出回路と、第1の挿入回路から第N
    の挿入回路のN個の挿入回路と、制御信号抽出回路と、
    チャネル設定情報抽出回路と、を備え、 前記ノードに入力された多重化信号は、(N+1)分岐
    され、このうち、一つ目からN個目までは、それぞれ前
    記第1の抽出回路から前記第Nの抽出回路に入力され、
    残りの一つは前記第1の挿入回路に入力され、前記第1
    の挿入回路の出力は、第2の挿入回路へ入力され、順
    次、前記第Nの挿入回路まで接続され、前記第Nの挿入
    回路の出力が多重化信号として出力され、 前記第1の抽出回路からの出力は、前記制御信号抽出回
    路へ入力され、 前記制御信号抽出回路は、前記リング型ネットワークに
    おける制御信号を含むチャネル信号を選択するように、
    前記第1の抽出回路を制御し該チャネル信号から制御信
    号を抽出し、 前記制御信号抽出回路で抽出された制御信号中から、前
    記チャネル設定情報抽出回路がチャネル設定情報を抽出
    し、これを前記第2の抽出回路から前記第Nの抽出回
    路、及び前記第1の挿入回路から前記第Nの挿入回路に
    入力し、 前記各抽出回路及び前記各挿入回路は、入力したチャネ
    ル設定情報を基に、指定されたタイムスロットに対し
    て、読み出し、書き込みを行う、ことを特徴とする請求
    項1記載のリング型ネットワーク。
  4. 【請求項4】前記ノードが、第1の抽出回路から第Nの
    抽出回路のN個の抽出回路と、第1の挿入回路から第N
    の挿入回路のN個の挿入回路と、制御信号抽出回路と、
    チャネル設定情報抽出回路と、を備え、 前記ノードに入力された多重化信号は、(N+1)分岐
    され、このうち、一つ目からN個目までは、それぞれ前
    記第1の抽出回路から前記第Nの抽出回路に入力され、
    残りの一つは前記第1の挿入回路に入力され、前記第1
    の挿入回路の出力は、第2の挿入回路へ入力され、順
    次、前記第Nの挿入回路まで接続され、前記第Nの挿入
    回路の出力が多重化信号として出力され、 前記第1の抽出回路からの出力は、前記制御信号抽出回
    路へ入力され、 前記制御信号抽出回路は、前記リング型ネットワークに
    おける制御信号を含むチャネル信号を選択するように、
    前記第1の抽出回路を制御し該チャネル信号から制御信
    号を抽出し、 前記制御情報抽出回路の出力は、2分岐され、一方は前
    記チャネル設定情報抽出回路に入力され、前記チャネル
    設定情報抽出回路で抽出されたチャネル設定情報が前記
    各抽出回路に入力され、前記制御情報抽出回路の出力の
    分岐された他方の信号は、前記各挿入回路に入力され、
    前記各挿入回路においては、挿入すべきチャネル信号中
    に制御情報を付加した後に、該チャネル信号の挿入を行
    い、 前記各抽出回路及び前記各挿入回路は、入力したチャネ
    ル設定情報を基に、指定されたタイムスロットに対し
    て、読み出し、書き込みを行う、ことを特徴とする請求
    記載のリング型ネットワーク。
  5. 【請求項5】リング型ネットワークの伝送路上には、チ
    ャネル信号が少なくともN個の時分割多重された多重化
    信号が伝送され、 該時分割多重はビットあるいはバイト単位で行われ、 前記伝送路上には少なくともM個(M<N)のノードと
    1つのセンターが配置され、 前記各ノードと前記センターの間には少なくとも1つの
    チャネル信号が割り当てられ、 前記センターは、該リングネットワーク内の任意のノー
    ドの間の通信に対して1つ以上のチャネル信号を割り当
    て、ノード毎のチャネル設定情報を含む制御情報を前記
    センターより送出される各ノードに割り当てられたチャ
    ネル信号に挿入し、 他の各ノードは、複数個のビットあるいはバイト単位で
    の抽出及び挿入回路を備え、該多重化信号中の割り当て
    られた1つのチャネル信号を抽出し、これから該制御情
    報を取得し、前記制御情報中のチャネル設定情報を基
    に、残りの(N−M)個のチャネルの抽出及び挿入を行
    うリング型ネットワークのノードであって、 第1の抽出回路から第Nの抽出回路のN個の抽出回路
    と、 第1の挿入回路から第Nの挿入回路のN個の挿入回路
    と、 制御信号抽出回路と、 チャネル設定情報抽出回路と、 を備え、 前記ノードに入力された多重化信号は、(N+1)分岐
    され、このうち、一つ目からN個目までは、それぞれ前
    記第1の抽出回路から前記第Nの抽出回路に入力され、
    残りの一つは前記第1の挿入回路に入力され、前記第1
    の挿入回路の出 力は、第2の挿入回路へ入力され、順
    次、前記第Nの挿入回路まで接続され、前記第Nの挿入
    回路の出力が多重化信号として出力され、 前記第1の抽出回路からの出力は、前記制御信号抽出回
    路へ入力され、 前記制御信号抽出回路は、前記リング型ネットワークに
    おける制御信号を含むチャネル信号を選択するように、
    前記第1の抽出回路を制御し該チャネル信号から制御信
    号を抽出し、 前記制御信号抽出回路で抽出された制御信号中から、前
    記チャネル設定情報抽出回路がチャネル設定情報を抽出
    し、これを前記第2の抽出回路から前記第Nの抽出回
    路、及び前記第1の挿入回路から前記第Nの挿入回路に
    入力し、 前記各抽出回路及び前記各挿入回路は、入力したチャネ
    ル設定情報を基に、指定されたタイムスロットに対し
    て、読み出し、書き込みを行う、ことを特徴とするリン
    グ型ネットワークのノード。
  6. 【請求項6】リング型ネットワークの伝送路上には、チ
    ャネル信号が少なくともN個の時分割多重された多重化
    信号が伝送され、 該時分割多重はビットあるいはバイト単位で行われ、 前記伝送路上には少なくともM個(M<N)のノードと
    1つのセンターが配置され、前記各ノードと前記センタ
    ーの間には少なくとも1つのチャネル信号が割り当てら
    れ、前記センターは、該リングネットワーク内の任意の
    前記ノードの間の通信に対して1つ以上のチャネル信号
    を割り当て、ノード毎のチャネル設定情報を含む制御情
    報を前記センターより送出される各ノードに割り当てら
    れたチャネル信号に挿入するか、 あるいは、前記伝送路を監視するセンターは、前記伝送
    路とは別の線で前記伝送路上の前記各ノードと接続され
    ており、前記リングネットワーク内の任意のノードの間
    の通信に対して任意の個数のチャネル信号を割り当て、
    該チャネル設定情報を含む制御情報を該リング型ネット
    ワークとは異なる通信方式で各ノードに送り、 他の各ノードは、複数個のビットあるいはバイト単位で
    の抽出及び挿入回路を備え、該多重化信号中の割り当て
    られた1つのチャネル信号を抽出し、これから 該制御情
    報を取得し、前記制御情報中のチャネル設定情報を基
    に、残りの(N−M)個のチャネルの抽出及び挿入を行
    うリング型ネットワークのノードであって、 第1の抽出回路から第Nの抽出回路のN個の抽出回路
    と、 第1の挿入回路から第Nの挿入回路のN個の挿入回路
    と、 制御信号抽出回路と、 チャネル設定情報抽出回路と、 を備え前記ノードに入力された多重化信号は、(N+1)分岐
    され、このうち、一つ目からN個目までは、それぞれ前
    記第1の抽出回路から前記第Nの抽出回路に入力され、
    残りの一つは前記第1の挿入回路に入力され、前記第1
    の挿入回路の出力は、第2の挿入回路へ入力され、順
    次、前記第Nの挿入回路まで接続され、前記第Nの挿入
    回路の出力が多重化信号として出力され、 前記第1の抽出回路からの出力は、前記制御信号抽出回
    路へ入力され、 前記制御信号抽出回路は、前記リング型ネットワークに
    おける制御信号を含むチャネル信号を選択するように、
    前記第1の抽出回路を制御し該チャネル信号から制御信
    号を抽出し前記制御情報抽出回路の出力は、2分岐され、一方は前
    記チャネル設定情報抽出回路に入力され、前記チャネル
    設定情報抽出回路で抽出されたチャネル設定情報が前記
    各抽出回路に入力され、前記制御情報抽出回路の出力の
    分岐された他方の信号は、前記各挿入回路に入力され、
    前記各挿入回路においては、挿入すべきチャネル信号中
    に制御情報を付加した後に、該チャネル信号の挿入を行
    い、 前記各抽出回路及び前記各挿入回路は、入力したチャネ
    ル設定情報を基に、指定されたタイムスロットに対し
    て、読み出し、書き込みを行う、ことを特徴とするリン
    グ型ネットワークのノード。
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