JP3263233B2 - 多重伝送システム - Google Patents

多重伝送システム

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JP3263233B2 JP06382194A JP6382194A JP3263233B2 JP 3263233 B2 JP3263233 B2 JP 3263233B2 JP 06382194 A JP06382194 A JP 06382194A JP 6382194 A JP6382194 A JP 6382194A JP 3263233 B2 JP3263233 B2 JP 3263233B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の情報発信局と基
地局との間で全2重方式の通信を行う多重伝送システム
に関するものである。
【0002】さらに詳述すれば本発明は、テレビジョン
中継などの番組制作現場において、複数のテレビカメラ
と中継車などの基地との間で、カメラ映像データおよび
音声データならびに各種制御データを無線通信するのに
好適な多重伝送システムに関するものである。
【0003】
【従来の技術】従来から、この種の番組制作現場におい
ては、各テレビカメラ側から基地側へ供給される複数の
映像信号および音声信号に加えて、基地側から各テレビ
カメラ側に供給される送り返し映像・音声および制御信
号の授受が行われている。
【0004】すなわち、複数の映像を切り替えて放送本
線に送出する番組制作システムでは、そこで使用される
伝送路として、複数の映像および音声が送られて来るの
みならず、各カメラに対して選択された送り返し映像・
音声および制御信号を送り返せることが必須である。従
って、帯域幅が限られた無線周波数の割り当てでは多数
のカメラを用いた番組制作システムが構築できないた
め、従来から、カメラケーブルを布設した運用が主とし
て行われてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の映像・音声のデジタル符号化・伝送技術は単に映像お
よび音声データをデータ圧縮伝送するための技術である
ため、放送制作現場における映像・音声の伝送,映像選
択および映像チェックを行うなど総合的な番組制作シス
テムに適用する場合にも、有線に頼らざるを得ない現状
である。より具体的に述べると、複数のカメラの映像・
音声あるいは制御情報等を無線で伝送するには広範囲な
占有周波数帯域幅が必要であることから、実際には使用
できないという問題がある。
【0006】一方、映像情報あるいは音声情報に対する
デジタル伝送方式のひとつとして、OFDM(Orth
ogonal Frequency Division
Multiplexing:直交周波数多重)方式が
知られている。このOFDM方式は、互いに直交する多
数の搬送波を用いるデジタル変調方式であり、その特長
として、マルチパスに強い、他のサービスに妨害を与え
にくく且つ妨害を受けにくい、周波数利用効率が比較的
良い、IFFT(逆高速フーリエ変換)およびFFT
(高速フーリエ変換)による変調処理および復調処理が
可能であるといった有利な点を有している(テレビジョ
ン学会誌Vol.47,No.10,pp.1374〜
1382(1993);「地上系ディジタル放送用トレ
リス符号化OFDM変調方式とゴースト環境下における
伝送特性」参照)。
【0007】しかしながら、このOFDM方式はデジタ
ル・オーディオ放送やテレビ放送など、ひとつまたは複
数のプログラムを多数の聴視者へ提供することを前提と
したアプリケーションが考えられているだけであって、
上述したようなテレビ番組制作現場における各情報の授
受には、直ちに適用することができないという問題があ
る。
【0008】よって本発明の目的は、これらの問題点が
存在することに鑑み、現実的な占有周波数帯域の無線通
信により、各種情報の授受を複数の情報発信局・基地局
間で行い得るよう構成した多重伝送システムを提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、複数の情報発信局と基地局との間で全
2重方式の通信を行う多重伝送システムにおいて、前記
基地局から複数の前記情報発信局に対して搬送波基準情
報を供給する基準発生手段と、個々の前記情報発信局に
それぞれ設けられており、個々の前記情報発信局毎に予
め設定されている特定の搬送波を前記搬送波基準情報か
ら形成して伝送情報を発信する複数の発信局用OFDM
手段と、複数の前記情報発信局によって使用される搬送
波とは異なる搬送波を用いて、前記基地局から複数の前
記情報発信局へ制御情報を発信する基地局用OFDM手
段とを備え、複数の前記情報発信局および前記基地局に
よって発信される情報の各搬送波は所定の周波数帯域内
に含まれ且つ各々の搬送波は互いに直交しているもので
ある。
【0010】ここで、複数の前記発信局用OFDM手段
は同一のハードウェア構成を有することにより、すなわ
ち同一の回路基板を実装することにより、製造コストの
低下を招来することが可能となる。
【0011】また、前記発信局用OFDM手段および前
記基地局用OFDM手段は、各OFDM手段における搬
送波の位相を較正する制御手段を具備するので、各種情
報のデコード側において、適確な情報再生が可能とな
る。
【0012】さらに、他の本発明は、予め定められた周
波数帯域内の多重化割り当てキャリアを用いてカメラ映
像と音声をデジタル符号化し伝送する多重伝送システム
において、該カメラ映像および/または音声のデジタル
符号化データを伝送するOFDM変調回路を備え、ここ
で前記OFDM変調回路は、番組スイッチング地点であ
る基地側から送出される搬送波基準データを基準とし
て、当該カメラに割り当てられたカメラ映像および/ま
たは音声データに対応するキャリア周波数を設定する手
段と、前記キャリア周波数に基づいて発生されたクロッ
ク信号に基づき、当該カメラが送出するキャリアの位相
によってデータ再生誤りを生じる成分を較正するための
基準データおよび多重化データ較正用の基準データを発
生させる手段とを具備したものである。
【0013】本発明のより具体的な構成例としては、ス
ポーツ中継などの番組制作現場において、各カメラから
の映像・音声およびスイッチングセンター(基地)から
の送り返し映像・音声,送り返し制御データをデジタル
符号化する多重伝送システムを挙げることができる。こ
の構成例では、複数の映像および音声データを少ない伝
送帯域幅の中に多重化させるOFDM変調時において、
OFDM変調で使用される多数のキャリアを分割して
各カメラの映像・音声データおよびキャリア較正データ
と、基地からの送り返し映像・音声データおよび制御
コマンドデータおよび搬送波基準データとに割り当て
る。そして、各カメラの伝送装置内および基地内のOF
DM変調回路では、送出する映像・音声データおよびキ
ャリア較正データに該当するキャリアのみを生じさせる
ようIFFT回路の入力を制御することにより、多数の
地点にある複数のカメラの映像・音声データおよび基地
から複数のカメラ側に供給する各種データを同一周波数
帯域を使って多重化伝送することが可能になる。
【0014】
【作用】本発明の上記構成によれば、従来から知られて
いるOFDM方式に修正を加えるだけで、現実的な占有
周波数帯域の無線通信により、各種情報の授受を複数の
情報発信局・基地局間で行うことができる。
【0015】また本発明のその他の形態によれば、複数
の映像および音声データをOFDM変調にて多重化伝送
する場合、各カメラ側の伝送装置が基地側からの基準信
号により搬送波周波数を決定し、カメラ毎に割り当てら
れたキャリアのみを送出するよう制御することによっ
て、所定の周波数帯域を有効に使用すると共に、OFD
M変調回路の構成を各カメラで同一にすることにより、
システム構成の簡素化を図ることが可能となる。
【0016】なお、本発明は所定の周波数帯域内に含ま
れる多数の搬送波を分割して各カメラ,基地に割り当て
ると共に、各搬送波を直交させることにより、双方向的
な通信を可能とするものであるので、その通信形態とし
ては全2重方式であることが最適であるが、半2重方式
を採り得ることは勿論である。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例として、各テレ
ビカメラ側あるいは基地側の装置に実装されるOFDM
回路のブロック構成を示す。換言すると、本図に示した
実施例は、複数のカメラ映像・音声データおよびキャリ
ア較正データ等をOFDM変調のキャリアに乗せる場合
のキャリア発生制御回路を示したものである。
【0019】図1において、1は多値化回路、2はシリ
アル−パラレル変換回路、3はIFFT(逆FFT)回
路、4はパラレル−シリアル変換回路、5はD/A変換
回路、6は低域通過フィルタ、7は較正データ発生回路
である。8は、受信側(基地側)で各カメラからのキャ
リアの位相を較正するためのキャリア制御回路である。
9はガードバンド付加回路、10は搬送波発信回路、1
1は−90°移相回路、12はキャリア基準再生制御回
路である。ここで、搬送波発振回路10とキャリア基準
再生制御回路12によりPLL制御が行われるので、搬
送波発振回路10の出力は、基地(番組スイッチング地
点側)から送出される搬送波基準データに位相ロックさ
れる。13は逓倍回路、14はクロック発生回路であ
る。
【0020】図2は、同一周波数帯域内で階層デジタル
符号化(後に、図3を参照して説明する)によって複数
のカメラをモニタしつつ、本線およびネクストカメラ映
像および音声を選択送出する伝送効率の高い伝送システ
ムの周波数割り当て例を示す。本図において、21は送
り返し制御データ(基地よりの搬送波基準データを含
む)、22は送り返し映像および音声データ、23はカ
メラ映像および音声データ(モニター用)および各カメ
ラ毎のキャリア較正データ、24はカメラ映像(選択さ
れたカメラの高画質成分データ)および当該カメラキャ
リア較正データ、25は特定カメラの送り出し映像(モ
ニター用低解像成分データ)と音声データおよび当該カ
メラのキャリア較正データ、26は選択時カメラ映像
(高画質成分データ)および選択カメラのキャリア較正
データである。
【0021】次に、図1および図2を参照して、本実施
例の動作を説明する。
【0022】まず図1において、デジタル符号化された
カメラからの映像と音声データは、多値化回路1
(A),1(B)を介してリアル(実数)パートデータ
とイマジナリー(虚数)パートデータに分けられた後、
シリアル−パラレル変換回路2(A),2(B)により
多値・並列データとなり、IFFT回路3に入力され
る。このIFFT回路3には、さらに多値レベル較正デ
ータ7Sならびにキャリアの位相較正データ8Sが入力
される。ここで多重化データ較正用の基準データ(多値
レベル較正データ)としては、例えば送信側と受信側で
符合が可能な特定のシンボルを表わすデータを入力する
ものであり、キャリアの位相較正データとしては、例え
ばリアルパートまたはイマジナリーパートのみを変調し
てデータ入力とするものである。IFFT回路3はキャ
リア制御回路8により制御され、当該カメラが割り当て
られたキャリアを発生するよう入力データを演算処理
し、時間軸成分データを出力する。
【0023】パラレル−シリアル変換回路4(A),4
(B)に入力された多値のリアルパートおよびイマジナ
リーパート時間軸成分データはシリアルデータ化され、
D/A変換回路5(A),5(B)でアナログ信号とな
り、次段のローパスフィルタ6(A),6(B)によっ
て平滑化された信号(キャリア)となる。このキャリア
で、搬送波発振回路10で発振された0度位相搬送波お
よび−90度位相搬送波を変調し、合成する。
【0024】搬送波発振回路10はキャリア基準再生制
御回路12により、基地での搬送波周波数と一致が図ら
れるよう制御される。
【0025】OFDM変調回路のクロックは、基地の搬
送波周波数に同期された搬送波周波数を逓倍器13で逓
倍した源クロックを基に、クロック発生回路14により
発生する。
【0026】図2に示すとおり、各カメラの映像は階層
デジタル圧縮符号化(図3において詳述する)により低
解像度成分データ25と高画質成分データ26に変換さ
れ、この低解像度成分データは多重変調により各カメラ
全てまたは特定グループのモニター用として各カメラ毎
のキャリア較正データと共に伝送される(図2の23お
よび25)。
【0027】他方、高画質成分データは、一つまたは複
数の制御コマンドのうちのカメラセレクト信号によって
選択された1つもしくは2つのカメラ映像のみがキャリ
ア較正データと共に伝送路内の高画質化データ送り領域
に割り付けされる(図2の24および26)。
【0028】送り返し映像は、基地から各カメラのカメ
ラマンが放送映像をモニター可能なように伝送路内の特
定領域に割り当てられる(図2の22)。
【0029】制御コマンド信号データは、基地からの各
カメラへのカメラコントロール信号とカメラ映像高画質
化成分データ選択信号および搬送波基準データを含み、
本放送および場合によってはネクスト映像のための制御
・選択情報を各カメラに送り返すと共に、各カメラの搬
送波周波数を同一化するために、伝送路内の特定領域に
割り当てられる(図2の21)。
【0030】図3は、上述した階層圧縮符号化の概要を
示したブロック図である。各カメラの映像信号には圧縮
符号化処理が施され、例えば一つのカメラの映像信号は
10Mbpsに圧縮される。ここで述べる階層圧縮符号
化は、MPEG2(Moving Picture E
xpert Group 2)におけるSpatial
Scalable(空間解像度のスケーラブル)によ
って行われる。
【0031】すなわち図3において、第1のレイヤーL
1(31)はダウンサンプリングにより原画を粗くサン
プリングした下位層の映像データであり、時間予測を行
った下位層の映像データ32を差し引いて、下位層の予
測誤差映像データ33を得る。この予測誤差データ33
を符号化することにより、下位層の伝送用映像データ3
4が得られる。
【0032】この下位層の映像データを復号した映像を
アップサンプリングしたデータ35と、時間予測を行っ
た上位層の映像データ36とを組み合わせて、原映像信
号37を差し引くことにより、上位層の予測誤差映像デ
ータ38が得られる。そして、この上位層の予測誤差映
像データ38を符号化し、上位層の伝送用映像データ3
9を得る。また、このデータ39をデコードして上位層
予測誤差映像データ40を得、映像データ(1フレーム
前の時間予測を行った上位層のデータ+下位層のデータ
を組み合わせた映像データ)41と組み合わせることに
より、次の時間予測データ42とする。
【0033】このような方法により、例えば10Mbp
sの原映像データについて、映像の水平方向および垂直
方向のダウンサンプリングにより1.5Mbpsの低解
像度成分データと、元の原映像データから低解像度成分
を差し引いた残りの8.5Mbpsの高画質成分データ
に変換する。そして、この低解像度成分データおよび高
画質成分データのそれぞれは既述のOFDM方式によっ
て変調し、無線伝送する。
【0034】本実施例では、そのひとつの実施態様とし
て、OFDM変調の全キャリア数を2048波とする。
そして、低解像度成分データと音声データのキャリア数
については、1カメラ当たり145波を使う。従って、
例えば6カメラ分では計870波を使用することにな
る。また、高画質成分データについては、一つのカメラ
に対して例えば、450波を使用すると、2つの高解像
度成分データを伝送可能とするためには900波を使用
することになる。
【0035】なお、送り返し映像については、中継車ま
たは中継点から各中継カメラマンが放送映像をモニター
可能なように、周波数帯域内の特定領域に例えば、14
5波を割り当てる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、現
実的な占有周波数帯域の無線通信により、各種情報の授
受を複数の情報発信局・基地局間で行うことが可能とな
る。
【0037】さらに、その他の本発明によれば、番組制
作に際して複数の映像および音声データをOFDM変調
にて多重化伝送する場合、各カメラ側の伝送装置が基地
側からの基準信号により搬送波周波数を決定し、カメラ
毎に割り当てられたキャリアのみを送出するよう制御す
ることによって、所定の周波数帯域を有効に使用すると
共に、OFDM変調回路の構成を各カメラで同一にする
ことにより、システム構成の簡素化を図ることが可能と
なる。
【0038】かくして本発明によれば、同一周波数を使
用した双方向多重化伝送が可能となり、さらに加えて、
各OFDM伝送回路内の回路構成を同一化して経済化を
図ることができるので、多重伝送システムを構築するう
えで極めて有用となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したOFDM変調回路の一例を示
すブロック図である。
【図2】一つの伝送路における複数の映像データと音声
データ,各カメラからのキャリア較正データ,送り返し
映像データ,搬送波基準データ,各種の制御コマンドデ
ータの割り当て例を示す図である。
【図3】階層圧縮符号化の概要を示したブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 多値化回路 2 シリアル−パラレル変換回路 3 IFFT(逆FFT)回路 4 パラレル−シリアル変換回路 5 D/A変換回路 6 低域通過フィルタ 7 較正データ発生回路 8 受信側(基地側)で各カメラからのキャリアの位相
を較正するためのキャリア制御回路 9 ガードバンド付加回路 10 搬送波発信回路 11 −90°移相回路 12 キャリア基準再生制御回路 13 逓倍回路 14 クロック発生回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−283801(JP,A) 特開 平7−283802(JP,A) 特開 平7−283806(JP,A) 特開 平6−224869(JP,A) 特開 平6−334617(JP,A) 特開 平7−15392(JP,A) 特開 平7−183862(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04J 11/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の情報発信局と基地局との間で全2
    重方式の通信を行う多重伝送システムにおいて、 前記基地局から複数の前記情報発信局に対して搬送波基
    準情報を供給する基準発生手段と、 個々の前記情報発信局にそれぞれ設けられており、個々
    の前記情報発信局毎に予め設定されている特定の搬送波
    を前記搬送波基準情報から形成して伝送情報を発信する
    複数の発信局用OFDM手段と、 複数の前記情報発信局によって使用される搬送波とは異
    なる搬送波を用いて、前記基地局から複数の前記情報発
    信局へ制御情報を発信する基地局用OFDM手段と を備え、複数の前記情報発信局および前記基地局によっ
    て発信される情報の各搬送波は所定の周波数帯域内に含
    まれ且つ各々の搬送波は互いに直交していることを特徴
    とする多重伝送システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、複数の前記発信局用
    OFDM手段は同一のハードウェア構成を有することを
    特徴とする多重伝送システム。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2において、前記発信
    局用OFDM手段および前記基地局用OFDM手段は、
    各OFDM手段における搬送波の位相を較正する制御手
    段を具備したことを特徴とする多重伝送システム。
  4. 【請求項4】 予め定められた周波数帯域内の多重化割
    り当てキャリアを用いてカメラ映像と音声をデジタル符
    号化し伝送する多重伝送システムにおいて、カメラ映
    像および/または音声のデジタル符号化データを伝送す
    るOFDM変調回路を備え、 前記OFDM変調回路は、 番組スイッチング地点である 基地側から送出される搬送
    波基準データを基準として、当該カメラに割り当てられ
    カメラ映像および/または音声データに対応するキャ
    リア周波数を設定する手段と、 前記キャリア周波数に基づいて発生されたクロック信号
    に基づき、 当該カメラが送出するキャリアの位相によっ
    てデータ再生誤りを生じる成分を較正するための基準デ
    ータおよび多重化データ較正用の基準データを発生させ
    手段を具備したことを特徴とする多重伝送システ
    ム。
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