JP3263085B2 - 粒子の分離及び検知装置 - Google Patents

粒子の分離及び検知装置

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JP3263085B2 JP52497197A JP52497197A JP3263085B2 JP 3263085 B2 JP3263085 B2 JP 3263085B2 JP 52497197 A JP52497197 A JP 52497197A JP 52497197 A JP52497197 A JP 52497197A JP 3263085 B2 JP3263085 B2 JP 3263085B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、気体状の流動体において粒子の存在を検知
するための粒子検知装置に関し、この粒子検知装置は、
気体状の流動体を受け入れるために壁手段によって区画
された測定室と、測定室内に延在する監視範囲を有する
光感知手段と、測定室内に配置されたサンプリング容積
部に向かって共通の光の進路に沿う対向する方向におい
て測定室を横断して発せられた光を向けるように配置さ
れた少なくとも一対の発光装置を具備し、それにより、
気体状の流動体によってサンプリング容積部へ運ばれる
粒子は、光感知手段によって検知のためにそこでいくら
かの光を散乱させる。
このような粒子検知装置は、米国特許第5381130号に
おいて開示されている。この二つの発光装置は交互に電
圧印加される。サンプリング容積部において任意の粒子
によって拡散された光に反応する光感知手段によって発
生した信号は供給される。そして、連続的に発生して供
給される信号は、少なくともおよそ等しいことを検査す
るために比較される。本発明の目的は、装置の動作に影
響を与える混入物の存在を検知するための改良された配
置を提供することである。
それゆえ、本発明によれば、初めに前述された装置
は、一対の発光装置が通常同時に光を発し、制御手段が
発光装置の一つを光検知モードに断続的に切り換えるよ
うに作用し、このモードにおいて、発光装置は、光の進
路に沿って対の他方の発光装置から受け取った光に反応
し、対応する出力を発生させ、この出力は光の進路にお
ける混入に依存する。
本発明を実施するオイルミスト検知装置が、略図的な
添付図面を参照して、単に例として、今記述される。
図1は、動作を説明するための装置の一形態を通した
断面図である。
図2は、拡大尺度に示している図1の装置の一部分を
通した断面図である。
図3は、図1の線III−III上の断面図である。
図4は、装置の一部分のブロック回路の図である。
図1を参照して、装置は、全体的に筒状の構造の各々
の測定部5と入出力部6とを具備し、測定部5は、適合
するフランジ部8を有し、入出力部6のフランジ部10と
接触し、Oリング12が、密閉の目的のために挿入され
る。フランジ部8、10は、14で略図的に示される簡単な
クリップ又はボルトその他のような適切な手段により留
められる。
入出力部6は、使用において、クランクケースのよう
な監視されるエンジンの一部に直接的に又は適切なパイ
プによって接続される入口部16を形成する。出口部18
は、直接的に又は適切なパイプによって排気装置に接続
され、通常、出口部は、エンジンのクランクケースに戻
し接続される。適切なファン20が室22内に配置される。
電圧印加されると、ファンは、矢印24によって示される
ように、エンジンから入口部16を通して空気を吸引し、
出口部18を通して空気を返す。適切なサイクロン26が室
28内に配置される。サイクロンの目的は、大きなオイル
の粒子又は他の混入物が遠心力によって移動されて室28
内に堆積するように、入ってくる空気へ円運動を与える
ことである。この装置によって検知されるべき任意のオ
イルミストは、サイクロン26によっては取り除かれな
い。
本発明を実施する適切な形態のサイクロンが、図2を
参照して以下により詳細に記述される。
記述されるようにファン20によって吸引される空気
は、拡散スクリーン32によって装置の測定部5の内部と
接続される受け入れ室30を通過する。
図1に示される拡散スクリーン32は、管の軸線が互い
に平行になって並んで取り付けられた複数の管から成
る。サンプルを抜かれた空気の上部5の内部への散布
が、粒子のブラウン運動の結果として起こる。この装置
によって検知されることが主として意図されているより
小さい粒子は、直線的に移動し、こうして拡散スクリー
ン32の管を容易に通過しがちである。より直線状でない
運動をするより大きな粒子は、管の内壁によって遮られ
て管の内壁上に堆積する。
この装置の測定部5は、それ自身のフランジ部36によ
ってフランジ部8上に支持されている筒状体34を具備す
る。筒状体34には、それぞれの半径方向に延在する8つ
の穴が設けられ、8つの穴のこのような二つの穴38A及
び38Bが図1に示され、これらの穴は、筒状体34を横断
して直径方向に互いに向かい合わせに配置される。図3
は、その他の穴が以下に同様に直径方向に向かい合わせ
の対の38C、38D、38E、38F、38G及び38Hに配置される。
それぞれの発光ダイオード(LED)46A〜46Hは各穴38A〜
38H内に配置される。
プリント回路板50は、測定部5の内部を横断して延在
し、装置の電気回路を支持する。筒状体34のエンドキャ
ップ54内に支持されているフォトダイオード52が、この
プリント回路板50の中央に配置される。エンドキャップ
54が、狭い視界穴56を形成するように整形され、この視
界穴は、筒状体54の軸線58の中心に配置される。
各発光ダイオード46A〜46Hは、点線によって示される
ように、測定室60を横断して直径方向に向けられている
光の狭い光線を発生するように設計される。こうして、
全ての発光ダイオードの光の出力は、サンプリング容積
部62を横断する。このサンプリング容積部は、視界穴56
を通してフォトダイオード52によって見られる。
開放端のガラス管64は、筒状体34内の測定室60内に配
置される。ガラス管は、66で略図的に示されるような適
切なクリップによって所定位置に保持され、密閉リング
68及び70に接触して支持される。
LED46A〜46Hによって発せられる光は、光に対して最
小の影響でガラス管64を通過する。
測定部5の上面は、清潔な空気のために入口部74を支
持する蓋部72によって閉じられる。この空気はボア76を
通過する。
この装置の動作が、今記述される。
ファン20が電圧印加された時、空気は、オイルミスト
及び任意の他の混合物と共に、エンジンの内部から吸引
される。既に説明されたように、サイクロン26は大きな
粒子を取り除く。さらに比較的に大きな粒子は、拡散ス
クリーン32によって取り除かれる(もし存在するなら
ば)。
測定室60の内部へ散布する任意のオイルミスト又は他
の粒子は、サンプリング容積部62に入り、LED46A〜46H
からフォトダイオード52へ向けて光のいくらかを散乱さ
せる。フォトダイオード52は、粒子の混入の存在を示す
続く警告出力を発生させる。
測定室60内の幾何学的形状は、任意の粒子がない時に
フォトダイオード56が完全な暗監視を有するようなもの
である。LEDの配置は、光がフォトダイオードの監視方
向に対して実質的に90゜に向けられているので、視界穴
56は、光が粒子の混入によって散乱される時にだけ、LE
Dから直接的にその光を受け取ることができないことを
保証する。
視界穴56は、フォトダイオード52がガラス管64の壁の
任意の部分を見ることができないように配置され、ガラ
ス管の壁は他方でLEDからのいくらかの光をこの位置へ
導く。この位置は光がフォトダイオードで監視可能な位
置である。
ガラス管64は、サンプルを抜かれた空気からの混入物
の堆積を受け入れることを防ぐ。任意のこのような堆積
は、実際の光源に近く、光を視界穴56へ屈折させる可能
性がある。さらに、LEDの発する表面の形状のために、
及びLEDが部分的に半径方向のキャビディ38A〜38H内に
窪んでいるために、LEDから任意のこのような混入物を
清掃することは困難である。ガラス管64の内部表面の任
意のこのような混入物は、LEDによって発せられる光に
対してより少なく屈折させる効果がより少ない。しかし
ながら、さらに重要なことには、ガラス管はより一層容
易にガラス管64の表面を清掃されることができるか、又
はガラス管が取り除かれて取り替えられることができ
る。この清掃又は取り替え工程が、測定部5及び入出力
部6が迅速に分離されることができるという事実によっ
て容易化される。
このような混入物の除去が比較的に簡単であるが、装
置の動作中において混入物が逆に混入物の検知能力に影
響を与えるような程度まで、混入物が形成しないことを
保証することを必要とする。それゆえ、本発明の特徴に
よれば、装置は、LED46A〜46Hの光出力を薄暗くする任
意の混入物の存在の点検を自動に実行するように配置さ
れる。
図4は、ブロック線図の形態で、LED46A〜46Hが電圧
印加される方法を示す。こうして、電源装置80は、全て
のLEDを電圧印加させるための適切な出力供給を発生さ
せ、それぞれの切換スイッチ82A、82B〜82Hを通して各L
EDへ接続される。切換スイッチ82A、82B〜82Hはスイッ
チ装置内に組み入れられる。図4に示されるように82A
から82Hへのスイッチが設定され、全てのLED46A〜46Hは
電圧印加され、装置は、前述のようにオイルミストを検
知するために動作する。
しかしながら、周期的に、制御装置86は、スイッチ82
Aが点線で示されるように、82Aから82Hへの各スイッチ
をもう一つの位置へ交替で(一時に一つ)切り換える。
この位置において、スイッチ82Aへ接続されたLED46Aは
今、適切な信号の処理及び増幅器87を通して、比較器88
の一方の入力部へ接続され、比較器の他方の入力部は、
ライン90の基準信号を受け取る。LEDは主に光出力を発
生させるように設計されているが、実際には、LEDは電
気的に出力電圧を発生させることによって、受け取られ
る光にも反応する。スイッチ82A(この例において)
は、もう一つの位置へ切り換えられ、それぞれのLED46A
は、今、直径方向に向かい合わせのLED46Bから受け取ら
れる光を感知するための光センサとして作用し、LEDは
当然依然としてスイッチ装置84内の適切なスイッチを通
して電圧印加される。こうして、LED46Aによって発生さ
れる対応している電気的な出力は、比較器88内でライン
90の基準レベルと比較される。もし光出力が所定のレベ
ルより下ならば、欠陥警告装置92はライン93に警告出力
を発生させる。こうして、このような警告出力は、LED4
6Aと46Bとの間の光の進路内の過度の混入物の存在を
(又は、当然これらのLEDの一つにおける欠陥)示す。
LED46Aがこのように検査される時に、制御装置86は、
切換スイッチ82Aを最初の設定へ切り換え戻し、切換ス
イッチ82Bをもう一つの設定へ切り換える。この検査工
程が繰り返され、当然、引き続いて他のLEDの全てに繰
り返される。
図4はフォトダイオード52を示し、フォトダイオード
の出力部は、フォトダイオードからの出力信号を監視す
る出力装置94へ接続され、粒子の混入が前述のように検
知された時に、ライン95上の警告出力を発生させる。こ
のような警告出力は、エンジンを止めて初期の爆発の危
険の表示を示すために用いられることができる。
制御装置86は、空気供給装置96を周期的に電圧印加さ
せ、空気供給装置は、清潔な空気の入口室74を通して清
潔な空気を供給する(図1)。この清潔な空気は、フォ
トダイオード52の回りに向けられ(図1参照)、視界穴
56を通して測定室60の内部へ移動する。視界穴56を通過
する間において、この清潔な空気は油滴のような任意の
混入物を取り除き、油滴は穴の鋭い縁部上に堆積される
ようになり、そうでなければ油滴は逆に、フォトダイオ
ード52の感知能力に影響を与える及び/又はLEDからの
光を屈折させる可能性がある。
しかしながら、さらに、測定室34内の清潔な空気は、
フォトダイオード52の動作を標準化するために使用され
る混入のゼロレベルを提供する。制御装置は、空気提供
装置96の電圧印加と同時に、出力装置94を作動させてフ
ォトダイオードを標準化モードへ切り換える。このモー
ドにおいて、出力装置は、フォトダイオード52からの出
力信号を計測し、フォトダイオードを混入物の不在に対
応する所定のデータレベルへ調節する。
図4において、個々の装置と電源装置80との間の種々
の接続部は、明確のために省略される(スイッチ82A〜8
2Hを介してLEDへの接続部を除く)。
図1のサイクロン26が採用することのできる一つの有
利な形態が今図2を参照して記述される。図2は図1の
装置の入出力部6をわずかに修正された形態で示し、図
1内の部材に対応する図2の部材は同様に参照される。
示されているように、サイクロンは筒状ボア100を有す
る。筒状ボアは、入出力部6の胴体部の半径方向内側に
延在し、入口部ボア102と出口部ボア104とを横断する。
入口部ボア102は入口部16と連通している。
好ましくは金属から成るピン106は、ねじ108によって
筒状ボア100内に取外し可能に取り付けられる。それ
は、狭められたシャンク110を有し、こうしてシャンク1
10の回りに入口部ボア102と出口部ボア104とが設けられ
る。
入ってくる空気は、入口部ボア102を通して半径方向
にピン106のシャンク110に衝突する。こうして、オイル
の大きな滴又は他の大きな混入物はシャンク110上に堆
積して残る。空気の流れ及び任意のより小さな粒子は、
ピン106のシャンクのほぼ円周の方向に向けられ、シャ
ンクの回りを繰り返し通り、そして出口部ボア104を通
って出る。この円運動において、遠心力はオイルの他の
粒子を環状室112の筒上壁上に堆積させがちである。オ
イルミスト及び小さな粒子が受け入れ室30内へ出口部ボ
ア104を通して影響されずに続く(図1)。
清掃又は取り替えるために、ピン106を取り外すこと
は簡単なことである。
図2において示される修正された入出力部6は、ねじ
の凹所114内に係合するボルトによって、上部5に取り
付けられる。
ある環境において、サイクロンが水平よりもむしろ垂
直に取り付けられるように、それは入出力部6を配置す
ることが有利である。これはオイルが重力下においてサ
イクロンから排出されることを可能とする。
使用において、入出力部6(図1又は2)は、入口部
16及び出口部18へ取り付けられている適切なパイプによ
って、エンジンへ接続されることができる。その代わり
として、それはエンジンに直接的に取り付けられること
ができる。
船のエンジン室などの大きな設備において、多数の異
なる位置の各々におけるオイルミストの存在の可能性が
監視されなければならず、図1を参照して記述されるよ
うに各分離装置が、監視されるべき位置の各々に配置さ
れ、こうして、分離装置と中央の監視及び電源点との間
の電気的な接続部を作ることが必要なだけである。
この装置は二つの容易に分離可能な部分、上部5及び
下部6の形態であるので、整備及び修理が簡単化され
る。測定室34内の過度の混入物の検知において、例え
ば、対応する上部5が、簡単に取り外されて、新しい又
は修理された部分によって、取り替えられることがで
き、そして欠陥のある部分は、清掃及び点検修理のため
に取り外される。
LEDは他の適切な発光装置によって取り替えられ、発
光装置は、それらが受け取られた光に反応して出力を発
生させるモードへ切換可能である。この明細書において
使用されているような「光」という語は、検知される粒
子によって散乱されることができる種類の見えない放射
線を含む。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 15/14 G01N 21/53

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気体状の流動体における粒子の存在を検知
    するための粒子の検知装置であって、前記気体状の流動
    体を受け入れるために、壁手段(34)によって区画され
    た測定室(60)と、前記測定室(60)内に延在する監視
    範囲を有する光感知手段(52)と、前記測定室内に位置
    するサンプリング容積部(62)へ向かう共通の光の進路
    に沿っての対向する方向へ前記測定室(60)を横断して
    発せられる光を向けるように配置された少なくとも一対
    の発光装置(46A、46B)とを具備し、それにより、前記
    気体状の流動体によって前記サンプリング容積部(62)
    内へ運ばれる粒子が前記光感知手段(52)によって検知
    されるためにいくらかの光を前記サンプリング容積部内
    で散乱させる、気体状の流動体における粒子の存在を検
    知するための粒子の検知装置において、 前記一対の発光装置(46A、46B)が通常同時に光を発
    し、制御手段(86)は、断続的に前記発光装置(46A、4
    6B)の一方を光検知モードへ切り換えるように作動し、
    前記光検知モードにおいて、前記発光装置の一方は光の
    進路に沿って前記一対の発光装置(46A、46B)の他方か
    ら受け取る光に反応し、前記光の進路における混入物に
    依存する対応出力を発生させる、ことを特徴とする、気
    体状の流動体における粒子の存在を検知するための粒子
    の検知装置。
  2. 【請求項2】光検知手段(87)は、前記光検知モードの
    時に、前記発光装置(46A、46B)によって発生される出
    力を監視し、それにより、前記光の進路における混入物
    を検知することを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記光感知手段(52)が、前記サンプリン
    グ容積部(62)へ向かう前記光感知室に沿っての軸線方
    向に延在する監視範囲を有するように配置されることを
    特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の装置。
  4. 【請求項4】前記監視範囲が、前記気体状の流動体を受
    け入れるために、前記測定室(60)の開放端部へ延在す
    ることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】さらなる少なくとも一対の発光装置(46
    C、46D)が、前記測定室(60)を横断して互いに向かっ
    て対向する方向へ第二の共通の光の進路に沿って光を向
    けるように配置され、制御手段(86)が、断続的に前記
    発光装置(46C、46D)の一方を光検知モードへ切り換え
    るように作動し、前記光検知モードにおいて、前記発光
    装置は、第二の共通の光の進路に沿って前記対の発光装
    置(46C、46D)の他方から受け取る光に反応し、前記光
    の進路における混入物に依存する対応出力を発生させる
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の装
    置。
  6. 【請求項6】手段(56)が、前記光感知手段(52)のた
    めに制限された視界穴を形成することを特徴とする請求
    項1から5のいずれかに記載の装置。
  7. 【請求項7】前記発光装置(46A、46B;46C、46D)が前
    記壁手段内の凹所(38A、38B)内に配置されることを特
    徴とする請求項1から6のいずれかに記載の装置。
  8. 【請求項8】光透過性の遮蔽手段(64)は、前記発光装
    置(46A、46B;46C、46D)を混入物から保護するよう
    に、前記壁手段(34)近傍の前記測定室内に配置される
    ことを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記遮蔽手段(64)が取外し可能であるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記測定室(60)が筒状であり、前記遮
    蔽手段(64)がガラス管であることを特徴とする請求項
    8又は9のいずれかに記載の装置。
  11. 【請求項11】手段(96)は、一時的に清潔な空気又は
    気体に前記測定室(60)を通過させ、手段(94)は、こ
    の空気又は気体がある時に光感知手段(52)の出力を監
    視し、前記出力を所定のデータのレベルに設定すること
    を特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の装置。
  12. 【請求項12】手段(96)が、一時的に清潔な空気又は
    気体に前記測定室(60)及び前記視界穴(56)を軸線方
    向に通過させることを特徴とする請求項7に記載の装
    置。
  13. 【請求項13】前記発光装置がそれぞれの発光ダイオー
    ド(46A、46B)であることを特徴とする請求項1から12
    のいずれかに記載の装置。
  14. 【請求項14】気体状の流動体の入出力手段(6)は、
    監視される領域への接続のための気体状の流動体の入口
    部(16)を有し、受け入れ室(30)は、前記入口部(1
    6)を通して吸引される気体状の流動体を受け入れ、出
    口部(18)は前記受け入れ室(30)から前記気体状の流
    動体の排出し、前記受け入れ室(30)が前記測定室
    (5)と並置され、それにより、前記受け入れ室(6)
    内の気体状の流動体及び粒子が前記測定室(5)内へ拡
    散すうことを特徴とする請求項1から13のいずれかに記
    載の装置。
  15. 【請求項15】前記受け入れ室(30)と前記測定室
    (5)との間の拡散スクリーン(32)が、検知される必
    要のない粒状の物質を取るようにされていることを特徴
    とする請求項14に記載の装置。
  16. 【請求項16】前記拡散スクリーンは、複数の管状の通
    路を形成する手段(32)を具備し、各前記通路は前記通
    路の幅に関して大きい長さを有し、前記通路の長手方向
    が前記測定室(5)の軸線にほぼ平行であることを特徴
    とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】前記気体状の流動体の入出力手段(6)
    が、前記気体状の流動体をほぼ円周の通路に沿って向け
    るために、前記入口部(16)と前記受け入れ室(30)と
    の間に位置する遠心分離手段(26)を具備し、それによ
    り、検知される意図のない粒子が遠心力の作用によって
    堆積されることを特徴とする請求項14から16のいずれか
    に記載の装置。
  18. 【請求項18】前記遠心分離手段(26)が、環状室(11
    2)と、前記環状室(112)への入口(102)と、前記環
    状室(104)からの出口(104)とを形成するために同軸
    に配置される内側及び外側の筒状壁(6、106)を具備
    し、前記入口(102)が前記入口部(16)へ接続され、
    前記出口(104)が前記受け入れ室(30)へ接続され、
    前記入口(102)と前記出口(104)が前記環状室(11
    2)に沿って軸線方向に離間され、前記入口(102)が前
    記環状室(112)に関して半径方向に延在し、それによ
    り、前記環状室(112)へ入る気体状の流動体は、前記
    環状室(112)の回りで前記入口(102)から前記出口
    (104)へほぼ円周方向へ向けられ、検知される意図の
    ない前記粒子は、遠心力によって前記環状室(112)の
    少なくとも外側壁(6)上へ堆積されることを特徴とす
    る請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】前記気体状の流動体の入出力手段(6)
    が、気体状の流動体を送り込む手段(20)を具備するこ
    とを特徴とする請求項14から18のいずれかに記載の装
    置。
  20. 【請求項20】前記気体状の流動体を送り込む手段(2
    0)が、電動であり、前記送り込む手段自身の不操作を
    検知するための検知手段を有することを特徴とする請求
    項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】前記測定室(5)が第一ハウジング
    (5)内に配置され、前記気体状の流動体の入出力手段
    (6)が第二ハウジング(6)内に取り付けられ、前記
    第一及び第二ハウジングが互いに取外し可能に取り付け
    られていることを特徴とする請求項14から20のいずれか
    に記載の装置。
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