JP3260846B2 - 多層構造を有するシートを加工してなる再生可能な容器 - Google Patents

多層構造を有するシートを加工してなる再生可能な容器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、牛乳、ジュース、酒、
マーガリン、アイスクリーム等の容器として、流通過程
でワンウエー容器として多量に使用されている容器に関
するものであり、再資源化処理が容易で、資源の有効利
用に有益で、自然環境の保全に有益な新規な容器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】流通過程でワンウエー容器として多量に
使用されている容器としては、牛乳、ジュース、酒、醤
油等の紙パック、ビール、炭酸飲料等のアルミ缶、コー
ヒー飲料等のスチール缶、清涼飲料、醤油等の熱可塑性
樹脂からなる単層構造のブローボトル、マヨネーズ等の
各層が個々別々の熱可塑性樹脂からなる多層構造を有す
るブローボトル、レトルト食品等の各層が個々別々の熱
可塑性樹脂からなる多層構造を有する多層シートを袋状
に融着してなる容器、その他アイスクリーム、プリン、
マーガリン等の熱可塑性樹脂からなるカップ状容器等が
種々実用に供されている。しかしながら、何れの容器に
おいても回収されて再利用される割合より、消費者に渡
った後散在したり、廃棄される割合が多い。このため、
自然環境の破壊として問題になったり、廃棄物の増加と
して問題になったり、資源浪費型の製品として問題にな
っている。
【0003】特に牛乳用の紙パックは一部市民団体の努
力にも係わらず、回収率が約2%であり、殆どが焼却さ
れているのが現状である。牛乳用の紙パックは、軽量で
あることと、四角柱の形状と除菌・防菌効果を高めたこ
とで流通過程での多大な技術革新をもたらした。しかし
ながら、日本国内での一年間の消費量を賄うには、10
mクラスの立木を約270万本伐採しなければならず、
地球の森林資源の破壊が問題になるにつれ有効な再資源
化処理の対策が望まれるようになった。
【0004】又、熱可塑性樹脂からなる単層構造のブロ
ーボトルは、軽量であることと破れる危険性がないこと
で清涼飲料水等の容器として、ガラス瓶に代わって多量
に使用されている。しかしながら、使用済みの容器は家
庭内に入り一般廃棄物と一緒になり、各地方自治体にお
ける廃棄物処理業務に混乱をきたしている。該ブローボ
トルの廃棄物としての処理の方法は各自治体によってま
ちまちであり、埋め立てられたり焼却処分されたりして
いる。いずれにしても、一般廃棄物の増加に加え廃棄物
としての該ブローボトルの増加に対して、処理能力が限
界に近ずいており、有効な再資源化処理の対策が望まれ
るようになった。
【0005】又、各層が個々に別々の熱可塑性樹脂から
なる多層構造を有するブローボトル及び個々に別々の熱
可塑性樹脂からなる多層シートを袋状に融着してなる容
器は、内容物の酸化による変質を防ぐために、ポリエチ
レン等の融着層のほかにアルミニウムの薄層又はガスバ
リヤー性の高いエバール等の熱可塑性樹脂が用いられ、
これらとポリエリレン層とを接着するために、更に他の
樹脂を必要とする。各層が個々に別々の熱可塑性樹脂か
らなる多層構造を有するブローボトル及び各層が個々に
別々の熱可塑性樹脂からなる多層シートを袋状に融着し
てなる容器は、多層構造を構成する全ての層を溶融混合
して得られる樹脂組成物は、該容器の多層構造を構成す
る何れの層の樹脂組成物としても、再び使用することが
出来ず、実質的に再資源化処理が不可能であり、廃棄物
として処理するしかない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】流通過程で大量に使用
される容器の再資源化率は、ガラス瓶がリターナブル瓶
の再利用も含めて約80%であり、スチール缶及びアル
ミ缶は約40%である。しかしながら、紙パックの中で
も最も多く使用されている牛乳用の紙パックの再資源化
率は約2%であり、一般の古紙の再資源化率が50%弱
であるのに比べて著しく少ないのが現状である。
【0007】再資源化の問題点は、回収システムの確立
と再資源化技術の開発にある。紙パック用の紙には、紙
への液体の浸透を防ぎ、又、要部を融着して四角柱に組
み立てるために、ポリエチレンの薄いフィルムが表裏に
ラミネートされているので、そのままでは従来の古紙の
再資源化処理技術では処理が出来ない。再資源化処理に
あたっては、紙の層とポリエチレンの薄いフィルムを分
離するための特殊な技術が必要となり、技術開発は行わ
れ実用化されているが、設備に膨大な費用がかかり広く
普及するには至っていない。これが牛乳パックの再資源
化率が一般の古紙に比べて低い理由の一つである。
【0008】又、熱可塑性樹脂からなる単層構造のブロ
ーボトルは、一般廃棄物と分けて回収し溶融固化して再
資源化処理を行う試みがなされ始めているが、回収段階
での輸送に際し嵩が張り輸送コストが高く付く等の問題
がある。又、得られた再生原料は回収段階で混入した異
物を全て取り除くための精製は困難であり、食品用の容
器としては、食品の安全性を損ねる危険性があり、元の
ブローボトルにそのままでは再利用されない。該再生原
料は低品位品の原料として再利用されるに限られ、再生
原料の需要が不安定である等の問題があり再資源化処理
が広く普及するには至っていない。ポリエチレンテレフ
タレートからなる単層構造のブローボトルを回収して再
資源化処理した再生原料を中間層に、内層及び外層にバ
ージンのポリエチレンテレフタレートを使用した、多層
構造を有するブローボトルを成形する特殊な成形方法が
開発され、該再生原料の有効利用がなされるのではない
かと期待されている。しかしながら、このような試み
は、ブローボトルに限られた方法であり、多層構造を有
するシートを要部を融着して立体に組み立てた、用時に
容易に潰れうる牛乳パック等の容器には、その儘では応
用することができない。再生原料を使用して多層構造を
作ったとしても、単一樹脂であるから融着の作業性が悪
いことと、ブロー成形では用時に容易に潰れうる容器を
成形することが困難であるからである。又、回収段階で
の輸送に際し、多層構造を有するシートを融着してなる
容器は容易に潰れて体積を減少して輸送できるのに比べ
て、前記ブローボトルは嵩が張り輸送コストが高く付く
等の欠点が依然として残り、回収のシステムの中で問題
となる。
【0009】現在行われている資源の再利用の対策は、
主に回収システムの整備及び再資源化技術の開発である
が、根本的な対策として再資源化処理の容易化に配慮し
た構造設計、材料構成、組立方法等について事前の対策
が望まれていた。本発明は、このような問題点を鑑みて
なされたもので、予め構造設計、材料構成、組立方法の
設定段階で再資源化処理の容易化について改善された容
器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、各層が熱可塑
性樹脂を少なくとも1つの成分とする樹脂組成物からな
る樹脂組成物からなる多層構造を有するシートを融着し
て立体に組み立てられる容器において、内容物が接触す
る側の層である最内層が、バージンの樹脂組成物からな
り、該最内層以外の少なくとも一層の樹脂組成物が、各
層の樹脂組成物の成分を全て含むとともに該最内層の樹
脂組成物より熱変形温度が高いものであることを特徴と
する多層構造を有するシートを加工してなる再生可能な
容器に関する。
【0011】本発明の多層構造は、少なくとも二つの層
で構成されている。又、本発明の容器は、押出成形法に
て成形したシートを張り合わせて多層構造を形成したシ
ート又は、共押出成型法にて成形して多層構造を形成し
たシートを要部を融着して立体に組み立てた容器に加工
したり、該多層構造を有するシートを真空又は圧空成形
法にてカップ状の容器に加工し、該カップ状容器に該多
層構造を有するシートを蓋として融着して組み立てるこ
とが出来る。該多層構造を有するシートを要部を融着し
て臨体に組み立てた容器に加工する場合は、最外層と最
内層の樹脂組成物は同一の樹脂組成物か又は互いに相溶
性が良好な樹脂組成物を使用することと、中間層の樹脂
組成物は最内層及び最外層の樹脂組成物より熱変形温度
が高いことが融着の作業を良くする上で好ましい。本発
明の多層構造は、全体の肉厚を厚くする目的等で必要に
応じて更に層を設け、4層以上の多層構造とすることが
許される。
【0012】本発明の最内層以外の層の少なくとも一層
の樹脂組成物には、各層の樹脂組成物の成分が全て含ま
れている。例えば、最外層/中間層/最内層の三つの層
からなる多層構造を有している場合は、中間層の樹脂組
成物には最外層及び最内層の樹脂組成物が全て含まれて
いる。例えば最外層の樹脂組成物が(A)成分及び
(B)成分からなり、最内層の樹脂組成物が(C)成分
及び(D)成分からなるとすれば、中間層の樹脂組成物
は少なくとも(A)、(B)、(C)、各成分及び
(D)成分からなる。
【0013】本発明の多層構造を構成する各層の樹脂組
成物の成分である熱可塑性樹脂としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ−4−メチルペンテン−1、
ポリブテン−1、1,2−ポリブタジエン等のαオレフ
ィンのホモポリマー、コポリマー、あるいはこれらの混
合物であるところのポリオレフィン樹脂、ポリエチレン
テレフタレート、ナイロン、ポリカーボネート等の熱可
塑性樹脂が使用できる。あるいはこれらの混合物も使用
できる。この中でも熱安定性が優れ安価であることから
ポリオレフィン樹脂が好ましい。
【0014】本発明の最内層以外の層の少なくとも一層
の樹脂組成物としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリブテン−1、
1,2−ポリブタジエン等のαオレフィンのホモポリマ
ー、コポリマー、あるいはこれらの混合物であるところ
のポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート、
ナイロン、ポリカーボネート等の少なくとも一種の熱可
塑性樹脂からなる樹脂組成物、あるいはこれらの樹脂組
成物に少なくとも一種の充填材を加えた樹脂組成物が使
用できる。このとき最内層の樹脂組成物としては、該最
内層以外の層の少なくとも一層の樹脂組成物の成分であ
る熱可塑性樹脂及び充填材の中から選ばれた少なくとも
一種の成分からなる樹脂組成物が使用できる。本発明の
多層構造を有するシートを要部を融着して立体に組み立
てた容器に加工する場合には、融着の作業性を良くする
上で、最内層以外の少なくとも一層の樹脂組成物の成分
として充填剤を使用すること及び、最内層の樹脂組成物
に使用する熱可塑性樹脂より熱変形温度の高い熱可塑性
樹脂を使用することが好ましい。
【0015】本発明の最内層以外の層の少なくとも一層
の樹脂組成物の成分である充填材としては、ホワイトカ
ーボン、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化
マグネシウム、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、珪藻土、
タルク、クレー等の粉末状充填材、ガラス繊維、炭素繊
維、有機繊維、ウォラストナイト、チタン酸カリ、石膏
センイ、MOS(商品名)等の繊維状充填材、マイカ、
アルミフレーク等のフレーク状充填材、ガラスバルン、
フライアッシュバルン、シラスバルン等のバルン状充填
材、ハイスチレン樹脂、クマロンインデン樹脂、フェノ
ールホルムアルデヒド樹脂、変性メラミン樹脂、リグニ
ン、ゴム粉、エボ粉等の有機充填材等が使用できる。こ
の中でも熱変形温度と剛性を高める効果が大きい点で、
繊維状充填材が好ましく、その長さをLとし直径をDと
したときL/Dが15以上の繊維状充填材が好ましい。
本発明の充填材には、シランカップリング剤等で表面処
理を施すことが許される。
【0016】本発明の各層の樹脂組成物の組み合わせの
例としては、最外層/最内層の二つの層からなる多層構
造を有している場合は、最内層に一種の熱可塑性樹脂か
らなる樹脂組成物を使用し、最外層に最内層と同じ熱可
塑性樹脂に充填材を加えた樹脂組成物を使用する組み合
わせが挙げられる。最外層の樹脂組成物に充填材を加え
ることで、容器壁の剛性が増し持ち運びが容易になり、
内容物をコップ等の別の容器に移す際の操作性が良くな
る。該充填材の混合割合は、90重量%以下であること
が好ましい。充填剤の混合割合が90重量%以上である
と、熱可塑性樹脂との溶融混合が困難になったり、成形
性が悪くなったり、充填剤の種類によっては、かえって
脆くなることがあるので好ましくない。
【0017】又、本発明の各層の樹脂組成物の組み合わ
せの他の例としては、最外層/中間層/最内層の三つの
層からなる多層構造を有している場合は、最内層及び最
外層に同一の一種の熱可塑性樹脂からなる樹脂組成物を
使用し、中間層に最内層及び最外層と同じ熱可塑性樹脂
に充填材を加えた樹脂組成物を使用する組み合わせが挙
げられる。この例のように最内層及び最外層を同一の樹
脂組成物とすることで、該多層構造を有するシートを要
部を融着して立体に組み立てた容器に加工する場合に
は、最内層と最外層とを融着する際の作業性が良くな
る。又、中間層の樹脂組成物に充填材を加えることで、
容器壁の剛性が増し持ち運びが容易になり、内容物をコ
ップ等の別の容器に移す際の操作性が良くなると同時
に、中間層の熱変形温度が最内層及び最外層より高くな
るので、該多層構造を有するシートを融着して本発明の
容器を組み立てる場合の融着の作業性が良くなる。該充
填材の混合割合は、上記と同じ理由から90重量%以下
であることが好ましい。又、融着の作業性を良くする目
的には、該充填材の混合割合が20重量%以上であるこ
とが好ましい。
【0018】又、本発明の各層の樹脂組成物の組み合わ
せの他の例としては、最外層/中間層/最内層の三つの
層からなる多層構造を有している場合は、最内層及び最
外層と同一の一種の熱可塑性樹脂からなる樹脂組成物を
使用し、中間層に最内層及び最外層と同じ熱可塑性樹脂
に、相溶性を有し最内層及び最外層の熱可塑性樹脂より
も熱変形温度が高い他の熱可塑性樹脂を加えた樹脂組成
物を使用する組み合わせが挙げられる。この例のように
最内層及び最外層を同一の樹脂組成物とすることで、該
多層構造を有するシートを要部を融着して立体に組み立
てた容器に加工する場合には、最内層と最外層とを融着
する際の作業性が良くなる。又、中間層の樹脂組成物に
熱変形温度が高い熱可塑性樹脂を加えることで、容器壁
の剛性が増し持ち運びが容易になり、内容物をコップ等
の別の容器に移す際の操作性が良くなると同時に、中間
層の熱変形温度が最内層及び最外層より高くなるので、
該多層構造を有するシートを要部を融着して立体に組み
立てた容器を加工する場合の融着の作業性が良くなる。
該熱変形温度が高い熱可塑性樹脂の混合割合は、融着の
作業性を良くする目的には、20重量%以上であること
が好ましい。
【0019】又、本発明の各層の樹脂組成物の組み合わ
せの他の例としては、最外層/中間層/最内層の三つの
層からなる多層構造を有している場合は、最内層及び最
外層と同一の一種の熱可塑性樹脂からなる樹脂組成物を
使用し、中間層に最内層及び最外層と同じ熱可塑性樹脂
に、相溶性を有し最内層及び最外層の熱可塑性樹脂より
も熱変形温度が高い他の熱可塑性樹脂を加え、更に充填
材を加えた樹脂組成物を使用する組み合わせが挙げられ
る。この例のように最内層及び最外層を同一の樹脂組成
物とすることで、該多層構造を有するシートを要部を融
着して立体に組み立てた容器に加工する場合には、最内
層と最外層とを融着する際の作業性が良くなる。又、中
間層の樹脂組成物に熱変形温度が高い熱可塑性樹脂と充
填材を加えることで、容器壁の剛性が増し持ち運びが容
易になり、内容物をコップ等の別の容器に移す際の操作
性が良くなると同時に、中間層の熱変形温度が最内層及
び最外層より高くなるので、該多層構造を有するシート
を要部を融着して立体に組み立てた容器に加工する場合
の融着の作業性が良くなる。該熱変形温度が高い熱可塑
性樹脂の混合割合は、融着の作業性を良くする目的に
は、20重量%以上であることが好ましく、該充填材の
混合割合は前記と同じ理由から20〜90重量%である
ことが好ましい。以上に述べた各層の樹脂組成物の組み
合わせの例は、ほんの一例でありこれらに限定されるも
のではなく、最内層以外の層の少なくとも一層の樹脂組
成物に、各層の樹脂組成物の成分が全て含まれていると
いう範囲の中で、種々の目的に応じて自由に選ぶことが
出来る。
【0020】本発明の最内層以外の層の少なくとも一層
の樹脂組成物として、本発明の容器の多層構造を構成す
る全ての層を溶融混合して得られた樹脂組成物又は、該
樹脂組成物に本発明の最内層以外の層の少なくとも一層
の樹脂組成物の少なくとも一種の成分を加えた樹脂組成
物を使用することができる。具体的には本発明の容器の
組み立て工程等での不良品、及び使用済みの回収した容
器を溶融混合した樹脂組成物又は、組み立て工程等での
不良品及び回収した容器を溶融混合する際に該最内層以
外の層の少なくとも一層の樹脂組成物の少なくとも一種
の成分を加えた樹脂組成物が、本発明の最内層以外の層
の少なくとも一層の樹脂組成物として再利用出来る再生
原料となりうる。
【0021】本発明の最内層以外の層の少なくとも一層
の樹脂組成物として、該再生原料を使用して本発明の容
器を食品用又は薬品用等に用いる場合は、最内層にバー
ジンの樹脂組成物を使用する。本発明の容器の組み立て
工程での不良品、及び使用済みの回収した容器を溶融混
合して再利用するには、回収する過程等で異物が混入す
る可能性があり、該異物を溶融混合の段階で全て取り除
くための精製は困難である。しかしながら、混入した異
物の中に、内容物に悪影響を与えるような有害物資が含
まれていたとしても、最内層にバージンの樹脂組成物を
使用しているので、該有害物質が内容物へ溶出する等に
よる汚染の危険性を防止することが出来る。
【0022】本発明の最内層の厚さは、少なくとも10
μm以上であり、好ましくは20μm以上であり、最内
層以外の層の少なくとも一層の厚さは、少なくとも10
0μm以上であり、好ましくは200μm以上である。
最内層の厚さが10μmより薄いと多層構造を有する容
器を成形することが困難であり、ピンホールが発生した
り、多層シートを融着して容器に組み立てる場合は融着
部の強度が十分得られず、内容物を充填したときに些細
な衝撃で内容物が漏れることがある。また、最内層以外
の層の少なくとも一層の厚さが100μm以下であると
内容物を充填した場合に剛性が不十分で容器の形状を保
持できなくなり、流通過程で特別な梱包手段が必要とな
り作業が繁雑になる。また、一般家庭での保存及び使用
に際しても不便を来すことになる。
【0023】本発明の多層構造を構成する各層の間に、
各層の密着性を良くする目的で必要に応じて、多層構造
を製造する際に一般的に良く使用される接着性樹脂を使
用することが許される。該接着性樹脂としてはEVA、
EEA、アイオノマー、マレイン酸変性等による変性ポ
リオレフィン等が挙げられる。
【0024】本発明の多層構造を構成する各層の樹脂組
成物の少なくとも一層の樹脂組成物に、酸化チタン等の
顔料及び着色剤を加えることが許される。
【0025】
【作用】本発明の最内層以外の層の少なくとも一層の樹
脂組成物に、本発明の多層構造を構成する各層の樹脂組
成物の成分が全て含まれていることが、再資源化処理を
容易にする上で重要である。本発明の容器を再資源化処
理の目的で溶融混合した樹脂組成物は、元の容器の最内
層以外の層の少なくとも一層の樹脂組成物と成分の種類
が同じであり、少なくとも一種の成分の混合割合が若干
低下したのみであるから、元の容器の最内層以外の層の
少なくとも一層の樹脂組成物と同等の性質を有する再生
原料を得ることが出来る。又、本発明の容器を再資源化
処理の目的で溶融混合した樹脂組成物が、元の容器の最
内層以外の層の少なくとも一層の樹脂組成物に比べて、
少なくとも一種の成分の混合割合が大きく低下した場合
は、溶融混合する際に、混合割合が不足した成分を加え
ることで、元の容器の最内層以外の層の少なくとも一層
の樹脂組成物と同等の性質を有する再生原料を得ること
が出来る。得られた該再生原料は再び本発明の容器の原
料として有効利用することが出来る牛乳用等の紙パック
のごとく、多層構造を構成する層の中から或る層を分離
する作業を行わずに容易に再資源化処理が出来る。
【0026】本発明の容器を食品用及び薬品用等として
用いるには、本発明の最内層以外の層の少なくとも一層
に、該再生原料を使用した場合、最内層にバージンの樹
脂組成物を使用することが重要である。該再生原料に、
内容物に悪影響を与えるような有害物資が含まれていた
としても、最内層にバージンの樹脂組成物を使用してい
るので、該有害物質が内容物へ溶出する等による汚染の
危険性を防止することが出来る。
【0027】本発明の多層構造を構成する各層の樹脂組
成物の成分である熱可塑性樹脂が、ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ−4−メチルペンテン−1、ポリブテ
ン−1、1,2−ポリブタジエン等のαオレフィンのホ
モポリマー、コポリマー、あるいはこれらの混合物であ
るところのポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタ
レート、ナイロン、ポリカーボネート等の熱可塑性樹脂
であることが、再資源化処理を容易にする上で重要であ
る。これらの熱可塑性樹脂は、熱安定性に優れているの
で、再資源化処理を目的とした溶融混合、及びシートの
成形を数回繰り返しても著しく物性が変化することな
く、元の用途に再利用できる再生原料が得られる。
【0028】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を説明し、本発明の
効果をより具体的に説明する。 実施例1 熱可塑性樹脂である直鎖状低密度ポリエチレン(ニポロ
ン−L F20)の混合割合が60重量%、繊維状充填
材であるウォラストナイト(NYAD G)の混合割合
が40重量%である樹脂組成物を最外層に使用して、直
鎖状低密度ポリエチレン(ニポロン−L F20)を最
内層に使用して、共押出ラミネーション法にて、最外層
の厚さが100μmで、最内層の厚さが40μmの多層
構造を有するシートを成形した。該シートを、真空成形
法にて図1の形状の容器と蓋に加工して、定法にてアイ
スクリームを充填し、該蓋を被せ冷凍しアイスクリーム
用容器を作った。こうして得られたアイスクリーム用容
器は通常の流通過程の輸送において問題なく耐えるもの
であり、又家庭内における保存及び使用においても不便
を来すことは無かった。使用済みの該容器を洗浄し、乾
燥し、粉砕したものを10kg集めて、、ウォラストナ
イト(NYAD G)を1640g加えてドライブレン
ドしφ40mmの押出機で溶融混合して再生原料を作っ
た。該再生原料を最外層に使用して、バージンの直鎖状
低密度ポリエチレン(ニポロン−L F20)を最内層
に使用して、共押出ラミネーション法にて、最外層の厚
さが100μmで、最内層の厚さが40μmの多層構造
を有するシートを成形した。該シートを上記と同じ方法
で容器と蓋に加工して、アイスクリームを充填し、アイ
スクリーム用容器を作った。こうして得られたアイスク
リーム用容器は通常の流通過程の輸送において問題なく
耐えるものであり、又家庭内における保存及び使用にお
いても不便を来すことは無かった。
【0029】実施例2 熱可塑性樹脂であるポリプロピレン(東ソーポプロ F
5080A)の混合割合が60重量%、繊維状充填剤で
あるウォラストナイト(NYAD)の混合割合が40重
量%である樹脂組成物を中間層に使用して、ポリプロピ
レン(東ソーポプロ F5080A)を最外層及び最内
層に使用して、共押出ラミネーション法にて、最外層が
の厚さが40μmで、中間層の厚さが420μmで、最
内層の厚さが40μmの多層構造を有するシートを成形
した。該シートを、裁断、融着して図2の形状の内容量
が1リットルの容器に加工して、定法にて殺菌した牛乳
を充填し、開口部の上端を融着して密封して牛乳用容器
を作った。こうして得られた牛乳用容器は通常の流通過
程の輸送において問題なく耐えるものであり、又家庭内
における保存及び使用においても不便を来すことは無か
った。使用済みの該容器をシート状に切り開き、洗浄
し、乾燥し、粉砕したものを10kg集めて、ウォラス
トナイト(NYAD G)を808g加えてドライブレ
ンドし、φ40mmの押し出し機で溶融混合して再生原
料を作った。該再生原料を中間層に使用して、バージン
のポリプロピレン(東ソーポプロ F5080A)を最
外層及び最内層に使用して共押出ラミネーション法に
て、最外層の厚さが40μmで、中間層の厚さが420
μmで、最内層の厚さが40μmの多層構造を有するシ
ートを成形した。該シートを上記と同じ方法で、裁断及
び融着して、容器に加工して、牛乳を充填して牛乳用容
器を作った。こうして得られた牛乳用容器は、通常の流
通過程での輸送において問題無く耐えるものであり、ま
た、家庭内の保存及び使用において、不便を来すことは
無かった。
【0030】実施例3 熱可塑性樹脂である直鎖状低密度ポリエチレン(ニポロ
ン−L F20)の混合割合が20重量%、熱可塑性樹
脂であるポリプロピレン(東ソーポリプロ F5080
A)の混合割合が80重量%である樹脂組成物を中間層
に使用して、直鎖状低密度ポリエチレン(ニポロン−L
F20)を最外層及び最内層に使用して、共押出ラミネ
ーション法にて、最外層の厚さが40μmで、中間層の
厚さが420μmで、最内層の厚さが40μmの多層構
造を有するシートを成形した。該シートを、実施例2と
同じ方法で裁断及び融着して、牛乳を充填して牛乳用容
器を作った。こうして得られた牛乳用容器は通常の流通
過程の輸送において問題なく耐えるものであり、又家庭
内における保存及び使用においても不便を来すことは無
かった。使用済みの該容器をシート状に切り開き、洗浄
し、乾燥し、粉砕したものを10kg集めて、ポリプロ
ピレン(東ソーポリプロ F5080A)を6500g
加えてドライブレンドし、φ40mmの押出機で溶融混
合して再生原料を作った。該再生原料を中間層に使用し
て、バージンの直鎖状低密度ポリエチレン(ニポロン−
L F20)を最外層及び最内層に使用して、共押出ラ
ミネーション法にて、最外層の厚さが40μmで、中間
層の厚さが420μmで、最内層の厚さが40μmの多
層構造を有するシートを成形した。該シートを上記と同
じ方法で、裁断、融着して、容器に加工して、牛乳を充
填して牛乳用容器を作った。こうして得られた牛乳用容
器は通常の流通過程の輸送において問題なく耐えるもの
であり、又家庭内における保存及び使用においても不便
を来すことは無かった。
【0031】実施例4 熱可塑性樹脂であるポリプロピレン(東ソーポプロ F
5080A)の混合割合が40重量%、熱可塑性樹脂で
ある直鎖状低密度ポリエチレン(ニポロン−LF20)
の混合割合が10重量%、繊維状充填剤であるウォラス
トナイト(NYAD)の混合割合が50重量%である樹
脂組成物を中間層に使用して、ポリプロピレン(東ソー
ポプロ F5080A)の混合割合が20重量%、直鎖
状低密度ポリエチレン(ニポロン−L F20)の混合
割合が80重量%である樹脂組成物を最外層及び最内層
に使用して、共押出ラミネーション法にて、最外層がの
厚さが40μmで、中間層の厚さが420μmで、最内
層の厚さが40μmの多層構造を有するシートを成形し
た。該シートを、実施例2と同じ方法で裁断及び融着し
て、容器に加工して、牛乳を充填して牛乳用容器を作っ
た。こうして得られた牛乳用容器は通常の流通過程の輸
送において問題なく耐えるものであり、又家庭内におけ
る保存及び使用においても不便を来すことは無かった。
使用済みの該容器をシート状に切り開き、洗浄し、乾燥
し、粉砕したものを10kg集めて、ポリプロピレン
(東ソーポリプロ F5080A)を3370gとウォ
ラストナイト(NYAD G)を4500g加えて、φ
40mmの押し出し機で溶融混合して再生原料を作っ
た。該再生原料を中間層に使用して、バージンのポリプ
ロピレン(東ソーポプロ F5080A)の混合割合が
20重量%、直鎖状低密度ポリエチレン(ニポロン−L
F20)の混合割合が80重量%である樹脂組成物を
最外層及び最内層に使用して共押出ラミネーション法に
て、最外層の厚さが40μmで、中間層の厚さが420
μmで、最内層の厚さが40μmの多層構造を有するシ
ートを成形した。該シートを上記と同じ方法で、裁断及
び融着して、容器に加工して、牛乳を充填して牛乳用容
器を作った。こうして得られた牛乳用容器は、通常の流
通過程での輸送において問題無く耐えるものであり、ま
た、家庭内の保存及び使用において、不便を来すことは
無かった。以上の結果より、本発明の容器は容易に再資
源化処理が出来、且つ、得られた再生原料が元の容器の
原料として再利用出来ることが判った。
【0032】
【発明の効果】本発明の効果を以下に述べる。 (1)紙パックを再資源化処理する場合に比べて、紙の
層とポリエチレンの層とを分離する作業が省けるため、
再資源化処理が容易になる。 (2)紙パックを再資源化処理した再生パルプは、元の
容器に比べて低品位品にしか再利用できないため、再資
源化処理した再生原料の需要が不安定で資源の再利用の
サイクルの中で、回収した容器が再資源化処理されずに
滞り、埋め立てとか焼却で処分されることがあった。し
かしながら、本発明の容器は、再資源化処理した再生原
料が再び元の容器の原料として再利用でき、再生原料の
安定した需要が存在するので、合理的な資源の再利用の
サイクルを容易に形成できる。 (3)本発明の容器は、バージンンの樹脂組成物を使用
した少なくとも最内層で、再生原料を使用した層を覆っ
ているので、再生原料に有害な物質が混入したとして
も、内容吻を汚染することが無く、安全性の高い容器を
提供できる。 (4)本発明の容器を最終的に廃棄物として処理する時
には、易焼却性で燃焼カロリーが低く有害ガスを発生す
ること無く、熱分解して可燃性ガスとして回収したり、
焼却して熱エネルギーとして回収することが出来る。 (5)紙を使用しないので、地球の森林資源の保全に役
立つ。 (6)本発明の容器は、シートを要部を融着して立体に
組み立てた容器であるから、内容物の充填前の輸送及
び、使用後の回収段階での輸送に際し体積を減少するこ
とが出来るので、ブローボトル等に比べて輸送コストを
軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による容器の一例を示す斜視図である。
【図2】本発明による容器の他の実施例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 アイスクリーム用容器 2 蓋 3 容器 10 牛乳用容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B65D 85/78 B65D 5/42 Z (56)参考文献 特開 昭61−258751(JP,A) 特開 平3−111247(JP,A) 特開 平5−319428(JP,A) 特開 平5−338638(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 1/09 B65D 3/22 B65D 3/28 B65D 5/42 B65D 5/43 B65D 77/06 B65D 85/78

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各層が熱可塑性樹脂を少なくとも1つの
    成分とする樹脂組成物からなる多層構造を有するシート
    融着して立体に組み立てられる容器において、内容物
    が接触する側の層である最内層が、バージンの樹脂組成
    物からなり、該最内層以外の少なくとも一層の樹脂組成
    物が、各層の樹脂組成物の成分を全て含むとともに該最
    内層の樹脂組成物より熱変形温度が高いものであること
    を特徴とする多層構造を有するシートを加工してなる
    生可能な容器。
  2. 【請求項2】 前記多層構造を有するシートが、少なく
    とも三つの層からなり、中間層の樹脂組成物の熱変形温
    度が最外層及び最内層の樹脂組成物の熱変形温度より高
    いことを特徴とする請求項1記載の多層構造を有するシ
    ートを加工してなる再生可能な容器。
  3. 【請求項3】 前記最内層以外の少なくとも一層の樹脂
    組成物が、少なくとも一種の熱可塑性樹脂と少なくとも
    一種の充填材との混合物であることを特徴とする請求項
    または2記載の多層構造を有するシートを加工してな
    再生可能な容器。
  4. 【請求項4】 前記最内層以外の少なくとも一層の樹脂
    組成物に用いる充填材が、繊維状充填材であり、その長
    さをLとし直径をDとしたときL/Dが15以上である
    ことを特徴とする請求項記載の多層構造を有するシー
    トを加工してなる再生可能な容器。
  5. 【請求項5】 前記熱可塑性樹脂がポリオレフィン樹脂
    であることを特徴とする請求項1〜4記載の多層構造を
    有するシートを加工してなる再生可能な容器。
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