JP3260374B2 - 鉄道レール固定用絶縁パッド - Google Patents
鉄道レール固定用絶縁パッドInfo
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- E01B9/02—Fastening rails, tie-plates, or chairs directly on sleepers or foundations; Means therefor
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Description
に関する。
る。このため、信号、特にレールの伝導性により電流が
レールに沿って流れる。
縁性を有することを必要とする。かかる電気的絶縁性
は、レールを枕木に固定するためのシステムのクリップ
と結合される側面パッドによって実現される。
テムによって非常に多種の形状のものが使用されてい
る。絶縁用側面パッドは、一般には、機械的特性と電気
的特性とを適切に妥協させることができるプラスチック
材料から作られる。
部、枕木の対応するハウジングに収容されるベースと、
クリップの後縁を支持する手段を備えたクリップ支持頂
部、留め具を収容する中央貫通孔、及び枕木内のハウジ
ングの後壁と係合するくさび面を備えた後部から構成さ
れる。
現象に起因する内部応力や空洞が生ずるため、プラステ
ィック材料から射出成形により作ることは困難である。
頂部に、底部が前方から後方に向けて下降し、底部の両
側には、後方がクリップ支持手段により境界となる2つ
の対称な補強リブが設けられた中央凹部を設けることに
より解決することにある。
延長されるので、中央貫通孔がリブの上面より上方で開
口することである。
て、クリップ支持手段を貫通して設けられ後部に開口す
る溝と連通することである。
って側方翼に接続されていることである。
手段が、リブの後縁に各々横断方向に接続された2つの
対称な架台から構成され、これら2つの架台は前記溝の
両側にリブの上面と同じ高さに配置される。
対応して2つの凹型側方段部の間に配置される中央傾斜
面を有する。段部の底端と傾斜面の底端は、クリップの
後端から枕木へ圧力を伝達する横断支持面により接続さ
れる。横断支持面は、実質上鉛直に、架台にほぼ垂直な
平面内に広がる後方くさび面に接続される。
板ばねに押圧される迫持台となり、それにより固定具全
体としての曲げ変形が規制されることによりクリップの
過度のたわみが防止されるように定められる。
越えた場合には枕木内のハウジングの上面に押圧される
ように設計された、少なくとも1つの突起により、クリ
ップの装着作業中にはパッドにたわみが生ずるように構
成される。
たわみが許容値を越えて、クラックの発生やさらには破
損さえも招くかもしれない。
できる。
りながら、レールからの横方向の力により生ずる圧縮に
対して強い抵抗力を有している。かかる機能は、頂部、
ベース、後部、及び前部間の境界部の特別な形状によっ
て実現されている。
最終製品の品質や有効性を損なう収縮現象や空気の混入
現象を生ずることなく、射出成形によって容易に製造す
ることができる。
よってより良く理解されるであろう。
係わるパッドの斜視図である。
ムの分解図である。
に係合する前部、枕木T内の対応するハウジングに収納
されるベース2、板ばねよりなるクリップAを支持する
頂部3、及び枕木T内のハウジングLの後壁と係合する
くさび面40を有する後部4から構成されている。
垂直な2つの面11及び12を有している(図3及び図5を
参照)。
に固定される留め具Xの軸部を収容する中央貫通孔34と
が備えられている(図2及び図5を参照)。
の前方から後方へ向けて下方に傾斜する中央凹部33をも
有している。凹部33の両側には2つの補強リブ31、32が
対称に配置されている。また、窪み33の後方はクリップ
Aの支持手段36によって境界となっている。
前部が係合する周縁面30の高さに達している。
る。溝35は後部4の真下に位置する枕木Tに向けて開口
しており、浸入する水を全て排出する機能を有してい
る。また、溝35はクリップAの支持手段36を貫通して設
けられている。これにより、溝35は前記支持手段を2つ
の対称な部位に分割している。
かに低く位置している。
方翼310及び320にそれぞれ結合されている。
及び32の上面よりも高い位置で凹部33内へ開口してい
る。
る迫持台を構成している。円筒37の壁面の厚みはクリッ
プAの過度のたわみが生じないように設計されている。
された架台361及び362よりなり、それぞれ対応するリブ
31及び32の後端に横断的に結合されている。
のリブ31及び32の上面よりも低く位置している。
いる。
の底面に対応した中央傾斜面22を有している。中央傾斜
面22は底面330と同じ角度で傾斜している。また、中央
貫通孔34は中央傾斜面22を貫通して開口している。
凹状の側方段部23及び24の間に配置されている。
最下点に相当し、これらはクリップAの後端から枕木T
に対して押圧力を伝える横断支持面21によって接続され
ている。
上方へ緩く傾斜している。
実質上鉛直に、架台361及び362にほぼ垂直な面内に広が
っている。
する。
されるベース2の幅よりも大きいため、側方翼310及び3
20の底面は通常は枕木Tの上面に支持され、一方、段部
23及び24の側面はハウジングLの内部側壁と接触する
(図5を参照)。
経て水平方向に広がっている。これにより、支持面21と
同様に、クリップAの後端からの力の一部を伝える。
り、溝42において水平面41とくさび面40とが接続されて
いる。
つ、好ましくは2つの、中央傾斜面22の両側に対称に配
置される先細の突起すなわちスタッド251及び252を有し
ている点を除いて、図1から図3に示すパッドと同じも
のである。
たわんだ時に、枕木T内のハウジングLの上面に押圧さ
れるように設計されている。これにより、これらの突起
251及び252はパッドのたわみ変形を規制し、変形現象や
破損現象が生ずることを防止している。
前部及び後部の押圧部位の中間部、すなわちたわみが最
大となる領域に設けられている。
52の底端とハウジングLの上面との間隔は0.5mmから3mm
の間である。締め付け後にもわずかな間隔が残らなけれ
ばならない。過度に締め付けられると、これらの突起は
ハウジングLの上面に対する迫持台となって、パッドの
たわみを規制する。
くないかもしれない。このため、材料のクリープ特性あ
るいは応力緩和特性に応じて、突起の形状を適切に選択
することにより、締め付け力が経時的に急速に減少して
ほとんどゼロとなるようにすることができる。
留め具が締め付けられている時に限り有効となる。
ド状に設けられる。各スタッドの底部締め付け面の断面
は円形であり、その面積は、例えば2cm2以下である。ま
た、半球状の突起を用いても同様の結果が得られる。突
起251及び252は射出成形によって直接、パッドと一体に
形成される。
Lに設けられた対応する溝と係合する、鉛直のくさび状
把手26を有している。
けられ、中央孔34を囲む円筒形に形成される。
の上面に当接するのは円筒の壁部の底部環状断面であ
る。
Claims (17)
- 【請求項1】レールのフランジ部と係合する前部(1)
と、枕木(T)内の対応するハウジング(L)に収容さ
れるベース(2)と、クリップ(A)の後部の支持手段
(36)を備えたクリップ支持頂部(3)と、留め具
(X)を受容する中央貫通孔(34)と、枕木のハウジン
グ(L)の後壁と係合するくさび面(40)を備えた後部
(4)とよりなる鉄道レール固定用絶縁パッドであっ
て、 前記頂部(3)は、底部(330)が前方から後方に向け
て下方に傾斜し、前記底部(330)の両側には後部が前
記クリップ(A)の保持手段(36)により仕切られる2
つの対称な補強リブ(31、32)が設けられた中央窪み
(33)を有することを特徴とする鉄道レール固定パッ
ド。 - 【請求項2】前記中央貫通孔(34)は円筒部(37)によ
り上方へ延長されることにより前記リブ(31、32)の上
面より上方で開口することを特徴とする、請求項1記載
の鉄道レール固定パッド。 - 【請求項3】傾斜する前記底部(330)がその後部にお
いて、クリップ(A)の支持手段(36)を貫通して形成
され、後部(4)を貫いて枕木(T)に向けて開口する
溝(35)に連通することを特徴とする請求項1又は2記
載の鉄道レール固定パッド。 - 【請求項4】前記各補強リブ(31、32)は、その外縁に
よって側方翼(310、320)に接続されることを特徴とす
る請求項1乃至3のうちいずれか1項記載の鉄道レール
固定パッド。 - 【請求項5】クリップ(A)の後端の前記押圧手段(3
6)は前記リブ(31、32)の後端にそれぞれ横断方向に
接続される2つの対称な架台(361、362)からなること
を特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項記載の
鉄道レール固定パッド。 - 【請求項6】前記2つの架台(361、362)は前記溝(3
6)の両側に前記リブ(31、32)の上面と同じ高さに設
けられることを特徴とする請求項3乃至5のうちいずれ
か1項記載の鉄道レール固定パッド。 - 【請求項7】前記ベース(2)は前記凹部(33)の底面
に対応して2つの凹形側方段部(23、24)の間に配置さ
れる中央傾斜面(22)を有することを特徴とする請求項
1乃至6のうちいずれか1項記載の鉄道レール固定パッ
ド。 - 【請求項8】前記頂部(3)の幅は前記ベース(2)の
幅よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至7のうち
いずれか1項記載の鉄道レール固定パッド。 - 【請求項9】前記段部(23、24)の底端と傾斜面(22)
の底端は、前記クリップ(A)の後端からの圧力を前記
枕木(T)に伝達する横断支持面(21)により接続され
ることを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか1項
記載の鉄道レール固定パッド。 - 【請求項10】前記横断支持面(21)は、実質上鉛直に
前記架台(361、362)にほぼ垂直な平面内に広がる後部
エッジ面(40)に接続されることを特徴とする請求項5
乃至9のうちいずれか1項記載の鉄道レール固定パッ
ド。 - 【請求項11】円筒部(34)の壁部の厚さは、迫持台と
なることにより前記クリップ(A)の過度のたわみを防
止するように定められることを特徴とする請求項2記載
の鉄道レール固定パッド。 - 【請求項12】前記ベース(2)は所定のたわみ力を越
えた場合に枕木(T)内の前記ハウジング(L)の上面
に押圧される少なくとも1つの突起(251)を有するこ
とを特徴とする請求項1乃至11のうちいずれか1項記載
の鉄道レール固定パッド。 - 【請求項13】前記ベース(2)は前記中央傾斜面(2
2)の両側に対称に配置された2つの突起(251、252)
を有することを特徴とする請求項7乃至12のうちいずれ
か1項記載の鉄道レール固定パッド。 - 【請求項14】前記突起(251、252)は円錐台形である
ことを特徴とする請求項12または13記載の鉄道レール固
定パッド。 - 【請求項15】前記突起(251、252)は半球形あること
を特徴とする請求項12または13記載の鉄道レール固定パ
ッド。 - 【請求項16】前記突起(251、252)の底部押圧面の面
積は2cm2を越えないことを特徴とする請求項12乃至15の
うちいずれか1項記載の鉄道レール固定パッド。 - 【請求項17】無変形時には前記突起(251、252)の底
部押圧面と前記ハウジング(L)の上面との間に0.5mm
から3mmの範囲の間隙が存在することを特徴とする請求
項12乃至16のうちいずれか1項記載の鉄道レール固定パ
ッド。
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