JP3260123B2 - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP3260123B2
JP3260123B2 JP26395098A JP26395098A JP3260123B2 JP 3260123 B2 JP3260123 B2 JP 3260123B2 JP 26395098 A JP26395098 A JP 26395098A JP 26395098 A JP26395098 A JP 26395098A JP 3260123 B2 JP3260123 B2 JP 3260123B2
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正晴 岡崎
弘 椋代
矢吹  誠
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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  • Harvester Elements (AREA)
  • Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀稈を連続的に刈
取って脱穀するコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】 穀稈を連続的に刈取って脱穀する コンバ
インにおいて、その刈取部を左右横方向にスライド移動
させるようにしたものは既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】コンバインの刈取部を
左右横方向にスライド移動させる意義は、未刈り側を左
にして回り刈り作業を行う場合には刈取部をできるだけ
左側(未刈地側)に寄せて、未刈り穀稈と左走行クロ−
ラとの間隔を大きくして、左走行クロ−ラが押し出す泥
土によって左側の未刈穀稈を押し倒さないようにするこ
と、そして、中割り作業を行う場合には刈取部を左右中
間位置若しくは右側に移動して右走行クロ−ラの前方に
分草体を位置させ、右走行クロ−ラで右側未刈り穀稈を
踏み付けることがないようにする点である。本発明は、
上記の如く刈取部を左右横方向にスライド移動するコン
バインにおいて、スライド移動する刈取部への伝動構造
の簡略化を目的としてなされたものである
【0005】
【課題を解決するための手段】そして、本発明は、上記
目的を達成するために、走行機台(3)に上下回転自在
に支持した左右方向の刈取入力ケース(26)(27)
から前下方に刈取主フレーム(25)を延設し、その刈
取主フレーム(25)の前下端部に刈取部(7)の刈取
フレーム(32)後部を左右摺動自在に支持させ、この
刈取フレーム(32)を前記刈取入力ケース(27)及
び刈取主フレーム(25)に対し左右に摺動移動させ得
るように構成したコンバインにおいて、前記刈取入力ケ
ース(26)に同ケース(26)内部の伝動系に連動す
る縦方向の刈取作業出力軸(70)を中心にして左右に
回動自在な刈取出力ケース(46)を設け、この刈取出
力ケース(46)の内部に前記刈取作業出力軸(70)
に連動する刈取作業出力部(78)を刈取出力ケース
(46)と共に左右回動するように配設して、該出力部
(78)に、前記刈取フレーム(32)に設置される刈
取作業部材(18)(19)(20)(21)側に、縦
軸中心で左右回動可能に設けた刈取作業入力ケース(4
7)から延出する伝動軸(76)をその軸方向にのみ摺
動自在に嵌合させて連動連結したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は刈取入力部の正面断面図、図2
はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図
中(1)は走行クロ−ラ(2)を装設するトラックフレ−
ム、(3)は前記トラックフレ−ム(1)に固設する機台、
(4)はフィ−ドチェン(5)を左側に張架し扱胴(6)を内
蔵する脱穀部、(7)は刈取作業部材及び穀稈縦搬送部材
を備える2条用の刈取部である。
【0007】また、(9)はフィ−ドチェン(5)終端に連
結させる排藁チェン(8)の終端を臨ませる排藁処理部、
(10)はコンバインの各部を駆動するエンジン、(11)
は揚穀筒(12)を介して脱穀部(4)から取出す穀粒を貯
留する籾タンク、(13)は運転席(14)及び運転操作部
(15)を備える運転台であり、これらを備えるコンバイ
ンは、走行クロ−ラ(2)によって走行しながら刈取部
(7)で刈取った穀稈を脱穀部(4)で脱穀処理する
【0008】図4乃至図6に示す如く、刈取部(7)は、
分草板(16)を介して取入れられる未刈穀稈を起立させ
る引起タイン(17)を有する左右引起ケ−ス(18)と、
引起された穀稈の稈元側及び穂先側を掻込む左右スタ−
ホイル(19)及び左右掻込ベルト(20)と、掻込時穀稈
の稈元側を切断する刈刃(21)などの刈取作業部材を備
えると共に、前記左右スタ−ホイル(19)の掻込側に合
流する2条分の穀稈の稈元側及び穂先側をフィ−ドチェ
ン(5)始端に搬送する縦搬送チェン(22)及び上部搬送
タイン(23)などの穀稈縦搬送部を備える。
【0009】また、前記脱穀部(4)の前側から機台(3)
の前端に固設する走行ミッション(24)と左走行クロ−
ラ(2)の間を通して前方斜め下方に突出させる刈取主フ
レ−ム(25)を備え、その刈取主フレ−ム(25)の上端
(脱穀機体側)両側には機体左右方向に水平に刈取部
(7)の上下回動軸である左右刈取入力ケ−ス(26)(2
7)が同一軸芯上で突出固定され、その左右刈取入力ケ
−ス(26)(27)を機台(3)の前端に立設固定する受台
(28)に回転自在に支持させている
【0010】そして、刈取主フレ−ム(25)の下端両側
には左右刈取入力ケ−ス(26)(27)と平行に左右支持
パイプ(29)(30)が同一軸芯上で突出固定され、その
支持パイプ(29)(30)に平行に一体連結されるガイド
フレ−ム(31)を設け、そのガイドフレ−ム(31)に左
右及び中央の刈取フレ−ム(32)の後部横連結パイプ
(33)を左右に摺動自在に支持さると共に、左右支持
パイプ(29)(30)内に前記刈取主フレ−ム(25)を貫
通する雌ネジである内筒(34)を回転自在に嵌合し、そ
の内筒(34)に通す雄ネジであるスライドフレ−ム(3
5)の両端に前記後部横連結パイプ(33)の両端を一体
連結させている。
【0011】また、分草板(16)が各刈取フレ−ム(3
2)の先端に取付けられ、前記左右引起ケ−ス(18)下
部が左右の刈取フレ−ム(32)中間に立設固定する左右
支持パイプ(36)に支持されると共に、前記スライドフ
レ−ム(35)の両端に左右ギヤケ−ス(37)を介して左
右引起パイプ(38)立設固定されて、その左右引起パ
イプ(38)上端の左右引起駆動ケ−ス(39)に前記左右
引起ケ−ス(18)上部が支持されている
【0012】また、前記右スタ−ホイル(19)及び掻込
ベルト(20)が右引起パイプ(38)中間部に組込む掻
込駆動ケ−ス(40)に支持されるとともに、前記左スタ
−ホイル(19)及び左掻込ベルト(20)が左引起パイプ
(38)中間に連結する支持ア−ム(41)に支持され、
らに、前記刈刃(21)が横連結パイプに固設する刈刃台
(42)に取付けられて、これらの各刈取作業部材を前記
刈取主フレ−ム(25)と機台(3)間に介設する刈取昇降
シリンダ(43)の伸縮動作により、左右刈取入力ケ−ス
(26)(27)を支点に昇降させるようにしてある
【0013】そして、右刈取入力ケ−ス(27)端部の刈
取入力プ−リ(44)に入力されるエンジン(10)の動力
を、右刈取入力ケ−ス(27)及び主刈取フレ−ム(25)
を通して内筒(34)の駆動ギヤ(45)に伝達させ、その
内筒(34)である雌ネジの正逆転駆動によるスライドフ
レ−ム(35)の左右スライド動作により、各刈取作業部
材を左右に移動させるように構成している。
【0014】また、前記左刈取入力ケ−ス(26)の中間
部に刈取出力ケ−ス(46)を左右に回動自在に取付け、
その刈取出力ケ−ス(46)と前記右引起パイプ(38)中
間部に組込む刈取作業入力ケ−ス(47)間に連結パイプ
(48)を架設し、刈取作業部材の左右移動に追従して刈
取出力ケ−ス(46)から連結パイプ(48)を左右に回動
させることにより、各刈取作業部材の動力を刈取入力プ
−リ(44)から左右刈取入力ケ−ス(26)(27)及び
取出力ケ−ス(46)及び連結パイプ(48)内を通して刈
取作業入力ケ−ス(47)に伝達するように構成してい
る。
【0015】そして、右引起パイプ(38)中間部の刈取
作業入力ケ−ス(47)に入力される動力を各刈取作業部
材に伝達するもので、刈取作業入力ケ−ス(47)から右
引起パイプ(38)内を通して右引起駆動ケ−ス(39)及
び掻込駆動ケ−ス(40)に動力が分配伝達され、右引起
ケ−ス(18)の引起タイン(17)及び右スタ−ホイル
(19)及び掻込ベルト(20)を駆動し、左スタ−ホイル
(19)及び左掻込ベルト(20)を従動させると共に、掻
込駆動ケ−ス(40)から右引起パイプ(38)の内を通し
て右ギヤケ−ス(37)に動力が伝達され、その右ギヤケ
−ス(37)から出力軸(49)を介して刈刃(21)の動力
を取出し、また右ギヤケ−ス(37)からスライドフレ−
ム(35)の内を通して左ギヤケ−ス(37)に動力が伝達
され、その左ギヤケ−ス(37)から左引起パイプ(38)
内を通して左引起駆動ケ−ス(39)に動力が伝達され
て、左引起ケ−ス(18)のタイン(17)を駆動するよう
に構成している。
【0016】ところで、前記右引起パイプ(38)の掻込
駆動ケ−ス(40)より下側は、水平パイプ(50)及びギ
ヤケ−ス(51)を介して機体右側に振った状態で垂下さ
れ、右スタ−ホイル(19)及び右掻込ベルト(20)と干
渉しないように形成されている。
【0017】図1及び図7及び図8にも示す如く、前記
刈取出力ケ−ス(46)には穀稈縦搬送部材の左右回動軸
である縦軸(52)と、穀稈縦搬送部材の上下回動軸であ
る横軸(53)とが略直角に一体的に設けられ、その縦軸
(52)を介して刈取出力ケ−ス(46)を左刈取入力ケ−
ス(26)中間部の軸受部(26a)に回転自在に連絡する
と共に、前記縦搬送チェン(22)及び上部搬送タイン
(23)の送り終端側を駆動スプロケット(54)(55)及
びスプロケット軸(56)を介して支持させる縦搬送駆動
ケ−ス(57)を設け、その縦搬送駆動ケ−ス(57)を刈
取出力ケ−ス(46)の横軸(53)に回転自在に連結し、
刈取作業部材の昇降に追従させてこれと一体的に縦搬送
チェン(22)及び上部搬送タイン(23)の送り始端側を
左右刈取入力ケ−ス(26)(27)を支点に昇降させると
共に、刈取作業部材の左右移動に追従させてこれと一体
的に縦搬送チェン(22)及び上部搬送タイン(23)の送
り始端側を縦軸(52)を支点に左右に移動させるように
構成している。
【0018】また前記縦軸(52)は、縦搬送チェン(2
2)及び上部搬送タイン(23)の送り始端側を略水平に
左右移動させるように、左刈取入力ケ−ス(26)に対し
て正面視で略直角に設けられ、刈取部(7)の掻込位置に
対する縦搬送チェン(22)及び上部搬送タイン(23)の
送り始端側の穀稈受継高さを一定維持するように構成し
ている。
【0019】さらに,前記縦軸(52)は、縦搬送チェン
(22)の送り終端側を前記フィ−ドチェン(5)の送り始
端の穀稈受継ぎ面(5a)に対して平行移動させるよう
に、その穀稈受継ぎ面(5a)に対して側面視で略直角に
設けられ、フィ−ドチェン(5)の穀稈受継ぎ面(5a)に
対する縦搬送チェン(22)の穀稈受継ぎ高さを一定維持
するように構成している。
【0020】図9乃至図12にも示す如く、前記縦搬送
駆動ケ−ス(57)にブラケット(58)を介してU字パイ
プ(59)の一端を一体連結し、そのU字パイプ(59)の
他端に前記縦搬送チェン(22)を支持させると共に、前
記連結パイプ(48)の中間部にブラケット(60)を介し
て扱深さ調節モ−タ(61)を固設し、モ−タ(61)の回
転軸であるネジ軸(62)の先端を連結パイプ(48)に固
設する軸受ア−ム(63)先端に回転自在に軸支して、そ
ネジ軸(62)を前記横軸(53)に対して平面視で略直
角方向に張設し、そのネジ軸(62)に螺着するナット体
(64)に一端を回転自在に連結させる押引ア−ム(65)
を設け、その押引ア−ム(65)の他端を前記U字パイプ
(59)の中間部に固設する操作ア−ム(66)の先端に回
転自在に連結させている
【0021】そして、ネジ軸(62)の回転によってこの
ネジ軸(62)上でナット(64)を前後移動させることに
より、押引ア−ム(65)及び操作ア−ム(66)及びU字
パイプ(59)を介して縦搬送駆動ケ−ス(57)を、左右
刈取入力ケ−ス(26)(27)に対しオフセットする横軸
(53)を支点に回動させて、縦搬送チェン(22)及び上
部搬送タイン(23)の送り始端側のみを左右スタ−ホイ
ル(19)及び掻込ベルト(20)に対して昇降させ、脱穀
部(4)の扱室内に供給する穂先長さを略一定に保つ扱深
さ調節を行うのであるが、縦搬送部材の上下回動軸中心
を側面視でフィ−ドチェン(5)の穀稈受継ぎ面(5a)の
略真横に設けたため、刈取作業部材と一体的に縦搬送チ
ェン(22)の送り始端側を昇降させるとき、縦搬送部材
の上下回動軸を刈取部(7)上に上下回動軸上とする従来
に比べ、縦搬送チェン(22)の送り終端側の回動半径よ
り扱深さ調節時の縦搬送チェン(22)の送り終端側の回
動半径を短くし、フィ−ドチェン(5)の穀稈受継ぎ面
(5a)に対する縦搬送チェン(22)の送り終端側の高さ
変位を小さくするものとなっている
【0022】図1に示す如く、前記縦搬送駆動ケ−ス
(57)のスプロケット軸(56)を横軸(53)内でこの軸
芯上に設ける横伝動軸(67)に一対のベベルギヤ(68)
(69)を介して連動連結し、その横伝動軸(67)を縦軸
(52)内でこの軸芯上に設ける刈取作業出力軸である縦
伝動軸(70)に一致のベベルギヤ(71)(72)を介して
連動連結し、その縦伝動軸(70)を左右刈取入力ケ−ス
(26)(27)内でこの軸芯上に設けて刈取入力プ−リ
(44)を一端に軸支させる刈取入力軸(73)に一対のベ
ベルギヤ(74)(75)を介して連動連結し、縦搬送チェ
ン(22)及び上部搬送タイン(23)を駆動するように構
成している。
【0023】図5及び図7乃至図10に示す如く、前記
右引起パイプ(38)も前記縦軸(52)と同様にフィ−ド
チェン(5)の穀稈受継ぎ面(5a)に対して側面視で略直
角に設けると共に、前記連結パイプ(48)をフィ−ドチ
ェン(5)の穀稈受継ぎ面(5a)と側面視で略平行に設
け、連結パイプ(48)内でこの軸芯上に設ける断面六角
の伝動軸(76)と前記縦伝動軸(70)及び右引起パイプ
(38)内でこの軸芯上に設ける刈取作業軸(77)との軸
角度を側面視で略直角に設け、刈取作業部材の左右移動
に追従して縦伝動軸(70)を中心に伝動軸(76)を左右
に回動させることにより、等速軸継手であるベベルギヤ
(72)(71)(78)により、縦伝動軸(70)と伝動軸
(76)間の伝動を行えるように構成している。
【0024】また、右引起パイプ(38)に対して回転自
在に設けた前記刈取作業入力ケ−ス(47)から支持パイ
プ(79)を突出固設させ、その支持パイプ(79)に連結
パイプ(48)の出力側を摺動自在に嵌合させると共に、
刈取出力ケ−ス(46)に内装する入力ベベルギヤ(7
8)、つまり、刈取作業出力部に前記伝動軸(76)をそ
の軸方向にのみ摺動自在に嵌合させ、またその伝動軸
(76)の入力側端を出入自在に内挿させる軸カバ−(8
0)を刈取出力ケ−ス(46)に一体取付け、刈取作業部
材の直線的な左右移動に追従させて前記連結パイプ(4
8)と支持パイプ(79)の仕組をその出力側で伸縮させ
る一方、伝動軸(76)をその入力側で出入させ、これら
連結パイプ(48)及び伝動軸(76)の長さ調節を行うよ
うに構成している。
【0025】なお、図11及び図12に示す如く、縦搬
送チェン(22)及び上部搬送タイン(23)により搬送さ
れる穀稈の穂先側を支持する穂先ガイド板(81)を設
け、そのガイド板(81)の下側前後を前記上部搬送タイ
ン(23)のケ−ス(23a)上面にブラケット(82)(8
3)を介して一体連結すると共に、前記ガイド板(81)
の上側中間部を前記U字パイプ(59)中間にブラケット
(84)を介して一体連結して、縦搬送チェン(22)及び
上部搬送タイン(23)と一体的に前記ガイド板(81)を
左右移動させるもので、このガイド板(81)の裏面側空
間(85)に前記扱深さ調節モ−タ(61)及びねじ軸(6
2)など扱深さ調節部材を配設するように構成してい
る。
【0026】本実施例は上記の如く構成しており、未刈
り側を左にして回り刈り作業を行う場合に、左走行クロ
−ラ(2)によって未刈穀稈を踏まないように、刈取部
(7)の刈取作業部材及び縦搬送部を左側のスライド終端
位置に位置させて通常の刈取作業を行うものであり、中
割作業時には刈取部(7)を右側のスライド終端位置まで
スライドさせ、左右走行クロ−ラ(2)によって未刈穀稈
を踏むのを防止すると共に、畦際刈作業時、刈取部(7)
を畦側のスライド終端位置までスライドさせ、畦際の走
行クロ−ラ(2)がその畦に乗上げるのを防止し、また刈
取部(7)の左右スライド調節により未刈穀稈列に対する
条合せを行うようにしている。
【0027】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、走行機台(3)に上下回転自在に支持した左右方向
の刈取入力ケース(26)(27)から前下方に刈取主
フレーム(25)を延設し、その刈取主フレーム(2
5)の前下端部に刈取部(7)の刈取フレーム(32)
後部を左右摺動自在に支持させ、この刈取フレーム(3
2)を前記刈取入力ケース(27)及び刈取主フレーム
(25)に対し左右に摺動移動させ得るように構成した
コンバインにおいて、前記刈取入力ケース(26)に同
ケース(26)内部の伝動系に連動する縦方向の刈取作
業出力軸(70)を中心にして左右に回動自在な刈取出
力ケース(46)を設け、この刈取出力ケース(46)
の内部に前記刈取作業出力軸(70)に連動する刈取作
業出力部(78)を刈取出力ケース(46)と共に左右
回動するように配設して、該出力部(78)に、前記刈
取フレーム(32)に設置される刈取作業部材(18)
(19)(20)(21)側に、縦軸中心で左右回動可
能に設けた刈取作業入力ケース(47)から延出する伝
動軸(76)をその軸方向にのみ摺動自在に嵌合させて
連動連結したので、左右にスライド自在な刈取部(7)
に動力を伝える刈取伝動構造が屈折点のない直線的な回
動構造になり、円滑な作動と合わせてその構造の簡略化
を容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】刈取入力部の正面断面図。
【図2】コンバインの全体側面図
【図3】コンバインの全体平面図。
【図4】刈取部の正面図。
【図5】刈取部の側面図。
【図6】刈取部の平面図。
【図7】穀稈縦搬送部材の回動支点部の側面図。
【図8】穀稈縦搬送部材の回動支点部の平面図。
【図9】扱深さ調節部の側面図。
【図10】連結パイプノ平面図。
【図11】U字パイプの平面図。
【図12】U字パイプの正面図。
【符号の説明】
3 機台(走行機台)7 刈取部 18 引起ケ−ス(刈取作業部材19 スタ−ホイル(刈取作業部材20 掻込ベルト(刈取作業部材 ) 21 刈刃(刈取作業部材) 25 刈取主フレ−ム 26 刈取入力ケ−ス27 刈取入力ケ−ス 32 刈取フレ−ム 46 刈取出力ケ−ス 70 刈取作業出力軸(縦伝動軸 ) 73 刈取入力軸(刈取入力ケ−ス内の伝動系) 76 伝動軸 78 刈取作業出力部(ベベルギヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/00 - 69/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機台(3)に上下回転自在に支持し
    た左右方向の刈取入力ケース(26)(27)から前下
    方に刈取主フレーム(25)を延設し、その刈取主フレ
    ーム(25)の前下端部に刈取部(7)の刈取フレーム
    (32)後部を左右摺動自在に支持させ、この刈取フレ
    ーム(32)を前記刈取入力ケース(27)及び刈取主
    フレーム(25)に対し左右に摺動移動させ得るように
    構成したコンバインにおいて、前記刈取入力ケース(2
    6)に同ケース(26)内部の伝動系に連動する縦方向
    の刈取作業出力軸(70)を中心にして左右に回動自在
    な刈取出力ケース(46)を設け、この刈取出力ケース
    (46)の内部に前記刈取作業出力軸(70)に連動す
    る刈取作業出力部(78)を刈取出力ケース(46)
    共に左右回動するように配設して、該出力部(78)
    に、前記刈取フレーム(32)に設置される刈取作業部
    材(18)(19)(20)(21)側に、縦軸中心で
    左右回動可能に設けた刈取作業入力ケース(47)から
    延出する伝動軸(76)をその軸方向にのみ摺動自在に
    嵌合させて連動連結したことを特徴とするコンバイン。
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