JP3259500B2 - 記録紙切れ検知装置 - Google Patents

記録紙切れ検知装置

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JP3259500B2
JP3259500B2 JP00798194A JP798194A JP3259500B2 JP 3259500 B2 JP3259500 B2 JP 3259500B2 JP 00798194 A JP00798194 A JP 00798194A JP 798194 A JP798194 A JP 798194A JP 3259500 B2 JP3259500 B2 JP 3259500B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録計に装填された
記録紙が切れる間近であることを検知する、とくに構造
が簡単でコスト低減が図れる記録紙切れ検知装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】三つの従来例について、以下に図4な
図9を参照しながら説明する。図4は一従来例の記録
紙繰出し中の側面図、図5は同じくその記録紙切れ検知
時の側面図である。一従来例は、レバーとリミットスイ
ッチを用いた方式である。図4において、記録紙繰出機
構6の背面側下部に設けられた収納部9に折り畳まれて
収納された記録紙10が、図示してない繰出しロールを介
して案内面7に沿って繰り出される。記録紙10は、まだ
十分あるときには、この案内面7の下側に位置する凹部
8を覆う形をとる。レバー21が、記録計本体5に設けら
れた軸22の回りに揺動可能に支えられ、そのレバー21の
左端部が凹部8を覆う記録紙10の表面と軽く当接してい
る。そのとき、レバー21の右端部が、記録計本体5に設
けられたリミットスイッチ23の操作ボタンを押し、記録
紙切れではないとの信号を出力する。ところが、記録紙
10が切れると、図5に示すように、レバー21は自重のア
ンバランスによって反時計方向に傾いて左端部が凹部8
に落ち込み、右端部がリミットスイッチ23の操作ボタン
から離れ、記録紙切れ間近との信号を出力する。
【0003】別の従来例は、透過形光センサを用いた方
式である。図6はその記録紙繰出し中の側面図、図10は
記録紙切れ検知時の側面図である。図6において、透過
形光センサを構成する一方の発光部25からの光が、他方
の受光部26に向かって左斜め下方に進む。ここで、発光
部25と受光部26とは共通な枠24に設置される。光の進行
経路上に、記録紙繰出機構6の収納部9に収納されてい
る記録紙10の下部分の右側縁部が位置する。したがっ
て、発光部25からの光は記録紙10によって遮られて受光
部26に達することができない。しかし、記録紙10が切れ
ると、図7に示すように、発光部25からの光は記録紙10
によって遮られることがないから受光部26に達する。し
たがって、受光部26の出力信号の有無によって検知する
ことができる。
【0004】さらに別の従来例は、反射形光センサを用
いた方式である。図8はその記録紙繰出し中の側面図、
図9は記録紙切れ検知時の側面図である。図8におい
て、反射形光センサ27が記録計本体5に設置され、その
一方の発光部28からの光が、案内面9に沿って繰り出さ
れ凹部8を覆う形に張られた記録紙10の表面で反射して
他方の受光部29で受光されるように配置される。記録紙
10が切れると、図8に示すように、発光部28からの光は
記録紙10によって反射されないから受光部29に達するこ
とができない。したがって、受光部26の出力信号の有無
によって検知することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例には次のような
問題点がある。一従来例では、レバー21, 軸22, リミッ
トスイッチ23などの部品を必要とし、構造的にも複雑に
なるから、それだけコスト増大をもたらす。別の従来例
では、発光部25, 受光部26からなる透過形光センサだけ
でなく、別に図示してない駆動回路および増幅回路を必
要とするから、コスト増大をもたらす。さらに別の従来
例でも、反射形光センサ27だけでなく、駆動回路および
増幅回路を必要とするから、同様にコスト増大をもたら
す。
【0006】この発明が解決すべき課題は、従来の技術
がもつ以上の問題点を解消し、構造が簡単でコスト低減
が図れる記録紙切れ検知装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る記録紙切
れ検知装置は、記録計に装填された記録紙が切れる間近
であることを検知する装置であって、装填記録紙の幅方
向に間隔をおいて配置され、一方の端部近くで記録計本
体側に絶縁的に固定され、他方の端部が、記録紙繰出し
用案内面に形成された凹部の箇所に位置決めされる2個
の細長い導電性バネ部材と;記録計本体側に絶縁的に固
定され、各バネ部材の中間箇所と共通に押圧接触可能な
導電性当接部材と;を備え、記録紙が正規に繰り出され
るときには、各バネ部材の他方の端部が記録紙表面と
触することで、各バネ部材が非導通状態であり、記録紙
が切れる間近になると、各バネ部材の他方の端部の箇所
に記録紙がなくなることによって、その他方の端部が案
内面凹部の空中に落ち込むとともに、各バネ部材の中間
箇所と当接部材とが押圧接触することで、この各バネ部
材が導通状態になることに基づき記録紙が切れる間近で
あることが検知される。
【0008】
【0009】
【0010】請求項2に係る記録紙切れ検知装置は、請
求項1に記載の装置において、バネ部材および当接部材
が、絶縁材料の基台に固定されユニットとして構成され
る。
【0011】請求項3に係る記録紙切れ検知装置は、請
項1または2のいずれかの項に記載の装置において、
バネ部材が、帯板状部材であり、その他方の端部から中
間箇所を超えて伸びる一定長の長手方向の切れ目によっ
て複数部分に分割される。
【0012】
【作用】この発明では、記録紙が正規に繰り出されると
きには、各バネ部材の他方の端部が記録紙表面と接触す
ることで、各バネ部材が非導通状態である。これに対し
て、記録紙が切れる間近になると、各バネ部材の他方の
端部の箇所に記録紙がなくなることによって、その他方
の端部が案内面凹部の空中に落ち込むとともに、各バネ
部材の中間箇所と当接部材とが押圧接触することで、こ
の各バネ部材が導通状態になることに基づき記録紙が切
れる間近であることが検知される。
【0013】
【0014】
【0015】この発明では、とくに、バネ部材および当
接部材が、絶縁材料の基台に固定されたユニットとなる
ようにしても良い(請求項2)。また、バネ部材が、長
手方向の切れ目によって複数部分に分割された帯板状部
材であるようにすると、当接部材または導電板との導通
接触が確実におこなわれる(請求項3)。
【0016】
【実施例】この発明に係る記録紙切れ検知装置の実施例
について、以下に図を参照しながら説明する。図1は第
1実施例の斜視図、図2は同じくその記録紙繰出し中の
側面図、図3は同じくその記録紙切れ検知時の側面図で
ある。図1において、記録計本体5に対して記録紙繰出
機構6が移動可能に取り付けられる。この記録紙繰出機
構6は、記録紙を収納するとともに、繰り出すためのユ
ニットとして構成され、ここでは構造が図示してない
が、記録紙の補充や内部点検などを容易にするために引
き出したり、または回転したりして記録計本体5から移
動可能である。記録紙繰出機構6は、背面側下部に設け
られる空間としての、記録前の記録紙用の収納部9と、
その上方に位置し記録紙が沿って繰り出される案内面7
と、その前段の凹部8とを備える。記録計本体5には絶
縁性の基台3が設置され、この基台3には、2個の帯板
状の導電性バネ板1と、導電性当接板2とが共通に取り
付けられる。これら基台3と、バネ板1と、当接板2と
は一つのユニットとして構成され、このユニットが記録
紙切れ検知の主要部である。この主要部の働きについて
次に詳しく述べる。
【0017】図2において、記録紙繰出機構6の収納部
9に折り畳まれて収納された記録紙10が、図示してない
繰出しロールを介して案内面7に沿って繰り出される。
記録紙10は、図示のようにまだ十分あるときには、この
案内面7の下側に位置する凹部8を覆う形をとる。バネ
板1の左端部が、凹部8を覆う記録紙10の表面と軽く当
接し、そのときには、バネ板1の中間部が、当接板2の
直立部の先端面から離れている。言い換えれば、バネ板
1の2個は互いに電気的に導通状態にない。ところが、
記録紙10が切れると、図3に示すように、バネ板1はそ
の弾性によって平面状の原状に戻り、左端部が記録紙繰
出機構6の壁と接触しない形で凹部8に落ち込むととも
に、中間部が当接板2と押圧接触する。この押圧接触に
よって、バネ板1の2個は互いに電気的に導通状態にな
る。この導通に基づいて、記録紙切れの検知信号が出力
される。なお、バネ板1は、図1に示すように、左端部
から長手方向に付けられた切れ目によって複数部分に分
割されるから、当接板2との導通接触が確実におこなわ
れる。
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の効果】この発明によれば、従来例におけるよう
な小形リミットスイッチや透過形,反射形の各光センサ
を用いる方式とは異なり、バネ部材と、当接部材または
導電板との導通接触に基づく方式を採用したから、いず
れも構造が簡単でコスト低減が図れる(請求項1)。と
くにバネ部材および当接部材が、絶縁材料の基台に固定
されたユニットであるから、取扱いが便利で、記録計に
対する取付け,調整も容易になり、加えて手配や製作,
保管など生産管理上も都合が良い(請求項2)。さら
に、バネ部材が、長手方向の切れ目によって複数部分に
分割された帯板状部材であるから、当接部材または導電
板との導通接触が確実におこなわれ、それだけ検知動作
の信頼性向上が図れる(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る第1実施例の斜視図
【図2】第1実施例の記録紙繰出し中の側面図
【図3】同じくその記録紙切れ検知時の側面図
【図4】一従来例の記録紙繰出し中の側面図
【図5】同じくその記録紙切れ検知時の側面図
【図6】別の従来例の記録紙繰出し中の側面図
【図7】同じくその記録紙切れ検知時の側面図
【図8】さらに別の従来例の記録紙繰出し中の側面図
【図9】同じくその記録紙切れ検知時の側面図
【符号の説明】
1 バネ板 2 当接板 3 基台 5 記録計本体 6 記録紙繰出機構 7 案内面 8 凹部 9 収納部 10 記録紙
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01D 15/00 - 15/34 H01R 43/027 - 43/28 B41J 29/00 - 29/70

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録計に装填された記録紙が切れる間近
    であることを検知する装置であって、装填記録紙の幅方
    向に間隔をおいて配置され、一方の端部近くで記録計本
    体側に絶縁的に固定され、他方の端部が、記録紙繰出し
    用案内面に形成された凹部の箇所に位置決めされる2個
    の細長い導電性バネ部材と;記録計本体側に絶縁的に固
    定され、各バネ部材の中間箇所と共通に押圧接触可能な
    導電性当接部材と;を備え、記録紙が正規に繰り出され
    るときには、各バネ部材の他方の端部が記録紙表面と接
    することで、各バネ部材が非導通状態であり、記録紙
    が切れる間近になると、各バネ部材の他方の端部の箇所
    に記録紙がなくなることによって、その他方の端部が案
    内面凹部の空中に落ち込むとともに、各バネ部材の中間
    箇所と当接部材とが押圧接触することで、この各バネ部
    材が導通状態になることに基づき記録紙が切れる間近で
    あることが検知される構成にしたことを特徴とする記録
    紙切れ検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、バネ部
    材および当接部材は、絶縁材料の基台に固定されユニッ
    トとして構成されることを特徴とする記録紙切れ検知装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2のいずれかの項に記載
    の装置において、バネ部材は、帯板状部材であり、その
    他方の端部から中間箇所を超えて伸びる一定長の長手方
    向の切れ目によって複数部分に分割されてなることを特
    徴とする記録紙切れ検知装置。
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