JP3256746B2 - 細胞線維化を抑制する組成物及び枇杷核エキスの調製方法 - Google Patents
細胞線維化を抑制する組成物及び枇杷核エキスの調製方法Info
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Description
する組成物に関し、特に、枇杷核エキスを含有する細胞
線維化を抑制する組成物に関する。
細胞、皮膚などの一般の細胞において、それぞれ、慢性
肝炎、肝硬変、間質性肺炎、腎糸球体硬化症及び強皮症
等の各種難治性疾患に細胞の線維化が大きく関与してい
ることが明らかになっている。細胞の線維化とは、臓器
組織の局所に線維成分が増加することをいい、局所にと
どまらず、線維化が臓器の中で広汎にみられるような場
合には、線維症と呼ぶ。線維化の中でも、慢性肝炎によ
り起こる肝細胞線維化が、高頻度で肝硬変及び肝臓癌に
移行することが明らかになり、いかに肝細胞線維化を抑
制し、肝硬変及び肝臓癌発症を防止するかが重要視され
ている。その為、肝細胞線維化抑制作用を有する薬物の
スクリーニングや、それらの効果及びメカニズム等につ
いての検討がなされている。
維化の抑制について未だ十分に解明されていない。した
がって、抑制機構を解明し、何らかの方法により、細胞
の線維化を抑制することができれば、各種難治性疾患に
有効である。
得る有益な組成物を提供することを目的とする。ところ
で、枇杷は、通常果樹として広く植栽されており、果実
は食品に、葉は、枇杷葉湯として皮膚疾患、消炎鎮痛等
に用いられていることが知られている。一方、種子(枇
杷核)は、廃棄物として処理されており、有効に利用さ
れていない。
種植物の種子由来エキスを研究し、特に、枇杷核から抽
出した枇杷核エキスの細胞線維化抑制作用について検討
した結果、本発明の組成物を見出すに至った。
ることを特徴とする。
ては、枇杷核を粉砕し、得た粉砕物を、エタノール、メ
タノール、水、へキサンからなる群から選択される少な
くとも1種の溶媒に浸漬して、上清を分取して前記枇杷
核エキスを得たことを特徴とする組成物である。
は、枇杷核を粉砕し、得た粉砕物を溶媒中に浸漬した
後、上清を分取することを特徴とする。
媒が、エタノール、メタノール、水、へキサンからなる
群から選択される少なくとも1種であることを特徴とす
る枇杷核エキスの調製方法である。
を含有する。枇杷核エキスは、枇杷の種子由来のエキス
である。本発明に適用する枇杷核エキスは、枇杷の種子
由来である限り、全ての枇杷核エキスを対象とする。
されないが、肝臓、肺臓、腎臓などの各種臓器の細胞の
ほか、皮膚など一般の細胞を挙げることができる。特に
有効に作用するのは、肝細胞である。したがって、本明
細書において主として肝細胞について説明するが、本発
明は、これに限定される意図ではない。
説明する。図1は、枇杷核エキスの調製方法を示す図で
ある。枇杷核を準備する。枇杷核は、必要に応じて洗浄
し、乾燥する。乾燥は十分に行なうのが好ましい。後の
粉砕を均質に行なうためである。
に限定されず、ボールミル、ハンマーミル、ローラーミ
ル、ロッドミル、サンプルミル、スタンプミル、ディス
インテグレーター、乳鉢、冷却装置付きブレンダーなど
の公知の粉砕機を用いることができる。なお、粉砕時に
おける発熱により、枇杷核組成物の分解等が発生するこ
とも考えられることより、冷却装置付きブレンダーが好
ましい。
に前記粉砕物を浸漬する。この場合の溶媒は、特に限定
されず、所望とする効果に対応して適宜溶媒を設定する
ことができる。溶媒としては、エタノール、メタノー
ル、水、へキサン、酢酸エチル、クロロホルム、アセト
ンなどの極性、非極性溶媒を問わず挙げることができ
る。細胞膜透過性が高い枇杷核エキスを得ることができ
るという観点から、好ましくは、メタノール、エタノー
ル、水等である。
きる。各種溶媒に前記粉砕物を浸漬して各種溶液を得
る。各種溶液について、溶液の状態に応じて攪拌を行
い、場合によりそのまま溶液を放置しても良い。攪拌す
る場合には、特に限定されないが5〜10日間攪拌を持続
させることができる。
エキスを得ることができる。必要に応じて、上清を蒸発
乾固する。蒸発乾固は、エバポレータを用いて、55℃
〜80℃の温浴上で行なうことができる。蒸発乾固する
ことにより、枇杷核エキスを長期間保存することができ
る。
を用いて抽出することにより、その物性により振り分け
られる。したがって、使用した溶媒により、枇杷核エキ
スの成分の種類及び含有量は異なる。
ために、各種溶媒を用いて抽出した枇杷核エキスの薄層
クロマトグラムを示す。
水であるエキス(以下、水エキスという。)は、原点にの
みスポットが認められ、したがって、タンパク質、糖
類、アミグダリン等の極性の高い化合物を含有すると考
えられる。
(以下、70%エタノールエキスという。)、及び溶媒がメ
タノールであるエキス(以下、メタノールエキスとい
う。)は、薄層クロマトグラムにおいて原点のスポット
が水エキスに比較して小さく、タンパク質、糖類、アミ
クダリン等の極性の高い化合物が少ないと考えられる。
70%エタノールエキス及びメタノールエキスにおいて
は、薄層クロマトグラムにてRf値が0.63を示す化合物は
リノレン酸、Rf値が0.53を示す化合物は、β−シトステ
ロール、Rf値が0.41を示す化合物はリノール酸、Rf値が
0.25を示す化合物はβ−シトステロールモノグリコサイ
ドであることが、構造解析により判明したことにより、
これらの化合物を少なくとも含む。また、溶媒がへキサ
ンであるエキス(以下、へキサンエキス)は、薄層クロマ
トグラムにてRf値が0.71以上の化合物が確認され、極性
の低い化合物を多く含むと考えられる。
び適当な投与形態の形で調製される。
与量は、投与対象患者の病態及びその重篤度、投薬形
態、選択した投与経路及び1日当たりの投与回数等によ
り変更することができる。
量は、ラットにおいては少なくとも375mg/kg/日となる
量であり、ヒトにおいては感受性の相違等により、更に
低い量であることが好ましい。
カプセル、被膜タブレット、顆粒、溶液、シロップ)、
直腸投与用坐剤、注射等を挙げることができる。投与対
象患者は、慢性疾患の場合が多く、長期投与の必要性、
連用の容易性という観点から、好ましくは、口経剤であ
る。
安定保存剤、甘味料、着色剤、芳香料などを含むことが
できる。
ミグダリンの毒性について検討し、ラットにおけるアミ
グダリンの致死量は、600mgであると報告している(Cart
er.J.H.,Mclefferty, M.A.,Goldeman,F.,Biochem.
Pharamacol.29、301(1980))。枇杷核エキスの致死量
は、そのアミグダリン含量(7.4%)より、8060mg/kgと推
定できる。
発明は、下記の実施例に限定して解釈されるものではな
い。
影響を検討する為に、各種枇杷核エキスを調製(図1)
し、ジメチルニトロサミンを投与した肝障害モデルラッ
トに経口投与し、肝細胞線維化抑制の指標として、投与
後における生化学検査値(GOT、GPT)、レチノイ
ド量、コラーゲン中に産生されるハイドロキシプロリン
量及び線維化率について、普通飼料投与群を対照として
検討した。
により十分に乾燥させたものを用いた。各種エキスは、
冷却装置付ブレンダーにて粉砕(1,000rpm)し
た枇杷核(1,050g)を倍量の各種溶媒、70%エ
タノール、メタノール、水及びヘキサン(2,100m
l)にそれぞれ浸漬、撹拝器にて常時撹拝(300rp
m)し、浸漬後7日に上清を分取し、エバボレータにて
70℃の温浴で蒸発乾固し、製した。
タノールエキス10.4g(抽出率1.0%)、メタノールエキス
9.7g(抽出率0.9%)、水エキス15.7g(抽出率1.5%)、へ
キサンエキス4.5g(抽出率0.4%)であった。
常ラットにつきジメチルニトロサミン(40mg/kg)を単回
腹腔内投与した。これにより肝細胞の線維化を誘発させ
た。
ラットに対して、調製した各種エキスを倍量の水に溶解
し、この水溶液を、給水瓶にて自由摂取させた。また、
正常ラットについても同様に投与した。
エタノールエキスは0.5%、メタノールエキスは0.45
%、水エキスは0.75%、へキサンエキスは0.2%であっ
た。各種エキス投与後の正常ラット及び肝障害ラットに
ついて、投与後7日にラットを屠殺し、ViSIONア
ナライザー(ダイナボット社製)を用い、血清中のglutam
ate oxaloacetate transaminase(GOT),glutamate pyru
vate transaminase(GPT)値を測定した。
T、GPT値は、正常ラットに比べ著しく高値を示し
た。枇杷核エキス投与群のGOT値は、溶媒により差が
認められ、特に、70%エタノール及びメタノールエキ
ス投与群の場合、普通飼料投与群に比べ低値を示すこと
が認められた。水及びヘキサンエキス投与群の場合にお
いても、普通飼料投与群と比較して効果が認められた。
肝障害の進行が抑えれていると考えられる。
響 肝障害ラットの作成、及び各種エキスの投与は、実施例
2にしたがって行った。各種エキス投与後の正常ラット
及び肝障害ラットについて、投与後7日に肝臓中のパル
ミチン酸レチノール量を測定した。ラット摘出肝の一定
部位を約0.3g秤量し、クロロホルム5mlを加え、氷冷
下、細胞粉砕機(アイラード社製)を用いてホモジネート
(10,000回転、2分間)を行ない、遠心分離(3,500回転、2
0分間)後、下層を分取し、試料とした。これら試料を0.
5μmメンブランフィルター(ミリポア社製)で濾過し、HP
LC用試料とした。
acarai Tesque Co.,Ltd.) 測定温度 :室温 移動相 :テトラヒドロフラン:メタノール
(1:3) 流速 :1.0ml/min
備飼育を行った直後の正常ラットの肝レチノイド量を1
00%とし、それに対する割合で示した。肝レチノイド
量は、普通飼料投与群において、正常ラットに比べ著し
く低値を示した。一方、エキス投与群においては溶媒に
より、肝レチノイド量に差が認められた。特に、70%
エタノール、メタノール及び水エキス投与群の場合、普
通飼料投与群に比べ肝レチノイド量の増大が認められ
た。ヘキサンエキス投与群では、普通飼料投与群との差
は認められなかった。
キスの影響 肝障害ラットの作成、及び各種エキスの投与は、実施例
2にしたがって行った。ラット摘出肝の一定部位を約0.3
g秤量し、エタノール5mlを加え、氷冷下、細胞粉砕器
(アイラード社製)を用いてホモジネート(10,000回転、2
分間)を行い、遠心分離(3,500回転、20分間)後、上清を
分取した。この液1mlを秤取し、60℃で8時間加温乾固し
た。残渣に、エタノール40μl、0.1molホウ酸緩衝液80
μlを加え溶解した後、蛍光ラベル化剤である100mmol 4
-フルオロ-7-ニトロベンゾフラザン(NBD・F)を40μl添加
し、室温遮光下、15時間反応させ、蛍光ラベル化処理を
行なった。この液に、5m mol 塩酸840μlを加え反応停
止後、遠心分離(3、500回転、20分間)を行ない上清を0.
5μmメンブランフィルター(ミリポア社製)で濾過し、HP
LC用試料とした。 測定条件は、次の通りである。 装置 :日立L6000高速液体クロマトグラフ 検出 :日立L7480蛍光光度計 検出波長 :Ex 475 nm Em 530 nm カラム :YMC Pack ODS-AQ 150X6.0mm I.D. 測定温度 :室温 移動相 :アセトニトリル:水(35:65→50:50へ
の15分間のグラジュエント) 流速 :1.0ml/min
量は、普通飼料投与群において、正常ラットに比べ著し
く高値を示した。一方、エキス投与群においては溶媒に
より、肝レチノイド量に差が認められた。特に、70%
エタノール、メタノール及び水エキス投与群の場合、普
通飼料投与群に比べハイドロキシプロリン量の減少が認
められた。ヘキサンエキス投与群の場合、普通飼料投与
群に比べ多少の差が認められた。
響 肝障害ラットの作成、及び各種エキスの投与は、実施例
2にしたがって行った。各種エキス投与ラットの肝線維
化率は、ラット摘出肝をAzan-Mallory染色法にて染色し
た肝組織像よりコンピュータ画像解析にて青色に染色し
た肝線維化部位の面積を算出し、対照群(普通飼料投与
ラット)との肝線維化面積との比により求めた。
料投与群の線維化面積を100%として、それに対する
比で示した。肝線維化率は、枇杷核エキス投与群が、普
通飼料投与群に比べ低値を示した。また、その値は、溶
媒により差が認められ、70%エタノール及びメタノー
ルエキス投与群の場合、水及びヘキサンエキス投与群よ
り低値を示した。
した場合、普通飼料投与群に比べ、生化学検査値(GO
T、GPT)(図3参照)、レチノイド量(図4参
照)、ハイドロキシプロリン量(図5参照)及び線維化
率(図6参照)の有意な改善が認められた。
的に抑制し得るという有利な効果を有する。
り、農産物の利用範囲の拡大及び廃棄物の有効利用等、
社会的貢献度が高いことが挙げられる。
維化抑制を有し、特に、肝線維化に大きく関与する肝非
実質細胞である伊東細胞の活性化因子であるレチノイド
量、肝線維化の原因物質であるコラーゲン中のハイドロ
キシプロリン量及び線維化率を改善し、肝細胞線維化抑
制に特有の効果をもつことが明らかとなった。
ある。
トグラムの結果を示す図である。
化学検査値(GOT,GPT)を示す図である。
チノイド量を示す図である。
イドロキシプロリン量を示す図である。
維化率を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 枇杷核エキスを含有することを特徴とす
る細胞線維化を抑制する組成物。 - 【請求項2】 枇杷核を粉砕して得た粉砕物を、エタノ
ール、メタノール、水、へキサンからなる群から選択さ
れる少なくとも1種の溶媒に浸漬して、上清を分取して
前記枇杷核エキスを得たことを特徴とする請求項1記載
の組成物。 - 【請求項3】 枇杷核を粉砕して得た粉砕物を溶媒中に
浸漬した後、上清を分取することを特徴とする枇杷核エ
キスの調製方法。 - 【請求項4】 溶媒が、エタノール、メタノール、へキ
サンからなる群から選択される少なくとも1種であるこ
とを特徴とする請求項3記載の方法。
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