JP3255654B2 - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

放電ランプ点灯装置

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JP3255654B2
JP3255654B2 JP6581691A JP6581691A JP3255654B2 JP 3255654 B2 JP3255654 B2 JP 3255654B2 JP 6581691 A JP6581691 A JP 6581691A JP 6581691 A JP6581691 A JP 6581691A JP 3255654 B2 JP3255654 B2 JP 3255654B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メタルハライドランプ
などの放電ランプの点灯を制御する放電ランプ点灯装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】メタルハライドランプなどの放電ランプ
の動作の間に一般に発生する有害な電気泳動および音響
共振作用を低減または実質的に除去するために、放電ラ
ンプの一対の電極間に比較的高い電圧を供給して、放電
ランプに封入された励起可能な成分を励起し、その後こ
の励起を維持するために、前記一対の電極に所定範囲内
の大きさを有し、かつ所定の繰り返し速度を有する矩形
波電流を供給し、さらには前記矩形波電流を前記電極に
供給する方向を周期的に交互に変更する方法を用いるこ
とはすでに特開平2-10697 号公報で知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記方法を実
施する装置は公開公報にも見られるように非常に複雑な
ものであり、実用上極めて不利である。
【0004】本発明は上記問題を解決するもので、発振
周波数またはデューティ比を可変できるインバータ手段
を用い、安定に定格点灯させることができる放電ランプ
点灯装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の放電ランプ点灯装置は、直流電源と、この
電源により駆動されて発振するインバータ手段と、この
インバータ手段に接続された放電ランプと、ランプ電圧
を検出するランプ電圧検出手段と、ランプ電圧が定格点
灯領域である所定の電圧より低いランプ始動領域で少な
くとも定格点灯時のランプ電流より大きくかつ前記ラン
プ電圧検出手段の出力電圧が入力され、ランプ電圧が低
いときは大きなランプ電流を流し、ランプ電圧が高いと
きは小さなランプ電流を流すようにインバータ手段の発
振周波数またはデューティ比を可変し、ランプ電圧が所
定の電圧を越え定格点灯領域になったら前記放電ランプ
を定格点灯するように制御する点灯制御手段とを備え
前記点灯制御手段は、第1の所定ランプ電圧以下では一
定の信号を出力し、第1の所定のランプ電圧以上第2の
所定ランプ電圧以下ではランプ電圧の増加とともに出力
信号を減少し、第2の所定ランプ電圧以上では出力信号
を0にするランプ電流演算手段と、バイアス手段とを有
し、前記ランプ電流演算手段とバイアス手段の加算出力
によりインバータ手段の発振周波数を制御するように構
成されるとともに、前記第1の所定ランプ電圧以下にお
けるランプ電流演算手段の一定の出力信号によりランプ
電流が一定となるように規制したものである。
【0006】
【0007】さらに、本発明の点灯制御手段は、直流電
流を検出する直流電流検出手段と、この直流電流検出手
段の出力とランプ電流演算手段およびバイアス手段の加
算出力とを比較する比較手段とを有し、前記比較手段の
出力によりインバータ手段の発振周波数またはデューテ
ィ比を制御するように構成されたものである。
【0008】さらに、本発明の点灯制御手段は、ランプ
電流演算手段に接続されて所定のランプ電圧により動作
する時定数切換手段を有し、ランプ電圧が所定の電圧以
上になると、ランプ電流演算手段のランプ電流に対する
低下の時定数を大きくするべく時定数を切り換えるよう
に構成されたものである。
【0009】さらに、本発明の点灯制御手段は、インバ
ータ手段の発振周波数を規定するバイアス電流回路を有
し、急激にランプ電流が流れたときに、前記バイアス電
流回路に流れる一定の電流によって、インバータ手段の
発振周波数を所定の周波数以下にならないように構成さ
れたものである。
【0010】さらに、本発明の点灯制御手段は、ランプ
電流瞬時値と基準値とを比較してランプ電流瞬時値が基
準値を越えたときに出力するランプ電流瞬時値検出手段
を有し、このランプ電流瞬時値検出手段の出力信号によ
りインバータ手段の発振を反転または一時的に停止する
ように構成されたものである。
【0011】さらに、本発明の点灯制御手段は、放電ラ
ンプの始動領域で、ランプ電圧が所定の値より小さいと
きに動作し、所定時間内で前記所定の値を越えないと
き、インバータ手段の発振を停止させる始動電圧タイマ
手段を有するものである。
【0012】さらに、本発明の点灯制御手段は、始動・
再始動直後に少なくとも安定点灯時のランプ電流に比べ
て大きい所定のランプ電流を流すよう初期ランプ電流を
設定する始動初期電流設定手段を備えたものである。
【0013】さらに、本発明の点灯制御手段は、ランプ
の消灯時間を検出する消灯時間検出手段と、消灯時間検
出手段の出力に応じて、始動・再始動直後に少なくとも
安定点灯時のランプ電流に比べて大きい所定のランプ電
流を流すよう初期ランプ電流を設定する始動初期電流設
定手段を備え、消灯時間が短いときに比べて長いときの
方が初期ランプ電流を大きく設定するように構成された
ものである。
【0014】さらに、本発明の点灯制御手段は、始動・
再始動後の最低ランプ電圧検出手段と、最低ランプ電圧
検出手段の出力に応じて、ランプの始動・再始動後に最
低ランプ電圧が低いランプほど大きなランプ電流もしく
は大きなランプ電流をより長い時間流すことにより大き
なランプ電力を入力するように制御する制御手段を備え
たものである。
【0015】さらに、本発明の点灯制御手段は、最低ラ
ンプ電圧検出手段の出力に応じてランプ電流の制御時定
数を切り換えるランプ電圧設定値を変化させる手段を備
え、最低ランプ電圧が低いほど低いランプ電圧で長い制
御時定数に切り換えるように構成されたものである。
【0016】さらに、本発明の点灯制御手段は、最低ラ
ンプ電圧検出手段の出力に応じてランプ電流の制御時定
数を変化させる手段を備え、最低ランプ電圧が低いほど
長い制御時定数にするように構成されたものである。
【0017】さらに、本発明の点灯制御手段は、最低ラ
ンプ電圧検出手段の出力に応じて最大ランプ電流を流す
時間を制御する手段を備え、最低ランプ電圧が低いほど
最大ランプ電流を流す時間が長くなるよう制御するよう
に構成されたものである。
【0018】
【作用】上記構成により、放電ランプの始動領域におい
て、ランプ電圧検出手段が低いランプ電圧を検出したと
きはインバータ手段の周波数またはデューティ比を可変
して大きなランプ電流を流して大きなランプ電力を供給
し、高いランプ電圧を検出したときはインバータ手段の
周波数またはデューティ比を可変して小さなランプ電流
を流して小さなランプ電力を供給するので、確実にラン
プ電流を制御できて安定点灯時には定格ランプ電力で点
灯できる。
【0019】また、第1の所定ランプ電圧以下では一定
の信号を出力し、第1の所定ランプ電圧以上第2の所定
ランプ電圧以下ではランプ電圧の増加とともに出力信号
を減少し、第2の所定ランプ電圧以上では出力信号を0
にするランプ電流演算手段とバイアス手段との加算出力
により、インバータ手段の発振周波数を制御するので、
ランプの始動領域において、第2の所定ランプ電圧以下
では始動時の大きなランプ電流を流して速やかに放電ラ
ンプの光束を増加させるとともに、さらに小さい第1の
所定ランプ電圧以下では周波数を一定にして過大なラン
プ電流が流れるのを防止し、第2の所定ランプ電圧以上
では一定の定格電流を流して定格ランプ電力で点灯す
る。
【0020】また、ランプ電圧が所定の電圧以上になっ
たら、時定数切換手段によりランプ電流演算手段におけ
るランプ電流の低下の時定数を大きくするように時定数
を切り換え、ランプ電流を大きい時定数により徐々に変
えて定格点灯するので、始動後光出力を定格出力にした
後に大きな変動なく安定点灯に移行させることができ
る。
【0021】また、インバータ手段に最低の発振周波数
を規定するためのバイアス電流回路を設けたことによ
り、急激にランプ電流が流れたときに、インバータ手段
の発振周波数はバイアス電流回路に流れる一定の電流に
よって、所定の周波数以下にならないように確保され、
放電ランプに過大な電流が流れることが防止され、過大
な入出力により放電ランプおよび点灯装置が破損するの
を防止できる。
【0022】また、放電ランプに瞬時的に大電流が流れ
ると、ランプ電流瞬時値検出手段はこれを検出し、この
大電流を遮断すべく、その時点で直ちにインバータ手段
の発振を反転させるか、または一時的に停止して放電ラ
ンプおよび点灯装置を保護するように動作する。
【0023】また、ランプ電流が所定の値より大きいこ
とを検出し、あるいはランプ電圧が所定の値より小さい
ことを検出して、始動電圧タイマ手段が動作し、所定時
間を越えたら、インバータ手段の動作を停止させるの
で、始動電流が長期間持続して放電ランプに流れること
を防ぎ、放電ランプの破損を防止する。
【0024】さらに、始動・再始動直後に少なくとも安
定点灯時のランプ電流に比べて大きい所定のランプ電流
を流すよう初期ランプ電流を設定し、特に再始動時にラ
ンプ電圧が安定点灯時のランプ電圧に近いような場合で
も、大きいランプ電流を流すことにより、消灯時にラン
プの管壁に封入金属が付着していても再始動直後から安
定点灯時に近い光出力が得られる。
【0025】さらに、消灯時間検出手段の出力に応じて
始動・再始動直後に少なくとも安定点灯時のランプ電流
に比べて大きい所定のランプ電流を流すよう初期ランプ
電流を設定し、消灯時間が短いときに比べて長いときの
方が初期ランプ電流を大きくなるように設定することに
より、消灯時間が短かいときは封入金属の蒸気圧が低下
していないために発光効率も低下せず、また封入金属が
管壁に付着する程度も低いのでこのような場合にはそれ
ほど大きなランプ電流を再始動時に流さず、逆に消灯時
間が長くなるにつれて蒸気圧の低下や封入金属の管壁へ
の付着の影響が大きくなるのでこの場合には大きなラン
プ電流を再始動時に流すことができ、再始動直後から安
定点灯時に近い光出力が得られる。
【0026】さらに、最低ランプ電圧検出手段の出力に
応じてランプの始動・再始動後に最低ランプ電圧が低い
ランプほど大きなランプ電流もしくは大きなランプ電流
をより長い時間流すことにより、大きなランプ電力を入
力するように制御することができ、ランプが冷えている
冷間の始動時にランプのばらつきにより始動後のランプ
電圧が特に低いランプにおいてはランプ電力が消費され
ないためなかなかランプが加熱されず蒸気圧が上がらな
いため光出力の立ち上がりが悪いことがあっても、この
ようなランプにおいても始動・再始動後の最低ランプ電
圧に応じて必要なランプ電力を入力できランプのばらつ
きによらずほぼ一定の光出力の立ち上がりが得られる。
【0027】さらに、最低ランプ電圧検出手段の出力に
応じてランプ電流の制御時定数を切り換え、最低ランプ
電圧が低いほど低いランプ電圧で長い制御時定数に切り
換えることにより、簡単な構成で始動・再始動後の最低
ランプ電圧に応じて必要なランプ電力を入力できランプ
のばらつきによらずほぼ一定の光出力の立ち上がりが得
られる。
【0028】さらに、最低ランプ電圧検出手段の出力に
応じてランプ電流の制御時定数を変化させ、最低ランプ
電圧が低いほど長い制御時定数にすることにより、簡単
な構成で始動・再始動後の最低ランプ電圧に応じて必要
なランプ電力を細かく制御して入力でき、ランプのばつ
らきによらずほぼ一定の光出力の立ち上がりが得られ
る。
【0029】さらに、最低ランプ電圧検出手段の出力に
応じて最大ランプ電流を流す時間を制御し、最低ランプ
電圧が低いほど最大ランプ電流を流す時間が長くなるよ
う制御することにより、簡単な構成で始動・再始動後の
最低ランプ電圧に応じて必要なランプ電力を細かく制御
して入力できランプのばらつきによらずほぼ一定の光出
力の立ち上がりが得られる。
【0030】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の一実施例の放電ランプ点灯装置の
基本構成を示すブロック図である。図1において、1は
直流電源であり、インバータ回路2は直流電源1により
駆動されて所定の周波数のクロック信号を発振する。こ
のインバータ回路2は負荷回路としてチョークコイル3
および共振用のコンデンサ4の直列回路からなる共振回
路と、チョークコイル3とコンデンサ4の接続点に接続
されたたとえばメタルハイランドランプなどの放電ラン
プ5とを有している。さらに負荷回路には共振回路に直
列に接続されて放電ランプ5の起動を検出し、その後の
始動や定格点灯などを制御するためのランプ電圧を検出
するランプ電圧検出回路6と負荷回路に流れる電流を検
出するランプ電流検出回路7が設けられている。このラ
ンプ電圧検出回路6とランプ電流検出回路7の出力信号
は点灯制御回路8に入力され、点灯制御回路8はこれら
に基づいてインバータ回路2の発振周波数またはそのデ
ューテイ比を可変し、放電ランプ5の点灯動作を制御す
る。
【0031】次に、上記構成による動作を説明する。直
流電源1が投入されたときに、インバータ回路2はまず
2KHz程度の低い周波数で発振し、この低い周波数の
電圧をチョークコイル3およびコンデンサ4の共振回路
に印加する。このときに生じる低い周波数の電圧に共振
回路による高い周波数の共振電圧が重畳され、共振回路
に接続されたランプ電圧検出回路6はこの共振電圧を検
出し、点灯制御回路8はこの検出電圧によりインバータ
回路2の発振周波数を高い周波数に変化させ、共振回路
によりたとえば100KHz前後の高い周波数でコンデ
ンサ4に高い共振電圧を発生させる。このときコンデン
サ4に発生した高い共振電圧により放電ランプ5は起動
し、多くの電流が放電ランプ5を通して流れる。放電ラ
ンプ5に電流が流れると放電ランプ5の両端の電圧は低
下する。このとき、ランプ電圧検出回路6はコンデンサ
4に流れる電流が急激に減少したことをランプ電圧検出
回路6での電圧降下で検出することにより放電ランプ5
が起動したことを検出し、点灯制御回路8はこの低下し
たランプ電圧検出回路6の検出電圧によりインバータ回
路2の発振周波数が10KHz前後の低い周波数になる
ように制御し、ランプ電圧が定格点灯領域である所定の
電圧より低いランプ始動領域で少なくとも定格点灯時の
ランプ電流より大きくかつランプ電圧が低いときはイン
バータ回路2の発振周波数を低くしてチョークコイル3
を通して放電ランプ5に大きなランプ電流を流し、ラン
プ電圧が高いときはインバータ回路2の発振周波数を高
くしてチョークコイル3を通して放電ランプ5に小さな
ランプ電流を流し、ランプ電圧が所定の電圧を越え定格
点灯領域になったら放電ランプ5を定格点灯するように
制御する。
【0032】チョークコイル3はインダクタンスが飽和
すると大電流が流れて放電ランプ5を破損するため、イ
ンダクタンスを飽和させないように図2に示すような構
成を有している。図2(a) はチョークコイル3の対向す
る一対のコア9aの中央脚にセンターギャップ10aを有
する構成を示し、図2(b) はチョークコイル3の対向す
る一対のコア9bの中央脚および両端脚を通してスペー
スギャップ10bを有する構成を示す。図2(a) のもの
は、両端脚で漏れ磁束が少なく、周囲の影響によるイン
ダクタンス値の変化が小さい。また、図2(b) のものは
コアの絶縁がしやすい。
【0033】図3はインバータ回路2の要部を示す回路
図である。図3において、インバータ回路2はチョーク
コイル3、コンデンサ4、放電ランプ5よりなる外部回
路11を駆動する4つのスイッチングトランジスタQ1
2 ,Q3 ,Q4 よりなるブリッジインバータの構成を
有する。12はこのブリッジインバータを駆動するための
ドライブ回路であり、ドライブトランスDTの一次巻線
の両端はドライブトランジスタQ5 ,Q6 を介してアー
スされ、ドライブトランジスタQ5 ,Q6 のゲートには
発振周波数が2KHz 程度の互いに位相が逆に反転するク
ロックE1 ,E 2 が入力されるとともに、一次巻線の中
点にはドライブ電圧VDが印加されている。ドライブト
ランスDTの二次側には4つの二次巻線が設けられ、そ
れぞれの一端は抵抗R13,R15,R17,R19と、これに
並列に接続されるダイオードD3 ,D4 ,D5 ,D6
よび抵抗R12,R14,R16,R18の直列回路とを介し
て、ブリッジインバータを構成する4つのスイッチング
トランジスタQ1 ,Q2 ,Q 3 ,Q4 のゲートに接続さ
れる。
【0034】また、スイッチングトランジスタQ1 とQ
2 の直列回路およびスイッチングトランジスタQ3 とQ
4 の直列回路は直流電源電圧VDDとブリッジのアース
ラインAの間に介装され、スイッチングトランジスタQ
1 とQ2 の接続点およびスイッチングトランジスタQ3
とQ4 の接続点の間に外部回路11が介装される。また、
スイッチングトランジスタQ1 のゲートに接続される二
次巻線の他端はトランジスタQ1 ,Q2 の接続点に接続
され、スイッチングトランジスタQ3 のゲートに接続さ
れる二次巻線の他端はトランジスタQ3 ,Q4 の接続点
に接続され、スイッチングトランジスタQ2 ,Q4 のそ
れぞれのゲートに接続される二次巻線のそれぞれの他端
はブリッジのアースラインAに接続され、アースGND
より浮いている。これにより、斜めに対向する一対のス
イッチングトランジスタQ1 ,Q 4 とスイッチングトラ
ンジスタQ2 ,Q3 は、一方のQ1 ,Q4 が同時にON
すると他方のQ2 ,Q3 は同時にOFFするように構成
されている。
【0035】C2 は図1のランプ電圧検出回路6を構成
する電圧検出用のコンデンサで、共振用のコンデンサ4
の容量に比べて大きな容量に構成されており、コンデン
サ4とスイッチングトランジスタQ3 ,Q4 の接続点と
の間に接続され、コンデンサC2 の両端に発生する電圧
が放電ランプ5のランプ電圧として検出される。すなわ
ち電圧検出用コンデンサC2 の入力側とアースGND間
にコンデンサC3 、抵抗R2 ,R3 の直列回路が接続さ
れ、出力側とアースGND間にコンデンサC4 、抵抗R
4 、可変抵抗R5 の直列回路が接続され、抵抗R2 ,R
3 の接続点と抵抗R4 、可変抵抗R5 の接続点とからそ
れぞれ電圧検出端子VL1 ,VL2 が取り出され、その
差が電圧検出用コンデンサC2 による検出電圧として図
1の点灯制御回路8に入力される。
【0036】また、スイッチングトランジスタQ2 ,Q
4 の他端は抵抗R7 を介してアースGNDに接続される
とともに、抵抗R6 を介して電流検出端子IDCに接続
され、この抵抗R6 ,R7 は電流検出端子IDCとアー
スGNDの間に介装されたコンデンサC5 とともに図1
のランプ電流検出回路7を構成する。IPはこのランプ
電流検出回路の入力側から取り出されたランプ瞬時電流
端子である。
【0037】いま、ドライブトランスDTの一次巻線に
互いに位相を反転する2KHz 程度の発振周波数のクロッ
クE1 ,E2 が印加され、たとえばスイッチングトラン
ジスタQ1 ,Q4 が同時にONすると、外部回路11の共
振回路に(イ)方向の電流が流れ、次のクロックの反転
時にスイッチングトランジスタQ2 ,Q3 が同時にON
すると外部回路11の共振回路に(ロ)方向の電流が流れ
る。このときの2KHz 程度の低い周波数の電圧に高い周
波数の共振電圧が重畳され、電圧検出用コンデンサC2
でこの電圧が検出されてインバータ回路2の発振周波数
は変化し、たとえば100KHz前後の高い周波数でコンデン
サ4に高い共振電圧が発生して放電ランプ5が起動し、
放電ランプに多くの電流が流れる。したがって、電圧検
出端子VL1 ,VL2間の電位差は急激に低下し、これ
により放電ランプの起動を検出する。
【0038】なお、ドライブトランスDTの二次巻線の
それぞれに設けられたダイオードD 3 ,D4 ,D5 ,D
6 および抵抗R13,R15,R17,R19はスイッチングダ
イオードQ1 とQ2 およびQ3 とQ4 が同時にONにな
ることを避けるように反転時に時間遅れをつけるための
ものである。
【0039】また、本実施例ではブリッジインバータの
構成を示したがスイッチングトランジスタQ3 ,Q4
コンデンサで置き換えた構成のハーフブリッジインバー
タでも同様に動作する。
【0040】図4は点灯制御回路8の具体的な構成例を
示す回路図である。図4において、13は入力端がランプ
電圧検出回路7の電圧検出端子VL1 ,VL2 に接続さ
れる直流電圧検出回路で、差動増幅器と整流器から構成
され、電圧検出端子VL1 ,VL2 間の電位差を検出
し、出力端にランプ電圧検出回路7により検出された高
い周波数の共振電圧に相当する電圧が出力される。
【0041】14はランプ点灯検出回路で、+入力端に直
流電圧検出回路13の出力端のコンデンサC10に発生する
電圧VC10 が入力され、−入力端に抵抗R21,R22から
得られる基準電圧が入力されるコンパレータCOMP1
とこのコンパレータCOMP1の出力を反転するインバ
ータIN1とからなり、直流電源が投入されたときに図
1のインバータ回路2が低い周波数で発振し、このとき
に生じる低い周波数の電圧に高い周波数の共振電圧が重
畳され、直流電圧検出回路13で検出されたこの電圧V
C10 がランプ点灯検出回路14の基準電圧より高くなる
と、コンパレータCOMP1の出力はハイレベルにな
り、したがってインバータIN1の出力はローレベルに
なる。次にインバータ回路2の発振周波数が変化して高
い共振電圧が発生し、放電ランプ5が起動すると前述の
ようにランプ電圧検出回路6の検出電圧は低下し、コン
パレータCOMP1の出力はローレベル、インバータI
N1の出力はハイレベルになる。
【0042】15は鋸歯状波発生回路で、その出力電圧は
抵抗R23、可変抵抗R24よりなる第1のバイアス回路16
のバイアス電圧とそれぞれ抵抗R25,R26を介して加算
され、第1の遮断回路17を通して第1の定電流回路18の
オペアンプOP2の+入力端に入力される。この鋸歯状
波発生回路15は三角波発生回路であってもよい。第1の
遮断回路17は第1の定電流回路18のオペアンプOP2の
+入力端とアースの間に介装されたトランジスタQ11
らなり、そのゲートはランプ点灯検出回路14のインバー
タIN1の出力端に接続され、インバータIN1の出力
がハイレベルでトランジスタQ11はONとなり、鋸歯状
波発生回路15の出力は遮断される。第1の定電流回路18
はスイッチングレギュレータコントロールIC19のRT
端に接続された抵抗R28、可変抵抗R29の直列回路より
なるバイアス電流回路20に並列に接続されたトランジス
タQ12、抵抗R30の直列回路を有し、トランジスタQ12
のゲートはオペアンプOP2の出力端に接続されるとと
もに、トランジスタQ12と抵抗R30の接続点はオペアン
プOP2の−入力端に接続される。
【0043】したがって、直流電源が投入されたとき
で、ランプ点灯検出回路14のインバータIN1の出力が
ハイレベルのときは、第1の遮断回路17が動作して鋸歯
状波発生回路15の出力を遮断し、第1の定電流回路18の
トランジスタQ12はOFFし、スイッチングレギュレー
タコントロールIC19のRT 端子を通して流れる電流は
バイアス電流回路20に流れる電流iaのみとなり、この
電流iaとスイッチングレギュレータコントロールIC
19のCT 端子に接続されたコンデンサC12によって決ま
る、たとえば2KHz 程度の低い周波数の互いに位相が反
転するクロックE 1 ,E2 がスイッチングレギュレータ
コントロールIC19から出力され、図3のドライブ回路
12に加えられる。このときに生じる低い周波数の電圧
に、チョークコイル3とコンデンサ4の共振回路により
高い周波数の共振電圧が重畳され、この電圧を電圧検出
用コンデンサC3 で検出し、直流電圧検出回路13の出力
電圧V C10 がランプ点灯検出回路14の基準電圧より高く
なると、ランプ点灯検出回路14の出力はローレベルとな
り、第1の遮断回路17のトランジスタQ11はOFFとな
って鋸歯状波発生回路15の出力は第1の定電流回路18の
オペアンプOP2に入力され、トランジスタQ12は導通
してスイッチングレギュレータコントロールIC19のR
T 端から電流を吸い込み、抵抗R30に発生する電圧が入
力される鋸歯状波電圧に等しくなるまで吸込み電流ib
を増加し、釣り合う。
【0044】その結果、RT 端子にはia+ibの電流
が流れ、クロックE1 ,E2 の周波数をたとえば100KHz
前後に高め、共振回路に高い共振電圧を発生させ、これ
によって放電ランプ5を起動する。このとき、鋸歯状波
発生手段15はチョークコイルと共振コンデンサで決まる
共振周波数を含む所定範囲内の周波数でインバータ回路
の発振周波数を変えるので、チョークコイルのインダク
タンスや共振コンデンサの容量がばらついたり、ずれた
りしても、鋸歯状波発生回路15から発生する鋸歯状波電
圧により必ず共振電圧を発生させることができて、共振
電圧の発生が短時間となるため、大電流が長時間続いて
流れることはなく、部品の信頼性を高めることができ、
また直流電源の出力電圧の低下を防止できる。
【0045】21は直流電圧検出回路13の出力端に接続さ
れたランプ電流演算回路である。22は抵抗R31、可変抵
抗R32よりなるバイアス回路で、定格電流の基準となる
バイアス電圧を発生する。23はランプ電流検出回路7の
電流検出端子IDCに接続された直流電流検出回路であ
る。これらの出力電圧はそれぞれ抵抗R33,R34,R35
を介して加算され、比較回路24のオペアンプOP3の−
入力端に入力され、比較回路24でランプ電流演算回路2
1、第1のバイアス回路22、直流電流検出回路23の加算
値が0になるような、すなわち、ランプ電流演算回路21
と第1のバイアス回路22の加算出力電圧を基準電圧と
し、直流電流検出回路23の負の出力電圧がこの基準電圧
と等しくなるような制御が行われる。
【0046】この比較回路24の出力は第2の遮断回路25
を通して第2の定電流回路26のオペアンプOP4の+入
力端に入力される。第2の遮断回路25は第1の定電流回
路26のオペアンプOP4の+入力端とアースの間に介装
されたトランジスタQ13からなり、ランプ点灯検出回路
14のインバータIN1の出力端はインバータIN2を介
してトランジスタQ13のゲートに接続され、インバータ
IN1の出力がローレベルでトランジスタQ13はONと
なり、比較回路24の出力は遮断される。また第2の定電
流回路26はスイッチングレギュレータコントロールIC
19のRT 端に接続されたバイアス電流回路20に並列に接
続されたトランジスタQ14、抵抗R37の直列回路を有
し、トランジスタQ14のゲートはオペアンプOP4の出
力端に接続されるとともに、トランジスタQ14と抵抗R
37の接続点はオペアンプOP4の−入力端に接続され
る。
【0047】ランプ電流演算回路21はたとえば図5に示
すような回路構成を有し、直流電圧検出回路13の出力端
のコンデンサC10に発生する電圧VC10は抵抗R41、可
変抵抗R42から得られるバイアス電圧に加算され、オペ
アンプOP5で反転増幅される。これにより、このラン
プ電流演算回路21の出力端のコンデンサC11に発生する
電圧VC11と直流電圧検出回路13の出力電圧VC10との間
には図6に示すような特性を有するように構成される。
【0048】図6において、所定のランプ電圧以下、す
なわち直流電圧検出回路13の所定の出力電圧VC10″以
下ではオペアンプOP5の飽和電圧により、ランプ電流
演算回路21の出力電圧VC11は一定となるようにクリッ
プされ、所定のランプ電圧VC10″以下ではスイッチン
グレギュレータコントロールIC19の発振周波数を一定
にするように制限し、放電ランプに過大な電流が流れて
破損するのを防止している。さらに所定の出力電圧V
C10″以上VC10′以下ではランプ電圧の上昇とともにV
C11は低下し、VC10′以上では0になり、比較回路24の
基準電圧は第1のバイアス回路22のバイアス電圧のみと
なる。なお、ランプ電流演算回路21の出力電圧VC11
高い部分のクリップをオペアンプOP5の飽和電圧によ
り行う代りに、出力端にツェナーダイオードを接続し
て、クリップを行うようにしてもよい。また直流電圧検
出回路13の出力電圧が所定の電圧以下にならないように
下限値を与える回路を付加してもよい。
【0049】前述のように、クロックE1,E2の周波数
を高めて共振回路の高い共振電圧を発生させ、放電ラン
プ5が起動すると、直流電圧検出回路13の出力電圧V
C10は低下し、ランプ電流演算回路21の出力電圧VC11
大きくなり、始動される。このとき、ランプ電流演算回
路21と第1のバイアス回路22の加算出力電圧である基準
電圧は増加し、直流電流検出回路23の出力電圧との差は
大きくなり、比較回路24の出力は負になる。同時にラン
プ点灯検出回路14の出力がハイレベルになることによっ
て、第1の遮断回路17のトランジスタQ11はONして鋸
歯状波発生回路15の出力を遮断し、第1の定電流回路18
のトランジスタQ12をOFFして電流の吸い込み動作を
停止するとともに、第2の遮断回路25のトランジスタQ
13はOFFとなって、比較回路24のオペアンプOP3の
負の出力は第2の定電流回路26のオペアンプOP4に入
力され、このオペアンプOP4の出力によってトランジ
スタQ14はOFFされたままとなるので、スイッチング
レギュレータコントロールIC19のクロックE1,E2
周波数は元の2KHz程度の周波数になる。
【0050】したがってランプ電流は増加して直流電流
検出回路23の出力電圧は増加し、同時に直流電圧検出回
路の出力電圧VC10は増加し、つれてランプ電流演算回
路21の出力電圧VC11は低下し、これらにより比較回路2
4のオペアンプOP3の出力が負から0、さらに正に変
わり、この時点で第2の定電源回路26のトランジスタは
導通してスイッチングレギュレータコントロールIC19
のRT端から電流を吸い込み、スイッチングレギュレー
タコントロールIC19のクロックE1,E2の発振を高め
る。したがって、ランプ電圧の直流電圧検出回路13の出
力電圧VC10が増加してランプ電流演算回路21の出力電
圧VC11は低下し、同時に直流電流検出回路23の出力電
圧は低下し、第2の定電流回路26のトランジスタQ14
よる吸い込み電流を増加し、さらにオペアンプOP4の
+入力端に入力されるオペアンプOP3の出力と−入力
端に入力される抵抗R37による帰還電圧とが等しくなる
ような動作を加えて、クロックE1,E2の発振周波数を
さらに高める。
【0051】この制御はランプ電流演算回路21の出力電
圧VC11が0になるまで繰り返され、最終的には直流電
流検出回路23の出力電圧が第2のバイアス回路22の出力
電圧に等しくなったときに安定し、このときの第2の定
電流回路26のトランジスタQ14の吸い込み電流icとバ
イアス電流回路20による吸い込み電流iaとの和のia
+icで決まるたとえば10KHz前後の発振周波数でク
ロックE1,E2は発振し、安定点灯時に定格ランプ電力
で点灯する。
【0052】図7はランプ電圧(V)−ランプ直流電流
(I)特性図を示す。図7において、ランプの始動領域
である所定のランプ電圧V′以下では大きなランプ電流
を供給して大きな直流電流を流し、ランプの安定点灯領
域である所定のランプ電圧V′以上では一定の直流電流
を流すように制御される。したがって、確実にランプ電
流を制御でき、始動時には大きなランプ電流を流して速
やかにランプを安定点灯させることができ、安定点灯時
にはランプ電力をほぼ一定にでき、定格ランプ電力で点
灯できる。このように、上記過程において、点灯制御回
路8はランプ電圧検出回路6の検出電圧を受けて、ラン
プ電圧が低いときはクロックE1,E2の周波数を低くし
て大きなランプ電流を流して大きなランプ電力を供給
し、ランプ電圧が高いときはクロックE1,E2の周波数
を高くして小さなランプ電流を流して小さなランプ電力
を供給するような制御が行われる。
【0053】27はランプ点灯検出回路14の出力端に接続
された起動電圧タイマ回路で、直流電源が投入されてイ
ンバータ回路が低い周波数で発振し、このとき生じる低
い周波数の電圧に高い周波数の共振電圧が重畳され、こ
の共振電圧が直流電圧検出回路13で検出され、この検出
された電圧VC10 がランプ点灯検出回路14の基準電圧よ
り高くなると、インバータIN1の出力がローレベルと
なって起動を開始し、このときに起動電圧タイマ回路27
はインバータIN1のローレベルで動作し、所定時間た
とえば1秒内でインバータIN1がハイレベルにならな
かった場合、すなわち放電ランプが起動し、所定時間内
ONして始動が始まらない場合、スイッチングレギュレ
ータコントロールIC19はインバータ回路の発振を停止
し、高電圧が長時間発生して放電ランプに印加されるこ
とを防ぎ、放電ランプの破損を防止して安全性を確保す
る。
【0054】28はランプ電流演算回路21の出力端に接続
された始動電流タイマ回路で、ランプ電流が所定の値よ
り大きいことを検出して、すなわち、ランプ電圧が所定
の値より小さくしたがって、ランプ電流演算回路21の出
力電圧VC11が所定の値より高いことを検出して動作
し、出力電圧VC11が所定時間内すなわち20秒内に前記
所定の値より小さくならない場合、スイッチングレギュ
レータコントロールIC19はインバータ回路の発振を停
止し、始動電流が長期間持続して放電ランプに流れるこ
とを防ぎ、放電ランプの破損を防止する。なお始動電流
タイマ回路28は直流電圧検出回路13の出力電圧VC10
より動作するように接続されてもよく、この場合、電圧
C10が所定時間内に所定の値を越えないときにインバ
ータ回路の発振を停止する。
【0055】図8はランプ電流演算回路21の他の例を示
す回路図であり、時定数切換回路が付加されることによ
り、ランプ電圧が所定の電圧以上になったら、ランプ電
流の低下の時定数を大きくするように時定数を切り換え
るものである。図8において、ランプ電流演算回路21の
出力端は抵抗R51とコンデンサC11の直列回路で終端さ
れており、時定数切換回路36は直流電圧検出回路13の出
力端とランプ電流演算回路21の出力端の間に介装されて
いる。すなわち、時定数切換回路36はコンパレータCO
MP2、トランジスタQ31を有し、コンパレータCOM
P2の−入力端は直流電圧検出回路13の出力端に、+入
力端は抵抗R53,R54のバイアス用の直列回路の基準点
にそれぞれ接続され、コンパレータCOMP2の出力端
はトランジスタQ31のベースに接続され、トランジスタ
31に直列に接続された抵抗R52ランプ電流演算回路21
の出力端の抵抗R51に接続されている。抵抗R51とR52
接続点は図4と同様抵抗R33を介して比較回路24のオペ
アンプOP3の−入力端に接続されている。
【0056】直流電圧検出回路13の出力電圧VC10が抵
抗R53,R54のバイアス用直列回路の基準点以下ではコ
ンパレータCOMP2の出力はハイレベルになり、トラ
ンジスタQ31はONして、抵抗R52はアースに接続され
る。したがって、放電ランプが起動されて直流電圧検出
回路13の出力電圧VC10が低下した後、バイアス用直列
回路の基準点以下では、図7に示す直流電流の低下の時
定数は比較的抵抗値の小さい抵抗R52により小さい時定
数で変化し、電圧VC10が基準点以上になると、コンパ
レータCOMP2の出力はローレベルになってトランジ
スタQ31はOFFし、抵抗R52は開放される。したがっ
て、抵抗R51,R33により、図7の破線で示すように、
直流電流の低下の時定数を大きくしてランプ電流の低下
の時定数を大きくするように時定数が切り換わり、ラン
プ電流を大きい時定数により徐々に変えて定格点灯す
る。このように、ランプ電圧が所定の電圧以上になった
ら時定数を大きくすることにより始動後の光出力を定格
出力にしたのち、大きな変動なく安定点灯に移行させる
ことができる。
【0057】図9は過大なランプ電流が発生したときの
保護回路であるランプ電流瞬時値検出回路37の一例を示
す回路図であり、瞬時電流が所定電圧を越えるとインバ
ータ回路の発振を反転あるいは一時的に停止し、過大電
流が継続して流れることを防止するものである。図9に
おいて、IPはランプ電流が入力されるランプ瞬時電流
端子(図3のIPに相当)であり、抵抗R61を介してコ
ンパレータCOMP3の+入力端に接続され、コンパレ
ータCOMP3の−入力端には抵抗R62,R63の直列回
路よりなるバイアス回路のバイアス点が接続されてい
る。またはコンパレータCOMP3の出力端にはダイオ
ードD12が順方向に接続され、このダイオードD12のア
ノードは抵抗R64を介して電源VCCに接続され、カソー
ドはスイッチングレギュレータコントロールIC19のC
T 端に接続されたコンデンサC12に接続されている。
【0058】いま、放電ランプに過大電流が流れ、バイ
アス回路のバイアス電圧より大きくなると、コンパレー
タCOMP3の出力はハイレベルになり、コンデンサC
12は電源電圧により急速に充電され、クロックE1 ,E
2 は急速に反転し、過大電流を発生した期間ではこの反
転により急速に過大電流が遮断される。なお、クロック
を急速に反転する代りに一時的に停止するようにしても
よい。
【0059】図10は本発明の放電ランプ点灯装置の他の
実施例を示す要部回路図である。41は直流電圧検出回路
13の出力端に接続されるランプ電流演算回路で、直流電
圧検出回路13の出力電圧VC10を抵抗R81,R82で分圧
した電圧はオペアンプOP8の+入力端に入力され、オ
ペアンプOP8の−入力端には可変抵抗R83により得ら
れる負のバイアス電圧が入力される。オペアンプOP8
の出力は抵抗R84を介して定電流回路42のオペアンプO
P9の+入力端に入力される。スイッチングレギュレー
タコントロールIC19のRT端には定電流回路42の電流
吸い込み用のトランジスタQ41と抵抗R86の直列回路の
みが接続され、オペアンプOP9の出力はトランジスタ
41のゲートに入力され、オペアンプOP9の−入力端
には抵抗R86に発生する電圧が入力される。
【0060】いま、VC10が0のときランプ電流演算回
路41のオペアンプOP8は可変抵抗R83のバイアス電圧
に対応した電圧を出力し、定電流回路42のトランジスタ
41は導通して所定の電流を吸い込み、スイッチングレ
ギュレータコントロールIC19は低い周波数で発振す
る。放電ランプが起動した後、ランプ電圧が高くなる
と、それに応じてオペアンプOP8の出力は増加し、定
電流回路42による吸い込み電流を増加して発振周波数を
高め、ランプ電流を低下させる。また、ランプ電圧が低
くなると、定電流回路42による吸い込み電流は減少して
発振周波数を下げ、ランプ電流を増加させる。これによ
り、ランプ電圧したがってランプ電流に一義的に対応し
た所定の周波数になるように制御し、その結果ランプ電
流を所定の値にし、安定した定格ランプ電力で点灯する
ように制御する。
【0061】これからわかるように、本実施例では、図
4の実施例に比べて、直流電流検出回路23、第2のバイ
アス回路22、比較回路24を省略できる。図11は図4に示
した点灯制御回路の他の実施例を示す回路図である。図
11において図4と異なるのは、ランプ電流演算回路21の
出力端に始動・再始動直後に少なくとも安定点灯時のラ
ンプ電流に比べて大きい所定のランプ電流を流すよう初
期ランプ電流を設定する始動初期電流設定手段である電
圧設定回路43を備えていることである。電圧設定回路43
は、入力がランプ点灯検出回路14に接続されたインバー
タ回路IN3と、インバータ回路IN3の出力により動
作するトランジスタQ50と、トランジスタQ50のコレク
タに順方向に1端が接続されたダイオードD13とからな
り、トランジスタQ50とダイオードD13との直列回路
は、ランプ電流演算回路21の出力に接続されたコンデン
サC11と並列に接続されている。
【0062】以下、電圧設定回路43の動作について説明
する。なお、図4の回路と同じ回路部については説明を
省略する。電源が投入され、ランプに電圧が印加される
と、当初は低い電圧であるのでランプ電流演算回路21は
図7に示す特性から大きな出力電圧を出力し、コンデン
サC11に電圧が発生する。次に、さらにランプに印加さ
れた電圧が大きくなるとランプ点灯検出回路14が動作し
て出力がロウレベルになり、ランプを起動させるよう点
灯制御回路を動作させる。このとき、ランプ点灯検出回
路14の出力を受けて、電圧設定回路43のインバータ回路
IN3はトランジスタQ50をオンさせる。そのため、コ
ンデンサC11の電荷はダイオードD13、トランジスタQ
50を介して放電し、その電圧はダイオードD13とトラン
ジスタQ50の順方向電圧を加算した値となる。
【0063】このように起動時に所定の電圧にクリップ
された後、点灯すると、ランプ点灯検出回路14の出力は
ハイレベルとなり、トランジスタQ50はオフする。コン
デンサC11の電圧は点灯後のランプ電圧が低い場合はラ
ンプ電流演算回路21の出力が高くなるのでその電圧とな
るが、ランプ電圧が高い場合でランプ電流演算回路21の
出力が起動時のコンデンサC11の値を下回る場合には起
動時の値に維持される。この起動時の値によりランプが
安定点灯しているときのランプ電流に比べて再始動時の
ランプ電流を増やすよう制御できる。このため、再始動
後でランプ電圧が高い場合でもランプ電流を増やして、
消灯時にランプの管壁に封入金属が付着したり、封入金
属の蒸気圧が低下していても再始動直後から安定点灯時
に近い光出力が得られる。
【0064】図12は図11に示した電圧設定回路の他の実
施例を示す回路図である。図12において図11と異なるの
は、ランプ電流演算回路21の出力端にランプの消灯時間
を検出する消灯時間検出手段である消灯時間検出回路44
と、消灯時間検出回路44の出力に応じて始動・再始動直
後に少なくとも安定点灯時のランプ電流に比べて大きい
所定のランプ電流を流すよう初期ランプ電流を設定する
始動初期電流設定手段である電圧設定回路45を備え、消
灯時間が短いときに比べて長いときの方が初期ランプ電
流を大きく設定するように構成していることである。消
灯時間検出回路44は入力がランプ点灯検出回路14に接続
されたバッファ回路BU1と、バッファ回路BU1の出
力にダイオードD14を介して接続されたコンデンサC50
と、コンデンサC50に並列に接続された抵抗R90とから
なる。また、電圧設定回路45は消灯時間検出回路44の出
力に接続された反転回路OP10と、反転回路OP10の出
力を受けて、その電圧に出力端を制限するクリップ回路
OP11とからなり、クリップ回路OP11はランプ電流演
算回路21の出力に接続されたコンデンサC11の電圧を制
限するように接続されている。
【0065】以下、消灯時間検出回路44と、電圧設定回
路45の動作について説明する。なお、図11の回路と同じ
回路部については説明を省略する。電源が投入され、ラ
ンプに電圧が印加されると、当初は低い電圧であるので
ランプ電流演算回路21は図7に示す特性から大きな出力
電圧を出力し、コンデンサC11に電圧が発生する。次
に、さらにランプに印加された電圧が大きくなるとラン
プ点灯検出回路14が動作して出力がロウレベルになり、
ランプを起動させるよう点灯制御回路を動作させる。こ
のとき、ランプ点灯検出回路14の出力を受けて、ランプ
点灯中にはバッファ回路BU1、ダイオードD14を介し
てコンデンサC50は充電されているが、消灯によりその
電圧は抵抗R90のため時間とともに低下する。このコン
デンサC50の電圧を反転回路OP10により反転増幅す
る。ここで、反転回路OP10の出力が消灯時間0のとき
にある正の値とし、消灯時間の経過につれて高くなるよ
うに、入力端に負のバイアス電圧−VB1を入力してい
る。これにより、クリップ回路OP11は反転回路OP10
の出力を受けて、コンデンサC11の出力を消灯時間0の
ときにある正の値とし、消灯時間の経過につれて高くす
るようにクリップする。
【0066】このように、消灯時間が短いときに比べて
長いときの方がコンデンサC11の電圧が高くなるので、
消灯時間が短いときに比べて長いときの方が初期ランプ
電流を大きく設定でき、消灯時間が短かいときは封入金
属の蒸気圧が低下していないために発光効率も低下せ
ず、また封入金属が管壁に付着する程度も低いのでこの
ような場合にはそれほど大きなランプ電流を再始動時に
流さず、逆に消灯時間が長くなるにつれて蒸気圧の低下
や封入金属の管壁への付着の影響が大きくなるのでこの
場合には大きなランプ電流を再始動時に流すことがで
き、再始動直後から安定点灯時に近い光出力が得られ
る。
【0067】図13は図8に示した点灯制御回路の他の実
施例を示す回路図である。図13において図8と異なるの
は、時定数切換回路36における切り換え電圧設定のため
の抵抗R53,R54の代わりに始動後の最低ランプ電圧に
応じて切り換え電圧を変えるように最低ランプ電圧検出
回路46と切換電圧設定回路47を備えていることである。
最低ランプ電圧検出回路46は、入力がランプ電圧に相当
する電圧を出力する直流電圧検出回路13に接続された反
転回路OP12と、反転回路OP12の出力にダイオードを
介して接続されたコンデンサC51ランプ点灯検出回路14
の出力を受けてインバータ回路IN14を介して接続され
動作するトランジスタQ51とからなり、トランジスタQ
51はコンデンサC51の電荷を放電するよう並列に接続さ
れている。また、切換電圧設定回路47は、最低ランプ電
圧検出回路46のコンデンサC51の電圧を反転する反転回
路OP13からなり、出力が、時定数切換回路36のコンパ
レータCOMP2の基準電圧として非反転側に接続され
ている。
【0068】以下、電圧設定回路の動作について説明す
る。なお、図8の回路と同じ回路部については説明を省
略する。最低ランプ電圧検出回路46は、ランプ電圧に相
当する電圧を入力して、反転回路OP12により反転増幅
する。ここで最低ランプ電圧が低ければ低いほど高い正
の電圧となるように、入力端に負のバイアス電圧−V B2
を入力している。この反転回路OP12の出力をダイオー
ドを介してコンデンサC51に入力する。このため、コン
デンサC51の電圧は最低ランプ電圧が低ければ低いほ
ど、高くなる。ランプの起動時にインバータ回路IN4
によりトランジスタQ51がオンし、コンデンサC51の電
荷は放電するので、コンデンサC51の電圧は始動後の最
低ランプ電圧に応じた値となる。この電圧を反転回路O
P13に入力して反転増幅する。ここで入力電圧が高けれ
ば高いほど低い正の電圧となるように、入力端に負のバ
イアス電圧−VB3を入力している。このため反転回路O
P13の出力電圧は最低ランプ電圧が低ければ低いほど、
低くなる。これにより、最低ランプ電圧が低ければ低い
ほど、低いランプ電圧で時定数を切り換えることがで
き、長い時定数に切り換えることによりランプ電流の低
下の速度を遅くでき、より多くの電力を入力できる。し
たがって、最低ランプ電圧の低いランプの光出力の立ち
上がりを速くすることができ、ランプのばらつきによら
ずほぼ一定の光出力の立ち上がりを得ることができる。
【0069】図14は図13に示した点灯制御回路の他の実
施例を示す回路図である。図14において図13と異なるの
は、時定数切換回路36における切り換え電圧設定のため
の抵抗R53,R54は図8と同様に用いることとし、始動
後の最低ランプ電圧に応じて切り換え電圧を変えるので
はなく、制御時定数を変えるように最低ランプ電圧検出
回路46の出力により動作する時定数制御回路48を備えて
いることである。時定数制御回路48は、最低ランプ電圧
検出回路46のコンデンサC51の電圧を反転する反転回路
OP13と、反転回路OP13の出力を受けてその電圧に応
じた電流を吸い込む定電流回路OP14とからなり、その
出力はトランジスタQ52を通してランプ電流演算回路21
の出力に接続されている。
【0070】以下、時定数制御回路48の動作について説
明する。なお、図8、図13の回路と同じ回路部について
は説明を省略する。最低ランプ電圧検出回路46のコンデ
ンサC51の電圧は最低ランプ電圧が低ければ低いほど、
高くなる。ランプの起動時にインバータ回路IN4によ
りトランジスタQ51がオンし、コンデンサC51がオン
し、コンデンサC51の電荷は放電するので、コンデンサ
51の電圧は始動後の最低ランプ電圧に応じた値とな
る。この電圧を時定数制御回路48の反転回路OP13に入
力して反転増幅する。ここで入力電圧が高ければ高いほ
ど低い正の電圧となるように、入力端に負のバイアス電
圧−VB3を入力している。このため反転回路OP13の出
力電圧は最低ランプ電圧が低ければ低いほど、低くな
る。これにより、最低ランプ電圧が低ければ低いほど、
定電流回路OP14のトランジスタQ52の吸い込み電流は
小さくなり、このためコンデンサC11の電圧の低下は遅
くなる。すなわち、制御時定数が長くなる。
【0071】このようにランプ電流の制御時定数を変え
ることができ、長い時定数を変えることによりランプ電
流の低下の速度を遅くでき、より多くの電力を入力でき
る。したがって、最低ランプ電圧の低いランプの光出力
の立ち上がりを速くすることができ、ランプのばらつき
によらずほぼ一定の光出力の立ち上がりを得ることがで
きる。
【0072】図15は図14に示した点灯制御回路の他の実
施例を示す回路図である。図15において図14と異なるの
は、始動後の最低ランプ電圧に応じて制御時定数を変え
るのではなく、最大ランプ電流を流す時間を変えるよう
に最低ランプ電圧検出回路46の出力により動作する最大
ランプ電流時間設定回路49を備えていることである。最
大ランプ電流設定回路49は、最低ランプ電圧検出回路46
のコンデンサC51の電圧を放電する抵抗R95と、コンデ
ンサC51の出力と基準電圧とを比較してタイマ動作し、
所定時間、ランプ電流演算回路21の出力をハイレベルと
するよう動作するコンパレータCOMP4とからなり、
その出力はダイオードを通してランプ電流演算回路21の
出力に接続されている。
【0073】以下、最大ランプ電流時間設定回路49の動
作について説明する。なお、図8 、図13、図14の回路と
同じ回路部については説明を省略する。最低ランプ電圧
検出回路46のコンデンサC51の電圧は最低ランプ電圧が
低ければ低いほど、高くなる。ランプの起動時にインバ
ータ回路IN4によりトランジスタQ51がオンし、コン
デンサC51の電荷は放電するので、コンデンサC51の電
圧は始動後の最低ランプ電圧に応じた値となる。この電
圧は最低ランプ電圧を示した後抵抗R59の放電により低
下する。コンパレータCOMP4はこの電圧と基準電圧
とを比較し、コンデンサC51の電圧が基準電圧と等しい
値に低下するまで、出力電圧をハイレベルとする。この
出力電圧をランプ電流演算回路21の出力に接続している
ので、コンデンサC11の電圧はハイレベルとなる。この
ためコンパレータCOMP4の出力がハイレベルの間は
点灯制御回路はランプ電流を最大ランプ電流になるよう
制御する。このとき、最低ランプ電圧が低ければ低いほ
どコンデンサC51の電圧は高いので、コンパレータCO
MP4の出力は長い時間ハイレベルとなり、最大ランプ
電流を長い時間流す。
【0074】このように最大ランプ電流を流す時間を変
えることができ、最低ランプ電圧が低いランプほど長い
間最大ランプ電流を流すことができ、より多くの電力を
入力できる。これにより、最低ランプ電圧の低いランプ
の光出力の立ち上がりを速くすることができ、ランプの
ばらつきによらずほぼ一定の光出力の立ち上がりを得る
ことができる。
【0075】以上回路の実施例を挙げたが、これに限ら
ず同等の機能を有するものであれば他の回路でもよいこ
とはいうまでもない。なお、以上の実施例でランプ電流
の制御を、電流をを大きくするときは周波数を低くし、
電流を小さくするときは周波数を高くすることによって
行ったが、電流制限用のチョークコイルと直列にコンデ
ンサを付加し、進相領域で用いるようにした場合周波数
の変化方向が逆であることはいうまでもない。
【0076】また、以上の実施例でランプ電流の制御を
周波数で行ったが、デューティ比が制御してもよいこと
はいうまでもない。またインバータはブリッジインバー
タを例にあげたが、シリーズインバータ、ハーフブリッ
ジインバータ、プッシュブルインバータ、1石インバー
タなど他のインバータでもよい。また、直流電源は交流
電源を整流したものも含むことはいうまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、放電ラ
ンプの始動領域において、ランプ電圧が低いときはイン
バータ手段の周波数を低くして大きなランプ電流を流
し、ランプ電圧が高いときはインバータ回路の周波数を
高くして小さなランプ電流を流すので、すみやかに光出
力を立ち上げるとともに、安定点灯時には定格ランプ電
力で点灯することができる。
【0078】また、第1の所定ランプ電圧以下では一定
の信号を出力し、第1の所定ランプ電圧以上第2の所定
ランプ電圧ではランプ電圧の増加とともに出力信号を減
少し、第2の所定ランプ電圧以上では出力信号を0にす
るランプ電流演算手段とバイアス手段を設けて、この加
算出力によりインバータ手段の発振周波数を制御するよ
うにすれば、始動時には大きなランプ電流を流して速や
かに放電ランプを点灯でき、しかも点灯時には一定の定
格電流を流して定格ランプ電力で点灯できるとともに、
第1の所定ランプ電圧以下ではランプ電流演算手段から
出力される一定の信号により過大なランプ電流が流れる
ことを防止できる。
【0079】また、時定数切換手段を設ければ、ランプ
電圧が所定の電圧以上になったときに、ランプ電流演算
手段におけるランプ電流の低下の時定数を大きくするよ
うに切り換えて、ランプ電流をこの大きい時定数により
徐々に変えて定格点灯させることができるので、始動後
光出力を定格出力にした後に点灯させることができ、大
きな変動なく安定点灯に移行させることができる効果が
得られる。
【0080】また、始動・再始動直後に少なくとも安定
点灯時のランプ電流に比べて大きい所定のランプ電流を
流すよう初期ランプ電流を設定するようにすれば、特に
再始動にランプ電圧が安定点灯時のランプ電圧に近いよ
うな場合でも、大きいランプ電流を流すことができ、消
灯時にランプの管壁に封入金属が付着していても再始動
直後から安定点灯時に近い光出力が得られる。
【0081】また、消灯時間検出手段の出力に応じて始
動・再始動直後に少なくとも安定点灯時のランプ電流に
比べて大きい所定のランプ電流を流すよう初期ランプ電
流を設定するようにすれば、消灯時間の大小によらず再
始動直後から安定点灯時に近い光出力が得られる。
【0082】さらに、最低ランプ電圧検出手段の出力に
応じてランプの始動・再始動後に最低ランプ電圧が低い
ランプほど大きなランプ電流もしくは大きなランプ電流
をより長い時間流すことにより大きなランプ電力を入力
するように制御することができ、ランプが冷えている冷
間の始動時にランプのばらつきにより始動後のランプ電
圧が特に低いランプにおいてはランプ電力が消費されな
いためなかなかランプが加熱されず蒸気圧が上がらない
ため光出力の立ち上がりが悪いことがあっても、このよ
うなランプにおいても始動・再始動後の最低ランプ電圧
に応じて必要なランプ電力を入力できランプのばらつき
によらずほぼ一定の光出力の立ち上がりを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の放電ランプ点灯装置の基本
構成を示すブロック図である。
【図2】それぞれ本発明の同放電ランプ点灯装置に使用
されるチョークコイルの構成例を示す正面図である。
【図3】本発明の同放電ランプ点灯装置におけるインバ
ータ回路の要部を示す回路図である。
【図4】本発明の同放電ランプ点灯装置における点灯制
御回路の構成例を示す回路図である。
【図5】同点灯制御回路におけるランプ電流演算回路の
具体的な構成例を示す回路図である。
【図6】同ランプ電流演算回路の特性図である。
【図7】同点灯制御回路のランプ電圧−直流電流特性図
である。
【図8】同点灯制御回路におけるランプ電流演算回路の
他の例を示す回路図である。
【図9】同点灯制御回路におけるランプ電流瞬時値検出
回路の構成例を示す回路図である。
【図10】本発明の同放電ランプ点灯装置の他の実施例
を示す要部回路図である。
【図11】同点灯制御回路の他の実施例を示す回路図で
ある。
【図12】同点灯制御回路における電圧設定回路の他の
実施例を示す回路図である。
【図13】同点灯制御回路におけるランプ電流演算回路
の他の実施例を示す回路図である。
【図14】同点灯制御回路におけるランプ電流演算回路
のさらに他の実施例を示す回路図である。
【図15】同点灯制御回路におけるランプ電流演算回路
のさらに他の実施例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 インバータ回路 3 チョーコイル 4 共振コンデンサ 5 放電ランプ 6 ランプ電圧検出回路 7 ランプ電流検出回路 8 点灯制御回路 11 外部回路 12 ドライブ回路 13 直流電圧検出回路 14 ランプ点灯検出回路 15 鋸歯状波発生回路 16 第1のバイアス回路 17 第1の遮断回路 18 第1の定電流回路 19 スイッチングレギュレータコントロールIC 20 バイアス電流回路 21 ランプ電流演算回路 22 第2のバイアス回路 23 直流電流検出回路 24 比較回路 25 第2の遮断回路 26 第2の定電流回路 27 起動電圧タイマ回路 28 始動電流タイマ回路 36 時定数切換回路 37 ランプ電流瞬時値検出回路 41 ランプ電流演算回路 42 定電流回路 43,45 電圧設定回路 44 消灯時間検出回路 46 最低ランプ電圧設定回路 47 切換電圧設定回路 48 時定数制御回路 49 最大ランプ電流時間設定回路
フロントページの続き (72)発明者 宮崎 光治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 和氣 厚夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 紙谷 卓之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 吉川 信久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 業天 正芳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 斎藤 毅 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−7392(JP,A) 特開 平4−272696(JP,A) 特開 平4−141988(JP,A) 特開 平2−136343(JP,A) 特開 平2−136342(JP,A) 特開 平3−54040(JP,A) 特開 平2−278695(JP,A) 特開 平2−215090(JP,A) 特開 平3−138894(JP,A) 特開 平4−163887(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 41/14 - 41/298

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源と、この電源により駆動されて
    発振するインバータ手段と、このインバータ手段に接続
    された放電ランプと、ランプ電圧を検出するランプ電圧
    検出手段と、ランプ電圧が定格点灯領域である所定の電
    圧より低いランプ始動領域で少なくとも定格点灯時のラ
    ンプ電流より大きくかつ前記ランプ電圧検出手段の出力
    電圧が入力され、ランプ電圧が低いときは大きなランプ
    電流を流し、ランプ電圧が高いときは小さなランプ電流
    を流すようにインバータ手段の発振周波数またはデュー
    ティ比を可変し、ランプ電圧が所定の電圧を越え定格点
    灯領域になったら前記放電ランプを定格点灯するように
    制御する点灯制御手段とを備え、前記点灯制御手段は、
    第1の所定ランプ電圧以下では一定の信号を出力し、第
    1の所定のランプ電圧以上第2の所定ランプ電圧以下で
    はランプ電圧の増加とともに出力信号を減少し、第2の
    所定ランプ電圧以上では出力信号を0にするランプ電流
    演算手段と、バイアス手段とを有し、前記ランプ電流演
    算手段とバイアス手段の加算出力によりインバータ手段
    の発振周波数を制御するように構成されるとともに、前
    記第1の所定ランプ電圧以下におけるランプ電流演算手
    段の一定の出力信号によりランプ電流が一定となるよう
    に規制した放電ランプ点灯装置。
  2. 【請求項2】 点灯制御手段は、ランプ電流を検出する
    直流電流検出手段と、この直流電流検出手段の出力とラ
    ンプ電流演算手段およびバイアス手段の加算出力とを比
    較する比較手段とを有し、前記比較手段の出力によりイ
    ンバータ手段の発振周波数またはデューティ比を制御す
    るように構成された請求項1記載の放電ランプ点灯装
    置。
  3. 【請求項3】 点灯制御手段は、ランプ電流演算手段に
    接続されて所定のランプ電圧により動作する時定数切換
    手段を有し、ランプ電圧が所定の電圧以上になると、ラ
    ンプ電流演算手段のランプ電流に対する低下の時定数を
    大きくするべく時定数を切り換えるように構成された請
    求項1記載の放電ランプ点灯装置。
  4. 【請求項4】 直流電源と、この電源により駆動されて
    発振するインバータ手段と、このインバータ手段に接続
    された放電ランプと、ランプ電圧を検出するランプ電圧
    検出手段と、ランプ電圧が定格点灯領域である所定の電
    圧より低いラ ンプ始動領域で少なくとも定格点灯時のラ
    ンプ電流より大きくかつ前記ランプ電圧検出手段の出力
    電圧が入力され、ランプ電圧が低いときは大きなランプ
    電流を流し、ランプ電圧が高いときは小さなランプ電流
    を流すようにインバータ手段の発振周波数またはデュー
    ティ比を可変し、ランプ電圧が所定の電圧を越え定格点
    灯領域になったら前記放電ランプを定格点灯するように
    制御する点灯制御手段とを備え、前記点灯制御手段は、
    インバータ手段の発振周波数を規定するバイアス電流回
    路を有し、急激にランプ電流が流れたときに、前記バイ
    アス電流回路に流れる一定の電流によって、インバータ
    手段の発振周波数を所定の周波数以下にならないように
    構成された放電ランプ点灯装置。
  5. 【請求項5】 直流電源と、この電源により駆動されて
    発振するインバータ手段と、このインバータ手段に接続
    された放電ランプと、ランプ電圧を検出するランプ電圧
    検出手段と、ランプ電圧が定格点灯領域である所定の電
    圧より低いランプ始動領域で少なくとも定格点灯時のラ
    ンプ電流より大きくかつ前記ランプ電圧検出手段の出力
    電圧が入力され、ランプ電圧が低いときは大きなランプ
    電流を流し、ランプ電圧が高いときは小さなランプ電流
    を流すようにインバータ手段の発振周波数またはデュー
    ティ比を可変し、ランプ電圧が所定の電圧を越え定格点
    灯領域になったら前記放電ランプを定格点灯するように
    制御する点灯制御手段とを備え、前記点灯制御手段は、
    ランプ電流瞬時値と基準値とを比較してランプ電流瞬時
    値が基準値を越えたときに出力するランプ電流瞬時値検
    出手段を有し、このランプ電流瞬時値検出手段の出力信
    号によりインバータ手段の発振を反転または一時的に停
    止するように構成された放電ランプ点灯装置。
  6. 【請求項6】 直流電源と、この電源により駆動されて
    発振するインバータ手段と、このインバータ手段に接続
    された放電ランプと、ランプ電圧を検出するランプ電圧
    検出手段と、ランプ電圧が定格点灯領域である所定の電
    圧より低いランプ始動領域で少なくとも定格点灯時のラ
    ンプ電流より大きくかつ前記ランプ電圧検出手段の出力
    電圧が入力され、ランプ電圧が低いときは大きなランプ
    電流を流し、ランプ電圧が高いときは小さなランプ電流
    を流すようにインバータ手段の発振周波数またはデュー
    ティ比を可変し、ランプ電圧が所定の電圧を越え定格点
    灯領域になったら前記放電ランプを定格点灯するように
    制御する点灯制御手段と を備え、前記点灯制御手段は、
    放電ランプの始動領域で、ランプ電圧が所定の値より小
    さいときに動作し、所定時間内で前記所定の値を越えな
    いとき、インバータ手段の発振を停止させる始動電圧タ
    イマ手段を有する放電ランプ点灯装置。
  7. 【請求項7】 直流電源と、この電源により駆動されて
    発振するインバータ手段と、このインバータ手段に接続
    された放電ランプと、ランプ電圧を検出するランプ電圧
    検出手段と、ランプ電圧が定格点灯領域である所定の電
    圧より低いランプ始動領域で少なくとも定格点灯時のラ
    ンプ電流より大きくかつ前記ランプ電圧検出手段の出力
    電圧が入力され、ランプ電圧が低いときは大きなランプ
    電流を流し、ランプ電圧が高いときは小さなランプ電流
    を流すようにインバータ手段の発振周波数またはデュー
    ティ比を可変し、ランプ電圧が所定の電圧を越え定格点
    灯領域になったら前記放電ランプを定格点灯するように
    制御する点灯制御手段とを備え、前記点灯制御手段は、
    始動・再始動直後に少なくとも安定点灯時のランプ電流
    に比べて大きい所定のランプ電流を流すよう初期ランプ
    電流を設定する始動初期電流設定手段を備えた放電ラン
    プ点灯装置。
  8. 【請求項8】 直流電源と、この電源により駆動されて
    発振するインバータ手段と、このインバータ手段に接続
    された放電ランプと、ランプ電圧を検出するランプ電圧
    検出手段と、ランプ電圧が定格点灯領域である所定の電
    圧より低いランプ始動領域で少なくとも定格点灯時のラ
    ンプ電流より大きくかつ前記ランプ電圧検出手段の出力
    電圧が入力され、ランプ電圧が低いときは大きなランプ
    電流を流し、ランプ電圧が高いときは小さなランプ電流
    を流すようにインバータ手段の発振周波数またはデュー
    ティ比を可変し、ランプ電圧が所定の電圧を越え定格点
    灯領域になったら前記放電ランプを定格点灯するように
    制御する点灯制御手段とを備え、前記点灯制御手段は、
    ランプの消灯時間を検出する消灯時間検出手段と、消灯
    時間検出手段の出力に応じて始動・再始動直後に少なく
    とも安定点灯時のランプ電流に比べて大きい所定のラン
    プ電流を流すよう初期ランプ電流を設定する始動初期電
    流設定手段を備え、消灯時間が短いときに比べて長いと
    きの方が初期ランプ電流を大きく設定するように構成さ
    れた放電ランプ点灯装置。
  9. 【請求項9】 直流電源と、この電源により駆動されて
    発振するインバータ手段と、このインバータ手段に接続
    された放電ランプと、ランプ電圧を検出する ランプ電圧
    検出手段と、ランプ電圧が定格点灯領域である所定の電
    圧より低いランプ始動領域で少なくとも定格点灯時のラ
    ンプ電流より大きくかつ前記ランプ電圧検出手段の出力
    電圧が入力され、ランプ電圧が低いときは大きなランプ
    電流を流し、ランプ電圧が高いときは小さなランプ電流
    を流すようにインバータ手段の発振周波数またはデュー
    ティ比を可変し、ランプ電圧が所定の電圧を越え定格点
    灯領域になったら前記放電ランプを定格点灯するように
    制御する点灯制御手段とを備え、前記点灯制御手段は
    動・再始動後の最もランプ電圧が低くなったときの電
    圧を検出する最低ランプ電圧検出手段と、最低ランプ電
    圧検出手段の出力に応じてランプの始動・再始動後に最
    低ランプ電圧が低いランプほど大きなランプ電流あるい
    は大きなランプ電流をより長い時間流すことにより大き
    なランプ電力を入力するように制御する制御手段を備え
    放電ランプ点灯装置。
  10. 【請求項10】 点灯制御手段は、最低ランプ電圧検出
    手段の出力に応じてランプ電流の制御時定数を切り換え
    てランプ電圧設定値を変化させる手段を備え、最低ラン
    プ電圧が低いほど低いランプ電圧で長い制御時定数に切
    り換えるように構成された請求項9記載の放電ランプ点
    灯装置。
  11. 【請求項11】 点灯制御手段は、最低ランプ電圧検出
    手段の出力に応じてランプ電流の制御時定数を変化させ
    る手段を備え、最低ランプ電圧が低いほど長い制御時定
    数にするように構成された請求項9記載の放電ランプ点
    灯装置。
  12. 【請求項12】 点灯制御手段は、最低ランプ電圧検出
    手段の出力に応じて最大ランプ電流を流す時間を制御す
    手段を備え、最低ランプ電圧が低いほど最大ランプ電
    流を流す時間が長くなるよう制御するように構成された
    請求項9記載の放電ランプ点灯装置。
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