JP3255156B2 - データ伝送システムおよびデータ伝送システムの制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents

データ伝送システムおよびデータ伝送システムの制御プログラムを記録した媒体

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JP3255156B2
JP3255156B2 JP17397999A JP17397999A JP3255156B2 JP 3255156 B2 JP3255156 B2 JP 3255156B2 JP 17397999 A JP17397999 A JP 17397999A JP 17397999 A JP17397999 A JP 17397999A JP 3255156 B2 JP3255156 B2 JP 3255156B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送システ
ムおよびデータ伝送システムの制御プログラムを記録し
た媒体に関し、特に、所定のネットワークに接続される
複数のネットワーク端末と、いずれかのネットワーク端
末との間でネットワーク情報を送受信する移動端末とを
備えるデータ伝送システムおよびデータ伝送システムの
制御プログラムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ伝送システムとして、特開
平9−214526号公報や特許2778618号公報
に開示されたデータ伝送システムが知られている。図1
3は、従来のデータ伝送システムの一例をブロック図に
より示している。複数の端末から構成され、端末411
と端末430が回線404を介して接続されているが、
他の端末を回線404に接続することで多端末間の通信
が可能となっている。また、端末411,430のネッ
トワーク利用手段511,601が互いにパケット利用
手段513,603を利用して情報交換を行うことで、
ネットワーク上での通信が可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のデータ
伝送システムにおいて、ネットワークはある一つの回線
で接続されている端末間でしか形成できていなかった。
例えば、端末411でネットワークを利用したサービス
の提供を行っている場合、端末430のような他の端末
は、回線404に接続する以外、サービスを受けること
ができなかった。
【0004】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、ネットワークへのアクセスポイントを増やすこ
とにより参加できる範囲を広げることが可能なデータ伝
送システムおよびデータ伝送システムの制御プログラム
を記録した媒体の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1における発明は、所定のネットワークに接
続される複数のネットワーク端末と、いずれかのネット
ワーク端末との間でネットワーク情報を送受信する移動
端末とを備えるデータ伝送システムにおいて、各ネット
ワーク端末は、ネットワークに接続された端末である旨
をネットワーク情報に組み込んで移動端末に通知し、移
動端末は、通知されたネットワーク情報に基づいて相手
方のネットワーク端末が変更されたことを検知したと
き、ネットワーク端末の変更をネットワーク端末に通知
し、このネットワーク端末の変更をネットワークに認識
させる構成としてある。
【0006】すなわち、各ネットワーク端末は、ネット
ワークに接続された端末である旨をネットワーク情報に
組み込んで移動端末に通知する。ここで、移動端末がネ
ットワーク情報の通知を受けたとき、相手方のネットワ
ーク端末が変更されたことを検知すると、ネットワーク
端末の変更をネットワーク端末に通知し、このネットワ
ーク端末の変更をネットワークに認識させる。
【0007】移動端末の相手方となるネットワーク端末
が変更された際のネットワークと移動端末との間の通信
形態の一例として、請求項2における発明は、請求項1
に記載のデータ伝送システムにおいて、ネットワーク端
末の変更があるとき、ネットワークと移動端末との間で
継続してネットワーク情報の送受信を行う構成としてあ
る。
【0008】すなわち、ネットワークに接続して情報サ
ービスを受ける移動端末と接続を行う端末が所定のネッ
トワーク端末から別のネットワーク端末へ変更されて
も、移動端末は、ネットワークから引続き情報サービス
を受ける。
【0009】移動端末の相手方となるネットワーク端末
が変更された際のネットワークと移動端末との間の通信
形態の具体例として、請求項3における発明は、請求項
2に記載のデータ伝送システムにおいて、移動端末は、
ネットワーク端末の変更があるとき、ネットワークから
継続してパケットを受ける構成としてある。
【0010】すなわち、ネットワークに接続して情報サ
ービスを受ける移動端末と接続を行う端末が所定のネッ
トワーク端末から別のネットワーク端末へ変更されて
も、移動端末は、ネットワークから引続き当該移動端末
宛のパケットを受ける。
【0011】移動端末がネットワークから引続き当該端
末宛のパケットを受ける場合の具体例として、請求項4
における発明は、請求項2または請求項3に記載のデー
タ伝送システムにおいて、移動端末は、ネットワーク端
末の変更があるとき、参加しているグループ宛の同報パ
ケットをネットワークから継続して受ける構成としてあ
る。
【0012】すなわち、ネットワークに接続して情報サ
ービスを受ける移動端末と接続を行う端末が所定のネッ
トワーク端末から別のネットワーク端末へ変更されて
も、移動端末は、ネットワークから引続き当該移動端末
が参加しているグループ宛の同報パケットを受ける。
【0013】移動端末がネットワークから引続き当該端
末宛のパケットを受ける場合におけるネットワーク端末
の一例として、請求項5における発明は、請求項2〜請
求項4のいずれかに記載のデータ伝送システムにおい
て、ネットワーク端末は、ネットワーク情報を送受信す
る移動端末における情報を保持することにより、適切な
端末宛のパケットを送出する構成としてある。すなわ
ち、ネットワーク端末が接続されている移動端末の情報
を保持することにより、適切な端末宛のパケットのみを
移動端末に対して送出する。
【0014】また、本発明の思想の具現化例として、デ
ータ伝送処理のソフトウェアとなる場合には、ソフトウ
ェアを記録した記録媒体上においても当然に存在し、利
用される。一例として、請求項6にかかる発明は、所定
のネットワークに接続される複数のネットワーク端末
と、いずれかのネットワーク端末との間でネットワーク
情報を送受信する移動端末とを備えるデータ伝送システ
ムにおいて、各ネットワーク端末は、ネットワークに接
続された端末である旨をネットワーク情報に組み込んで
移動端末に通知し、移動端末は、通知されたネットワー
ク情報に基づいて相手方のネットワーク端末が変更され
たことを検知したとき、ネットワーク端末の変更をネッ
トワーク端末に通知し、このネットワーク端末の変更を
ネットワークに認識させる構成としてある。
【0015】この記録媒体は、磁気記録媒体であっても
良いし、光記録媒体であっても良い。また、一部がソフ
トウェアであって、一部がハードウェアで実現される場
合においても本発明の思想において全く異なるものはな
く、一部を記録媒体上に記録しておいて必要に応じて適
宜読み込む形態のものも含まれる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にお
けるデータ伝送システムの概略構成をブロック図により
示している。データ伝送システムは、ネットワーク、ア
クセスポイントとなる端末およびネットワークに接続し
ようとする外部端末とを備えている。ここで、アクセス
ポイントとなる端末と、ネットワークに接続しようとす
る外部端末とは、この意味で、本発明にいうネットワー
ク端末と移動端末とをそれぞれに構成している。
【0017】アクセスポイントとなる端末は、ネットワ
ークへの接続インタフェースとは別に外部端末への接続
インタフェースを持っている。図1において、回線1〜
3により接続される端末10,11,20,21で構成
するものが一つのネットワークである。端末30は、外
部からネットワークに接続しようとする端末である。端
末20,21は、ネットワークへのアクセスポイントと
なる端末である。端末10,11,30は、ネットワー
ク利用手段を含んでおり、ネットワーク利用手段は、複
数の端末で構成されるネットワークの中において、端末
間で情報を交換する上位アプリケーションである。
【0018】パケット処理手段103,113,20
3,213,303は、上位アプリケーションであるネ
ットワーク利用手段に対してネットワーク利用のための
機能を提供する。主な機能として、他の端末上のネット
ワーク利用手段に対してデータ・パケットを送信するも
のがある。データ・パケットの送信においては、宛先と
なる端末の識別子と、送信元となる端末の識別子が含ま
れる。
【0019】図2〜図4は、端末へのデータ送信パケッ
トの構成例、端末の保持する送信先管理表の内容例およ
び端末の保持する送信先管理表の内容例ををそれぞれに
示している。回線1〜5は、端末間でのデータ伝送を担
うものである。いずれも有線・無線を問わない。例え
ば、ISDNやアナログ電話網のような回線交換網,
X.25のようなパケット交換網、Ethernetの
ようなLAN網や無線電話網、無線LAN、無線パケッ
トシステムなどが挙げられる。
【0020】端末10,11は、ネットワーク利用手段
101,111、送信先管理表102,112、パケッ
ト処理手段103,113、送受信手段104,10
5,114,115を含む。送受信手段104,114
は、回線1に接続するためのものであり、送受信手段1
05,115は、回線3,2にそれぞれ接続するための
ものである。端末20, 21は、送信先管理表20
2,212、パケット処理手段203,213、送受信
手段205,215、無線送受信手段206,216を
含む。送受信手段205,215は、回線3,2に接続
するためのものであり、無線送受信手段206,216
は、回線5,4に接続するためのものである。
【0021】端末30は、ネットワーク利用手段30
1、パケット処理手段303、無線送受信手段306を
含む。無線送受信手段306は、回線4または回線5に
接続するためのものである。回線4,5は、必ずしも無
線である必要はないが、理解を簡単にするために無線と
して説明している。端末30の接続が回線4と回線5と
の間で切り替わるタイミングの例としては、例えば、最
初に回線4を通じて接続していたが、端末30の移動に
伴って電波が届かなくなり、端末21への接続(回線
4)が失われてしまうことがある。このとき、端末30
が接続し得る端末の一つに端末20が含まれていたと
き、端末20への接続が形成される。
【0022】あるいは、端末30の利用者や、他の手段
により意図的に接続が変更されることもある。各端末
は、ネットワークでユニークなアドレス(識別子)を保
持している。端末10,11,20,21からなるネッ
トワークは、複数存在し得る。このため、ネットワーク
を一意に識別するためのネットワーク識別子を用意す
る。端末30のネットワーク内のアドレスは、ネットワ
ーク毎に異なって良いが、同じネットワーク内では一つ
に固定される。
【0023】回線2,3は、一対一の対向接続であり、
回線1には、さらに他の端末も接続され得る。また、回
線4,5にも、他の端末が接続され得る。ある状態で、
端末30が回線4に接続されているとき、他の端末から
端末30へのデータ・パケットは、端末21から回線4
を経由して送られる。このとき、端末30が端末21の
配下に居るという情報は、回線1に近い端末11が送信
管理表112の中に保持している。
【0024】情報は、端末21も同じく送信管理表の中
に端末30が存在している情報を保持しており、端末3
0宛のデータ・パケットを回線4上に流す。パケットを
受けた端末30は、自分宛である場合、このパケットを
パケット処理手段303が受け取り、上位のネットワー
ク利用手段に通知する。ある端末から端末30宛のデー
タ・パケットが回線1上を流れると、端末30を管理し
ている端末11がパケットを受け取り、端末21を経由
して端末30に届ける。回線4を切断したとき、端末3
0は回線4の復帰するように努力するが、失敗した場合
には、ネットワークの他のアクセスポイントへの接続を
行うように努力する。
【0025】図1では、端末20が他のアクセスポイン
トであり、端末20から通知されたネットワーク識別子
が端末21から得たものと同一であることにより、端末
30はネットワークへの復帰手続きを開始する。端末3
0は、端末20の無線送受信手段206と接続し回線5
を開く処理を行い、このとき、前の時点まで同じネット
ワークに接続していたというフラグを付けて端末20に
通知する。
【0026】図5は、外部の端末から送られるネットワ
ークへの参加通知パケットの構成例を示しており、移動
フラグは、その端末が初めてこのネットワークに接続し
たのか、回線の切り替えによって再度通知を発行したか
を区別するものである。通知を受けた無線送受信手段2
06は、その通知をパケット処理手段203に届ける。
【0027】ここで、送信先管理表202が更新され、
同時に送受信手段205から、端末10の送受信手段1
05に対して端末30の接続通知が届けられる。送受信
手段105が通知をパケット処理手段103に送ると、
パケット処理手段は送信先管理表102を更新し、自ら
の配下に端末30が存在する情報を保持する。さらに、
送受信手段104から回線1を通じて他の端末に端末3
0の再参加を通知する。ただし、図5の移動フラグが初
めての接続を意味していた場合には、他で管理している
可能性が少ないので、通知を送らなくても良いが、安全
のために送ることもある。
【0028】回線1上の端末のうち、直前まで端末30
を配下だと認識していた端末が、通知を受け取る。ここ
では、端末11がそれにあたる。端末11の送受信手段
114が通知を受け取り、パケット処理手段113に通
知を送り、パケット処理手段113は送信先管理表を操
作し、端末30を管理の対象から外す。情報は、端末1
1の送受信手段115から回線2を経由して端末21の
送受信手段215に届けられ、パケット処理手段213
が送信先管理表212から端末30を削除する。
【0029】結果として、ある端末から端末30宛のデ
ータ・パケットが回線1上を流れると、端末30を管理
している端末10がパケットを受け取り、端末20を経
由して端末30に届ける。複数の端末に同時にパケット
を送る手段として同報(マルチキャスト)パケットがあ
る。発明したシステムにおいても、同報パケットを利用
できる。システムでは、ネットワークの中に同報のため
のグループを設定する。
【0030】グループへの参加、離脱は、各端末から通
知のパケットをアクセスポイントとなる端末に対して送
る。図1では端末30が、その時点で接続されているア
クセスポイントの端末に対して参加通知を送る。例え
ば、回線4に接続されていたとすると端末21に対して
送る。具体的には、パケット処理手段303から通知パ
ケットが作成され、無線送受信手段306,216を経
由してパケット処理手段213に送られる。パケット処
理手段213では、送信先管理表212を更新し、さら
に送受信手段215,115を介してパケット処理手段
113にも通知を送り、パケット処理手段113は、送
信先管理表112を更新する。
【0031】グループへの参加は、パケット処理手段3
03を利用するネットワーク利用手段301からの要求
を受けて行われる。グループからの離脱は、同じくネッ
トワーク利用手段301がパケット処理手段303に対
してグループの利用を終了したことを通知することによ
って行われる。図6は、グループへの参加通知パケット
の例を示し、図7は、グループからの離脱通知パケット
の例を示している。また、図11は、同報パケットを送
るためのパケットフォーマットを示している。
【0032】同報パケットは、必ずネットワークのバッ
クボーンとなっている回線1に流され、端末10,1
1,20,21,30のいずれから発信されても同じで
ある。回線1上の端末10,11は、同報パケットを受
け取ると、自端末がそれを中継した場合を除いて、パケ
ット処理手段103,113にあげる。ここで、自端末
が中継した場合を除くのは、すでにそのパケットが自端
末のパケット処理手段に届いているからである。従っ
て、以降の処理は共通である。
【0033】同報パケットを受け取ったパケット処理手
段103,113は、送信先管理表102,112を参
照し、当該グループ識別子で指定されるグループに参加
している端末が存在していれば、その端末が接続されて
いるアクセスポイントとなる端末20,21に対して、
パケットを送る。パケットは、送受信手段105から2
05、115から215を介してパケット処理手段20
3,213に送られる。
【0034】ここで、やはり送信先管理表202,21
2を参照し、グループに参加している端末があれば、そ
の端末が接続されている無線送受信手段206,216
に対してパケットを送る。この結果、外部の端末30が
グループに参加していれば、回線4を経由して無線送受
信手段306からパケット処理手段303にパケットが
到達し、ネットワーク利用手段301にデータが伝えら
れる。
【0035】このとき、端末30が回線5に接続先を切
り替えた場合、回線5側に前述のように接続通知が流れ
る。最終的に端末11が通知を受け取り、送信先管理表
112から端末30のエントリを削除することになる
が、この際、端末30がグループに参加していた場合に
は、参加グループ識別子の列挙の項目に複数のグループ
識別子が存在することになる。そこで、この情報をパケ
ット処理手段113が送受信手段114から回線1を通
じて、端末10の送受信手段104からパケット処理手
段103に通知する。
【0036】パケット処理手段103は、送信先管理表
102の端末30の項目の参加グループ識別子の列挙の
ところに情報を保存し、同じ通知を送受信手段105か
ら回線3を経由して送受信手段205よりパケット処理
手段203に対して送る。ここで、パケット処理手段2
03も同じく送信先管理表202を更新する。以上よ
り、端末30が回線4から回線5に切り替えられても、
端末30の参加グループの情報が接続されているアクセ
スポイントに保持され、引続きグループ宛の同報パケッ
トを受信することができる。
【0037】なお、端末10と端末20、端末11と端
末21は、図8に示すように、これらの内包する機能を
ひとまとまりにした形で一つの端末となっていても良
い。図8では、端末11が図1における端末11と端末
21の両方の機能を集約したものになっている。
【0038】図9は、回線1に接続された端末に、複数
のアクセスポイントとなる端末が接続された例であり、
回線6は、回線3と同じく端末10と端末22を対向で
接続するものである。送信先管理表102内に、外部端
末がそのアクセスポイントに接続されているかの情報が
存在するので、その情報をもとにパケットの送信制御を
行う。
【0039】図10は、一つのアクセスポイントとなる
端末に複数の外部端末の接続インタフェースが存在する
場合を示している。この場合、送信先管理表202によ
り外部端末が、どの無線送受信手段に接続されているか
を判断してパケットの配送制御を行う。図12は、アク
セスポイントとなる端末に送信先管理表が無い、端末の
構成を簡素化したものである。
【0040】このとき、端末20,21は、外部端末か
らパケットが来れば、それをそのまま回線1側の端末1
0,11に送るし、回線1側の端末10,11からパケ
ットが来れば、それを端末30などが存在する回線4,
5に送る。つまり、端末20,21は、パケットの中継
しかしないことになり、回線4,5の利用効率は下がる
が、アクセスポイントとなる端末の構成の簡素化には役
立つこととなる。
【0041】このように、端末30が移動するのに伴っ
て端末21への接続が失われ、端末20への接続が形成
された際、端末30から端末20に対してアクセスポイ
ントが変更された旨を通知し、このアクセスポイントの
変更をネットワークに認識させることができるため、ネ
ットワークへのアクセスポイントを増やして参加できる
範囲を広げることが可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、、ネット
ワークへのアクセスポイントを増やすことにより参加で
きる範囲を広げることが可能なデータ伝送システムを提
供することができる。また、請求項2における発明によ
れば、移動端末と接続を行う端末が所定のネットワーク
端末から別のネットワーク端末へ変更されても、移動端
末は、ネットワークから引続き情報サービスを受けるこ
とができる。
【0043】さらに、請求項3における発明によれば、
移動端末と接続を行う端末が所定のネットワーク端末か
ら別のネットワーク端末へ変更されても、移動端末は、
ネットワークから引続き当該移動端末宛のパケットを受
けることができる。さらに、請求項4における発明によ
れば、移動端末と接続を行う端末が所定のネットワーク
端末から別のネットワーク端末へ変更されても、移動端
末は、ネットワークから引続き当該移動端末が参加して
いるグループ宛の同報パケットを受けることができる。
【0044】さらに、請求項5における発明によれば、
ネットワーク端末が接続されている移動端末の情報を保
持することにより、適切な端末宛のパケットのみを移動
端末に対して送出することができる。さらに、請求項6
における発明によれば、ネットワークへのアクセスポイ
ントを増やすことにより参加できる範囲を広げることが
可能なデータ伝送システムの制御プログラムを記録した
媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるデータ伝送システムの全体
構成を示すブロック図である。
【図2】端末へのデータ送信パケットの構成例を示す模
式図である。
【図3】端末の保持する送信先管理表の内容例を示す模
式図である。
【図4】端末の保持する送信先管理表の内容例を示す模
式図である。
【図5】外部端末から送られるネットワークへの参加通
知パケットの構成例を示す模式図である。
【図6】端末から送られるグループへの参加通知パケッ
トの構成例を示す模式図である。
【図7】端末から送られるグループへの離脱通知パケッ
トの構成例を示す模式図である。
【図8】端末の機能が一つの端末に集約された場合の一
例を示すブロック図である。
【図9】回線に接続された端末に複数のアクセスポイン
トとなる端末が接続された場合の一例を示すブロック図
である。
【図10】アクセスポイントとなる端末に複数の無線送
受信手段が用意された場合の一例を示すブロック図であ
る。
【図11】グループへのデータ送信パケットの構成例を
示す模式図である。
【図12】アクセスポイントとなる端末に送信先管理表
が無い場合の構成例を示すブロック図である。
【図13】従来例におけるデータ伝送システムの全体構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1〜5 回線 10,11,20,21,22,30 端末 101,111 ネットワーク利用手段 102,112 送信先管理表 103,113 パケット処理手段 104,105,114,115 送受信手段 202,212 送信先管理表 203,213 パケット処理手段 205,215 送受信手段 206,216 無線送受信手段 301 ネットワーク利用手段 303 パケット処理手段 306 無線送受信手段 306 無線送受信手段

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のネットワークに接続される複数の
    ネットワーク端末と、いずれかのネットワーク端末との
    間でネットワーク情報を送受信する移動端末とを備える
    データ伝送システムにおいて、 各ネットワーク端末は、上記ネットワークに接続された
    端末である旨を上記ネットワーク情報に組み込んで上記
    移動端末に通知し、 上記移動端末は、通知されたネットワーク情報に基づい
    て相手方のネットワーク端末が変更されたことを検知し
    たとき、ネットワーク端末の変更を上記ネットワーク端
    末に通知し、このネットワーク端末の変更を上記ネット
    ワークに認識させることを特徴とするデータ伝送システ
    ム。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のデータ伝送システ
    ムにおいて、 上記ネットワーク端末の変更があるとき、上記ネットワ
    ークと移動端末との間で継続して上記ネットワーク情報
    の送受信を行うことを特徴とするデータ伝送システム。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載のデータ伝送システ
    ムにおいて、 上記移動端末は、上記ネットワーク端末の変更があると
    き、上記ネットワークから継続してパケットを受けるこ
    とを特徴とするデータ伝送システム。
  4. 【請求項4】 上記請求項2または請求項3に記載のデ
    ータ伝送システムにおいて、 上記移動端末は、上記ネットワーク端末の変更があると
    き、参加しているグループ宛の同報パケットを上記ネッ
    トワークから継続して受けることを特徴とするデータ伝
    送システム。
  5. 【請求項5】 上記請求項2〜請求項4のいずれかに記
    載のデータ伝送システムにおいて、 上記ネットワーク端末は、上記ネットワーク情報を送受
    信する移動端末における情報を保持することにより、適
    切な端末宛のパケットを送出することを特徴とするデー
    タ伝送システム。
  6. 【請求項6】 所定のネットワークに接続される複数の
    ネットワーク端末と、いずれかのネットワーク端末との
    間でネットワーク情報を送受信する移動端末とを備える
    データ伝送システムの制御プログラムを記録した媒体に
    おいて、 各ネットワーク端末は、上記ネットワークに接続された
    端末である旨を上記ネットワーク情報に組み込んで上記
    移動端末に通知し、 上記移動端末は、通知されたネットワーク情報に基づい
    て相手方のネットワーク端末が変更されたことを検知し
    たとき、ネットワーク端末の変更を上記ネットワーク端
    末に通知し、このネットワーク端末の変更を上記ネット
    ワークに認識させることを特徴とするデータ伝送システ
    ムの制御プログラムを記録した媒体。
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