JP3255117B2 - マルチメディアオーサリングシステムならびに素材データの画像属性変換方法及び画像属性変換プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

マルチメディアオーサリングシステムならびに素材データの画像属性変換方法及び画像属性変換プログラムを記録した記録媒体

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JP3255117B2
JP3255117B2 JP21006198A JP21006198A JP3255117B2 JP 3255117 B2 JP3255117 B2 JP 3255117B2 JP 21006198 A JP21006198 A JP 21006198A JP 21006198 A JP21006198 A JP 21006198A JP 3255117 B2 JP3255117 B2 JP 3255117B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の素材(オブ
ジェクト)を組み合わせてプレゼンテーション資料等の
マルチメディアコンテンツを作成するマルチメディアオ
ーサリングシステムに関する。さらに詳しくは、デジタ
ルデータで記録された静止画像,動画像,アニメーショ
ン画像などのラスタ方式の画像を扱うことが可能なマル
チメディアオーサリングシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワークステーションやパーソナル
コンピュータなどのコンピュータを用いてマルチメディ
アコンテンツを構築するオーサリングシステムが実現さ
れている。この種のオーサリングシステムとしては例え
ば特開平6−243231号公報に示されている技術を
挙げることができる。かかる技術を用いると、映像,文
字,音声などといったマルチメディアの素材データを組
み合わせあるいは編集することでコンテンツを作成でき
るほか、そのようにして作成されたコンテンツをプレイ
することも可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いま述
べたような従来のマルチメディアオーサリングシステム
には以下のような問題がある。まず第1の問題として、
コンテンツをプレイする際のディスプレイ画面の解像度
に比べて画像データの解像度が高い場合には、コンピュ
ータの資源を効率的に利用できないことが挙げられる。
例えば、素材データとしてフォトCD(コンパクト・デ
ィスク)等に記録されている画像データを用いる場合、
そこに格納されている画像データの解像度は印刷をター
ゲットしているものが多く、ディスプレイ画面の解像度
に比べて高解像度で作成されている。したがって、こう
した高解像度の画像データをそのままオーサリングに流
用すると、画像データの解像度が高くなるにつれてオー
サリングに必要となる素材データのデータ量も大きくな
る。そのため、大量のデータを扱うことでコンピュータ
の処理負荷そのものが増大するほか、画像データを記憶
するための容量もそれだけ余分に必要となる。
【0004】また、第2の問題としては、コンテンツを
作成するにあたって所望のサイズで表示されるような画
像データを作成することが容易ではないことが挙げられ
る。というのも、ディスプレイ画面上に表示される素材
の大きさは、素材となる画像データの縦横のピクセル数
とディスプレイ画面の解像度によって異なってくる。し
たがって、素材データを作成するにあたっては、画像デ
ータの持つピクセル数とディスプレイ画面の解像度を常
に意識しておく必要があり、その作成を困難なものにし
ている。
【0005】さらに、第3の問題として、コンテンツを
プレイするディスプレイ画面の解像度や表示可能領域の
サイズが変わると、その都度、解像度が変更された素材
データを再度作り直す必要があり、これら解像度や表示
可能領域のサイズを頻繁に変更することが容易ではない
ことも挙げられる。例えば、市販の画像処理ソフトウェ
アを用いて素材データを作り直すには、以下に述べるよ
うな一連の作業が必要になる。すなわち、利用者はまず
素材データが格納されている画像ファイルを開き、ディ
スプレイ画面の解像度や表示領域可能なサイズに応じて
変換後における素材データの縦横のピクセル数を決め
る。次に、利用者はいま決めたこれらの値を画像処理ソ
フトウェアに教え、次いで解像度の変換を指示し、最終
的に得られた素材データを画像ファイルとしてハードデ
ィスク装置などに保存する。利用者はこうした機械的な
作業を多数枚の画像について実施してゆく必要があり、
それに要する作業量及び作業時間は容認しがたいものと
なる。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、その第1の目的は、コンテンツをプレイするディ
スプレイ画面の解像度や表示可能領域のサイズに応じ、
素材データを最適な解像度に変換して、コンピュータ資
源を効率的に利用できるようにするマルチメディアオー
サリングシステムを提供することにある。また、本発明
の第2の目的は、利用者が素材データのピクセル数や解
像度を意識することなく容易に素材データを作成できる
マルチメディアオーサリングシステムを提供することに
ある。さらに、本発明の第3の目的は、コンテンツをプ
レイするディスプレイ画面の解像度や表示可能領域のサ
イズの変更に応じて、素材データを容易に変更できるマ
ルチメディアオーサリングシステムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、発明は、複数の素材データを組み合わせてマル
チメディアコンテンツを構築するマルチメディアオーサ
リングシステムにおいて、前記マルチメディアコンテン
ツを表示画面上に表示させる際の画像属性データと、前
記素材データに含まれる画像の持つ画像属性データをそ
れぞれ取得する画像属性取得手段と、前記表示画面の画
像属性データと前記素材データに含まれる画像の画像属
性データに基づいて、前記表示画面の画像属性と前記素
材データに含まれる画像の画像属性が一致するように、
前記素材データに含まれる画像の画像属性を変更する属
性変更手段とを具備することを特徴としている。また、
発明は、上記の発明において、前記複数の素材データ
からリンクが張られた前記マルチメディアコンテンツと
前記複数の素材データとを記憶する記憶手段と、元々の
前記素材データに含まれる画像の画像属性が変更された
素材データを新たな素材データとして前記記憶手段に記
憶する素材データ出力手段と、前記マルチメディアコン
テンツに張られているリンクを前記元々の素材データか
ら前記新たな素材データに変更し、前記元々の素材デー
タを前記記憶手段から削除する素材データリンク変更手
段とを具備することを特徴としている。また、発明
は、上記の発明において、前記属性変更手段は、前記表
示画面の画像属性データと前記素材データに含まれる画
像の画像属性データが不一致であることを条件として、
前記素材データに含まれる画像の画像属性を変更するこ
とを特徴としている。
【0008】また、発明は、複数の素材データを組み
合わせてマルチメディアコンテンツを構築するマルチメ
ディアオーサリングシステムにおける素材データの画像
属性変換方法であって、前記マルチメディアコンテンツ
を表示画面上に表示させる際の画像属性データを取得
し、前記素材データに含まれる画像の持つ画像属性デー
タを取得し、前記表示画面の画像属性データと前記素材
データに含まれる画像の画像属性データに応じ、前記素
材データに含まれる画像の画像属性を変更して前記表示
画面の画像属性に一致させることを特徴としている。ま
た、発明は、上記の発明において、前記複数の素材デ
ータからリンクが張られた前記マルチメディアコンテン
ツと前記複数の素材データとを予め記憶しておき、元々
の前記素材データに含まれる画像の画像属性を変更した
ならば、該変更された素材データを新たな素材データと
して記憶し、前記マルチメディアコンテンツに張られて
いるリンクを前記元々の素材データから前記新たな素材
データに変更して、記憶されている前記元々の素材デー
タを削除することを特徴としている。また、発明は、
上記の発明において、前記表示画面の画像属性データと
前記素材データに含まれる画像の画像属性データを取得
したのちに、これら画像属性データを比較して、これら
2つの画像属性データが不一致している場合にのみ、前
記素材データに含まれる画像に対して画像属性の変更処
理を行うことを特徴としている。
【0009】また、発明は、複数の素材データを組み
合わせてマルチメディアコンテンツを構築するマルチメ
ディアオーサリングシステムに用いる素材データの画像
属性変換プログラムを記録した記録媒体であって、前記
マルチメディアコンテンツを表示画面上に表示させる際
の画像属性データを取得する第1の取得手順と、前記素
材データに含まれる画像の持つ画像属性データを取得す
る第2の取得手順と、前記表示画面の画像属性データと
前記素材データに含まれる画像の画像属性データに応
じ、前記素材データに含まれる画像の画像属性を変更し
て前記表示画面の画像属性に一致させる画像属性変更手
順とをコンピュータに実行させることを特徴としてい
る。また、発明は、上記の発明において、前記複数の
素材データからリンクが張られた前記マルチメディアコ
ンテンツと前記複数の素材データとを予め記憶しておく
手順と、元々の素材データについて前記画像属性変更手
順を実行したのちに、前記変更された素材データを新た
な素材データとして記憶する手順と、前記マルチメディ
アコンテンツに張られているリンクを前記元々の素材デ
ータから前記新たな素材データに変更するリンク変更手
順と、前記リンク変更手順を実行したのちに、記憶され
ている前記元々の素材データを削除する手順とをコンピ
ュータに実行させることを特徴としている。また、
明は、上記の発明において、前記第1及び第2の取得手
順を実行したのちに、前記表示画面の画像属性データと
前記素材データに含まれる画像の画像属性データとを比
較する手順と、これら2つの画像属性データが不一致し
ている場合にのみ、前記画像属性変更手順を実行させる
手順とをコンピュータに実行させることを特徴としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の各
実施形態について説明する。ここで、本発明によるマル
チメディアオーサリングシステムはワークステーショ
ン,パーソナルコンピュータなどといったごく一般的な
コンピュータ上で実現することが可能である。
【0011】〔第1実施形態〕図1は、本実施形態によ
るマルチメディアオーサリングシステムの構成を示すブ
ロック図である。同図において、メモリ1には本発明を
実現するためのシステムソフトウェア(後に説明するシ
ステムソフトウェア20)が後述するディスク装置9か
ら転送されて格納されるほか、次に述べるCPU2が使
用する作業用領域などが設けられている。
【0012】CPU(中央処理装置)2はメモリ1に格
納されるシステムソフトウェア20を実行して本システ
ム内の各部を統括し、それによって動作説明において詳
述するような処理を実現している。マウス3及びキーボ
ード4は利用者が本システムに対して各種の指示を与え
るための周知の入力機器である。マウスコントローラ5
及びキーボードコントローラ6はそれぞれマウス3の操
作内容及びキーボード4からのキー入力データをCPU
2へ通知する。ディスプレイ装置7はCRT(陰極線
管)やLCD(液晶パネルディスプレイ)など、コンピ
ュータにおいて通常使用される出力機器であって、CP
U2がディスプレイコントローラ8を介して送出する表
示データに対応する画像を画面上に表示させる。
【0013】ディスク装置9はシステムソフトウェア2
0とこのシステムソフトウェア20が使用する各種のデ
ータを記憶している。これらシステムソフトウェア20
やデータ群は必要に応じてディスク装置9からメモり1
上に読み込まれ、利用者がマウス3やキーボード4から
入力した指示に従って各種の処理がなされたのち、その
処理結果がディスク装置9に書き戻される。また、ディ
スクコントローラ10はCPU2からの指示に従ってC
PU2とディスク装置9との間でなされるデータ転送を
司っている。
【0014】駆動装置11はCPU2の指示の下に記憶
媒体12に対するアクセス制御を行う装置である。この
記憶媒体12はフロッピーディスク,磁気ディスク,半
導体メモリ,CD−ROM(読み取り専用メモリ)など
のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上述
したシステムソフトウェア20が予め格納されている。
このシステムソフトウェア20はあらかじめ記録媒体1
2からディスク装置9上に転送され、その後、システム
ソフトウェア20内のプログラムを実行する時点でディ
スク装置9からメモリ1上に読み込まれ、以下に詳述す
る通り、CPU2の制御の下に図1に示す各部の動作を
制御する。そして、図示したように、メモリ1,CPU
2,マウスコントローラ5,キーボードコントローラ
6,ディスプレイコントローラ8,ディスクコントロー
ラ10,駆動装置11が互いにシステムバス13を介し
て接続されている。
【0015】次に、ディスク装置9に格納されているプ
ログラム及びデータについて説明する。まず、上述した
システムソフトウェア20にはオーサリング処理を実現
するのに必要となる既存のプログラム群が含まれている
ほか、本発明を実現するために新たに追加した解像度変
換プログラムが含まれている。次に、符号21a及び符
号21bはいずれも静止画像,動画像,アニメーション
画像などといったマルチメディアの素材データである。
同図では説明を簡潔にするために、2個の素材データだ
けを示してあるが、実際のシステムではもっと多数の素
材データがディスク装置9内に格納されている。
【0016】これらの素材データ21a,21bはヘッ
ダ部及びデータ部から構成されており、ディスク装置9
上では各素材データがファイルの形式で格納されてい
る。ここで、ヘッダ部は素材を表す画像の解像度,表示
可能色数,大きさ(縦横のピクセル数)といった各種の
データを記憶しており、一方、データ部は素材を表す画
像データそのものを記憶している。これら素材データ2
1a,21bとコンテンツデータ22は親子の関係にな
っており、親であるコンテンツデータ22には子である
素材データ21a,21bからそれぞれリンクが張られ
ている。なお、素材データが多数あるのと同じように、
実際にはコンテンツデータ22と多数の素材データとの
間にリンクが張られることになる。図1では煩雑になる
のを避けるために素材データ21a又は素材データ21
bの何れかにリンクが張られるものとしている。したが
って、コンテンツデータ22がプレイされるとこれにリ
ンクされている素材データ21a,21bのいずれかが
使用されてディスプレイ装置7上に表示される。
【0017】次に、コンテンツデータ22のより詳細な
構造について図2を参照して説明する。図示したよう
に、コンテンツデータ22はヘッダ部30,データ部3
1,シーケンス部32から構成されている。ヘッダ部3
0はデータ部31やシーケンス部32内の各レコードが
記憶されたディスク装置9上の記憶位置など、様々な制
御データが格納される。データ部31は、素材データと
の間に張られているリンク数に相当するだけのレコード
31-1,31-2,……,31-n(n:自然数)が素材デ
ータ毎に設けられている。これら各レコードのうちの例
えばレコード31-1において、ファイル名311-1はリ
ンクされている素材データのディスク装置9上でのファ
イル名を記憶している。表示位置312-1はディスプレ
イ画面上における素材データの表示位置のx座標及びy
座標であり、表示サイズ313-1は素材データがディス
プレイ画面上に表示されるときのx軸,y軸各方向の大
きさdx,dyである。
【0018】一方、シーケンス部32はデータ部31に
含まれる各素材データを画面上に表示してゆくときの順
序を決定するためのスケジュールデータ32-1,32-
2,…,32-nを記憶している。それぞれのスケジュー
ルデータは、表示される素材データに対応したレコード
の位置と当該素材データを表示すべき時刻の組が時系列
として記憶されている。図2に示した例では、まず時刻
1 においてレコード31-2(レコードの位置がR2
が示すファイル中の素材データを表示させ、次に時刻t
2 においてレコード31-1(レコードの位置がR1 )が
示すファイル中の素材データを表示させ、次いで時刻t
3 においてレコード31-3(レコードの位置がR3 )が
示すファイル中の素材データを表示させてゆくことを意
味する。
【0019】次に、図3はシステムソフトウェア20を
機能別に模式的に示すとともに、ディスク装置9内の各
種データとの関係を示している。なお、同図において図
1に示したものと同じ構成要素については同一の符号を
付してある。同図に示したシステムソフトウェア20内
の各部の持つ機能は、実際は、図1に示したディスク装
置9以外の各部の処理によって実現される。同図では、
システムソフトウェア20のうち、後述するマルチメデ
ィアオーサリング部45以外の各部が上述した解像度変
換プログラムを構成している。また、システムソフトウ
ェア20の各部の機能については以下に述べる動作説明
で明らかにしてゆくことにする。そこで以下、図4に示
すフローチャートに沿って上記構成によるマルチメディ
アオーサリングシステムの動作を説明する。
【0020】まず、解像度/表示サイズ指定部41は、
ディスプレイ装置7(図1参照)上にメッセージを表示
させるなどして、コンテンツをプレイする際のディスプ
レイ画面の解像度を指定するように利用者へ要求する。
これに応じて、利用者はマウス3ないしはキーボード4
を操作して要求された値を入力する。ここで、ディスプ
レイ画面の解像度R(dpi;dot per inch)は以下の
式を満足する。 R〔dpi〕=Xp/X … (1) R〔dpi〕=Yp/Y … (2) なお、これらの式において、Xp及びYpはそれぞれデ
ィスプレイ画面上における表示可能領域が持つ横及び縦
のピクセル数であり、X及びYはそれぞれインチを単位
とした上記表示可能領域の幅及び高さである。
【0021】解像度/表示サイズ指定部41は利用者に
対して解像度Rの値を直接入力させるように要求しても
良く、また、利用者に対してX及びXp(又はY及びY
p)を指定させて、解像度/表示サイズ指定部41が上
記の何れかの式に従って解像度Rを算出しても良い。後
者の場合、解像度/表示サイズ指定部41は、ディスプ
レイ画面のピクセル数及び大きさを入力するように要求
し、利用者がこれに応じて例えばキーボード4を操作し
て要求された値を入力することになる。なお、以下では
20インチのディスプレイ装置を想定し、Xp,Ypが
それぞれ1024ピクセル,768ピクセルであり、
X,Yがそれぞれ16インチ,12インチであると仮定
する。したがって(1)式又は(2)式から解像度Rの
値は64〔dpi〕になる。解像度/表示サイズ指定部
41は、こうした何れかの手段で得た解像度を素材デー
タ解像度変更部42へ通知する(以上、ステップS
1)。
【0022】素材データ解像度変更部42は、まずコン
テンツデータ22にアクセスしてヘッダ部30から最初
のレコード31-1の格納位置を求め、このレコード中の
ファイル名311-1から素材データが格納されているフ
ァイルにアクセスして、例えば図3に示した素材データ
21aをディスク装置9から取得する。次に、素材デー
タ解像度変更部42は素材データ21aのヘッダ部に予
め格納されている素材データの画像の解像度と横,縦の
ピクセル数とをそれぞれ取り出す。なお以下では、取得
した素材データの解像度の値をRs〔dpi〕とし、ま
た、取得した横,縦のピクセル数をそれぞれXs,Ys
とする(以上、ステップS2)。
【0023】次に、素材データ解像度変更部42はディ
スプレイ画面の解像度R(ステップS1)と素材データ
の解像度Rs(ステップS2)を比較してこれら両解像
度が一致しているかどうか判定する。いま、これらの解
像度が異なっている場合(ステップS3の判断結果が
“YES”)、素材データ解像度変更部42はまず素材
データ21aのヘッダ部及びデータ部をすべて読み込
み、以下に詳述する通り、素材データの解像度Rsがデ
ィスプレイ画面の解像度Rに等しくなるようにデータ部
に格納されている画像を拡大もしくは縮小(以下、これ
らを総称して「変換」という)する。
【0024】すなわち、素材データの解像度Rsがディ
スプレイ画面の解像度Rよりも高いのであれば素材デー
タの画像を縮小し、素材データの解像度Rsがディスプ
レイ画面の解像度Rよりも低いのであれば素材データの
画像を拡大するようにする。したがって、変換後におけ
る素材データの幅,高さをそれぞれXt,Ytとすれ
ば、これらXt,Ytはそれぞれ以下の式を満足するこ
とになる。 Xt=Xs×R/Rs … (3) Yt=Ys×R/Rs … (4) 例えば、素材データの解像度Rsが1024〔dpi〕
であるならば、前述したようにディスプレイ画面の解像
度が64〔dpi〕であるため、素材データはX,Y方
向がそれぞれ“1/16”に縮小されることになる。一
方、素材データの解像度Rsが例えば32〔dpi〕で
あるならば、素材データはX,Y方向がそれぞれ2倍に
拡大されることになる。
【0025】ここで、素材データを拡大又は縮小するに
は既存の各種手法を適用することが可能である。例え
ば、素材データを拡大する場合には、拡大する割合に応
じて元の素材データ中で隣接するピクセル間の間隔をあ
け、これらの隣接ピクセル間を周知の補間処理を利用し
て補間すれば良い。一方、素材データを縮小する場合に
は間引き処理やリサンプリング処理などを適用すること
ができる。これらのうち、前者の間引き処理の場合は素
材データ中のピクセルを等間隔(例えば“1/16”に
するならば16ピクセル毎に1ピクセル)で抽出して画
像データを間引きして縮小するものである。
【0026】これに対し、単なる間引き処理では画像の
一部が欠落する場合もあるため、そうした場合には前者
の間引き処理に改良を加えた後者のリサンプリング処理
が適している。すなわち、間引き処理では間引いた部分
に意味のあるピクセルがある場合(例えばちょうど1ピ
クセル分の幅を持つ直線が存在する場合)に、この直線
を構成するピクセルを間引いてしまうと直線全体が失わ
れてしまう。こうしたことから、リサンプリング処理で
は所定数のピクセルを1ピクセルに間引く場合に、これ
ら所定数のピクセルの平均値をとって当該1ピクセルに
割り当てるようにしている。こうすることで、単なる間
引き処理では画像データが消失してしまうような場合で
あっても、リサンプリング処理を用いれば、上述したよ
うな直線をディスプレイ画面上にうっすらとした線とし
て残すことが可能となる。その後、素材データ解像度変
換部42は以上のようにして変換された素材データを素
材データ出力部43へ送出する(以上、ステップS
4)。
【0027】素材データ出力部43は変換された素材デ
ータを素材データ21bとしてディスク装置9上のファ
イルに格納し、そのファイル名を素材データリンク変更
部44へ通知する(ステップS5)。素材データリンク
変更部44は、コンテンツデータ22に含まれるリンク
データを素材データ21aから素材データ21bに変更
する。すなわち、素材データリンク変更部44はいま対
象としているレコード31-1に含まれるファイル名31
1-1の内容を素材データ21aのファイル名から素材デ
ータ21bのファイル名に書き換える。また、このリン
クの張り替えによって素材データ21aが格納されてい
るファイルはもはや不要となるため、素材データリンク
変更部44はこのファイルをディスク装置9上から消去
する(以上、ステップS6)。
【0028】以上に対して、ディスプレイ画面の解像度
Rと素材データの解像度Rsが一致(ステップS3の判
断結果が“NO”)しているのであれば前述したような
問題は生じない。したがって、この場合はステップS4
〜S6の処理は行われず、素材データ解像度変更部42
が素材データの解像度を変換することはない。同様に、
素材データ出力部43が素材データを新たに生成してデ
ィスク装置9に格納することもなく、素材データリンク
変更部44がコンテンツデータ22のリンクを張り替え
ることもしない。
【0029】次に、ステップS3の判断結果が何れであ
るかに依らず、素材データ解像度変更部42はコンテン
ツデータ22内の全ての素材について処理を試みたかど
うかを判定する。この時点では最初の素材データを処理
しただけである(nの値が“2”以上であればステップ
S7の判定結果が“NO”)ため、素材データ解像度変
更部42は処理対象として次の素材データ(即ち、図2
のレコード31-2)を選択する(ステップS8)。この
後は、対象とする素材データが無くなる(ステップS7
の判断結果が“YES”)まで各素材データについてス
テップS2〜S8のループ処理を繰り返してゆく。すな
わち、最初の素材データを処理したときと同様にして、
両解像度が一致していなければ、素材データの解像度が
ディスプレイ画面の解像度に合わされて、変更された素
材データがディスク装置9に格納されて、コンテンツデ
ータ22内のリンクデータが更新される。
【0030】こうして、コンテンツデータ22に存在す
る全ての素材データについてステップS2〜S6の処理
を試みたならば、解像度/表示サイズ指定部41は解像
度変換処理の完了をマルチメディアオーサリング部45
に通知する。これにより、マルチメディアオーサリング
部45は、既存のオーサリング手順に従い、利用者から
の指示に応じて、ディスク装置9内に格納されているマ
ルチメディアの素材データを適宜組み合わせながらコン
テンツを編集してゆき、最終的に得られたコンテンツデ
ータ22を出力しあるいはプレイさせる。
【0031】〔第2実施形態〕第1実施形態では素材デ
ータの解像度をディスプレイ画面の解像度へ合わせる場
合について説明したが、本発明はこれに限られるもので
はなく、解像度以外の情報に対して適用することも可能
である。そこで本実施形態では、かかるデータの他の例
として画素の階調数へ適用した場合について説明する。
なお、本実施形態における階調数はグレイスケール,カ
ラー(表示可能色数)の双方を対象とするものである
が、以下ではカラーの場合を例に挙げて説明することと
する。また、これら解像度や階調数などの画像に関する
属性を総称して本明細書では「画像属性」と呼ぶことに
する。
【0032】図5は、本実施形態におけるコンテンツデ
ータであるコンテンツデータ122の詳細な構造を示し
ており、同図では図2と同じ構成要素については同一の
符号を付してある。本実施形態におけるデータ部131
は図2に示したデータ部31と同様にn個のレコード1
31-1〜131-nで構成されており、これら各レコード
には図2に示した表示位置312-1及び表示サイズ31
3-1の代わりに素材データを作成したときの画像データ
の階調数314-1が記憶されている。
【0033】一方、図6は本実施形態におけるシステム
ソフトウェアであるシステムソフトウェア120を機能
別に模式的に示したもので、図3に示した解像度/表示
サイズ指定部41,素材データ解像度変更部42の代わ
りにそれぞれ階調数指定部141,素材データ階調数変
更部142が設けられている。また、システムソフトウ
ェア120には解像度変換プログラムの代わりに階調数
変換プログラムが格納されている。また、素材データ1
21a,121bは当該素材データが作成されたときの
画像データの階調数をヘッダ部に持っている以外は、第
1実施形態における素材データと同じである。
【0034】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て上記構成によるマルチメディアオーサリングシステム
の動作について説明する。なお、図7において、図4に
示したステップと同等の処理を行うステップに関しては
同じ符号を付してある。まず、階調数指定部141は図
4に示したステップS1と同様に、利用者に対してディ
スプレイ画面の表示可能色数の入力を要求し、これに応
じて利用者が入力した表示可能色数を色数Cとして取得
して素材データ階調数変更部142へ通知する(以上、
ステップS11)。
【0035】そこで素材データ階調数変更部142は、
コンテンツデータ122上の最初のレコード131-1に
含まれているファイル名311-1で指定されたファイル
から素材データ121aを取得する。次に、素材データ
階調数変更部142は素材データ121aのヘッダ部に
格納されている素材作成時の階調数を(以下では「色数
Cs」とする)を取り出す(以上、ステップS12)。
次いで、素材データ階調数変更部142はディスプレイ
画面の色数Cと素材データの色数Csを比較してこれら
色数が一致するかどうか判定する。
【0036】いま、これらの色数が異なっている場合
(ステップS13の判断結果が“YES”)、素材デー
タ階調数変更部142は素材データ121aを読み込ん
で、色数Csが色数Cに等しくなるように素材データ中
の各画素の色データを変換する。例えば、素材データの
色数Csが256色であってディスプレイ画面の色数C
がフルカラー(=224色)である場合、素材データ階調
数変更部142は256色の場合に用いられる色データ
をフルカラーの場合に用いられる色データに拡張する。
一方、素材データの色数Csがフルカラーであってディ
スプレイ画面の色数Cが256色である場合、素材デー
タ階調数変更部142はディスプレイ画面上で表示可能
な256色中から素材データ中の各画素が持つフルカラ
ーの色に最も近い色を選択して色データの変換を行う
(以上、ステップS14)。
【0037】次に、第1実施形態と同様にして、素材デ
ータ階調数変換部142は得られた素材データを素材デ
ータ121bとして素材データ出力部43からディスク
装置9へ格納し、そのファイル名を素材データリンク変
更部44へ通知する(ステップS5)。素材データリン
ク変更部44は、第1実施形態と同様に、コンテンツデ
ータ122内のファイル名311-1を素材データ121
aのファイル名から素材データ121bのファイル名に
変更したのち、素材データ121aが格納されているフ
ァイルをディスク装置9上から消去する(以上、ステッ
プS6)。
【0038】この後、素材データ階調数変更部142は
全ての素材データについて処理したかどうか判定(ステ
ップS7)しながら、処理対象となる素材データを順次
選択(ステップS8)してゆき、全ての素材データの色
データをディスプレイ画面の持つ表示可能色数に応じた
色データに合わせてゆく。こうして全ての素材データに
関する色データを処理したならば、マルチメディアオー
サリング部45が第1実施形態と同様に素材データを適
宜組み合わせてコンテンツの編集及びプレイを行う。
【0039】〔変形例〕上述した各実施形態では、コン
テンツデータ22(122)のリンクデータを元々の素
材データ21a(121a)から新たに作成した素材デ
ータ21b(121b)へ張り替えていたが、変更した
素材データの内容で素材データ21aを置き換えて、新
たに素材データを作成しないようにしても良い。また、
上述した各実施形態では、例えば図4においてステップ
S3の判定結果が“NO”となった場合には、ステップ
S4〜S6の処理を行わないようにして、解像度が一致
している場合に余分な処理を行わないようにしていた。
しかしながら、処理の効率等を考えなくて良いのであれ
ば、解像度が一致する場合にステップS4〜S6の処理
を行うようにした形態も本発明の範囲内である。
【0040】また、上述した第1実施形態における解像
度に係る処理と第2実施形態における階調数に係る処理
を組み合わせても良い。この場合の構成および処理は上
述した各実施形態の説明から明らかであるが念のため以
下に説明する。つまりこの場合、解像度/表示サイズ指
定部41に対して階調数指定部141の機能を組み込む
とともに、素材データ解像度変更部42に対して素材デ
ータ階調数変更部142の機能を組み込む。換言すれ
ば、図4のステップS1,S2に対してそれぞれ図7の
ステップS11,S12の処理を追加するとともに、ス
テップS3又はステップS13の判定結果が“YES”
となる条件を満たす場合には各々に対応するステップS
4,S14を実施してからステップS5,S6を順次処
理してゆけば良い。また、コンテンツデータ中の各レコ
ードについては、例えばレコード31-1が、ファイル名
311-1,表示位置312-1,表示サイズ313-1,階
調数314-1の全てを含むように構成する。
【0041】また、システムソフトウェアを用いて本シ
ステムを実現するものとしたが、これに限られるもので
はなく、例えば、図3に示したシステムソフトウェア2
0内の各部をハードウェアだけ或いはハードウェアとソ
フトウェアによる処理を混在させて実現するようにして
も良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、マル
チメディアコンテンツを表示画面上に表示させる際の画
像属性データと素材データに含まれる画像の持つ画像属
性データとを取得し、これら2つの画像属性データに応
じ、素材データに含まれる画像の画像属性を変更して表
示画面の画像属性に一致させている。これにより、マル
チメディアコンテンツをプレイする際の解像度,表示可
能色数,表示可能領域のサイズ等の表示画面の画像属性
に応じて、各素材データの画像属性を最適な値に変換で
きる。したがって、素材データに含まれる画像を記憶す
るのに必要な容量を最小限に抑えられ、コンピュータの
資源を効率的に利用できるほか、コンピュータの処理負
荷が増大することもなくなる。また、利用者は画像属性
を意識することなく素材データを作成できるほか、表示
画面の画像属性を変更する度に素材データを作り直す必
要がないため、マルチメディアコンテンツをプレイする
際の表示画面の画像属性を容易に変更できるようにな
る。
【0043】また、発明では、元々の素材データに含
まれる画像の画像属性を変更したものを新たな素材デー
タとして記憶させ、マルチメディアコンテンツに張られ
ているリンクを元々の素材データから新たな素材データ
に変更したのちに、記憶されている元々の素材データを
削除するようにしている。これにより、変更された素材
データが確実に記憶されるまでは元々の素材データを保
存しておくことができるため、変更された素材データで
元々の素材データを上書きするような場合に比べて素材
データの保全性を高めることができる。また、発明で
は、表示画面の画像属性データと素材データに含まれる
画像の画像属性データを比較して、これら2つの画像属
性データが不一致している場合にのみ、素材データに含
まれる画像に対して画像属性の変更を行うようにしてい
る。これにより、表示画面と素材データで画像属性が一
致している場合に余分な処理を行わずに済み、画像属性
の変換処理を効率良く行ってゆける。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の各実施形態におけるマルチメディア
オーサリングシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の第1実施形態におけるマルチメディ
アオーサリングシステムが用いるコンテンツデータの詳
細な構造を示す説明図である。
【図3】 同実施形態におけるシステムソフトウェアの
機能を模式的に示したブロック図である。
【図4】 同実施形態における解像度変換処理に関する
動作を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の第2実施形態におけるマルチメディ
アオーサリングシステムが用いるコンテンツデータの詳
細な構造を示す説明図である。
【図6】 同実施形態におけるシステムソフトウェアの
機能を模式的に示したブロック図である。
【図7】 同実施形態における解像度変換処理に関する
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…メモリ、2…CPU、3…マウス、4…キーボー
ド、5…マウスコントローラ、6…キーボードコントロ
ーラ、7…ディスプレイ装置、8…ディスプレイコント
ローラ、9…ディスク装置、10…ディスクコントロー
ラ、11…駆動装置、12…記憶媒体、13…システム
バス、20…システムソフトウェア、21a,21b,
121a,121b…素材データ、22,122…コン
テンツデータ、30…ヘッダ部、31,131…レコー
ド部、32…シーケンス部、31-1〜31-n,131-1
〜131-n…レコード、41…解像度/表示サイズ指定
部、42…素材データ解像度変更部、43…素材データ
出力部、44…素材データリンク変更部、45…マルチ
メディアオーサリング部、141…階調数指定部、14
2…素材データ階調数変更部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−364584(JP,A) 特開 平6−149954(JP,A) 特開 平1−316861(JP,A) 特開 平7−37111(JP,A) 特開 平4−198987(JP,A) 特開 平5−314108(JP,A) 特開 平7−21353(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 G06T 3/40 G06F 17/30

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の素材データを組み合わせてマルチ
    メディアコンテンツを構築するマルチメディアオーサリ
    ングシステムにおいて、 前記マルチメディアコンテンツを表示画面上に表示させ
    る際の画像属性データと、前記素材データに含まれる画
    像の持つ画像属性データをそれぞれ取得する画像属性取
    得手段と、 前記表示画面の画像属性データと前記素材データに含ま
    れる画像の画像属性データに基づいて、前記表示画面の
    画像属性と前記素材データに含まれる画像の画像属性が
    一致するように、前記素材データに含まれる画像の画像
    属性を変更する属性変更手段と、 前記複数の素材データからリンクが張られた前記マルチ
    メディアコンテンツと前記複数の素材データとを記憶す
    る記憶手段と、 元々の前記素材データに含まれる画像の画像属性が変更
    された素材データを新たな素材データとして前記記憶手
    段に記憶する素材データ出力手段と、 前記マルチメディアコンテンツに張られているリンクを
    前記元々の素材データから前記新たな素材データに変更
    し、前記元々の素材データを前記記憶手段から削除する
    素材データリンク変更手段とを具備することを特徴とす
    マルチメディアオーサリングシステム。
  2. 【請求項2】 前記属性変更手段は、前記表示画面の画
    像属性データと前記素材データに含まれる画像の画像属
    性データが不一致であることを条件として、前記素材デ
    ータに含まれる画像の画像属性を変更することを特徴と
    する請求項1記載のマルチメディアオーサリングシス
    テム
  3. 【請求項3】 複数の素材データを組み合わせてマルチ
    メディアコンテンツを構築するマルチメディアオーサリ
    ングシステムにおける素材データの画像属性変換方法で
    あって、 前記マルチメディアコンテンツを表示画面上に表示させ
    る際の画像属性データを取得し、 前記素材データに含まれる画像の持つ画像属性データを
    取得し、 前記表示画面の画像属性データと前記素材データに含ま
    れる画像の画像属性データに応じ、前記素材データに含
    まれる画像の画像属性を変更して前記表示画面の画像属
    性に一致させるとともに、 前記複数の素材データからリンクが張られた前記マルチ
    メディアコンテンツと前記複数の素材データとを予め記
    憶しておき、 元々の前記素材データに含まれる画像の画像属性を変更
    したならば、該変更された素材データを新たな素材デー
    タとして記憶し、 前記マルチメディアコンテンツに張られているリンクを
    前記元々の素材データから前記新たな素材データに変更
    して、 記憶されている前記元々の素材データを削除することを
    特徴とす素材データの画像属性変換方法。
  4. 【請求項4】 前記表示画面の画像属性データと前記素
    材データに含まれる画像の画像属性データを取得したの
    ちに、これら画像属性データを比較して、 これら2つの画像属性データが不一致している場合にの
    み、前記素材データに含まれる画像に対して画像属性の
    変更処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の素材
    データの画像属性変換方法。
  5. 【請求項5】 複数の素材データを組み合わせてマルチ
    メディアコンテンツを構築するマルチメディアオーサリ
    ングシステムに用いる素材データの画像属性変換プログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 前記マルチメディアコンテンツを表示画面上に表示させ
    る際の画像属性データを取得する第1の取得手順と、 前記素材データに含まれる画像の持つ画像属性データを
    取得する第2の取得手順と、 前記表示画面の画像属性データと前記素材データに含ま
    れる画像の画像属性データに応じ、前記素材データに含
    まれる画像の画像属性を変更して前記表示画面の画像属
    性に一致させる画像属性変更手順と、 前記複数の素材データからリンクが張られた前記マルチ
    メディアコンテンツと前記複数の素材データとを予め記
    憶しておく手順と、 元々の素材データについて前記画像属性変更手順を実行
    したのちに、前記変更された素材データを新たな素材デ
    ータとして記憶する手順と、 前記マルチメディアコンテンツに張られているリンクを
    前記元々の素材データから前記新たな素材データに変更
    するリンク変更手順と、 前記リンク変更手順を実行したのちに、記憶されている
    前記元々の素材データを削除する手順とをコンピュータ
    に実行させることを特徴とす素材データの画像属性変
    換プログラムを記録した記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の取得手順を実行した
    のちに、前記表示画面の画像属性データと前記素材デー
    タに含まれる画像の画像属性データとを比較する手順
    と、 これら2つの画像属性データが不一致している場合にの
    み、前記画像属性変更手順を実行させる手順とをコンピ
    ュータに実行させることを特徴とする請求項5に記載の
    素材データの画像属性変換プログラムを記録した記録媒
    体。
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