JP3254452B2 - 磁化されるロッカーを利用したスイッチ - Google Patents

磁化されるロッカーを利用したスイッチ

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JP3254452B2
JP3254452B2 JP09250599A JP9250599A JP3254452B2 JP 3254452 B2 JP3254452 B2 JP 3254452B2 JP 09250599 A JP09250599 A JP 09250599A JP 9250599 A JP9250599 A JP 9250599A JP 3254452 B2 JP3254452 B2 JP 3254452B2
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ドク ヨン キム
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株式会社ケイエムダブリュー
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は超高周波システムに
おけるN（１以上の自然数）-ウェイの電力分配器及び/
または合成器、RF伝送ラインに使われるスイッチに関
し、特に電磁気的な動作により信頼性ある働きが得られ
るロッカーを利用したスイッチに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のロッカーを利用したスイッチにつ
き、図1及び図2を参照して説明すれば次の通りである。
【０００３】図1に示した通り、従来のスイッチは四角
の端部側に貫通ホールを持つ支持板(23)を具有し、上記
支持板(23)の下側にはベースカバー(base cover)(26)が
配置され、上記ベースカバー(26)の下部には三個のコネ
クター(31,32,33)が配置される。
【０００４】そして、上記ベースカバー(26)上には磁化
されることができる金属でできたロッカー(25)が装着さ
れる。ここで、上記支持板(23)の底面には、その両端部
に第1及び第2ソレノイド(21,22)が各々装着され、上記
二つのソレノイド(21,22)間に永久磁石(24)が装着され
る。
【０００５】さらに、上記第1及び第2ソレノイド(21,2
2)は各々その内部に第1及び第2コア(21a,22a)を持ち、
上記二つのソレノイド(21,22)に電流が印加される場合
電磁石としての機能を遂行する。
【０００６】上記ベースカバー(26)はその四角の各隅部
に支持板(23)の各貫通ホールに連結する支持バー(26a)
を持ち、その中央両端部にはロッカー(25)を支持するた
めのロッカー支持バー(26b)が装着される。それぞれの
ロッカー支持バー(26b)はその上部に貫通ホールを持
つ。
【０００７】したがって、上記ロッカー(25)がベースカ
バー(26)に装着される場合、上記ロッカー(25)はロッカ
ー支持バー(26b)とロッカー(25)の貫通ホールに挿入さ
れるロッカーピン(35)により支持される。
【０００８】上記ロッカー(25)とソレノイド(21)との
間、及びロッカー(25)と永久磁石(24)との間には所定間
隔が維持される。上記ロッカー(25)は所定角度でロッカ
ーピン(35)の周りにシーソー運動（回動）する。
【０００９】上記のような従来のスイッチではロッカー
(25)が永久磁石(24)によりS-N-S極を持つように磁化さ
れる。即ち、電流がソレノイドのいずれか一つに印加さ
れる場合、上記磁化されたロッカー(25)は磁界の影響を
受けてソレノイドに対して傾く。
【００１０】さらに、上記ロッカー(25)は支持板(23)の
底面に装着された永久磁石(24)により常に上側に引き上
げられる。上記ロッカー(25)の下方には板スプリング(2
7)が装備される。上記ベースカバー(26)はその両端部に
貫通された二つの誘電体ピン(28)を持つ。
【００１１】ここで、上記ロッカー(25)が傾く場合、そ
れぞれの誘電体ピン(28)は上記板スプリング(27)により
ベースカバー(26)の下方に押出されるようになる。それ
ぞれの誘電体ピン(28)はスプリング(29)により囲まれて
いる。
【００１２】上記スプリング(29)は、板スプリング(27)
により加えられる圧力が除去される場合、上記誘電体ピ
ン(28)が本来の位置に戻るようにする復元力を提供す
る。それぞれの誘電体ピン(28)はリード(30)を持ち、上
記リード(30)は二つのコネクター(31及び32,または32及
び33)と接触される。
【００１３】一方、図2に示した通り、電流が第1ソレノ
イド(21)に印加される場合、上記ソレノイド(21)の下部
にはS極が形成される。この時、上記ロッカー(25)の左
側部はS極を持つので第1ソレノイド(21)はロッカー(25)
の左側部を下方に押しのける。同時に、上記ロッカー(2
5)の右側部は上側に移動されて第2ソレノイド(22)と接
触される。
【００１４】この場合、上記板スプリング(27)の左側部
はベースカバー(26)の左側に位置する誘電体(28)を押し
て上記左側のリード(30)が第1及び第2コネクター(31,3
2)と接触される。
【００１５】反対に、電流が第2ソレノイド(22)に印加
される場合、S極を有するロッカー(25)の右側部は上記
と同じ原理により下の方向に移動する。
【００１６】また、上記板スプリング(27)の右側部は誘
電体ピン(28)を押し、上記右側リード(30)が第2及び第3
コネクター(32,33)と接触される。この時、上記スプリ
ング(29)の復元力は左側リード(30)を第1及び第2コネク
ター(31,32)から離す。上記従来のものでは、ロッカー
(25)は支持板(23)の中央部に装着された永久磁石(24)の
磁界により常に引き上げられる力を受ける。
【００１７】したがって、従来のスイッチが動作される
場合、ロッカーピンとロッカー支持バーの貫通ホールと
の間で発生する摩擦力に打ち勝つに足る大きい力を必要
とする。
【００１８】従来のスイッチでは、ロッカーの作動は約
0.1-0.2mmの厚さの板スプリングの中央部(＠)(図2参照)
にストレス(stress)を与えることになり、そのストレス
が持続する場合、領域(＠)に疲労(fatigue)が発生する
問題があった。
【００１９】また、上記板スプリングが誘電体ピンのい
ずれかの一つを長時間の間、押す場合、上記板スプリン
グの接触部には変形が発生する。この場合、誘電体ピン
加わる圧力は板スプリングの塑性変形(Plastic deform
ation)により弱まるので、リードがコネクターに信頼性
あるように接触されない。
【００２０】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の従来技術による諸問題点を解消し、スイッチング動作
の間に発生する摩擦力を最小化して、低い消費電力での
動作の信頼性を高め、ロッカーの底面に板スプリングの
両端部を付着させることにより板スプリングの塑性変形
を防止する磁化されるロッカーを利用したスイッチを提
供するにことにある。
【００２１】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明は、支持板と、上記支持板の下部に装着され、
電流が印加される場合磁力を発生する複数の電磁石と、
上記電磁石との間に斥力を発生するように磁化される金
属で形成された所定角度で回動されるロッカーと、上記
ロッカーに装着され、上記電磁石のいずれかの一つとの
間に引力を発生させることで、上記ロッカーの傾いた状
態を維持させ、上記ロッカーを磁化させる少なくとも一
つの磁化手段と、上記ロッカーの回動によって圧力を発
生する且つ両端部に上記ロッカーに固定される直立部を
持つ加圧手段と、上記加圧手段の圧力によりコネクター
と接触される接触手段とを含む磁化されるロッカーを利
用したスイッチに係る。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して本
発明の実施例を詳細に説明すれば次の如くである。
【００２３】少ない電力で信頼性あるようにスイッチン
グ動作を遂行するように具現した本発明に係る磁化され
るロッカーを利用したスイッチの第1実施例は図3に示し
た。この例でスイッチは、各隅部に貫通ホールを持った
支持板(3)と、上記支持板(3)の下に位置されたベースカ
バー(6)と、上記ベースカバー(6)の下に位置された複数
のコネクター(11,12,13)を具有する。
【００２４】そして、上記ベースカバー(6)上には磁化
され得る金属でできたロッカー(5)が装着される。ここ
で、上記ロッカー(5)の中央上側には永久磁石(4)が装備
され、上記ロッカー(5)は永久磁石(4)により磁化され
る。上記支持板(3)は底面の両端部に各々装着された第1
及び第2ソレノイド(1,2)を持つ。
【００２５】上記それぞれのソレノイド(1,2)の内部に
はコア(1a,2a)が装備され、上記ソレノイド(1,2)は電流
が印加されると電磁石として機能する。
【００２６】本実施例でソレノイドのいずれかの一つに
電力が印加される場合、上記ソレノイドはフレミングの
右手法則によって、その下部にS極を持つ。
【００２７】上記ベースカバー(6)は上側に上記支持板
(3)の貫通ホールに各々連結するロッカー支持バー(6a)
を持ち、上記ベースカバー(6)の中央両側部にはロッカ
ー(5)を支持するためのロッカー支持バー(6b)を持つ。
それぞれのロッカー支持バー(6b)はその上部に貫通ホー
ルを持つ。
【００２８】上記ロッカー(5)は、ベースカバー(6)上に
配置され、ロッカー支持バー(6b)とロッカー(5)の貫通
ホールに挿入されるロッカーピン(5a)により支持される
(図4参照)。この場合、上記ロッカー(5)とソレノイド
(1,2)間には所定空間があるするようにされる。一方、
図5に示したように上記ロッカー(5)は、所定角度でロッ
カーピン(5a)の周りにシーソー(seesaw)運動（回動）す
る。
【００２９】本実施例で上記ロッカー(5)はそれに付設
された永久磁石(4)によりS-N-S極を持つように磁化され
る。これに伴い、上記第1ソレノイド(1)に電流が印加さ
れる場合、上記ソレノイド(1)の下部にはS極が発生す
る。
【００３０】この時、上記ロッカー(5)の左側部はS極で
あるから上記第1ソレノイド(1)はロッカー(5)の左側部
を下方に押しのける。したがって、上記ロッカー(5)の
右側部は第2コア(2a)の下段部と接触される。この場
合、上記ロッカー(5)の傾いた状態は第1ソレノイド(1)
と永久磁石(4)間に発生された引力により維持される。
【００３１】即ち、第1ソレノイド(1)に電流が印加され
て上記ロッカー(5)の左側部が押し退けられると、上記
永久磁石(4)はロッカー(5)の左側部と同じ方向に傾く。
これに伴い、上記ロッカー(5)の傾いた状態を維持する
ための力は、第1ソレノイド(1)と永久磁石(4)との間で
発生された引力により増加される。
【００３２】さらに、ロッカー(5)を上側に押し上げる
力が存在しないので、上記ロッカー支持バー(6b)の貫通
ホールとロッカーピン(5a)との間の摩擦力は最小化され
る。
【００３３】したがって、スイッチング動作が円滑にな
され、スイッチの寿命も増加される。
【００３４】寿命テストの結果、本発明のスイッチは1,
300万回以上動作されることが認められた。ロッカー(5)
は実質的に"Ц"形状（溝形）をなす板スプリング(7)を
持ち、上記板スプリング(7)の直立部は接着剤または熔
接によりロッカー(5)のスロット(5b)に固定される。
【００３５】また、上記ベースカバー(6)はその両端部
に貫通される誘電体ピン(8)を持つ。上記ロッカー(5)が
傾く場合、上記それぞれの誘電体ピン(8)は板スプリン
グ(7)によりベースカバー(6)の下方に押し退けられる。
ここで、上記板スプリング(7)は塑性変形されない。上
記誘電体ピン(8)と接触される板スプリング(7)の二つの
直立部は、板スプリング(7)が長時間、誘電体ピン(8)を
押し出している間中、塑性変形をロッカー(5)により回
避される。
【００３６】上記各々の誘電体ピン(8)はスプリング(9)
により囲まれている。上記スプリング(9)は誘電体ピン
(8)に復元力を提供しており、誘電体ピン(8)を押す圧力
が除去されると、上記誘電体ピン(8)を復帰させる。上
記二つの誘電体ピン(8)の下段部には各々リ―ド(10,1
0')が装着される。上記リ―ド(10,10')は、上記誘電体
ピン(8)が板スプリング(7)により下方に押し退けれる場
合、リード(10)が二つのコネクター(11,12)と接触した
り、リード(10')が二つのコネクター(12,13)と接触した
りする。
【００３７】上記板スプリング(7)が平らな場合、上記
板スプリング(7)は湾曲する誘電体ピンのヘッド(8a)を
法線方向に加圧できない場合が発生する。そのような場
合、本発明のスイッチが動作しないことがある。これを
防止するために、図6に示すように、板スプリング(7)は
下方への凸形状であることが望ましい。
【００３８】板スプリング(7)が斯様な凸形状である
と、図6に示したように傾斜する場合、上記板スプリン
グ(7)は誘電体ピンの湾曲したヘッド(8a)を常に法線方
向に加圧するようになる。一方、図5に示した如く、上
記第1ソレノイド(1)に電流が印加されると、上記第1ソ
レノイド(1)の下部にはS極が発生する。
【００３９】すると、上記ロッカー(5)の左側部がS極で
あるから、上記第1ソレノイド(1)はロッカー(5)の左側
部を下方に押し退けて、上記ロッカー(5)の右側部を上
側に移動させる。これに伴い、上記永久磁石(4)が第1ソ
レノイド(1)に近づく。即ち、上記第1ソレノイド(1)と
永久磁石(4)との間には、比較的大きい引力が発生する
ようになるので、上記ロッカー(5)は左側に傾いた状態
を維持するようになる。
【００４０】ここで、上記板スプリング(7)は左側誘電
体ピンのヘッド(8a)を下方に押しのけ、上記リード(10)
をコネクター(11,12)と接触させる。反対に、第2ソレノ
イド(2)に電流が印加される場合、上記ロッカー(5)の右
側部は下方に押しのけられ、上記ロッカー(5)の左側部
が上記した原理により第1ソレノイド(1)に接触する。
【００４１】ここで、上記ロッカー(5)の傾いた状態は
第2ソレノイド(2)と永久磁石(4)との間で発生した引力
により維持され、板スプリング(7)は右側誘電体ピンの
ヘッド(8a)を押しのける。したがって、誘電体ピン(8)
の下降によって移動したリード(10')はコネクター(12,1
3)と接触される。
【００４２】以下、添付された図7及び図8を参照して本
発明の第2及び第3実施例を説明する。そして、第2及び
第3実施例で上記した第1実施例と重複する部分に対する
説明は省略する。
【００４３】図7に示すように、本発明の第2実施例に係
るスイッチは、第1及び第2ソレノイド(1,2)間で支持板
(3)に装着されたポスト(14)を含む。ここで、本実施例
のスイッチに電流が印加されてロッカー(5)が傾く場
合、上記ポスト(14)はその下部にS極が発生される電磁
石である。
【００４４】したがって、ロッカー(5)がシーソー運動
（回動）する場合、上記ロッカー(5)の傾いた状態はソ
レノイド(1または2)と永久磁石(4)との間で発生された
引力と、ポスト(14)と永久磁石(4)との間で発生された
引力の合力により維持される。
【００４５】本発明において、上面に装着された永久磁
石(4)により磁化されるロッカー(5)は、上記したような
第1及び第2実施例の構造に限定されることなく、図8に
示された第3実施例のように、その上面の両端部に装着
された二つの永久磁石(4)を持ち、その永久磁石(4)が支
持板(3)の底面に装着された各ソレノイドに接触される
様式も含むことは勿論である。
【００４６】第３実施例では、ソレノイドのいずれかに
電流が印加されると、上記ソレノイドとロッカーとの間
に発生する斥力が第1及び第2実施例で発生する斥力より
大きくなるので、第３実施例のスイッチは強力な力が要
求される場合に利用して特に好都合である。
【００４７】上記第1ないし第3実施例では、ソレノイド
の下方に延びるコアの長さが約0.5mmで、ソレノイドと
永久磁石との間の引力は弱い。このため、6g(gravity)
以上の振動状態では、上記ロッカー(5)のコアと接触さ
れた部分は、たびたび上記コアから分離される。上記ソ
レノイドのコイルが50オーム(ohms)の抵抗、12ボルト(v
oltages)である場合、上記スイッチの消費電力は2.88ワ
ット(watts)で、スイッチの最低動作電圧(pick-up vol
tages)は8ボルトである。
【００４８】改変例として、図9に図示したように、コ
アのソレノイドの下方に延びた長さを少なくとも3mm以
上にして、ロッカー(5)がコアの下部としっかり接触さ
れるようにすることが挙げられる。この場合、上記ソレ
ノイドと永久磁石との間の引力及びソレノイドとロッカ
ーとの間の斥力の対力(pairforce)或いは合力は、前記
第１乃至第３実施例に比べて強くなる。
【００４９】本実施例（図９の例）では、ロッカーの傾
いた状態がより安定するので、スイッチは10gの振動状
態でも信頼性ある動作をする。ソレノイドのコイルが60
オームの抵抗、12ボルトの電圧である場合、スイッチの
消費電力は2.4ワットで、最低動作電圧は4ボルトであ
る。
【００５０】図９の例の本発明のスイッチは、10gの振
動条件で所期の動作を行い、したがって軍用及び宇宙産
業用スイッチとして利用することができる。
【００５１】本発明は前述した実施例及び添付された図
面により限定されるものでなく、本発明の技術的思想を
逸脱しない範囲内で色々な置換、変形及び変更が可能な
ことは、本発明の属する技術分野における当業者にあっ
ては明白であろう。
【００５２】
【発明の効果】以上の説明で判かるように、本発明によ
れば、不必要な摩擦力がスイッチング動作中に発生する
ことがなく、低い電力消費で信頼性ある動作が得られる
効果がある。
【００５３】また、板スプリングの塑性変形が発生しな
いので、板スプリングと誘電体ピンとの間に安定した接
触を維持でき、スイッチの寿命を向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のロッカーを利用したスイッチの構成を
表した分解斜視図。
【図2】 従来のロッカーを利用したスイッチの動作状
態を表した概略図。
【図3】 本発明に係る磁化されるロッカーを利用した
スイッチの第1実施例の構成を表した分解斜視図。
【図4】 本発明の要部のロッカー組立体を表した正面
図。
【図5】 本発明に係る第1実施例の動作状態を表した概
略的な正面図。
【図6】 本発明に係るスイッチの板スプリングの他の
実施例示図。
【図7】 本発明に係る磁化されるロッカーを利用した
スイッチの第2実施例示図。
【図8】 本発明に係る磁化されるロッカーを利用した
スイッチの第3実施例示図。
【図9】 本発明に係るスイッチのコアの他の実施例示
図。
【符号の説明】
1,2: 第1及び第2ソレノイド 3: 支持板 4: 永久磁石 5: ロッカープレート 6: ベースカバー 7: 板スプリング 8: 誘電体ピン 9: スプリング 10,10': リード 11,12,13: コネクター 14: ポスト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イ ドン フィ 大韓民国 キョンキード ホァスン−ク ン ドンタン−ミュン ヨンチェン−リ 65 ケイエムダブリュー カンパニー リミテッド内 (56)参考文献 特開 平５−62582（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−274334（ＪＰ，Ａ) 実開 昭56−166619（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−144738（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭59−42926（ＪＰ，Ｂ２) 特公 昭45−13973（ＪＰ，Ｂ１) 米国特許5047740（ＵＳ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01P 1/11 H01H 51/12 - 51/24

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持板と、 上記支持板の下部に装着され、電流が印加される場合磁
    力を発生する複数の電磁石と、 上記電磁石との間に斥
    力を発生するように磁化される金属で形成された所定角
    度で回動されるロッカーと、 上記ロッカーに装着され、上記電磁石のいずれかの一つ
    との間に引力を発生させることで、上記ロッカーの傾い
    た状態を維持させ、上記ロッカーを磁化させる少なくと
    も一つの磁化手段と、 上記ロッカーの回動によって圧力を発生する且つ両端部
    に上記ロッカーに固定される直立部を持つ加圧手段と、 上記加圧手段の圧力によりコネクターと接触される接触
    手段とを含む磁化されるロッカーを利用したスイッチ。
  2. 【請求項2】 上記ロッカーの傾いた状態を維持させる
    ために上記磁化手段との間に引力を起こす磁界を発生さ
    せる手段をさらに含む磁化されるロッカーを利用した請
    求項1に記載のスイッチ。
  3. 【請求項3】 上記接触手段は、 上記加圧手段から提供される圧力により下降される複数
    の誘電体部材と、 上記誘電体部材の下降によって上記コネクターと接触さ
    れるように上記それぞれの誘電体部材の下段部に装着さ
    れた複数のリードを含む磁化されるロッカーを利用した
    請求項1または2に記載のスイッチ。
  4. 【請求項4】 上記接触手段が上記それぞれの誘電体部
    材に復元力を提供するスプリングをさらに含み、 上記誘電体部材を押す圧力が除去される場合、上記誘電
    体部材は上記スプリングの復元力により元位置に戻る磁
    化されるロッカーを利用した請求項3記載のスイッチ。
  5. 【請求項5】 上記電磁石はソレノイドと上記ソレノイ
    ドに挿入されたコアからなり、上記コアの底部は上記ソ
    レノイドの下方に所定長さ延びた磁化されるロッカーを
    利用した請求項1または2に記載のスイッチ。
  6. 【請求項6】 上記ソレノイドの下方に延びたコアの長
    さが約3ミリメートルの磁化されるロッカーを利用した
    請求項5に記載のスイッチ。
  7. 【請求項7】 上記加圧手段が下方に突出された磁化さ
    れるロッカーを利用した請求項1または2に記載のスイッ
    チ。
  8. 【請求項8】 上記加圧手段が実質的に法線方向に上記
    接触手段を押しのけるように上記加圧手段の下部両側が
    各々傾いた磁化されるロッカーを利用した請求項7に記
    載のスイッチ。
  9. 【請求項9】 上記磁化手段が上記電磁石と対向するロ
    ッカーの上面に装着された少なくとも一つの永久磁石で
    ある磁化されるロッカーを利用した請求項1または2に記
    載のスイッチ。
JP09250599A 1998-03-31 1999-03-31 磁化されるロッカーを利用したスイッチ Expired - Fee Related JP3254452B2 (ja)

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