JP3254412B2 - 重ね履き衣料包装体 - Google Patents
重ね履き衣料包装体Info
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- Japan
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、重ね履き衣料包装
体に関する。
体に関する。
【０００２】
【従来の技術】衣料、特に女性用衣料としてのパンティ
ストッキング、網タイツ等は、従来、個別に包装されて
いて個別流通、個別販売等されていた。購入者は、この
ように個別販売された衣料を、従来、専ら防寒目的で重
ね履きしているに過ぎなかった。
ストッキング、網タイツ等は、従来、個別に包装されて
いて個別流通、個別販売等されていた。購入者は、この
ように個別販売された衣料を、従来、専ら防寒目的で重
ね履きしているに過ぎなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】市場背景によると、重
ね履きについては、防寒目的から、ファッションアイテ
ムへとニーズが変化しており、秋冬のコーディネイトに
占めるタイツの重要度がアップしている。本件出願人
は、タイツ（パンティストッキング）と網タイツ（ネッ
ト状タイツ）との「重ね履き」についての市場浸透性の
可能性を探るためのモニター調査した処、下記のような
高い評価を得ることができた。
ね履きについては、防寒目的から、ファッションアイテ
ムへとニーズが変化しており、秋冬のコーディネイトに
占めるタイツの重要度がアップしている。本件出願人
は、タイツ（パンティストッキング）と網タイツ（ネッ
ト状タイツ）との「重ね履き」についての市場浸透性の
可能性を探るためのモニター調査した処、下記のような
高い評価を得ることができた。
【０００４】 ・ベースがタイツだとカラーがきれいに出せるので、色
の組み合せで遊べる楽しさがある。 ・遠目で見るとプレーン（一般タイツ）に見えるので柄
への抵抗がなくなる。 ・肌にあたるのはタイツなので、ネットが脚に食い込ま
ない。 ・アウターとのコーディネイトが楽しめる。 ・自分だけのオリジナル性が演出できる。 ・２枚重ねなので暖かい。
の組み合せで遊べる楽しさがある。 ・遠目で見るとプレーン（一般タイツ）に見えるので柄
への抵抗がなくなる。 ・肌にあたるのはタイツなので、ネットが脚に食い込ま
ない。 ・アウターとのコーディネイトが楽しめる。 ・自分だけのオリジナル性が演出できる。 ・２枚重ねなので暖かい。
【０００５】 ・脚がほっそり見えるシャドー効果がある。 ・サポート感が気持ちいい。 ・ネットのずり落ちを防止できる。 上述したように、「重ね履き」のニーズがあるにも拘ら
ず、重ね履きするための衣料をセットとした衣料包装体
が従来、提案されていないものであった。そこで本発明
は、「重ね履き」のメリットを約束できる衣料包装体を
提供することが目的である。
ず、重ね履きするための衣料をセットとした衣料包装体
が従来、提案されていないものであった。そこで本発明
は、「重ね履き」のメリットを約束できる衣料包装体を
提供することが目的である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の目的を
達成するために、次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本発明に係る重ね履き衣料包装体は、重ね履きする
衣料を個別に包装しかつその内装衣料を見分けるための
窓が形成されている複数の衣料包装体と、該複数の衣料
包装体を収納しかつ衣料包装体の窓に対向して内装衣料
を見分け るための窓が形成されている主包装体と、を組
み合せて構成し、前記主包装体の窓は正面と背面とに形
成され、前記複数の衣料包装体は、その各窓が主包装体
の正面と背面の窓に対向すべく、主包装体内に背中合わ
せに重ねて収納されていることを特徴とするものであ
る。
達成するために、次の技術的手段を講じている。すなわ
ち、本発明に係る重ね履き衣料包装体は、重ね履きする
衣料を個別に包装しかつその内装衣料を見分けるための
窓が形成されている複数の衣料包装体と、該複数の衣料
包装体を収納しかつ衣料包装体の窓に対向して内装衣料
を見分け るための窓が形成されている主包装体と、を組
み合せて構成し、前記主包装体の窓は正面と背面とに形
成され、前記複数の衣料包装体は、その各窓が主包装体
の正面と背面の窓に対向すべく、主包装体内に背中合わ
せに重ねて収納されていることを特徴とするものであ
る。
【０００７】このような構成を採用したことによって、
ベース（第１衣料）がパンティストッキングで、重ね履
きする第２衣料を網タイツとすることにより、前述した
重ね履きのメリットが確保できるし、対流通対策におい
ても有利となったのである。また、前記主包装体には、
これに収納している複数の衣料包装体における衣料を見
分けるための窓が形成されていることから、主包装体に
複数の衣料包装体をセットとして収納したとしても、購
入者は自己の好みに合ったファッショナブルな商品（衣
料）を個別に見分けての購入が可能となったのである。
ベース（第１衣料）がパンティストッキングで、重ね履
きする第２衣料を網タイツとすることにより、前述した
重ね履きのメリットが確保できるし、対流通対策におい
ても有利となったのである。また、前記主包装体には、
これに収納している複数の衣料包装体における衣料を見
分けるための窓が形成されていることから、主包装体に
複数の衣料包装体をセットとして収納したとしても、購
入者は自己の好みに合ったファッショナブルな商品（衣
料）を個別に見分けての購入が可能となったのである。
【０００８】更に、重ね履きする衣料は個別に包装され
ていることから、個別販売は可能であるし、この複数の
衣料包装体を主包装体に収納することによって、衣料は
所謂２重（多重）の包装形態となって流通過程および販
売過程等において汚れ、キズ等が発生するのを防止でき
たのである。また、本発明にあっては、主包装体は偏平
な方形筒に構成されていて、該方形筒の少なくとも一端
開口部が複数の衣料包装体の挿入口とされており、該挿
入口の左右に形成した切れ目を介して開口縁の一部を折
込むことで複数の衣料包装体の飛び出しを防ぐストッパ
が形成されていることを特徴とするものである。
ていることから、個別販売は可能であるし、この複数の
衣料包装体を主包装体に収納することによって、衣料は
所謂２重（多重）の包装形態となって流通過程および販
売過程等において汚れ、キズ等が発生するのを防止でき
たのである。また、本発明にあっては、主包装体は偏平
な方形筒に構成されていて、該方形筒の少なくとも一端
開口部が複数の衣料包装体の挿入口とされており、該挿
入口の左右に形成した切れ目を介して開口縁の一部を折
込むことで複数の衣料包装体の飛び出しを防ぐストッパ
が形成されていることを特徴とするものである。
【０００９】このような構成を採用したことにより、流
通過程および販売過程等において複数の衣料包装体が主
包装体から不測に抜け出すことが防止できるし、ストッ
パは切れ目を介して形成されることから、折込み状態か
らストッパを旧位状態にすることによって主包装体から
の複数の衣料包装体を抜き出すのには支障はないのであ
る。本発明においては、重ね履きする衣料のひとつ（第
１衣料）としては、パンティストッキングが推奨され、
他の衣料（重ね履き衣料（第２衣料））としては網タイ
ツが推奨されるが、これらに限定されるものではない。
通過程および販売過程等において複数の衣料包装体が主
包装体から不測に抜け出すことが防止できるし、ストッ
パは切れ目を介して形成されることから、折込み状態か
らストッパを旧位状態にすることによって主包装体から
の複数の衣料包装体を抜き出すのには支障はないのであ
る。本発明においては、重ね履きする衣料のひとつ（第
１衣料）としては、パンティストッキングが推奨され、
他の衣料（重ね履き衣料（第２衣料））としては網タイ
ツが推奨されるが、これらに限定されるものではない。
【００１０】例えば第１衣料（ベース衣料）としてはパ
ンティストッキング、ストッキングを採用し、第２衣料
（重ね履き衣料）としてはショートソックス、アンクレ
ット、ソックス、ハイソックス等であっても構わない。
ただし、第１衣料が６０〜８０デニールの中厚なパンテ
ィストッキングであり、これに重ね履きする第２衣料が
ラッセル編による網タイツであることによって、重ね履
きのカラーパターンが組み合せ方次第でとてもファッシ
ョナブルにできるのである。
ンティストッキング、ストッキングを採用し、第２衣料
（重ね履き衣料）としてはショートソックス、アンクレ
ット、ソックス、ハイソックス等であっても構わない。
ただし、第１衣料が６０〜８０デニールの中厚なパンテ
ィストッキングであり、これに重ね履きする第２衣料が
ラッセル編による網タイツであることによって、重ね履
きのカラーパターンが組み合せ方次第でとてもファッシ
ョナブルにできるのである。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態について説明する。図９を参照すると、第１衣料
（ベース衣料）の一例としてパンティストッキング１が
示してあり、タイツ編機によるプレーン編組織であって
ヒップ１Ａ、レッグ１Ｂ、ヒール１Ｃ、トウ１Ｄの全て
の糸づかいは、例えば、１８デニールのポリウレタン糸
に、５０デニール４８フィラメントのウーリーナイロン
糸をシングルカバーリングしたものであり、横シマがな
く、美しい生地面のゾッキタイプが最適であり、また、
ベースカラーを生かすならばマット感覚の６０〜８０デ
ニールの中厚が推奨され、ベースカラーとしては、ブラ
ウン、ネービー、グレー、ブラック、ワイン等が推奨さ
れる。
の形態について説明する。図９を参照すると、第１衣料
（ベース衣料）の一例としてパンティストッキング１が
示してあり、タイツ編機によるプレーン編組織であって
ヒップ１Ａ、レッグ１Ｂ、ヒール１Ｃ、トウ１Ｄの全て
の糸づかいは、例えば、１８デニールのポリウレタン糸
に、５０デニール４８フィラメントのウーリーナイロン
糸をシングルカバーリングしたものであり、横シマがな
く、美しい生地面のゾッキタイプが最適であり、また、
ベースカラーを生かすならばマット感覚の６０〜８０デ
ニールの中厚が推奨され、ベースカラーとしては、ブラ
ウン、ネービー、グレー、ブラック、ワイン等が推奨さ
れる。
【００１２】図１０を参照すると、前記第１衣料に重ね
履きされる第２衣料の一例として網タイツ（ネット状パ
ンティストッキング）２が示してあり、ラッセル編機に
よるチュール編組織であってヒップ２Ａ、レッグ２Ｂ、
ヒール２Ｃ、トウ２Ｄの全ての糸づかいは、ループ糸と
して２０デニールのポリウレタン糸に４０デニールのナ
イロン糸をシングルカバーリングしたものを用い、挿入
糸として１７フィラメント、５０デニールのウーリーナ
イロン糸を１本用いたものを示していて、ネットカラー
としては、ブラウン、ネービー、グレー等が推奨され
る。
履きされる第２衣料の一例として網タイツ（ネット状パ
ンティストッキング）２が示してあり、ラッセル編機に
よるチュール編組織であってヒップ２Ａ、レッグ２Ｂ、
ヒール２Ｃ、トウ２Ｄの全ての糸づかいは、ループ糸と
して２０デニールのポリウレタン糸に４０デニールのナ
イロン糸をシングルカバーリングしたものを用い、挿入
糸として１７フィラメント、５０デニールのウーリーナ
イロン糸を１本用いたものを示していて、ネットカラー
としては、ブラウン、ネービー、グレー等が推奨され
る。
【００１３】図１１を参照すると、パンティストッキン
グ（ベース）１の上にネット状パンティストッキング
（ネット）２を重ね履きした一例が示してあり、この重
ね履きのカラーパターンは、種々のものが考えられるが
下記のカラーパターンが推奨される。 （１）同系色を組み合わせた基本コーディネイト ベースとネットのトーンを少しずらすのがおしゃれ感覚
にそうからである。 （２）黒（ブラック）をベースにシンプルコーディネイ
ト ダークトーンのネットを合わせるのがポイントである。
グ（ベース）１の上にネット状パンティストッキング
（ネット）２を重ね履きした一例が示してあり、この重
ね履きのカラーパターンは、種々のものが考えられるが
下記のカラーパターンが推奨される。 （１）同系色を組み合わせた基本コーディネイト ベースとネットのトーンを少しずらすのがおしゃれ感覚
にそうからである。 （２）黒（ブラック）をベースにシンプルコーディネイ
ト ダークトーンのネットを合わせるのがポイントである。
【００１４】 （３）コントラスト効果で色の変化を楽しむ場合 単品では表現できない絶妙なカラー効果を得ることがで
きる。
きる。
【００１５】 （４）シャドー効果で脚を細く見せる場合 ネットをダークトーンにすると、脚の両サイドが影にな
って見えるシャドー効果で、脚が引き締まって見えるか
らである。
って見えるシャドー効果で、脚が引き締まって見えるか
らである。
【００１６】 以上のようにタイツ（ベース）の上にネットを重ね履き
することによって、既述したモニター調査のメリットを
奏し得るだけでなく、ネット単品（網タイツ）への不満
点である寒い、セクシーすぎる、目立ちすぎること等に
より客層の限定、肌ざわりが悪い、等の課題を解消する
のである。
することによって、既述したモニター調査のメリットを
奏し得るだけでなく、ネット単品（網タイツ）への不満
点である寒い、セクシーすぎる、目立ちすぎること等に
より客層の限定、肌ざわりが悪い、等の課題を解消する
のである。
【００１７】図１〜図４を参照すると、本発明に係る重
ね履き衣料包装体の実施形態が例示されており、第１衣
料１は図６で示すように、２つ折り可能な台紙３に図示
の通り当該衣料１を重ね合せて２つ折りとし、これを２
つ折り可能な紙製の表包装体４にて挟み込んで、透明フ
ィルム等による包装袋５に挿入することで包装されてお
り、第１衣料包装体６とされている。なお、表包装体４
の一面には、包装袋５に挿入した状態で第１衣料１を見
分けるための窓４Ａが形成されているとともに、当該表
包装体４の表面には図示省略しているが、商品番号、サ
イズ、商品説明等が印刷されており、これ故、当該第１
衣料包装体６はこれを単品として販売等できるものであ
る。
ね履き衣料包装体の実施形態が例示されており、第１衣
料１は図６で示すように、２つ折り可能な台紙３に図示
の通り当該衣料１を重ね合せて２つ折りとし、これを２
つ折り可能な紙製の表包装体４にて挟み込んで、透明フ
ィルム等による包装袋５に挿入することで包装されてお
り、第１衣料包装体６とされている。なお、表包装体４
の一面には、包装袋５に挿入した状態で第１衣料１を見
分けるための窓４Ａが形成されているとともに、当該表
包装体４の表面には図示省略しているが、商品番号、サ
イズ、商品説明等が印刷されており、これ故、当該第１
衣料包装体６はこれを単品として販売等できるものであ
る。
【００１８】第２衣料２は図７で示すように、当該衣料
２に芯紙７を挿入して該芯紙７に衣料２を折り畳むとと
もに２つ折り可能な紙製の表包装体８にて挟み込んで、
透明フィルム等による包装袋９に挿入することで包装さ
れており、第２衣料包装体１０とされている。なお、表
包装体８の一面には、包装袋９に挿入した状態で第２衣
料２を見分けるための窓８Ａが形成されているととも
に、当該表包装体８の表面には図示省略しているが、商
品番号、サイズ等が印刷されており、これ故、当該第２
衣料包装体１０はこれを単品として販売等できるもので
あり、この表包装体８（表包装体４についても同じ）に
ついては図８（Ａ）（Ｂ）に示している。
２に芯紙７を挿入して該芯紙７に衣料２を折り畳むとと
もに２つ折り可能な紙製の表包装体８にて挟み込んで、
透明フィルム等による包装袋９に挿入することで包装さ
れており、第２衣料包装体１０とされている。なお、表
包装体８の一面には、包装袋９に挿入した状態で第２衣
料２を見分けるための窓８Ａが形成されているととも
に、当該表包装体８の表面には図示省略しているが、商
品番号、サイズ等が印刷されており、これ故、当該第２
衣料包装体１０はこれを単品として販売等できるもので
あり、この表包装体８（表包装体４についても同じ）に
ついては図８（Ａ）（Ｂ）に示している。
【００１９】図１を参照すると、上述のように個別に包
装している第１・２衣料包装体６，１０を重ね合せた状
態で収納可能な主包装体１１が示してある。すなわち、
本発明に係る衣料包装体は、重ね履きする衣料，図では
パンティストッキングで示す第１衣料１と網タイツで示
す第２衣料２を個別に包装しかつその内装衣料１、２を
見分けるための窓４Ａ、８Ａが形成されている第１・２
衣料包装体６，１０と、該第１・２衣料包装体６，１０
を重ね合せた状態で収納しかつ衣料包装体６、１０の窓
窓４Ａ、８Ａに対向して内装衣料１、２を見分けるため
の窓１１Ａが形成されている主包装体１１と、を組み合
せて構成し、前記主包装体１１の窓１１Ａは正面と背面
とに形成され、これに収納している第１・２衣料包装体
６，１０は、その各窓４Ａ、８Ａが主包装体１１の正面
と背面の窓１１Ａに対向すべく、主包装体１１内に背中
合わせに重ねて収納されている。
装している第１・２衣料包装体６，１０を重ね合せた状
態で収納可能な主包装体１１が示してある。すなわち、
本発明に係る衣料包装体は、重ね履きする衣料，図では
パンティストッキングで示す第１衣料１と網タイツで示
す第２衣料２を個別に包装しかつその内装衣料１、２を
見分けるための窓４Ａ、８Ａが形成されている第１・２
衣料包装体６，１０と、該第１・２衣料包装体６，１０
を重ね合せた状態で収納しかつ衣料包装体６、１０の窓
窓４Ａ、８Ａに対向して内装衣料１、２を見分けるため
の窓１１Ａが形成されている主包装体１１と、を組み合
せて構成し、前記主包装体１１の窓１１Ａは正面と背面
とに形成され、これに収納している第１・２衣料包装体
６，１０は、その各窓４Ａ、８Ａが主包装体１１の正面
と背面の窓１１Ａに対向すべく、主包装体１１内に背中
合わせに重ねて収納されている。
【００２０】より具体的に説明すると、主包装体１１は
紙製で偏平な方形筒１２に構成されていて、該方形筒１
２の少なくとも一端開口部１３、図では両端開口部１３
が第１・２衣料包装体６，１０の挿入口１４とされてお
り、該挿入口１４の左右に形成した切れ目１５を介して
開口縁の一部を折込むことで第１・２衣料包装体６，１
０の飛び出しを防ぐストッパ１６が形成されているので
ある。なお、方形筒１２には、商品名、サイズ等の印刷
が施してあり、図示の実施形態では、おまけ商品である
シール紙１７が付帯されることから、該おまけ商品１７
を見分けるための窓１１Ｂが形成されている。
紙製で偏平な方形筒１２に構成されていて、該方形筒１
２の少なくとも一端開口部１３、図では両端開口部１３
が第１・２衣料包装体６，１０の挿入口１４とされてお
り、該挿入口１４の左右に形成した切れ目１５を介して
開口縁の一部を折込むことで第１・２衣料包装体６，１
０の飛び出しを防ぐストッパ１６が形成されているので
ある。なお、方形筒１２には、商品名、サイズ等の印刷
が施してあり、図示の実施形態では、おまけ商品である
シール紙１７が付帯されることから、該おまけ商品１７
を見分けるための窓１１Ｂが形成されている。
【００２１】図２〜図４、特に、図４にて例示している
ように、切れ目１５は、主包装体１１の表裏と左右壁に
交互に形成されることによって、該切れ目１５を形成し
たとしても主包装体１１における包装形態のくずれを防
止しているとともに、流通過程および販売過程等におい
て第１・２衣料包装体６，１０が主包装体１１から不測
に抜け出すことが防止できるし、ストッパ１６は切れ目
１５を介して形成されていることから、折込み状態から
ストッパ１６を旧位状態にすることによって主包装体１
１からの第１・２衣料包装体６，１０を抜き出すのには
支障はないし、また、前記主包装体１１には、これに収
納している第１・２衣料包装体６，１０における第１・
２衣料１，２を個別に見分けるための窓１１Ａが形成さ
れていることから、主包装体１１に第１・２衣料包装体
６，１０をセットとして収納したとしても、購入者は自
己の好みに合ったファッショナブルな商品（第１・２衣
料）を個別に見分けての購入が可能となるのである。
ように、切れ目１５は、主包装体１１の表裏と左右壁に
交互に形成されることによって、該切れ目１５を形成し
たとしても主包装体１１における包装形態のくずれを防
止しているとともに、流通過程および販売過程等におい
て第１・２衣料包装体６，１０が主包装体１１から不測
に抜け出すことが防止できるし、ストッパ１６は切れ目
１５を介して形成されていることから、折込み状態から
ストッパ１６を旧位状態にすることによって主包装体１
１からの第１・２衣料包装体６，１０を抜き出すのには
支障はないし、また、前記主包装体１１には、これに収
納している第１・２衣料包装体６，１０における第１・
２衣料１，２を個別に見分けるための窓１１Ａが形成さ
れていることから、主包装体１１に第１・２衣料包装体
６，１０をセットとして収納したとしても、購入者は自
己の好みに合ったファッショナブルな商品（第１・２衣
料）を個別に見分けての購入が可能となるのである。
【００２２】図５を参照すると、主包装体１１の他の有
用な実施形態が示してあり、図１〜４では方形筒１２の
両端に挿入口が形成されていたが、図５の実施形態では
方形筒１２の一端は有底部１２Ａとされていて、挿入口
１４は一方のみに形成されているのであり、その他の構
成は図１〜４と同じであることから、共通部分は共通符
号で示している。図１２を参照すると、他の例を示して
おり、主包装体１１の挿入口１４から、第１衣料包装体
６と第２衣料包装体１０が並列して収納されており、該
包装体６，１０は並列収納状態において窓１１Ａから第
１・２衣料１，２を見分けることができるようになって
いる。
用な実施形態が示してあり、図１〜４では方形筒１２の
両端に挿入口が形成されていたが、図５の実施形態では
方形筒１２の一端は有底部１２Ａとされていて、挿入口
１４は一方のみに形成されているのであり、その他の構
成は図１〜４と同じであることから、共通部分は共通符
号で示している。図１２を参照すると、他の例を示して
おり、主包装体１１の挿入口１４から、第１衣料包装体
６と第２衣料包装体１０が並列して収納されており、該
包装体６，１０は並列収納状態において窓１１Ａから第
１・２衣料１，２を見分けることができるようになって
いる。
【００２３】これ故、窓１１Ａは主包装体１１の表面の
みに形成しても良いし、表裏両面に形成しても良い。図
１３を参照すると、本発明の他の有用な実施形態を示し
ており、主包装体１１の挿入口１４から、重ね履きする
衣料を個別に包装した第１〜４衣料包装体１０１〜１０
４を重ね合せた状態で並列して収納したものであり、当
該衣料包装体１０１〜１０４における個別包装されてい
る衣料は主包装体１１の表裏両面に形成した窓１１Ａか
ら見分けることができるようになっている。
みに形成しても良いし、表裏両面に形成しても良い。図
１３を参照すると、本発明の他の有用な実施形態を示し
ており、主包装体１１の挿入口１４から、重ね履きする
衣料を個別に包装した第１〜４衣料包装体１０１〜１０
４を重ね合せた状態で並列して収納したものであり、当
該衣料包装体１０１〜１０４における個別包装されてい
る衣料は主包装体１１の表裏両面に形成した窓１１Ａか
ら見分けることができるようになっている。
【００２４】これ故に、主包装体１１に収納される重ね
履きする衣料を個別に包装している衣料包装体の数は、
複数（２〜４個）であれば良く、その数は限定されるこ
とはない。なお、図１３において、衣料包装体１０１〜
１０４は、第１衣料はパンティストッキング、第２衣料
は網タイツ、第３衣料はソックス、第４衣料はアンクレ
ット等であることが推奨される。本発明の実施の形態は
以上の通りであるが、次のような設計変更は可能であ
る。
履きする衣料を個別に包装している衣料包装体の数は、
複数（２〜４個）であれば良く、その数は限定されるこ
とはない。なお、図１３において、衣料包装体１０１〜
１０４は、第１衣料はパンティストッキング、第２衣料
は網タイツ、第３衣料はソックス、第４衣料はアンクレ
ット等であることが推奨される。本発明の実施の形態は
以上の通りであるが、次のような設計変更は可能であ
る。
【００２５】窓４Ａ，８Ａ，１１Ａ，１１Ｂについて
は、これに透明フィルム等でおおうこと。おまけ商品１
７については付帯させるが否かは自由であること。主包
装体１１については、商品の形態に応じた形状にするこ
と。複数の衣料包装体６，１０，１０１〜１０４におい
ては表包装体４，８に窓４Ａ，８Ａを形成することな
く、当該窓４Ａ，８Ａに代替して当該表包装体４，８に
個別包装した衣料を表わすカラー写真、シール、文字、
衣料図案等を印刷したものであれば良く、主包装体１１
の窓１１Ａから衣料を見分け得ればよい等々である。
は、これに透明フィルム等でおおうこと。おまけ商品１
７については付帯させるが否かは自由であること。主包
装体１１については、商品の形態に応じた形状にするこ
と。複数の衣料包装体６，１０，１０１〜１０４におい
ては表包装体４，８に窓４Ａ，８Ａを形成することな
く、当該窓４Ａ，８Ａに代替して当該表包装体４，８に
個別包装した衣料を表わすカラー写真、シール、文字、
衣料図案等を印刷したものであれば良く、主包装体１１
の窓１１Ａから衣料を見分け得ればよい等々である。
【００２６】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、重
ね履きされる衣料をセットにしているが故に、重ね履き
によるファッショナブルなものにできながらも、流通、
販売等の便利さを約束できる。
ね履きされる衣料をセットにしているが故に、重ね履き
によるファッショナブルなものにできながらも、流通、
販売等の便利さを約束できる。
【図１】本発明に係る包装体の第１実施形態を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図２】包装体の正面図である。
【図３】包装体の背面図である。
【図４】主包装体の第１実施形態を示す斜視図である。
【図５】主包装体の第２実施形態を示す斜視図である。
【図６】第１衣料包装体の包装形態を示す説明的な斜視
図である。
図である。
【図７】第２衣料包装体の包装形態を示す説明的な斜視
図である。
図である。
【図８】表包装体を示し、（Ａ）は折込状態の正面図、
（Ｂ）は展開図である。
（Ｂ）は展開図である。
【図９】第１衣料であるパンティストッキングの斜視図
である。
である。
【図１０】第２衣料である網状パンティストッキング
（網タイツ）の斜視図である。
（網タイツ）の斜視図である。
【図１１】重ね履きの一例を示す斜視図である。
【図１２】包装体の他の例を示す斜視図である。
【図１３】本発明に係る包装体の他の実施形態を示す斜
視図である。
視図である。
１ 第１衣料 ２ 第２衣料 ６ 第１衣料包装体 １０ 第２衣料包装体 １１ 主包装体 １１Ａ 窓
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 77/04 B65D 5/04 B65D 5/52 B65D 85/18
Claims (3)
- 【請求項１】 重ね履きする衣料を個別に包装しかつそ
の内装衣料を見分けるための窓が形成されている複数の
衣料包装体と、該複数の衣料包装体を収納しかつ衣料包
装体の窓に対向して内装衣料を見分けるための窓が形成
されている主包装体と、を組み合せて構成し、前記主包
装体の窓は正面と背面とに形成され、前記複数の衣料包
装体は、その各窓が主包装体の正面と背面の窓に対向す
べく、主包装体内に背中合わせに重ねて収納されている
ことを特徴とする重ね履き衣料包装体。 - 【請求項２】 主包装体は偏平な方形筒に構成されてい
て、該方形筒の少なくとも一端開口部が複数の衣料包装
体の挿入口とされており、該挿入口の左右に形成した切
れ目を介して開口縁の一部を折込むことで複数の衣料包
装体の飛び出しを防ぐストッパが形成されていることを
特徴とする請求項１記載の重ね履き衣料包装体。 - 【請求項３】 衣料のひとつが６０〜８０デニールの中
厚なパンティストッキングであり、この衣料に重ね履き
する他の衣料がラッセル編による網タイツであることを
特徴とする請求項１又は２に記載の重ね履き衣料包装
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29006097A JP3254412B2 (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 重ね履き衣料包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29006097A JP3254412B2 (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 重ね履き衣料包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11124173A JPH11124173A (ja) | 1999-05-11 |
| JP3254412B2 true JP3254412B2 (ja) | 2002-02-04 |
Family
ID=17751276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29006097A Expired - Fee Related JP3254412B2 (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 重ね履き衣料包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3254412B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8167125B2 (en) * | 2008-07-03 | 2012-05-01 | Peacock Apparel Group, Inc. | Transparent box and arrangement of articles of clothing therein |
| JP5283456B2 (ja) * | 2008-09-02 | 2013-09-04 | グンゼ株式会社 | 靴下類の複数組み包装パッケージ |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP29006097A patent/JP3254412B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11124173A (ja) | 1999-05-11 |
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