JP3254374B2 - 内筒部材を有するバッグインボックス用箱のフオーミング方法とそのフオーミングに用いるブランク - Google Patents

内筒部材を有するバッグインボックス用箱のフオーミング方法とそのフオーミングに用いるブランク

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JP3254374B2
JP3254374B2 JP10474596A JP10474596A JP3254374B2 JP 3254374 B2 JP3254374 B2 JP 3254374B2 JP 10474596 A JP10474596 A JP 10474596A JP 10474596 A JP10474596 A JP 10474596A JP 3254374 B2 JP3254374 B2 JP 3254374B2
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昭一 川瀬
徹夫 村上
建一 千田
泰平 竹澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、段ボールシートまたは
板紙等の材料からなる包装箱において、包装箱の内側に
6角形または8角形等の多角形をした内筒部材を一体に
設けた箱に関するものである。
【0002】更に詳しく述べると本発明は、先に本出願
人等が出願した「胴ぶくれ防止機能を有したバッグイン
ボックス」(特願平6−7916号:平成6年3月28
日出願、特願平6−196172号:平成6年7月29
日出願等)において提案した包装箱の新規な作り方(フ
オーミング方法)を提案しようとするものである。
【0003】
【従来技術】段ボールまたは板紙等の厚紙からなるボッ
クスブランクに区画した底パネルから立上げる左右およ
び前後の各側面パネルで4角形をなした外箱を成形しつ
つ該外箱の内側に8角形の内筒を形成させ、この内筒を
外箱とに対して一体に固定して、バックインボックス用
包装箱を製造する方法及び装置が本出願人より提案され
ている(特願平7−53736号:平成7年2月20日
出願参照)。
【0004】先の出願におけるバックインボックス用包
装箱の製造方法は、図8に図解したような方法であっ
た。すなわち、マガジン部に集積保持した厚紙を材料と
するボックスブランクS(以下単に、ブランクという)
を折込部に水平状に供給する際、ブランクの底面パネル
上及び左右側面パネルの両側に延設した内筒形成用の4
隅のフラップに、接合用の糊gをホットメルトガン26
で筋状に塗布した後、ブランクを所定位置に保持する。
次に2段下降可能な吸着ユニットで、ブランクを2段階
に下降させながら、内筒形成用フラップを折曲加工す
る。すなわち、先ず、第1段下降時に、ブランクの4隅
に位置する前記フラップ部を第1曲げ手段32により上
向きに90度曲げする。次にこの90度曲げしたフラッ
プ部をL曲げ手段33により更にL字形に折り曲げる。
次いで第2段下降時に、前記L曲げされたフラップ部を
第2曲げ手段34により更に90度曲げし、90度曲げ
したフラップの先端を下部圧着ユニット37、38によ
りブランクの側面パネル内面に接合する。そして前記第
2曲げ手段34による90度曲げ終了後、折込部から次
段の成形工程に水平状に供給する。その際、上向きに立
上げた前記フラップ部の外面所定位置に糊をホットメル
トガン49で筋状に塗布する。最後に、ホーミングダイ
とホーミングダイの上から下降するマンドレルからなる
成形機(図示略)を用い、該マンドレルによりブランク
をホーミングダイに押し込んで、ブランクの底面パネル
の4辺に連設した側面パネルを立ち上げて容器(バック
インボックス用包装箱)を成形するというフオーミング
方法を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のフオーミング方
法は、ブランクを折込部で2段階に分けて下降させなが
ら、折込並び接合作業を行うものである。したがって各
々の作業ステップでの素材の折込または接合作業が煩雑
で時間がかかる。
【0006】またブランクは、フオーミング時、予め刻
設された折目の位置で折曲げることができないことがあ
る。すなわち、ブランクの所定位置に正確に折目を刻設
しても、ブランクの吸湿の度合とかブランク折曲げ時の
弾性の強弱などの影響により、折込部においてブランク
が所定折目位置から正確に折曲がらないという難点があ
る。
【0007】ブランクは折目の位置で正確に折曲げ、貼
着しなければ、箱の形状、寸法が設計した形状あるいは
寸法よりも大きくまたは小さくなってしまう。このよう
な箱サイズの不安定さは、自動包装ラインのマシントラ
ブルの原因となり、箱の製造能力を高速化できない。
【0008】本発明はこうした従来の問題に着目し、こ
れらの問題を改善することを目的とする新規なフオーミ
ング方法並びにボックスブランクを提案するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の方法は、1枚の段ボールまたは板紙等の原紙か
ら成り、底面板(1)を中心にその4辺に前後左右対称の
側面板(2、2、3、3)が連設され、また左右の側面
板(3、3)の両側辺に、接着片(13a)及び折り目
を介して多角形に折り曲げ得るようにされた内筒形成部
材(13b、13c)が順次連設され、さらに内筒形成
部材(13b、13c)の先端に夫々突き合わせ部(1
5)が連設されているシート状のボックスブランクを用
いて、前記内筒形成部材(13b、13c)を、接着片
(13a)との境界をなす折り目(10)より上方に向
かって90度以上に折り曲げた後、該ブランクを、筒状
のホーミングダイと該ホーミングダイの上から下降する
マンドレルからなる成形機によりホーミングダイ内に押
し込んで前記底面板(1)に連設した前後左右の側面板
(2、2、3、3)を垂直方向に立ち上げながら、前後
の側面板(2、2)の内側に左右の接着片(13a)と
内筒形成部材(13b、13c)を折曲げつつ、内筒形
成部材の先端の突き合わせ部(15)を相互に突合せな
がら前記左右の側面板(3、3)上に接合し、続いて前
後の側面板(2、2)を底面板(1)に対して垂直方向
に立ち上げることにより前記接着片(13a)と前後の
側面板(2、2)とを接合することを特徴とする内筒部
材を有するバッグインボックス用箱のフオーミング方法
である。
【0010】また本発明は、1枚の段ボールまたは板紙
等の原紙から成り、底面板(1)を中心にその4辺に前後
左右対称の側面板(2、2、3、3)が連設され、また
左右の側面板(3、3)の両側辺に、接着片(13a)
及び折り目を介して多角形に折り曲げ得るようにされた
内筒形成部材(13b、13c)が順次連設され、さら
に内筒形成部材(13b、13c)の先端に互いに噛合
い関係を有する突き合わせ部(15)が連設されている
シート状のボックスブランクを用いて、前記内筒形成部
材(13b、13c)を、接着片(13a)との境介を
なす折り目(10)より、上方に向かって90度以上1
80度以内の範囲において折り曲げ、次に前記突き合わ
せ部(15)の間から左右の側面板(3、3)上に糊を
塗布した後、該ブランクを、筒状のホーミングダイと該
ホーミングダイの上から下降するマンドレルからなる成
形機によりホーミングダイ内に押し込んで前記底面板
(1)に連設した前後左右の側面板(2、2、3、3)
を垂直方向に立ち上げながら、前後の側面板(2、2)
の内側に左右の接着片(13a)と内筒形成部材(13
b、13c)を折曲げつつ、内筒形成部材の先端の突き
合わせ部(15)相互に突合せながら前記左右の側面板
(3、3)上に接合し、続いて、前後の側面板(2、
2)を底面板(1)に対して垂直方向に立ち上げること
により前記接着片(13a)と前後の側面板(2、2)
とを接合固定することを特徴とする内筒部材を有する
ッグインボックス用箱のフオーミング方法である。
【0011】また本発明は、1枚の段ボールまたは板紙
等の原紙から成り、底面板(1)を中心にその4辺に前後
左右対称の側面板(2、2、3、3)が連設され、また
左右の側面板(3、3)の両側辺に、接着片(13a)
及び折り目を介して多角形に折り曲げ得るようにされた
内筒形成部材(13b、13c)が順次連設され、さら
に内筒形成部材(13b、13c)の先端に互いに噛み
合う関係を有する凹部と凸部とを備える突き合わせ部
(15)が連設されているシート状のボックスブランク
を用いて、前記接着片(13a)または第2の内筒形成
部材(13b)のうち少なくとも一方に糊を塗布した
後、前記内筒形成部材(13b、13c)を、接着片
(13a)の上に180度曲げして接着し、次に前記突
き合わせ部(15)の谷間または空隙から左右の側面板
(3、3)上に糊を塗布した後、該ブランクを、筒状の
ホーミングダイと該ホーミングダイの上から下降するマ
ンドレルからなる成形機によりホーミングダイ内に押し
込んで前記底面板(1)に連設した前後左右の側面板
(2、2、3、3)を垂直方向に立ち上げながら、前後
の側面板(2、2)の内側に左右の接着片(13a)と
内筒形成部材(13b、13c)を折曲げつつ、内筒形
成部材の先端の突き合わせ部(15)相互に突合せなが
ら前記左右の側面板(3、3)上に接合し、続いて、前
後の側面板(2、2)を底面板(1)に対して垂直方向
に立ち上げることにより前記接着片(13a)と前後の
側面板(2、2)とを接合することを特徴とする内筒部
材を有するバッグインボックス用箱のフオーミング方法
である。
【0012】
【0013】また本発明は、1枚の段ボールまたは板紙
等の原紙から成り、中央に矩形状底面板(1)を設け、
その底面板(1)の4辺に前後左右対称の矩形状側面板
(2、2、3、3)が連設され、左右の側面板(3、
3)の両側辺には、接着片(13a)及び第2内筒形成
片(13b)並びに先端部に互いに噛み合う関係を有す
る凹凸状突き合わせ部(15)を具備した第3内筒形成
片(13c)が順次折目を介して連設されているシート
状のボックスブランクを用いて、前記第2及び第3内筒
形成片を、接着片(13a)との境界をなす折り目(1
0)より上方に向けて90度以上折り曲げた後、該ブラ
ンクを、筒状のホーミングダイと該ホーミングダイの上
から下降するマンドレルからなる成形機によりホーミン
グダイ内に押し込んで前記底面板(1)に連設した前後
左右の側面板(2、2、3、3)を垂直方向に立ち上げ
ながら、前後の側面板(2、2)の内側に左右の接着片
(13a)と内筒形成部材(13b、13c)を折曲げ
つつ、第3の内筒形成片(13c)の先端相互を左右の
側面板の板面に対し鋭角をなすように立て、かつ前記左
右の側面板(3、3)上に突き合わせ部(15)を接合
しながら前記凹凸状突き合わせ部が互いに噛み合うよう
に突き合せ、続いて、前記前後の側面板(2、2)を垂
直方向に立ち上げることにより該前後の側面板と接着片
(13a)とを接合して、前記底面板(1)と前後左右
4枚の側面板(2、2、3、3)とで4角形をなした外
箱を成形しながら、該外箱の内側に8角形の内筒を形成
させ、この内筒を外箱とに対して一体に接合することを
特徴とする8角形の内筒部材を有するバッグインボック
ス用箱のフオーミング方法である。
【0014】また本発明は、1枚の段ボールまたは板紙
等の原紙から成り、中央に矩形状底面板(1)を設け、
その底面板(1)の4辺に前後左右対称の矩形状側面板
(2、2、3、3)が連設され、左右の側面板(3、
3)の両側辺には、順次折目を介して接着片(13
a)、第2内筒形成片(13b)並びに先端部に互いに
噛み合う関係を有する凹凸状突き合わせ部(15)を具
備した第3内筒形成片(13c)が対称的に連設されて
いるシート状のボックスブランクを用いて、前記第2及
び第3内筒形成片を、接着片(13a)との折り目(1
0)より上方に向けて90度以上180度以内の範囲に
おいて折り曲げ、次に前記突き合わせ部(15)の谷間
または空隙から左右の側面板(3、3)上に糊を塗布し
た後該ブランクを、筒状のホーミングダイと該ホーミン
グダイの上から下降するマンドレルからなる成形機によ
りホーミングダイ内に押し込んで前記底面板(1)に連
設した前後左右の側面板(2、2、3、3)を垂直方向
に立ち上げながら、前後の側面板(2、2)の内側に左
右の接着片(13a)と内筒形成部材(13b、13
c)を折曲げつつ、第3の内筒形成片(13c)の先端
相互を左右の側面板の板面に対し鋭角をなすように
て、前記凹凸状突合せ部を互いに噛み合うように突き合
せながら前記左右の側面板(3、3)上に接合し、続い
て、前記前後の側面板(2、2)を垂直方向に立ち上げ
ることにより該前後の側面板と接着片(13a)とを接
合し、前記底面板(1)と前後左右4枚の側面板(2、
2、3、3)とで4角形をなした外箱を成形しながら、
該外箱の内側に8角形の内筒を形成させ、この内筒を外
箱とに対して一体に接合することを特徴とする8角形の
内筒部材を有する箱のフオーミング方法である。
【0015】さらにまた本発明は、1枚の段ボールまた
は板紙等の原紙から成り、中央に矩形状底面板(1)を
設け、その底面板(1)の4辺に前後左右対称の矩形状
側面板(2、2、3、3)が連設され、左右の側面板
(3、3)の両側辺には、順次折目を介して接着片(1
3a)及び第2内筒形成片(13b)並びに先端部に互
いに噛み合う関係を有する凹凸状突き合わせ部(15)
を具備した第3内筒形成片(13c)が対称的に連設さ
れているシート状のボックスブランクを用いて、前記接
着片(13a)または第2内筒形成片(13b)のうち
少なくとも一方に糊に塗布した後、第2及び第3内筒形
成片(13b、13c)を接着片(13a)の上に18
0度曲げして接着し、次に前記突き合わせ部(15)の
谷間または空隙から左右の側面板(3、3)上に糊を塗
布した後該ブランクを、筒状のホーミングダイと該ホー
ミングダイの上から下降するマンドレルからなる成形機
によりホーミングダイ内に押し込んで前記底面板(1)
に連設した前後左右の側面板(2、2、3、3)を垂直
方向に立ち上げながら、前後の側面板(2、2)の内側
に左右の接着片(13a)と内筒形成部材(13b、1
3c)を折曲げつつ、第3の内筒形成片(13c)の先
端相互を左右の側面板の板面に対し鋭角をなすように
て、前記凹凸状突き合わせ部を互いに噛み合うように突
き合せながら前記左右の側面板(3、3)上に接合し、
続いて、前記前後の側面板(2、2)を垂直方向に立ち
上げることにより該前後の側面板と接着片(13a)と
を接合して、前記底面板(1)と前後左右4枚の側面板
(2、2、3、3)とで4角形をなした外箱を成形しな
がら、該外箱の内側に8角形の内筒を形成させ、この内
筒を外箱とに対して一体に接合することを特徴とする8
角形の内筒部材を有するバッグインボックス用箱のフオ
ーミング方法である。
【0016】なお、本発明における前記接着片(13
a)と内筒形成部材(13b)との境の折り目(10)
上にコ字状切れ線を刻設してなるバックインボックス用
箱のフオーミング方法である。
【0017】さらにまた本発明は、段ボールまたは板紙
等の弾性をもつ厚紙を材料とし、矩形状を呈する底面板
(1)を中心として、その4辺に折目を介して前後左右
対称の矩形状の側面板(2、2、3、3)が連設され、前
後の側面板(2、2)の自由端部には折目を介して蓋片
(7)が連設され、左右の側面板(3、3)の両側辺に
は、順次折目を介して接着片(13a)と内筒形成片
(13b〜13c)と凹凸状を呈する係合凸部(14)
が形成されているとともに、左右の係合凸部が互いに噛
み合うような関係を備える突合せ部(15)が一連に連
設されていることを特徴とする請求項1〜項記載の内
筒部材を有するバックインボックス用箱のフオーミング
方法に使用するボックスブランクを提案するものであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照して説
明する。図1は8角形の内筒部材を一体に設けたバック
インボックス用包装箱のボックスブランク(以下、単に
ブランクという)Aを示した説明図である。このブラン
クは、具体的には両面段ボール紙または板紙等の厚紙が
用いられる。
【0019】まず、ブランクAの構成を説明する。図1
において符号1は、矩形状(正方形を含む)を呈する底
面板、2、2、3、3は前記底面板1を中心として、そ
の4辺に折目4、5を介して連設された前後左右対称の
矩形状の側面板である。また、前後の側面板2、2の自
由端部には折目6を介して蓋片7が連設されている。な
お、左右の側面板3、3の両側辺には、順次折目9〜1
2を介して、接着片13a、内筒形成片13b〜13c
が連設される。そして前記内筒形成片13cの先端側に
は芯合わせ(センタリング)機能を有した複数個の係合
凸部14を備える突合せ部15が一連に連設されてい
る。
【0020】ちなみに前記凸部14の大きさや、形状
は、後記するように、互いに対応する内筒形成片相互を
突き合わせたとき、両者に設けた複数の凸部および凹部
がぴったり噛み合う関係を備えていればよく、その形状
大きさは任意である。なお、左右の側面板3の自由端部
には開口部フラップ16を設けてなるものである。
【0021】次に、上記本発明のブランクを用いる箱の
作り方(フオーミング方法)を図2〜図6により説明す
る。マガジンから1枚ずつ搬送供給されてくる本発明の
ブランクAは、まず図2に示すように、搬送途中でホッ
トメルトガンM1、M1によって第2の内筒形成片13
bの内面側に接合用糊g1を吹き付ける(図2のから
参照)。
【0022】次に、図3に示すように、接着片を兼ねる
第1内筒形成片13aと、第2内筒形成片13bとを両
者の連設折目10を介して上方に向け90度曲げし、さ
らにこれらを左右の側面板上に180度曲げして圧着す
る(図3のから参照)。ちなみに接着片13aと、
第2内筒形成片13bとの連設折り目10上には図示の
ようなコ字状の切れ線10’を形成することを可とす
る。このようにコ字状の切れ線を付与した場合には、ブ
ランクの折曲げ時、ブランクの弾性の影響による跳ね返
りを極力押さえることができる。
【0023】なお、第2の内筒形成片13bに糊を塗布
する代わりに、接着片13aに塗布してもよい。なお前
記のような90度曲げおよび180度曲げ圧着工程に代
えて、第2内筒形成片13bと第3内筒形成部材13c
とを折目10を介して直接的に左右の側面板上3に90
度以上折り曲げてもよい。また接着片13aと第2内筒
形成片13bとは接着させてもさせなくともよい。
【0024】その後、このブランクAを、図4に示すよ
うに、中央のホットメルトガンM2により前記係合凸部
14の谷間ないしは空隙から糊g2を左右の側面板3上
に打つとともに、左右に設けた別のホットメルトガンM
3を介して接着片13aの裏面側にも糊g3を塗布する
(図4の参照)。
【0025】次に筒状ホーミングダイと該ホーミングダ
イの上から下降するマンドレルからなる成形機(図示省
略)にブランクAを送る。この成形機においては、該ブ
ランクAをマンドレルにより筒状のホーミングダイ内に
押し込むことにより、底面板1に連設した前後左右の側
面板2と3を垂直方向に立ち上げる。
【0026】このとき、左右の側面板3、3を垂直方向
に立ち上げながら、前後の側面板2、2の内側に、左右
の接着片13aと第2内筒形成片13bと第3内筒形成
部材13cとを折目9を介して折り曲げつつ、第3の内
筒形成片13cの先端を左右の側面板3、3の板面に対
し鋭角状をなすように立てながら、その第3内筒形成片
13cを前記突き合わせ部15の折目12より折り曲げ
て前記左右の側面板3、3上に接合しながら前記係合凸
部14が互いに噛み合うように突き合せる(図4の並
び図5を参照)。
【0027】図5に示す図は、図4のにおけるD矢視
図である。同図に示すように、接着片を兼ねる第1内筒
形成片13aを左右の側面板3に対し直角方向に折曲げ
るとき、係合凸部14の先端は、左右の側面板3の板面
に対し鋭角状をなして立つことになる。すなわち折目1
2は紙がもつ弾性のため所定位置から正確に折曲がら
ず、側面板3の板面より浮き上がった状態となり、突合
せ部15の先端が立つのである。この突合せ部15の先
端は前述したように複数個の係合凸部14が形成されて
いるとともに、係合凸部14の谷間から左右の側面板3
上に糊g2を吹き付けるので、図5に示すように、前後
左右の側面板2と3が起立するときにも、凸部14の先
端は糊の吹き付け位置を避けるので、凸部先端で糊を掻
きとるというトラブルを発生させることなく、突合せ部
15を接着できる。
【0028】なお、突合せ部15は先端部が凹凸状をし
ており、両者が互いに噛み合うような関係を備えている
ため、凸部と凹部が噛み合うとき、内筒部材13b、1
3cが左右いずれかにズレていてもそのズレが矯正され
るという芯合わせ(センタリング)機能を奏するので突
き合わせ位置が狂わずにぴったり整合する(図7参
照)。
【0029】なお、前記突合せ部の先端形状は図示のよ
うな波形のものに限るものではく、台形、鋸刃状等その
形状や大きさは任意である、山または谷は複数に限らな
い。1つでもよい。突き合わせ部は曲線あるいは直線か
らなる凹凸部で構成することができる。また、山を高く
あるいは谷を深くし、またはその傾斜度をきつくするこ
とができる。そのようにするときは、前記凸部と凹部と
が噛み合う際に、芯合わせ(センタリング)しやすいも
のである。
【0030】図6は、前記のように、マンドレルにより
筒状のホーミングダイ内に押し込むことにより、4角形
の外箱を成形しながら、該外箱の内側に8角形の内筒を
形成させ、この内筒を外箱とに対して一体に固定してな
る箱の完成図である。
【0031】なお前記内筒形成部材は、8角形の内筒を
形成するものに限らず、複数本の折り目を有し該折り目
を介して6角形または10角形それ以上の多角形その他
疑似円形状をなす多角形に折り曲げ得るように構成され
ていてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明によると、単なる扁
平なブランクを用い、内筒形成部材を内側に90度以上
折り曲げた後、直ちにブランクをマンドレルによりホー
ミングダイ内に押し込んでフオーミングを行うことがで
きる。従来のように、ブランクを折込部で2段階に分け
て下降させながら、折込並び接合作業を行う必要がな
い。したがって各々の作業ステップでの素材の折込また
は接合作業が簡単となり、作業時間の短縮化が計れる。
【0033】また、左右の側面板の両側辺には、内筒形
成部材と複数個の係合凸部を有するとともに左右の係合
凸部が互いに噛み合うような関係を備える突合せ部が一
連に連設され、フオーミング時に、突合せ部の先端を左
右の側面板面に対し鋭角状をなすように立てながら前記
係合凸部が互いに噛み合うように突き合せるので、製函
トラブルの原因となる糊のかじり(フラップで糊を掻き
とってしまうこと)を防ぐことが可能となる。
【0034】また、前記係合凸部は複数個の凹凸が互い
に噛み合うように突き合せられるので、ブランクは、突
き合わせ位置が狂わずにぴったり整合するため、箱サイ
ズの不安定さを解消し、成形状態の良い箱を高速で製造
できる効果がある。また突き合わせが凹凸であるので、
バックインボックスとしての使用時には内袋のかみこみ
が少なく、内袋のこすれによる、破袋のおそれが少なく
なる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明が対象とする箱内側に8角形を
した内筒部材を一体に設けたバックインボックス用包装
箱のブランクを示した説明図である。
【図2】 本発明のフオーミング方法の手順を示すもの
で、ブランクの搬送途中でホットメルトガンM1、M1
によって第2の内筒形成片13bに接合用糊g1を塗布
する状態を示す図である。
【図3】 本発明のフオーミング方法の手順を示すもの
で、第1内筒形成片13aと第2内筒形成片13bとを
両者の連設折目10を介して90度以上折り曲げ、さら
に左右の側面板上3に180度折曲げする状態を示した
図である。
【図4】 本発明のフオーミング方法の手順を示すもの
で、中央のホットメルトガンM2により前記係合凸部1
4の谷間から糊g2を左右の側面板3上に打つととも
に、左右に設けた別のホットメルトガンM3を介して前
後の側面板2、2と接着片13aの裏面側にも糊g3を
打つ状態、および複数個の凹凸状を呈する係合凸部14
を備える突合せ部15の先端を左右の側面板の板面に対
し鋭角状をなすように立てた状態を示す図である。
【図5】 図4のにおけるD矢視図である。
【図6】 8角形をした内筒部材を一体に設けた箱の完
成状態を示す図である。
【図7】 図6の箱において、複数個の凹凸状を呈する
係合凸部14を備える突合せ部15の先端の突き合わせ
状態を示す図である。
【図8】 先の出願におけるバックインボックス用包装
箱のフオーミング方法を示す図である。
【符号の説明】
A ブランク 1 底面板 2、3 側面板 4、5、6 折り目 7 蓋片 9、10、11、12 折り目 10’コ字状切れ線 13a 接着片を兼ねる第1の内筒形成片 13b 第2の内筒形成片 13c 第3の内筒形成片 14 係合凸部 15 突き合わせ部 16 開口部フラップ M1、M2、M3 ホットメルトガン g1、g2、g3 接合糊
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千田 建一 東京都世田谷区世田谷1−46−17 (72)発明者 竹澤 泰平 千葉県野田市野田339番地 キッコーマ ン株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−276957(JP,A) 特開 平1−254541(JP,A) 実開 平4−62615(JP,U) 実開 昭60−33012(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B31B 1/30 301 B65D 5/20 B65D 5/44 B65D 5/50 B65D 77/06 B65D 81/26

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚の段ボールまたは板紙等の原紙から
    成り、 底面板(1)を中心にその4辺に前後左右対称の側面板
    (2、2、3、3)が連設され、また左右の側面板
    (3、3)の両側辺に、接着片(13a)及び折り目を
    介して多角形に折り曲げ得るようにされた内筒形成部材
    (13b、13c)が順次連設され、さらに内筒形成部
    材(13b、13c)の先端に夫々突き合わせ部(1
    5)が連設されているシート状のボックスブランクを用
    いて、 前記内筒形成部材(13b、13c)を、接着片(13
    a)との境界をなす折り目(10)より上方に向かって
    90度以上に折り曲げた後、 該ブランクを、筒状のホーミングダイと該ホーミングダ
    イの上から下降するマンドレルからなる成形機によりホ
    ーミングダイ内に押し込んで前記底面板(1)に連設し
    た前後左右の側面板(2、2、3、3)を垂直方向に立
    ち上げながら、前後の側面板(2、2)の内側に左右の
    接着片(13a)と内筒形成部材(13b、13c)を
    折曲げつつ、内筒形成部材の先端の突き合わせ部(1
    5)を相互に突合せながら前記左右の側面板(3、3)
    上に接合し、続いて、前後の側面板(2、2)を底面板
    (1)に対して垂直方向に立ち上げることにより前記接
    着片(13a)と前後の側面板(2、2)とを接合する
    ことを特徴とする内筒部材を有するバッグインボックス
    箱のフオーミング方法。
  2. 【請求項2】 1枚の段ボールまたは板紙等の原紙から
    成り、 底面板(1)を中心にその4辺に前後左右対称の側面板
    (2、2、3、3)が連設され、また左右の側面板
    (3、3)の両側辺に、接着片(13a)及び折り目を
    介して多角形に折り曲げ得るようにされた内筒形成部材
    (13b、13c)が順次連設され、さらに内筒形成部
    材(13b、13c)の先端に互いに噛合い関係を有す
    る突き合わせ部(15)が連設されているシート状のボ
    ックスブランクを用いて、 前記内筒形成部材(13b、13c)を、接着片(13
    a)との境介をなす折り目(10)より、上方に向かっ
    て90度以上180度以内の範囲において折り曲げ、次
    に前記突き合わせ部(15)の間から左右の側面板
    (3、3)上に糊を塗布した後、 該ブランクを、筒状のホーミングダイと該ホーミングダ
    イの上から下降するマンドレルからなる成形機によりホ
    ーミングダイ内に押し込んで前記底面板(1)に連設し
    た前後左右の側面板(2、2、3、3)を垂直方向に立
    ち上げながら、前後の側面板(2、2)の内側に左右の
    接着片(13a)と内筒形成部材(13b、13c)を
    折曲げつつ、内筒形成部材の先端の突き合わせ部(1
    5)相互に突合せながら前記左右の側面板(3、3)上
    に接合し、続いて、前後の側面板(2、2)を底面板
    (1)に対して垂直方向に立ち上げることにより前記接
    着片(13a)と前後の側面板(2、2)とを接合固定
    することを特徴とする内筒部材を有するバッグインボッ
    クス用箱のフオーミング方法。
  3. 【請求項3】 1枚の段ボールまたは板紙等の原紙から
    成り、 底面板(1)を中心にその4辺に前後左右対称の側面板
    (2、2、3、3)が連設され、また左右の側面板
    (3、3)の両側辺に、接着片(13a)及び折り目を
    介して多角形に折り曲げ得るようにされた内筒形成部材
    (13b、13c)が順次連設され、さらに内筒形成部
    材(13b、13c)の先端に互いに噛み合う関係を有
    する凹部と凸部とを備える突き合わせ部(15)が連設
    されているシート状のボックスブランクを用いて、 前記接着片(13a)または第2の内筒形成部材(13
    b)のうち少なくとも一方に糊を塗布した後、前記内筒
    形成部材(13b、13c)を、接着片(13a)の上
    に180度曲げして接着し、次に前記突き合わせ部(1
    5)の谷間または空隙から左右の側面板(3、3)上に
    糊を塗布した後、 該ブランクを、筒状のホーミングダイと該ホーミングダ
    イの上から下降するマンドレルからなる成形機によりホ
    ーミングダイ内に押し込んで前記底面板(1)に連設し
    た前後左右の側面板(2、2、3、3)を垂直方向に立
    ち上げながら、前後の側面板(2、2)の内側に左右の
    接着片(13a)と内筒形成部材(13b、13c)を
    折曲げつつ、内筒形成部材の先端の突き合わせ部(1
    5)相互に突合せながら前記左右の側面板(3、3)上
    に接合し、続いて、前後の側面板(2、2)を底面板
    (1)に対して垂直方向に立ち上げることにより前記接
    着片(13a)と前後の側面板(2、2)とを接合する
    ことを特徴とする内筒部材を有するバッグインボックス
    箱のフオーミング方法。
  4. 【請求項4】 1枚の段ボールまたは板紙等の原紙か
    ら成り、中央に矩形状底面板(1)を設け、その底面板
    (1)の4辺に前後左右対称の矩形状側面板(2、2、
    3、3)が連設され、左右の側面板(3、3)の両側辺
    には、接着片(13a)及び第2内筒形成片(13b)
    並びに先端部に互いに噛み合う関係を有する凹凸状突き
    合わせ部(15)を具備した第3内筒形成片(13c)
    が順次折目を介して連設されているシート状のボックス
    ブランクを用いて、 前記第2及び第3内筒形成片を、接着片(13a)との
    境界をなす折り目(10)より上方に向けて90度以上
    折り曲げた後、 該ブランクを、筒状のホーミングダイと該ホーミングダ
    イの上から下降するマンドレルからなる成形機によりホ
    ーミングダイ内に押し込んで前記底面板(1)に連設し
    た前後左右の側面板(2、2、3、3)を垂直方向に立
    ち上げながら、前後の側面板(2、2)の内側に左右の
    接着片(13a)と内筒形成部材(13b、13c)を
    折曲げつつ、第3の内筒形成片(13c)の先端相互を
    左右の側面板の板面に対し鋭角をなすように立て、かつ
    前記左右の側面板(3、3)上に突き合わせ部(15)
    を接合しながら前記凹凸状突き合わせ部が互いに噛み合
    うように突き合せ、 続いて、前記前後の側面板(2、2)を垂直方向に立ち
    上げることにより該前後の側面板と接着片(13a)と
    を接合して、前記底面板(1)と前後左右4枚の側面板
    (2、2、3、3)とで4角形をなした外箱を成形しな
    がら、該外箱の内側に8角形の内筒を形成させ、この内
    筒を外箱とに対して一体に接合することを特徴とする8
    角形の内筒部材を有するバッグインボックス用箱のフオ
    ーミング方法。
  5. 【請求項5】 1枚の段ボールまたは板紙等の原紙から
    成り、中央に矩形状底面板(1)を設け、その底面板
    (1)の4辺に前後左右対称の矩形状側面板(2、2、
    3、3)が連設され、左右の側面板(3、3)の両側辺
    には、順次折目を介して接着片(13a)、第2内筒形
    成片(13b)並びに先端部に互いに噛み合う関係を有
    する凹凸状突き合わせ部(15)を具備した第3内筒形
    成片(13c)が対称的に連設されているシート状のボ
    ックスブランクを用いて、 前記第2及び第3内筒形成片を、接着片(13a)との
    折り目(10)より上方に向けて90度以上180度以
    内の範囲において折り曲げ、次に前記突き合わせ部(1
    5)の谷間または空隙から左右の側面板(3、3)上に
    糊を塗布した後該ブランクを、筒状のホーミングダイと
    該ホーミングダイの上から下降するマンドレルからなる
    成形機によりホーミングダイ内に押し込んで前記底面板
    (1)に連設した前後左右の側面板(2、2、3、3)
    を垂直方向に立ち上げながら、前後の側面板(2、2)
    の内側に左右の接着片(13a)と内筒形成部材(13
    b、13c)を折曲げつつ、第3の内筒形成片(13
    c)の先端相互を左右の側面板の板面に対し鋭角をなす
    ように立て、前記凹凸状突合せ部を互いに噛み合うよう
    に突き合せながら前記左右の側面板(3、3)上に接合
    、 続いて、前記前後の側面板(2、2)を垂直方向に立ち
    上げることにより該前後の側面板と接着片(13a)と
    を接合し、前記底面板(1)と前後左右4枚の側面板
    (2、2、3、3)とで4角形をなした外箱を成形しな
    がら、該外箱の内側に8角形の内筒を形成させ、この内
    筒を外箱とに対して一体に接合することを特徴とする8
    角形の内筒部材を有する箱のフオーミング方法。
  6. 【請求項6】 1枚の段ボールまたは板紙等の原紙から
    成り、中央に矩形状底面板(1)を設け、その底面板
    (1)の4辺に前後左右対称の矩形状側面板(2、2、
    3、3)が連設され、左右の側面板(3、3)の両側辺
    には、順次折目を介して接着片(13a)及び第2内筒
    形成片(13b)並びに先端部に互いに噛み合う関係を
    有する凹凸状突き合わせ部(15)を具備した第3内筒
    形成片(13c)が対称的に連設されているシート状の
    ボックスブランクを用いて、 前記接着片(13a)または第2内筒形成片(13b)
    のうち少なくとも一方に糊を塗布した後、第2及び第3
    内筒形成片(13b、13c)を接着片(13a)の上
    に180度曲げして接着し、次に前記突き合わせ部(1
    5)の谷間または空隙から左右の側面板(3、3)上に
    糊を塗布した後 該ブランクを、筒状のホーミングダイと該ホーミングダ
    イの上から下降するマンドレルからなる成形機によりホ
    ーミングダイ内に押し込んで前記底面板(1)に連設し
    た前後左右の側面板(2、2、3、3)を垂直方向に立
    ち上げながら、前後の側面板(2、2)の内側に左右の
    接着片(13a)と内筒形成部材(13b、13c)を
    折曲げつつ、第3の内筒形成片(13c)の先端相互を
    左右の側面板の板面に対し鋭角をなすように立て、前記
    凹凸状突き合わせ部を互いに噛み合うように突き合せな
    がら前記左右の側面板(3、3)上に接合し、 続い
    て、前記前後の側面板(2、2)を垂直方向に立ち上げ
    ることにより該前後の側面板と接着片(13a)とを接
    合して、前記底面板(1)と前後左右4枚の側面板
    (2、2、3、3)とで4角形をなした外箱を成形しな
    がら、該外箱の内側に8角形の内筒を形成させ、この内
    筒を外箱とに対して一体に接合することを特徴とする8
    角形の内筒部材を有するバッグインボックス用箱のフオ
    ーミング方法。
  7. 【請求項7】 前記接着片(13a)と内筒形成部材
    (13b)との境の折り目(10)上にコ字状切れ線を
    刻設してなる請求項1〜項記載のバッグインボックス
    箱のフオーミング方法。
  8. 【請求項8】 段ボールまたは板紙等の弾性をもつ厚紙
    を材料とし、矩形状を呈する底面板(1)を中心とし
    て、その4辺に折目を介して前後左右対称の矩形状の側
    面板(2、2、3、3)が連設され、前後の側面板(2、
    2)の自由端部には折目を介して蓋片(7)が連設さ
    れ、左右の側面板(3、3)の両側辺には、 順次折目を介して接着片(13a)と内筒形成片(13
    b〜13c)と凹凸状を呈する係合凸部(14)が形成
    されているとともに、左右の係合凸部が互いに噛み合う
    ような関係を備える突合せ部(15)が一連に連設され
    ていることを特徴とする請求項1〜項記載の内筒部材
    を有するバックインボックス用箱のフオーミング方法に
    使用するボックスブランク。
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JP5377952B2 (ja) * 2008-12-22 2013-12-25 花王株式会社 包装箱
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