JP3253737B2 - マグネシウム合金部材の製造方法 - Google Patents

マグネシウム合金部材の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マグネシウム合金部
材を素材から最終形状に加工する際の鍛造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に金属部品等の加工用素材として使
用されるインゴットは、溶融状態の金属を鋳型に注入し
て凝固させる鋳造法によって製造されるようになってい
るが、近年においては、例えば特公昭62−25464
号公報に開示されているように、半溶融状態に加熱した
金属材料を所定形状に成形する半溶融成形法が実用化さ
れている。これは、金属材料を、固相と液相とが共存す
る半溶融状態に加熱しながら撹拌すると共に、撹拌後の
金属スラリーを半溶融状態のまま金型等に注入するよう
にしたもので、上記スラリーが凝固した後には、母相の
結晶間に異なる組成を有する微小な結晶粒が介在するこ
とから、組織的に強化されたインゴットが得られること
になる。
【0003】一方、金属部材を最終形状に仕上げる過程
においては鍛造加工が施されることがあるが、丸棒等の
インゴットを素材として複雑形状に鍛造成形する場合に
は多くの工程を必要とする。これに対しては、例えば特
開昭51−120953号公報に開示されているよう
に、製品形状に近い素形材を鋳造成形して、この素形材
を最終形状に鍛造成形するようにしたものがある。これ
によれば、金属部材を素材から最終形状に仕上げるまで
の工程が少なくなる。
【0004】ところで、自動車の足回り部品等の素材に
は軽量化を図るために、実用合金中最も軽いマグネシウ
ム合金が使われる場合がある。このマグネシウム合金
は、六方最密格子結晶構造であるために、アルミニウム
合金等と比較すると低温塑性加工性に劣る。従って、マ
グネシウム合金を塑性加工する場合には、熱間状態で行
われるのが通例である。そして、製品形状が複雑形状で
ある場合には、鍛造加工によって最終形状に加工され
る。その場合に、鍛造用の素材として、連続鋳造により
作られたマグネシウム合金のインゴットが用いられる場
合がある。
【0005】ここで、鍛造等の据込加工における成形性
の指標として用いられる限界据込率について説明する。
この限界据込率をαとすると、例えば次のようにして求
められる。例えば高さ24mm、直径16mmの円柱状
の試験材料を用意し、この試験材料を所定温度に加熱し
た上で上面から荷重をかけて圧縮する。この時上記試験
材料に割れが生じた時の高さHを求めて、次の関係式
(1)に代入すると左辺の値が限界据込率αとなる。
【0006】 α=(24−H)/24×100(%) ……(1) すなわち、限界据込率αが大きい素材ほど、据込率を大
きくして鍛造できるため成形性がよくなる。例えばこの
種のマグネシウム合金として代表的なASTM規格AZ
80A合金については、図7に示すようにその限界据込
率αは、結晶の平均粒径が大きくなるほど小さくなって
いく。この場合、連続鋳造により作られるインゴットの
結晶の粒径は250μm以上であるから、1回あたりの
据込率は60%以下に制約されることとなる。
【0007】したがって、例えば連続鋳造成形したマグ
ネシウム合金のインゴットを用いてアッパアームを製造
する場合には、従来においては次に示すような工程に従
って最終製品に加工するようになっていた。
【0008】図8(a)に示すように丸棒の素材Aを用
意し、この素材Aを例えば350℃に加熱した上で第1
段階の曲げ加工を行い、同図(b)に示すように弓形の
中間素材Bを得る。次いで、この中間素材Bを同じく3
50℃に過熱した上で第2段階の曲げ加工を施し、同図
(c)に示すような最終形状に対応するほぼV字形の鍛
造素材Cを得る。
【0009】そして、この鍛造素材Cを上記と同様に3
50℃に加熱した上でバスター鍛造を施し、図9(a)
に示すように第1中間鍛造品Dを得る。この第1中間鍛
造品Dを冷却後に再び加熱した上で、金型を交換してブ
ロッカー鍛造を施す。そうすると、同図(b)に示すよ
うに、より最終形状に近い第2中間鍛造品Eが得られ
る。そして、この第2中間鍛造品Eを再び加熱した後、
金型を再度交換してフィニッッシャー鍛造を施すと、同
図(c)に示すように最終形状に極めて近い最終鍛造品
Fが得られる。この最終鍛造品Fをトリミングした後、
ボール盤加工等の機械加工を施せば、図9(d)に示す
ような最終製品Gが得られることになる。
【0010】このように、マグネシウム合金を固相状態
で鍛造成形しようとすると、上記したように据込率を大
きくできないことから、従来においては、例えばバスタ
ー鍛造、ブロッカー鍛造、フィニッッシャー鍛造という
ように、複数段の鍛造加工を施さなければならないので
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
にマグネシウム合金を最終形状に仕上げる過程で複数段
階の鍛造加工を行うと、その都度加熱、冷却を繰り返す
ため、早い段階で最終形状に仕上がってしまう部分で結
晶粒径が粗大化する可能性があるばかりでなく、複数の
金型を必要とすることから製造コストが高くつくという
問題がある。
【0012】これに対しては、上記特開昭51−120
953号公報に記載された従来技術のように、最終形状
に近い素形材に形成した鋳造材を鍛造素材として使用す
ることが考えられるが、マグネシウム合金の鋳造材は前
述のように結晶粒径が粗大であることから、鍛造不足に
より所望の強度が得られない可能性がある。
【0013】そこで、マグネシウム合金を固相と液相と
が共存する半溶融状態に加熱して、この半溶融状態で鍛
造加工を施すことが考えられているが、マグネシウムは
酸化活性度が極めて高いことから、液相のマグネシウム
が周辺の酸素と激しく反応して酸化するおそれがある。
【0014】この発明は、マグネシウム合金の素材を複
雑形状に仕上げる過程で鍛造加工を施す場合における上
記の問題に対処するもので、所望の強度を確保しつつマ
グネシウム合金部材の製造工程を簡略化することを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1の発明(以下第1発明という)に係るマグネシウム合
金部材の製造方法は、マグネシウム合金の鍛造素材の表
面に酸化阻止材を塗布し、次に該素材を半溶融状態に加
熱処理した後、鍛造成形することを特徴とする。
【0016】また、本願の請求項2の発明(以下第2発
明という)に係るマグネシウム合金部材の製造方法は、
マグネシウム合金を半溶融状態で撹拌した後、最終形状
に対応した鍛造素材に成形すると共に、上記鍛造素材の
表面に酸化阻止材を塗布し、次に該素材を半溶融状態に
加熱処理した後、鍛造成形することを特徴とする。
【0017】そして、本願の請求項3の発明(以下第3
発明という)に係るマグネシウム合金部材の製造方法
は、第1発明もしくは第2発明の方法において、酸化阻
止材として黒鉛を用いることを特徴とする。
【0018】
【作用】上記の発明によれば次のような作用が得られ
る。
【0019】第1発明から第3発明のいずれにおいて
も、マグネシウム合金の鍛造素材の表面に酸化阻止材を
塗布しているので、液相のマグネシウム合金が周辺の酸
素と反応して酸化されることがなく、これによりマグネ
シウム合金の鍛造素材を半溶融状態に加熱して鍛造成形
することが可能となり、据込率を大きくして鍛造工程数
を削減することができ、その結果製造工程が簡略化され
る。
【0020】また、第2発明によれば、マグネシウム合
金を半溶融状態で撹拌した後、最終形状に対応した鍛造
素材に成形するようにしているので、丸棒等のインゴッ
トから最終形状に仕上げる場合に比べて更に製造工程が
簡略化されることになる。
【0021】そして、第3発明によれば、酸化阻止材と
して摩擦抵抗の少ない黒鉛を用いているので、この黒鉛
が鍛造時に潤滑剤として機能することになる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。な
お、実施例においては、次の表1に示すように、AST
M規格AZ80Aに相当する組成のマグネシウム合金を
材料として用いた。
【0023】
【表1】 まず、本発明の第1実施例について説明する。この第1
実施例においては、図1(a)に示すように、連続鋳造
成形されたマグネシウム合金のインゴットをV字形に曲
げ加工したものを鍛造素材1として用いる。なお、上記
インゴットを鍛造素材1に加工するまでの工程について
は、従来と同様なので省略する。
【0024】この鍛造素材1を100℃まで加熱した上
で、図1(a)に示すように、水溶性鱗片状黒鉛の水溶
液2をスプレー3を用いて塗布し、黒鉛の被膜1aを形
成する。その際、被膜1aの厚さが20〜50μmにな
るように上記水溶液2の吹付量を調整する。鍛造素材1
の全面にわたって黒鉛の被膜1aが形成されると、上記
水溶液2の塗布を終了して乾燥させる。乾燥後、図1
(b)に示すように、鍛造素材1を電気炉4に入れて、
ヒーター5に通電することにより半溶融状態に加熱す
る。その際の加熱温度は、次のようにして設定する。つ
まり、マグネシウムーアルミニウム合金系においては、
図2に示すように、固相と液相との間に両者が共存する
半溶融相が存在する。例えばAZ80A合金の場合、ア
ルミニウムが重量比で約8%含まれるので、図2の横軸
の8重量%のところを縦方向にみていくと、概ね530
〜630℃の範囲で半溶融状態となる。この場合、温度
が上昇するほど液相の比率が増加して自立性が悪化する
ことになるので、図の黒点で示すように半溶融相でも固
相に近い温度(例えば535℃)を加熱温度として設定
する。この時、該素材1は、固体状態の中にほんの少し
液相が現れている状態となる。
【0025】次に、上記のようにして半溶融状態に加熱
された鍛造素材1は、図3に示すような鍛造装置8に入
れられ、上型9と下型10との間にセットされると共
に、ラムを上下動させることにより鍛造成形される。そ
の際、鍛造素材1の表面に摩擦抵抗の少ない黒鉛を塗布
しているので特別な潤滑剤を必要としない。この場合、
鍛造装置8における上型9と下型10との間に形成され
るキャビティの形状を製品形状に近似した形状とするこ
とにより、1回の鍛造成形によって鍛造工程は終了し、
図1(c)に示すような最終形状に近い鍛造品6が得ら
れる。この鍛造品6をトリミングした後、ボール盤加工
等の機械加工を施せば、図1(d)に示すような最終製
品7が得られることになる。
【0026】上記の方法によれば、鍛造素材1を鍛造加
工する前に、その表面に黒鉛を塗布しているので、該素
材1が直に周辺の酸素と接触するのが妨げられることに
なる。従ってマグネシウム合金の鍛造素材1を、液相が
現れる温度域である535℃にまで加熱して半溶融状態
で鍛造することが可能となり、据込率を大きくすること
ができる。その結果、1回の鍛造での成形性がよくな
り、鍛造回数が削減され、また鍛造荷重も削減される。
【0027】次に、図4から図6までを参照して、第2
実施例に係るマグネシウム合金部材の製造方法について
説明する。
【0028】この第2実施例においては、図4(a)に
示すように最終形状に近い形状の鍛造素材11が用いら
れる。この鍛造素材11は、図5に示すような半溶融射
出成形機20によって製造される。
【0029】この半溶融射出成形機20は、水平状態に
設置された中空状のシリンダ21と、該シリンダ21を
取り囲んで配置されたヒータ22と、シリンダ21内に
軸方向進退自在として内装されたスクリュー23とを有
する。なお、このスクリュー23は、適宜の手段によ
り、螺子部23aの進行方向に回転した状態で、図面上
の左方に位置するシリンダ21の基端側に向けて後退す
るように構成されている。
【0030】また、上記シリンダ21の基端側から突出
するスクリュー23の軸端には、適宜の手段により前後
動自在に駆動される高速射出機構24が対面配置されて
いると共に、シリンダ21の先端側には上型25aと下
型25bとの間に所定形状のキャビティ26が形成され
た金型25が取付部材27を介して着脱自在に取り付け
られるようになっている。
【0031】そして、上記シリンダ21の基端側にはホ
ッパ28が接続されており、このホッパ28に所定形状
の成形原料29が貯留されるようになっている。
【0032】ここで、上記半溶融射出成形機20の作動
を説明すると、ホッパ28を介してシリンダ21内に供
給された成形原料29は、ヒータ22により液相と固相
とが共存する半溶融状態に加熱される。この半溶融状態
の成形原料29は、スクリュー23の回転により撹拌さ
れると共に、該スクリュー23の後退動作に伴って前方
へ移動させられる。その過程で、成形原料29は最終的
に液相中に結晶粒子などの固体が分散した金属スラリー
30となる。
【0033】そして、スクリュー23が更に後退して、
その端部が上記高速射出機構24に当接すると、図6に
示すように、高速射出機構24が高速度で前方へ移動
し、それに伴ってスクリュー23も高速度で前方へ移動
して、その際の圧力で金属スラリー30が上記金型25
のキャビティ26内に射出されることになる。
【0034】このようにして得られた鍛造素材11は、
図4に示すような工程を経て最終形状に仕上げられる。
【0035】まず、鍛造素材11を100℃まで加熱す
る。そして、図4(b)に示すように、第1実施例と同
様に水溶性鱗片状黒鉛の水溶液2をスプレー3を用いて
上記鍛造素材11に塗布し、黒鉛の被膜11aを形成す
る。鍛造素材11の全面にわたって黒鉛の被膜11aが
形成されると、上記水溶液2の塗布を終了して乾燥させ
る。このようにして黒鉛の被膜11aが形成された鍛造
素材11は、上記第1実施例と同様に、半溶融状態に加
熱された後、鍛造成形される。したがって、この場合に
おいても、鍛造終了後には、図4(c)に示すように最
終形状に近い鍛造品12が得られる。この鍛造品12を
トリミングした後、ボール盤加工等の機械加工を施せ
ば、図1(d)示すような形状の最終製品が得られる。
【0036】この第2実施例によれば、半溶融射出成形
によって最終形状に近い形に仕上がった鍛造素材11を
使っているので、第1実施例よりも更に鍛造回数を削減
することができる。
【0037】なお、以上の実施例においては、酸化阻止
材として鱗片状黒鉛を使用したが、他のセラミック系の
材料、例えば、BN、Al23、潤滑剤のMoS2及び
これらの混合物を使用してもよい。
【0038】
【発明の効果】第1発明から第3発明のいずれにおいて
も、マグネシウム合金の鍛造素材の表面に酸化阻止材を
塗布しているので、液相のマグネシウム合金が周辺の酸
素と反応して酸化されることがなく、これによりマグネ
シウム合金の鍛造素材を半溶融状態に加熱して鍛造成形
することが可能となり、据込率を大きくして鍛造工程数
の削減することができると共に、半溶融状態では変形抵
抗が少ないことから鍛造荷重を低減することもできる。
また、鍛造工程数が削減されることから、金型が少なく
なって製造コストが低減されると共に、鍛造素材を何度
も加熱する必要がないから、製造コストが更に低減され
ることになる。
【0039】また、第2発明によれば、マグネシウム合
金を半溶融状態で撹拌した後、最終形状に対応した鍛造
素材に成形するようにしているので、丸棒等のインゴッ
トから最終形状に仕上げる場合に比べて更に製造工程が
簡略化されることになる。
【0040】そして、第3発明によれば、酸化阻止材と
して摩擦抵抗の少ない黒鉛を用いているので、この黒鉛
が鍛造時に潤滑剤として機能し、特に潤滑剤を必要とし
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るマグネシウム合金
部材の鍛造工程の一部を示す工程図である。
【図2】 アルミニウム−マグネシウム合金の二元状態
図である。
【図3】 第1実施例における鍛造作業を示す模式図で
ある。
【図4】 本発明の第2実施例に係るマグネシウム合金
部材の一部を示す工程図である。
【図5】 半溶融射出成形機における金属スラリーの撹
拌工程を示す模式図である。
【図6】 同じく半溶融射出成形機における金属スラリ
ーの射出工程を示す模式図である。
【図7】 AZ80A合金の平均結晶粒径と据込率との
関係を示すグラフである。
【図8】 従来におけるマグネシウム合金製ロッカアー
ムの製造工程の前半部分を示す工程図である。
【図9】 従来におけるマグネシウム合金製ロッカアー
ムの製造工程の後半部分を示す工程図である。
【符号の説明】 1 鍛造素材 2 鱗片状黒鉛の水溶液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平原 庄司 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツ ダ株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−151343(JP,A) 特開 平5−228569(JP,A) 特開 平5−76976(JP,A) 特開 平3−294036(JP,A) 特開 昭60−221142(JP,A) 特開 昭60−40640(JP,A) 特開 平5−228602(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21J 1/00 - 13/14 B21J 17/00 - 19/04 B21K 1/00 - 31/00 B22D 17/00 B22D 21/04 C23F 11/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネシウム合金の鍛造素材の表面に酸
    化阻止材を塗布し、次に該素材を半溶融状態に加熱処理
    した後、鍛造成形することを特徴とするマグネシウム合
    金部材の製造方法。
  2. 【請求項2】 マグネシウム合金を半溶融状態で撹拌し
    た後、最終形状に対応した鍛造素材に成形すると共に、
    上記鍛造素材の表面に酸化阻止材を塗布し、次に該素材
    を半溶融状態に加熱処理した後、鍛造成形することを特
    徴とするマグネシウム合金部材の製造方法。
  3. 【請求項3】 酸化阻止材は、黒鉛であることを特徴と
    する請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載のマグ
    ネシウム合金部材の製造方法。
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KR101527557B1 (ko) * 2012-12-26 2015-06-10 주식회사 포스코 마그네슘 주조재 제조방법 및 그 성형체

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