JP3252637B2 - 固定管の円周突合せ溶接装置 - Google Patents

固定管の円周突合せ溶接装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプライン等の固定
管の円周突合せ溶接を行うための溶接装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】固定管の円周突合せ溶接を行う溶接装置
は、特開平4ー200866号公報に開示された装置が
公知である。
【0003】図7は、前記特開平4ー200866号公
報に開示された固定管の円周突合せ溶接装置の斜視図で
ある。
【0004】図7において、20は突合せ溶接される固
定管10の外周上に配設され支持体201に支持されて
いる走行ガイドレールである。そして、21は走行ガイ
ドレール20に案内されて固定管10の外周上を円周方
向に走行する自動溶接機である。
【0005】自動溶接機21は、円周方向の走行を制御
するための、Z方向駆動モータ224を有するZ方向走
行手段22と、溶接トーチ26を開先幅方向に移動制御
するための、X方向移動機構231とX方向駆動モータ
(図示せず)とを有するX方向位置制御手段23と、溶
接トーチ26を高さ方向に移動制御するための、Y方向
移動機構241とY方向駆動モータ(図示せず)とを有
するY方向位置制御手段24と、溶接トーチ26の溶接
方向傾斜角度を調整するための、β方向角度調整盤25
1とβ方向駆動モータ252とを有するβ方向角度調整
手段25と、溶接トーチを高速回転させる回転モータ2
62を有する溶接トーチ26と、溶接トーチ26に溶接
ワイヤを供給するための、ワイヤリール274とワイヤ
供給モータ272とを有する溶接ワイヤ供給装置27と
を備えているものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】パイプラインの現地溶
接工事を施工する場合には、溶接能率の向上を図ると同
時に、良好な溶接品質を確保することが重要である。
【0007】パイプライン等の固定管相互を突合せ溶接
する場合、芯出作業の誤差や突合せ溶接時の熱変形か
ら、ルートギャップや開先幅が固定管の円周方向で変動
するのが常である。そして、このようなルートギャップ
の変動は、初層溶接においての裏ビード幅や高さの不揃
いにつながり易いし、開先幅の変動は、積層溶接におい
ての溶着金属量の過不足を招きやすい。
【0008】従って、良好な溶接品質を確保するために
は、このようなルートギャップや開先幅の変動に応じ
て、溶接電流や溶接速度等の溶接条件を、溶接作業中に
適切に調整制御して溶接することが必要である。
【0009】しかし、前述の特開平4ー200866号
公報に開示された溶接装置においては、上記のようなル
ートギャップや開先幅の変動への対応については何も開
示されていない。
【0010】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであり、ルートギャップや開先幅の変動があ
っても、良好な溶接品質を確保することができる固定管
の円周突合せ溶接装置を提供することを目的とするもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の固定管の円周突
合せ溶接装置は、固定管の円周突合せ溶接部近傍に設置
された走行ガイドレールと、前記走行ガイドレールに案
内されて固定管の円周を走行し高速回転アーク溶接法に
よって溶接する自動溶接機とからなり、該自動溶接機
は、固定管の円周方向に走行するためのZ方向走行手段
と、溶接トーチを開先幅方向に移動制御するX方向位置
制御手段と、前記溶接トーチを高さ方向に移動制御する
Y方向位置制御手段と、前記溶接トーチの溶接方向傾斜
角度を調整するβ方向トーチ角度調整手段と、溶接アー
クを高速回転する機能を持つ前記溶接トーチとを有する
固定管の円周突合せ溶接装置において、前記X方向位置
制御手段に取り付けられた開先部撮像カメラと、該カメ
ラの撮像画像が取り込まれる画像メモリと該撮像画像の
開先幅方向輝度分布の画像処理によりルートギャップ値
および開先幅値を算出する演算器とからなる開先寸法検
出手段と、ルートギャップ値、開先幅値および溶接姿勢
毎の最適な溶接条件を格納した最適溶接条件データベー
と、前記開先寸法検出手段により検出されたルートギ
ャップ値または開先幅値に応じて該最適溶接条件データ
ベースから適正値を選定して出力する演算器と、該演算
器からの出力により溶接条件を制御する溶接制御部とを
備えていることを特徴とする固定管の円周突合せ溶接装
置である。
【0012】さらに、上記の固定管の円周突合せ溶接装
置において、前記走行ガイドレールの溶接始端終端相当
位置に位置検出用のドグピースを取り付け、該ドグピー
スとの近接を感知する近接検出器を前記自動溶接機に取
り付けることが望ましい。
【0013】
【作用】開先部撮像カメラおよび開先寸法検知手段によ
りルートギャップ値および開先巾値の変動が検出され
る。次に、演算器が、検出されたルートギャップ値また
は開先幅値に応じて、最適溶接条件データベースから適
切な溶接電流や溶接速度等の溶接条件を選定して、溶接
条件制御部に出力する。そして、それに基づいて、溶接
条件制御部が、溶接電流や溶接速度等の溶接条件を調整
制御して溶接作業を実施するので、ルートギャップ値お
よび開先巾値の変動があっても、良好な溶接品質が得る
ことができる。
【0014】また、自動溶接機に取り付けた近接検出器
が、走行ガイドレールに取り付けたドグピースを感知す
ることで、自動溶接機が溶接始始端終端位置に近接した
ことを検知することができるので、自動溶接機の発進ま
たは停止等の自動溶接機の円周方向位置制御が容易にな
り、溶接作業の進行が円滑になる。
【0015】
【実施例】本発明を実施例により説明する。
【0016】図1は、本発明の固定管の円周突合せ溶接
装置の側面図である。図1において、14は自動溶接機
であり、20は突合せ溶接される固定管10の外周上に
配設された走行ガイドレールである。201は走行ガイ
ドレール20を支持する支持体で、該支持体201はマ
グネット、吸盤等から構成されている。なお、11が開
先であり、裏当材12が当てがわれている。
【0017】22は、自動溶接機14のZ方向走行手段
である。ガイド輪225が走行ガイドレール20の側部
に転接し、走行ガイドレール20の外周上に一体的に設
けられたラック206が、Z方向駆動モータ224に連
係したピニオン226と噛み合っている。図示しない
が、走行距離を算出するためのエンコーダが搭載されて
おり、自動溶接機14の固定管上の円周位置が判るよう
になっている。
【0018】上記のようなZ方向走行手段22によっ
て、自動溶接機14は固定管10の円周上を走行する。
【0019】23は、溶接トーチを開先幅方向に移動制
御するX方向位置制御手段であり、X方向移動機構23
1をX方向駆動モータ232で駆動する構造である。
【0020】X方向移動手段23は、押し棒233を介
して、Y方向移動手段24を開先幅方向に往復動させ
る。
【0021】Y方向移動手段24は、溶接トーチを高さ
方向に移動制御するためにものであり、Y方向移動機構
241をY方向駆動モータ242で駆動する構造であ
る。
【0022】Y方向移動手段24は、それに取り付けら
れているβ方向トーチ角度調整手段25を高さ方向に移
動させる。
【0023】β方向トーチ角度調整手段25は、溶接ト
ーチの溶接方向傾斜角βを調整するためのものであり、
溶接トーチ26を取り付けたβ方向角度調整盤251を
β方向駆動モータ252で駆動する構造である。
【0024】図2は、図1のA矢視図である。図2にお
いて、弧状ガイドレール257は溶接アーク点を中心と
した半径を有しており、弧状ガイドレール257の上面
および下面にはβ方向角度調整盤251の上部転動輪2
55および下部転動輪256が転接している。さらに、
β方向角度調整盤251の上部にはラック254が形成
されており、β方向駆動モータ252と連結するピニオ
ン253が噛み合っている。
【0025】また、溶接トーチ26は、高速回転アーク
を形成するための回転駆動手段およびシールドガス供給
手段等を内蔵する溶接ヘッド部263につながってい
る。
【0026】なお、図1において、27は、溶接トーチ
26に溶接ワイヤ31を供給するための溶接ワイヤ供給
装置であり、ワイヤリール274とワイヤ供給モータ2
72とワイヤ矯正ローラ273と、ワイヤ送給ローラ2
75と、送給ローラ加圧機構276とを有している。
【0027】そして、図1および図2において、Y方向
位置制御手段24の側面に、開先部撮像カメラ51とラ
イト52とを有する撮像ボックス50が支持板54を介
して取付けられている。撮像ボックス50は、開先幅方
向には、溶接トーチとの相対位置が変化しないよう溶接
トーチ26と一緒に移動し、高さ方向には、溶接ビード
高さ制御等で溶接トーチが移動しても撮像カメラの視野
やピントが変化しないよう溶接トーチ26の動きに追従
しない構造となっている。なお、53はカメラ51およ
びライト52の電源および制御ケーブルであり、55は
溶接スパッタ防止板である。
【0028】図3は、本発明の固定管の円周突合せ溶接
装置の溶接条件制御ブロック図である。
【0029】図3において、開先部撮像カメラ51が撮
像した撮像画像は、画像メモリ62に取込まれる。次
に、演算器61が、その撮像画像の開先幅方向輝度分布
に対して適切な画像処理を施すことにより、ルートギャ
ップ端部位置および開先幅端部位置を検出し、それによ
り、ルートギャップ値および開先幅値を算出する。すな
わち、画像メモリ62と演算器61とで開先寸法検出手
段を構成している。そして、演算器61は、前記で求め
られたルートギャップ値および開先幅値に応じて、ルー
トギャップ値や開先幅値および溶接姿勢毎に溶接電流、
溶接電圧、溶接速度、溶接トーチ角度等の最適な溶接条
件が格納されている最適溶接条件データベース65か
ら、適切な溶接条件を選定し、デジタル入出力回路65
を経由して、溶接条件制御部66に出力する。そして、
溶接条件制御部66は、その情報を記憶しておき、撮像
カメラ51と溶接トーチ26の溶接進行方向の距離間隔
分だけ遅延して、溶接電流や溶接速度等の溶接条件を調
整制御して溶接作業を実施する。
【0030】このようにして、ルートギャップ値および
開先巾値の変動があっても、良好な溶接品質が得ること
ができる。
【0031】なお、64はモニターTVであり、開先部
の撮像画像や画像処理画像をモニターすることができ
る。
【0032】さて、上記に示したような本発明の固定管
の円周突合せ溶接装置を用いて溶接工事を施行する場
合、溶接能率等の観点から、自動溶接機14を2台使用
して、固定管の右半周と左半周とを各々溶接する方法を
採ることが考えられる。その際には、上記の固定管の円
周突合せ溶接装置において、溶接の始端部(0時位置)
または終端部(6時位置)を示す磁性体等のドグピース
71を走行ガイドレール20に取り付け、ドグピース7
1の磁気を検出する磁気センサ等の近接検出器72を自
動溶接機14に取り付けることが望ましい。
【0033】それにより、近接検出器72がドグピース
71を感知することで、自動溶接機14が溶接始始端終
端位置に近接したことを検知することができ、2台の自
動溶接機14を連携しての発進や停止等の制御が容易に
なり、溶接作業を円滑に進行することができる。その結
果、溶接始終端において、先行溶接ビードに後行溶接ビ
ードを短時間内に継ぐことができ、良好な溶接ビード端
部の継ぎが行える。なお、近接検出器72はリミットス
イッチで代替えしても良い。
【0034】次に、図4(a)〜図6(p)は、2台の
自動溶接機14aと14bを用いて固定管10の突合せ
溶接を施工する場合の工程を示したもので、固定管10
の上部である0時位置と下部の6時位置には、前述のド
グピース71がセットされている。
【0035】(イ)図4(a):左側の自動溶接機14
bが0時位置へ移動を行う。 (ロ)図4(b):0時のドグピース位置で自動溶接機
14bの近接検出器が0時位置を検出するとセットオン
になる。 (ハ)図4(c):自動溶接機14bが移動を開始して
カメラ51およびライト52の位置が0時位置にセッテ
ィングされ、カメラ51が作動し、ライト52が点灯す
る。 (ニ)図4(d):自動溶接機14bは前進し、カメラ
51と溶接トーチとの距離分のルートギャップ値を検出
する。 (ホ)図4(e):自動溶接機14bは図4(a)と同
位置まで戻って停止する。同時に、自動溶接機14aが
移動を開始する。 (ヘ)図4(f):自動溶接機14aは0時のドグピー
ス位置を近接検出器で検出するとセットオンとなる。 (ト)図5(g):自動溶接機14aが移動を開始して
カメラ51およびライト52の位置が0時位置にセッテ
ィングされる。 (チ)図5(h):自動溶接機14aのカメラ51が作
動し、ライト52が点灯する。 (リ)図5(i):自動溶接機14aは前進し、カメラ
51と溶接トーチとの距離分のルートギャップ値を検出
する。 (ヌ)図5(j):自動溶接機14aは停止し、溶接ト
ーチが0時位置にセッティングされる。 (ル)図5(k):自動溶接機14aの溶接トーチにア
ークが点弧され、カメラ51が作動し、ライト52が再
び点灯され溶接が開始される。図5(i)の工程で、カ
メラ51と溶接トーチとの距離分のルートギャップ値は
検出されているので、それに対応した適切な溶接条件が
設定済である。以後、自動溶接機14aは、検出したル
ートギャップ値に対応する適切な溶接条件を選出し、カ
メラ位置と溶接トーチ位置の距離分の遅延制御を行いな
がら右半周の溶接を続行する。また、図5(k)では、
自動溶接機14bもスイッチオンとなり、0時位置へ走
行を開始する。 (ヲ)図5(l):自動溶接機14bは、0時位置を検
出するとセッティングオンとなり、前述の右半周の溶接
同様に、アークが点弧され、カメラ51が作動し、ライ
ト52が点灯し、溶接が開始される。図4(d)の工程
で、カメラ51と溶接トーチとの距離分のルートギャッ
プ値は検出されているので、それに対応した適切な溶接
条件が設定済である。以後、自動溶接機14bは、検出
したルートギャップ値に対応する適切な溶接条件を選出
し、カメラ位置と溶接トーチ位置の距離分の遅延制御を
行いながら左半周を溶接を続行する。 (ワ)図6(m):右半周の溶接が6時位置で終了し、
左半周の溶接が続行されている状態である。 (カ)図6(n):自動溶接機14aは6時位置のドグ
ピースで位置を検出し、アークの停止、カメラ51の作
動停止、ライト52の消灯が行われ、前出のスタンバイ
位置(図4(a))へ走行を開始する。また、自動溶接
機14bは、6時位置で溶接が終了する。 (ヨ)図6(o):左右の自動溶接機14a、14bが
スタンバイ位置へ復帰しつつある状態を示す。 (ヨ)図6(p):左右の自動溶接機14a、14bが
スタンバイ位置へ復帰した状態を示す。(図4(a)と
同じ) なお、上記は、初層溶接の場合であるが、積層溶接以降
においては、ルートギャップ値を開先幅に置き換えて実
施すればよい。
【0036】
【発明の効果】パイプラインの現地工事において、固定
管相互を円周突合せ溶接する場合、開先のルートギャッ
プや開先幅が固定管の円周方向に変動しても、その変動
を検出し、その変動に対応して適切な溶接条件を設定で
きるようにしたので、良好な溶接品質が確保される。
【0037】また、2台の自動溶接機を使用して、固定
管の右半周と左半周とを各々溶接する場合に、ドクピー
ス検出用の近接検出器を取り付けたので、該2台の自動
溶接機の移動順序等を円滑に行うことができ、溶接始終
端部の溶接ビード端部の継ぎを良好に実施することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定管の円周突合せ溶接装置の側面図
である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明の固定管の円周突合せ溶接装置における
溶接条件制御ブロック図である。
【図4】(a)〜(f) 本発明において2台の自動溶
接機を使用した場合の溶接工程図である。
【図5】(g)〜(l) 本発明において2台の自動溶
接機を使用した場合の溶接工程図である。
【図6】(m)〜(p) 本発明において2台の自動溶
接機を使用した場合の溶接工程図である。
【図7】従来技術の固定管突合せ溶接装置を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 固定管 11 開先 12 裏当材 14 自動溶接機 20 走行ガイドレール 201 支持体 206 ラック 22 Z方向走行手段 224 Z方向駆動モータ 225 ガイド輪 226 ピニオン 23 X方向位置制御手段 231 X方向移動機構 232 X方向駆動モータ 233 押し棒 24 Y方向移動手段 241 Y方向移動機構 242 Y方向駆動モータ 25 β方向トーチ角度調整手段 251 β方向角度調整盤 252 β方向駆動モータ 253 ピニオン 254 ラック 255 上部転動輪 256 下部転動輪 257 弧状ガイドレール 26 溶接トーチ 262 回転モータ 263 溶接ヘッド部 27 溶接ワイヤ供給装置 272 ワイヤ供給モータ 273 ワイヤ矯正ローラ 274 ワイヤリール 275 ワイヤ送給ローラ 276 送給ローラ加圧機構 31 溶接ワイヤ 50 撮像ボックス 51 開先部撮像カメラ 52 ライト 53 制御ケーブル 54 支持板 55 溶接スパッタ防止板 61 演算器 62 画像メモリ 63 最適溶接条件データベース 64 モニターTV 65 デジタル入出力回路 66 溶接条件制御部 71 ドグビース 72 近接検出器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−70474(JP,A) 特開 平4−200866(JP,A) 特開 昭63−252671(JP,A) 特開 平2−70384(JP,A) 特開 平5−253669(JP,A) 特開 昭56−141971(JP,A) 実開 昭58−137576(JP,U) 特公 昭53−53623(JP,B2) 特公 平4−75115(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 9/028 B23K 9/00 B23K 9/12 B23K 9/127 B23K 37/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定管の円周突合せ溶接部近傍に設置さ
    れた走行ガイドレールと、前記走行ガイドレールに案内
    されて固定管の円周を走行し高速回転アーク溶接法によ
    って溶接する自動溶接機とからなり、該自動溶接機は、
    固定管の円周方向に走行するためのZ方向走行手段と、
    溶接トーチを開先幅方向に移動制御するX方向位置制御
    手段と、前記溶接トーチを高さ方向に移動制御するY方
    向位置制御手段と、前記溶接トーチの溶接方向傾斜角度
    を調整するβ方向トーチ角度調整手段と、溶接アークを
    高速回転する機能を持つ前記溶接トーチとを有する固定
    管の円周突合せ溶接装置において、前記X方向位置制御
    手段に取り付けられた開先部撮像カメラと、該カメラの
    撮像画像が取り込まれる画像メモリと該撮像画像の開先
    幅方向輝度分布の画像処理によりルートギャップ値およ
    び開先幅値を算出する演算器とからなる開先寸法検出手
    段と、ルートギャップ値、開先幅値および溶接姿勢毎の
    最適な溶接条件を格納した最適溶接条件データベース
    と、前記開先寸法検出手段により検出されたルートギャ
    ップ値または開先幅値に応じて該最適溶接条件データベ
    ースから適正値を選定して出力する演算器と、該演算器
    からの出力により溶接条件を制御する溶接制御部とを備
    えていることを特徴とする固定管の円周突合せ溶接装
    置。
  2. 【請求項2】 走行ガイドレールの溶接始端終端相当位
    置に取り付けられた位置検出用のドグピースと、自動溶
    接機に取り付けられて該ドグピースを感知する近接検出
    器とを有することを特徴とする請求項1記載の固定管の
    円周突合せ溶接装置。
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