JP3251821B2 - 電界打消しシステム及び方法 - Google Patents
電界打消しシステム及び方法Info
- Publication number
- JP3251821B2 JP3251821B2 JP22487395A JP22487395A JP3251821B2 JP 3251821 B2 JP3251821 B2 JP 3251821B2 JP 22487395 A JP22487395 A JP 22487395A JP 22487395 A JP22487395 A JP 22487395A JP 3251821 B2 JP3251821 B2 JP 3251821B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric field
- amplifier
- canceling
- signal
- unwanted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000005684 electric field Effects 0.000 title claims description 94
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 14
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 11
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 11
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 4
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 8
- 230000008859 change Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 6
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 101100112085 Arabidopsis thaliana CRT3 gene Proteins 0.000 description 2
- 101100141330 Saccharomyces cerevisiae (strain ATCC 204508 / S288c) RNR4 gene Proteins 0.000 description 2
- 230000003750 conditioning effect Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical class [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000383 hazardous chemical Substances 0.000 description 1
- 231100000206 health hazard Toxicity 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 1
- 239000000047 product Substances 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/003—Arrangements for eliminating unwanted electromagnetic effects, e.g. demagnetisation arrangements, shielding coils
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/0007—Elimination of unwanted or stray electromagnetic effects
- H01J2229/0015—Preventing or cancelling fields leaving the enclosure
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Details Of Television Scanning (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電界放射を打消し電
界付加により減少させるシステムに関する。
界付加により減少させるシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受信機又はコンピュータ表
示ユニットのような通常のラスター走査陰極線管(CRT)
表示は表示面を越えて放射するのに十分な強度の電界を
生成できる回路を備える。これらの電界及びそれらに関
連して起こりうる健康に対する危険についての種々の研
究は公共の関心を高めている。その結果、種々の規格が
導入され、これらの規格に適合するように要求される製
品が放射しうる最大放射レベルを規定している。例え
ば、北欧では、TCO、 専門職従業員のスウェーデン同盟
により開発・管理された規格に対して製品を検査するこ
とができる。この規格の一部を満たすために、2KHzから
400KHz までの周波数帯域内の放射の真のRMS値が測定さ
れ、そしてそれは1V/m未満でなければならない。
示ユニットのような通常のラスター走査陰極線管(CRT)
表示は表示面を越えて放射するのに十分な強度の電界を
生成できる回路を備える。これらの電界及びそれらに関
連して起こりうる健康に対する危険についての種々の研
究は公共の関心を高めている。その結果、種々の規格が
導入され、これらの規格に適合するように要求される製
品が放射しうる最大放射レベルを規定している。例え
ば、北欧では、TCO、 専門職従業員のスウェーデン同盟
により開発・管理された規格に対して製品を検査するこ
とができる。この規格の一部を満たすために、2KHzから
400KHz までの周波数帯域内の放射の真のRMS値が測定さ
れ、そしてそれは1V/m未満でなければならない。
【0003】一般にCRT 表示装置はCRT のネックの回り
に取付けられたヨークに配列された水平及び垂直電磁偏
向コイルを有する。動作中、ラスターパターンでCRT 画
面全体に電子ビームを走査するように、のこぎり波形を
有する電流がコイルを通って流れる。偏向コイルを横切
る電圧は帰線の間、即ちのこぎり波電流のフライバック
期間にピークに達する。ピーク電圧信号は対応する偏向
周波数の高調波成分の大部分を有する。
に取付けられたヨークに配列された水平及び垂直電磁偏
向コイルを有する。動作中、ラスターパターンでCRT 画
面全体に電子ビームを走査するように、のこぎり波形を
有する電流がコイルを通って流れる。偏向コイルを横切
る電圧は帰線の間、即ちのこぎり波電流のフライバック
期間にピークに達する。ピーク電圧信号は対応する偏向
周波数の高調波成分の大部分を有する。
【0004】カラー表示装置の場合、電子ビームは、一
般に、25KVの "最終アノード" 即ち特別高圧(EHT) 電圧
によりCRT のネックから画面に向かって加速される。電
子の流れは "ビーム電流" と呼ばれる。一般にEHT 電圧
はライン走査に同期されたステップアップ変圧器から生
成される。水平偏向回路及びEHT 生成回路が統合された
表示装置では、変圧器の1次側を駆動する電圧パルス信
号は、水平偏向コイルを横切るピーク電圧から取出され
る。EHT 生成回路及び水平偏向回路を別個に有する表示
装置では、電圧パルス信号はライン走査信号から別個に
生成され、必ずしも同位相ではないが、それに同期され
ることもある。
般に、25KVの "最終アノード" 即ち特別高圧(EHT) 電圧
によりCRT のネックから画面に向かって加速される。電
子の流れは "ビーム電流" と呼ばれる。一般にEHT 電圧
はライン走査に同期されたステップアップ変圧器から生
成される。水平偏向回路及びEHT 生成回路が統合された
表示装置では、変圧器の1次側を駆動する電圧パルス信
号は、水平偏向コイルを横切るピーク電圧から取出され
る。EHT 生成回路及び水平偏向回路を別個に有する表示
装置では、電圧パルス信号はライン走査信号から別個に
生成され、必ずしも同位相ではないが、それに同期され
ることもある。
【0005】EHT 生成回路の出力インピーダンスは十分
に高いので、画面内容によるビーム電流負荷の変化はEH
T 電圧の変調を生じる。これは表示装置の前部での放射
電界の主要なソースである。内部CRT の最終的なアノー
ド電圧のこの変調はCRT のフェースプレートを介して結
合され、そして介在する媒体 (この場合、空気) を介し
て観察点に伝送される。
に高いので、画面内容によるビーム電流負荷の変化はEH
T 電圧の変調を生じる。これは表示装置の前部での放射
電界の主要なソースである。内部CRT の最終的なアノー
ド電圧のこの変調はCRT のフェースプレートを介して結
合され、そして介在する媒体 (この場合、空気) を介し
て観察点に伝送される。
【0006】CRT 表示装置からの電界放射は側面及び背
面では接地された金属遮蔽により放射導体を囲むことに
より減少させることができ、そしてこれは多重周波数表
示装置では一般的である。表示装置の前部で放射を減少
させるために必要な遮蔽は通常は、CRT パネルから放射
された光に透明な導電性の光学パネルの形式である。画
面イメージはパネルを介して観察できるが、このパネル
はイメージの品質を低下させることがある。
面では接地された金属遮蔽により放射導体を囲むことに
より減少させることができ、そしてこれは多重周波数表
示装置では一般的である。表示装置の前部で放射を減少
させるために必要な遮蔽は通常は、CRT パネルから放射
された光に透明な導電性の光学パネルの形式である。画
面イメージはパネルを介して観察できるが、このパネル
はイメージの品質を低下させることがある。
【0007】米国特許第5,151,635 号明細書はこれらの
時間的な電界の変化を、水平偏向回路により生成された
電界と同振幅であるが反対極性の打消し電界を加えるこ
とにより、減少させる装置及び方法を記述している。こ
れらの打消し電界毎の放射アンテナと一緒に、消磁回路
及びその他の回路が設けられる。
時間的な電界の変化を、水平偏向回路により生成された
電界と同振幅であるが反対極性の打消し電界を加えるこ
とにより、減少させる装置及び方法を記述している。こ
れらの打消し電界毎の放射アンテナと一緒に、消磁回路
及びその他の回路が設けられる。
【0008】欧州特許出願第0 523 741 号は、偏向ヨー
クに関連した電界を感知し、そして信号を放射アンテナ
に供給する、類似の装置を記述している。
クに関連した電界を感知し、そして信号を放射アンテナ
に供給する、類似の装置を記述している。
【0009】EHT 生成回路及び水平偏向回路が統合され
た表示装置では、偏向回路から感知された電界は表示装
置から放射された実際の電界に類似しているので、表示
装置の前部で放射された電界の主要ソースが部分的に打
消される。しかしながら、EHT 生成回路及び水平偏向回
路が別個の表示装置では、このようなシステムは電界の
打消しを行わない。なぜなら、これらの2つの回路は通
常は同期されるが、いつも同期されるとは限らず、それ
らは互いに同位相の位置から離されていることがある。
た表示装置では、偏向回路から感知された電界は表示装
置から放射された実際の電界に類似しているので、表示
装置の前部で放射された電界の主要ソースが部分的に打
消される。しかしながら、EHT 生成回路及び水平偏向回
路が別個の表示装置では、このようなシステムは電界の
打消しを行わない。なぜなら、これらの2つの回路は通
常は同期されるが、いつも同期されるとは限らず、それ
らは互いに同位相の位置から離されていることがある。
【0010】電界放射を減少させるために打消し電界を
用いる従来の技術の方法は、EHT 生成回路及び水平偏向
回路の組合せ又は、同位相ならびに同期された回路を除
き、別個の回路を用いている。これらのモニターの場
合、打消し電界を制御するための水平偏向回路からの信
号の使用は電界放射をいくらか減少したが、表示装置の
前部からの放射電界の主要ソースは内部CRT の最終アノ
ード電圧の変調であったことは、2つの回路の同位相同
期の性質により明白ではなかった。
用いる従来の技術の方法は、EHT 生成回路及び水平偏向
回路の組合せ又は、同位相ならびに同期された回路を除
き、別個の回路を用いている。これらのモニターの場
合、打消し電界を制御するための水平偏向回路からの信
号の使用は電界放射をいくらか減少したが、表示装置の
前部からの放射電界の主要ソースは内部CRT の最終アノ
ード電圧の変調であったことは、2つの回路の同位相同
期の性質により明白ではなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この変調を直に感知
し、水平偏向回路に基づくよりはむしろこの変調に基づ
く打消しを与えることが有利である。統合された水平偏
向回路及びEHT 生成回路での水平偏向により生成された
電界を検知する従来の技術の方法がたとえある程度の打
消しを提供しても、CRT アノードの変調を直に感知する
ことにより、改良された打消しを行うことができる。TC
O 規格に適合させるために1 V/m 未満の放射レベルを達
成する必要がある。CRT の最終的なアノード電圧の変調
を除去することなく前記レベルを達成できる見込みはな
い。
し、水平偏向回路に基づくよりはむしろこの変調に基づ
く打消しを与えることが有利である。統合された水平偏
向回路及びEHT 生成回路での水平偏向により生成された
電界を検知する従来の技術の方法がたとえある程度の打
消しを提供しても、CRT アノードの変調を直に感知する
ことにより、改良された打消しを行うことができる。TC
O 規格に適合させるために1 V/m 未満の放射レベルを達
成する必要がある。CRT の最終的なアノード電圧の変調
を除去することなく前記レベルを達成できる見込みはな
い。
【0012】同時出願の英国特許出願第9312297.6 号明
細書は、CRT 表示装置のオープンループ活動電界打消し
システムを記述している。このシステムは整合ネットワ
ークを介して反転増幅器の入力に接続された検出アンテ
ナを備える。前記増幅器の出力は同調ネットワークを介
して放射アンテナに接続される。動作中、検出アンテナ
はCRT から放射される電界を検出する。前記増幅器は検
出アンテナからの信号を増幅し反転する。整合ネットワ
ークは、前記増幅器から放射アンテナへの反転信号出力
の使用に備えるために、検出アンテナからの出力を調整
して前記増幅器の利得及び位相特性を補正する。このシ
ステムの問題は、製造中に困難な調整が要求されること
である。更に、重要なフィールドサービスを必要とす
る、このシステムに適した表示の場合に、再調整が要求
されることがある。更に、このシステムのオープンルー
プ構成は電界放射のそれ以上の減少を制限する。これは
特に重要な問題である。なぜなら、研究が続くにつれて
受け入れできる電界放射レベルが減少させられるかも知
れないからである。更に、老化による性能低下を防ぐた
めに高精度の構成素子が必要とされる。
細書は、CRT 表示装置のオープンループ活動電界打消し
システムを記述している。このシステムは整合ネットワ
ークを介して反転増幅器の入力に接続された検出アンテ
ナを備える。前記増幅器の出力は同調ネットワークを介
して放射アンテナに接続される。動作中、検出アンテナ
はCRT から放射される電界を検出する。前記増幅器は検
出アンテナからの信号を増幅し反転する。整合ネットワ
ークは、前記増幅器から放射アンテナへの反転信号出力
の使用に備えるために、検出アンテナからの出力を調整
して前記増幅器の利得及び位相特性を補正する。このシ
ステムの問題は、製造中に困難な調整が要求されること
である。更に、重要なフィールドサービスを必要とす
る、このシステムに適した表示の場合に、再調整が要求
されることがある。更に、このシステムのオープンルー
プ構成は電界放射のそれ以上の減少を制限する。これは
特に重要な問題である。なぜなら、研究が続くにつれて
受け入れできる電界放射レベルが減少させられるかも知
れないからである。更に、老化による性能低下を防ぐた
めに高精度の構成素子が必要とされる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に従って、ソース
からの不要な電界放射を示す入力信号を生成するセンサ
ーと、出力信号を生成するために入力信号を増幅する可
変利得増幅器と、不要電界を少なくとも部分的に打消す
ために出力信号に応答して不要電界と反対位相の打消し
電界を生成する放射器と、打消し電界と不要電界との差
を示す誤差信号を生成するフィードバック手段と、誤差
信号に応答して出力信号を増減するために前記増幅器の
利得を変更する制御手段とを含む電界打消しシステムが
ここに提供される。
からの不要な電界放射を示す入力信号を生成するセンサ
ーと、出力信号を生成するために入力信号を増幅する可
変利得増幅器と、不要電界を少なくとも部分的に打消す
ために出力信号に応答して不要電界と反対位相の打消し
電界を生成する放射器と、打消し電界と不要電界との差
を示す誤差信号を生成するフィードバック手段と、誤差
信号に応答して出力信号を増減するために前記増幅器の
利得を変更する制御手段とを含む電界打消しシステムが
ここに提供される。
【0014】出力信号は減少すべき電界及び打消し電界
の両者の関数として生成されるので、本発明のシステム
は負帰還、閉ループ打消しを提供する。フィードバック
された誤差信号が大きければ大きいほど、生成される打
消し電界は大きくなる。よって、負帰還閉ループが誤差
信号を最小化しようとするとき打消し電界は不要の電界
を追尾する。前記増幅器の可変利得制御により前記増幅
器は非常に低い強度の不要電界に応答する。よって、製
造又はフィールドサービス中の打消しシステムの性能に
関する難しい操作手順は必要としない。
の両者の関数として生成されるので、本発明のシステム
は負帰還、閉ループ打消しを提供する。フィードバック
された誤差信号が大きければ大きいほど、生成される打
消し電界は大きくなる。よって、負帰還閉ループが誤差
信号を最小化しようとするとき打消し電界は不要の電界
を追尾する。前記増幅器の可変利得制御により前記増幅
器は非常に低い強度の不要電界に応答する。よって、製
造又はフィールドサービス中の打消しシステムの性能に
関する難しい操作手順は必要としない。
【0015】できれば、制御手段は打消し電界及び不要
電界の両者を同時に検出して誤差信号を生成するアンテ
ナを有することが望ましい。
電界の両者を同時に検出して誤差信号を生成するアンテ
ナを有することが望ましい。
【0016】本発明の良好な実施例では、制御手段は、
誤差信号を、前記増幅器の利得を制御するDC制御レベル
に変換するRMS/DC変換器を有する。
誤差信号を、前記増幅器の利得を制御するDC制御レベル
に変換するRMS/DC変換器を有する。
【0017】RMS/DC変換器は打消し電界と不要電界との
差により残される残留電界内の全エネルギを示すDC制御
レベルを生成する。
差により残される残留電界内の全エネルギを示すDC制御
レベルを生成する。
【0018】センサーは前記増幅器の入力を誘導的にソ
ースに結合するセンスコイルを備えてもよい。
ースに結合するセンスコイルを備えてもよい。
【0019】あるいは、センサーは前記増幅器の入力を
ソースに容量的に結合する容量性センス素子を備えても
よい。
ソースに容量的に結合する容量性センス素子を備えても
よい。
【0020】本発明の打消しシステムは陰極線表示管か
らの電界を打消すのに特に役立つ。その場合、放射器は
陰極線管の外面上の導電性の "アクアダグ" コーティン
グ、陰極線管のスクリーンの周囲の少なくとも一部に設
けられる導電性の素子、または陰極線管のスクリーンの
少なくとも一部に設けられる導電性のコーティングを含
み得る。
らの電界を打消すのに特に役立つ。その場合、放射器は
陰極線管の外面上の導電性の "アクアダグ" コーティン
グ、陰極線管のスクリーンの周囲の少なくとも一部に設
けられる導電性の素子、または陰極線管のスクリーンの
少なくとも一部に設けられる導電性のコーティングを含
み得る。
【0021】本発明を別の局面から観察すると、ソース
からの不要電界放射を少なくとも部分的に打消す方法が
提供される。この方法は: 不要電界の感知、不要電界を
示す入力信号の生成、増幅、可変利得増幅器の使用、入
力信号からの出力信号の生成、不要電界を少なくとも部
分的に打消すための出力信号に応答する不要電界と反対
位相の打消し電界の生成、打消し電界と不要電界との差
を示す誤差信号の生成、および誤差信号に応答して出力
信号を増減するための前記増幅器の利得の変更を含む。
からの不要電界放射を少なくとも部分的に打消す方法が
提供される。この方法は: 不要電界の感知、不要電界を
示す入力信号の生成、増幅、可変利得増幅器の使用、入
力信号からの出力信号の生成、不要電界を少なくとも部
分的に打消すための出力信号に応答する不要電界と反対
位相の打消し電界の生成、打消し電界と不要電界との差
を示す誤差信号の生成、および誤差信号に応答して出力
信号を増減するための前記増幅器の利得の変更を含む。
【0022】
【発明の実施の形態】図1はベゼル105 により支持され
たCRT 3 を有する典型的なCRT 表示装置を示す。CRT 3
の頚部の回りのヨーク110 内に水平及び垂直変更コイル
が配置されている。使用中、CRT は駆動回路により制御
される。駆動回路は水平偏向コイルに接続された水平走
査回路115 及び垂直偏向コイルに接続された垂直走査回
路120と、CRT 3 の電子銃に接続されたビデオ増幅器125
と、主電源135 から線路Vs及び0Vを介して走査回路115
及び120 並びにビデオ増幅器125 に電力を供給する電
源130 とを有する。水平偏向回路115 はCRT 3 の最終的
なアノードに接続された集積EHT 生成装置を有する。他
の例では、EHT 生成装置は水平偏向回路から分離される
ことがあるが、水平走査信号とは同期されている。EHT
生成装置はステップアップ変圧器を備え、そしてその出
力は高電圧ダイオードにより整流され、CRT 容量に結合
されてDC出力を生成する。CRT 容量を放電する高抵抗経
路 (ブリードアセンブリ)が CRT 3 を横切って存在す
る。CRT シャドーマスクを減磁する消磁コイル (図示せ
ず) がある。このコイルは一般に表示装置に電力が印加
されるときは必ず動作する。温度により抵抗値が変化す
るサーミスタが用いられ、消磁コイルを流れる電流は迅
速に電源投入時の最大値から低い値に低下させられる。
この低い値はスクリーンに明白な影響を与えないが、そ
れにもかかわらず残留する主要周波数の電界からの放射
がある。
たCRT 3 を有する典型的なCRT 表示装置を示す。CRT 3
の頚部の回りのヨーク110 内に水平及び垂直変更コイル
が配置されている。使用中、CRT は駆動回路により制御
される。駆動回路は水平偏向コイルに接続された水平走
査回路115 及び垂直偏向コイルに接続された垂直走査回
路120と、CRT 3 の電子銃に接続されたビデオ増幅器125
と、主電源135 から線路Vs及び0Vを介して走査回路115
及び120 並びにビデオ増幅器125 に電力を供給する電
源130 とを有する。水平偏向回路115 はCRT 3 の最終的
なアノードに接続された集積EHT 生成装置を有する。他
の例では、EHT 生成装置は水平偏向回路から分離される
ことがあるが、水平走査信号とは同期されている。EHT
生成装置はステップアップ変圧器を備え、そしてその出
力は高電圧ダイオードにより整流され、CRT 容量に結合
されてDC出力を生成する。CRT 容量を放電する高抵抗経
路 (ブリードアセンブリ)が CRT 3 を横切って存在す
る。CRT シャドーマスクを減磁する消磁コイル (図示せ
ず) がある。このコイルは一般に表示装置に電力が印加
されるときは必ず動作する。温度により抵抗値が変化す
るサーミスタが用いられ、消磁コイルを流れる電流は迅
速に電源投入時の最大値から低い値に低下させられる。
この低い値はスクリーンに明白な影響を与えないが、そ
れにもかかわらず残留する主要周波数の電界からの放射
がある。
【0023】動作中、電源130 は主電源135 から電力を
受取る。ライン及びフレーム走査回路115 及び120 は、
CRT 3 を横切る3つの電子ビームをラスターパターンで
走査するために、水平及び垂直偏向コイルにライン及び
フレームのこぎり波電流を生成する。ビデオ増幅器125
は外部から供給された赤、緑及び青のビデオ信号に応答
して画像情報により電子ビームの強度を変調する。のこ
ぎり波走査電流は外部から供給された水平及び垂直同期
信号により入力画像情報に同期される。
受取る。ライン及びフレーム走査回路115 及び120 は、
CRT 3 を横切る3つの電子ビームをラスターパターンで
走査するために、水平及び垂直偏向コイルにライン及び
フレームのこぎり波電流を生成する。ビデオ増幅器125
は外部から供給された赤、緑及び青のビデオ信号に応答
して画像情報により電子ビームの強度を変調する。のこ
ぎり波走査電流は外部から供給された水平及び垂直同期
信号により入力画像情報に同期される。
【0024】EHT 変圧器及びCRT 容量はCRT 内で一定DC
電圧を供給するために名目的には協同する。電子ビーム
電流がビデオイメージに応答して流れるとき、容量から
エネルギが取出され、DC電圧の変調を生ずる。この変調
信号はCRT のフェースプレートを介して結合され、経時
変化する望ましくない電界放射の形式で、介在する媒体
(大抵の場合、空気) を通じて観察点に送信される。
電圧を供給するために名目的には協同する。電子ビーム
電流がビデオイメージに応答して流れるとき、容量から
エネルギが取出され、DC電圧の変調を生ずる。この変調
信号はCRT のフェースプレートを介して結合され、経時
変化する望ましくない電界放射の形式で、介在する媒体
(大抵の場合、空気) を通じて観察点に送信される。
【0025】図2に示す本発明の電界打消しシステムは
CRT 3 のような電界ソースからの不要な電界放射を示す
入力信号Iを生成するセンサー30を有する。可変利得増
幅器5がセンサー30に接続され、センサー30からの入力
信号Iを増幅して出力信号Oを生成する。不要電界Eを
少なくとも部分的に打消すために、放射器20が増幅器5
に接続され、増幅器5からの出力信号Oに応答して不要
電界Eと反対位相の打消し電界Cを生成する。フィード
バック手段10は打消し電界Cと不要電界Eとの差を示す
誤差信号Fを生成する。誤差信号Fに応答して増幅器5
の利得を増減して出力信号Oを調整するために、制御手
段40がフィードバック手段10に接続される。
CRT 3 のような電界ソースからの不要な電界放射を示す
入力信号Iを生成するセンサー30を有する。可変利得増
幅器5がセンサー30に接続され、センサー30からの入力
信号Iを増幅して出力信号Oを生成する。不要電界Eを
少なくとも部分的に打消すために、放射器20が増幅器5
に接続され、増幅器5からの出力信号Oに応答して不要
電界Eと反対位相の打消し電界Cを生成する。フィード
バック手段10は打消し電界Cと不要電界Eとの差を示す
誤差信号Fを生成する。誤差信号Fに応答して増幅器5
の利得を増減して出力信号Oを調整するために、制御手
段40がフィードバック手段10に接続される。
【0026】図3に示す本発明の打消しシステムの良好
な実施例では、センサー30はEHT 変圧器1の2次巻線を
CRT 3 に接続する結合ケーブル11の回りのセンスコイル
2の形式である。コイル2は可変利得反転増幅器4の入
力に接続される。放射器20はCRT 3 の外部のアクアダグ
導電性コーティング8の形式である。制御手段40はRMS/
DC変換器5及び信号調整回路6を有する。増幅器4は可
変利得入力が変換器5の出力に接続される。フィードバ
ック手段10は高インピーダンスアンテナ7を有する。変
換器5の入力は信号調整回路6を介してアンテナ7に接
続される。
な実施例では、センサー30はEHT 変圧器1の2次巻線を
CRT 3 に接続する結合ケーブル11の回りのセンスコイル
2の形式である。コイル2は可変利得反転増幅器4の入
力に接続される。放射器20はCRT 3 の外部のアクアダグ
導電性コーティング8の形式である。制御手段40はRMS/
DC変換器5及び信号調整回路6を有する。増幅器4は可
変利得入力が変換器5の出力に接続される。フィードバ
ック手段10は高インピーダンスアンテナ7を有する。変
換器5の入力は信号調整回路6を介してアンテナ7に接
続される。
【0027】動作中、センスコイル2は結合ケーブル11
を流れる電流から変調信号を検出する。図3の例では、
変圧器動作によりセンスコイル2を介して変調信号の複
製が増幅器4の入力に誘起される。増幅器4は閉ループ
打消し装置の前向き経路(フォワードパス)の一部を形
成する。前向き経路では、増幅器4は感知された変調信
号を増幅・反転し、実際の変調信号と反対位相の打消し
信号をその出力に生成する。打消し信号は抵抗器9を介
してアクアダグコーティング8に加えられる。コーティ
ング8は打消し信号の印加に対応して経時変化する打消
し電界を放射することにより放射器として動作する。打
消し電界は表示装置を通して伝播し、実際の変調信号に
より生成された不要の電界を打消すように作用する。フ
ラッシュオーバーの場合に、図3の回路構成、特に増幅
器4が損傷を受けることがある。よって、良好な変形実
施例では、フラッシュオーバー電流に低インピーダンス
の大地帰還経路を設けるためにツェナーダイオード、ス
パークギャップ又は類似の機能を有する他の装置を組込
むのが好ましい。
を流れる電流から変調信号を検出する。図3の例では、
変圧器動作によりセンスコイル2を介して変調信号の複
製が増幅器4の入力に誘起される。増幅器4は閉ループ
打消し装置の前向き経路(フォワードパス)の一部を形
成する。前向き経路では、増幅器4は感知された変調信
号を増幅・反転し、実際の変調信号と反対位相の打消し
信号をその出力に生成する。打消し信号は抵抗器9を介
してアクアダグコーティング8に加えられる。コーティ
ング8は打消し信号の印加に対応して経時変化する打消
し電界を放射することにより放射器として動作する。打
消し電界は表示装置を通して伝播し、実際の変調信号に
より生成された不要の電界を打消すように作用する。フ
ラッシュオーバーの場合に、図3の回路構成、特に増幅
器4が損傷を受けることがある。よって、良好な変形実
施例では、フラッシュオーバー電流に低インピーダンス
の大地帰還経路を設けるためにツェナーダイオード、ス
パークギャップ又は類似の機能を有する他の装置を組込
むのが好ましい。
【0028】2つの互いに反対位相の電界の強度の差は
残留電界を生成する。アンテナ7は2つの互いに反対位
相の信号を検出し、フィードバック電圧信号を生成す
る。フィードバック信号は2つの互いに反対位相の電界
のベクトル和であるので、残留電界の測定値である。信
号調整回路6は変換器5の入力とアンテナ7の出力との
インピーダンス整合を与える。フィードバック信号に応
答して、変換器5は、残留電界のエネルギを表わすDC制
御電圧レベルを、増幅器4の可変利得入力に生成する。
制御レベルの変化に対応して増幅器4の利得に変化が生
じるので、打消し電界強度の変化は残留電界の変化に対
応する。このように、負帰還ループが提供され、残留電
界を最小化しようとする。
残留電界を生成する。アンテナ7は2つの互いに反対位
相の信号を検出し、フィードバック電圧信号を生成す
る。フィードバック信号は2つの互いに反対位相の電界
のベクトル和であるので、残留電界の測定値である。信
号調整回路6は変換器5の入力とアンテナ7の出力との
インピーダンス整合を与える。フィードバック信号に応
答して、変換器5は、残留電界のエネルギを表わすDC制
御電圧レベルを、増幅器4の可変利得入力に生成する。
制御レベルの変化に対応して増幅器4の利得に変化が生
じるので、打消し電界強度の変化は残留電界の変化に対
応する。このように、負帰還ループが提供され、残留電
界を最小化しようとする。
【0029】従来のオープンループシステムでは、一般
に、実際の電界打消しの手動調整を可能にするポテンシ
ョメータが設けられる。都合よく、不要な電界放射をフ
ィードバックループが自動的に最小化するので、本発明
の閉ループシステムの動作を最適化するのにポテンショ
メータ調整は不要である。
に、実際の電界打消しの手動調整を可能にするポテンシ
ョメータが設けられる。都合よく、不要な電界放射をフ
ィードバックループが自動的に最小化するので、本発明
の閉ループシステムの動作を最適化するのにポテンショ
メータ調整は不要である。
【0030】従来のオープンループシステムから1 V/m
の程度の残留電界を得るためには、ポテンショメータ調
整及び回路設計に非常な注意を払わなければならない。
これに比べて、本発明の閉ループシステムは残留電界を
1 V/m よりもかなり低いレベルに自動的に減少させるこ
とができる。本発明の閉ループシステムの負帰還ループ
は時間がかかり且つ難しい手動調整を必要とせずに増幅
器4に精密な利得制御を与える。
の程度の残留電界を得るためには、ポテンショメータ調
整及び回路設計に非常な注意を払わなければならない。
これに比べて、本発明の閉ループシステムは残留電界を
1 V/m よりもかなり低いレベルに自動的に減少させるこ
とができる。本発明の閉ループシステムの負帰還ループ
は時間がかかり且つ難しい手動調整を必要とせずに増幅
器4に精密な利得制御を与える。
【0031】前述のように、アンテナ7により生成され
たフィードバック信号は2つの互いに反対位相の電界の
ベクトル和の関数である。フィードバック信号は変換器
5によりDC制御レベルに変換される。DC制御レベルは増
幅器4の利得を調整する。図7に示すように、増幅器4
の伝達関数はDC制御レベルVrmsが0であるとき公称利得
5が得られるように設定されている。
たフィードバック信号は2つの互いに反対位相の電界の
ベクトル和の関数である。フィードバック信号は変換器
5によりDC制御レベルに変換される。DC制御レベルは増
幅器4の利得を調整する。図7に示すように、増幅器4
の伝達関数はDC制御レベルVrmsが0であるとき公称利得
5が得られるように設定されている。
【0032】図8のAは、位相Eの電界強度が反対位相
Cの電界強度よりも大きい場合の位相Eの電界及び反対
位相Cの電界の典型的な波形を示す。図9のAに示すよ
うに、対応する制御レベルVrmsは正である。従って、増
幅器4の利得は増加するので、反対位相Cの電界強度を
増し、結果的に残留電界は減少する。
Cの電界強度よりも大きい場合の位相Eの電界及び反対
位相Cの電界の典型的な波形を示す。図9のAに示すよ
うに、対応する制御レベルVrmsは正である。従って、増
幅器4の利得は増加するので、反対位相Cの電界強度を
増し、結果的に残留電界は減少する。
【0033】図8のBは、位相Eの電界強度が反対位相
Cの電界強度よりも小さい場合の位相Eの電界及び反対
位相Cの電界の典型的な波形を示す。図9のBに示すよ
うに、対応する制御レベルVrmsは負である。従って、増
幅器4の利得は減少するので、反対位相Cの電界強度を
減らし、結果的に残留電界は減少する。
Cの電界強度よりも小さい場合の位相Eの電界及び反対
位相Cの電界の典型的な波形を示す。図9のBに示すよ
うに、対応する制御レベルVrmsは負である。従って、増
幅器4の利得は減少するので、反対位相Cの電界強度を
減らし、結果的に残留電界は減少する。
【0034】図8のC及びDは、位相Eの電界強度が反
対位相Cの電界強度と等しい場合の位相Eの電界及び反
対位相Cの電界の典型的な波形を示す。図9のC及びD
に示すように、対応する制御レベルVrmsは0である。従
って、増幅器4の利得は公称レベルに維持され、残留電
界は一定の最小値に維持される。
対位相Cの電界強度と等しい場合の位相Eの電界及び反
対位相Cの電界の典型的な波形を示す。図9のC及びD
に示すように、対応する制御レベルVrmsは0である。従
って、増幅器4の利得は公称レベルに維持され、残留電
界は一定の最小値に維持される。
【0035】図7で、伝達関数を表わす曲線の傾斜はフ
ィードバックループの残留利得誤差を決定する。よっ
て、アンテナ7により検出された小さな残留電界が増幅
器4をかなり変更するように、この曲線が0に極めて接
近し、X軸に対して僅かな角度であることが望ましい。
フィードバックループの時定数は安定性を与えるように
表示装置の数フレーム周期にセットされる。本発明の閉
ループ打消しシステムを用いて前述のオープンループ動
作の手動調整の問題を解決することにより従来のオープ
ンループ打消しシステムの機能を高めることができ、表
示装置からの、たとえあっても、ごく僅かな残留電界の
放射だけを許容する。
ィードバックループの残留利得誤差を決定する。よっ
て、アンテナ7により検出された小さな残留電界が増幅
器4をかなり変更するように、この曲線が0に極めて接
近し、X軸に対して僅かな角度であることが望ましい。
フィードバックループの時定数は安定性を与えるように
表示装置の数フレーム周期にセットされる。本発明の閉
ループ打消しシステムを用いて前述のオープンループ動
作の手動調整の問題を解決することにより従来のオープ
ンループ打消しシステムの機能を高めることができ、表
示装置からの、たとえあっても、ごく僅かな残留電界の
放射だけを許容する。
【0036】図4は本発明の前述の実施例の1つの変形
を示す。図4では、放射器20はCRT3 のアクアダグコー
ティング8に代わる導電性素子12の形式である。
を示す。図4では、放射器20はCRT3 のアクアダグコー
ティング8に代わる導電性素子12の形式である。
【0037】図5は本発明の前述の実施例のもう1つの
変形を示す。図5では、放射器20はCRT 3 上の高抵抗ES
F コーティング13により提供される。
変形を示す。図5では、放射器20はCRT 3 上の高抵抗ES
F コーティング13により提供される。
【0038】図6は本発明の前述の実施例の更にもう1
つの変形を示す。図6では、センスコイル2がなく、セ
ンサー30はCRT 3 の非遮蔽部分に取付けられた導電性の
感知素子14の形式でである。動作中、容量結合により変
調信号が感知素子に誘起される。
つの変形を示す。図6では、センスコイル2がなく、セ
ンサー30はCRT 3 の非遮蔽部分に取付けられた導電性の
感知素子14の形式でである。動作中、容量結合により変
調信号が感知素子に誘起される。
【0039】前述の本発明の例では、回路構成は実質的
には1次サーボシステムである。これは無条件に安定す
る。従って、良好な直線性を有する高度に正確なRMS/DC
変換器を備える必要はない。簡単な、費用効果のよい回
路であれば十分である。
には1次サーボシステムである。これは無条件に安定す
る。従って、良好な直線性を有する高度に正確なRMS/DC
変換器を備える必要はない。簡単な、費用効果のよい回
路であれば十分である。
【0040】上記の本発明の良好な実施例はカラーCRT
表示装置に関して記述されている。しかしながら、本発
明は単色CRT 表示装置にも等しく適用できる。更に、本
発明はCRT 表示技術への適用に限定されない。むしろ、
本発明は他の技術、例えば蛍光照明システム及びその他
の高電圧電気装置にも等しく適用できる。
表示装置に関して記述されている。しかしながら、本発
明は単色CRT 表示装置にも等しく適用できる。更に、本
発明はCRT 表示技術への適用に限定されない。むしろ、
本発明は他の技術、例えば蛍光照明システム及びその他
の高電圧電気装置にも等しく適用できる。
【図1】CRT 表示装置のブロック図である。
【図2】本発明の閉ループ電界打消しシステムの概要ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】本発明の打消しシステムの実施例のブロック図
である。
である。
【図4】本発明の打消しシステムのもう1つの実施例の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】本発明の打消しシステムの更にもう1つの実施
例のブロック図である。
例のブロック図である。
【図6】本発明の打消しシステムの更にもう1つの実施
例のブロック図である。
例のブロック図である。
【図7】本発明の打消しシステムに関する転送関数を示
す図である。
す図である。
【図8】本発明の打消しシステムに関する波形を示す図
である。
である。
【図9】本発明の打消しシステムに関する電圧レベルを
示す図である。
示す図である。
2 センスコイル 3 CRT 4 可変利得反転増幅器 5 RMS/DC変換器 6 信号調整回路 7 アンテナ 8 コーティング 9 抵抗器 10 フィードバック手段 11 結合ケーブル 12 導電性素子 13 コーティング 14 感知素子 20 放射器 30 センサー 40 制御手段 105 ベゼル 110 ヨーク 115 水平走査回路 120 垂直走査回路 125 ビデオ増幅器 130 電源1 135 主電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー・ノックス イギリス国ケイエイ25・7ジェイゼッ ト、キルバーニー、ミルトン・ロード、 ガーノック・ロッジ(番地なし) (56)参考文献 特開 平5−244540(JP,A) 特開 平5−242821(JP,A) 特開 平5−207404(JP,A) 特開 平4−315741(JP,A) 欧州特許出願公開498589(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G12B 17/02 H01J 29/00 - 29/98
Claims (10)
- 【請求項1】ソースから放射する不要電界を表わす入力
信号を生成するためのセンサーと、入力信号を増幅して
出力信号を生成する可変利得増幅器と、不要電界を少な
くとも部分的に打消すために前記出力信号に応答して前
記不要電界と反対位相の打消し電界を生成する放射器
と、前記打消し電界と前記不要電界の差を表わす誤差信
号を生成するためのフィードバック手段と、前記誤差信
号に応答して前記出力信号を増減するために前記増幅器
の利得を調整する制御手段とを備える電界打消しシステ
ム。 - 【請求項2】前記フィードバック手段は前記打消し電界
及び前記不要電界の両者を同時に検出して誤差信号を生
成するアンテナを有する、請求項1に記載のシステム。 - 【請求項3】前記制御手段は前記増幅器の利得を制御す
るために前記誤差信号をDC制御レベルに変換するRMS/DC
変換器を有する、請求項2に記載のシステム。 - 【請求項4】前記センサーは前記増幅器の入力を前記ソ
ースに誘導結合するセンスコイルを有する、請求項1乃
至3のいずれかに記載のシステム。 - 【請求項5】前記センサーは前記増幅器の入力をソース
に容量結合する容量性感知素子を有する、請求項1乃至
3のいずれかに記載のシステム。 - 【請求項6】前記ソースが陰極線表示管である、請求項
1乃至5のいずれかに記載のシステム。 - 【請求項7】前記放射器は前記陰極線管の外部に導電性
コーティングを有する、請求項6に記載のシステム。 - 【請求項8】前記放射器は前記陰極線管のスクリーンを
少なくとも部分的に囲む導電性素子を有する、請求項6
に記載のシステム。 - 【請求項9】前記放射器は前記陰極線管のスクリーン上
に少なくとも部分的な導電性コーティングを有する、請
求項6に記載のシステム。 - 【請求項10】ソースから放射する不要電界を少なくと
も部分的に打消す方法であって、 前記不要電界を感知するステップと、 前記不要電界を表わす入力信号を生成するステップと、 可変利得増幅器を用いて前記入力信号を増幅し出力信号
を生成するステップと、 前記不要電界を少なくとも部分的に打消すために前記出
力信号に応答して前記不要電界と反対位相の打消し電界
を生成するステップと、 前記打消し電界と前記不要電界の差を表わす誤差信号を
生成するステップと、 前記誤差信号に応答して前記出力信号を増減するために
前記増幅器の利得を調整するステップとを含む方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB9418570.9 | 1994-09-15 | ||
GB9418570A GB2293299A (en) | 1994-09-15 | 1994-09-15 | Electric field emission reduction system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08106273A JPH08106273A (ja) | 1996-04-23 |
JP3251821B2 true JP3251821B2 (ja) | 2002-01-28 |
Family
ID=10761353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22487395A Expired - Fee Related JP3251821B2 (ja) | 1994-09-15 | 1995-09-01 | 電界打消しシステム及び方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5534756A (ja) |
EP (1) | EP0702389B1 (ja) |
JP (1) | JP3251821B2 (ja) |
DE (1) | DE69508017T2 (ja) |
GB (1) | GB2293299A (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08227666A (ja) * | 1995-02-20 | 1996-09-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Crtディスプレイの漏洩電界低減装置 |
KR100190160B1 (ko) * | 1995-10-27 | 1999-06-01 | 윤종용 | 디스플레이 기기의 전계 차폐 회로 |
US5818171A (en) * | 1996-01-16 | 1998-10-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Device for removing electric field of display |
US5814941A (en) * | 1997-02-19 | 1998-09-29 | Mag Technology Co., Ltd. | Device for eliminating low frequency radiation of monitor |
KR19990052752A (ko) * | 1997-12-23 | 1999-07-15 | 전주범 | 모니터의 전자파 차단장치 |
US7833528B2 (en) * | 1998-06-22 | 2010-11-16 | Immunomedics, Inc. | Use of multispecific, non-covalent complexes for targeted delivery of therapeutics |
US7138103B2 (en) * | 1998-06-22 | 2006-11-21 | Immunomedics, Inc. | Use of bi-specific antibodies for pre-targeting diagnosis and therapy |
US6962702B2 (en) * | 1998-06-22 | 2005-11-08 | Immunomedics Inc. | Production and use of novel peptide-based agents for use with bi-specific antibodies |
US7405320B2 (en) | 1998-06-22 | 2008-07-29 | Immunomedics, Inc. | Therapeutic and diagnostic conjugates for use with multispecific antibodies |
US7387772B1 (en) * | 1999-06-22 | 2008-06-17 | Immunimedics, Inc. | Chimeric, human and humanized anti-CSAP monoclonal antibodies |
SE515103C2 (sv) * | 1999-05-25 | 2001-06-11 | Enviromentor Ab | Aktivt sugtransformatorsystem samt användning av ett sådant |
KR100524074B1 (ko) * | 2003-10-01 | 2005-10-26 | 삼성전자주식회사 | 베젤 구조를 가지는 전자기기 |
US9819228B2 (en) * | 2013-03-01 | 2017-11-14 | Qualcomm Incorporated | Active and adaptive field cancellation for wireless power systems |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DK29385A (da) * | 1984-10-09 | 1986-04-10 | Viggo Berthelsen | Fremgangsmaade og indretning til eliminering af paavirkningen fra et magnetfelt og til beskyttelse mod samme |
EP0348571A1 (en) * | 1988-06-30 | 1990-01-03 | International Business Machines Corporation | Cathode ray tube display monitor with stray magnetic field compensation |
US4996461A (en) * | 1989-09-07 | 1991-02-26 | Hughes Aircraft Company | Closed loop bucking field system |
US5151635A (en) | 1991-06-20 | 1992-09-29 | Apple Computer, Inc. | Apparatus and method for reducing the magnitude of time varying electric fields in CRT displays |
DE4123565C1 (ja) * | 1991-07-16 | 1992-09-17 | Tandberg Data A/S, Oslo, No | |
CN1040934C (zh) | 1991-07-18 | 1998-11-25 | 东芝株式会社 | 阴极射线管图像显示装置 |
SE469456B (sv) * | 1991-11-22 | 1993-07-05 | Nokia Data Ab | Foerfarande och anordning i en bildskaermsenhet foer att reducera elektriska vaexelfaelt i enhetens omgivning |
GB2273230A (en) * | 1992-12-02 | 1994-06-08 | Ibm | Cancelling radiated electric fields in crt displays |
US5396151A (en) * | 1993-06-28 | 1995-03-07 | Apple Computer, Inc. | Circuit for reducing ELF electric fields radiated from CRT devices |
GB2283646A (en) * | 1993-10-30 | 1995-05-10 | Ibm | Reducing electric field emission from a CRT display |
-
1994
- 1994-09-15 GB GB9418570A patent/GB2293299A/en not_active Withdrawn
-
1995
- 1995-03-22 US US08/408,511 patent/US5534756A/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-09-01 JP JP22487395A patent/JP3251821B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-09-07 EP EP95306251A patent/EP0702389B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-09-07 DE DE69508017T patent/DE69508017T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB9418570D0 (en) | 1994-11-02 |
US5534756A (en) | 1996-07-09 |
DE69508017D1 (de) | 1999-04-08 |
JPH08106273A (ja) | 1996-04-23 |
EP0702389A2 (en) | 1996-03-20 |
DE69508017T2 (de) | 1999-10-07 |
GB2293299A (en) | 1996-03-20 |
EP0702389A3 (en) | 1996-11-27 |
EP0702389B1 (en) | 1999-03-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3251821B2 (ja) | 電界打消しシステム及び方法 | |
US5151635A (en) | Apparatus and method for reducing the magnitude of time varying electric fields in CRT displays | |
US5726538A (en) | Cathode ray tube display with cancellation of electric field emissions | |
US5404084A (en) | Method of and apparatus for canceling electric field | |
US5614789A (en) | Apparatus and method of reducing varying electrical fields in video display terminals | |
US6049173A (en) | Apparatus for suppressing electric field radiation from a cathode ray tube | |
EP0651420B1 (en) | Electric field emission reduction apparatus | |
GB2273230A (en) | Cancelling radiated electric fields in crt displays | |
US5786668A (en) | Electromagnetic field shielding circuit for a display | |
JP2000102028A (ja) | フォ―カス電圧トラッキング回路 | |
US6215259B1 (en) | Apparatus for compensating for corner focus and brightness in cathode ray tube | |
JP3460447B2 (ja) | フォーカスコントロール回路 | |
JP3146061B2 (ja) | 陰極線管および陰極線管画像表示装置 | |
KR100371379B1 (ko) | 영상표시기기의씨알티전면vlf방사전계차폐장치 | |
KR100228391B1 (ko) | 다이나믹 휘도 보상장치 | |
JP3471533B2 (ja) | 陰極線管 | |
KR0171737B1 (ko) | 잡음 제거장치 | |
KR20020020361A (ko) | 영상표시기기의 광대역 스위칭 드라이브 보상회로 | |
JPH05207404A (ja) | 陰極線管装置および陰極線管画像表示装置 | |
Cooper | Technical challenges of high-voltage power supplies for a modern beam index CRT electronic display | |
JPH1042224A (ja) | 輻射電界低減装置 | |
JPH1074462A (ja) | 受像管装置 | |
KR20050025461A (ko) | 음극선관 디스플레이 장치 | |
KR20020031039A (ko) | Crt 표시 장치 | |
JPH09205654A (ja) | 陰極線管表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |