JP3251636B2 - パッドホルダー - Google Patents

パッドホルダー

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JP3251636B2
JP3251636B2 JP09913792A JP9913792A JP3251636B2 JP 3251636 B2 JP3251636 B2 JP 3251636B2 JP 09913792 A JP09913792 A JP 09913792A JP 9913792 A JP9913792 A JP 9913792A JP 3251636 B2 JP3251636 B2 JP 3251636B2
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陵利 十時
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ミネソタ マイニング アンド マニュファクチャリング カンパニー
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱性を有し、軽量でか
つ安価な洗浄作業用パッドホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】鍋、釜、フライパン、グリドル、その他
の厨房機器類、あるいはタイルはり面等の洗浄用具とし
て、少なくとも1つの平面を有するホルダー基体と該平
面上に設けられたパッド取付け用の多数の突起とを有す
るパッドホルダーに洗浄用パッドを取付けた洗浄用具が
知られている。このような洗浄用具用のパッドホルダー
において、パッド取付け用突起は通常、金属または合成
樹脂から構成されていた。
【0003】ここで、金属性の突起の場合は、高温の洗
浄表面においても使用可能であるが、重量が重く、製造
および加工が困難であり、また、コストが高い等の問題
があった。一方、合成樹脂製の突起の場合は、軽量で、
製造が容易で、かつコストが低いという利点があるが、
耐熱用途に使用できないという問題があった。
【0004】具体的には洗浄用パッドがある程度消耗し
た後に高温の表面、例えば高温状態のグリドル等を洗浄
する場合、高温によってパッド固定用突起が損傷し、パ
ッドホルダーの寿命が短縮されるという問題点があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、耐熱
用途でもパッド固定用突起を合成樹脂から構成でき軽量
でかつ安価な洗浄作業用パッドホルダーを提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、洗浄用パッドを、その構成繊維と、ホルダーの取付
け表面に設けた、多数の合成樹脂製突起とを交絡させる
ことにより、取付け保持するパッドホルダーにおいて、
取付け表面に対し、前記突起よりも高い位置にその前端
部を有する、少なくとも1個の保護突起を設けたことを
特徴とするパッドホルダーを提供する。
【0007】
【作用及び効果】本発明の洗浄作業用パッドホルダーに
おいては、パッド取付け用突起より高い保護突起が設け
られているため、パッドがある程度消耗した状態でパッ
ドホルダーを高温面の洗浄用に使用しても、パッド取付
け用突起の高温面への接近が保護突起により防止される
ので、洗浄対象面の高温によるパッド取付け用突起の損
傷が防止される。このためパッド取付け用突起を合成樹
脂により構成することができ、全体の軽量化、製造コス
トの低下が達成される。さらに、保護突起と被洗浄表面
との摩擦音によりパッド取替え時期を判断することがで
きる。
【0008】
【実施例】本発明の保護突起が取付けられる洗浄作業用
パッドホルダーには種々のタイプの常用のパッドホルダ
ーが含まれる。例えば図1に示すごとく環状握りを有す
るものでもよく、図2に示すごとく棒状握りを有するも
のであってもよい。また、パッドホルダーの基体部分と
握り部分は一体成形されていてもよく、また別個の部材
から成っていてもよい。パッドホルダー基体は金属、硬
質樹脂等の硬質材料から作られることが望ましい。
【0009】パッド取付け用突起としては、材料は合成
樹脂からなることを特徴とし、例えばポリスチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂、ABS樹脂、フェノール樹脂
等の汎用樹脂やテフロン樹脂やシリコン樹脂等の耐熱製
樹脂を用いることができる。また、パッドホルダー取付
け用突起の構造は、パッドの糸の太さや固さおよび表面
粗さ等により決められるが、特に限定されるものではな
く、常用のものが使用可能である。例えば、パッド取付
け用突起の具体例として、ミネソタ マイニング アン
ド マニュファクチャリング カンパニー(米国)から
商業的に入手可能なデュアルロックファスナー No.37
41、 No.3742、 No.3751、No.3752等を
使用することができる。
【0010】本発明のパッドホルダーに取付ける洗浄用
パッドの形態は、不織布をはじめ、織布、編布、フェル
トなどが使用可能であるが、用途、耐久性、コスト等を
考慮して決められる。具体的には、スコッチブライト
スポンジエース、スコッチブライト No.96、スコッチ
ブライト No.8541、スコッチブライト No.8242
(以上商品名、住友スリーエム製)等が挙げられる。
【0011】また、パッドの厚さも特に限定されない
が、通常5〜50mm程度のものが使用される。本発明の
特徴を構成する保護用突起は図2に示すように円柱状、
角柱状、円錐状、針状等種々の突起状であることがで
き、また2図及び3図に示すように直線状又は曲線状の
長い突起であってもよい。これらの突起はパッドホルダ
ー基体と同じ材料で一体成形されていてもよく、又は別
の部材としてパッドホルダーに取付けられていてもよ
い。図3に示すように、ホルダー基体が金属製である場
合には、その縁を折り曲げることにより線状突起を容易
に形成することができる。
【0012】保護用突起の高さはパッド取付け用突起の
高さより0.1mm〜10mm高くする。この高さの差が
0.1mm未満であればパッド取付け用突起の保護が十分
でないためである。高さの差が10mmを超えるとパッド
の保持が十分でなく、またパッドが十分に消耗しない内
にそれを取り替える必要があり無駄が生ずるためであ
る。好ましくは前記高さの差は1〜5mmであり、具体的
には使用の条件、パッドの厚さ(通常5〜30mm)、パ
ッド取付け用突起の耐熱性等を考慮して定められる。
【0013】保護突起の数及び配置位置は特に限定され
ないが、円柱状、角柱状、円錐状、針状等の点状突起の
場合は、パッド取付け突起領域の外に配置するのが好ま
しく、保護突起の数は1個でもよいが、パッド取付け突
起領域の全面を保護するには複数個、少なくとも3個、
そして特に好ましくは4個であることが好ましい。例え
ばパッド取付け突起領域が1領域の場合にはその4角に
保護突起を設けるのが好ましい。
【0014】保護突起が線状突起である場合、それを好
ましくは2本設ける。線状突起は図3に示すごとくホル
ダー基体の端部に設けることもでき、図4に示すように
ホルダー基体面内に設けることもできる。保護突起の材
質は、好ましくは150℃以上の耐熱性を有するもので
あり、金属、セラミックス、ガラス、木材、あるいは合
成樹脂、例えばテフロン樹脂、ポリイミド樹脂、シリコ
ーン樹脂、フェノール樹脂、シアネート樹脂、又はエポ
キシ樹脂等が使用可能である。ニッケルメッキ等を施し
た鉄板のごとき傷つきやすい被洗浄面に対しては金属、
セラミックス、ガラス等の硬質材料からなる保護突起を
有するホルダーを使用する場合には、これらの材料から
成る突起の周囲を樹脂被覆するか、又は樹脂キャップを
施すことが特に好ましい。
【0015】前述のごとく、保護突起はパッドホルダー
基体と一体成形することができ、これはホルダー基体を
合成樹脂から製造する場合特に便利である。この場合、
保護突起はホルダー基体と共に鋳型により形成すること
ができ、あるいはホルダー基体のエンボス加工により形
成することができる。しかしながら、保護突起をねじで
構成した場合、その作製が容易であり、安価であり、パ
ッドの厚み等に応じて高さを容易に調整することができ
る等の利点が得られる。
【0016】次に、本発明のパッドホルダーの具体例を
説明する。図5は本発明のパッドホルダーの断面を模式
的に示したものである。1はパッドホルダー基体であ
り、2は洗浄用パッド6を取付けるための突起である。
これらの突起はこれと一体に成型されたシート4ととも
にいわゆるファスナー5を構成している。ファスナー5
は接着剤層6によりパッドホルダー基体1に接着されて
いる。パッド取付け用突起2を保護するための保護突起
3はパッドホルダー基体1を貫通するねじにより構成さ
れており、このねじの回転によりパッド取付け用突起2
と保護突起3との高さの差を調整することが可能であ
る。使用の際には洗浄用パッドが取付けられる。この取
付けは、パッド取付け用突起2の先端部(好ましくは、
このパッド取付け用突起2の先端部はその柄部より太く
なっている)が洗浄用パッド7の繊維間に侵入すること
により達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の洗浄具用パッドホルダーの一態
様を示す斜視図である。
【図2】図2は本発明の洗浄具用パッドホルダーの一態
様を示す斜視図である。
【図3】図3は本発明の洗浄具用パッドホルダーの一態
様を示す斜視図である。
【図4】図4は本発明の洗浄具用パッドホルダーの一態
様の平面図である。
【図5】図5は本発明の洗浄具用パッドホルダーに洗浄
用パッドを取付けた洗浄具の断面図である。
【符号の説明】
1…洗浄具用パッドホルダー 2…洗浄用パッド取付け用突起 3…保護突起 4…パッド取付け突起用シート 5…パッド取付け突起2とシート4から成るファスナー 6…接着剤層 7…洗浄用パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 13/00 - 17/08 A47L 25/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄用パッドを、その構成繊維と、ホル
    ダーの取付け表面に設けた、多数の合成樹脂製突起とを
    交絡させることにより、取付け保持するパッドホルダー
    において、取付け表面に対し、前記突起よりも高い位置
    にその前端部を有する、少なくとも1個の保護突起を設
    けたことを特徴とするパッドホルダー。
  2. 【請求項2】 前記保護突起の取付け表面からの高さ
    が、取付け用合成樹脂製突起よりも、0.1〜10mm高
    いことを特徴とする、請求項1に記載のパッドホルダ
    ー。
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JP5595175B2 (ja) * 2010-08-19 2014-09-24 ダイハツ工業株式会社 内燃機関
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