JP3251616B2 - インバータ制御装置 - Google Patents

インバータ制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交流電圧の低下を検出
する停電検出回路を備え、停電時および停電復帰時の動
作を考慮したインバータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のインバータ制御装置を備
える駆動装置の構成を示す回路図であり、駆動装置10
は、交流電源との接続を接続/遮断する主回路スイッチ
12を有しており、主回路スイッチ12をバイパスする
ように抵抗Rが配設されており、主回路スイッチ12に
は交流電源から供給される交流電流を直流電流に変換す
るコンバータ14が接続されている。そして、コンバー
タ14には、モータ16へ負荷電流を供給するインバー
タ18が接続されており、コンバータ14とインバータ
18との間には平滑用コンデンサ20が並列に接続され
ている。また、主回路スイッチ12の上流側には、交流
電圧の低下を検出する停電検出回路22が接続されてお
り、停電検出回路22は、コンバータ14を駆動するコ
ンバータ駆動回路24、インバータ18を駆動するイン
バータ駆動回路26、およびコンバータ駆動回路24お
よびインバータ駆動回路26を制御する制御回路28に
接続されている。そして、停電検出回路22、コンバー
タ駆動回路24、インバータ駆動回路26、および制御
回路28によりインバータ制御装置30を構成してい
る。更に、制御回路28には速度指令または位置指令を
発生する指令発生部32が接続されている。
【0003】次に動作について説明する。指令発生部3
2から制御回路28に速度指令または位置指令信号が発
せられると、制御回路28は、速度指令または位置指令
によってコンバータ駆動回路24およびインバータ駆動
回路26を介してインバータ18およびコンバータ14
を制御する。そして、交流電圧の低下を検出する停電検
出回路22が停電の発生を検出すると、停電とはコンバ
ータ14の入力側短絡であるため、制御回路28は、停
電時間の長短にかかわらず、コンバータ14を短絡から
保護するため、即座にコンバータ14およびインバータ
18の駆動信号をオフし、モータ16をフリーラン状態
にすると共に、装置全体をオフし、指令発生部32にエ
ラー信号を送っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のインバータ制御
装置は、以上のように構成されているので、数mSの短
絡停電に対しても装置全体をオフしてしまうという問題
点があり、また不安定な交流電源に対して停電検出回路
が誤動作して装置全体をオフしてしまうという問題点が
あり、長時間運転を行う工作機械に用いた場合、著しく
生産効率を低下させてしまうという問題点があった。
【0005】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、所定時間以上停電が継続したと
きのみ装置全体をオフして生産効率を向上できるインバ
ータ制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、この発明に係わるインバータ
制御装置は、交流電圧を入力とし直流に変換するコンバ
ータを駆動するコンバータ駆動回路と、コンバータから
の直流電圧を入力とし交流に変換してモータに電流を供
給するインバータを駆動するインバータ駆動回路と、前
記コンバータに入力される交流電圧の低下を検出する停
電検出回路と、前記インバータ駆動回路を制御する制御
回路とを備えたインバータ制御装置において、前記停電
検出回路が停電を検出した場合、即座にコンバータ及び
インバータ駆動回路をオフし、停電が所定時間(T1)
未満で復帰した場合、停電復帰後にオフ状態が所定時間
(T2)継続した後にコンバータ及びインバータの動作
を再開させる手段と、停電が所定時間(T1)以上連続
している場合、コンバータ及びインバータの制御を停止
させると共にエラー信号を発生する手段とを備えること
を特徴とするものである。
【0007】また、前記インバータ制御装置において、
停電が所定時間(T1)未満で復帰した場合、インバー
タの入力直流電圧が所定の電圧より高いことを条件と
し、コンバータ及びインバータの動作を再開することを
特徴とする。更に、前記制御回路へ速度または位置指令
を指示する指令発生部を備え、停電検出回路が停電を検
出し、モータへの電流を停止している期間において制御
回路が指令発生部へ停電中を示す停電検出信号を出力す
ることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上述構成に基づき、この発明におけるインバー
タ制御装置は、負荷電流をモータに供給するインバータ
をインバータ駆動回路により駆動し、交流電圧の低下を
停電検出回路により検出し、停電検出回路が停電を検出
すると、停電を検出してから停電状態が所定時間継続し
ているか否かを判断手段により判断し、停電検出回路が
所定時間以上継続した停電を検出した場合に装置を停止
すると共にエラー信号を発生する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。なお、前述した部分と同じ部分には同一符号を付
して説明を省略する。インバータ制御装置30は、図1
に示すように、停電検出回路22が停電を検出してから
の経過時間tを計るタイマー40を有しており、タイマ
ー40は停電状態が所定時間T1継続しているか否かを
判断する判断手段34に接続されている。更に、停電検
出回路22には、停電が復帰(図2参照)してから所定
時間T2を経過するまでを計るタイマー42が接続され
ており、タイマー42には、タイマー42の入力および
出力を入力とするアンド回路36が接続されており、ア
ンド回路36は、コンバータ駆動回路24、インバータ
駆動回路26、および制御回路28に接続されている。
また、インバータ制御装置30は、インバータ18の入
力電圧を検出する直流電圧検出回路38を有しており、
入力電圧検出回路38は制御回路28に接続されてい
る。
【0010】ついで、本実施例の作用を図3のフローチ
ャートに沿って説明する。停電検出回路22が停電の発
生を検出すると(図2参照)(ステップ1)、制御回路
28は、コンバータ14およびインバータ18の駆動回
路24、26へ駆動をオフするように駆動オフ信号を出
力すると共に(ステップ2)、指令発生部32へ停電が
発生したことを表す停電信号を出力し、停電中の事故回
避動作をとる。すなわち、本発明が工作機械に用いられ
た場合、対象物を刃物により切削中に停電が発生して指
令発生部32に対して停電信号が送られたとすると、指
令発生部32は、切削を中断し、刃物がおれるのを防ぐ
ため、刃物を待避させる指令を発生する。この際、タイ
マー40は、停電検出回路22が停電を検出してからの
経過時間tを計っており(ステップ3)、タイマー40
からの出力により判断手段34は、停電時間tが所定の
時間T1より短いか否か判断し(ステップ4)、停電時
間tが所定の時間T1より短い(t<T1)と判断した
場合、直流電圧検出回路38によりインバータ18の入
力電圧vを検出する(ステップ5)。なお、所定時間T
1は、停電が発生してから制御装置全体の電源がなくな
るまでより短い時間である。そして、制御回路28は、
インバータ18の入力電圧vが所定値V以上か否か判断
し(ステップ6)、インバータ18の入力電圧vが所定
値V以上である(v>V)と判断した場合、図2のタイ
ムチャートに示すように、停電復帰後に主回路スイッチ
12の接点が実際にオンするのに数mS(y)だけ必要
なため、タイマー42によって所定時間T2後にインバ
ータ18およびコンバータ14への駆動信号を再開する
(ステップ7)。
【0011】ここで直流電圧検出は、インバータ18の
入力電圧vが所定値V以下に下がったまま、停電復帰時
に主回路スイッチ12がオンすると、コンデンサ20に
充電しようと大きな突入電流が流れ、この突入電流によ
って回路が破壊されるため行われる。
【0012】また、前述ステップ4において停電時間t
が所定の時間T1より長いと判断した場合、およびステ
ップ6においてインバータ18の入力電圧vが所定値V
以下であると判断した場合、制御回路28は、装置全体
をオフすると共に指令発生部32へエラー信号を出力す
る。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
停電検出回路が停電を検出すると、停電を検出してから
停電状態が所定時間継続しているか否かを判断手段によ
り判断し、停電検出回路が所定時間以上停電を検出した
場合にインバータ駆動回路からインバータへの駆動信号
をオフして装置を停止すると共にエラー信号を発生する
ように構成したので、所定時間以上停電が継続したと
置全体をオフして、生産効率を向上でき、不安定な交
流電源に対しての停電検出回路の誤動作を低減でき、長
時間運転を行う工作機械に用いることができる。
【0014】また、インバータの入力電圧を検出する入
力電圧検出回路を備え、停電復帰時に入力電圧検出回路
が検出するインバータの入力電圧が所定値以下の場合、
制御回路が、装置全体を停止させる信号を発生するよう
に構成したので、停電中の事故回避を図ることができ
る。
【0015】更に、停電検出回路が停電を検出し、モー
タへの電流を停止している期間において制御回路が指令
発生部へ停電中を示す停電検出信号を出力するように構
成したので、オペレータへいちはやく停電であることを
報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインバータ制御装置を示す回路図
である。
【図2】本発明の動作を示すタイムチャートである。
【図3】本発明の作用を示すフローチャートである。
【図4】従来のインバータ制御装置を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
16 モータ 18 インバータ 22 停電検出回路 28 制御回路 30 インバータ制御装置 32 指令発生部 34 判断手段 38 直流電圧検出回路 40、42 タイマー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−204223(JP,A) 特開 昭60−32515(JP,A) 特開 平3−93424(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 7/122 H02H 3/247 H02M 1/00 H02M 7/48

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電圧を入力とし直流に変換するコン
    バータを駆動するコンバータ駆動回路と、 コンバータからの直流電圧を入力とし交流に変換してモ
    ータに電流を供給するインバータを駆動するインバータ
    駆動回路と、 前記コンバータに入力される交流電圧の低下を検出する
    停電検出回路と、 前記インバータ駆動回路を制御する制御回路とを備えた
    インバータ制御装置において、 前記停電検出回路が停電を検出した場合、即座にコンバ
    ータ及びインバータ駆動回路をオフし、停電が所定時間
    (T1)未満で復帰した場合、停電復帰後にオフ状態が
    所定時間(T2)継続した後にコンバータ及びインバー
    タの動作を再開させる手段と、 停電が所定時間(T1)以上連続している場合、コンバ
    ータ及びインバータの制御を停止させると共にエラー信
    号を発生する手段とを備えることを特徴とするインバー
    タ制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインバータ制御装置にお
    いて、停電が所定時間(T1)未満で復帰した場合、イ
    ンバータの入力直流電圧が所定の電圧より高いことを条
    件とし、コンバータ及びインバータの動作を再開するこ
    とを特徴とするインバータ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路へ速度または位置指令を指
    示する指令発生部を備え、停電検出回路が停電を検出
    し、モータへの電流を停止している期間において制御回
    路が指令発生部へ停電中を示す停電検出信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のインバータ制
    御装置。
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