JP3247635B2 - 薄板小割建築板の製造方法 - Google Patents
薄板小割建築板の製造方法Info
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Landscapes
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば屋根材等の薄
板小割建築板の製造方法に関するものである。
板小割建築板の製造方法に関するものである。
【0002】
【発明の背景】薄板小割建築板は例えば屋根等のヨロイ
調の外観を呈する建築物に使用する建築板として使用さ
れている。セメントと補強繊維材料とを主原料とする薄
板状の小割建築板は軽量であり、最近例えば日本瓦やセ
メント瓦に代わって耐震建築物の屋根材として需要が急
速に拡大しつゝある。この種の薄板小割建築板は、原料
混合物を水に分散させたスラリーを抄造してシートをフ
ォーミングする湿式法、あるいは成形ベルト上に該原料
混合物を層状に供給して加水の上ロールによって押圧し
てシートをフォーミングする乾式法によって得られたシ
ートを養生硬化し、その後該シートを所定形状に切断し
プレスすることによって製造される。
調の外観を呈する建築物に使用する建築板として使用さ
れている。セメントと補強繊維材料とを主原料とする薄
板状の小割建築板は軽量であり、最近例えば日本瓦やセ
メント瓦に代わって耐震建築物の屋根材として需要が急
速に拡大しつゝある。この種の薄板小割建築板は、原料
混合物を水に分散させたスラリーを抄造してシートをフ
ォーミングする湿式法、あるいは成形ベルト上に該原料
混合物を層状に供給して加水の上ロールによって押圧し
てシートをフォーミングする乾式法によって得られたシ
ートを養生硬化し、その後該シートを所定形状に切断し
プレスすることによって製造される。
【0003】
【従来の技術】上記シート切断の際の端切れが発生しな
いようにするために、例えば図7に示すようにシート
(1) をベース板形状の薄板小割建築板原体(2) に打抜
き、次いでプレスする方法が提供されている。
いようにするために、例えば図7に示すようにシート
(1) をベース板形状の薄板小割建築板原体(2) に打抜
き、次いでプレスする方法が提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来方法によれ
ば、打抜いた薄板小割建築板原体(2) の一つ一つをプレ
スする必要があり、連続して薄板小割建築板を製造する
ための大きな障害となっていた。
ば、打抜いた薄板小割建築板原体(2) の一つ一つをプレ
スする必要があり、連続して薄板小割建築板を製造する
ための大きな障害となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の課題
を解決するための手段として、セメントと補強繊維材料
とを主体とする原料混合物のシート(1) であって、硬化
前に短手方向両側から切抜き(13)を入れて該シート(1)
の長手方向を縦方向とした小割建築板原体(12A) の連続
体(11)を形成する工程、該小割建築板原体(12A) の連続
体(11)にプレスを施すと共に一次硬化せしめた後各小割
建築板原体(12B) を切離す工程、および該小割建築板原
体(12B) をオートクレーブ養生する工程からなる薄板小
割建築板(12)の製造方法を提供することにある。そして
該シート(1) の長手方向に補強繊維材料を配向すること
が望ましく、また該シート(1) に完全硬化前に短手方向
両側から切抜き(13)を入れて小割建築板原体(12A) の連
続体(11)を形成する工程から発生した切抜き屑(14)は該
原料混合物に添加して再使用することが出来る。
を解決するための手段として、セメントと補強繊維材料
とを主体とする原料混合物のシート(1) であって、硬化
前に短手方向両側から切抜き(13)を入れて該シート(1)
の長手方向を縦方向とした小割建築板原体(12A) の連続
体(11)を形成する工程、該小割建築板原体(12A) の連続
体(11)にプレスを施すと共に一次硬化せしめた後各小割
建築板原体(12B) を切離す工程、および該小割建築板原
体(12B) をオートクレーブ養生する工程からなる薄板小
割建築板(12)の製造方法を提供することにある。そして
該シート(1) の長手方向に補強繊維材料を配向すること
が望ましく、また該シート(1) に完全硬化前に短手方向
両側から切抜き(13)を入れて小割建築板原体(12A) の連
続体(11)を形成する工程から発生した切抜き屑(14)は該
原料混合物に添加して再使用することが出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の薄板小割建築板の原料と
しては、例えばポルトランドセメント、あるいはポルト
ランドセメントに高炉スラグを混合した高炉セメント、
フライアッシュを混合したフライアッシュセメント、ア
ルミナセメント等のセメント類等の水硬性の原料と、シ
リカ粉、珪石粉、シリカフューム、珪藻土、白土等のシ
リカ微粉末と、木粉、木毛、木片、木質繊維、木質パル
プ、木質繊維束等の木質補強繊維材料、セピオライト、
ワラストナイト、ガラス繊維等の無機補強繊維材料等の
補強繊維材料と、更に所望なればパーライト、シラスバ
ルーン、膨張頁岩、膨張粘土、石炭ガラ等の軽量骨材を
混合した混合物が使用される。上記原料混合物におい
て、通常セメントは28〜40重量%(以下単に%とす
る)、シリカ微粉末は28〜40%、補強繊維材料は5
〜20%、軽量骨材を混合する場合は3〜10%の添加
量で使用される。
しては、例えばポルトランドセメント、あるいはポルト
ランドセメントに高炉スラグを混合した高炉セメント、
フライアッシュを混合したフライアッシュセメント、ア
ルミナセメント等のセメント類等の水硬性の原料と、シ
リカ粉、珪石粉、シリカフューム、珪藻土、白土等のシ
リカ微粉末と、木粉、木毛、木片、木質繊維、木質パル
プ、木質繊維束等の木質補強繊維材料、セピオライト、
ワラストナイト、ガラス繊維等の無機補強繊維材料等の
補強繊維材料と、更に所望なればパーライト、シラスバ
ルーン、膨張頁岩、膨張粘土、石炭ガラ等の軽量骨材を
混合した混合物が使用される。上記原料混合物におい
て、通常セメントは28〜40重量%(以下単に%とす
る)、シリカ微粉末は28〜40%、補強繊維材料は5
〜20%、軽量骨材を混合する場合は3〜10%の添加
量で使用される。
【0007】本発明ではまず上記原料混合物のシートを
フォーミングするが、上記シートのフォーミング方法と
しては、上記原料混合物を水に分散させたスラリーを抄
造してマットをフォーミングする湿式法、成形ベルト上
に上記原料混合物を層状に供給して加水の上ロールによ
って押圧してシートをフォーミングする乾式法がある。
フォーミングするが、上記シートのフォーミング方法と
しては、上記原料混合物を水に分散させたスラリーを抄
造してマットをフォーミングする湿式法、成形ベルト上
に上記原料混合物を層状に供給して加水の上ロールによ
って押圧してシートをフォーミングする乾式法がある。
【0008】該薄板小割建築板は風雨、日光等に長期に
わたり曝される屋根材等の外装材として使用されるの
で、これに耐えるだけの耐候性、耐久性が必要とされ、
また安全性確保のために風圧や施工時および補修時に作
業者が該薄板小割建築板の上に載る場合の荷重等の繰り
返し曲げ応力に対向する高強度な品質が要求される。特
に屋根材の場合には、軒先からの風圧に耐えかつ良好な
耐足踏み割れ性を確保するために、特に軒先側から棟方
向(縦方向)に高強度であることが必要とされる。その
ためには屋根材の縦方向に補強繊維を配向することが望
まれるが、このような屋根材を得るには、フォーミング
されるシートの長手方向に補強繊維材料を配向する。
わたり曝される屋根材等の外装材として使用されるの
で、これに耐えるだけの耐候性、耐久性が必要とされ、
また安全性確保のために風圧や施工時および補修時に作
業者が該薄板小割建築板の上に載る場合の荷重等の繰り
返し曲げ応力に対向する高強度な品質が要求される。特
に屋根材の場合には、軒先からの風圧に耐えかつ良好な
耐足踏み割れ性を確保するために、特に軒先側から棟方
向(縦方向)に高強度であることが必要とされる。その
ためには屋根材の縦方向に補強繊維を配向することが望
まれるが、このような屋根材を得るには、フォーミング
されるシートの長手方向に補強繊維材料を配向する。
【0009】上記湿式法においてはスラリーの流出量と
フォーミング速度を調節することによって、補強繊維材
料をシートの長手方向に配向することは容易であるが、
乾式法にあっては成形ベルト上に原料混合物を散布する
際に送風を行なう等の特別な配向手段が必要である。し
たがって本発明において、長手方向に補強繊維材料が配
向されたシートを得るには湿式法が推奨される。
フォーミング速度を調節することによって、補強繊維材
料をシートの長手方向に配向することは容易であるが、
乾式法にあっては成形ベルト上に原料混合物を散布する
際に送風を行なう等の特別な配向手段が必要である。し
たがって本発明において、長手方向に補強繊維材料が配
向されたシートを得るには湿式法が推奨される。
【0010】従来では上記のようにしてフォーミングさ
れたシートは圧締またはプレスされ、次いで養生硬化が
行なわれるが、本発明では上記シートに硬化前に短手方
向両側から切抜きを入れて該シートの長手方向を縦方向
とした小割建築板原体の連続体を形成する。上記工程を
具体的に図1および図2によって説明すれば、上記シー
ト(1) を図1矢印方向へ送りつゝ例えば矢印ロ方向に回
転しているロータリーカッター(3) によって短手方向両
側から連続的に切抜き(13)を入れ、図2に示すような略
ベース板形状の小割建築板原体(12A) の連続体(11)を形
成する。
れたシートは圧締またはプレスされ、次いで養生硬化が
行なわれるが、本発明では上記シートに硬化前に短手方
向両側から切抜きを入れて該シートの長手方向を縦方向
とした小割建築板原体の連続体を形成する。上記工程を
具体的に図1および図2によって説明すれば、上記シー
ト(1) を図1矢印方向へ送りつゝ例えば矢印ロ方向に回
転しているロータリーカッター(3) によって短手方向両
側から連続的に切抜き(13)を入れ、図2に示すような略
ベース板形状の小割建築板原体(12A) の連続体(11)を形
成する。
【0011】上記切抜き工程にあっては、該シート(1)
は硬化されていないから、切抜きは正確かつ容易に行な
うことが出来る。上記切抜き工程からは切抜き屑(14)が
発生するが、その量は小割建築板原料に対して通常30
〜50重量%程度である。
は硬化されていないから、切抜きは正確かつ容易に行な
うことが出来る。上記切抜き工程からは切抜き屑(14)が
発生するが、その量は小割建築板原料に対して通常30
〜50重量%程度である。
【0012】上記小割建築板原体(12A) の連続体(11)に
はプレスが施され、そして所望なれば表面にエンボス加
工が施され、次いで一次硬化せしめられる。上記プレス
工程は連続体(11)の状態で行なわれるので、小割建築板
原体(12A) に切離してからプレスを行なう場合に比して
処理枚数が極端に減少する。したがって連続体(11)とし
てプレスする場合は、切離した小割建築板原体(12A) に
ついてプレスする場合に比べてシートの搬送速度を1/
5〜1/10に落とすことが出来る。上記一次硬化工程
にあっては該連続体(11)は複数段積み上げられ、密閉室
内で通常6〜30時間非加熱あるいは加熱常圧下に放置
することによって半硬化される。そしてオートクレーブ
養生工程の前に該連続体(11)から各小割建築板原体(12
A) を切離し、所望なればトリミングが行なわれる。
はプレスが施され、そして所望なれば表面にエンボス加
工が施され、次いで一次硬化せしめられる。上記プレス
工程は連続体(11)の状態で行なわれるので、小割建築板
原体(12A) に切離してからプレスを行なう場合に比して
処理枚数が極端に減少する。したがって連続体(11)とし
てプレスする場合は、切離した小割建築板原体(12A) に
ついてプレスする場合に比べてシートの搬送速度を1/
5〜1/10に落とすことが出来る。上記一次硬化工程
にあっては該連続体(11)は複数段積み上げられ、密閉室
内で通常6〜30時間非加熱あるいは加熱常圧下に放置
することによって半硬化される。そしてオートクレーブ
養生工程の前に該連続体(11)から各小割建築板原体(12
A) を切離し、所望なればトリミングが行なわれる。
【0013】該小割建築板原体(12A) の連続体(11)は一
次硬化後に図3および図4に示すようにプレス(15)によ
って切離されトリミングされるが、該連続体(11)は完全
硬化されておらず半硬化状態にあるから、切断トリミン
グが容易である。上記切断トリミング工程からも切断ト
リミング屑が発生する。
次硬化後に図3および図4に示すようにプレス(15)によ
って切離されトリミングされるが、該連続体(11)は完全
硬化されておらず半硬化状態にあるから、切断トリミン
グが容易である。上記切断トリミング工程からも切断ト
リミング屑が発生する。
【0014】図5にシート(1) からの切抜き、切断トリ
ミングの状態を示す。即ちシート(1) から硬化前の切抜
き工程によって点線に示す小割建築板原体(12A) の連続
体(11)が得られ、完全硬化前一次硬化後の切離しトリミ
ング工程によって実線に示す半硬化状態の小割建築板原
体(12B) が切離され、上記各工程において未硬化の切抜
き屑(14)や半硬化状態の切断トリミング屑が発生する。
ミングの状態を示す。即ちシート(1) から硬化前の切抜
き工程によって点線に示す小割建築板原体(12A) の連続
体(11)が得られ、完全硬化前一次硬化後の切離しトリミ
ング工程によって実線に示す半硬化状態の小割建築板原
体(12B) が切離され、上記各工程において未硬化の切抜
き屑(14)や半硬化状態の切断トリミング屑が発生する。
【0015】上記連続体(11)から切断トリミング工程に
よって切離されトリミングされた半硬化状態の小割建築
板原体(12B) は次いでオートクレーブ内で加熱養生され
て略完全に硬化せしめられる。上記オートクレーブ養生
工程における条件は通常養生温度160〜180℃、養
生時間6〜15時間である。上記オートクレーブ養生工
程によって略完全に硬化した小割建築板原体(12B)は所
望なればその表面に塗装化粧を施されて製品となる。上
記製品化工程において破損板や表面不良板等の製品屑が
発生する。
よって切離されトリミングされた半硬化状態の小割建築
板原体(12B) は次いでオートクレーブ内で加熱養生され
て略完全に硬化せしめられる。上記オートクレーブ養生
工程における条件は通常養生温度160〜180℃、養
生時間6〜15時間である。上記オートクレーブ養生工
程によって略完全に硬化した小割建築板原体(12B)は所
望なればその表面に塗装化粧を施されて製品となる。上
記製品化工程において破損板や表面不良板等の製品屑が
発生する。
【0016】このようにして製造された薄板小割建築板
(12)はシート(1) の長手方向即ち補強繊維材料の配向方
向が縦方向に一致しており、シートを湿式法によってフ
ォーミングした場合には製品強度は縦方向が横方向より
も15〜25%程度高くなる。しかし原料としてシリカ
微粉末を使用して硬化を略完全に行なっているので、縦
方向と横方向の強度差は可成り小さくなっている。
(12)はシート(1) の長手方向即ち補強繊維材料の配向方
向が縦方向に一致しており、シートを湿式法によってフ
ォーミングした場合には製品強度は縦方向が横方向より
も15〜25%程度高くなる。しかし原料としてシリカ
微粉末を使用して硬化を略完全に行なっているので、縦
方向と横方向の強度差は可成り小さくなっている。
【0017】該薄板小割建築板(12)は図6に示すように
後端上に前端を重ね、各列を薄板小割建築板(12)の巾の
半分ずらして例えば屋根に葺き上げられたり、外壁面に
貼着される。各薄板小割建築板(12)のオーバーラップ部
分は点線で示されるが、本実施の形態に示される略ベー
ス板形状の薄板小割建築板(12)では縦方向の強度が横方
向の強度よりも高くなっているので、耐風圧性、耐踏み
割れ性に優れており、該オーバーラップ部分の面積を小
さくすることが出来る。
後端上に前端を重ね、各列を薄板小割建築板(12)の巾の
半分ずらして例えば屋根に葺き上げられたり、外壁面に
貼着される。各薄板小割建築板(12)のオーバーラップ部
分は点線で示されるが、本実施の形態に示される略ベー
ス板形状の薄板小割建築板(12)では縦方向の強度が横方
向の強度よりも高くなっているので、耐風圧性、耐踏み
割れ性に優れており、該オーバーラップ部分の面積を小
さくすることが出来る。
【0018】上記したように薄板小割建築板の製造工程
においては切抜き工程および切断トリミング工程におい
て発生する切抜き屑および切断トリミング屑、製品化工
程において発生する製品屑と言う三種類の廃材が発生す
る。上記廃材は粉砕して小割建築板原料あるいは他の窯
業系建築板原料に混合して再利用されるが、前記したよ
うに切抜き屑は未硬化の状態であるからそのまゝスラリ
ー中に容易に分散し、原料として完全に回収出来、切断
トリミング屑は半硬化の状態であるので、粉砕に要する
エネルギーは完全硬化した廃材を粉砕する場合に比して
大巾に削減され、また水硬性を残しているので、小割建
築板原料あるいは他の窯業系建築板原料混合物に混合し
て再利用した場合には、一次硬化工程およびオートクレ
ーブ養生工程で原料混合物中の石灰成分およびケイ酸成
分と共にケイ酸カルシウム反応によって硬化して製品の
強度発現に関与する。したがって上記切抜き屑および切
断トリミング屑は製品の性能を低下させることなく原料
混合物に添加することが出来、その上製品屑の添加量も
増やすことが出来る。
においては切抜き工程および切断トリミング工程におい
て発生する切抜き屑および切断トリミング屑、製品化工
程において発生する製品屑と言う三種類の廃材が発生す
る。上記廃材は粉砕して小割建築板原料あるいは他の窯
業系建築板原料に混合して再利用されるが、前記したよ
うに切抜き屑は未硬化の状態であるからそのまゝスラリ
ー中に容易に分散し、原料として完全に回収出来、切断
トリミング屑は半硬化の状態であるので、粉砕に要する
エネルギーは完全硬化した廃材を粉砕する場合に比して
大巾に削減され、また水硬性を残しているので、小割建
築板原料あるいは他の窯業系建築板原料混合物に混合し
て再利用した場合には、一次硬化工程およびオートクレ
ーブ養生工程で原料混合物中の石灰成分およびケイ酸成
分と共にケイ酸カルシウム反応によって硬化して製品の
強度発現に関与する。したがって上記切抜き屑および切
断トリミング屑は製品の性能を低下させることなく原料
混合物に添加することが出来、その上製品屑の添加量も
増やすことが出来る。
【0019】上記原料混合物に混合する場合、上記切抜
き屑は前記したようにそのまゝスラリーに全量添加分散
され、切断トリミング屑は通常粒子径1mm以下の粉体に
粉砕され通常原料混合物中に7〜10重量%添加され
る。上記製品屑もまた粉砕して小割建築板原料あるいは
他の窯業系建築板原料に混合して再利用されるが、上記
未硬化の切抜き屑や半硬化状態の切断トリミング屑を添
加することによって製品屑の限界添加量も従来の10%
から15%に増やすことが出来る。
き屑は前記したようにそのまゝスラリーに全量添加分散
され、切断トリミング屑は通常粒子径1mm以下の粉体に
粉砕され通常原料混合物中に7〜10重量%添加され
る。上記製品屑もまた粉砕して小割建築板原料あるいは
他の窯業系建築板原料に混合して再利用されるが、上記
未硬化の切抜き屑や半硬化状態の切断トリミング屑を添
加することによって製品屑の限界添加量も従来の10%
から15%に増やすことが出来る。
【0020】更に本発明においては、上記製品屑に加え
てまたは上記製品屑に代えて建築物解体によって発生す
る窯業系建築板廃材を粉砕して小割建築板原料に混合し
て再利用してもよい。上記製品屑および/または窯業系
建築板廃材を薄板小割建築板原料に混合する場合には通
常1mm以下の粉体に粉砕することが望ましい。
てまたは上記製品屑に代えて建築物解体によって発生す
る窯業系建築板廃材を粉砕して小割建築板原料に混合し
て再利用してもよい。上記製品屑および/または窯業系
建築板廃材を薄板小割建築板原料に混合する場合には通
常1mm以下の粉体に粉砕することが望ましい。
【0021】本発明は上記実施の形態によって限定され
るものではない。例えばフォーミングされるシート内の
補強繊維材料の方向はランダムであってもよい。また製
造される薄板小割建築板の形状はベース板形状以外任意
の形状にされてもよい。
るものではない。例えばフォーミングされるシート内の
補強繊維材料の方向はランダムであってもよい。また製
造される薄板小割建築板の形状はベース板形状以外任意
の形状にされてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明ではフォーミングしたシートを硬
化させる前に切抜いて小割建築板原体の連続体を製造す
るので、切抜き屑は未硬化の状態にあり、スラリー中に
全量分散させることによって原料として製品の強度を低
下させることなくフィードバック出来る。したがって切
抜き屑の発生量を制限する必要がなくなり、任意の形状
の薄板小割建築板原体を自由に連続的に製造することが
出来、そしてプレス工程は該薄板小割建築板原体の連続
体について行なわれるので、プレス工程は大巾に合理化
され、薄板小割建築板の連続大量生産を円滑に行なうこ
とが出来る。また薄板小割建築板の縦方向をシートの長
手方向、即ち補強繊維材料の配向方向に一致させれば、
縦方向の強度が大きい製品が得られる。
化させる前に切抜いて小割建築板原体の連続体を製造す
るので、切抜き屑は未硬化の状態にあり、スラリー中に
全量分散させることによって原料として製品の強度を低
下させることなくフィードバック出来る。したがって切
抜き屑の発生量を制限する必要がなくなり、任意の形状
の薄板小割建築板原体を自由に連続的に製造することが
出来、そしてプレス工程は該薄板小割建築板原体の連続
体について行なわれるので、プレス工程は大巾に合理化
され、薄板小割建築板の連続大量生産を円滑に行なうこ
とが出来る。また薄板小割建築板の縦方向をシートの長
手方向、即ち補強繊維材料の配向方向に一致させれば、
縦方向の強度が大きい製品が得られる。
【図面の簡単な説明】 図1〜図6は本発明の一実施の形態を示すものである。
【図1】シート切抜き工程の説明斜視図
【図2】薄板小割建築板原体の連続体の平面図
【図3】薄板小割建築板原体切離しトリミング工程の説
明斜視図
明斜視図
【図4】切離しトリミングされた薄板小割建築板原体の
平面図
平面図
【図5】薄板小割建築板原体切抜き、切断トリミング説
明図
明図
【図6】薄板小割建築板配列状態説明平面図
【図7】従来例の平面図
1 シート 11 小割建築板原体の連続体 12 薄板小割建築板 12A 打抜き形成された小割建築板原体 12B 切離しトリミング後の小割建築板原体 13 打抜き 14 切抜き屑
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C04B 14:38) C04B 14:38) Z (56)参考文献 特開 平4−351507(JP,A) 特開 平2−143807(JP,A) 特開 昭62−23712(JP,A) 特開 昭62−23709(JP,A) 特開 昭60−21206(JP,A) 特開 昭56−98117(JP,A) 特開 昭56−93506(JP,A) 特開 昭52−36127(JP,A) 特開 平9−150410(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B28B 11/00 - 11/22 C04B 28/18 E04D 1/16
Claims (5)
- 【請求項1】セメントと補強繊維材料とを主体とする原
料混合物のシートであって、硬化前に短手方向両側から
切抜きを入れて該シートの長手方向を縦方向とした小割
建築板原体の連続体を形成する工程、該小割建築板原体
の連続体にプレスを施すと共に一次硬化せしめた後各小
割建築板原体を切離す工程、および該小割建築板原体を
オートクレーブ養生する工程からなることを特徴とする
薄板小割建築板の製造方法 - 【請求項2】該原料混合物はセメントとシリカ粉末と補
強繊維材料との混合物である請求項1に記載の薄板小割
建築板の製造方法 - 【請求項3】該シートは湿式法によってフォーミングさ
れる請求項1に記載の薄板小割建築板の製造方法 - 【請求項4】該シートにおいては補強繊維材料が長手方
向に配向されている請求項1または2または3に記載の
薄板小割建築板の製造方法 - 【請求項5】該シートに完全硬化前に短手方向両側から
切抜きを入れて小割建築板原体の連続体を形成する工程
から発生した切抜き屑を該原料混合物に添加して再使用
する請求項1または2または3または4に記載の薄板小
割建築板の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17282897A JP3247635B2 (ja) | 1996-06-28 | 1997-06-13 | 薄板小割建築板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8-188596 | 1996-06-28 | ||
| JP18859696 | 1996-06-28 | ||
| JP17282897A JP3247635B2 (ja) | 1996-06-28 | 1997-06-13 | 薄板小割建築板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1095009A JPH1095009A (ja) | 1998-04-14 |
| JP3247635B2 true JP3247635B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=26495052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17282897A Expired - Fee Related JP3247635B2 (ja) | 1996-06-28 | 1997-06-13 | 薄板小割建築板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3247635B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5453152B2 (ja) * | 2010-03-30 | 2014-03-26 | ケイミュー株式会社 | 屋根葺き構造 |
-
1997
- 1997-06-13 JP JP17282897A patent/JP3247635B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1095009A (ja) | 1998-04-14 |
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