JP3247341B2 - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents
画像読取装置及び画像形成装置Info
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- JP3247341B2 JP3247341B2 JP16327898A JP16327898A JP3247341B2 JP 3247341 B2 JP3247341 B2 JP 3247341B2 JP 16327898 A JP16327898 A JP 16327898A JP 16327898 A JP16327898 A JP 16327898A JP 3247341 B2 JP3247341 B2 JP 3247341B2
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- Japan
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- platen glass
- glass
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真や文書などの
原稿を読み取ってデジタルデータに変換して出力する、
コンピュータ入力用の画像読取装置の装置構成に関する
ものである。
原稿を読み取ってデジタルデータに変換して出力する、
コンピュータ入力用の画像読取装置の装置構成に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】図５は、カラー画像読取装置の構成概略
図である。
図である。
【０００３】Ｐは原稿台ガラス１００上に置かれた読取
原稿で、読取ユニット１０１を原稿台ガラス１００に平
行に走査することにより、原稿上の画像を読み取る。読
取ユニット１０１は概略を図６に示すように、その内部
には原稿照射用の光源である三色のＬＥＤ １０１Ｒ，
１０１Ｇ，１０１Ｂ、原稿からの反射光をイメージセン
サの受光素子上に結像するロッドレンズアレイ１０１
Ｌ、およびイメージセンサ１０１Ｓが組込まれている。
三色の光源を順次切り替えて点灯し、イメージセンサが
各色ごとの原稿からの反射光を読み取ることにより、色
分解読取をする。
原稿で、読取ユニット１０１を原稿台ガラス１００に平
行に走査することにより、原稿上の画像を読み取る。読
取ユニット１０１は概略を図６に示すように、その内部
には原稿照射用の光源である三色のＬＥＤ １０１Ｒ，
１０１Ｇ，１０１Ｂ、原稿からの反射光をイメージセン
サの受光素子上に結像するロッドレンズアレイ１０１
Ｌ、およびイメージセンサ１０１Ｓが組込まれている。
三色の光源を順次切り替えて点灯し、イメージセンサが
各色ごとの原稿からの反射光を読み取ることにより、色
分解読取をする。
【０００４】読取ユニット１０１は、装置本体に固定さ
れたガイドシャフト１０３上を摺動するスライダ１０２
上に固定支持される。またスライダ１０２には、走査駆
動源であるモータ１０５からの動力を伝達するベルト１
０４が固定される。モータの正逆回転により、読取ユニ
ットは原稿台ガラスの範囲の往復走査が可能である。
れたガイドシャフト１０３上を摺動するスライダ１０２
上に固定支持される。またスライダ１０２には、走査駆
動源であるモータ１０５からの動力を伝達するベルト１
０４が固定される。モータの正逆回転により、読取ユニ
ットは原稿台ガラスの範囲の往復走査が可能である。
【０００５】画像読取装置の構成要素には、上記のほか
にコントロールボードや電源からなる電装部１０６があ
る。これらの構成要素は、原稿台ガラスを固定支持する
カバー１１１の中に配置される。本発明者は、次のよう
なカバーを先に提案した。
にコントロールボードや電源からなる電装部１０６があ
る。これらの構成要素は、原稿台ガラスを固定支持する
カバー１１１の中に配置される。本発明者は、次のよう
なカバーを先に提案した。
【０００６】カバー１１１は中空の箱の前後（図５にお
ける左右方向）の二辺に沿って天井１１１ａ，１１１ｂ
を設けた形をしており、モールド成形により作られる。
原稿台ガラス１００の全長よりもカバー１１１の前後の
側壁の間隔を長くとっておき、さらに前側の側壁部には
ガラス装着時のスライドしろ１１１ｃを設けておく。図
に示したように、原稿台ガラス１００はその前端をカバ
ー１１１手前側に挿入してから後ろにずらして組み込
む。
ける左右方向）の二辺に沿って天井１１１ａ，１１１ｂ
を設けた形をしており、モールド成形により作られる。
原稿台ガラス１００の全長よりもカバー１１１の前後の
側壁の間隔を長くとっておき、さらに前側の側壁部には
ガラス装着時のスライドしろ１１１ｃを設けておく。図
に示したように、原稿台ガラス１００はその前端をカバ
ー１１１手前側に挿入してから後ろにずらして組み込
む。
【０００７】図中１１２はガラス押さえ用のプレート
で、その曲げ部はそれぞれ数カ所にフック部１１２ａを
有する。カバー１１１はガラス押さえ板のフック部に対
向する位置に、フック用の爪１１１ｄを擁する。原稿台
ガラス１００をカバー１１１の段部１１１ｅ上に載せ、
左右のガラス押さえ板をその上から、フックが枠体の爪
部に係合するように嵌めることによって装置のカバーが
形成される。
で、その曲げ部はそれぞれ数カ所にフック部１１２ａを
有する。カバー１１１はガラス押さえ板のフック部に対
向する位置に、フック用の爪１１１ｄを擁する。原稿台
ガラス１００をカバー１１１の段部１１１ｅ上に載せ、
左右のガラス押さえ板をその上から、フックが枠体の爪
部に係合するように嵌めることによって装置のカバーが
形成される。
【０００８】原稿台ガラス上には、原稿をガラス上に押
圧するための原稿カバー１１３が開閉可能に取付けられ
ている。
圧するための原稿カバー１１３が開閉可能に取付けられ
ている。
【０００９】図７は、本画像読取装置による読取画像デ
ータ処理ブロック図である。順次点滅するＬＥＤと同期
してイメージセンサ１０１が読み取った画像出力信号
は、アンプ１２１に送られて増幅された後、Ａ／Ｄコン
バータ１２２によりデジタル画像信号に変換される。Ａ
／Ｄコンバータは、そのビット数分にイメージセンサの
ダイナミックレンジ（原稿上の真白部と真黒部の読取出
力差）を分割して、原稿上の画像の明るさに応じて階調
数を割り当てる。たとえば分解能８ｂｉｔのＡ／Ｄコン
バータを使用している場合は白から黒に至る間を２５６
の階調レベルに、１０ｂｉｔＡ／Ｄコンバータの場合は
１０２４の階調レベルに識別することができる。したが
って、８ｂｉｔのＡ／Ｄコンバータを用いた画像読取装
置ではＲＧＢ三色の光源によるカラー読取では２４ｂｉ
ｔ＝約１６７０万色、１０ｂｉｔの場合は３０ｂｉｔ＝
約１０億７４００万色を識別できる。
ータ処理ブロック図である。順次点滅するＬＥＤと同期
してイメージセンサ１０１が読み取った画像出力信号
は、アンプ１２１に送られて増幅された後、Ａ／Ｄコン
バータ１２２によりデジタル画像信号に変換される。Ａ
／Ｄコンバータは、そのビット数分にイメージセンサの
ダイナミックレンジ（原稿上の真白部と真黒部の読取出
力差）を分割して、原稿上の画像の明るさに応じて階調
数を割り当てる。たとえば分解能８ｂｉｔのＡ／Ｄコン
バータを使用している場合は白から黒に至る間を２５６
の階調レベルに、１０ｂｉｔＡ／Ｄコンバータの場合は
１０２４の階調レベルに識別することができる。したが
って、８ｂｉｔのＡ／Ｄコンバータを用いた画像読取装
置ではＲＧＢ三色の光源によるカラー読取では２４ｂｉ
ｔ＝約１６７０万色、１０ｂｉｔの場合は３０ｂｉｔ＝
約１０億７４００万色を識別できる。
【００１０】画像読取装置の画像信号の出力形態は数種
類あり、読み取った画像の用途によってそれに適した出
力形態を選択することができる。文章を読み取ってその
内容をＯＣＲにかける場合やモノクロの線画を読み取る
場合には、モノクロ二値の画像が適しており、上述のＲ
ＧＢの光源のうちたとえばＧだけを点灯して得た画像信
号を、ゲートアレイ１２３に組み込まれた画像処理回路
にて、あるしきい値にて二値化した画像データが使われ
る。写真などの画像を読み取ってモノクロプリンタに出
力する目的で画像を読み取る場合には、同じくＧ光源に
よる画像信号を使用してディザ法や誤差拡散法といった
中間調処理を用いて二値化した画像データが用いられ
る。カラー画像の処理を行なう場合には、多値（２４ｂ
ｉｔ ｅｔｃ．）画像データが適している。
類あり、読み取った画像の用途によってそれに適した出
力形態を選択することができる。文章を読み取ってその
内容をＯＣＲにかける場合やモノクロの線画を読み取る
場合には、モノクロ二値の画像が適しており、上述のＲ
ＧＢの光源のうちたとえばＧだけを点灯して得た画像信
号を、ゲートアレイ１２３に組み込まれた画像処理回路
にて、あるしきい値にて二値化した画像データが使われ
る。写真などの画像を読み取ってモノクロプリンタに出
力する目的で画像を読み取る場合には、同じくＧ光源に
よる画像信号を使用してディザ法や誤差拡散法といった
中間調処理を用いて二値化した画像データが用いられ
る。カラー画像の処理を行なう場合には、多値（２４ｂ
ｉｔ ｅｔｃ．）画像データが適している。
【００１１】上記画像処理回路を経た画像信号は、イン
タフェース回路１２４を介してパソコンなどの機器２０
０や画像形成装置に出力される。画像形成装置の場合
は、例えば画像信号で変調されたレーザビームにより、
電子写真方式で感光ドラム上に静電潜像が形成される。
現像手段により、潜像は現像剤であるトナーを用いて現
像されてトナー像化し、トナー像は転写手段によりシー
トに転写される。転写後のシートは定着手段へ搬送さ
れ、そこでトナー像はシートに加熱定着される。
タフェース回路１２４を介してパソコンなどの機器２０
０や画像形成装置に出力される。画像形成装置の場合
は、例えば画像信号で変調されたレーザビームにより、
電子写真方式で感光ドラム上に静電潜像が形成される。
現像手段により、潜像は現像剤であるトナーを用いて現
像されてトナー像化し、トナー像は転写手段によりシー
トに転写される。転写後のシートは定着手段へ搬送さ
れ、そこでトナー像はシートに加熱定着される。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】上述の画像読取装置の
筐体構成は、本発明者が先に提案したものであるが、こ
れにおいては、原稿台ガラスと板金のガラス押さえ板と
の間に隙間ができやすく、この隙間に原稿が入って破い
てしまう可能性がある、またカバーとガラス押さえ板の
嵌合が十分でないと原稿台ガラスががたつく、などの可
能性がある。
筐体構成は、本発明者が先に提案したものであるが、こ
れにおいては、原稿台ガラスと板金のガラス押さえ板と
の間に隙間ができやすく、この隙間に原稿が入って破い
てしまう可能性がある、またカバーとガラス押さえ板の
嵌合が十分でないと原稿台ガラスががたつく、などの可
能性がある。
【００１３】本発明は、上記のような問題点を解決し、
原稿台ガラスとガラス押え板との隙間をなくするととも
に、原稿台ガラスを強固に固定できるようにした画像読
取装置を提供することを目的とする。
原稿台ガラスとガラス押え板との隙間をなくするととも
に、原稿台ガラスを強固に固定できるようにした画像読
取装置を提供することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の手段は、四周壁を具備するカバーに、前後
に移動することにより原稿台ガラスを取付け、原稿台ガ
ラス上に原稿を載置し読み取るようにした画像読取装置
において、前記原稿台ガラスの移動方向でみてカバーの
前後の壁に設けた天井部材により原稿台ガラスをカバー
し、原稿台ガラスの左右両辺を、該両辺に前記移動方向
の前部の一部を残して接着剤等により固着されたガラス
取付け部材で左右の壁に固定することにより、原稿台ガ
ラスをカバーに取付けることを特徴とする。
に、本発明の手段は、四周壁を具備するカバーに、前後
に移動することにより原稿台ガラスを取付け、原稿台ガ
ラス上に原稿を載置し読み取るようにした画像読取装置
において、前記原稿台ガラスの移動方向でみてカバーの
前後の壁に設けた天井部材により原稿台ガラスをカバー
し、原稿台ガラスの左右両辺を、該両辺に前記移動方向
の前部の一部を残して接着剤等により固着されたガラス
取付け部材で左右の壁に固定することにより、原稿台ガ
ラスをカバーに取付けることを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】［実施形態１］以下に本発明を図
に基づいて説明する。図１および図２は本発明にかかる
画像読取装置の構成例である。図中Ｐは原稿台ガラス１
上に置かれた読取原稿で、読取ユニット２を原稿台ガラ
ス１に平行に走査することにより、原稿上の画像を読み
取る。読取ユニット２中には原稿照射用の光源、原稿か
らの反射光をイメージセンサの受光素子上に結像するレ
ンズ、イメージセンサが組込まれている。１１は外装カ
バーを兼ねる枠体で、その中に、上記原稿台ガラス１、
読取ユニット２の他、読取ユニットの走行をガイドする
レール、読取ユニットに駆動力を伝達する伝達機構およ
び駆動源であるモータ、コントロールボード、電源など
を収容している。
に基づいて説明する。図１および図２は本発明にかかる
画像読取装置の構成例である。図中Ｐは原稿台ガラス１
上に置かれた読取原稿で、読取ユニット２を原稿台ガラ
ス１に平行に走査することにより、原稿上の画像を読み
取る。読取ユニット２中には原稿照射用の光源、原稿か
らの反射光をイメージセンサの受光素子上に結像するレ
ンズ、イメージセンサが組込まれている。１１は外装カ
バーを兼ねる枠体で、その中に、上記原稿台ガラス１、
読取ユニット２の他、読取ユニットの走行をガイドする
レール、読取ユニットに駆動力を伝達する伝達機構およ
び駆動源であるモータ、コントロールボード、電源など
を収容している。
【００１６】カバー又は枠体１１は前後及び左右の四周
壁と、底板を有する中空の箱形状とし、カバー１１の前
後二辺に沿って天井１１ａ，１１ｂを設けた形をしてお
り、樹脂のモールド成形により作られる。本発明におい
て、前後は、原稿台ガラスをカバーに取り付ける際の移
動方向の前後をいい、図１の（ａ）において、右側を前
方、左側を後方、上側を左、下側を右とする。ただし、
原稿台ガラス１は図１の（ａ）でみて上下方向に移動し
て取り付けることもでき、その場合は、上側が前方、下
側が後方となる。原稿台ガラス１の全長よりもカバー１
１の前後の側壁の間隔を長くとっておき、さらに前側の
側壁部には天井１１ａとリブ１１ｃとの間にガラス装着
時のスライドしろ１１ｄを設けておく。
壁と、底板を有する中空の箱形状とし、カバー１１の前
後二辺に沿って天井１１ａ，１１ｂを設けた形をしてお
り、樹脂のモールド成形により作られる。本発明におい
て、前後は、原稿台ガラスをカバーに取り付ける際の移
動方向の前後をいい、図１の（ａ）において、右側を前
方、左側を後方、上側を左、下側を右とする。ただし、
原稿台ガラス１は図１の（ａ）でみて上下方向に移動し
て取り付けることもでき、その場合は、上側が前方、下
側が後方となる。原稿台ガラス１の全長よりもカバー１
１の前後の側壁の間隔を長くとっておき、さらに前側の
側壁部には天井１１ａとリブ１１ｃとの間にガラス装着
時のスライドしろ１１ｄを設けておく。
【００１７】図中１２は原稿セットの際の基準としての
機能を持つ樹脂製のガラス押さえ用のプレート即ちガラ
ス取付け部材で、原稿台ガラス１の長辺両端即ち左右両
端に、両面テープあるいは接着剤等の固着手段で、平行
にかつ所定の間隔をもって固着されている。１２ａ（斜
線部）は貼り付け部又は固着部を表わしており、取付け
部材であるプレート１２の前端部の一部は固着されてい
ない。またプレートの先端部にはカバーに対する左右方
向の位置決め用凸部又は爪部１２ｂおよび前後方向の位
置決め用凸部又は爪部１２ｃ、後端側にも左右方向の位
置決め用凸部又は爪部１２ｄが設けられている。なおカ
バー１１には、これらの凸部に対応した嵌合凹部である
溝１１ｆ，１１ｇ，１１ｈが設けられている。
機能を持つ樹脂製のガラス押さえ用のプレート即ちガラ
ス取付け部材で、原稿台ガラス１の長辺両端即ち左右両
端に、両面テープあるいは接着剤等の固着手段で、平行
にかつ所定の間隔をもって固着されている。１２ａ（斜
線部）は貼り付け部又は固着部を表わしており、取付け
部材であるプレート１２の前端部の一部は固着されてい
ない。またプレートの先端部にはカバーに対する左右方
向の位置決め用凸部又は爪部１２ｂおよび前後方向の位
置決め用凸部又は爪部１２ｃ、後端側にも左右方向の位
置決め用凸部又は爪部１２ｄが設けられている。なおカ
バー１１には、これらの凸部に対応した嵌合凹部である
溝１１ｆ，１１ｇ，１１ｈが設けられている。
【００１８】次に、図３を用いて本構成からなる原稿台
ガラスの装着方法について説明する。まず、原稿台ガラ
ス１の前端をカバー１１手前側に挿入する。この際、図
３（ｂ）のように両端のガラス押さえプレートの前側の
部分を持ち上げる。上述のように、この部分はガラスに
接着されていないので、持ち上げると撓んでガラスから
浮かすことができる。ガラスを手前側にカバーのスライ
ドしろ１１ｄに沿ってずらすと、やがてガラスの後端は
カバーのガラス載置部に落ち込む。この後ガラスを後方
にずらすと、ガラスは表面及び裏面をカバーの天井１１
ｂおよびリブ１１ｅに保持され、プレート後端の位置決
め用爪部１２ｄがカバーの対応する溝にはまる。続いて
プレート前端を下方向に押し込むと、左右方向の位置決
め用爪部１２ｂおよび前後方向の位置決め用爪部１２ｃ
がカバーの対応する溝にはまり原稿台ガラスがカバーに
固定される。
ガラスの装着方法について説明する。まず、原稿台ガラ
ス１の前端をカバー１１手前側に挿入する。この際、図
３（ｂ）のように両端のガラス押さえプレートの前側の
部分を持ち上げる。上述のように、この部分はガラスに
接着されていないので、持ち上げると撓んでガラスから
浮かすことができる。ガラスを手前側にカバーのスライ
ドしろ１１ｄに沿ってずらすと、やがてガラスの後端は
カバーのガラス載置部に落ち込む。この後ガラスを後方
にずらすと、ガラスは表面及び裏面をカバーの天井１１
ｂおよびリブ１１ｅに保持され、プレート後端の位置決
め用爪部１２ｄがカバーの対応する溝にはまる。続いて
プレート前端を下方向に押し込むと、左右方向の位置決
め用爪部１２ｂおよび前後方向の位置決め用爪部１２ｃ
がカバーの対応する溝にはまり原稿台ガラスがカバーに
固定される。
【００１９】本発明によると、プレートは原稿台ガラス
に貼り付けられているため従来のように原稿を挟み込む
ことがなくなり、また原稿台ガラスは確実に固定され
る。さらに、原稿台取り付けのための部品としては、取
付け部材単品のため部品コストの低減をもたらし、また
組立作業性の向上をももたらす。
に貼り付けられているため従来のように原稿を挟み込む
ことがなくなり、また原稿台ガラスは確実に固定され
る。さらに、原稿台取り付けのための部品としては、取
付け部材単品のため部品コストの低減をもたらし、また
組立作業性の向上をももたらす。
【００２０】［実施形態２］ ユーザーに対して製品の安全を保証する必要上、装置は
何らかの工具なしには分解できないことが要求される。
そこで本実施形態では、図４を用いて分解防止手段を設
けたものについて説明する。
何らかの工具なしには分解できないことが要求される。
そこで本実施形態では、図４を用いて分解防止手段を設
けたものについて説明する。
【００２１】基本的な構成は第１の実施形態と同じであ
る。ガラス押さえプレート２２の、前後方向の位置決め
用爪部２２ｃの先端に突起部２２ｄを、またカバー２１
の前記突起２２ｄに対向する位置には係合用の穴２１ｄ
を設ける。穴は細いドライバーなどが入る程度の、十分
に小さいものである。
る。ガラス押さえプレート２２の、前後方向の位置決め
用爪部２２ｃの先端に突起部２２ｄを、またカバー２１
の前記突起２２ｄに対向する位置には係合用の穴２１ｄ
を設ける。穴は細いドライバーなどが入る程度の、十分
に小さいものである。
【００２２】前述の実施形態同様の手順でガラスをカバ
ーに組み込み、プレートの前端部を下方向に押し込む
と、前後左右の位置決めがなされるとともに、プレート
の突起２２ｄはカバーの穴２１ｄに係合する。穴は十分
に小さい上突起は十分奥まった位置にあるため、時計ド
ライバーなどの工具なしにはカバーを開くことはでき
ず、安全が確保される。
ーに組み込み、プレートの前端部を下方向に押し込む
と、前後左右の位置決めがなされるとともに、プレート
の突起２２ｄはカバーの穴２１ｄに係合する。穴は十分
に小さい上突起は十分奥まった位置にあるため、時計ド
ライバーなどの工具なしにはカバーを開くことはでき
ず、安全が確保される。
【００２３】なお同機能実現のための突起と穴はこの位
置に限らず、他の位置決め部の先端など任意の位置に設
けることができる。
置に限らず、他の位置決め部の先端など任意の位置に設
けることができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
原稿台ガラスの移動方向でみてカバーの前後の壁に設け
た天井部材により原稿台ガラスをカバーし、原稿台ガラ
スの左右両辺を、該両辺に前記移動方向の前部の一部を
残して接着剤等により固着されたガラス取付け部材で左
右の壁に固定することにより、原稿台ガラスをカバーに
取付けるようにしたので、原稿台ガラスとガラス取付け
部材との間に原稿を挟み込むことがなく、原稿台ガラス
の取付けのための部品コストの低減を図ることができ
る。
原稿台ガラスの移動方向でみてカバーの前後の壁に設け
た天井部材により原稿台ガラスをカバーし、原稿台ガラ
スの左右両辺を、該両辺に前記移動方向の前部の一部を
残して接着剤等により固着されたガラス取付け部材で左
右の壁に固定することにより、原稿台ガラスをカバーに
取付けるようにしたので、原稿台ガラスとガラス取付け
部材との間に原稿を挟み込むことがなく、原稿台ガラス
の取付けのための部品コストの低減を図ることができ
る。
【図１】本発明を実施した画像読取装置の構成例を示し
た図。
た図。
【図２】本発明を実施した画像読取装置の構成例の要部
を示した図。
を示した図。
【図３】本発明を実施した画像読取装置の組み立て例を
示した図。
示した図。
【図４】本発明の別の実施形態の画像読取装置の要部を
示した図。
示した図。
【図５】従来例の画像読取装置の構成例を示した図。
【図６】従来例の画像読取ユニットを示した図。
【図７】従来例の画像読取装置の画像データ処理ブロッ
ク図。
ク図。
１…原稿台ガラス ２…読取ユニット １１…カバー １１ａ、１１ｂ…天井部材 １１ｃ…リブ １１ｄ…移動しろ １１ｆ、１１ｇ、１１ｈ…凹部 １２…ガラス押さえプレート １２ａ…接着部 １２ｂ、１２ｃ、１２ｄ…凸部
Claims (6)
- 【請求項１】 四周壁を具備するカバーに、前後に移動
することにより原稿台ガラスを取付け、原稿台ガラス上
に原稿を載置し読み取るようにした画像読取装置におい
て、前記原稿台ガラスの移動方向でみてカバーの前後の
壁に設けた天井部材により原稿台ガラスをカバーし、原
稿台ガラスの左右両辺を、該両辺に前記移動方向の前部
の一部を残して接着剤等により固着されたガラス取付け
部材で左右の壁に固定することにより、原稿台ガラスを
カバーに取付けることを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記ガラス取付け部
材の少なくとも前部に左右の移動を規制する第１の凸部
を設け、その側部に前後の移動を規制する第２の凸部を
設け、該第１の凸部が嵌合する第１の凹部を前記天井部
材に設け、該第２の凸部が嵌合する第２の凹部をカバー
の左右の壁に設けたことを特徴とする画像読取装置。 - 【請求項３】 請求項１において、前記前後の壁の間隔
は、原稿台ガラスの取付け時の移動しろのために、原稿
台ガラスの前後の寸法より長くしたことを特徴とする画
像読取装置。 - 【請求項４】 請求項２又は３において、前記天井部材
の下部に、原稿台ガラスを支持するリブを配設したこと
を特徴とする画像読取装置。 - 【請求項５】 請求項２又は３において、前記第２の凸
部に係止部を形成し、該係止部が係合する穴をカバーの
左右壁の少なくとも一方に形成したことを特徴とする画
像読取装置。 - 【請求項６】 請求項５において、前記第２の凸部の係
止部と前記穴との係合は少なくとも指で外すことができ
ない程の大きさとしたことを特徴とする画像読取装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16327898A JP3247341B2 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 画像読取装置及び画像形成装置 |
| US09/317,833 US6661538B1 (en) | 1998-05-29 | 1999-05-25 | Image reading apparatus and method of assembling the same |
| EP99110285A EP0961476B1 (en) | 1998-05-29 | 1999-05-27 | Image reading apparatus and method of assembling the same |
| DE69943139T DE69943139D1 (de) | 1998-05-29 | 1999-05-27 | Bildlesevorrichtung und Verfahren zum Zusammenbauen dergleichen |
| FR9906790A FR2783384B1 (fr) | 1998-05-29 | 1999-05-28 | Appareil de lecture d'images et procede pour son assemblage |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16327898A JP3247341B2 (ja) | 1998-06-11 | 1998-06-11 | 画像読取装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11355486A JPH11355486A (ja) | 1999-12-24 |
| JP3247341B2 true JP3247341B2 (ja) | 2002-01-15 |
Family
ID=15770784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16327898A Expired - Fee Related JP3247341B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-06-11 | 画像読取装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP3247341B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4893252B2 (ja) | 2006-11-14 | 2012-03-07 | ブラザー工業株式会社 | 画像読取装置 |
-
1998
- 1998-06-11 JP JP16327898A patent/JP3247341B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11355486A (ja) | 1999-12-24 |
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