JP3246861U - 検測システム - Google Patents

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Abstract

Figure 0003246861000001
【課題】検測試験を自動化し、検測試験の作業工数を削減する検測システムを提供する。
【解決手段】受配電盤に設けられた多機能リレー5及び遮断器6に対して検測を行う検測システムであって、当該システムは、多機能リレー5と電気的に接続される試験器1と、試験器1、多機能リレー5及び遮断器6と通信可能に接続され、制御手段を有する情報処理装置2を備え、制御手段は、試験器1に対し、所定の電圧、あるいは所定の電流を多機能リレー5に与える旨の付与命令を出力し、多機能リレー5、あるいは遮断器6から動作信号を受信する構成とした。
【選択図】図1

Description

実用新案法第11条において準用する特許法第30条第2項適用申請有り 公開日:2023年10月24日 公開先:一般社団法人日本鉄道電気技術協会 公開者:株式会社新陽社 公開された考案の内容:実用新案登録を受ける権利を有する、株式会社新陽社が、出願に係る考案「検測システム」に関連する論文を、一般社団法人日本鉄道電気技術協会を宛先とするメールに添付して送信した。
この考案は、鉄道駅等に設置されている高圧受配電盤等の受配電盤に対して検測を行う検測システムに関するものである。
鉄道駅等に設置されている高圧受配電盤等の受配電盤は、内部に実装されている複数の多機能リレーや真空遮断器(VCB)等の各機器に対して、定期的に検測試験を行い、各機器の健全性を確認しなければならない。
そしてこれらの機器に対する検測試験では、多機能リレーの操作及び検測補助操作箱を介した真空遮断器の操作等から試験結果の記録に至るまで、全ての工程を検測員等のユーザが手動で実施しているのが現状である。
例えば、特許文献1では、高圧受配電盤内の、真空遮断器により主母線から切り離された分岐母線の検電を、検測員等のユーザが用いて行う検電器に対して、分岐母線の充電状態の誤検出を防止するべく、分岐母線の一部を、接地されたコンデンサを有するコンデンサ挿入型の支持碍子により支持する、充電状態誤検出防止装置の構成が開示されている。
特開2008-014852号公報
しかしながら、この検測員等のユーザが手動で行う検測方法は、受配電盤に設けられている多機能リレーの複数の保護継電器の機能に対して、夫々リレー試験器を手動で操作しなければならない等、作業工数が多いという課題がある。そして、作業工数が多いということは、検測試験にかかる時間も長くなり、そもそも検測試験を行うためには、受配電盤に設けられている多機能リレーの複数の保護継電器の機能に対して、リレー試験器を電気的に接続する必要がある等、これらの準備に要する時間を含めると、検測試験は、かなりの時間を要するという課題がある。
更に、検測員等のユーザの熟練度によって、検測試験の結果に影響が生じる。また、検測試験に要する時間も異なるという課題もある。
そこで、この考案は、上述の課題を解決するものとして、検測試験を自動化し、検測試験の作業工数を削減する検測システムを提供することを目的としたものである。
請求項1の考案は、
受配電盤に設けられた多機能リレー及び遮断器に対して検測を行う検測システムであって、
当該検測システムは、前記多機能リレーと電気的に接続される試験器と、
当該試験器、前記多機能リレー及び前記遮断器と通信可能に接続され、制御手段を有する情報処理装置を備え、
前記制御手段は、
前記試験器に対し、所定の電圧、あるいは所定の電流を前記多機能リレーに与える旨の付与命令を出力し、
前記多機能リレー、あるいは前記遮断器から動作信号を受信する、検測システムとした。
また、請求項2の考案は、
前記制御手段は、前記遮断器からの動作信号の受信の有無に基づき、前記遮断器が電路を遮断する動作を行ったか否か、前記遮断器が電路を導通させる動作を行ったか否かを判定する、請求項1に記載の検測システムとした。
また、請求項3の考案は、
前記制御手段は、前記多機能リレーから受信した動作信号と、前記試験器が前記多機能リレーに与えた電圧、あるいは電流に基づき、前記多機能リレーが動作した動作電圧、あるいは前記多機能リレーが動作した動作電流が、予め設定された範囲内の値であるか、あるいは予め設定された値と同一であるか否かを判定する、請求項1に記載の検測システムとした。
また、請求項4の考案は、
前記制御手段は、故障状態の電圧を印加してから、前記遮断器によって出力された動作信号を受信するまでの時間に基づき、前記時間が、予め設定された時間の範囲内であるか、あるいは設定された時間と同一であるか否かを判定する、請求項1に記載の検測システムとした。
本考案では、受配電盤の検測試験において、従来、検測員が手動で行っていた工程を情報処理装置に行わせる構成としたことにより、作業工数が削減される。また、検測試験にかかる時間も短縮される。更に、従来は、試験行程中、検測員等のユーザは、機器操作等のために離れることができなかったが、その必要がなくなり、検測試験に伴う手間が軽減される。
また、検測員等のユーザの熟練度に関わらず、質の高い検測試験を行うことができる。
本考案の実施の形態例1に係る検測システムの全体的な構成を示した図である。 本考案の実施の形態例1に係る検測システムの情報処理装置の全体的な構成を示した図である。 本考案の実施の形態例1に係る検測システムを用いて行った検測試験の結果が、検測システムに係る情報処理装置の表示手段に表示されている状態を例示的に示した図である。 本考案の実施の形態例1に係る検測システムを用いて行った検測試験の結果が掲載された表を例示的に示した図である。 本考案の実施の形態例1に係る検測システムの処理の流れを示す流れ図である。 本考案の実施の形態例1に係る検測システムの処理の流れを示す流れ図である。 本考案の実施の形態例1に係る検測システムの処理の流れを示す流れ図である。 本考案の実施の形態例1に係る検測システムの処理の流れを示す流れ図である。 本考案の実施の形態例1に係る検測システムの処理の流れを示す流れ図である。 本考案の実施の形態例1に係る検測システムの処理の流れを示す流れ図である。
(実施の形態例1)
まず、本考案の実施の形態例1の受配電盤に設けられた多機能リレー5及び遮断器6に対して検測を行う検測システムの構成を、図1に基づいて説明する。
<検測システムの構成>
図1に示すように、検測システムは、多機能リレー5と電気的に接続されている試験器1と、試験器1、多機能リレー5及び遮断器6と通信可能に接続されている情報処理装置2を備えている。
多機能リレー5及び遮断器6は、電力系統(図示省略)から送られてきた電力を変圧し、機器等の負荷に送る受配電盤7に設けられている。そして、多機能リレー5は、保護、計測、制御等の複数の機能を一体化した保護リレーである。特に、多機能リレー5は、電力系統に接続されている機器等の負荷を保護するために遮断器6の動作を制御する保護継電器の機能を有している。この多機能リレー5は、電圧が予め設定されている所定値を上回った場合に、機器等の負荷に至る電路を遮断させるべく、遮断器6を動作させる過電圧継電器、電圧が予め設定されている所定値を下回った場合に、機器等の負荷に至る電路を遮断させるべく、遮断器6を動作させる不足電圧継電器、電流が予め設定されている所定値を上回った場合に、機器等の負荷に至る電路を遮断させるべく、遮断器6を動作させる過電流継電器等の複数種類の継電器を有している。
遮断器6は、例えば、真空遮断器(VCB)であって、多機能リレー5から受信した動作命令に応じて、電力系統から機器等の負荷に至る電路を遮断する、あるいは電路を導通させる。遮断器6が電路を遮断することで、電力系統に接続されている機器等の負荷に対する「負荷電流」を遮断することができるだけでなく、誤接続や機器の絶縁劣化等によって生じる「短絡電流」や、機器の絶縁劣化等により生じる「地絡電流」等を遮断することができる。
試験器(リレー試験器)1は、情報処理装置2からの付与命令に応じて、多機能リレー5に対し、所定の電圧、あるいは所定の電流を与える。なお、多機能リレー5は、上述したように、「過電圧継電器」、「不足電圧継電器」、「過電流継電器」等、複数種類の継電器の機能を有している。そして、検測試験を行う際には、継電器の機能毎に、検測試験を行う必要がある。そのため、試験器1が、情報処理装置2からの付与命令に応じて、所定の電圧、あるいは所定の電流を与えるのは、正確には、多機能リレー5に設けられている複数の継電器のうち、いずれかの継電器の機能に対してである。また、試験器1は、タイマ等の計時手段(図示省略)を有しており、例えば、多機能リレー5に電圧を印加してから、遮断器6によって出力された動作信号を受信するまでの時間を計測し、記憶する。
情報処理装置2は、例えば、ノートPC(Personal Computer)、タブレットPCであって、多機能リレー5に対し所定の電圧、あるいは所定の電流を与える旨の付与命令を、試験器1に出力する。また、遮断器6から動作信号を受信等し、検測システム全体を制御・管理する役割を果たす。
次に、情報処理装置2のハードウェア構成について、図2を参照して説明する。図2は、情報処理装置2のハードウェア構成を模式的に示した概念図である。
図2において、制御手段21は、例えば、CPU(=Central Processing Unit)で実現され、後述する記憶手段22に含まれるSSD(=Solid State Drive)等に格納されているアプリケーションプログラム、オペレーティングシステム(OS)や制御プログラム等を実行し、記憶手段22に含まれるRAM(=Random Access Memory)にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
特に、制御手段21は、多機能リレー5に遮断命令を出力等して、多機能リレー5に、遮断器6に対する動作命令を出力させる。具体的には、動作命令は、電路を遮断する旨の命令、あるいは、電路を導通させる旨の命令である。これらの動作命令は、遮断器6が電路を遮断する動作及び導通させる動作を、正常に行うことができるか否かを試験する「遮断器入切試験」の際に、電圧を印加され、遮断命令を受ける等した多機能リレー5から、遮断器6に対し、出力される。
また、制御手段21は、試験器1に対し、所定の電圧を多機能リレー5に与える付与命令を出力する。そして、所定の時間が経過しても、多機能リレー5から動作信号を受信しない場合には、前回与えた電圧よりも所定の値だけ低い電圧を与える付与命令を出力する。この、前回与えた電圧よりも所定の値だけ低い電圧を与える付与命令を出力するという動作を、制御手段21は、多機能リレー5から動作信号を受信するまで繰り返す。これは、多機能リレー5に係る不足電圧継電器の機能に対して行う試験である。なお、制御手段21は、付与命令を出力すると、計時手段25を参照し、付与命令を出力した日時及び付与命令の内容(○○Vの電圧を印加)を、付与命令情報記憶領域222に記憶させる。
具体的には例えば、最初に「95V」の電圧を印加し、動作信号を受信しない場合、所定の時間が経過する毎に、「94V」、「93V」と印加する電圧を1Vずつ逓減させるように、付与命令を試験器1に対し、出力する。これらの付与命令は、電力系統に印加される電圧が不足し、予め設定された異常な電圧値になった場合に、多機能リレー5がそれを検知できるか否かを試験する、不足電圧継電器の機能に対して行う試験の中の「動作電圧検測試験」の際に、制御手段21から、試験器1に対し、出力される。
次に、その逆の「復帰・リセット」動作を行う、即ち、不足電圧継電器としての多機能リレー5が、異常電圧を検出した故障状態から定常状態へ復帰することができるか否かを試験すべく、制御手段21は、試験器1に対し、所定の電圧を多機能リレー5に与える命令を出力する。そして、所定の時間が経過しても、多機能リレー5から動作信号を受信しない場合には、前回与えた電圧よりも所定の値だけ高い電圧を与える付与命令を出力する。この、前回与えた電圧よりも所定の値だけ高い電圧を与える付与命令を出力するという動作を、制御手段21は、多機能リレー5から動作信号を受信するまで繰り返す。なお、制御手段21は、付与命令を出力すると、計時手段25を参照し、付与命令を出力した日時及び付与命令の内容(○○Vの電圧を印加)を、付与命令情報記憶領域222に記憶させる。
具体的には例えば、最初に「84V」の電圧を印加し、動作信号を受信しない場合、「85V」、「86V」と印加する電圧を1Vずつ逓増させるように、付与命令を出力する。
また、制御手段21は、試験器1に対し、定常状態の電圧を印加する旨の付与命令を出力し、所定時間の経過後に、故障状態の電圧を印加する旨の付与命令を出力する。これは、多機能リレー5に係る不足電圧継電器の機能に対して行う試験である。なお、制御手段21は、付与命令を出力すると、計時手段25を参照し、付与命令を出力した日時及び付与命令の内容(○○Vの電圧を印加)を、付与命令情報記憶領域222に記憶させる。
具体的には例えば、まず定常状態の電圧「110V」を印加し、当該付与命令を出力した日時及び付与命令の内容を付与命令情報記憶領域222に記憶させる。次に故障状態の電圧「61.6V」を印加し、当該付与命令を出力した日時及び付与命令の内容を付与命令情報記憶領域222に記憶させる。これらの付与命令は、電圧値を急変させた場合に、多機能リレー5がその電圧値の急変を検知し、遮断器6に電路を遮断させる動作を、所定の時間(例えば、0.05秒程度)内に、正常に行わせることができるか否かを試験する、不足電圧継電器の機能に対して行う試験の中の「動作時間検測試験」の際に、制御手段21から試験器1に対し、出力される。
また、制御手段21は、試験器1に対し、所定の電流を多機能リレー5に与える付与命令を出力する。そして、所定の時間が経過しても、多機能リレー5から動作信号を受信しない場合には、前回与えた電流よりも所定の値だけ多い電流を与える付与命令を出力する。この、前回与えた電流よりも所定の値だけ多い電流を与える付与命令を出力するという動作を、制御手段21は、多機能リレー5から動作信号を受信するまで繰り返す。これは、多機能リレー5に係る短絡選択継電器の機能に対して行う試験である。なお、制御手段21は、付与命令を出力すると、計時手段25を参照し、付与命令を出力した日時及び付与命令の内容(○○Aの電流を流す)を、付与命令情報記憶領域222に記憶させる。
具体的には例えば、最初に「4.5A」の電流を流し、所定の時間が経過する毎に、「4.6A」、「4.7A」と流す電流を「0.1A」間隔で逓増させるように、付与命令を出力する。これらの付与命令は、電力系統を流れる電流が増加し、予め設定された異常な電流値になった場合に、多機能リレー5がそれを検知できるか否かを試験する、短絡選択継電器の機能に対して行う試験の中の「動作電流検測試験」の際に、制御手段21から、試験器1に対し、出力される。
また、制御手段21は、試験器1に対し、定常状態の電流を流す旨の付与命令を出力し、所定時間の経過後に、故障状態の電流を流す旨の付与命令を出力する。これは、多機能リレー5に係る短絡選択継電器の機能に対して行う試験である。なお、制御手段21は、付与命令を出力すると、計時手段25を参照し、付与命令を出力した日時及び付与命令の内容(○○Aの電流を流す)を、付与命令情報記憶領域222に記憶させる。
具体的には例えば、まず初期状態の電流値として「0.0A」に設定する旨の付与命令を出力し、当該付与命令を出力した日時及び付与命令の内容を付与命令情報記憶領域222に記憶させる。次に故障状態の電流「10.0A」を流す旨の付与命令を出力し、当該付与命令を出力した日時及び付与命令の内容を付与命令情報記憶領域222に記憶させる。これらの付与命令は、電流値を急変させた場合に、多機能リレー5がその電流値の急変を検知し、遮断器6に電路を遮断させる動作を、所定の時間(例えば、0.05秒程度)内に、正常に行わせることができるか否かを試験する、短絡選択継電器の機能に対して行う試験の中の「動作時間検測試験」の際に、制御手段21から試験器1に対し、出力される。
また、制御手段21は、多機能リレー5を介して、遮断器6から動作信号を受信すると、計時手段25を参照し、当該動作信号に係る情報を、日時情報を付して、遮断時間情報記憶領域221に記憶させる。なお、動作信号に係る情報には、電路を遮断した旨の情報と電路を導通させた旨の2種類の情報がある。
また、制御手段21は、遮断器6からの動作信号の受信の有無に基づき、遮断器6が電路を遮断する動作を行ったか否か、遮断器6が電路を導通させる動作を行ったか否かを判定し、判定結果を表示手段24に表示する等して、外部に出力する。そして、判定結果を、日時情報を付して、検測結果情報記憶領域223に、記憶させる。
また、制御手段21は、多機能リレー5から受信した動作信号と、試験器1に問い合わせて受信した、試験器1が多機能リレー5に与えた電圧値、あるいは電流値に基づき、多機能リレー5が動作した動作電圧、あるいは多機能リレー5が動作した動作電流が、予め設定された範囲内の値であるか、あるいは予め設定された値と同一であるか否かを判定し、図3に示すように、動作電圧、動作電流及び判定結果等を、検測試験の結果として、表示手段24に表示する、あるいは、図4に示すように表としてプリンター(図示省略)を用いて印刷する等、外部に出力する。そして、動作電圧、動作電流及び判定結果を、日時情報を付して、検測結果情報記憶領域223に、記憶させる。
また、制御手段21は、試験器1が多機能リレー5に対し異常電圧を印加した日時、あるいは異常電流を流した日時と、試験器1が遮断器6から動作信号を受信した日時に基づき、異常電圧が印加されてから、あるいは異常電流を流してから、遮断器6が動作するまでの動作時間が、予め設定された時間の範囲内であるか、あるいは設定された時間と同一であるか否かを判定し、図3に示すように、動作時間及び判定結果等を、検測試験の結果として、表示手段24に表示する、あるいは、図4に示すように表としてプリンター(図示省略)を用いて印刷する等、外部に出力する。そして、動作時間及び判定結果を、日時情報を付して、検測結果情報記憶領域223に、記憶させる。
また、制御手段21は、多機能リレー5及び試験器1に対し、自身に格納されている整定値を出力せよとの出力命令を夫々出力し、多機能リレー5及び試験器1から整定値を受信すると、当該整定値を表示手段24上に夫々表示させる。そして、制御手段21は、入力手段23を通じて、検測試験用の試験値の入力を受け付けると、当該試験値を、多機能リレー5及び試験器1に出力する。
また、制御手段21は、入力手段23を通じて、整定値の入力を受け付けると、多機能リレー5及び試験器1に出力する。
記憶手段22は、各種情報を一時記憶するためのものであり、制御手段21の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMや、内部に基本I/Oプログラム等のプログラム、基本処理において使用する各種情報を記憶するROM(=Read Only Memory)を有している。
記憶手段22は、大容量メモリとして機能するSSDを有しており、このSSDには、遮断時間情報記憶領域221、付与命令情報記憶領域222及び検測結果情報記憶領域223が設けられている。
遮断時間情報記憶領域221には、遮断器6の動作信号に係る情報、即ち、遮断器6の動作状況に係る情報(〇月〇日〇時〇分:電路遮断、〇月〇日〇時〇分:電路導通)が、日時情報と共に記憶されている。また、遮断時間情報記憶領域221には、多機能リレー5の動作信号に係る情報、即ち、多機能リレー5の動作状況に係る情報(〇月〇日〇時〇分:不足電圧検知、〇月〇日〇時〇分:定常電圧検知)が、日時情報と共に記憶されている。
付与命令情報記憶領域222には、制御手段21が、試験器1に対し、電圧、あるいは電流を付与せよとの付与命令を出力した日時及び付与命令の内容(○○Vを印加、○○Aを流す)が記憶されている。
また、検測結果情報記憶領域223には、検測結果として、遮断器6が電路を遮断する動作を行ったか否か、遮断器6が電路を導通させる動作を行ったか否か、多機能リレー5の動作電圧、多機能リレー5の動作電流、遮断器6の動作時間や、多機能リレー5の動作電圧に係る判定結果、多機能リレー5の動作電流に係る判定結果、遮断器6の動作時間に係る判定結果が記憶されている。
入力手段23は、検測員等のユーザから情報処理装置2に対する情報や命令の入力を受け付ける、例えば、表示手段24上等に設けられたキーボード、ポインティングデバイス、ボタン、タッチパネルである。
表示手段24は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、ドットマトリクス型のディスプレイであり、入力手段23から入力された命令や、それに対する情報処理装置2の応答出力等を表示するものである。特に、表示手段24は、遮断器6が電路を遮断する動作を行ったか否か、遮断器6が電路を導通させる動作を行ったか否か、多機能リレー5の動作電圧、多機能リレー5の動作電流、遮断器6の動作時間、多機能リレー5の動作電圧に係る判定結果、多機能リレー5の動作電流に係る判定結果、遮断器6の動作時間に係る判定結果等の情報を表示する。
計時手段25は、例えば、リアルタイムクロックであって、現在日時を計時する。
バス27は、情報処理装置2内の情報の流れを司るものである。通信手段26はインターフェイス(I/F)であり、情報処理装置2は、この通信手段26を介して、試験器1、多機能リレー5及び遮断器6等と情報及び命令のやり取りを行う。
なお、以上の各装置と同等の機能を実現するソフトウェアにより、ハードウェア装置の代替として構成することもできる。
また、情報処理装置2と多機能リレー5は、信号変換器3を介して接続されている。信号変換器3は、情報処理装置2と多機能リレー5間で、相互通信ができるように、情報処理装置2から出力された命令や情報等に係る信号を変換すると共に、多機能リレー5から出力された命令や情報等に係る信号を変換する。
また、情報処理装置2と遮断器6は、信号変換器4を介して接続されている。信号変換器4は、情報処理装置2と遮断器6間で、相互通信ができるように、情報処理装置2から出力された命令や情報等に係る信号を変換すると共に、遮断器6から出力された命令や情報等に係る信号を変換する。
<検測システムの処理の流れ>
次に、検測システムを用いて検測試験を行う処理の流れについて、図5~図10を用いて説明する。検測試験は、「前処理工程」、「検測工程」及び「後処理工程」の3つの工程に分かれている。
<前処理工程>
次に、図5に示すように、検測員等のユーザは、検測工程の準備として、入力手段23を通じて、情報処理装置2に対し、多機能リレー5及び試験器1に格納されている整定値を出力させよとの命令を入力する(ステップS501)。当該命令の入力を認識した情報処理装置2は、多機能リレー5及び試験器1に対し、自身に格納されている整定値を出力せよとの出力命令を出力する(ステップS502)。多機能リレー5及び試験器1は出力命令を受信すると、自身に格納されている整定値を夫々出力する(ステップS503)。情報処理装置2は、多機能リレー5及び試験器1から整定値を受信すると、当該整定値を表示手段24上に夫々表示させる(ステップS504)。検測員等のユーザは、表示された整定値を見て、当該整定値が、試験器1が出力可能な電圧値、あるいは電流値であると判断した場合、何もしない。
一方、検測員等のユーザが、表示された整定値を見て、当該整定値が、試験器1では出力できない電圧値、あるいは電流値である等、試験器1にとって出力仕様範囲を超える値であると判断した場合、図6に示すように、入力手段23を通じて、検測試験用の試験値を入力する(ステップS601)。情報処理装置2は、試験値の入力を受け付けると、当該試験値を多機能リレー5及び試験器1に出力する(ステップS602)。多機能リレー5及び試験器1では、自身に格納されている整定値を、受信した試験値に夫々上書きする(書き換える)(ステップS603)。
次に、検測員等のユーザは、「遮断器入切試験」(=遮断器ON/OFF試験)を開始するべく、図7に示すように、入力手段23を通じて、情報処理装置2に対し、試験器1が多機能リレー5に所定の電圧を印可する旨の命令と、多機能リレー5が遮断器6に電路を遮断する旨の命令を入力する。情報処理装置2は、当該電圧印加命令の入力を認識すると(ステップS701)、試験器1が多機能リレー5に所定の電圧を印可する印加命令を試験器1に対し出力する(ステップS702)。試験器1は、情報処理装置からの印加命令を受けて、多機能リレー5に所定の電圧を印加する(ステップS703)。
また、情報処理装置2は、電路遮断命令の入力を認識すると(ステップS704)、多機能リレー5に対し、電路を遮断する旨の遮断命令を出力する(ステップS705)。情報処理装置2から遮断命令を受信した多機能リレー5は、遮断器6に電路を遮断させる旨の動作命令を出力する(ステップS706)。電路遮断動作(ステップS707)を完了した遮断器6は、その旨の動作信号を、多機能リレー5を介して、試験器1と情報処理装置2に出力する(ステップS708)。情報処理装置2は、遮断器6から動作信号を受信すると、計時手段25を参照し、当該動作信号に係る情報を、日時情報を付して、遮断時間情報記憶領域221に記憶する(ステップS709)。
また、情報処理装置2は、遮断器6から電路を遮断した旨の動作信号を受信すると、遮断器6が電路を遮断する動作を行ったと判定し、当該判定結果を表示手段24に表示する(ステップS710)。また、情報処理装置2は、当該判定結果を、日時情報を付して、検測結果情報記憶領域223に、記憶する。
次に、検測員等のユーザは、入力手段23を通じて、情報処理装置2に対し、電路を導通させる旨の命令を入力する。情報処理装置2は、当該導通命令の入力を認識すると、多機能リレー5に対し、電路を導通させる旨の導通命令を出力する。導通命令を受信した多機能リレー5は、遮断器6に電路を導通させる旨の動作命令を出力する。電路導通動作を完了した遮断器6は、その旨の動作信号を、多機能リレー5を介して、情報処理装置2と試験器1に対して出力する。情報処理装置2は、遮断器6から動作信号を受信すると、計時手段25を参照し、当該動作信号に係る情報を、日時情報を付して、遮断時間情報記憶領域221に記憶する。
情報処理装置2は、遮断器6から電路を導通させた旨の動作信号を受信すると、遮断器6が電路を導通させる動作を行ったと判定し、当該判定結果を表示手段24に表示する。また、情報処理装置2は、当該判定結果を、日時情報を付して、検測結果情報記憶領域223に、記憶する。これで、「前処理工程」は完了である。
<検測工程>
次に、検測員等のユーザは、検測試験の1つである「動作電圧検測試験」を開始するべく、入力手段23を通じて、情報処理装置2に対し、「動作電圧検測試験」を開始する旨の命令を入力する。当該命令の入力を認識した情報処理装置2は、試験器1に対し、所定の電圧を多機能リレー5に与える付与命令を出力し、当該付与命令を出力した日時及び付与命令の内容を付与命令情報記憶領域222に記憶する。具体的には例えば、最初「95V」の電圧を印加する旨の付与命令を出力する。試験器1は、当該付与命令を受信すると、「95V」の電圧を多機能リレー5に印加する。そして、情報処理装置2は、計時手段25を参照し、所定時間が経過しても、多機能リレー5から動作信号を受信しない場合には、試験器1に対し、次の所定の電圧「94V」を多機能リレー5に与える付与命令を出力し、当該付与命令を出力した日時及び付与命令の内容を付与命令情報記憶領域222に記憶する。試験器1は、当該付与命令を受信すると、「94V」の電圧を多機能リレー5に印加する。情報処理装置2は、計時手段25を参照し、所定時間が経過しても、多機能リレー5から動作信号を受信しない場合には、試験器1に対し、次の所定の電圧「93V」を多機能リレー5に与える付与命令を出力し、当該付与命令を出力した日時及び付与命令の内容を付与命令情報記憶領域222に記憶する。その結果、多機能リレー5が不足電圧を検知した旨の動作信号を情報処理装置2に出力すると、情報処理装置2は、計時手段25を参照し、当該動作信号に係る情報を、日時情報を付して、遮断時間情報記憶領域221に記憶する。
即ち、情報処理装置2は、図8に示すように、「動作電圧検測試験」を開始する旨の命令の入力を認識すると(ステップS801)、試験器1に対し所定の電圧(上記では、95V)を与える付与命令を出力し、試験器1から多機能リレー5に所定の電圧を印加し(ステップS802)、所定の時間が経過しても、試験器1を介して多機能リレー5から動作信号を受信しないと判断した場合には(ステップS803で「NO」)、前回与えた電圧よりも所定の値(上記では、1V)だけ低い電圧(上記では、94V)を出力する(ステップS802)。この、前回与えた電圧よりも所定の値だけ低い電圧を与える付与命令を出力するという動作を、情報処理装置2は、動作信号を受信するまで繰り返す(ステップS803で「YES」)。情報処理装置2は、多機能リレー5から、動作信号を受信すると(ステップS803で「YES」)、計時手段25を参照し、当該動作信号に係る情報を、日時情報を付して、遮断時間情報記憶領域221に記憶する(ステップS804)。
また、情報処理装置2は、動作信号を受信すると、試験器1に対し、試験器1が多機能リレー5に与えた電圧値について問い合わせを行う(ステップS805)。試験器1は、問い合わせを受信すると、情報処理装置2に対し、自身が多機能リレー5に与えた電圧値(上記では、93V)を返信する(ステップS806)。情報処理装置2は、試験器1から受信した電圧値(上記では、93V)に基づき、予め設定された範囲内の値であるか、あるいは予め設定された値と同一であるか否かを判定し、動作電圧「93V」及び判定結果を表示手段24に表示する(ステップS807)。そして、動作電圧及び判定結果を、日時情報を付して、検測結果情報記憶領域223に、記憶する。これで、「動作電圧検測試験」は完了となる。
次に、検測員等のユーザは、図9に示すように、検測試験の1つである「動作時間検測試験」を開始するべく、入力手段23を通じて、情報処理装置2に対し、「動作時間検測試験」を開始する旨の命令を入力する(ステップS901)。当該命令の入力を認識した情報処理装置2は、試験器1に対し、所定の電圧を多機能リレー5に与える付与命令を出力し、当該付与命令を出力した日時及び付与命令の内容を付与命令情報記憶領域222に記憶する。具体的には例えば、まず定常状態の電圧「110V」を印加する旨の付与命令を出力し(ステップS902)、当該付与命令を出力した日時及び付与命令の内容を付与命令情報記憶領域222に記憶する。そして、所定時間の経過後に、故障状態の電圧「61.6V」を印加する旨の付与命令を出力し(ステップS903)、当該付与命令を出力した日時及び付与命令の内容を付与命令情報記憶領域222に記憶する。多機能リレー5は、印加されている電圧が予め設定されている所定値を下回ったと認識すると、遮断器6に対し、電路を遮断させる旨の動作命令を出力する(ステップS904)。遮断器6は動作命令を受信すると、電路を遮断する(ステップS905)。そして、遮断器6は、多機能リレー5及び試験器1を介し、情報処理装置2に対し、電路を遮断した旨の動作信号を出力する(ステップS906)。そして、情報処理装置2は、遮断器6から電路を遮断した旨の動作信号を受信すると(ステップS907)、計時手段25を参照し、当該動作信号に係る情報を、日時情報を付して、遮断時間情報記憶領域221に記憶する(ステップS908)。また、情報処理装置2は、動作信号を受信すると、試験器1に対し、故障状態の電圧を印加してから、遮断器6によって出力された動作信号を受信するまでの時間について問い合わせを行う(ステップS909)。試験器1は、問い合わせを受信すると、情報処理装置2に対し、故障状態の電圧を印加してから、遮断器6によって出力された動作信号を受信するまでの時間(ここでは、0.05秒程度)を返信する(ステップS910)。
また、情報処理装置2は、試験器1から受信した、試験器1が故障状態の電圧を印加した日時と、試験器1が遮断器6から動作信号を受信した日時に基づき、異常電圧が印加されてから、遮断器6が動作するまでの動作時間(例えば、ここでは「0.05秒程度」)が、予め設定された時間の範囲内であるか、あるいは設定された時間と同一であるか否かを判定し、動作時間「0.05秒程度」及び判定結果を表示手段24に表示する(ステップS911)。そして、動作時間「0.05秒程度」及び判定結果を、日時情報を付して、検測結果情報記憶領域223に、記憶する。これで、「動作時間検測試験」は完了となる。そして、「動作電圧検測試験」及び「動作時間検測試験」が完了したため、「検測工程」は完了である。
<後処理工程>
「検測工程」が終了すると、検測員等のユーザは、図10に示すように、入力手段23を通じて、整定値を入力する(ステップS1001)。情報処理装置2は、整定値の入力を受け付けると、当該整定値を多機能リレー5及び試験器1に出力する(ステップS1002)。多機能リレー5及び試験器1では、自身に格納されている試験値を、受信した整定値に上書きする(書き換える)(ステップS1003)。これで、「後処理工程」は完了し、多機能リレー5は運用状態に復旧し、全行程が終了となる。
このように、本考案の実施の形態例1の検測システムでは、受配電盤の検測試験において、従来、検測員が手動で行っていた工程を情報処理装置2に行わせる構成としたことにより、作業工数が削減される。また、検測試験にかかる時間も短縮される。更に、従来は、試験行程中、検測員等のユーザは、機器操作等のために離れることができなかったが、その必要がなくなり、検測試験に伴う手間が軽減される。
また、検測員等のユーザの熟練度に関わらず、質の高い検測試験を行うことができる。
以上、本考案の好ましい実施の形態例について述べたが、本考案に係る検測システムは上述した実施の形態例にのみ限定されるものではなく、本考案の範囲で種々の変更実施が可能であるのは言うまでもない。
1:試験器、
2:情報処理装置、21:制御手段、22:記憶手段、221:遮断時間情報記憶領域、222:付与命令情報記憶領域、223:検測結果情報記憶領域、23:入力手段、24:表示手段、25:計時手段、26:通信手段、27:バス、
3:信号変換器、
4:信号変換器、
5:多機能リレー、
6:遮断器、
7:受配電盤

Claims (4)

  1. 受配電盤に設けられた多機能リレー及び遮断器に対して検測を行う検測システムであって、
    当該検測システムは、前記多機能リレーと電気的に接続される試験器と、
    当該試験器、前記多機能リレー及び前記遮断器と通信可能に接続され、制御手段を有する情報処理装置を備え、
    前記制御手段は、
    前記試験器に対し、所定の電圧、あるいは所定の電流を前記多機能リレーに与える旨の付与命令を出力し、
    前記多機能リレー、あるいは前記遮断器から動作信号を受信することを特徴とする、検測システム。
  2. 前記制御手段は、前記遮断器からの動作信号の受信の有無に基づき、前記遮断器が電路を遮断する動作を行ったか否か、前記遮断器が電路を導通させる動作を行ったか否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の検測システム。
  3. 前記制御手段は、前記多機能リレーから受信した動作信号と、前記試験器が前記多機能リレーに与えた電圧、あるいは電流に基づき、前記多機能リレーが動作した動作電圧、あるいは前記多機能リレーが動作した動作電流が、予め設定された範囲内の値であるか、あるいは予め設定された値と同一であるか否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の検測システム。
  4. 前記制御手段は、故障状態の電圧を印加してから、前記遮断器によって出力された動作信号を受信するまでの時間に基づき、前記時間が、予め設定された時間の範囲内であるか、あるいは設定された時間と同一であるか否かを判定することを特徴とする、請求項1に記載の検測システム。
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