JP3246390B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP3246390B2 JP11784797A JP11784797A JP3246390B2 JP 3246390 B2 JP3246390 B2 JP 3246390B2 JP 11784797 A JP11784797 A JP 11784797A JP 11784797 A JP11784797 A JP 11784797A JP 3246390 B2 JP3246390 B2 JP 3246390B2
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英明 小林
隆男 神庭
幸利 国広
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主として一般家庭ま
たは事務所等で使用される電気湯沸かし器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気湯沸かし器は、図4
〜図6に示すようであった。図4〜図6において、1
は、ステンレス鋼で形成され上方を開口して内側にフッ
素樹脂を塗布した容器ある。2は、容器1の底部に固定
された加熱装置を形成するヒーターである。3は、温度
検知素子4を容器1の底部に感熱的に具備して容器1内
に水温を検知してその信号によりヒーター2への通電を
制御する電気回路である。5は、容器1と電気回路3を
内装し表面に印刷処理した鋼板を円筒状に形成して、共
に樹脂で形成された上枠6と下枠7とで挟まれて固定さ
れた本体である。8は、本体5の上部開口を塞ぐ蓋で、
内部にエアーポンプ9を備えて、本体に設けた軸10に
係合されている。11は、容器1の底部に一端を連通
し、他端を本体5外方に開口した流出口12に接続され
た給湯路である。
【0003】13は、本体5と下枠7とで挟んで下枠7
に下方よりネジ14で固定された受電口である。受電口
13は一対の受電端子15を囲んで一方を開口し本体5
と下枠7に沿って開口部外周に保護部16を設けて通電
時の発熱に耐えるために熱硬化性樹脂で形成された略箱
状の収納部17と、強磁性体で形成して収納部17に固
定された吸着板18とで構成してある。19は磁石式接
続器(プラグ)であり、通電による発熱に耐えるために
熱硬化性樹脂で形成された箱型のケース20内に一方に
前記吸着板18と磁力で吸着する磁石21を固定すると
ともに、一端に電気接点22を固定し他端に電源コード
23を溶接した弾性を有した一対の接点板24を内部に
固定して構成してある。電源コード23へはコンセント
から電源プラグ(図示せず)を介して電気が供給され
る。
【0004】以上のように構成された電気湯沸かし器に
おいて、その動作を説明する。容器1に水を注ぎ、蓋8
を閉じて磁石式接続器19のケース20を受電口13に
挿入する。磁石21と吸着板18とが吸着してケース2
0が受電口13に収納されると同時に、電気接点22が
受電端子15に接触して更に接点板24が若干変形し、
その弾性により電気接点22が受電端子15に安定して
当接される。電源プラグ(図示せず)をコンセントに接
続すると、電気回路3を介してヒーター2に電気が供給
される。電気回路3の制御により、容器1内の水は沸騰
してから適温に保温される。
【0005】湯を所望のときは、エアーポンプ9を手動
で動作させて容器1上方の空間へ空気を圧送しその圧力
で容器1内の湯を給湯路11へと圧送する。圧送された
湯は流出口12から流出滴下されるので所望の器に得る
事が出来る。湯を使用して容器1内の湯が減少すると、
蓋8を開いて水差し等で容器1の上方開口部から注水す
る。温度検知素子4が容器1を介して水温を検知しその
信号で電気回路3がヒーター2への通電を制御して容器
1内の水を加熱する。電気回路3は容器1内の水が湯に
なると温度検知素子4からの信号でヒーター2への通電
を制御して適温に保温する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成では、容器1への注水時に水が本体5
の外へこぼれて受電口13に注がれることがあり、受電
口13とケース20との隙間から水が受電口13の奥へ
浸入して、受電端子15に付着して短絡するといった問
題があった。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、容器1への注水時に水が本体5の外へこぼれて
も、受伝端子15への水の付着を防止できる電気湯沸か
し器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は、受電口上部に本体外方向にかつ略水平に
防水リブを伸設し、前記防水リブはその端面部に外方に
向かって下る傾斜面を有する構成または磁石式接続器に
凸状の反射リブまたは凹状の流水溝部を設けた構成とし
たものである。上記防水リブによって、充電部への浸水
を防止する。また反射リブまたは流水溝部を磁石式接続
器に設けることによっても充電部への浸水を防止するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、上方を開口した容器と、前記容器の底部または
近傍に設けて容器を加熱する加熱装置と、前記加熱装置
への通電を制御する電気回路と、前記容器等を収納する
本体と、電気を給電する磁石式接続器と、前記磁石式接
続器から給電を受ける受電端子と、前記受電端子を固定
するとともに一方を開口した受電口とを有し、前記受電
口上部に本体外方向にかつ略水平 防水リブを伸設し、
前記防水リブはその端面部に外方に向かって下る傾斜面
を有する電気湯沸かし器としたものであり、充電部への
浸水を防止することができる。
【0010】請求項に記載の発明は、磁石式接続器の
上面と下面と水が受電端子側へ侵入しないようにすべ
凸状の反射リブを伸設した構成としたものであり、浸
入しようとする水を阻止して充電部への浸水を防止する
ことができる。
【0011】請求項に記載の発明は、磁石式接続器の
上面と下面とに凹状の流水溝部を前記磁石式接続器の側
面に水を誘導すべく反射リブより本体側に設けた構成と
したものであり、磁石式接続器の接続時に上下の方向を
意識する必要がなく、簡便な操作をすることができる。
【0012】
【実施例】(実施例1) 以下に本発明の第1の実施例について、図1に基づいて
説明する。容器1、ヒーター2、電気回路3、温度検知
素子4、本体5、上枠6、下枠7、蓋8、エアーポンプ
9、軸10、給湯路11、流出口12、ネジ14、受電
端子15、吸着板18、磁石式接続器19、ケース2
0、磁石21、電気接点22、電源コード23、接点板
24は従来の技術と同一の形状と機能であり、図5およ
び図6と同一形状である。また、従来のものである図4
〜図6と同一のものについては、同符号を付して説明す
る。
【0013】31は本体5と下枠7の間に位置して下枠
7にネジ14で固定された受電口である。受電口31の
開口外周には本体5と下枠7に沿って保護部32が設け
てあり、一方を開口した収納部33の本体5側上方の保
護部32に本体5の外方に略水平に防水リブ34が伸設
してある。防水リブ34の端面部35は外方に向かって
傾斜面36が設けてある。
【0014】上記構成において、その動作を説明する。
容器1への注水時に水が本体5の外へこぼれて受電口3
1に注がれることがある時は、水は保護部32から更に
流下しようとするが防水リブ34に阻まれて本体5外方
へ移動する。やがて端面部35に到達してケース20の
上面に落下するが、充電部である受電端子15との距離
は十分にあるために受電端子15へ浸水する前にケース
20より更に下へと落下してゆく。傾斜面36は水が端
面部35から落下しやすいように設けてあるとともに、
落下する水に本体5外方方向への運動を与えて受電端子
15とは反対方向へ移動するように形成してある。
【0015】以上のように本実施例によれば、保護部3
2から防水リブ34を伸設することで本体の外へこぼれ
た水が受電端子15に浸水するのを防止することができ
る。
【0016】(実施例2) 以下に本発明の第2の実施例について、図2および図3
に基づいて説明する。容器1、ヒーター2、電気回路
3、温度検知素子4、本体5、上枠6、下枠7、蓋8、
エアーポンプ9、軸10、給湯路11、流出口12、受
電口13、ネジ14、受電端子15、保護部16、収納
部17、吸着板18、磁石21、電気接点22、電源コ
ード23、接点板24は従来の技術と同一の形状と機能
であり、図5および図6と同一形状である。また、従来
のものである図4〜図6と同一のものについては、同符
号を付して説明する。
【0017】41は、保護部16下方に位置して磁石式
接続器(プラグ)42のケース43の上面と下面に設け
た反射リブであり、また反射リブ41より本体5側に反
射リブ41と平行に流水溝部44が設けてある。
【0018】上記構成において、容器1への注水時に水
が本体5の外へこぼれて受電口13に注がれることがあ
る時は、水は保護部16から更に流下してケース42の
上面に落下するが、反射リブ41に阻止さて受電端子
15側へは浸入できない。
【0019】また、大量の流水が発生して反射リブ41
を乗り越えたとしても、流水溝部44が設けてあるの
で、流入した水は流水溝部44に流入し、誘導されてケ
ース43の側面から滴下する。
【0020】以上のように、本実施例によれば、反射リ
ブ41と流水溝部44を設けることにより、充電部であ
る受電端子15に水が浸入することを防止することがで
きる。
【0021】なお、第2の実施例では反射リブ41をケ
ース43に凸状に伸設したが、ケース43の上面と下面
の各々に本体5外方に向かって一段低くした段部を設け
て反射リブ41の役割を持たしてもよい。
【0022】
【発明の効果】上記実施例の説明から明かなように請求
項1〜3に記載の発明によれば、本体への注水時に本体
からこぼれた水が充電部に浸水しない電気湯沸かし器を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す電気湯沸かし器の
受電口付近の断面図
【図2】本発明の第2の実施例を示す電気湯沸かし器の
磁石式接続器(プラグ)の斜視図
【図3】本発明の第2の実施例を示す電気湯沸かし器の
受電口付近の断面図
【図4】従来の実施例を示す電気湯沸かし器の斜視図
【図5】従来の実施例を示す電気湯沸かし器の全体断面
【図6】従来の実施例を示す電気湯沸かし器の受電口付
近の断面図
【符号の説明】
1 容器 2 ヒーター(加熱装置) 3 電気回路 5 本体 13 受電口 15 受電端子 19、42 磁石式接続器(プラグ) 34 防水リブ 41 反射リブ 43 ケース 44 流水溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−48401(JP,U) 実開 昭60−53219(JP,U) 実開 平1−135690(JP,U) 実公 平6−21412(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21 101 A47J 37/06 A47J 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方を開口した容器と、前記容器の底部
    または部近傍に設けて容器を加熱する加熱装置と、前
    記加熱装置への通電を制御する電気回路と、前記容器等
    を収納する本体と、電気を給電する磁石式接続器と、前
    記磁石式接続器から給電を受ける受電端子と、前記受電
    端子を固定するとともに一方を開口した受電口とを有
    し、前記受電口上部に本体外方向にかつ略水平に防水リ
    ブを伸設し、前記防水リブはその端面部に外方に向かっ
    て下る傾斜面を有する電気湯沸かし器。
  2. 【請求項2】 磁石式接続器の上面と下面と水が受電
    端子側へ侵入しないようにすべく凸状の反射リブを伸設
    した構成とした請求項1記載の電気湯沸かし器。
  3. 【請求項3】 石式接続器の上面と下面とに凹状の流
    水溝部を前記磁石式接続器の側面に水を誘導すべく反射
    リブより本体側に設けた構成とした請求項2に記載の電
    気湯沸かし器。
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