JP3246380U - 電池ボックスベース及びコントローラボックスの取付構造 - Google Patents

電池ボックスベース及びコントローラボックスの取付構造 Download PDF

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【課題】接続プラグでの動作安全性が確保される、電池ボックスベース及びコントローラボックスの取付構造を提供する。【解決手段】コントローラ等の部材をコントローラボックス9内に別個に設置し、その後、ベース、コントローラボックスをそれぞれフレームの異なる位置に取り付けることで、電池ボックス4とベースの組立構造が様々な車種に適用できる。ベースの電池ボックス差し込み位置の側壁24及び後部の側壁26の両方に排水孔19が設けられ、前者は車両が駐車される時に車体の傾斜とともに低くなり、ベース内に浸入する水は前者の排水孔から流出でき、後者は車体の走行時に下向きに傾斜して設けられ、この排水孔からも浸入する水が流出でき、それによって車両の走行及び駐車時に排水することができ、また、接続プラグ25が位置するベース底板23の高さは高く、排水に役立つ高低差が形成される。【選択図】図3

Description

本考案は、電池の技術分野に属し、電動自転車又は電動アシスト自転車の電池ボックス取
付構造に関し、特に電池ボックスベース及びコントローラボックスの取付構造に関する。
電動自転車又は電動アシスト自転車では、電池は重要な部材であり、電動機、計器等に電
力を供給できる。一般的には、電池を電池ボックス内に収納し、その後、電池ボックスを
フレームに取り付けるのであり、図1及び3に示すように、フレーム内のサドルチューブ
1とリアフラットフォーク7との間に1つのベースが設けられ、該ベース内にはコントロ
ーラ、接続プラグ25及びほかの必要な部材が取り付けられている。使用時、運転者は、
電池ボックス4の底部5をベース内に傾斜して挿入することで、電池ボックスの底部の両
側にあるヒンジ軸状突起17をベースに位置合わせして設けられるヒンジ軸座20内に挿
入し、その後、電池ボックスを縦方向に回転させ、最終的に電池ボックスを縦方向にベー
ス内に嵌入する。上記回転過程で、接続プラグが電池ボックスの底部に位置合わせして設
けられる接続ソケット16内に差し込まれ、電池ボックス内の電池等とベースのコントロ
ーラ等との電気的接続(給電側、センサ側、残量表示側等を含む)が完了し、最後に、ベ
ース内のロック部を使用して電池ボックス及びベースをロックするか、又は図示されるよ
うに、ロック部3を使用して、電池ボックスをサドルチューブに套設されるプラスチック
部品2にロックし、これで電池ボックスの取付が完了し、取り外しプロセスは全く逆であ
る。
上記取付構造は以下の問題がある。一部のメーカーでは、車両製造時にコントローラ等の
部材をコントローラボックス内に別個に設置し、即ち、ベースとコントローラ部は互いに
分離されており、コントローラ等の部材をベース内に集積する従来の構造はメーカーのニ
ーズを満たすことができず、また、ベース内に多すぎる構造が設けられると、ベース内の
空間が狭くなり、雨天時はベース内に流入する水が排出され難くなる。
本考案は、従来技術の欠陥を克服し、電池ボックスベース及びコントローラボックスの取
付構造を提供する。
本考案は以下の技術案によって実現される。
電池ボックス及びベースを備える電池ボックスベース及びコントローラボックスの取付構
造であって、前記ベースはフレームのサドルチューブとリアフラットフォークとの間に取
り付けられ、ベース内には、電池ボックスの底部に設けられる接続ソケットに差し込んで
嵌合するための接続プラグが設けられ、接続プラグはベース外のフレームに設けられるコ
ントローラボックスに電気的に接続されることを特徴とする。
さらに、前記ベースがフレームに取り付けられるとき、後端は下向きに傾斜して設けられ
、後端の側壁に排水孔が設けられる。
さらに、前記ベースがフレームに取り付けられるとき、車両が駐車される傾斜方向に面す
る側壁には排水孔が設けられる。
さらに、前記ベースのリアフラットフォークの両側に位置する側壁の下端はいずれも下方
のリアフラットフォークの側面に向かって延在している。
さらに、前記ベースの電池ボックスに配置される側の側壁の上端の高さはベースのほかの
側の側壁の高さよりも低い。
さらに、前記ベースの電池ボックスに配置される側の側壁と対向する他方側の側壁には、
電池ボックスの底部の溝を係止する1つの突出部が設けられる。
さらに、前記リアフラットフォークの下方にコントローラボックスが設けられ、該コント
ローラボックスの上端はリアフラットフォークの2本のパイプ間から上向きに延在し、ベ
ースの底板に固定される。
さらに、ベースの底部に1つの取付板が設けられ、該取付板はそれぞれベース及び制御ボ
ックスに接続される。
さらに、1つのスライドカバーを備え、該スライドカバーは係合構造によって電池ボック
スの一方側の表面に着脱可能に取り付けられ、該スライドカバーは電池ボックスの該側の
表面を遮蔽する。
さらに、前記係合構造として、
スライドカバーの電池ボックスに面する内部端面の上端にはフックが設けられ、フックに
位置合わせされる電池ボックスの表面にはフックがスライド可能に差し込んで嵌合する溝
が設けられ、
フックの下方のスライドカバーの内部端面の両側にはそれぞれ複数のホルダが設けられ、
ホルダには係止溝が設けられ、複数の溝に位置合わせされる電池ボックスの表面には係止
溝にスライド可能に差し込んで嵌合するバックルが設置され、
フックが溝に差し込まれ且つバックルが係止溝に差し込まれたスライドカバーは電池ボッ
クスの表面に上向きにスライド可能固定される。
本考案は以下の有益な効果を持つ。
本考案では、ベース内にコントローラを設置するのではなく、コントローラ等の部材をコ
ントローラボックス内に別個に設置し、その後、ベース、コントローラボックスをそれぞ
れフレームの異なる位置に取り付けることで、電池ボックスとベースの組立構造が様々な
車種に適用できる。ベースの電池ボックス差し込み位置の側壁及び後部の側壁の両方に排
水孔が設けられ、前者は車両が駐車される時に車体の傾斜とともに低くなり、ベース内に
浸入する水は前者の排水孔から流出でき、後者は車体の走行時に下向きに傾斜して設けら
れ、この排水孔からも浸入する水が流出でき、それによって車両の走行及び駐車時に排水
することができ、また、接続プラグが位置するベース底板の高さは高く、上記2つの排水
孔が位置するベース底板の位置は低く、排水に役立つ高低差が形成され、接続プラグでの
動作安全性が確保される。また、スライドカバーは電池ボックスの表面を完全に遮蔽でき
、固定用のボルトと開孔がいずれも遮蔽され、それにより電池ボックス全体の防水性が向
上し、そして、スライドカバーはフック、バックルで係合して固定され、操作が簡単であ
る。
本考案の構造模式図である。 図1の背面図である。 電池ボックスとベースとの嵌合の模式図である。 図3の拡大背面図である。 スライドカバー及び電池ボックスの取付模式図である。
以下、図面及び実施例を参照して本考案の実施形態をさらに詳細に説明する。以下の実施
例は本考案を説明するために用いられるが、本考案の範囲を限定するものではない。
電池ボックスベース及びコントローラボックスの取付構造は、図に示すように、電池ボッ
クス4及びベース6を備え、前記ベースはフレームのサドルチューブ1とリアフラットフ
ォーク7との間に取り付けられ、ベース内には、電池ボックスの底部5に設けられる接続
ソケット16に差し込んで嵌合するための接続プラグ25が設けられ、接続プラグはベー
ス外のフレームに設けられるコントローラボックスに電気的に接続される。該コントロー
ラボックスとは、内部にコントローラが取り付けられる、フレームに独立して取り付けら
れたボックス本体であってもよく、内部にコントローラが集積されたモータモジュールが
位置するケースであってもよい。
上記構造では、コントローラ等の部材はベースから分離されることで、ベースの高さと内
部空間を大幅に増加させ、このようにして、電池ボックスの高さをより高くすることがで
き、その内部に設けられるセルを増大させることもでき、電池全体の電力量を向上させる
だけでなく、電池ボックスの構造を改善する余地を大きくすることもできる。コントロー
ラ等の部材をフレームのほかの位置にあるコントローラボックス内に取り付け、ケーブル
を介して接続プラグと接続することで給電、通信等の機能を実現することができる。
図に示すように、車両が置いたり駐車されたりする時、サドルチューブは下から上に後側
へ傾斜し、リアフラットフォークはほぼ横方向の状態であり、ベースを取り付けた後、ベ
ースはサドルチューブに近い前端から、サドルチューブから離れる後端へ下向きに徐々に
傾斜し、電池ボックスがベースの内部に取り付けられると、同様にサドルチューブと同じ
方向に傾斜して設けられ、このようにして自体とベースとの接続安定性及び接続プラグと
接続ソケットとの十分かつ強固な差し込み嵌合を確保することができる。
ベースの下向きに徐々に傾斜して設けられる後端の側壁28の下端又は側壁のベース底板
27と交差する部分には排水孔11が設けられ、ベースがフレームに取り付けられるとき
、車両が駐車される傾斜方向に面する側壁24の下端又は側壁のベース底板29と交差す
る部分には排水孔19が設けられる。ベースの底板は実際には3つの部分を備え、1つの
部分は接続プラグを取り付ける部位23であり、該部分の縦方向の高さは最も高いたね、
この部分に接続プラグを取り付けるのは最も安全であり、もう1つの部分27の縦方向の
高さはやや低く、第3部分29の縦方向の高さは最も低く、全体として下向きに傾斜して
設けられる状態であり、第3部分の形状の主な目的は、車両が駐車されるとき、ベース内
の水をベースの側壁24における排水孔からより速く流出させることである。上記3つの
部分の底板の相乗作用によって、雨天時にベース内に浸入する水を迅速に流出させ、接続
プラグと接続ソケットの動作安全性を確保することができる。
ベースはリアフラットフォークの両側に位置する側壁(側壁24及び対向する側壁26を
含む)の下端はいずれも下方のリアフラットフォークの側面に向かって延在しており、こ
の延在する部分は取付位置決めの役割を果たすだけでなく、ベース組立後はリアフラット
フォークパイプと嵌合することで、ベースがリアフラットフォークの横方向に揺れるのを
回避することもできる。
ベースの電池ボックスに配置される側の側壁24の上端の高さはベースのほかの側の側壁
の高さよりも低く、該構造の目的は、電池ボックスの底部を簡単にベースに傾斜して差し
込むことができ、電池ボックスの底部の両側にあるヒンジ軸状突起17をベースに位置合
わせして設けられるヒンジ軸座20内に挿入することである。これに加えて、該構造は電
池ボックスの底部に設けられる充電ポートを露出させることもでき、充電時の配線作業を
容易にする。
ベースの電池ボックスに配置される側の側壁24と対向する他方側の側壁には、電池ボッ
クスの底部の溝15を係止する1つの突出部18が設けられ、該突出部と溝との嵌合によ
ってリアフラットフォークの長手方向における電池ボックスの安定性を向上させる。
サドルチューブ1とリアフラットフォーク7との間には傾斜する1つの取付板8が取り付
けられ、取付板の高い端部(図2の右側)はサドルチューブ1の後側面に溶接され、取付
板の低い端部(図2の左側)はリアフラットフォーク7の両側の上端面に溶接される。取
付板とベースとの接続関係として、ベースの底板23に4つの固定ボルト22が取り付け
られ、これらの固定ボルトの下端は取付板に位置合わせされたねじ孔56内に螺合して固
定され、それによりベースと取付板が固定される。突出部18の両側及び底板27に4つ
のねじ孔56が設けられる。
サドルチューブの下端のブッシュ12に近いリアフラットフォークの下方にはコントロー
ラボックス9が設けられ、コントローラボックスはフロントボックス(図1における前側
のボックス本体)及びリアボックス(図1における後側のボックス本体)に分けられ、両
者を組み合わせてコントローラボックスをお構成する。コントローラボックスの上端13
はリアフラットフォークの2本のパイプ管から上向きに延在し、ベース底板に固定され、
コントローラボックスの上端と取付板との接続関係として、コントローラボックスのリア
ボックスの上端の前側と後側の取付溝48内に1つの金属ブロック47(金属ブロックの
上を向く面にはねじ孔が設けられる)がそれぞれ嵌入され、取付板の位置合わせされた孔
内には締め付けボルト53が設けられ、締め付けボルトの下端は金属ブロックに設けられ
るねじ孔内に螺合され、それによりリアボックスと取付板が固定される(フロントボック
スとリアボックスはさらに2つのねじによって固定される)。取付板にベースとコントロ
ーラボックスが固定された後、締め付けボルトの上端のナットはちょうどベースの底板に
位置合わせして設けられた円形孔21内に位置し、即ち、円形孔は締め付けボルトの着脱
を行うことができ、ベースの着脱時にベースの取り付け位置の位置決めを形成することも
できる。
コントローラボックスの前端側壁及び/又は後端側壁に開孔10が設けられ、これらの開
孔は、電源ケーブルやデータケーブルなどの様々なケーブルを容易に挿入できるようにな
っている。コントローラボックスの底部に複数の貫通孔14が設けられ、これらの貫通孔
はコントローラボックスに浸水した後に水排出用の通路を形成し、コントローラボックス
内に水が溜まることを回避し、これらの貫通孔はさらに空気が流れる通路を提供すること
で、コントローラなどの部材から放出される熱を流れる空気によってより速く連れ去るこ
とができる。
電池ボックスは、一般的に、2つのボックス本体を互いに接合し且つボルトで固定してな
り、図1では、電池ボックスのハンドルを設けたボックス本体の正面は滑らかな平面であ
り、他方のボックス本体は、図5に示すように、表面44の隅部に複数の開孔33が開設
され、各開孔内に挿入されるボルトは2つのボックス本体を一体に固定する。開孔の存在
によって電池ボックスの防水性、防塵性が低下するだけでなく、開孔内に溜まった埃や粒
子等の異物も電池ボックスの使用の安全性を損なう。
これらの開孔及び電池ボックスの表面を遮蔽するために、電池ボックスの表面に1つのス
ライドカバー30を取り付け、該スライドカバーは電池ボックスの表面にスライド可能に
係合されると、図2に示すように開孔及び電池ボックスの表面を遮蔽できる。スライドカ
バーのスライド係合構造は以下の通りである。
スライドカバーの電池ボックスに面する内部端面の上端には2つのベースが間隔をおいて
設けられ、各ベースの外寄りの端部には1つの反った形状のフックが一体に形成され、該
フックに位置合わせする電池ボックスの表面の上端に2つの溝34が形成され、各溝の縦
方向の高さはフックとベースとの合計高さよりも大きく、即ち、ベースとフックは全体と
して溝内に差し込むことができ、上向きの移動中、フックが溝内に位置合わせして設けら
れる凹部内に差し込まれ、このようにフックが凹部に嵌入するとスライドカバーの上端と
電池ボックスの表面との相互係合が形成される。
フックの下方のスライドカバーの内部端面の両側にそれぞれ複数のホルダ40が設けられ
、ホルダのスライドカバーの内側に面する端部には突出板39が一体に形成され、該突出
板、ホルダ及びスライドカバーの内部端面は共同で1つの係止溝41(図において6つの
係止溝である)を形成する。溝の下方の電池ボックスの表面に1つの突起35が一体に形
成され、係止溝に位置合わせする突起の側辺と電池ボックスの表面にL字型バックル36
が設けられ、図において6つのバックルであり、最上方の2つは突起の両側辺に設けられ
、下の4つのバックルは突起の傍らの電池ボックスの表面に設けられる。
図5に示すように、L字型は逆の形状であり、即ち、Lの底部の横短辺37は上方にあり
、Lの上部の縦長辺38は下方にある。係合時、縦長辺38は突出板、ホルダ及びスライ
ドカバーの内部端面で囲まれてなる係止溝41内に差し込まれ、横短辺37の底面は突出
板の上端面に押圧される。
スライドカバーのスライド係合時、
スライドカバーをやや下向きに移動させた後、電池ボックスの表面を覆い、このとき、フ
ックとベースが溝の下方の空間内に差し込まれ、縦長辺が溝の上方に位置する。
スライドカバーを上向きに押し上げ、スライドカバーが上向きにスライドすると、フック
が溝の内部上端面に形成される凹部内に差し込まれ、縦長辺が溝内に差し込まれ、スライ
ドカバーが上限位置にスライドすると、スライドカバーのスライド係合が完了する。
固定の安定性を向上させるために、スライドカバーの下端縁に2つの取付板43が一体に
形成され、各取付板に1つの取付孔42が形成され、取付孔内に挿入される固定ボルト4
5の末端は電池ボックスの位置合わせする孔内に旋合され、スライドカバーはさらに固定
される。密閉性を向上させるために、スライドカバーの電池ボックスの表面に面する側辺
端面46にシールガスケットが設けられてもよい。
ミッドマウントモータを搭載した車両では、モータ内にコントローラが取り付けられる場
合があり、このようにして、上記ベース、電池ボックスをこのタイプの車両のフレームに
直接取り付けることができ、電池ボックスはベースを介してミッドマウントモータ内に取
り付けられるコントローラと接続して併用される。一部の車両では、フロント及びリアモ
ータが使用され、即ち、モータは車両フレームの前後端に取り付けられ、このとき、上記
電池ボックス、ベース及びコントローラボックスを車両のフレーム内に取り付けることが
でき、コントローラボックス内にコントローラを取り付け、コントローラは電池ボックス
、及びモータと接続して併用される。つまり、本考案の分割式取付構造はミッドマウント
モータ、リアモータの車種に適用でき、メーカーの柔軟なニーズを満たすことができるだ
けでなく、使用コストを削減させることもできる。
コントローラボックスはフレーム本体の取付板に単独で固定され、コントローラカバーは
右が凸、左が平らな構造として設計され、リアボックスは4つの締め付けボルトを介して
取付板に固定され、フロントボックスは片側上向きスライド構造方式であり、2つのねじ
でリアボックスと固定される。コントローラなどをメンテナンスする必要がある場合、2
つのねじを取り外し、フロントボックスの上端の突出片57をリアボックスの上端に設け
られる嵌着溝55内から取り出すだけでフロントボックスとリアボックスとを分離でき、
このとき、リアボックス内のコントローラ、ケーブルなどが露出し、メンテナンスなどの
操作を行うことができる。
上記電池ボックス、ベース及びコントローラボックスの組立プロセスとして、
モータはリアモータであり、サドルチューブとリアフラットフォークと接続部にボトムブ
ラケットを取り付け、ボトムブラケットの下方にコントローラボックスを取り付ける。
まず、コントローラボックスのフロントボックスを開け、コントローラボックスの底部に
コントローラ52(図7に示すように、リアモータとする)を配置し、コントローラのケ
ーブル51のうち、前向きにする必要があるものをコントローラボックスの前側の開孔1
0から通し、後ろ向きにする必要があるものをコントローラボックスの後側の開孔10か
ら通し、通したケーブルは接続先の機器へと延在する(前側は計器、スイッチなどへと延
在し、後側はモータなどへと延在する)。コントローラが電気に接続される電源ケーブル
49は上方に延在し、コントローラボックスの上端の開口部50から延出する。上記ケー
ブル、電源ケーブルのコントローラボックスから延出した端部はいずれも様々なコネクタ
、プラグ又はインターフェースに接続される。
コントローラ及びケーブル、電源ケーブルを設置した後、リアボックスの上端両側の取付
溝48内に1つの金属ブロック47(金属ブロックの上を向き面にはねじ孔が設けられる
)をそれぞれ取り付け、フロントボックスの上端の突出片57をリアボックスの上端の嵌
着溝55内に上向きに挿入し、フロントボックスとリアボックスとを組み合わせ、さらに
2つのねじでフロントボックスとリアボックスとを一体に固定する。
電源ケーブル49と接続プラグ25を両者に対応するプラグ、ソケットを介して接続し、
その後、コントローラボックスの上端を取付板の溝54内に嵌入し、4つの締め付けボル
ト53でコントローラボックスと取付板を固定する。
接続プラグを底板23の長孔内に嵌着し、ねじで底板に固定し、その後、ベースを取付板
に伏せ、円形孔内に締め付けボルト53のナットを嵌入する。固定ボルトをベースの底板
を貫通させて取付板のねじ孔56内に螺合し、それによりベース取付板が固定される。
上記ステップにより、コントローラボックスとベースが取り付けられ、接続プラグとコン
トローラが電気的に接続され、コントローラボックスの前側、後側の開孔10内を通過し
たケーブル51を必要な機器又はケーブルと接続する。
電池ボックスをベース内に傾斜して挿入することで、電池ボックスの底部の両側にあるヒ
ンジ軸状突起17をベースに位置合わせして設けられるヒンジ軸座20内に挿入し、所定
位置に挿入した後、電池ボックスを縦方向に回転させ、電池ボックスが所定位置に回転す
ると、電池ボックスの側面のプラスチック部品とロック部3のラッチが互いに嵌合して電
池ボックスをロックする。
図7のリアモータの場合に加えて、モータはフロントモータであってもよく、図6に示す
ように、コントローラは逆方向に取り付けられる。図6及び7におけるケーブル51及び
電源ケーブル49の数は、フロントモータ、リアモータの状態を示すものに過ぎず、その
数量は実際の使用に左右される。
本考案では、ベース内にコントローラを設置するのではなく、コントローラ等の部材をコ
ントローラボックス内に別個に設置し、その後、ベース、コントローラボックスをそれぞ
れフレームの異なる位置に取り付けることで、電池ボックスとベースの組立構造が様々な
車種に適用できる。ベースの電池ボックス差し込み位置の側壁及び後部の側壁の両方に排
水孔が設けられ、前者は車両が駐車される時に車体の傾斜とともに低くなり、ベース内に
浸入する水は前者の排水孔から流出でき、後者は車体の走行時に下向きに傾斜して設けら
れ、この排水孔からも浸入する水が流出でき、それによって車両の走行及び駐車時に排水
することができ、また、接続プラグが位置するベース底板の高さは高く、上記2つの排水
孔が位置するベース底板の位置は低く、排水に役立つ高低差が形成され、接続プラグでの
動作安全性が確保される。また、スライドカバーは電池ボックスの表面を完全に遮蔽でき
、固定用のボルトと開孔がいずれも遮蔽され、それにより電池ボックス全体の防水性が向
上し、そして、スライドカバーはフック、バックルで係合して固定され、操作が簡単であ
る。

Claims (10)

  1. 電池ボックス及びベースを備える電池ボックスベース及びコントローラボックスの取付構
    造であって、前記ベースはフレームのサドルチューブとリアフラットフォークとの間に取
    り付けられ、ベース内には、電池ボックスの底部に設けられる接続ソケットに差し込んで
    嵌合するための接続プラグが設けられ、接続プラグはベース外のフレームに設けられるコ
    ントローラボックスに電気的に接続されることを特徴とする電池ボックスベース及びコン
    トローラボックスの取付構造。
  2. 前記ベースがフレームに取り付けられるとき、後端は下向きに傾斜して設けられ、後端の
    側壁に排水孔が設けられることを特徴とする請求項1に記載の電池ボックスベース及びコ
    ントローラボックスの取付構造。
  3. 前記ベースがフレームに取り付けられるとき、車両が駐車される傾斜方向に面する側壁に
    は排水孔が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の電池ボックスベース及び
    コントローラボックスの取付構造。
  4. 前記ベースのリアフラットフォークの両側に位置する側壁の下端はいずれも下方のリアフ
    ラットフォークの側面に向かって延在していることを特徴とする請求項3に記載の電池ボ
    ックスベース及びコントローラボックスの取付構造。
  5. 前記ベースの電池ボックスに配置される側の側壁の上端の高さはベースのほかの側の側壁
    の高さよりも低いことを特徴とする請求項1又は2又は4に記載の電池ボックスベース及
    びコントローラボックスの取付構造。
  6. 前記ベースの電池ボックスに配置される側の側壁と対向する他方側の側壁には、電池ボッ
    クスの底部の溝を係止する1つの突出部が設けられることを特徴とする請求項5に記載の
    電池ボックスベース及びコントローラボックスの取付構造。
  7. 前記リアフラットフォークの下方にコントローラボックスが設けられ、該コントローラボ
    ックスの上端はリアフラットフォークの2本のパイプ間から上向きに延在し、ベースの底
    板に固定されることを特徴とする請求項1又は2又は4又は6に記載の電池ボックスベー
    ス及びコントローラボックスの取付構造。
  8. ベースの底部に1つの取付板が設けられ、該取付板はそれぞれベース及び制御ボックスに
    接続されることを特徴とする請求項7に記載の電池ボックスベース及びコントローラボッ
    クスの取付構造。
  9. 1つのスライドカバーを備え、該スライドカバーは係合構造によって電池ボックスの一方
    側の表面に着脱可能に取り付けられ、該スライドカバーは電池ボックスの該側の表面を遮
    蔽することを特徴とする請求項1又は2又は4又は6又は8に記載の電池ボックスベース
    及びコントローラボックスの取付構造。
  10. 前記係合構造として、
    スライドカバーの電池ボックスに面する内部端面の上端にはフックが設けられ、フックに
    位置合わせされる電池ボックスの表面にはフックがスライド可能に差し込んで嵌合する溝
    が設けられ、
    フックの下方のスライドカバーの内部端面の両側にはそれぞれ複数のホルダが設けられ、
    ホルダには係止溝が設けられ、複数の溝に位置合わせされる電池ボックスの表面には係止
    溝にスライド可能に差し込んで嵌合するバックルが設置され、
    フックが溝に差し込まれ且つバックルが係止溝に差し込まれたスライドカバーは電池ボッ
    クスの表面に上向きにスライド可能固定されることを特徴とする請求項9に記載の電池ボ
    ックスベース及びコントローラボックスの取付構造。
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