JP3246304U - カートリッジアセンブリ及び当該カートリッジアセンブリを含む化粧品容器 - Google Patents

カートリッジアセンブリ及び当該カートリッジアセンブリを含む化粧品容器 Download PDF

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Abstract

【課題】正転と反転の過程で異なる抵抗が発生し、製品使用時の手触りを改善し、更に製品のグレードを向上させる、カートリッジアセンブリ及び当該カートリッジアセンブリを含む化粧品容器を提供する。【解決手段】カートリッジアセンブリは、スリーブ10と、スクリュー筒20と、ガイド30と、弾性部材40と、ナット50とを含み、前記スリーブと前記ガイドとは、固定的に接続され、前記スクリュー筒と前記ナットとは、相互に螺着され、前記弾性部材は、前記ナットに周方向に固定的に嵌設され、前記ガイドには第1の歯が設けられ、前記弾性部材には第1の歯と係合する第2の歯が設けられ、前記第1の歯及び前記第2の歯のうちの少なくとも一方の歯は、底面と、第1の斜面と、第2の斜面とを含み、前記第1の斜面と前記底面との間の角度は、α1であり、前記第2の斜面と前記底面との間の角度は、α2であり、α1とα2は、異なる鋭角である。【選択図】図1

Description

本願は、化粧品包装技術に関し、特にカートリッジアセンブリ及び当該カートリッジアセンブリを含む化粧品容器に関する。
現在、化粧品は、すでに人々の日常生活に不可欠な一部となっている。携帯と使用の便利さを考慮して、化粧品は、工場出荷前に化粧品容器で包装される。異なる形態の化粧品の包装ニーズを満たすために、化粧品容器は、箱状、チューブ状、袋状などの多種の形態に分けられる。カートリッジは、チューブ状容器の最も主要な部品である。カートリッジは、スリーブと、ピストンと、スクリューと、ナットとを含む。ナットは、回転中に、スリーブ内におけるスクリューとピストンの往復運動を駆動する。現在、カートリッジは、任意に正逆転することができるため、ユーザが使用する際の手触りが単一であり、魅力に欠けている。
上記の欠点を克服するために、本願は、相互に噛み合う第1の歯と第2の歯が設けられたカートリッジアセンブリを提供し、使用中に、第1の歯と第2の歯との係合により、正転と反転の過程で異なる抵抗が発生する目的を達成し、製品の使用時の手触りを改善し、更に製品のグレードを向上させる。
本願は、その技術的課題を解決するために採用する技術的手段は、以下のとおりである。
カートリッジアセンブリであって、スリーブと、スクリュー筒と、ガイドと、弾性部材と、ナットとを含み、前記スリーブと前記ガイドとは、固定的に接続され、前記スクリュー筒と前記ナットとは、相互に螺着され、前記弾性部材は、前記ナットに周方向に固定的に嵌設され、前記ガイドは、第1の歯を含み、前記弾性部材は、前記第1の歯と相互に噛合する第2の歯を含み、前記第1の歯及び前記第2の歯のうちの少なくとも一方の歯は、底面と、第1の斜面と、第2の斜面とを含み、前記第1の斜面と前記底面との間の角度は、αであり、前記第2の斜面と前記底面との間の角度は、αであり、前記αと前記αは、いずれも鋭角であり、かつ前記αと前記αとは、等しくないことを特徴とする。
選択可能に、前記第1の歯と第2の歯は、同じ構造であり、前記第1の斜面と前記第2の斜面の上面は、平面又は曲面であり、前記α<前記αである。
選択可能に、前記第1の歯と前記第2の歯が互いに噛合すると、前記第1の歯の第1の斜面と前記第2の歯の第1の斜面とは、互いに貼り合わせられ、前記第1の歯の第2の斜面と前記第2の歯の第2の斜面とは、互いに貼り合わせられ、化粧材料をスピンアウトさせると、前記第2の歯の第1の斜面は、前記第1の歯の第1の斜面に沿って摺動して互いに徐々に離脱し、又は、化粧材料をスピンアウトさせると、前記第2の歯の第2の斜面は、前記第1の歯の第2の斜面に沿って摺動して互いに徐々に離脱する。
選択可能に、前記第1の歯は、前記ガイドの周方向に沿って均一に連続的に配置され、前記第2の歯は、前記弾性部材の周方向に沿って均一に間隔を空けて配置されている。
選択可能に、前記第1の歯の数は、前記第2の歯の数のN倍であるか、又は、前記第2の歯の数は、前記第1の歯の数のN倍であり、ここで、Nは、1~10の整数である。
選択可能に、前記第1の歯の数は、6であり、前記第2の歯の数は、3であり、又は、前記第1の歯の数は、3であり、前記第2の歯の数は、6である。
選択可能に、前記スクリュー筒は、固定的に接続されたスクリューとピストンとを含み、前記スクリューと前記ピストンは、一体成形体であり、又は、前記スクリューと前記ピストンは、別体構造である。
選択可能に、前記第1の歯は、前記ガイドの内側壁に設けられ、又は、前記ガイドは、ラチェットリングを含み、前記第1の歯は、前記ラチェットリングの下端面に設けられ、前記ラチェットリングは、前記ガイドの内側壁に突出リブによって固定的に取り付けられている。
選択可能に、前記弾性部材は、リテーナリングとスプリングとを含み、前記第2の歯は、前記リテーナリングの上端面に設けられ、前記リテーナリングは、前記ナットに突出リブによって周方向に固定的に取り付けられ、前記リテーナリングと前記スプリングは、一体成形されたプラスチック部材であり、又は、前記リテーナリングと前記スプリングは、別体構造であり、前記スプリングは、前記ナットに嵌設されている。
本願は、化粧品容器を更に提供し、前記カートリッジアセンブリと、キャップアセンブリと、底部アセンブリとを含み、前記カートリッジアセンブリは、前記底部アセンブリ内に取り付けられ、前記底部アセンブリは、前記ナットを回転駆動することができ、前記キャップアセンブリは、前記底部アセンブリに挿脱可能に蓋される。
本願の有益な効果は、以下のとおりである。本願におけるカートリッジアセンブリはスリーブと、スクリュー筒と、ガイドと、弾性部材と、ナットとを含む。ここで、スリーブとガイドとは、固定的に接続され、スクリュー筒とナットとは、互いに螺着され、弾性部材は、ナットに周方向に固定的に嵌設されている。ガイドには第1の歯が設けられ、弾性部材には、第1の歯と相互に噛合する第2の歯が設けられている。第1の歯と第2の歯には第1の斜面と第2の斜面があることにより、ナットが時計回りにも反時計回りにも回転できることを保証する。第1の斜面と第2の斜面の勾配が異なることにより、ナットが時計回りに回転するときと反時計回りに回転するときに発生する抵抗を異なるようにして、ユーザの異なるニーズを満たす。本カートリッジアセンブリは、部品が少なく、構造が簡単であり、製品の製作コストと組立の難度を下げる。ガイド上の第1の歯と弾性部材上の第2の歯の相互協力により、使用中に規則的なバウンド性手触りを発生することができ、操作・制御に便利である。化粧材料のスピンアウトと引っ込み中に異なる抵抗を発生することができ、製品の使用時の手触りを改善し、更に製品のグレードを向上させる。
図1は、本願の実施例1におけるカートリッジアセンブリの分解図である。 図2は、本願の実施例1におけるスクリュー筒の構成図である。 図3は、本願の実施例1における弾性部材の構成図である。 図4は、本願の実施例2におけるカートリッジアセンブリの分解図である。 図5は、本願の実施例2におけるラチェットリングの構成図である。 図6は、本願の実施例2におけるリテーナリングの構成図である。 図7は、本願の実施例2におけるスクリュー筒の分解図である。 図8は、本願の実施例2における金属材質スプリングの構成図である。 図9は、本願の実施例2におけるプラスチック材質スプリングの構成図である。 図10は、本願の実施例2におけるカートリッジアセンブリの構成図である。 図11は、本願の実施例3におけるカートリッジアセンブリの分解図である。 図12は、本願の実施例3におけるカートリッジアセンブリの構成図その1である。 図13は、本願の実施例3におけるカートリッジアセンブリの構成図その2である。 図14は、本願の実施例3におけるカートリッジアセンブリの動作フローチャートその1である。 図15は、本願の実施例3におけるカートリッジアセンブリの動作フローチャートその2である。 図16は、本願の実施例2における化粧容器の構成図である。 図17は、本願の実施例2における化粧容器の分解図である。 図18は、本願の実施例2における化粧容器の使用状態図その1である。 図19は、本願の実施例2における化粧容器の使用状態図その2である。 図20は、本願の実施例2における化粧容器の使用状態図その3である。
以下、本願の実施例に関連して、本願の実施例における技術的態様を明確に、完全に説明する。明らかに、説明された実施例は、本願の一部の実施例にすぎず、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行うことなく取得した他の全ての実施例は、本願保護の範囲に属する。
なお、本願の明細書及び実用新案登録請求の範囲並びに以下の図面における用語「第1」、「第2」等は、特定の順序又は優先順位を記述するために使用する必要なく、類似のオブジェクトを区別するためのものである。このように使用されるオブジェクトは、本明細書に記載された本願の実施形態が、例えば、本明細書に図示又は説明されたもの以外の順序で実施できるように、適切な場合に交換可能であることを理解されたい。更に、「含む」及び「有する」という用語や、それらの全ての変形は、非排他的含有をカバーすることを意図としている。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は装置は、明確にリストアップされているステップ又はユニットに限られず、明確にリストアップされていないステップ又はユニットや、それらのプロセス、方法、製品又は装置に固有の他のステップ又はユニットを含でんでもよい。
説明を容易にするために、ここでは、図に示すような1つのデバイス又は特徴と他のデバイス又は特徴との空間位置関係を記述するために、「…の上にある」、「…の上方にある」、「…の上面にある」、「上面の」などの空間相対用語が使用される。空間相対用語は、デバイスが図に記述されている方位以外の使用又は動作における異なる方位を含んでもよいことが意図されていることを理解されたい。例えば、図面のデバイスが逆さまにされている場合、「他のデバイス又は構造の上方にある」又は「他のデバイス又は構造の上にある」と記述されているデバイスは、後に「他のデバイス又は構造の下方にある」又は「他のデバイス又は構造の下にある」と位置決めされる。したがって、例示的な用語「…の上方にある」は、「…の上方にある」と「…の下方にある」の2つの方位を含んでもよい。このデバイスは、他の異なる方法90度回転又は他の方位で位置決めしてもよく、ここで使用される空間相対記述について適切に説明する。
図1~20に示すように、カートリッジアセンブリは、スリーブ10と、スクリュー筒20と、ガイド30と、弾性部材40と、ナット50とを含む。スリーブ10とガイド30とは、固定的に接続され、スクリュー筒20とナット50とは、相互に螺着され、弾性部材40は、ナット50に周方向に固定的に嵌設されている。ガイド30は、第1の歯32を含み、弾性部材40は、第1の歯32と相互に噛合する第2の歯42を含む。第1の歯32及び第2の歯42のうちの少なくとも一方の歯は、底面と、第1の斜面33と、第2の斜面34とを含む。第1の斜面33と底面との間の角度は、αであり、第2の斜面34と底面との間の角度は、αであり、αとαは、いずれも鋭角であり、かつαとαとは、等しくない。本願では、スクリュー筒20とナット50とは、ねじによって互いに螺着されている。スクリュー筒20は、ナット50の内側に位置する。ガイド30とスリーブ10は、スクリュー筒20とナット50の外側に嵌設されている。ナット50は、ガイド30から延出する。ナット50は、回転すると、スクリュー筒20をスリーブ10に沿って上下に駆動することができる。それにより、スクリュー筒20内の化粧材料をスリーブから延出したりスリーブ内に引っ込める。弾性部材40は、ナット50の外側壁に嵌設され、しかも、弾性部材40は、ナット50の周方向に固定される。すなわちナット50は、回転時に弾性部材40を同期に回転駆動できる。図1及び図3に示すように、弾性部材40の内側壁には突出リブが設けられ、ナット50の外側壁には凹溝が設けられている。弾性部材40がナット50に嵌設されると、突出リブが凹溝内にちょうど取り付けられ、弾性部材40とナット50は、周方向に固定されるが、軸方向に可動である。もちろん、弾性部材とナットの両方には互いに係合する突出リブが設けられているなど、両者を周方向に固定する他の方法を採用することもできる。組み立て時には、図14及び図15に示すように、ガイド30上の第1の歯32と弾性部材40上の第2の歯42とは、互いに噛合する。使用時には、第2の歯42が第1の歯32を越えるときに音が発生する。ユーザは、音によって回転角度を判断することができ、それによって製品の操作過程をより正確に制御し、ユーザの操作の快適さを向上させることができる。
第1の歯32及び第2の歯42のうちの少なくとも一方の歯が底面と第1の斜面33と第2の斜面34とを含むことは、3つの場合がある。
場合1:第1の歯32は、底面と第1の斜面33と第2の斜面34とを含むが、第2の歯42の構造は、限定されない。
場合2:第2の歯42は、底面と第1の斜面33と第2の斜面34とを含むが、第1の歯32の構造は、限定されない。
場合3:第1の歯32と第2の歯42は、いずれも底面と第1の斜面33と第2の斜面34とを含む。
図3及び図6に示すように、第2の歯42を例に説明する。第2の歯42は、弾性部材40の上面の軸方向に沿って上向きに突出する突出ブロックである。第2の歯42の底面は、第2の歯42に被覆される弾性部材40の上面である。第1の斜面33と第2の斜面34は、2つの斜面である。第1の斜面33と底面との間の角度は、具体的には第1の斜面33の中心軸線と底面の中心軸線との間の角度であり、第2の斜面34と底面との間の角度は、具体的には第2の斜面の中線軸線と底面の中心軸線との間の角度である。αとαがいずれも鋭角であることは、第1の斜面と第2の斜面が緩い斜面であり、ナット50が時計回りにも反時計回りにも回転できることを保証する。αとαとは等しくなく、即ちα>α又はα<αにより、第1の斜面の勾配と第2の斜面の勾配が異なることを保証することができ、それによってナットの時計回りと反時計回りの回転の際の抵抗が異なり、ユーザの異なるニーズを満たすことができる。
ここで、第1の歯32と第2の歯42の構造は、異なっていてもよい。例えば、第1の歯32は、底面と、第1の斜面33と、第2の斜面34とを含む一方、第2の歯42は、通常の突出ブロック構造であり、その逆であってもよい。選択可能に、図14及び図15に示すように、第1の歯32及び第2の歯42の構造は、同じであり、第1の斜面33及び第2の斜面34の上面は、平面又は曲面であり、α<αである。本実施形態において、第1の歯32と第2の歯42は、いずれも底面と、第1の斜面33と、第2の斜面34とを含む。第1の斜面33と第2の斜面34の上面は、平面又は曲面であることは、第1の斜面33と第2の斜面34の上面が平面であり、又は第1の斜面33と第2の斜面34の上面が曲面であり、曲面が凸面でも凹面でもよく、又は、第1の斜面33の上面が平面であり、第2の斜面34の上面が曲面であり、又は、第1の斜面33の上面が曲面であり、第2の斜面34の上面が平面である。α<αは、第1の斜面33の勾配が第2の斜面34の勾配より緩やかであることを示す。ここでα<αの定義は、構造として限定することなく、カートリッジアセンブリの運転過程を明確に説明するためであり、別の実施形態では、α>αであってもよい。
図14及び図15に示すように、第1の歯32と第2の歯42が互いに噛合すると、第1の歯32の第1の斜面と第2の歯42の第1の斜面とは互いに貼り合わせられ、第1の歯32の第2の斜面と第2の歯42の第2の斜面とは互いに貼り合わせられる。図14に示すように、一実施形態において、ナット50を反時計回りに回転させて化粧材料をスピンアウトさせると、弾性部材40が反時計回りに同期回転し、第2の歯42の第1の斜面は、第1の歯32の第1の斜面に沿って摺動して互いに徐々に離れていく。すなわち、第2の歯42は、第1の斜面に沿って第1の歯32を越える。第1の斜面33の勾配が緩やかなため、化粧材料をスピンアウトさせる際に必要なトルクが小さい。第2の歯42が1つの第1の歯32を越えると、弾性部材40が復帰し、第2の歯42と第1の歯32を再び貼り合わせる。逆に、ナット50を時計回りに回転させると、化粧材料をスリーブ10内に引っ込める。第2の歯42は、第2の斜面に沿って第1の歯32を越える。第2の斜面34の勾配が急なため、化粧材料を引っ込める際に必要なトルクが大きい。
別の実施形態において、図15に示すように、ナット50を反時計回りに回転させて化粧材料をスピンアウトさせると、第2の歯42の第2の斜面は、第1の歯32の第2の斜面に沿って摺動して互いに徐々に離れていく。すなわち、第2の歯42は、第2の斜面に沿って第1の歯32を越える。第2の斜面34の勾配が急なため、化粧材料をスピンアウトさせる際に必要なトルクが大きい。逆に、ナット50を時計回りに回転させると、化粧材料をスリーブ10内に引っ込める。第2の歯42は、第1の斜面に沿って第1の歯32を越える。第1の斜面33の勾配が緩やかなため、化粧材料を引っ込める際に必要なトルクが小さい。
図3~5に示すように、第1の歯32は、ガイド30の周方向に沿って均一に連続的に配置され、第2の歯42は、弾性部材40の周方向に沿って均一に間隔を空けて配置されている。第1の歯32がガイド30の周方向に沿って均一に連続的に配置されているとは、隣接する第1の歯32が首尾で接続され、すべての第1の歯の大きさが同じである。第2の歯42が弾性部材40の周方向に沿って均一に間隔を空けて配置されているとは、隣接する2つの第2の歯42の間に同じ距離の間隔があり、すべての第2の歯の大きさが同じである。使用過程において、相対的に、弾性部材40は、運動部材であり、ガイド30は、静止部材である。弾性部材には少ない数の歯が分布し、ガイドにはより多くの歯が分布することにより、カートリッジアセンブリの運行の安定性を保証することができる。
ここで、第1の歯32の数は、第2の歯42の数のN倍であるか、又は、第2の歯42の数は、第1の歯32の数のN倍であり、ここで、Nは、1~10の整数である。選択可能に、第1の歯32の数は、第2の歯42の数の2倍であるか、又は、第2の歯42の数は、第1の歯32の数の2倍である。選択可能に、図3~5に示すように、第1の歯32の数は、6であり、第2の歯42の数は、3個であり、又は、第1の歯32の数は、3であり、第2の歯42の数は、6である。このような歯分布は、回転過程におけるカートリッジアセンブリの安定性を保証することができ、またカートリッジアセンブリの回転時に規則的なバウンド性手触りを発生させることができ、操作・制御に便利である。
図1~2に示すように、実施例1において、スクリュー筒20は、固定的に接続されたスクリュー21とピストン22とを含む。スクリュー21とピストン22は、一体成形体である。スクリュー筒20を一体式構造とすることで、金型一式を節約でき、製品の製造コストを低減することができる。実施例2において、図4及び図7に示すように、スクリュー21とピストン22は、別体構造である。図4に示すように、スクリューとピストンを別体構造にする。スクリュー21を硬度の大きい第1の材料で製造することにより、スクリュー21の全体の強度のニーズを満たすことができる。ピストン22を比較的に柔らかい第2の材料で製造して、ピストンの密封のニーズを満たすとともに、口紅、リップクリーム、リップグロスなどの材料体を充填する時の温度のニーズを満たす。図7に示すように、必要に応じてスクリュー21とピストン22の両方をプラスチック製にしてもよい。
図1に示すように、実施例1において、第1の歯32は、ガイド30の内側壁に設けられている。すなわち、ガイド30の内側壁に直接第1の歯32を成形し、製品の製作コストを低減し、部品を低減し、取り付けプロセスを簡略化する。実施例2において、ガイド30は、図4及び図5に示すように、ラチェットリング31を含み、第1の歯32は、ラチェットリング31の下端面に設けられ、ラチェットリング31は、ガイド30の内側壁に突出リブによって固定に取り付けられている。本実施例において、ラチェットリング31は、独立した部材である。第1の歯32をラチェットリング31上に設計し、更にラチェットリング31をガイド30の内壁に取り付けることで、異形の第1の歯32の成形を容易にする。
図1及び図3に示すように、実施例1において、弾性部材40は、リテーナリング41とスプリング43とを含み、第2の歯42は、リテーナリング41の上端面に設けられ、リテーナリング41は、ナット50に突出リブにより周方向に固定的に取り付けられている。リテーナリング41とスプリング43は、一体成形されたプラスチック部材である。即ち、弾性部材40は、一体成形されたプラスチック部材であり、金型一式を節約するだけでなく、製品の製造コストを低減する。しかも、製品は、プラスチック材質で統一的に製造する。例えば、スクリュー筒20、ガイド30、弾性部材40及びナット50は、すべてポリブチレンテレフタレートPBTを用いて製造され、製品の回収に便利である。実施例2において、図4及び図6~9に示すように、リテーナリング41とスプリング43は、別体構造であり、スプリング43は、ナット50に嵌設されている。ここで、図8に示すように、スプリング43は、従来の金属スプリングを採用することができ、スリーブ10は、アルミニウム製のスリーブであり、製品の製造コストを低減することができる。又は、図9に示すように、スプリング43は、プラスチック部品を採用して、製品の回収を容易にすることもできる。
なお、スクリュー筒20は、一体構造又は別体構造であり、ガイド30は、一体構造又は別体構造であり、弾性部材40は、一体構造又は別体構造であり、6種類の異なる部材構造は、任意に組み合わせることができる。実施例1において、図1に示すように、スクリュー筒20、ガイド30及び弾性部材40は、いずれも一体構造である。実施例2において、図4に示すように、スクリュー筒20、ガイド30及び弾性部材40は、いずれお別体構造である。実施例3において、図11~13に示すように、スクリュー筒20とガイド30は、いずれも一体構造であるが、弾性部材40は、別体構造である。もちろん、他の組み合わせ方もあるが、ここでは一々説明しない。
図16~20に示すように、化粧品容器は、カートリッジアセンブリと、キャップアセンブリ60と、底部アセンブリ70とを含み、カートリッジアセンブリは、底部アセンブリ70内に取り付けられ、底部アセンブリ70は、ナット50を回転駆動することができ、キャップアセンブリ60は、底部アセンブリ70に挿脱可能に蓋される。キャップアセンブリ60は、外側キャップ61と、外側キャップ61内に固定的に取付けられた内側キャップ62とを含む。外側キャップ61と内側キャップ62との間には、第1のウェイト63が設けられている。底部アセンブリ70は、外側底部71と、内側底部72と、第2のウェイト73と、外側中輪74と、内側中輪75とを含む。内側底部72は、外側底部71内に固定的に取付けられ、第2のウェイト73は、ナット50内に取付けられ、ナット50は、突出リブを介して内側底部72の周方向に固定的に接続され、内側中輪75は、外側中輪74内に固定取付けられ、外側中輪74は、外側底部71と内側底部72との間に取り付けられ、内側中輪75は、スリーブ10に固定的に嵌設されている。使用時、ユーザは、キャップアセンブリ60を引き抜き、図19に示すように、この時化粧材料76、例えば口紅、リップクリーム、リップグロスなどは、完全にスリーブ10内に引っ込んでいる。底部アセンブリ70を回転させると、底部アセンブリ70は、ナット50を回転駆動する。ナット50は、ピストン22内の化粧材料のスピンアウトを駆動し、ユーザの使用に供する。図20に示すように、この時化粧材料76は、スリーブ10を完全に出ている。ユーザは、必要に応じて化粧材料を異なる高さにスピンアウトさせることができる。
当業者にとっては、本願の構想から逸脱することなく、いくつかの変形や改良を行うことができる。これらは、本願の保護範囲に属することを指摘しなければならない。したがって、本願実用新案の保護範囲は、添付の実用新案登録請求の範囲に準じなければならない。
10:スリーブ、20:スクリュー筒、21:スクリュー、22:ピストン、30:ガイド、31:ラチェットリング、32:第1の歯、33:第1の斜面、34:第2の斜面、40:弾性部材、41:リテーナリング、42:第2の歯、43:スプリング、50:ナット、60:キャップアセンブリ、61:外側キャップ、62:内側キャップ、63:第1のウェイト、70:底部アセンブリ、71:外側底部、72:内側底部、73:第2のウェイト、74:外側中輪、75:内側中輪、76:化粧材料。

Claims (11)

  1. カートリッジアセンブリであって、スリーブ(10)と、スクリュー筒(20)と、ガイド(30)と、弾性部材(40)と、ナット(50)とを含み、前記スリーブ(10)と前記ガイド(30)とは、固定的に接続され、前記スクリュー筒(20)と前記ナット(50)とは、相互に螺着され、前記弾性部材(40)は、前記ナット(50)に周方向に固定的に嵌設され、前記ガイド(30)は、第1の歯(32)を含み、前記弾性部材(40)は、前記第1の歯(32)と相互に噛合する第2の歯(42)を含み、前記第1の歯(32)及び前記第2の歯(42)のうちの少なくとも一方の歯は、底面と、第1の斜面(33)と、第2の斜面(34)とを含み、前記第1の斜面(33)と前記底面との間の角度は、αであり、前記第2の斜面(34)と前記底面との間の角度は、αであり、前記αと前記αは、いずれも鋭角であり、かつ前記αと前記αとは、等しくないことを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  2. 請求項1に記載のカートリッジアセンブリであって、前記第1の歯(32)と第2の歯(42)は、同じ構造であり、前記第1の斜面(33)と前記第2の斜面(34)の上面は、平面又は曲面であり、前記α<前記αであることを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  3. 請求項2に記載のカートリッジアセンブリであって、前記第1の歯(32)と前記第2の歯(42)が互いに噛合すると、前記第1の歯(32)の第1の斜面と前記第2の歯(42)の第1の斜面とは、互いに貼り合わせられ、前記第1の歯(32)の第2の斜面と前記第2の歯(42)の第2の斜面とは、互いに貼り合わせられ、化粧材料をスピンアウトさせると、前記第2の歯(42)の第1の斜面は、前記第1の歯(32)の第1の斜面に沿って摺動して互いに徐々に離脱し、又は、化粧材料をスピンアウトさせると、前記第2の歯(42)の第2の斜面は、前記第1の歯(32)の第2の斜面に沿って摺動して互いに徐々に離脱することを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  4. 請求項1に記載のカートリッジアセンブリであって、前記第1の歯(32)は、前記ガイド(30)の周方向に沿って均一に連続的に配置され、前記第2の歯(42)は、前記弾性部材(40)の周方向に沿って均一に間隔を空けて配置されていることを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  5. 請求項1に記載のカートリッジアセンブリであって、前記第1の歯(32)の数は、前記第2の歯(42)の数のN倍であるか、又は、前記第2の歯(42)の数は、前記第1の歯(32)の数のN倍であり、ここで、Nは、1~10の整数であることを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  6. 請求項5に記載のカートリッジアセンブリであって、前記第1の歯(32)の数は、6であり、前記第2の歯(42)の数は、3であり、又は、前記第1の歯(32)の数は、3であり、前記第2の歯(42)の数は、6であることを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載のカートリッジアセンブリであって、前記スクリュー筒(20)は、固定的に接続されたスクリュー(21)とピストン(22)とを含み、前記スクリュー(21)と前記ピストン(22)は、一体成形体であり、又は、前記スクリュー(21)と前記ピストン(22)は、別体構造であることを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  8. 請求項1~6のいずれか1項に記載のカートリッジアセンブリであって、前記第1の歯(32)は、前記ガイド(30)の内側壁に設けられ、又は、前記ガイド(30)は、ラチェットリング(31)を含み、前記第1の歯(32)は、前記ラチェットリング(31)の下端面に設けられ、前記ラチェットリング(31)は、前記ガイド(30)の内側壁に突出リブによって固定的に取り付けられていることを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  9. 請求項1に記載のカートリッジアセンブリであって、前記弾性部材(40)は、リテーナリング(41)とスプリング(43)とを含み、前記第2の歯(42)は、前記リテーナリング(41)の上端面に設けられ、前記リテーナリング(41)は、前記ナット(50)に突出リブにより周方向に固定的に取り付けられ、前記リテーナリング(41)と前記スプリング(43)は、一体成形されたプラスチック部材であり、又は、前記リテーナリング(41)と前記スプリング(43)は、別体構造であり、前記スプリング(43)は、前記ナット(50)に嵌設されていることを特徴とするカートリッジアセンブリ。
  10. 化粧品容器であって、請求項1~6のいずれか1項に記載のカートリッジアセンブリと、キャップアセンブリ(60)と、底部アセンブリ(70)とを含み、前記カートリッジアセンブリは、前記底部アセンブリ(70)内に取り付けられ、前記底部アセンブリ(70)は、前記ナット(50)を回転駆動することができ、前記キャップアセンブリ(60)は、前記底部アセンブリ(70)に挿脱可能に蓋されることを特徴とする化粧品容器。
  11. 化粧品容器であって、請求項9に記載のカートリッジアセンブリと、キャップアセンブリ(60)と、底部アセンブリ(70)とを含み、前記カートリッジアセンブリは、前記底部アセンブリ(70)内に取り付けられ、前記底部アセンブリ(70)は、前記ナット(50)を回転駆動することができ、前記キャップアセンブリ(60)は、前記底部アセンブリ(70)に挿脱可能に蓋されることを特徴とする化粧品容器。
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