JP3245922B2 - 据置き型電気掃除機 - Google Patents

据置き型電気掃除機

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JP3245922B2 JP01464492A JP1464492A JP3245922B2 JP 3245922 B2 JP3245922 B2 JP 3245922B2 JP 01464492 A JP01464492 A JP 01464492A JP 1464492 A JP1464492 A JP 1464492A JP 3245922 B2 JP3245922 B2 JP 3245922B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、据置き型電気掃除機に
関し、特に塩化ビニル管などの配管部と、差込み口が設
置された、吸水タイプの据置き型電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の据置き型電気掃除機で
は、一般に、吸水タイプのものは普及しておらず、主に
乾燥塵埃の集塵に用いられていた。
【0003】また床移動タイプの吸水型電気掃除機の場
合は、機体の引き回しにおいて吸水した汚水で重くなっ
てきたと使用者が感じる都度、排水溝まで移動して集塵
容器を本体から離脱して適宜排水を行っていた。また一
般に、電動送風機前段に集塵容器のフロート弁を安全装
置として備えるが、これは集塵容器が吸水した汚水でほ
ぼ一杯になりそして、それに使用者が気付かず吸水を続
けても、電動送風機前段のフロート弁の作動により電動
送風機の吸気側が閉鎖され、電動送風機に水が浸入する
のを防ぐためであるが、特に床移動タイプでは電気掃除
機本体の真近で必ず作業しているので、この電動送風機
の閉鎖に至る運転音の変化により使用者が異常に気付い
て運転を停止し集塵容器の汚水を排水するのが一般であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、設置タイプ
では吸水する場合は、集塵容器が床移動タイプと違い機
体の引き回しを伴わないし、機体の真近で作業しないこ
とが最大の違いである。
【0005】そのため汚水の重量増加に気付かないた
め、常に一杯まで吸水してしまい常に重くなってしまう
ことによる集塵容器の取り扱い、特に集塵容器を本体よ
り離脱運搬しての排水処理が困難となることが第一の課
題であった。
【0006】また、同様に床移動タイプのように電気掃
除機本体の真近で作業していることにより電動送風機前
段のフロート弁の作動により運転音が変化したとき、使
用者が異常に気付いて運転を停止し排水するということ
が、設置タイプでは本体設置場所が一般に離れているた
め、使用者は本体から離れた差込み口の真近にいて作業
しており、運転音の変化に使用者が気付くことが全く期
待できない。したがって、フロート弁の作動により電動
送風機が長時間の閉鎖運転のまま放置され、電動送風機
が温度過昇し焼損する事故が発生しやすく、この事故の
防止が第二の課題であった。
【0007】本発明はこれらの課題を解消し、使用性・
安全性に優れた吸水可能な据置き型電気掃除機を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の第1の手段は、据置き型電気掃除機は、吸い込
みホースの差込み口を有する設置配管部が接続される本
体と、この本体に内蔵した電動送風機と、前記電動送風
機で吸引した塵埃を集塵する集塵容器とを有し、この集
塵容器には前記配管部との接続口が集塵容器上部に、開
閉自在の締切り弁を有する排水口が集塵容器下部に設け
られるとともに、前記集塵容器内に上下動自在なフロー
ト弁が設けられ、集塵容器が満水となると前記フロート
弁により前記集塵容器に作用する前記電動送風機の吸気
の真空圧を遮断し、前記締切り弁を開閉する手段は本体
の運転時における吸気の真空圧により前記締切り弁を閉
とし、停止時には附勢体により前記締切り弁を開とする
ようにしたものである。
【0009】さらに、第2の手段は、上記締切り弁を開
閉する手段は、電気的な開閉手段とし、本体の運転時に
前記の締切り弁を閉とし、停止時には前記の締切り弁を
開動作可能に構成したものである。
【0010】
【作用】上記第1の手段において、通常使用においては
集塵容器の排水口の締切り弁を閉としておき、汚水の排
水時には締切り弁を開にして容器内の汚水を捨てること
ができるため、当該電気掃除機の設置場所を下水の排水
溝の近傍にしたり、配管にて下水に連接し排水すること
により集塵容器を重いまま本体から離脱して運搬移動す
ることなく、すなわち集塵容器の取り扱いに苦労するこ
となく、排水処理が簡便に行える。
【0011】また一方、フロート弁の作動により、吸気
弁がフロート弁閉時は電動送風機の吸気の真空圧により
開になるため、吸気弁から外部の空気が流入して電動送
風機の閉鎖運転にはなることがない。従って電動送風機
が温度過昇し焼損する事故の防止を行うことができる。
【0012】さらに、締切り弁をいちいち操作すること
なく、掃除機の運転を停止する都度、容器内の真空圧が
大気圧に戻り附勢体により締切り弁を開にし、容器内の
汚水を排水するため特に締切り弁の操作を意識すること
く排水処理が簡便にできる。
【0013】そして、第の手段においては、上記締切
り弁を電気的な開閉手段により本体の運転時閉に、停止
時は開動作可能に形成したため、電気的な開閉手段のス
イッチ操作で遠隔から自在に排水でき、掃除時に使用者
が汚水の汚濁度が低いものはすぐに遠隔から直接排水
し、塵埃の多い汚濁度の高い汚水は一旦集塵容器内に蓄
えて沈殿させて後上澄みを排水、その後集塵容器を本体
から離脱して沈殿した塵埃の処理をする、といった選択
が作業に応じて可能となり幅広い種類の清掃ができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例の据置き型電気掃除機
について図面を参照して説明する。
【0015】(実施例1) 図1〜図6において、1は据置き型電気掃除機の本体、
2は塩化ビニル管の設置配管部、その先端または途中に
備えた差込み口3と、この差込み口3に接続される先端
に延長パイプ4や掃除ノズル5を接続できる吸い込みホ
ース6と、この吸い込みホース6に設けたスイッチ7に
より差込み口3を経て電気接続されて運転停止する電動
送風機8を本体1に内蔵している。集塵容器9には配管
部2との接続口10が容器上部に、開閉自在の締切り弁
11を有する排水口12が容器下部に設けられ、電動送
風機8の前段には集塵容器9のフロート弁13が設けら
れ、このフロート弁13と電動送風機8の経路の途中に
は吸気弁14が設けられ、ばね体15により本体1の通
常運転時あるいは停止時は閉に、運転時でフロート弁1
3閉時は電動送風機8の吸気の真空圧により開にと吸気
弁14のばね体15を形成している。16は締切り弁1
1のハンドル、17は集塵容器9に形成した塵埃溜り、
18は汚水の排水溝である。19は配管部2をつなぐそ
れぞれ接続ホースである。
【0016】次に上記構成における動作について説明す
る。図1で電気掃除機の本体1は、吸い込みホース6に
設けたスイッチ7を入れることにより、電動送風機8が
運転され発生する真空圧により、掃除ノズル5により清
掃面の汚水を延長パイプ4、吸い込みホース6、差込み
口3、配管部2、接続ホース19、接続口10を経て集
塵容器9へと吸い込む。なお、塵埃溜り17には比較的
重い沈降する塵埃がたまる。
【0017】この運転時には、締切り弁11のハンドル
16は通常図2のように締切り弁11が閉の状態で運転
する。そして清掃作業が終わり運転停止後に使用者が図
3のようにハンドル16を開の方にして、排水口12か
ら接続ホース19、配管部2を経て、排水溝18に排水
することができる。この後、軽くなった集塵容器9を本
体1から離脱し、図4のように塵埃溜まり17にたまっ
た塵埃を廃棄する。
【0018】一方、運転時に集塵容器9が汚水で満ちて
くると、図5に示すように電動送風機8の前段にある集
塵容器9のフロート弁13が電動送風機8を塞ぎ電動送
風機8内部への汚水の浸入を防ぐ。この時、電動送風機
8の真空圧により吸気弁14がばね体15の付勢力に抗
して図6のように開となり外気を導入。この外気により
電動送風機8は吸気密閉運転となることなく単に汚水の
吸い込みを停止することになる。
【0019】(実施例2) さらに、図7,図8は実施例2で、上記締切り弁11は
ばね体からなる附勢体20を有し、本体1の運転時は図
7のように吸気の真空圧により附勢体20の付勢力に抗
して閉になり集塵容器9へ汚水を吸い込む。停止時は図
8のように附勢体20の付勢力により締切り弁11は開
になる。そのため停止時は締切り弁11は開くため汚水
の排水が何等の操作の要なく同時に行える。
【0020】(実施例3) また図9は実施例3で、上記締切り弁11は電磁ソレノ
イドなどの電気的な開閉手段21により本体1の運転時
閉に、停止時は開動作可能に形成してあり、電気的な開
閉手段21のスイッチ(図示していない)の操作で本体
1の遠隔から自在に排水操作が行える。
【0021】
【発明の効果】以上の実施例の説明により明らかなよう
に本発明の据置き型電気掃除機によれば、汚水の排水
に、重い集塵容器の取扱いを要さないため作業が容易で
あり、一方フロート弁により電動送風機の焼損事故を防
止できるため、使用性・安全性が確保できる。また、い
ちいち排水操作の要がないためさらに使用性を簡便に
することができる。
【0022】さらにまた、排水を本体の遠隔から操作で
きるためより細かな使用性の向上がれた。
【0023】すなわち前記の電気掃除機の本体を直接引
したり真近で作業しないことにより据置き型特有の
使用性・安全性の課題は全て解消できる。
【0024】上記述べたように優れた据置き型電気掃除
機を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の据置き型電気掃除機の要部
の構成を示す断面図
【図2】同、ハンドルの操作で締切り弁が閉の状態を一
部切り欠いて示す斜視図
【図3】同、ハンドルの操作で締切り弁が開の状態を一
部切り欠いて示す斜視図
【図4】同、塵埃溜りにたまった塵埃を廃棄する状態を
示す斜視図
【図5】同フロート弁がほぼ閉の状態を示す断面図
【図6】同、吸気弁が開の状態を示す断面図
【図7】本発明の実施例2の据置き型電気掃除機の締切
り弁が閉の状態を示す断面図
【図8】同、締切り弁が開の状態を示す断面図
【図9】本発明の実施例3の据置き型電気掃除機の電気
的な開閉手段により開閉する締切り弁を示す断面図
【符号の説明】
1 本体 2 配管部 3 差込み口 4 延長パイプ 5 掃除ノズル 6 吸い込みホース 7 スイッチ 8 電動送風機 9 集塵容器 10 接続口 11 締切り弁 12 排水口 13 フロート弁 14 吸気弁 15 ばね体 20 附勢体 21 電気的な開閉手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸い込みホースの差込み口を有する設置
    配管部が接続される本体と、この本体に内蔵した電動送
    風機と、前記電動送風機で吸引した塵埃を集塵する集塵
    容器とを有し、この集塵容器には前記配管部との接続口
    が集塵容器上部に、開閉自在の締切り弁を有する排水口
    が集塵容器下部に設けられるとともに、前記集塵容器内
    に上下動自在なフロート弁が設けられ、集塵容器が満水
    となると前記フロート弁により前記集塵容器に作用する
    前記電動送風機の吸気の真空圧を遮断し、前記締切り弁
    を開閉する手段は本体の運転時における吸気の真空圧に
    より前記締切り弁を閉とし、停止時には附勢体により前
    記締切り弁を開とするようにした据置き型電気掃除機。
  2. 【請求項2】 締切り弁を開閉する手段は、電気的な開
    閉手段とし、本体の運転時に前記の締切り弁を閉とし、
    停止時には前記の締切り弁を開動作可能に構成した請求
    項1記載の据置き型電気掃除機。
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