JP3245744U - ローゼルエキスを含む微粒子構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】黒晶ローゼル由来のローゼルエキスの安定性、生物活性及び吸収率を高めると共に、摂取する人の体内で有益なスキンケア効果を果たせる、ローゼルエキスを含む微粒子構造を提供する。
【解決手段】ローゼルエキスを含む微粒子構造は、コア層1と、少なくとも1つの被覆層2と、少なくとも一つの保護層3と、を備える。コア層の内部に黒晶ローゼル由来のローゼルエキスを収容するための収容空間が形成され、被覆層はコア層を覆い、保護層は被覆層を覆う。
【選択図】図1

Description

本考案は、微粒子構造に関し、特に黒晶ローゼル由来のローゼルエキスを含む微粒子構造に関する。
ローゼルは、主に熱帯および亜熱帯地域で生育する一年生草本又は多年生低木で、その花と果実にはフルーツ酸、糖、ペクチン、ポリフェノール、ビタミンC、カロテンが豊富に含まれている。
また、ローゼルには心血管疾患に対する一定の効果があり、血中脂質を調節し、癌細胞の増殖を抑制し、癌治療を助け、肝臓を保護することが多くの研究で指摘されている。
しかしながら、ローゼルエキスは、保存条件、生物の消化管の酸性及びアルカリ性環境、又は腸内細菌などの要因の影響を受ける可能性があり、これにより生物に入るローゼルエキスの濃度又は活性が低下し、ローゼルエキスの生体内での有効性を更に低減することがある。
故に、保存安定性及び生体吸収性を向上するように、ローゼル又はローゼルに関する品種のエキスを覆うための微粒子構造が必要する。
本考案の解決しようとする技術の課題は、ローゼルエキスを含む微粒子構造を提供する。この微粒子構造によって、黒晶ローゼル由来のローゼルエキスの摂取と吸収を向上させることができる。
上記の技術的課題を解決するために、本考案が採用する一つの技術的手段は、コア層と、少なくとも1つの被覆層と、少なくとも1つの保護層と、を備えるローゼルエキスを含む微粒子構造を提供する。コア層の内部に黒晶ローゼル由来のローゼルエキスを収容するための収容空間が形成され、被覆層はコア層を覆い、保護層は被覆層を覆う。
一つの例では、コア層は球体、楕円体、円柱体、立方体、直方体、四面体、円錐体又はそれらの組み合わせである。
一つの例では、コア層の粒子径は、10μm~100μmである。
一つの例では、被覆層は、隔離剤、吸収促進剤、徐放剤、及び制酸剤からなる群から選択される少なくとも1つである。
一つの例では、被覆層の粒子径は、40μm~175μmである。
一つの例では、保護層は、隔離剤、徐放剤、及び制酸剤からなる群から選択される少なくとも1つである。
一つの例では、保護層の粒子径は50μm~225μmである。
一つの例では、コア層は、食品又は生理学的に許容される担体を更に含む。
一つの例では、被覆層は、食品又は生理学的に許容される担体を更に含む。
一つの例では、保護層は、食品又は生理学的に許容される担体を更に含む。
本考案の一つの有利な効果として、本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造は、「コア層の内部に黒晶ローゼル由来のローゼルエキスを収容するための収容空間が形成され、被覆層は前記コア層を覆い、保護層は前記被覆層を覆う」といった技術的特徴によって、黒晶ローゼル由来のローゼルエキスの安定性を向上させ、生物活性及び吸収率を高めることを果たせる。
本考案の第一実施形態に係るローゼルエキスを含む微粒子構造の立体模式図である。 図1におけるII-IIの断面の断面模式図である。 本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造のコア層に含まれた黒晶ローゼル由来のローゼルエキスの、黒色腫細胞におけるチロシナーゼ活性に対する影響の分析図である。各棒グラフにある英字が重複していない際に、有意差を認める(P≦0.05)。 本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造のコア層に含まれた黒晶ローゼル由来のローゼルエキスの、線維芽細胞のエラスチン含有量増加の分析図である。各棒グラフにある英字が重複していない際に、有意差を認める(P≦0.05)。
本考案の特徴及び技術内容がより一層分かるように、以下の本考案に関する詳細な説明と添付図面を参照されたい。しかし、提供される添付図面は参考と説明のために提供するものに過ぎず、本考案の請求の範囲を制限するためのものではない。
以下、所定の具体的な実施態様によって「ローゼルエキスを含む微粒子構造」を説明し、当業者は、本明細書に開示された内容に基づいて本考案の利点と効果を理解することができる。本考案は、他の異なる具体的な実施態様によって実行又は適用でき、本明細書における各細部についても、異なる観点と用途に基づいて、本考案の構想から逸脱しない限り、各種の修正と変更を行うことができる。また、事前に説明するように、本考案の添付図面は、簡単な模式的説明であり、実際のサイズに基づいて描かれたものではない。以下の実施形態に基づいて本考案に係る技術内容を更に詳細に説明するが、開示される内容によって本考案の保護範囲を制限することはない。また、本明細書において使用される「又は」という用語は、実際の状況に応じて、関連して挙げられる項目におけるいずれか1つ又は複数の組み合わせを含むことがある。
[第一実施形態]
図1及び図2に示すように、本考案の第一実施形態において、ローゼルエキスを含む微粒子構造を提供する。ローゼルエキスを含む微粒子構造は基本的に、コア層1と、被覆層2と、保護層3とを備える。被覆層2はコア層1を覆い、保護層3は被覆層2を覆う。
具体的に説明すると、コア層1は、内部に収容空間を有する構造であると共に、コア層1は、球体、楕円体、円柱体、立方体、直方体、四面体、円錐体又はそれらの組み合わせであってもよいが、本考案はこれに制限されるものではない。また、コア層1の厚みは、必要に応じて調整することができ、本考案はこれに制限されるものではない。一つの好ましい実施形態において、コア層1の粒子径は、約5μm~約200μmであり、約10μm~約100μmであることが好ましい。
コア層1の収容空間は主に、黒晶ローゼル由来のローゼルエキスを収容するためのものである。黒晶ローゼル由来のローゼルエキスは、溶媒抽出、加熱濃縮抽出、又は減圧濃縮抽出などの抽出方法によって製造されてもよく、必要に応じて調整することができるが、本考案はこれに制限されるものではない。特筆すべきことは、本考案に係るローゼルエキスは、台東6号(品種,Taitung No.6,黒晶ローゼル又はブラッククリスタル(Black Crystal)とも呼ばれる)から抽出されたものである。また、黒晶ローゼル由来のローゼルエキスの含有量及び/又は濃度は、必要に応じて調整することができるが、本考案はこれに制限されるものではない。
コア層1に含まれた黒晶ローゼル由来のローゼルエキスは、凍結乾燥によって、単独にコア層の収容空間に収容されてもよい。特筆すべきことは、黒晶ローゼル由来のローゼルエキスは、熱風乾燥、マイクロ波真空乾燥、又は低温冷風乾燥などの方法によって粉末となるように乾燥してもよいが、本考案はこれに制限されるものではない。また、コア層1に含まれたローゼルエキスは、トレハロース、乳糖、スクロース、イヌリン、ブドウ糖、マンニトール、ソルビトール、キシリトール、デンプン、セルロース、又はプロバイオティクスからなる群から選択される少なくとも1つとを混合された後に、コア層1の収容空間に収容されてもよいが、本考案はこれに制限されるものではない。
例えば、プロバイオティクスは、乳酸菌又は酵母であってもよい。一つの好ましい実施形態において、乳酸菌として、Lactobacillus acidophilus(アシドフィルス菌)、Lactobacillus brevis(ラクトバチルス・ブレビス)、Lactobacillus casei(カゼイ菌)、L. delbrueckII subsp. bulgaricus(ブルガリクス菌)、Lactobacillus johnsonII(ラクトバチルス・ジョンソニイ)、Lactobacillus paracasei(ラクチカゼイバチルス・パラカセイ)、Lactobacillus reuteri(ラクトバチルス・ロイテリ)、Lactobacillus rhamnosus(ラクチカゼイバチルス・ラムノースス)、Lactobacillus rhamnosus GG(LGG(登録商標)乳酸菌と呼ばれる)、Lactobacillus salivarius(リジラクトバチルス・サリバリウス)、Lactobacillus kefir(ケフィア由来ケフィリ菌)、Lactobacillus helveticus(ラクトバチルス・ヘルベティカス)、Lactococcus lactis(ラクチス菌)、Lactobacillus Plantarum(ラクトバチルス・プランタルム)、Lactobacillus bifidus(ラクトバチルスビフィダス)、Lactobacillus fermentum(発酵乳酸桿菌)、Bifidobacterium bifidum(ビフィズス菌)、Bifidobacterium breve(ビフィドバクテリウム ブレーベ)、Bifidobacterium infantis(ビフィドバクテリウム インファンティス)、Bifidobacterium lactis(ビフィズス・ラクティス)、及びBifidobacterium longum(ビフィドバクテリウム・ロンガム)からなる群から選択される少なくとも1つであってもよい。一つの好ましい実施形態において、プロバイオティクスはSaccharomyces cerevisiae(サッカロミケス・セレビシエ)であってもよい。特筆すべきことは、プロバイオティクスは、必要に応じて調整することができ、本考案はこれに制限されるものではない。
本考案の被覆層2は、コア層1を覆うと共に、被覆層2の形状は、コア層1の形状と同一又は異なってもよく、必要に応じて調整することができ、本考案はこれに制限されるものではない。また、被覆層2の厚みは、必要に応じて調整することができ、本考案はこれに制限されるものではない。一つの好ましい実施形態において、被覆層2の粒子径は、約20μm~約250μmであり、40μm~175μmであることが好ましい。
一つの実施形態において、被覆層2は隔離剤を含んでもよく、即ち、被覆層2は、外部の酸素ガス、水分及び光線をバリアするための成分を含む。例えば、被覆層2は、ステアリン酸マグネシウム、結晶セルロース、二酸化ケイ素、デンプン、水溶性食用ガム、シクロデキストリン、マルトデキストリン、乳糖粒子、ビタミンE、ビタミンC、又はそれらの組み合わせで形成されてもよく、本考案はこれに制限されるものではない。
一つの実施形態において、被覆層2は吸収促進剤を含んでもよく、即ち、被覆層2は、コア層1に含まれたローゼルエキスの活性を維持するための成分を含み、消化管からの消化液の分泌を促進する成分を含んでもよい。例えば、被覆層2は、中脂肪粉乳、低脂肪粉乳、脱脂粉乳、ヤギ中脂肪粉乳、ヤギ低脂肪粉乳、ホエイプロテイン、大豆プロテイン、コーンプロテイン、ペプチド、又はそれらの組み合わせで形成されてもよく、本考案はこれに制限されるものではない。
一つの実施形態において、被覆層2は徐放剤を含んでもよく、即ち、被覆層2はコア層1に含まれたローゼルエキスの胃腸でのリリースを延長させるための成分を含んでもよい。例えば、被覆層2は、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、エチルセルロース、又はそれらの組み合わせで形成されてもよく、本考案はこれに制限されるものではない。
一つの実施形態において、被覆層2は制酸剤を含んでもよく、即ち、被覆層2は、胃酸の分泌を抑制したり、胃酸の働きを中和したりする成分を含む。例えば、被覆層2は、ゼラチン、アラビアガム、寒天ガム、ペクチン、カラギーナン、ローカストビーンガム、セラック、キトサン、又はそれらの組み合わせで形成されてもよく、本考案はこれに制限されるものではない。
更に、被覆層2は、複数層構造であってもよく、また、複合機能を有する被覆層2を形成するように、被覆層2の複数層構造の各層にはそれぞれ、前記異なる成分を含んでもよい。特筆すべきことは、被覆層2の複数層構造の各層の厚み及び含まれた成分は、必要に応じて調整することができ、本考案はこれに制限されるものではない。
本考案の保護層3は、被覆層2を覆うと共に、保護層3の形状は、コア層1及び/又は被覆層2の形状と同一又は異なってもよく、必要に応じて調整することができ、本考案はこれに制限されるものではない。また、保護層3の厚みは、必要に応じて調整することができ、本考案はこれに制限されるものではない。一つの好ましい実施形態において、保護層3の粒子径は、約30μm~約300μmであり、約50μm~約225μmであることが好ましい。
一つの実施形態において、保護層3は隔離剤を含んでもよく、即ち、保護層3は、外部の酸素ガス、水分及び光線をバリアするための成分を含む。例えば、保護層3は、ステアリン酸マグネシウム、結晶セルロース、二酸化ケイ素、デンプン、水溶性食用ガム、シクロデキストリン、マルトデキストリン、乳糖粒子、ビタミンE、ビタミンC、又はそれらの組み合わせで形成されてもよく、本考案はこれに制限されるものではない。
一つの実施形態において、保護層3は徐放剤を含んでもよく、即ち、保護層3はコア層1に含まれたローゼルエキスの胃腸でのリリースを延長させるための成分を含んでもよい。例えば、保護層3は、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、エチルセルロース、又はそれらの組み合わせで形成されてもよく、本考案はこれに制限されるものではない。
一つの実施形態において、保護層3は制酸剤を含んでもよく、即ち、保護層3は、胃酸の分泌を抑制したり、胃酸の働きを中和したりする成分を含む。例えば、保護層3は、ゼラチン、アラビアガム、寒天ガム、ペクチン、カラギーナン、ローカストビーンガム、セラック、キトサン、又はそれらの組み合わせで形成されてもよく、本考案はこれに制限されるものではない。
更に、保護層3は、複数層構造であってもよく、また、複合機能を有する保護層3を形成するように、保護層3の複数層構造の各層にはそれぞれ、前記異なる成分を含んでもよい。特筆すべきことは、保護層3の複数層構造の各層の厚み及び含まれた成分は、必要に応じて調整することができ、本考案はこれに制限されるものではない。
更に説明すると、図3に示すように、コウジ酸(kojic acid)又は本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造のコア層1に含まれた黒晶ローゼル由来のローゼルエキスで、黒色腫細胞B16-F10(1×105の細胞が、37℃で24時間育てた)を処理すると、コウジ酸は黒色腫細胞におけるチロシナーゼ活性を抑制することができるだけでなく、200μg/mL、400μg/mL、及び800μg/mLの黒晶ローゼル由来のローゼルエキスも黒色腫細胞におけるチロシナーゼ活性を抑制することができると共に、400μg/mLの黒晶ローゼル由来のローゼルエキスは、コウジ酸より優れた抑制効果を示した。
また、エラスチンの含有量を分析することによって、黒晶ローゼル由来のローゼルエキスにエラスチンの含有量を増加させる可能性を評価した。その方法として、以下の通りである。線維芽細胞CCD966SK(4×105)を、24ウェル培養プレートに播種し、37℃で24時間培養した。異なる黒晶ローゼル由来のローゼルエキスを用いて細胞を48時間処理を行い、PBSで洗濯した後にトリプシン(trypsin)で処理した。2000g、10分間、4℃で遠心分離し、細胞ペレットを回収し、超音波衝撃処理を行った後に、10000g、10分間、4℃で遠心分離し、上澄み液を回収した。その後、Human Elastin ELISA Kit(ab239433)を用いてエラスチンの含有量の分析を行った。
図4に示すように、200μg/mL及び400μg/mLの黒晶ローゼル由来のローゼルエキスで線維芽細胞を処理した後に、線維芽細胞のエラスチンの含有量が顕著的に増加して、本考案に係る黒晶ローゼル由来のローゼルエキスに線維芽細胞のエラスチンの含有量を増加させる可能性がある。
よって、本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造は、黒晶ローゼル由来のローゼルエキスの安定性、生物活性及び吸収率を高めると共に、摂取する人の体内で有益なスキンケア効果を果たせ、特に、チロシナーゼ活性を抑制し、エラスチンの含有量を増加させることができる。
更に説明すると、本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造は、異なる方法によって摂取することができる。例えば、本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造は、経口摂取であってもよい。本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造を食品、食品添加物、健康食品又は栄養食品組成物として製造されてもよく、また、錠剤、丸剤、顆粒剤、粉末、流エキス、溶液、シロップ剤、懸濁液、乳濁液、又はチンキ剤の形態として製造されてもよい。また、本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造は、ブリューパック、粉末パック、ドリンク、ゼリー又はカプセルなどに充填されてもよい。即ち、本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造は、粉末、粒子、ゲル、ゼリー、又は固体と一体成型されてもよい。
よって、本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造では、風味を高めるように、コア層1、被覆層2、及び/又は保護層3に、香味剤を含んでもよい。香味剤としては例えば、果汁エキス、植物エキス、スクラロース、マンノース、キシリトール、クエン酸、アジピン酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸などが挙げられる。必要に応じて調整することができ、本考案はこれに制限されるものではない。
更に、本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造では、視覚体験を向上させるように、コア層1、被覆層2、及び/又は保護層3に、着色剤を含んでもよい。着色剤としては例えば、カロテン、ターメリック、アスタキサンチン、ルテイン等が挙げられる。必要に応じて調整することができ、本考案はこれに制限されるものではない。
しかしながら、上述した例はあくまでも一つの実施形態に過ぎなく、本考案はこれに制限されるものではない。
[実施形態による有利な効果]
本考案の一つの有利な効果として、本考案に係るローゼルエキスを含む微粒子構造は、「コア層の内部に黒晶ローゼル由来のローゼルエキスを収容するための収容空間が形成され、被覆層は前記コア層を覆い、保護層は前記被覆層を覆う」といった技術的特徴によって、黒晶ローゼル由来のローゼルエキスの安定性、生物活性及び吸収率を高めると共に、摂取する人の体内で有益なスキンケア効果を果たせる。
以上に開示された内容は、ただ本考案の好ましい実行可能な実施態様であり、本考案の請求の範囲はこれに制限されない。そのため、本考案の明細書及び図面内容を利用して成される全ての等価な技術変更は、いずれも本考案の請求の範囲に含まれる。
1 コア層
2 被覆層
3 保護層

Claims (11)

  1. コア層と、少なくとも1つの被覆層と、少なくとも1つの保護層と、を備えるローゼルエキスを含む微粒子構造であって、
    前記コア層の内部に黒晶ローゼル由来のローゼルエキスを収容するための収容空間が形成され、
    前記少なくとも1つの被覆層は前記コア層を覆い、
    前記少なくとも1つの保護層は前記被覆層を覆うことを特徴とする、ローゼルエキスを含む微粒子構造。
  2. 前記コア層は球体、楕円体、円柱体、立方体、直方体、四面体、円錐体又はそれらの組み合わせである、請求項1に記載のローゼルエキスを含む微粒子構造。
  3. 前記コア層の粒子径は、10μm~100μmである、請求項1に記載のローゼルエキスを含む微粒子構造。
  4. 前記少なくとも1つの被覆層は、隔離剤、吸収促進剤、徐放剤、及び制酸剤からなる群から選択される少なくとも1つである、請求項1に記載のローゼルエキスを含む微粒子構造。
  5. 前記被覆層の粒子径は、40μm~175μmである、請求項1に記載のローゼルエキスを含む微粒子構造。
  6. 前記少なくとも1つの保護層は、隔離剤、徐放剤、及び制酸剤からなる群から選択される少なくとも1つである、請求項1に記載のローゼルエキスを含む微粒子構造。
  7. 前記少なくとも1つの保護層の粒子径は50μm~225μmである、請求項1に記載のローゼルエキスを含む微粒子構造。
  8. 前記コア層は、食品又は生理学的に許容される担体を更に含む、請求項1に記載のローゼルエキスを含む微粒子構造。
  9. 前記少なくとも1つの被覆層は、食品又は生理学的に許容される担体を更に含む、請求項1に記載のローゼルエキスを含む微粒子構造。
  10. 前記少なくとも1つの保護層は、食品又は生理学的に許容される担体を更に含む、請求項1に記載のローゼルエキスを含む微粒子構造。
  11. 前記ローゼルエキスを含む微粒子構造は、粉末、粒子、ゲル、ゼリー、又は固体と一体成型される、請求項1に記載のローゼルエキスを含む微粒子構造。
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