JP3245713U - ダンボール等パネル連結による組立式間仕切り壁 - Google Patents

Abstract

【課題】使用場所や使用用途に制限が無く幅広い活用が可能で、意匠的にも美しい組立間仕切り壁をより簡単に構築する為、標準加工された同じ大きさ同じ形状のダンボール等の軽くて丈夫な複数のパネルと、最小限の繋ぎ部材を組み合わせることで、汎用性が極めて高く組立が容易な組立式間仕切り壁を提供する。【解決手段】ダンボール等組立式間仕切り壁において、同じ形状のダンボール等板材１の両端を四角に巻込み、柱付きの強化段ボールパネルとして、そのパネル複数枚を並列及び直方向に並べ繋ぎ用部材３、独立用固定部材４の２種類をダンボール等パネルの柱空洞部に差し込み連結させることで組立式間仕切り壁を構成している。【選択図】図１

Description

本考案は、組立式間仕切り壁に関する。

従来、ダンボール等を用いた間仕切り壁というものは存在し知られている。

しかしながら、従来のダンボール等を用いた間仕切り壁は、ダンボール等板材を重ね合わせるなどし、その重ねしろを金具で挟み込む事で固定するものや柱状の長い金具を縦方向及び横方向に這わせる事で固定するものであった。

実登３１１８７１１号公報 実登３１０８５９２号公報 特開平０８－３０２８６８号公報

ところが従来のダンボール等を用いた間仕切り壁は、連結方法により構造上の不安定さが見受けられ、歪み使用しづらいが生じやすい等、使用場所に制限が出るという欠点があった。また、繋ぎ金具による間仕切り壁では柱等繋ぎ金具が大きかったり又は数多く存在するため、運搬、組立の際に組立間仕切り壁としての容易性は低くかった。

そこで、ダンボール等板材の両端部を四角に巻込むことで板状パネルの両側に柱を作り、その柱同士を繋ぎ合わせる事で、強度を保つ安定したダンボール等パネルの連結壁を形成する。その事で簡単且つシンプルで安定した組立式間仕切り壁を容易に構成する事が可能となる。

ダンボール等パネルの両端に設けた柱部の中央には四角の空洞を設け、その空洞に同じ部材や金属製の差込み部材を使う事で容易な連結を可能にする。

本考案は、ダンボール等パネルを並べその両端の柱を連結させるだけで、安定したダンボール等パネルでの連続壁構築を容易に可能とする。ダンボール等板材の両端を折り曲げ形成した小さな柱を有するダンボール等パネル材は極めて汎用性が高く、幅広い活用が可能である。それと同時に意匠的にも美しい。

ダンボール等パネル組立式間仕切り壁全体イメージ図 両端部柱を有するダンボール等パネル図

本考案を実施するための形態を図面を用いて具体的に説明する。

図１に示すように、ダンボール等パネル製組立式間仕切り壁において、同じ形状のダンボール等パネル（１）複数枚を柱部（２）同志を水平若しくは垂直に柱面を合わせるように並べ連結させる構成である。連結部材（３）及び安定用固定部材（４）の付属部材を使う事でより自由な汎用性を有す。

図２に示すように、ダンボール等板材（１）の両端部を折り込み柱（２）を形成する。この両端部に柱を有するダンボール等パネル形状に加工する事で汎用性に優れた組立式壁を形成する為の強度を有するパネルを形成する。

（１） ダンボール等板材
（２） 両端を折り曲げる事で形成する柱部
（３） 水平方向若しくは垂直方向で柱同士を連結する部材
（４） 水平のみの構成や仕切り壁エンド部を安定させるための部材

Claims (2)

1. ダンボール等板材の両端を折り曲げ柱材として加工する事で強度を有し汎用性に優れ、意匠性にも優れたパネル材として形成させる手法。
2. ダンボール等パネル組立式間仕切り壁において、同じ形状のダンボール等パネル（１）複数枚を両端に折り曲げ加工して作った柱材（２）の空洞部分に繋ぎ部材（３）及び（４）の安定化部材を差し込み一体化させることでできるダンボール等パネルによる製組立式間仕切り壁。

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