JP3245602U - 組立式マルチスタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】広告等を印刷可能な表示面を確保しつつ、スマートフォン等の物品を縦向きにも横向きにも安定して置くことのできるマルチスタンドを提供する。【解決手段】組立式のマルチスタンド100は、横方向に延びる横折り目11を介して連接された底面部12と立面部13を含む本体部材10と、本体部材10の底面部12及び立面部13の左方に取付可能な第1支持部材20と、本体部材10の底面部12及び立面部13の右方に取付可能な第2支持部材30を備える。本体部材10の底面部12は、第1支持部材20の取付位置と第2支持部材30の取付位置の間に、立面部13に立て掛けられた物品を留めるためのストッパ12fを有する。第1支持部材20と第2支持部材30は、物品を第1支持部材20と第2支持部材30に架け渡して置くための保持手段25,35を有する。【選択図】図2
Description
本考案は、スマートフォンなどの様々な物品を支えることができるマルチスタンドに関する。具体的に説明すると、本考案は、厚紙やプラスチックシートなどのシート状の部材から組み立てることのできるマルチスタンドに関するものである。
従来から、シート状の部材から組み立てることのできるスマートフォン用のスタンドが知られている(例えば特許文献1~3)。
特許文献1のスマートデバイス用スタンドは、スマートデバイスを支えるための主板と、このスタンドの底面を構成する底板と、主板を背後から支えて傾斜した状態で立たせる支持板と、スマートデバイスが載置される載置板を含んで構成されている。
特許文献2の携帯情報端末用折り畳み式スタンドは、折り畳んだ状態で、解放された上端部と閉鎖された底辺を有する一個の矩形袋体と、この矩形袋体の底辺に連接した一又は複数個のフラップを含んで構成されている。このスタンドは、矩形袋体が表面側及び裏面側の折り線に沿って折り曲げられると、フラップが前方に突出し、矩形袋体の底辺と表面側及び裏面側の折り線を稜線とする四面体が形成され、携帯情報端末を支持可能となる。
特許文献3の携帯電子機器スタンドは、スマホ載置部に載せたスマホの前面下部に押し当たる半円状のストッパ片と、支持物載置部に載せたマグカップ等とによって、スマホ載置部に載せたスマホを任意の向きに保持できるように構成されている。
ところで、特許文献1のスタンドは、スマートフォンを載置できる載置板が一箇所にのみ設けられているため、縦長のスマートフォンを縦置きで支える用途には適しているものの、縦長のスマートフォンを横向きにして載置板に載置した場合にはバランスを取ることが難しくなる。このため、特許文献1のスタンドでは、スマートフォンを横置きで支えることは難しいという課題がある。
また、特許文献2のスタンドは、複数個のフラップによってスマートフォンを支える構造であるため、縦置きと横置きのいずれであってもスマートフォンを安定して支えることはできるが、スマートフォンを支える際には矩形袋体を折り曲げて四面体を形成する必要がある。組立式のスタンドは、スマートフォンを支える用途の他、広告やカレンダーを印刷して販促物(ノベルティ)として利用したり、「外出中」や「会議中」といった文字を印刷した立て札として利用したり、写真やメモ書き、ポストカードを貼付するといったような別の用途として利用したいという需要もあるため、四角形状の表示面が確保されていることが好ましい。しかしながら、特許文献2のスタンドの構造では、このような表示面を確保することが難しいという課題がある。
さらに、特許文献3のスタンドは、スマートフォンを支えるためにマグカップ等を利用する必要があるため、それ単独でスマートフォンを安定的に支えることができないという課題がある。
そこで、本考案は、広告等を印刷可能な表示面を確保しつつ、スマートフォン等の物品を縦向きにも横向きにも安定して置くことのできるマルチスタンドを提供することを主な目的とする。
本考案は、組立式のマルチスタンド100に関する。本考案に係るマルチスタンド100は、スマートフォンやタブレット型端末などの携帯情報端末の他、電化製品のリモートコントローラや、写真、メモ書き、ポストカードなどの多様な物品を支えることができる。マルチスタンド100は、本体部材10と、第1支持部材20と、第2支持部材30を備える。本体部材10は、横方向に延びる横折り目11を介して連接された底面部12と立面部13を含む。なお、「横方向」とは、マルチスタンド100の左右方向に対応する方向である。この立面部13とは、底面部12のなす面に対して立体的に立ち上がった部位である。従って、この立面部13の正面側又は背面側を、広告や文字等を印刷可能な表示面として利用することができる。第1支持部材20は、正面視において、本体部材10の底面部12及び立面部13の左方に取付可能な部材である。第2支持部材30は、正面視において、本体部材10の底面部12及び立面部13の右方に取付可能な部材である。ここで、本体部材10底面部12は、第1支持部材20の取付位置と第2支持部材30の取付位置の間に、立面部13に立て掛けられた物品を留めるためのストッパ12fを有する。これにより、例えば縦長のスマートフォンを縦置きすることができる。また、第1支持部材20と第2支持部材30は、物品を第1支持部材20と第2支持部材30に架け渡して置くための保持手段25,35を有する。これにより、例えば縦長のスマートフォンを横置きすることができるようになり、しかも第1支持部材20と第2支持部材30の少なくとも2点で横向きのスマートフォンを安定的に支えることができる。
本考案に係るマルチスタンド100において、第1支持部材20と第2支持部材30は、それぞれ、縦方向に延びる縦折り目21,31を介して連接された左面部22,32と右面部23,33を含むことが好ましい。なお、「縦方向」とは、マルチスタンド100の上下方向に対応する方向である。また、第1支持部材20と第2支持部材30は、それぞれ、この縦折り目21,31の延長線上を含む範囲に開口部24,34が形成されていることが好ましい。これにより、この開口部24,34を形成することによって生じた段差部分25,35が、前述した保持手段として機能する。なお、保持手段としては、開口部24,34を形成することの他に、物品を載せることのできる突出部等を第1支持部材20と第2支持部材30のそれぞれに形成することとしてもよい。
本考案に係るマルチスタンド100において、本体部材10の底面部12は、第1支持部材20の第1左面部22と第1右面部23をそれぞれ差し込むための2つの切込み12a,12bと、第2支持部材30の第1左面部32と第2右面部33をそれぞれ差し込むための別の2つの切込み12c,12dが形成されていることが好ましい。また、本体部材10の立面部13は、第1支持部材20の第1左面部22と第1右面部23を共に差し込むための1つの切込み13aと、第2支持部材30の第1左面部32と第2右面部33を共に差し込むための別の1つの切込み13bが形成されていることが好ましい。これにより、第1支持部材20と第2支持部材30は、本体部材10の底面部12と立面部13に取り付けられた状態において、上方から下方に向かって左面部22,32と右面部23,33の間隔が徐々に開いた構造となる。このため、各支持部材20,30によって本体部材10の形状を維持しつつ、本体部材10に載せられた物品をより安定して支えることができる。
本考案に係るマルチスタンド100において、本体部材10の底面部12と立面部13は、切込みを除くと略四角形状であることが好ましい。これにより、広告や文字等を印刷可能な表示面を十分に確保することができる。また、立面部13は、写真、メモ書き、ポストカード、又は名刺を含む四角形状の印刷物の角部を差し込むための差込口13c,13dが形成されていることが好ましい。これにより、立面部13の表示面を写真立てなどとしても利用することができる。
本考案によれば、広告等を印刷可能な表示面を確保しつつ、スマートフォン等の物品を縦向きにも横向きにも安定して置くことのできるマルチスタンドを提供することができる。
以下、図面を用いて本考案を実施するための形態について説明する。本考案は、以下に説明する形態に限定されるものではなく、以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜変更したものも含む。
図1は、マルチスタンド100の展開図を示している。本実施形態に係るマルチスタンド100は、本体部材10、第1支持部材20、及び第2支持部材30から構成される。これらの各部材10,20,30は互いに分離独立している。また、各部材10,20,30は、組立て前はいずれも平坦なシート状であり、例えば厚紙やプラスチックシートなどの一枚のシートからそれぞれ切り出すことができる。
まず、本体部材10について説明する。本体部材10は、全体として略四角形状(長方形)をなしており、その長手方向の中央付近に横方向に延びる直線上の横折り目11が設けられている。この横折り目11は、単純に本体部材10を構成するシートに点線を印刷したものであってもよいし、この位置でシートを折りやすくするための折り罫線が形成されていてもよい。本体部材10は、この横折り目11において谷折りにされる。
また、本体部材10は、横折り目11を挟んで下方側に底面部12を有し、横折り目11を挟んで上方側に立面部13を有する。これらの底面部12と立面部13は横折り目11を介して互いに連接している。マルチスタンド100にスマートフォン等の縦長の物品を縦置きにする際には、底面部12にはその物品の底部が接することになる。立面部13は、底面部12がなす面に対して立体的に立ち上がる面である。マルチスタンド100にスマートフォン等の縦長の物品を縦置きにする際には、立面部13にはその物品の背面が接して、その物品が立て掛けられることになる。底面部12と立面部13には、図1に示されるように幾つかの箇所に切込みが形成されているが、それを除けばこれらの底面部12と立面部13はそれぞれ全体的に略四角形状の面をなしている。
底面部12は、横折り目11とは反対側の縁部分に、合計4つの切込み12a~12dが形成されている。これらの4つの切込み12a~12dのうち、底面部12の左方に設けられた2つの切込み12a,12bには、後述する第1支持部材20の第1左面部22と第1右面部23がそれぞれ別々に差し込まれる。なお、これら2つの切込み12a,12bは、第1左面部22と第1右面部23を差し込みやすいように、略V字状となっており、手前の縁から奥側に向かうにつれて徐々に2つの切込み12a,12bの間の間隔が広がっていると良い。同様に、4つの切込み12a~12dのうち、底面部12の右方に設けられた別の2つの切込み12c,12dには、後述する第2支持部材30の第2左面部32と第2右面部33がそれぞれ別々に差し込まれる。なお、これら2つの切込み12c,12dについても、第2左面部32と第2右面部33を差し込みやすいように、略V字状となっていると良い。
また、底面部12は、左方側の2つの切込み12a,12bと右方側の別の2つの切込み12c,12dとの間に亘ってストッパ用折り目12eが形成されていることが好ましい。このストッパ用折り目12eについても、単純に本体部材10を構成するシートに点線を印刷したものであってもよいし、この位置でシートを折りやすくするための折り罫線が形成されていてもよい。なお、本実施形態において、ストッパ用折り目12eは、前述した横折り目11と実質的に平行に形成されている。このストッパ用折り目12eは、底面部12の左方に形成された切込み12bから底面部12の右方に形成された切込み12cまで繋がって延びているため、このストッパ用折り目12eにおいて底面部12の端部を折り返すことができる。このストッパ用折り目12eで折り返された端部が、後述するようにスマートフォン等の物品を留めるためのストッパ12fとなる。このストッパ12fは、底面部12のうち、第1支持部材20の取付位置と第2支持部材30の取付位置の間に形成されることになる。
一方で、立面部13にも、横折り目11とは反対側の縁部分に、2つの切込み13a,13bが形成されている。これら2つの切込み13a,13bのうち、立面部13の左方に設けられた切込み13aには、第1支持部材20の第1左面部22と第1右面部23が共に差し込まれる。同様に、2つの切込み13a,13bのうち、立面部13の右方に設けられた別の切込み13bには、第2支持部材30の第2左面部32と第2右面部33が共に差し込まれる。
また、立面部13には、2つの差込口13c,13dが形成されており、これらの差込口13c,13dには、写真、メモ書き、ポストカード、又は名刺などの様々な四角形状の印刷物の角部を差し込むことができる。これらの差込口13c,13dは、四角形状の印刷物の4つの角部のうち、対角となる2つの角部を差し込むことができる位置に設けられる。印刷物の2つの角部を差し込みやすいように、これらの差込口13c,13dは、斜めに切込みが入れられたものであることが好ましい。
続いて、第1支持部材20及び第2支持部材30について説明する。なお、これらの第1支持部材20及び第2支持部材30については、基本的に同じ構成を持つため、これらの支持部材20,30の構成はまとめて説明する。各支持部材20,30は、全体として縦長の略六角形状をなしており、その幅方向の中央に縦方向に延びる直線上の縦折り目21,31(第1縦折り目21,第2縦折り目31)が設けられている。これらの縦折り目21,31は、単純に各支持部材20,30を構成するシートに点線を印刷したものであってもよいし、この位置でシートを折りやすくするための折り罫線が形成されていてもよい。各支持部材20,30は、この縦折り目21,31において山折りにされる。なお、図1に示した例では、各支持部材20,30をなす六角形のうち、最も上方の角の角度θ1は約140度(±5度)であり、最も下方の角の角度θ2は約113度(±5度)となっている。
また、各支持部材20,30は、縦折り目21,31を挟んで左側に左面部22,32を有し、縦折り目21,31を挟んで右側に右面部23,33を有する。これらの左面部22,32と右面部23,33はそれぞれ縦折り目21,31を介して互いに連接している。このように、シート状の各支持部材20,30を二つ折りにすることで、各支持部材20,30の垂直方向の負荷に対する強度を向上させることができる。
また、各支持部材20,30は、縦折り目21,31の延長線上を含む範囲に開口部24,34が形成されている。言い換えると、各支持部材20,30のおよそ中央部分には一つの閉じた開口部24,34が形成され、この開口部24,34の上方と下方のそれぞれに直線上の縦折り目21,31が形成されおり、この縦折り目21,31において各支持部材20,30をなすシートが二つ折りにされる。各開口部24,34は、各支持部材20,30の上方側に頂角があり下方側に底辺がある二等辺三角形となっている。また、開口部24,34と縦折り目21,31は、開口部24,34の二等辺三角形の頂角と縦折り目21,31とが一致しており、かつ、縦折り目21,31の延長線によって二等辺三角形が2つに等分される関係にある。このような開口部24,34を形成することによって、詳しくは後述するが、縦長のスマートフォン等の物品を横置きするための段差部分25,35(図2参照)が形成される。
各支持部材20,30の左面部22,32には、縦折り目21,31とは反対側の縁部分に、それぞれ2つの切込み22a・22b,32a・32bが形成されている。左面部22,32のこれら2つの切込み22a・22b,32a・32bのうち、左面部22,32の下方に設けられた切込み22a,32aは、それぞれ、前述した本体部材10の底面部12の左面用の切込み12a,12cに嵌め込まれる。また、左面部22,32の上方に設けられた切込み22b,32bは、前述した本体部材10の立面部13の切込み13a,13bに嵌め込まれる。同様に、各右面部23,33にも、縦折り目21,31とは反対側の縁部分に、それぞれ2つの切込み23a・23b,33a・33bが形成されている。2つの切込み23a・23b,33a・33bのうち、右面部23,33の下方に設けられた切込み23a,33aは、それぞれ、前述した本体部材10の底面部12の右面用の切込み12b,12dに嵌め込まれる。また、右面部23,33の上方に設けられた切込み23b,33bは、前述した本体部材10の立面部13の切込み13a,13bに嵌め込まれる。
ここで、図2は、マルチスタンド100を組み立てた後の状態を示している。マルチスタンド100を組み立てるには、上記のようにして、本体部材10の切込み12a~12d,13a,13bに、第1支持部材20の切込み22a,22b,23a,23bと、第2支持部材30の切込み32a,32b,33a,33bをそれぞれ嵌め込んで、本体部材10に各支持部材20,30を取り付ける。図2に示されるように、本体部材10の左方では、底面部12と立面部13に亘って第1支持部材20が差し込まれている。同様に、本体部材10の右方では、底面部12と立面部13に亘って第2支持部材30が差し込まれている。これにより、本体部材10は、これらの各支持部材20,30に支持されて立体的に起立した状態が維持される。また、本体部材10を立体化させた状態では、底面部12の端部が折り曲げられることによってストッパ12fも起立している。さらに、図2に示されるように、各支持部材20,30が二つ折りにされたことで、二等辺三角形をなす各開口部24,35の底辺に相当する位置に、段差部分25,35が形成されていることがわかる。
続いて、図3から図5を参照して、組み立て後のマルチスタンド100の使用例について説明する。図3は、マルチスタンド100を正面側から見た図であり、マルチスタンド100を利用して縦長のスマートフォンを縦置きした状態を示している。図3に示されるように、スマートフォンを縦置きする際には、スマートフォンを本体部材10の立面部13に立て掛けるとともに、スマートフォンの底部を本体部材10の底面部12のストッパ12fに引っ掛けるようにする。これにより、ストッパ12fによってスマートフォンがその場に留められ、スマートフォンが適度な角度傾斜でマルチスタンド100によって支えられた状態が維持されることになる。なお、このとき、スマートフォンは、第1支持部材20と第2支持部材30の間に置かれる。このため、本体部材10に対する第1支持部材20と第2支持部材30の取り付け位置としては、スマートフォン等の物品を縦置きにできる程度の十分な間隔を、各支持部材20,30の間に設けると良い。
また、図4は、マルチスタンド100を正面側から見た図であり、マルチスタンド100を利用してスマートフォンを横置きした状態を示している。図4に示されるように、スマートフォンを横置きする際には、第1支持部材20の段差部分25と第1支持部材20の段差部分35とにスマートフォンを架け渡して、横向きのスマートフォンがこれらの支持部材20,30によって2点で支持されるようにする。これにより、スマートフォンを横置きする場合であっても、マルチスタンド100によって安定的に支えられた状態が維持されることになる。なお、このとき、スマートフォンは、第1支持部材20と第2支持部材30の両方に接触させる必要がある。このため、本体部材10に対する第1支持部材20と第2支持部材30の取り付け位置としては、スマートフォン等の物品を横置きにしたときにスマートフォンが各支持部材20,30に届き得る適度な間隔を、各支持部材20,30の間に設けると良い。
また、図5は、マルチスタンド100を背面側から見た図であり、本体部材10の立面部13の裏面に写真を取り付けた状態を示している。前述した通り、本体部材10の立面部13には写真等を取り付けるための差込口13c,13dが形成されている。この差込口13c,13dに写真の角部を差し込むことで、マルチスタンド100を利用して写真を飾ることができる。なお、マルチスタンド100に写真等を飾らない場合でも、本体部材10の立面部13の裏面は、略四角形状の平坦な面となっている。このため、この部分に広告やカレンダーを印刷してマルチスタンド100自体を販促物として利用したり、「外出中」や「会議中」といった文字を印刷した立て札として利用したりすることも可能である。もちろん、このマルチスタンド100はその他様々な用途にも利用することができる。
以上、本願明細書では、本考案の内容を表現するために、図面を参照しながら本考案の実施形態の説明を行った。ただし、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、本願明細書に記載された事項に基づいて当業者が自明な変更形態や改良形態を包含するものである。
10…本体部材 11…横折り目
12…底面部 12f…ストッパ
13…立面部 20…第1支持部材
21…縦折り目 22…第1左面部
23…第1右面部 24…第1開口部
25…段差部分 30…第2支持部材
31…縦折り目 32…第2左面部
33…第2右面部 34…第2開口部
35…段差部分 100…マルチスタンド
12…底面部 12f…ストッパ
13…立面部 20…第1支持部材
21…縦折り目 22…第1左面部
23…第1右面部 24…第1開口部
25…段差部分 30…第2支持部材
31…縦折り目 32…第2左面部
33…第2右面部 34…第2開口部
35…段差部分 100…マルチスタンド
Claims (4)
- 組立式のマルチスタンド(100)であって、
横方向に延びる横折り目(11)を介して連接された底面部(12)と立面部(13)を含む本体部材(10)と、
前記本体部材の前記底面部及び前記立面部の左方に取付可能な第1支持部材(20)と、
前記本体部材の前記底面部及び前記立面部の右方に取付可能な第2支持部材(30)を備え、
前記本体部材の前記底面部は、前記第1支持部材の取付位置と第2支持部材の取付位置の間に、前記立面部に立て掛けられた物品を留めるためのストッパ(12f)を有し、
前記第1支持部材と前記第2支持部材は、物品を前記第1支持部材と前記第2支持部材に架け渡して置くための保持手段(25,35)を有する
マルチスタンド。 - 前記第1支持部材と前記第2支持部材は、それぞれ、
縦方向に延びる縦折り目(21,31)を介して連接された左面部(22,32)と右面部(23,33)を含み、
前記縦折り目の延長線上を含む範囲に開口部(24,34)が形成されており、
前記開口部を形成することによって生じた段差部分(25,35)が前記保持手段として機能する
請求項1に記載のマルチスタンド。 - 前記本体部材の前記底面部は、前記第1支持部材の前記左面部と前記右面部をそれぞれ差し込むための2つの切込み(12a,12b)と、前記第2支持部材の前記左面部と前記右面部をそれぞれ差し込むための別の2つの切込み(12c,12d)が形成されており、
前記本体部材の前記立面部は、前記第1支持部材の前記左面部と前記右面部を共に差し込むための1つの切込み(13a)と、前記第2支持部材の前記左面部と前記右面部を共に差し込むための別の1つの切込み(13b)が形成されている
請求項2に記載のマルチスタンド。 - 前記本体部材の前記底面部と前記立面部は、切込みを除くと略四角形状であり、
前記立面部は、写真、メモ書き、ポストカード、又は名刺を含む四角形状の印刷物の角部を差し込むための差込口(13c,13d)が形成されている
請求項1又は請求項2に記載のマルチスタンド。
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